JPH02230194A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPH02230194A
JPH02230194A JP1051266A JP5126689A JPH02230194A JP H02230194 A JPH02230194 A JP H02230194A JP 1051266 A JP1051266 A JP 1051266A JP 5126689 A JP5126689 A JP 5126689A JP H02230194 A JPH02230194 A JP H02230194A
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signal
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circuit
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Kazuo Masaki
一雄 政木
Atsumi Kato
加藤 充美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は楽音信号発生装置に関し、特に時間の経過に
従って音色を変化させるようにした電子楽器に適用して
好適なものである. 〔発明の概要〕 この発明は、記憶波形データに基づいて楽音信号を発生
する楽音信号発生装置において、レベル変動量に応じて
基本波形データのアドレスを形成するようにしたことに
より、表現力が豊かな楽音を容易に発生することができ
る. 〔従来の技術〕 従来、時間の経過に従って音色を変化させるようになさ
れた楽音信号発生装置として特開昭60−147793
号公報に開示のものが提案されている。 この場合の楽音信号発生装置はアタック波形部の楽音波
形として連続する複数周期分の楽音波形をサンプリング
して波形メモリに記憶しておくと共に、アタック波形部
以後の全発音期間については1周期分の波形を有する複
数のセグメント波形をサンプリングして波形メモリに記
憶しておき、これを順次2つのセグメント波形分づつ読
み出していわゆるクロスフェードの手法を用いて所定の
時間間隔の間に順次波形を切り換えて行くことにより音
色を変化させるようになされている.〔発明が解決しよ
うとする問題点〕 ところがこの種の楽音信号発生装置は所定のプログラム
に従って波形メモリに記憶されている波形データを読み
出すようになされているので、基本的に音色の変化が単
調になることを避け得ない.これに加えてクロスフェー
ドによる波形の切り換え処理を所定の時間間隔で実行す
るようになされているので、実際の電子楽器の演奏操作
による音色の変化を微妙に表現し得ない問題がある.因
に実際上自然楽器を演奏する場合時間の経過に従って楽
音の強さ(従って楽音のエンベローブのレベル)が変動
すると共に、当該レベルの変動に応じて音色が微妙に変
化しており、これが表現力の大きな楽音を得ることがで
きる1つの条件になっていると考えられる. この発明は以上の点を考慮してなされたもので、エンベ
ローブ情報、エクスブレツション情報、タッチ情報等に
応じて定まる楽音のレベルを変動させたときそのレベル
変動量に応じて音色に変化を生じさせることができるよ
うにすることにより、簡易な構成で表現力が大きな楽音
信号を発生できる楽音信号発生装置を提案しようとする
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 かかる問題点を解決するためこの発明においては、レベ
ル変動量LEVLに対応する複数の基本波形データf 
inkをそれぞれ所定のアドレスjをもつメモリエリア
に記憶する波形データ記憶千段31と、楽音指定手段(
4、5、21、22、11、12)の楽音指定情報(K
C,INTL,AFTR、TC)に応じてレベル変動量
情報LEVLを発生する楽音を制御するレベル情報発生
手段16と、このレベル情報LEVLに基づいて複数の
基本波形データf LJkのうち当該レベル変動量情報
LEVLに対応する基本波形データf目、のアドレス情
報を形成して波形データ記憶手段31から楽音指定手段
(4、5、21、22、11、12)によって指定され
た楽音に対応する基本波形データf ijkを楽音波形
信号WDATAとして読み出すアドレス形成手段32と
、楽音波形信号WDATAを楽音信号SONDに変換す
る楽音信号変換手段(25、26、27)とを設けるよ
うにする.〔作用] 楽音指定情報(KC,INTL,AFTR,TC)によ
って指定されたレベル変動量情報LEVLをアドレス情
