JPH02230900A - 音場制御法 - Google Patents
音場制御法Info
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- JPH02230900A JPH02230900A JP1050025A JP5002589A JPH02230900A JP H02230900 A JPH02230900 A JP H02230900A JP 1050025 A JP1050025 A JP 1050025A JP 5002589 A JP5002589 A JP 5002589A JP H02230900 A JPH02230900 A JP H02230900A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、音場制御法のうち三次元空間のある大・・き
ざを持った領域の音場の工学的に厳密な制御を対象とし
た音場制御法に関するものである。
ざを持った領域の音場の工学的に厳密な制御を対象とし
た音場制御法に関するものである。
[従来の技術]
従来、三次元空間のある大きさを持った領域の音場を工
学的に厳密に制御する技術としてM.Jesselによ
る文献(文献1: “Active noisecon
trol,″J.Acoust.Soc.Jap. (
E)8,4,pp.151−154 (1984))に
おいて示されているHuygens原埋に基づく音場制
御法が知られている。この音場制御法はある制御したい
領域の境界面上に点音源、二重音源を配置し、その領域
を所望の音場にしたときの境界条件に対応した音を点音
源、二重音源から放射することによりその領域の音場を
所望の音場にするものである。
学的に厳密に制御する技術としてM.Jesselによ
る文献(文献1: “Active noisecon
trol,″J.Acoust.Soc.Jap. (
E)8,4,pp.151−154 (1984))に
おいて示されているHuygens原埋に基づく音場制
御法が知られている。この音場制御法はある制御したい
領域の境界面上に点音源、二重音源を配置し、その領域
を所望の音場にしたときの境界条件に対応した音を点音
源、二重音源から放射することによりその領域の音場を
所望の音場にするものである。
一方、複数の音源を用いて三次元空間の複数の点の音圧
を制御する方法が三好による文献(文献2 : “In
verse Filtering of Room
八coustics.IEEE Trans.AS
SP,36 (2) .ppl45−152 (198
8))において示されている。この方法は、音源から制
御点までの伝達関数を、逆フィルタを用いて補正するこ
とにより制御点での音圧を制御するものである。
を制御する方法が三好による文献(文献2 : “In
verse Filtering of Room
八coustics.IEEE Trans.AS
SP,36 (2) .ppl45−152 (198
8))において示されている。この方法は、音源から制
御点までの伝達関数を、逆フィルタを用いて補正するこ
とにより制御点での音圧を制御するものである。
この方法を用いて音場制御を行うには、制御点を空間に
一様に多数分布させてその空間全体の音場を制御する、
つまり点の集まりとして空間の音場を制御すればよい。
一様に多数分布させてその空間全体の音場を制御する、
つまり点の集まりとして空間の音場を制御すればよい。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前者の方法は原理的に点音源が必要であり、点
音源が実現困難である現在この方法を実現することは困
難である。また、この方法だとある領域を所望の音場に
したときの境界条件として境界面上での音圧と境界面法
線方向の音圧傾度を与える必要があるので、それらを知
るのに多大な労力が必要であるという欠点があった。
音源が実現困難である現在この方法を実現することは困
難である。また、この方法だとある領域を所望の音場に
したときの境界条件として境界面上での音圧と境界面法
線方向の音圧傾度を与える必要があるので、それらを知
るのに多大な労力が必要であるという欠点があった。
また、後者の方法では制御する空間が広くなってくると
必要とされる制御点が寸法の三乗に比例し膨大となる欠
点があった。
必要とされる制御点が寸法の三乗に比例し膨大となる欠
点があった。
そこで本発明の目的は、従来法において点音源という実
現困難なものが必要で、しかも制御したい領域の境界上
の音圧と境界面法線方向の音圧傾度とが必要であるとい
う問題と、空間が広くなってくると必要とされる制御点
が寸法の三乗に比例し膨大となる問題とを解決した三次
