JPH0223055Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223055Y2 JPH0223055Y2 JP1986100873U JP10087386U JPH0223055Y2 JP H0223055 Y2 JPH0223055 Y2 JP H0223055Y2 JP 1986100873 U JP1986100873 U JP 1986100873U JP 10087386 U JP10087386 U JP 10087386U JP H0223055 Y2 JPH0223055 Y2 JP H0223055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- band
- hole
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- UPLPHRJJTCUQAY-WIRWPRASSA-N 2,3-thioepoxy madol Chemical compound C([C@@H]1CC2)[C@@H]3S[C@@H]3C[C@]1(C)[C@@H]1[C@@H]2[C@@H]2CC[C@](C)(O)[C@@]2(C)CC1 UPLPHRJJTCUQAY-WIRWPRASSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の目的》
《産業上の利用分野》
本考案は、主に鉄道線路に沿つて施設され、通
信用ケーブル等を収納するケーブルトラフに関す
る。
信用ケーブル等を収納するケーブルトラフに関す
る。
《従来の技術》
従来のケーブルトラフは、単に断面U字状の本
体に板状の蓋を被せたにすぎなかつた。
体に板状の蓋を被せたにすぎなかつた。
《考案が解決しようとする問題点》
このような従来のケーブルトラフは、施設後に
簡単に蓋をあけることができるため、通信用ケー
ブルを切断されて鉄道ダイヤに大混乱を来す恐れ
があり、保安上問題があつた。本考案は、この問
題を解決するもので、施設後に部外者が蓋を開け
るのが極めて困難なケーブルトラフを提供するも
のである。
簡単に蓋をあけることができるため、通信用ケー
ブルを切断されて鉄道ダイヤに大混乱を来す恐れ
があり、保安上問題があつた。本考案は、この問
題を解決するもので、施設後に部外者が蓋を開け
るのが極めて困難なケーブルトラフを提供するも
のである。
《考案の構成》
《問題点を解決するための手段》
本考案は、断面U字状本体と本体上部を閉塞す
る蓋とを多数連結してなるケーブルトラフであつ
て、本体の数個おきに本体の左右両側壁部上方に
設けた貫通孔を通つて蓋を周回するバンドを設
け、さらに蓋上かつバンドの内側に蓋の長さより
長い棒状体を設けたことを特徴とするケーブルト
ラフである。
る蓋とを多数連結してなるケーブルトラフであつ
て、本体の数個おきに本体の左右両側壁部上方に
設けた貫通孔を通つて蓋を周回するバンドを設
け、さらに蓋上かつバンドの内側に蓋の長さより
長い棒状体を設けたことを特徴とするケーブルト
ラフである。
本体および蓋は、鉄筋コンクリートまたはガラ
ス繊維等の補強セメントで形成される。本体の左
右両側壁部上方に設ける貫通孔は、単に本体に穿
設してもよいが、プラスチツクまたは金属の有孔
片を埋め込んで形成してもよい。貫通孔の大きさ
は、バンドを容易に通すことができる大きさで、
なるべく小さい方がよい。バンドは容易に切断で
きない金属、合成樹脂等の薄帯で、貫通孔を通つ
て蓋を周回させた後両端を結合して環状とする。
両端の結合は溶接、接着剤による接着等公知方法
が用いられる。棒状体は、金属のフラツトバーの
ように容易に切断または折り曲げできないものが
よい。
ス繊維等の補強セメントで形成される。本体の左
右両側壁部上方に設ける貫通孔は、単に本体に穿
設してもよいが、プラスチツクまたは金属の有孔
片を埋め込んで形成してもよい。貫通孔の大きさ
は、バンドを容易に通すことができる大きさで、
なるべく小さい方がよい。バンドは容易に切断で
きない金属、合成樹脂等の薄帯で、貫通孔を通つ
て蓋を周回させた後両端を結合して環状とする。
両端の結合は溶接、接着剤による接着等公知方法
が用いられる。棒状体は、金属のフラツトバーの
ように容易に切断または折り曲げできないものが
よい。
《作用》
本考案ケーブルトラフは、本体の左右両側壁部
上方に設けた貫通孔を通つて蓋を周回するバンド
により、本体と蓋とが一体化され、バンドを切断
しないと蓋を開けることができないから、部外者
にとつて蓋を開けることは極めて困難となる。
上方に設けた貫通孔を通つて蓋を周回するバンド
により、本体と蓋とが一体化され、バンドを切断
しないと蓋を開けることができないから、部外者
にとつて蓋を開けることは極めて困難となる。
蓋の上、かつバンドの内側に蓋の長さより長い
棒状体を設けたので、蓋は棒状体により本体に押
しつけられ一体化されるから、各蓋ごとにバンド
を設ける必要がなく本体の数個おきに設ければた
りる。
棒状体を設けたので、蓋は棒状体により本体に押
しつけられ一体化されるから、各蓋ごとにバンド
を設ける必要がなく本体の数個おきに設ければた
りる。
《実施例》
第1図は本考案の1実施例たるケーブルトラフ
の断面図、第2図は側面図、第3図は有孔片4の
斜視図、第4図は有孔片4が埋め込まれた状態を
示す側面図、第5図は棒状体8およびバンド受金
具10の斜視図である。
の断面図、第2図は側面図、第3図は有孔片4の
斜視図、第4図は有孔片4が埋め込まれた状態を
示す側面図、第5図は棒状体8およびバンド受金