報に変換して読み出すべき基本波形データf iJI+
を切り換えて行くようにしたことにより、レベル変動量
情報LEVLに適合した音色の変化を必要に応じて任意
のタイミングで生じさせることができることにより、表
現力が大きな楽音を発生できる楽音信号発生装置を容易
に実現し得る. 〔実施例〕 以下図面について、この発明の一実施例を詳述する. 〔1〕第1実施例の構成 第1図において、1は全体として単音電子楽器を示し、
多数の基本セグメント波形データ(すなわち1周期分の
波形データ)fii*を記憶する波形メモリ2を有し、
当該波形メモリ2の基本セグメント波形データf !j
kの1つを選択してアドレスカウンタ部3において得ら
れる波形読出信号READによって繰返し読み出すこと
により楽音波形信号WDATAとして波形メモリ2から
送出し得るようになされている. 波形メモリ2は第2図に示すように、複数例えばM個の
バンク群BANK.(m=1、2・・・・・・M)を有
し、各バンク群BANK.(m=1、2・・・・・・M
)はそれぞれ複数K個の波形バンクWBヶ (k=1、
2・・・・・・K)を含んでなる.なおこの実施例の場
合、各バンク群BANK.(m−1、2・・・・・・M
)の波形バンクの数Kは、必要に応じて任意の数値に選
定されている.各波形バンクWBk (k−1、2・・
・・・・K)にはバンク群選択信号S E L IAN
Kによって選択されたバンク群B A N K.に割り
当てられた音色について、各キーコードの音高を含む音
域に対応する楽音を表す基本セグメント波形データfI
Jkが所定の座標アドレスをもつメモリエリアに順次格
納されている。 ここで、各バンク群BANK.(m=1、2・・・・・
・M)を構成する波形バンクWBk (k−1、2・・
・・・・K)に格納されている基本セグメント波形デー
タfljおの座標アドレスは、第2図においてm一1番
目のバンク群B A N K lについて詳細に示すよ
うに、l座標軸、j座標軸及びk座標軸を有する3次元
座標アドレス系によって指定できるようになされ、k座
標軸によって座標アドレスk=1、2・・・・・・K(
これを音高アドレスと呼ぶ)を指定することにより第1
、第2・・・・・・第K番目の波形バンクWB I,W
Bt・・・・・・WB.を選択し得、またl座標軸によ
って座標アドレスl−L 2・・・・・・I(これをピ
ッチアドレスと呼ぶ)を指定することにより第k番目の
波形バンクWBよ (k−1、2・・・・・・K)の第
1、第2・・・・・・第1列目のメモリエリアの座標ア
ドレスを指定し得、さらにj座標軸によって座標アドレ
スj−1、2・・・・・・J(これをレベルアドレスと
呼ぶ)を指定することにより第l列目のメモリエリア(
l=1、2・・・・・・I)の第1、第2・・・・・・
第J行目のメモリエリアの座標アドレスを指定し得るよ
うになされている.なおこの実施例の場合、各波形バン
クのメモリエリア(各バンク群に属する各波形バンクに
含まれるメモリエリア)の数I及びJは、必要に応じて
任意の数値に選定されている。 この実施例の場合演奏者が鍵盤部4のキーを押鍵操作し
たとき、押鍵検出回路5は当該押鍵操作されているキー
のキーコードを表すキーコード信号KCと、キーが押鍵
操作されていることを表すキーオン信号KONとを発生
し、キーコード信号KCを周波数情報変換回路6に与え
ることにより、キーコード信号KCの音高に対応する周
波数情報としてFナンバデータFNをアドレスカウンタ
部3に供給するようになされている. アドレスカウンタ部3はFナンバデータFNを所定のク
ロックタイミングごとに累積加算して当該加算結果の整
数部を続出信号READとして第3図に示すように、例
えば第0番目〜第1023番目のサンプリングデータS
AMPでなる1波形分の基本セグメント波形D RKW
をもつ基本セグメント波形データf inkを押鍵され
たキーの音高に対応する速度で読み出すことができるよ
うになされている. 当該波形読出信号READによって読み出すべき基本セ
グメント波形データf iJkの選択は、基本セグメン
ト波形DIEFに変化を生じさせる4つの演奏情報によ
って指定された波形選択条件に基づいて選択される. ?1の演奏条件は音色で、演奏者が操作パネルに設けら
れている音色選択操作子11(第1図)を操作すること
により音色選択信号発生回路12から発生される音色選
択信号TCがバンク群選択回路13に与えられ、このと
きバンク群選択回路13は波形メモリ2に対してバンク
群選択信号SELIA■を供給する。 また第2の演奏条件は音高で、キーコード信号KCが波
