JPH0223088Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223088Y2 JPH0223088Y2 JP1982187800U JP18780082U JPH0223088Y2 JP H0223088 Y2 JPH0223088 Y2 JP H0223088Y2 JP 1982187800 U JP1982187800 U JP 1982187800U JP 18780082 U JP18780082 U JP 18780082U JP H0223088 Y2 JPH0223088 Y2 JP H0223088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- binding member
- rotating electric
- electric machine
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転電機、特にそのフレームの改良
に関するものである。従来の回転電機のフレーム
の構成を第1図に示す。
に関するものである。従来の回転電機のフレーム
の構成を第1図に示す。
この図において1はフレームで、連続して波形
に折り曲げた鋼板を固定子鉄心の外周に装着して
形成したものである。このような構成によりフレ
ームの外周に一定間隔毎のフイン2が形成され、
これがフレームの冷却に寄与する。3はフレーム
の一部に形成された平坦部で、端子箱(図示しな
い)等の取付部して利用される。4は上記平坦部
に形成された孔で、フレーム内外の接続導体等の
貫通孔として利用される。5は端子箱の取付用の
ねじであるが端子箱は、ねじによる取付け以外に
溶接等によつて取付ける場合もある。
に折り曲げた鋼板を固定子鉄心の外周に装着して
形成したものである。このような構成によりフレ
ームの外周に一定間隔毎のフイン2が形成され、
これがフレームの冷却に寄与する。3はフレーム
の一部に形成された平坦部で、端子箱(図示しな
い)等の取付部して利用される。4は上記平坦部
に形成された孔で、フレーム内外の接続導体等の
貫通孔として利用される。5は端子箱の取付用の
ねじであるが端子箱は、ねじによる取付け以外に
溶接等によつて取付ける場合もある。
従来の回転電機のフレームは、以上のように構
成されていたためフレーム1の板厚が薄い場合に
は、機械的強度が小さくこれを増大するためには
鋼板の板厚を増すか鋳物製にする必要があり高価
となる欠点があつた。
成されていたためフレーム1の板厚が薄い場合に
は、機械的強度が小さくこれを増大するためには
鋼板の板厚を増すか鋳物製にする必要があり高価
となる欠点があつた。
また、フレームの円周方向に対しての剛性が弱
く、フインの倒れによる横方向の振動と回転電機
の磁気振動とが共鳴して振動や騒音の増大を助長
するなどの欠点もあつた。
く、フインの倒れによる横方向の振動と回転電機
の磁気振動とが共鳴して振動や騒音の増大を助長
するなどの欠点もあつた。
この考案は、このような欠点を解消するために
なされたものでフレームのフインの外周部をバイ
ンド部材でバインドし、バインド部材を夫々のフ
インの外面に溶接すると共にバインド部材の少な
くとも一部をフレームの平坦部に溶接して一体化
することによりフレームを薄い鋼板で構成する場
合にも十分な機械的強度を保持することができ、
またフレームの円周方向の剛性も増し振動や騒音
の増長を抑制するようにしたことを目的とするも
のである。
なされたものでフレームのフインの外周部をバイ
ンド部材でバインドし、バインド部材を夫々のフ
インの外面に溶接すると共にバインド部材の少な
くとも一部をフレームの平坦部に溶接して一体化
することによりフレームを薄い鋼板で構成する場
合にも十分な機械的強度を保持することができ、
またフレームの円周方向の剛性も増し振動や騒音
の増長を抑制するようにしたことを目的とするも
のである。
以下、第2図に示すこの考案の一実施例につい
て説明する。第2図において6はこの考案の特徴
とするバインド部材で、適当な間隔をおいて複数
本設け、バインド部材6の少なくとも一部を端子
箱の固定枠なる平坦部3とつないで溶接すると共
にバインド部材6とフイン2の外面の夫々を溶接
して一体化するものである。このような構成をと
ることによりフイン2をも含めてフレーム1の機
械的強度が増しフレーム1を薄い鋼板で構成した
場合においても十分な強度を持たせられるもので
ある。その上、フイン2の根元部を含む円周方向
の剛性が増すのでフレーム全体の横揺動がなくな
り、磁気振動との共鳴による振動や騒音の増長が
抑制される。
て説明する。第2図において6はこの考案の特徴
とするバインド部材で、適当な間隔をおいて複数
本設け、バインド部材6の少なくとも一部を端子
箱の固定枠なる平坦部3とつないで溶接すると共
にバインド部材6とフイン2の外面の夫々を溶接
して一体化するものである。このような構成をと
ることによりフイン2をも含めてフレーム1の機
械的強度が増しフレーム1を薄い鋼板で構成した
場合においても十分な強度を持たせられるもので
ある。その上、フイン2の根元部を含む円周方向
の剛性が増すのでフレーム全体の横揺動がなくな
り、磁気振動との共鳴による振動や騒音の増長が