元空間のある大きさを持った領域の音場の工学的に厳密
な制御を対象とした音場制御法を提供することにある。
現困難なものが必要で、しかも制御したい領域の境界上
の音圧と境界面法線方向の音圧傾度とが必要であるとい
う問題と、空間が広くなってくると必要とされる制御点
が寸法の三乗に比例し膨大となる問題とを解決した三次
元空間のある大きさを持った領域の音場の工学的に厳密
な制御を対象とした音場制御法を提供することにある。
本発明は空間の境界面近傍に配置した複数の音源の各々
から発生する音圧によって境界面上の音圧を制御するこ
とにより、境界面の内部領域全体の音場を制御する。
から発生する音圧によって境界面上の音圧を制御するこ
とにより、境界面の内部領域全体の音場を制御する。
[作 用]
本発明によれば、三次元空間のある傾城の音場の制御に
おいて、その領域の境界面上の音圧のみを制御する。本
発明は、境界面上の音圧を制御することにより領域の音
場制御を行うので、境界面上の音圧を制御するのに必ず
しも点音源を用いる必要はなく既存の音源を用いること
ができる。また、本発明は、境界面上の音圧のみを制御
すればよいので、境界面上の音圧のみ知ればよく音圧傾
度は知る必要が無い。さらに、制御するのは境界面上の
音圧のみでよいので、制御点は寸法の自乗に比例する。
おいて、その領域の境界面上の音圧のみを制御する。本
発明は、境界面上の音圧を制御することにより領域の音
場制御を行うので、境界面上の音圧を制御するのに必ず
しも点音源を用いる必要はなく既存の音源を用いること
ができる。また、本発明は、境界面上の音圧のみを制御
すればよいので、境界面上の音圧のみ知ればよく音圧傾
度は知る必要が無い。さらに、制御するのは境界面上の
音圧のみでよいので、制御点は寸法の自乗に比例する。
[実施例1]
第1図は本発明の実施例を説明する図であって、1は制
御領域、2は境界面、3は音圧制御装置である。
御領域、2は境界面、3は音圧制御装置である。
第2図は第1図における音圧制御装置をより詳細に示し
た図であって、4はスピーカ、5および6はマイクロホ
ン、7,8.8および10はフィルタ、11は人力端で
ある。マイクロホン5とマイクロホン6はスピーカ4の
振動板の表と裏に振動板に非常に近接しておかれている
。フィルタ7とフィルタ8はスビーカ4から出た音によ
るマイクロポン5とマイクロホン6の合成出力が平とな
るように調整されている。フィルタ9は、マイクロホン
6の位置での音がスピーカ4から出された音と打ち消し
あってτとなるように調整されている。
た図であって、4はスピーカ、5および6はマイクロホ
ン、7,8.8および10はフィルタ、11は人力端で
ある。マイクロホン5とマイクロホン6はスピーカ4の
振動板の表と裏に振動板に非常に近接しておかれている
。フィルタ7とフィルタ8はスビーカ4から出た音によ
るマイクロポン5とマイクロホン6の合成出力が平とな
るように調整されている。フィルタ9は、マイクロホン
6の位置での音がスピーカ4から出された音と打ち消し
あってτとなるように調整されている。
フィルタlOは、スビーカ4の特性をフラットにするよ
う調整されている。
う調整されている。
音圧制御装置の動作について説明する。まず、希望信号
がτの場合、制御音源に外から到来してきた音はまずマ
イクロホン5とマイクロホン6てひろわれ、それぞれフ
ィルタ7.フィルタ8を通って加算され、フィルタ9を
通ってスピーカ4から出される。マイクロホン6の位置
での音はフィルタ9によってスビーカ4から出てきた音
と打ち消しあうようになっているので、常にτとなる。
がτの場合、制御音源に外から到来してきた音はまずマ
イクロホン5とマイクロホン6てひろわれ、それぞれフ
ィルタ7.フィルタ8を通って加算され、フィルタ9を
通ってスピーカ4から出される。マイクロホン6の位置
での音はフィルタ9によってスビーカ4から出てきた音
と打ち消しあうようになっているので、常にτとなる。
次に、希望信号がある場合には、先に述べ・たように外
来音はマイクロホン6の位置で打ち消されているので希
望信号のみの音となりマイクロホン6での音.圧は任意
に制御でぎる。
来音はマイクロホン6の位置で打ち消されているので希
望信号のみの音となりマイクロホン6での音.圧は任意
に制御でぎる。
本発明を実行するには、第一に制御領域1か所望の音場
になったときの境界面2上での音圧を計算あるいは測定
により求め、第二に第1図のように音圧制御装置3を配
置し先ほど音圧を求めた位置に対応した境界面2上の位
置に音圧制御装置3のマイクロホン6がくるようにし、
境界面2上での音圧を音圧制御装置3によって先ほど求
めた音圧になるように制御する。この場合、境界面2上
の制御点と音圧制御装置3は一対一に対応し必ず音圧制
御装置3の直前に制御点がくる。