形バンク選択信号SELl.l1として与えられること
により波形バンクWB*  (k−1,2・・・・・・
K)の1つが選択指定され、これにより押鍵操作された
キーの音高を含む音域に対応する波形データが格納され
ている波形バンクWBIIを選択指定できるようになさ
れている。 ここで波形バンクWB.の数Kは、鍵盤部4において指
定できるキーコードの数(例えば128個)より少ない
数に選定されており、実際上演奏操作によって指定され
たキーコードに対応する基本セグメント波形D IKF
をもつ波形データは波形バンクWBk (k=1、2・
・・・・・K)から読み出され?基本セグメント波形デ
ータr五jヨに基づいて補間演算することにより発生す
るようになされている. 各基本セグメント波形データflJ■は、第3の選択指
定信号としてピッチ変動波形発生回路部15(第1図)
から送出されるピッチ指定信号PICHと、第4の選択
条件信号としてエンベローブ波形発生回路部16におい
て発生されるエンベローブ信号ENVでなるレベル指定
信号LEVLとによって指定される. ピッチ変動波形発生回路部15は鍵盤部4のキーに対し
て設けられているイニシャルタッチ検出回路21及びア
フタタッチ検出回路22からそれぞれ得られるイニシャ
ルタッチ信号INTL及びアフタタッチ信号AFTRを
キーコード信号KC、キーオン信号KON及び音色選択
信号TCと共に受けて鍵盤部4においてキーがキーオン
操作されている間当該キーオン操作されているキーのキ
ーコード及び指定されている音色を条件としてイニシャ
ルタッチ操作量又はアフタタッチ操作量によつて決まる
ピッチ変動波形を表す例えば7ビットのピッチ指定信号
PICHを発生する.またエンベローブ波形発生回路部
16はイニシャルタッチ信号INTL及びアフタタッチ
信号AFTRをキーコード信号KC,キーオン信号KO
N及び音色選択信号TCと共に与えられ、キーオン操作
された時点からキーオフ操作されるまでの間、演奏操作
されたキーのキーコード及び選択指定された音色に基づ
いてイニシャルタッチ操作量又はアフタタッチ操作量に
応じたレベル変動量を表すエンベローブ波形でなるエン
ベローブ信号ENVを、レベル指定信号LEVLとして
発生する。 波形メモリ2から送出された楽音波形信号WDATAは
乗算回路構成のエンベロープ付与回路25においてエン
ベローブ信号ENVと乗算された後、デイジタル/アナ
ログ変換回路26においてアナログ信号に変換されて楽
音信号SONDとしてサウンドシステム27に供給され
る。 〔2〕波形メモリ2におけるデータ管理波形メモリ2に
格納されている基本セグメント波形データfijっは第
2図に示すように、3次元座標アドレス系の座標アドレ
ス(tS L k)として、1つのバンク群BANK.
(従って1つの音色を表現するすべての基本セグメント
波形データf!jk)を、3次元のメモリ空間において
一連の座標アドレスを有するデータ群として管理される
。 かくして演奏者によって発音すべき楽音のピッチが変動
されたとき、当該ピッチ変動量に対応する分だけ読み出
すべき基本セグメント波形データf▲Jkの座標アドレ
スiを変更し、また演奏者が発音すべき楽音のエンベロ
ーブを変更したとき当該レベル変動量に対応する分だけ
読み出すべき基本セグメント波形データf ljkの座
標アドレスjを変更し、さらに演奏者が演奏操作するキ
ーを変更したときこれに応じて生じたキーコードの変化
分に対応して読み出すべき基本セグメント波形データf
 ijkの座標アドレスkを変更する.この実施例の場
合、第1、第2・・・・・・第m・・・・・・第?番目
のバンク群B A N K I..B A N K t
・・・・・・BANK.・・・・・・BANKMにそれ
ぞれ含まれているK.個の波形バンクWB.〜WB..
には第4図に示すように、 その順序に連続的に所定の
座標アドレスが付されており、各波形バンクWBk (
k=1〜K.)の座標アドレスを指定することにより、
波形メモリ2の波形バンクデータ部(DATA〕に格納
されている基本セグメント波形データf ljkを指定
できるようになされている。 すなわち第1のバンク群BANK.の波形バンクWBI
・・・・・・WBk・・・・・・W B K lの先頭
アドレスとして座標アドレスADR■.・・・・・・A
DRwmi=+・・・・・・ADRwmx++が付され
、 また第2番目のバンク群BANK,の波形バンクW
B,・・・・・・WBk・・・・・・WBgzに対して
座標アドレスADRい■,・・・・・・ADR■.・・
・・・・ADRwm++g*が付され、・・・・・・、
また第M番目のバンク群BANKMの波形バンクWB.
