JPH02230612A - 酸化物超電導線材の製造方法 - Google Patents

酸化物超電導線材の製造方法

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JPH02230612A
JPH02230612A JP1050281A JP5028189A JPH02230612A JP H02230612 A JPH02230612 A JP H02230612A JP 1050281 A JP1050281 A JP 1050281A JP 5028189 A JP5028189 A JP 5028189A JP H02230612 A JPH02230612 A JP H02230612A
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JP
Japan
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wire
superconducting
silver
superconductive
rod
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Pending
Application number
JP1050281A
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English (en)
Inventor
Takashi Kogo
隆司 向後
Masashi Onishi
正志 大西
Yoshiki Chigusa
佳樹 千種
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酸化物超71線材の製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
液体窒素温度(77゜K)程度の温度で超電導特性を呈
する高温超電導体として、酸化物超電導材f.1(超電
導セラミックス材料)が知られている(例えば特開昭6
3−176353号)。そして、このような酸化物超電
導材料からなる線材の製造方法として、各種の方法が提
案されている(例えば J、^ppl.  Phys、
64(10) , (19811年11月12日)p,
5898〜 7)。
これらの方法の中で、最も代表的なものは銀シース法と
呼ばれている。ずなわぢ、まず酸化物超電導材料からな
る粉末を用意し、これを銀製のバイブに入れて母材とす
る。次に、この母材に対して圧延、プレス等の機械的な
加工を施し、所望形状の線材(超電導予備線材)とする
。そして、これに超電導相(超電導特性を示す結晶層)
を析出させるための熱処理を行ない、超電導線材を得て
いる。
一方、ガラスパイプ中に酸化物超電導組成物の微粉末を
連続的に詰め込み、ガラスパイプの軟化点以上に加熱し
て線材化する技術(例えば特開昭63−248010号
)や、酸化物超電導材料の原料粉末を長尺の芯材の外周
面に付着させ、これを熱処理1,て線材化する技術(例
えば特開昭63−252315号)などが知られている
〔発明が解決しようとする課題〕 しか(7ながら、銀シース法ではパイプを冷間加工する
ために、長尺の線材を連続して得ることが難しい。また
、バイブ中で原料粉末が途切れることがあり、十分な細
径化が難しい。特開昭63−248010号の技術でも
銀シース法と同様の問題がある。また、この場合には熱
処理の過程で酸化物超電導材料がガラス中に拡散し、あ
るいは逆方向の拡散でガラスが失透しやすかった。特開
昭6 3 − 2 5 2 3 1 5号の技術では、
酸化物超電導祠料が芯材の外周而で露出しているため、
強度がり(下して【7まう問題があった。. このように、従来の線材化技術では良好な超電導特性を
呈する長尺の超電導線材を得るのが難し,く、また強度
が大きく可撓性の高い線材とするのが容易ではなかった
〔課題を解決するだめの手段および作用〕本発明者は上
記の課題に鑑み、特に従来技術では原料粉末が細径化の
過程で途切れやすかったこと、また熱処理の過程で酸化
物超電導材料が変質等しやすかったことに着目し、鋭意
研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明の第1]二程では、第1図に示すように、まず組
織が非晶質状態(アモルファス状態)となった酸化物超
電導組成物のロッド1と、内壁面に銀2が膜状に付着さ
れたガラスバイプ3とが用意され、このバイブ3中にロ
ッド1が挿入されて母祠(プリフォーム)4が構成され
る。非晶質状態のロッド4は、Bi −Sr −Ca 
−Cu −0系あるいはBI  Pb  Sr −Ca
  Cu  O系などの各種の原料粉末を、融点以上の
温度にしてから鋳型に流(7込み、急速冷却することで
得られる。
ここで、溶融温度をあまり高くすると材料の揮散が生じ
るので、融点プラス200℃程度が実質的に上限となる
。また、ロツドをあまり大径とすると急冷が難しいので
、ロッド1は外径1〇一鵬程度以下として内部まで完全
に非晶質状態とすることが望ましい。
内壁に銀2が付着されるガラスパイプ3の材料は、線引
き温度との関係で選ばれるが、例えば硼硅酸塩系ガラス
を用いると好適である。すなわち、900℃以下の温度
では銀は十分に軟化せず、960℃以」二の温度では銀
は軟くなりすぎるので、線引き温度は900〜960℃
とするのが望ましく、これに適したガラス材料としては
硼硅酸塩系ガラスがある。なお、銀の付着は銀ペースト
によってもよく、銀鏡反応を利用してもよい。
本発明の第2工程では、例えば前述した900〜960
℃の温度で母材4の一端が加熱され、線引きがされる。
この線引きは、第2図に示すように、母{44を線引き
装置のアーム11に固定し、炉心管12に挿入してヒー
タ13で母材4の先端を軟化させて行なう。線引きされ
た線材(超電導予備線材)5は、キャプスタン]4を介
してドラム15に巻き取られる。ここで、ヒータ13に
よる1号材先端の加熱温度の調整と、線引き速度および
母材4を保持するアー・ム11の降下速度等を調整する