抑制される。
なお、これら補強材となるバインド部材の構成
は、通常の金属製ワイヤーであつてもよいし、帯
状金属であつてもよい。
は、通常の金属製ワイヤーであつてもよいし、帯
状金属であつてもよい。
なお、フレーム1は第2図では波形に折り曲げ
てフイン2と一体に構成したタイプのものを示し
ているが、このような構成のものに限らず全ての
鋼板製フレームを対象とし得るものである。従つ
てフインの形状、寸法、丸形や角形等、またフレ
ームの形式で横形足付や立形等、設置態様は問わ
ない。
てフイン2と一体に構成したタイプのものを示し
ているが、このような構成のものに限らず全ての
鋼板製フレームを対象とし得るものである。従つ
てフインの形状、寸法、丸形や角形等、またフレ
ームの形式で横形足付や立形等、設置態様は問わ
ない。
この考案は、以上のようにフレームのフインの
外周部をバインド部材でバインドし、バインド部
材を夫々のフインの外面に溶接すると共にバイン
ド部材の少なくとも一部をフレームの平坦部に溶
接して一体化したため、フレームを薄い鋼板で構
成する場合にも十分な機械的強度を保持すること
ができ、またフインの根元部を含む円周方向の剛
性が増すのでフレーム全体の横揺動がなくなり、
フレームの横方向の振動と磁気振動との共鳴で増
長する振動や騒音を抑制することができるもので
ある。
外周部をバインド部材でバインドし、バインド部
材を夫々のフインの外面に溶接すると共にバイン
ド部材の少なくとも一部をフレームの平坦部に溶
接して一体化したため、フレームを薄い鋼板で構
成する場合にも十分な機械的強度を保持すること
ができ、またフインの根元部を含む円周方向の剛
性が増すのでフレーム全体の横揺動がなくなり、
フレームの横方向の振動と磁気振動との共鳴で増
長する振動や騒音を抑制することができるもので
ある。
第1図は従来の回転電機のフレームを示す斜視
図、第2図はこの考案の一実施例を示す斜視図で
ある。 図中、1はフレーム、2はフイン、3は平坦
部、6はバインド部材である。なお、同一符号は
それぞれ相当部分を示す。
図、第2図はこの考案の一実施例を示す斜視図で
ある。 図中、1はフレーム、2はフイン、3は平坦
部、6はバインド部材である。なお、同一符号は
それぞれ相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定子の外周部に配設され、鋼板で形成され
たフレームを有する回転電機において、上記フ
レームの一部に形成された端子箱を固定する固
定枠となる平坦部、上記平坦部を除いて上記フ
レームの外周部に一定間隔毎に波形リブを形成
したフイン、上記フインの外周部を帯状または
線状の部材によつてバインドしたバインド部材
を備え、上記バインド部材は上記フインの夫々
の外面に溶接すると共に上記バインド部材の少
なくとも一部を上記平坦部に溶接して一体化し
たことを特徴とする回転電機。 (2) バインド部材は金属性のワイヤーである実用
新案登録請求の範囲第1項記載の回転電機。 (3) バインド部材は金属性の帯状部材である実用
新案登録請求の範囲第1項記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18780082U JPS5992568U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18780082U JPS5992568U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992568U JPS5992568U (ja) | 1984-06-23 |
JPH0223088Y2 true JPH0223088Y2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=30405297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18780082U Granted JPS5992568U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5992568U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529954B2 (ja) * | 1976-05-01 | 1980-08-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529954U (ja) * | 1978-08-16 | 1980-02-27 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18780082U patent/JPS5992568U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529954B2 (ja) * | 1976-05-01 | 1980-08-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5992568U (ja) | 1984-06-23 |
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