・・・・・・WB.・・・・・−WBエに座標アドレス
ADRwa+M、ADRwm■・・・・・・A D R
 w @。が付されている.波形バンクデータ部(DA
TA)のうち、各波形バンクアドレスA D Rwm*
m Ck ”” 1 〜Km 、m一1〜M)が付され
たメモリエリアには、第5図に示すように、波形データ
DATAとしてピッチナンパ変換係数データPC*−、
レベルナンパ変換係数データLCk.、ピッチアドレス
オフセットデータPAOk.が、当該波形バンクに属す
るすべての基本セグメント波形データfijつに対して
共通に用いられる管理データとして、格納されていると
共に、当該波形バンクに属する基本セグメント波形デー
タf ijkを構成するサンプリング波形データf。j
k)m ( 1 = 1〜IKm、j=1〜Jxwa、
k=1〜K.)が格納されている。 ここで、波形バンクアドレスADR一ロ.は、第m番目
のバンク群BANK.に含まれる波形バンクのうち、第
k番目の波形バンクWBkの波形データDATAを格納
するメモリエリアの座標アドレスを表すもので、第2図
において第1番目のバンク群BANK.の第1番目の波
形バンクWB.について詳細に示すように、基本セグメ
ント波形データf inkの先頭アドレスをピッチアド
レスi(iml〜I ++)及びレベルアドレスj (
=1〜J,1)によって指定できるようになされている
。 ?3〕波形データの読出し 第4図及び第5図について上述した波形バンクデータ部
(DATA)の波形データDATAを読み出すために必
要な波形バンクアドレス  ADR■.はそれぞれ音色
ごとに用意されている第6図の選択条件データファイル
管理データ部(FILE)及び第7図の波形バンクアド
レス変換テーブルデータ部(TABLE)において次の
ような手順に従って形成される. 押鍵検出回路5から得られるキーコード信号KCでなる
波形バンク選択信号SELwi(第1図)は、キーコー
ドナンパの1つを指定するキーコードディレクトリとし
て選択条件データファイル管理データ部(F I LE
)に与えられる.この実施例の場合、キーコードナンバ
WはW=「1」、「2」・・・・・・rl28 Jでな
り、当番亥キーコードナンバW−r1」、「2」・・・
・・・rl28 Jに対して上位9ビットの重み係数α
w  ( w − 1、2・・・・・・128)及び下
位7ビットの波形バンクナンパWBk  (k−1、2
・・・・・・K.)のいずれかを示すデータWB S 
E Lw(W − 1、2、・・・・・・、l28)で
なる16ビットのファイルデータが格納されている.こ
こで重み係数α.は、キーコードナンバW −「1」、
「2」・・・・・・rl28 Jに対してそれぞれ特定
の数値α,(w=1、2・・・・・・128)がそれぞ
れ割り当てられているのに対して、波形バンクナンパは
1つのバンク群に含まれている波形バンクWB.(k−
1、2・・・・・・K)のうちのいずれかの番号がデー
タWB S E L,として割り当てられており、 か
くして音高アドレスk及びk+1が付されている互いに
隣接する波形バンクWBk及びWB k*1間に、複数
のキーコードナンパに対応する補間基本セグメント波形
データを重み係数αを必要に応じて所定の値に選定する
ことによって補開演算できるようになされている. すなわち第8図に示すように、例えば3つのキーコード
ナンパw,w+1、w+2のキーコード? C− 、K
 Cw++ 、K Cw−zを波形バンクナンパWB.
及びWB..,間の音高を表すキーコードとして指定す
る場合、キーコードKC, 、KC,.,,KC,.■
に対するファイルデータとして、  (重み係数α.及
び波形バンクWBk)、(重み係数α、.I及び波形バ
ンクWBm)、(重み係数α、や.及び波形バンクWB
m )を割り当てる.かくしてキーコードKC, 、K
C,..,KC...における補間基本セグメント波形
データF,(ωt)、Fw.+(ωt)、F,.!(ω
t)として波形バンクナンバWBk及びW B k.,
の波形バンクから読み出した基本セグメント波形データ
f !jk及び’ iJ (k*+1を、重み係数α.
、αw+1、αo.!を用いて次式 F,4 (ωt )  =αwf ijk+(1−αw
) f ij<*−n    =− ( 1 )Fw.