になったときの境界面2上での音圧を計算あるいは測定
により求め、第二に第1図のように音圧制御装置3を配
置し先ほど音圧を求めた位置に対応した境界面2上の位
置に音圧制御装置3のマイクロホン6がくるようにし、
境界面2上での音圧を音圧制御装置3によって先ほど求
めた音圧になるように制御する。この場合、境界面2上
の制御点と音圧制御装置3は一対一に対応し必ず音圧制
御装置3の直前に制御点がくる。
所望の音場としてあるコンサートホールでの音場を再現
することを考えれば、まずコンサートホールで境界面2
と同じ形状を持つ再現したい音場の境界面上にマイクロ
ホンを配置しその境界面上での音圧を測定する。次に、
コンサートホールでの境界面上と対応した位置にある境
界面2上の音圧制御装置3にその測定された音圧を希望
信号として人力端11に入力する。そうすることによっ
て、境界面2上で音圧はコンサートホールでの境界面音
圧と同じとなり、制御領域lの音場もコンサートホール
の音場と同じになる、つまり再現される。
することを考えれば、まずコンサートホールで境界面2
と同じ形状を持つ再現したい音場の境界面上にマイクロ
ホンを配置しその境界面上での音圧を測定する。次に、
コンサートホールでの境界面上と対応した位置にある境
界面2上の音圧制御装置3にその測定された音圧を希望
信号として人力端11に入力する。そうすることによっ
て、境界面2上で音圧はコンサートホールでの境界面音
圧と同じとなり、制御領域lの音場もコンサートホール
の音場と同じになる、つまり再現される。
所望の音場として音の無い音場を考えれば、その境界面
2での音圧は零とすればよい。第1図のように音圧制御
装置3を配置し境界面2上に音圧制御装置3のマイクロ
ホン6がくるようにし、希望信号を零とする。そうすれ
ば、境界面2上の音圧は零となり、制御領域1では音が
なくなる。
2での音圧は零とすればよい。第1図のように音圧制御
装置3を配置し境界面2上に音圧制御装置3のマイクロ
ホン6がくるようにし、希望信号を零とする。そうすれ
ば、境界面2上の音圧は零となり、制御領域1では音が
なくなる。
一例として、残舌室において騒音信号として1851{
zの正弦゛波を発生させ、4個の音圧制御装置を用いて
一辺約25cmの正四面体の内部領域での音を消す実験
を行った結果を第3図A,Bに示す。
zの正弦゛波を発生させ、4個の音圧制御装置を用いて
一辺約25cmの正四面体の内部領域での音を消す実験
を行った結果を第3図A,Bに示す。
第3図Bは正四面体のある頂点と重心をとおる断面(第
3図Aに斜線で示す)における騒音の消去量を表してい
る。重心の位置で15dB,領域内部で平均約10dB
の消去量が得られており、この方法の有効性を示してい
る。
3図Aに斜線で示す)における騒音の消去量を表してい
る。重心の位置で15dB,領域内部で平均約10dB
の消去量が得られており、この方法の有効性を示してい
る。
この結果明らかなように、この方法は振動板を振動させ
ることによフて音を出す既存のスビーカを用いて音場を
制御できており、従来技術に比べて点音源という実現が
困難な特殊な物を用いる必要がなく音場制御の実現のし
やすさの改善があった。
ることによフて音を出す既存のスビーカを用いて音場を
制御できており、従来技術に比べて点音源という実現が
困難な特殊な物を用いる必要がなく音場制御の実現のし
やすさの改善があった。
[実施例2】
第4図は本発明の他の実施例を説明する図であって、l
2は制御領域、l3は境界面、l4は多点制御装置、l
5はスピーカである。多点制御装置l4は、境界面l3
上の音圧を制御するよう制御点を境界面l3上に配置す
る。
2は制御領域、l3は境界面、l4は多点制御装置、l
5はスピーカである。多点制御装置l4は、境界面l3
上の音圧を制御するよう制御点を境界面l3上に配置す
る。
第5図は多点制御装置14を説明する図であって、l6
は制御点、17はスピーカ、18はフィルタ、l9は人
力端である。
は制御点、17はスピーカ、18はフィルタ、l9は人
力端である。
多点制御装置l4は、複数のスビーカを用いて三次元音
場の複数の点を制御する装置である。第5図はこの装置
の概要を示す。この装置は、スピーカl7から制御点1
6までの伝達関数を、フィノレタl8を用いて補正する
ことにより制御点l6での音圧を制御するものである。
場の複数の点を制御する装置である。第5図はこの装置
の概要を示す。この装置は、スピーカl7から制御点1
6までの伝達関数を、フィノレタl8を用いて補正する
ことにより制御点l6での音圧を制御するものである。
別の言い方をすれば、フィルタl8はN−1個の各制御
点16におけるN個のスビーカl7からの加算合成音圧
がN−1個の入力端19に人力された希望信号となるよ