ことにより、超電導予備線材5の外径は所望に設定され
る。第3図は超電導予備線材5の断面形状を示【2てい
る。中心部に酸化物超電導材料からなる超電導部51が
あり、その外側に銀層52を介してガラス部53がある
第2の工程に際しては、非晶質状態の酸化物超電導組成
物から線引きがされるため、超電導予備線材は強度およ
び可撓性の面で優れたものとなる。
従って、線引き後にコイル等に加工するのが有利である
。また、酸化物超電導材料の粉末を加圧、成型して得ら
れた母材から線引きするのではなく、理論密度に近い非
晶質状態の母祠から線引きされるため、臨界電流密度J
cの向上に有利に作用する。
本発明の第3の王程では、線引きされた超電導予備線材
に対して熱処理を施し、超電導部51に超電導相(超電
導を示す結晶相)が析出される。
このとき、雰囲気として不活性ガス(He,Ar,等)
と酸素の混合ガス、窒素と酸素の混合ガスあるいは空気
と酸素の混合ガスを用いれば、酸化物超電導祠料から酸
素が脱離するのを防止できる。
また、本発明では超電導部51とガラス部53の間に銀
層52を介在させているので、熱処理中の相互拡散が防
止される。ここで、銀が超電導特性に悪影響を与えない
ことは、例えばアブライド・フィジックス・レター(′
^pplled PhysicsLetter” 52
(19).9 May,1988)に示されている。
〔実施例〕
次に、本発明者による具体的な実施例を説明する。
ます、酸化物超電導組成物の原料としてBi203,P
bO,SrCO  ,CaCO  ,Cu0を用意し、
元素個数比が Bi  :Pb :Sr :Ca :Cu−1.6:0
.4:2:2:3 となるように秤量して混合した。この混合粉末を白金製
るつほに入れ、1150℃で40分間溶融し、融液を鋳
型に注入した。これにより、外径が8關、長さが701
Illlの非晶質状態のロッドが得られた。
次に、硼硅酸塩系ガラスからなり外径が14mm,内径
が101Imのガラスパイプを用意し、内壁の底から1
50關位のところまでに銀ペーストを塗/li【2た。
そ]2て、上シ己のロッドをこのガラスパイプ中に挿入
し、母材と1,た。次に、この母材を第2図と同様の線
引き装置にセットし、ヒータにょって920℃に加熱さ
れた炉心管に導入して線引きした。キャブスタンを介し
てドラムに巻き取られた超電導予備線材は、直径が50
0μmで長さが10mであった。この超電導’f−8線
材は可撓性に優れており、直径10mmのマンドレルに
も容易に巻きつけることができた。
次に、上記の超電導予備線材を820℃に設定された熱
処理炉に導入し、60時間のアニールを施した。ここで
、炉内の雰囲気はアルゴンと酸素の混合ガスとし、適度
の酸素が供給されるようにした。上記の工程により得ら
れた超電導線材の臨界温度(Tc )と臨界電流密度(
Jc)を公知の4端子法で調べたところ、Te−86K
,Jc −10OA/e4(77K、ゼロ磁場)であっ
た。また、超電導線材の表面を観察したところ、表面の
ガラスには失透が見られなかった。また、銀層にもヒビ
割れ等はなく、強度的にも良好であった。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明では、線引きの母材に
非晶質状態の酸化物超電導組成物からなるロッドを用い
、酸化物超電導組成物とガラスの間に銀を介在させるよ
うにしているので、長尺であー〕て細径であり、しかも
特性の良好な超電導線材を容易に得ることが可能である
。本発明により得られる超電導線材は可撓性と強度に優
れているので、コイル状に巻きつけたりすることが容易
なので、このような変形、加工の後に熱処理して超電導
相を析出させるようにすれば、。超電導マグネット等を
容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る母材を示す図、第2図は本発明に
係る超電導予備線材の線引きを示す図、第3図は超電導
予備線材の断面図である。 1・・・酸化物超電導組成物のロッド、2・・・銀、3
・・・ガラスパイプ、4・・・母材、5・・・超電導予
備線材、51・・・超電導部、52・・・銀層、53・
・・ガラス部。 第1図 第2図 易..1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非晶質状態の酸化物超電導組成物からなるロッドを
    、内壁に銀が付着されたガラスパイプに挿入して母材を
    形成する第1の工程と、 前記母材の一端を加熱、溶融して線引きし、超電導予備
    線材を形成する第2の工程と、 前記超電導予備線材を熱処理して超電導相を析出させる
    第3の工程と を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法
    。 2、前記ロッドは原料粉末をその融点以上であって当該
    融点プラス200℃以下の温度で溶融させた後に急速に
    冷却することで作製される請求項1記載の酸化物超電導
    線材の製造方法。 3、前記ガラスパイプは硼硅酸塩系のガラスパイプの内
    面にペースト状の銀もしくは銀鏡反応による銀の膜を付
    着して構成され、前記第2の工程は900〜960℃で
    線引きする工程である請求項1記載の酸化物超電導線材
    の製造方法。 4、前記第3の工程は酸素を含むガスの雰囲気でなされ
    る請求項1記載の酸化物超電導線材の製造方法。
JP1050281A 1989-03-02 1989-03-02 酸化物超電導線材の製造方法 Pending JPH02230612A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604273B1 (en) * 1994-09-30 2003-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing an oxide superconducting wire

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