具10の斜視図である。
ケーブルトラフは、第1図に示すごとく、断面
U字状本体1と本体上部を閉塞する蓋3とからな
る。これらは共に鉄筋コンクリート製で、長さ50
cmのブロツクを第2図に示すごとく連結してい
る。第2図において、本体1,1aのうち本体1
には側壁部上方に貫通孔が設けられ、本体1aに
はこれが設けられていない。貫通孔5は、第3図
に示すごときプラスチツク製有孔片4を、第1図
または第4図に示すごとく本体側壁部2に埋め込
んで形成される。有孔片4には、第3図に示すご
とき、アンカー鉄筋を装着するための鉄筋孔6が
あり、例えば、第4図に示すごとくアンカー鉄筋
を装着して側壁部2に埋め込み、有孔片4が脱落
しないようにする。このように有孔片を埋め込む
ことにより貫通孔を形成すると、貫通孔周囲の強
度に優れる、貫通孔の形状を自由に選択できる
(特に薄平たい形状にできる)、製作も容易である
等のメリツトがある。貫通孔5の大きさは、高さ
1mm、幅22mmである。
U字状本体1と本体上部を閉塞する蓋3とからな
る。これらは共に鉄筋コンクリート製で、長さ50
cmのブロツクを第2図に示すごとく連結してい
る。第2図において、本体1,1aのうち本体1
には側壁部上方に貫通孔が設けられ、本体1aに
はこれが設けられていない。貫通孔5は、第3図
に示すごときプラスチツク製有孔片4を、第1図
または第4図に示すごとく本体側壁部2に埋め込
んで形成される。有孔片4には、第3図に示すご
とき、アンカー鉄筋を装着するための鉄筋孔6が
あり、例えば、第4図に示すごとくアンカー鉄筋
を装着して側壁部2に埋め込み、有孔片4が脱落
しないようにする。このように有孔片を埋め込む
ことにより貫通孔を形成すると、貫通孔周囲の強
度に優れる、貫通孔の形状を自由に選択できる
(特に薄平たい形状にできる)、製作も容易である
等のメリツトがある。貫通孔5の大きさは、高さ
1mm、幅22mmである。
蓋3の上には棒状体8が載せられる。棒状体8
は厚さ9mm、幅25mm、長さ5.5mの鉄製フラツト
バーに亜鉛メツキを施したもので、両端(8aか
ら25cm内側および中央にバンド受金具10が溶接
固定されている。バンド受金具10は、第5図に
示すごときコ字形片で、棒状体8に下向きに溶接
され、孔11を形成する。バンド受金具10は、
バンドにより固定される棒状体8がその長さ方向
に抜き取られるのを防止するために設けられてい
る。
は厚さ9mm、幅25mm、長さ5.5mの鉄製フラツト
バーに亜鉛メツキを施したもので、両端(8aか
ら25cm内側および中央にバンド受金具10が溶接
固定されている。バンド受金具10は、第5図に
示すごときコ字形片で、棒状体8に下向きに溶接
され、孔11を形成する。バンド受金具10は、
バンドにより固定される棒状体8がその長さ方向
に抜き取られるのを防止するために設けられてい
る。
本体1には、貫通孔5を通つて蓋を周回するバ
ンド7が設けられる。バンド7は、厚さ0.5mm、
幅19mmの鉄製の薄帯に亜鉛メツキを施したもの
で、第1図に示すごとく、貫通孔5およびバンド
受金具10により形成される孔11を通つて蓋を
周回させた後両端を接着剤により結合して結合部
7aと成し、環状にされる。
ンド7が設けられる。バンド7は、厚さ0.5mm、
幅19mmの鉄製の薄帯に亜鉛メツキを施したもの
で、第1図に示すごとく、貫通孔5およびバンド
受金具10により形成される孔11を通つて蓋を
周回させた後両端を接着剤により結合して結合部
7aと成し、環状にされる。
棒状体を用いない場合は、全ての蓋についてバ
ンドを設けなければならないが、棒状体を用いる
ことにより棒状体により蓋が本体に固定されるか
ら、バンドおよび本体の貫通孔は本体の数個おき
に設ければよい。
ンドを設けなければならないが、棒状体を用いる
ことにより棒状体により蓋が本体に固定されるか
ら、バンドおよび本体の貫通孔は本体の数個おき
に設ければよい。
また、ケーブル敷設後の点検等で蓋をあけると
きは、専用の器具でバンドを切断し、棒状体を取
り除いてから蓋をあける。点検終了後に再びバン
ドを掛けるときは敷設するときと同様の作業で簡
単に蓋を固定できる。
きは、専用の器具でバンドを切断し、棒状体を取
り除いてから蓋をあける。点検終了後に再びバン
ドを掛けるときは敷設するときと同様の作業で簡
単に蓋を固定できる。
《考案の効果》
本考案ケーブルトラフは、側壁部上方に設けた
貫通孔を通つて蓋を周回するバンドと棒状体とを
設けたことにより本体と蓋が一体化され、バンド
または棒状体を切断する等しないと蓋を開けるこ
とができない構成であるから、部外者にとつて蓋
を開けることは極めて困難で、保安上すぐれたケ
ーブルトラフである。
貫通孔を通つて蓋を周回するバンドと棒状体とを
設けたことにより本体と蓋が一体化され、バンド
または棒状体を切断する等しないと蓋を開けるこ
とができない構成であるから、部外者にとつて蓋
を開けることは極めて困難で、保安上すぐれたケ
ーブルトラフである。
点検等で蓋をあけた後の復旧作業も簡単に行な
うことができる。
うことができる。
第1図は本考案の1実施例たるケーブルトラフ
の断面図、第2図は側面図、第3図は有孔片4の
斜視図、第4図は有孔片4が埋め込まれた状態を
示す側面図、第5図は棒状体8およびバンド受金
具10の斜視図である。 1,1a……本体、2……側壁部、3……蓋、
4……有孔片、5……貫通孔、6……鉄筋孔、7
……バンド、7a……バンド結合部、8……棒状
体、9……アンカー鉄筋、10……バンド受金
具、11……孔。
の断面図、第2図は側面図、第3図は有孔片4の