うに調整されている。この装置では、N個のスピーカl
7を用いてN−1個の制御点l6を制御するので、スビ
ーカ17と制御点l6は一対一には対応しておらず、ま
た制御点l6はスビーカl7の直前にある必要が無い。
点16におけるN個のスビーカl7からの加算合成音圧
がN−1個の入力端19に人力された希望信号となるよ
うに調整されている。この装置では、N個のスピーカl
7を用いてN−1個の制御点l6を制御するので、スビ
ーカ17と制御点l6は一対一には対応しておらず、ま
た制御点l6はスビーカl7の直前にある必要が無い。
本実施例を実行するには、第一に制御領域12が所望の
音場になったときの境界面l3上での音圧を計算あるい
は測定により求め、第二に実際の制御領域l2の境界面
l3上での音圧を多点制御装置14によって先ほど求め
た音圧になるように制御する。
音場になったときの境界面l3上での音圧を計算あるい
は測定により求め、第二に実際の制御領域l2の境界面
l3上での音圧を多点制御装置14によって先ほど求め
た音圧になるように制御する。
この場合、スピ一カ15の位置と音圧が制御される位置
とは一対一対応でなく、制御点はスピ一カ15の直前か
らずれていても良い。
とは一対一対応でなく、制御点はスピ一カ15の直前か
らずれていても良い。
所望の音場としてあるコンサートホールでの音場を再現
することを考えれば、まずコンサートホールで境界面l
3と同じ形状を持つ再現したい音場の境界面上にマイク
ロホンを配置しその境界面上での音圧を測定する。次に
、コンサートホールでの境界面上と対応した位置の境界
面l3上の音圧を多点制御装置14によってその測定さ
れた音圧と同しに7Zるよう制御する。そうすることに
よって、境界面l3上での音圧はコンサートホールでの
境界面音圧と同じとなり、制御領域12の音場もコンサ
ートホールの音場と同じになる、つまり再現される。
することを考えれば、まずコンサートホールで境界面l
3と同じ形状を持つ再現したい音場の境界面上にマイク
ロホンを配置しその境界面上での音圧を測定する。次に
、コンサートホールでの境界面上と対応した位置の境界
面l3上の音圧を多点制御装置14によってその測定さ
れた音圧と同しに7Zるよう制御する。そうすることに
よって、境界面l3上での音圧はコンサートホールでの
境界面音圧と同じとなり、制御領域12の音場もコンサ
ートホールの音場と同じになる、つまり再現される。
所望の音場として音の無い音場を考えれば、その境界面
l3での音圧はτとすればよい。多点制御装置14によ
り境界面13上の音圧を零とすれば、境界面13上の音
圧は零となり、制御領域l2では音がなくなる。
l3での音圧はτとすればよい。多点制御装置14によ
り境界面13上の音圧を零とすれば、境界面13上の音
圧は零となり、制御領域l2では音がなくなる。
この結果明らかなように、この方法は振動板を振動させ
ることによって音を出す既存のスピーカを用いて音場を
制御できており、従来技術に比べて点音源という実現が
困難な特殊な物を用いる必要がなく音場制御の実現のし
やすさにおいて改善があった。
ることによって音を出す既存のスピーカを用いて音場を
制御できており、従来技術に比べて点音源という実現が
困難な特殊な物を用いる必要がなく音場制御の実現のし
やすさにおいて改善があった。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は制御したい領域の境界面
上での音圧のみ制御してその領域全体を制御するのであ
るから、実施例で示したように三次元空間のある大ぎさ
を持った領域の音場の工学的に厳密な制御において、点
音源を用いる必要がなく、境界面上での境界面法線方向
の音圧傾度を知る必要がない。したがって、音場制御の
実現が容易となるという利点がある。また、境界面音圧
の制御のみでよいから、制御点の数は寸法の自乗に比例
するので従来の多点音圧制御に比べて制御点の数は減少
した。
上での音圧のみ制御してその領域全体を制御するのであ
るから、実施例で示したように三次元空間のある大ぎさ
を持った領域の音場の工学的に厳密な制御において、点
音源を用いる必要がなく、境界面上での境界面法線方向
の音圧傾度を知る必要がない。したがって、音場制御の
実現が容易となるという利点がある。また、境界面音圧
の制御のみでよいから、制御点の数は寸法の自乗に比例
するので従来の多点音圧制御に比べて制御点の数は減少
した。
第1図は本発明の実施例を説明するための図、
第2図は第1図における音圧制御装置3のブロック図、
第3図は同実施例の音場制御の性能のひとつである音の
消去量を表す実験結果の図、 第4図は本発明の他の実施例を説明するための図、 第5図は同実施例における多点制御装置l4を説明する