斜視図、第4図は有孔片4が埋め込まれた状態を
示す側面図、第5図は棒状体8およびバンド受金
具10の斜視図である。 1,1a……本体、2……側壁部、3……蓋、
4……有孔片、5……貫通孔、6……鉄筋孔、7
……バンド、7a……バンド結合部、8……棒状
体、9……アンカー鉄筋、10……バンド受金
具、11……孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面U字状本体と本体上部を閉塞する蓋とを
多数連結してなるケーブルトラフであつて、本
体の数個おきに本体の左右両側壁部上方に設け
た貫通孔を通つて蓋を周回するバンドを設け、
さらに蓋上かつバンドの内側に蓋の長さより長
い棒状体を設けたことを特徴とするケーブルト
ラフ。 (2) プラスチツクまたは金属製の有孔片を本体の
側壁部上端に埋め込んで貫通孔を形成した実用
新案登録請求の範囲第1項のケーブルトラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986100873U JPH0223055Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986100873U JPH0223055Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637926U JPS637926U (ja) | 1988-01-19 |
JPH0223055Y2 true JPH0223055Y2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=30971095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986100873U Expired JPH0223055Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223055Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843396U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | ブラザー工業株式会社 | 衣類乾燥機 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP1986100873U patent/JPH0223055Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843396U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | ブラザー工業株式会社 | 衣類乾燥機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637926U (ja) | 1988-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4182092A (en) | Building panel chord tie and method of tieing together precast concrete building panels | |
US4724649A (en) | Side weld plate for concrete slabs | |
JPH0223055Y2 (ja) | ||
US2635451A (en) | Reinforced hollow block structure | |
US2697262A (en) | Panel clip | |
JP2003003603A (ja) | プレキャストコンクリート梁 | |
JPH09235813A (ja) | デッキプレート | |
JPS6016567Y2 (ja) | シユ−ト | |
FR2686108B1 (fr) | Procede de construction en beton arme ou similaire avec plots de fondation et elements de murs prefabriques a longrines incorporees et talon de pose pour elements de plancher et composants pour sa mise en óoeuvre. | |
JPS624577Y2 (ja) | ||
JPS5814165Y2 (ja) | 防水スリット被覆用防水金具 | |
JPS6242988Y2 (ja) | ||
JPS5812918Y2 (ja) | 基礎用ラチス梁 | |
KR900004462Y1 (ko) | 난방공사용 동파이프에 철망을 고정시키는 고정링 | |
JPS6030329Y2 (ja) | コンクリ−ト漏れ防止材 | |
JPH024197Y2 (ja) | ||
JP4085226B2 (ja) | 内樋の構造及び樋カバーの構造 | |
JPH0427922Y2 (ja) | ||
JPH0320545B2 (ja) | ||
JPH0322356Y2 (ja) | ||
JP3071121U (ja) | コンクリート建築物における配管用孔形成用具 | |
JPH0344909Y2 (ja) | ||
JPS6015859Y2 (ja) | 網体取付金具 | |
KR19980083586A (ko) | 건축물의 외장재 부착장치 | |
JPH028143Y2 (ja) |