ための図である。 1・・・制御領域、 2・・・境界面、 3・・・音圧制御装置、 4・・・スピーカ、 5〜6・・・マイクロホン、 7〜lO・・・フィルタ、 11・・・人力端、 12・・・制御領域、 13・・・境界面、 l4・・・多点制御装置、 15・・・スピ一カ、 16・・・制御点、 17・・・スピーカ、 18・・・フィルタ、 l9・・・人力端。
消去量を表す実験結果の図、 第4図は本発明の他の実施例を説明するための図、 第5図は同実施例における多点制御装置l4を説明する
ための図である。 1・・・制御領域、 2・・・境界面、 3・・・音圧制御装置、 4・・・スピーカ、 5〜6・・・マイクロホン、 7〜lO・・・フィルタ、 11・・・人力端、 12・・・制御領域、 13・・・境界面、 l4・・・多点制御装置、 15・・・スピ一カ、 16・・・制御点、 17・・・スピーカ、 18・・・フィルタ、 l9・・・人力端。
Claims (1)
- 空間の境界面近傍に配置した複数の音源の各々から発生
する音圧によって前記境界面上の音圧を制御することに
より、前記境界面の内部領域全体の音場を制御すること
を特徴とする音場制御法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050025A JP2764179B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 音場制御法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050025A JP2764179B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 音場制御法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02230900A true JPH02230900A (ja) | 1990-09-13 |
JP2764179B2 JP2764179B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12847461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1050025A Expired - Lifetime JP2764179B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 音場制御法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764179B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685250A1 (en) | 1994-05-30 | 1995-12-06 | Dow Corning Toray Silicone Company, Limited | Silicone foam control compositions |
JP2010044428A (ja) * | 2009-11-24 | 2010-02-25 | Sony Corp | 音声信号処理方法、音声信号処理装置 |
JP2013172236A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
JP2014007543A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
JP2014150415A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
JP2014150416A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
JP2014171164A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
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JPS60254998A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-16 | Pioneer Electronic Corp | 音響特性測定方法 |
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- 1989-03-03 JP JP1050025A patent/JP2764179B2/ja not_active Expired - Lifetime
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