+  (ω1)−αw*I f ink+(1−αva
t)  f iJ (k*1)  ・・・・・・ (2
)F,.Z   (ω t  )  − (rw*t 
f  !Jm?(1−αw*!)  f ij■+1+
  ・・・・・・(3)?ように補間演算することによ
り、 波形バンクWBk及びWBk+1の基本セグメン
ト波形データf ij&及びf■j(k*1>がそれぞ
れもっている音色の中間音色を有する補間基本セグメン
ト波形データF。(ωt)、 Fw.+  (ωt)、
Fw−t  (ωt)を補間演算により形成できるよう
になされている. かかる補間演算によって形成できる補間基本セグメント
波形データF,(ωt)、 Fw..  (ωt)、F
w*z  (ωt)は、第9図において補間基本セグメ
ント波形データF.(ωt)について示すように、指定
されたキーコードKC,を挟む音高に対応する波形バン
クWBえ及びWB*−rの基本セグメント波形データf
 ink及び’IJ(lk+1)間のk座標軸方向の偏
差分f IJl+〜f目。.1》 を重み係数α■及び
その補数(1−αw)によって内分した値になる(第0
番目〜第1023番目のサンブ?ングデータそれぞれに
ついて). 従って補間基本セグメント波形データF。(ωt)の波
形(従って音色)は、 基本セグメント波形データf 
ijk及びfij■。l>が持っている波形(従って音
色)を重み係数α.で決まる類似度をもち、 重み係数
α。が係数「1」に近づけば補間基本セグメント波形デ
ータF,(ωt)の波形(従って音色)は、基本セグメ
ント波形データfij.の波形(従って音色)に近づき
、逆にα、が係数「0」に近づけば基本セグメント波形
データflロ。,の波形(従って音色)に近づくことに
なる. ここで(ωt)の表示は、第3図に示すように1周期分
のサンプリングデータSAMPを時間の経過に従って波
形読出信号READにより読み出すことにより生ずる位
相信号成分を表す.またピッチ変動波形発生回路部15
(第1図)から与えられるピッチ指定信号PICHは指
定ピッチナンバu(u−rl」、r 2 J = ’1
28 J)の1つを指定するピッチディレクトリとして
選択条件データファイル管理データ部(F I LE)
に与えられ、これにより仮の重み係数β1x及びピッチ
ナンパPN(=1、2・・・・・弓.)の1つの値を示
すデータPNSEL.(u=1、2・・・・・・128
)でなるファイルデータを指定できるようになされてい
る. かくして第10図に示すように、  i座標軸方向に順
次配列されている基本セグメント波形データf iJk
のピッチアドレスi−1及びi==i+1間に例えば3
つの変動ビツチPICH.、PICH... 、P I
 CH,.tがあるとき、当該変動ビツチP ICM.
 、P ICH.−+ ,P ICH.−gのファイル
データとして(重み係数β.及びピッチナンパPNi)
、(重み係数β1や,及びピッチナンバpNt)、(重
み係数βact及びピッチナンバPNL)が格納される
と共に、ピッチアドレスi及びi−1−4に書き込まれ
ている基本セグメント波形データf目、及びf (11
)ロ間に3つの補間基本セグメント波形データF.(ω
t)、 F1や里(ωt)、FW.!(ωt)を次式 F.  (ωB  −βts f !jk+(1−βa
) f <L.I>j*  ・・・・・・(4)FIl
+1  (ωt)一βa.lf in&+(1−β.や
+) f <i*nj*・・・・・・(5)Fw.x 
 (ωt)=βu+t f t。 +(1−βwet) f (1+I)Jk・・・・・・
(6)?よって補間演算により求めることができるよう
になされている. かかる補間演算によって形成できる補間基本セグメント
波形データF.(ωt)、 F.・l (ωt)、F−
冨 (ωt)は、第9図において波形データF,(ωt
)について上述したと同様に、指定された指定ピッチナ
ンバUを挟むピッチに対応するピッチアドレスi及び1
+1の基本セグメント波形データf!Jk及びf (1
+1l jk間のl座標軸方向の偏差分f.■〜f (
1+l)jkを重み係数β,及びその補数(1−β。)
によって内分した値に?る(第O番目〜第1023番目
のサンプリングデータそれぞれについて). 従って補間基本セグメント波形データF.(ωt)の波
形(従って音色)は、基本セグメント波形データf i
nk及びf (1++)jkが持っている波形(従って
音色)を重み係数β.で決まる類似度をもち、 重み係
数β.が係数「1」に近づけば補間基本セグメント波形
データF.(ωt)の波形(従って音色)は、 基本セ
グメント波形データfiJっの波形(従って音色)に近
づき、逆にβ,が係数「0」に近づけば基本セグメント
波形データf (1.1)■の波形(従って音色)に近
づくことになる. さらに波形メモリ2はエンベローブ波形発生回路部16
(第1図)のエンベローブ信号ENVをレベル指定信号
LEVLとして受けてこれを指定レベルナンバV(V−
rlJ、「2」・・・・・・「128」)でなるエンベ
ロープディレクトリとして選択条件データファイル管理
データ部(F I LE)に与え、これにより仮の重み
係数γ■及びレベルナ?バLN,(−1、2・・・・−
J.)の1つの値を示すデータLNSEL.(v−1、
2、・・・・・・、128)でなるファイルデータを指
定することにより、レベルナンバu.rlJ、「2」・
・・・・・rl28 Jに対応する補間基本セグメント
波形データFv (ωt)を補間演算によって求める. 例えば第11図に示すように、j座標軸方向に配列され
ている基本セグメント波形データのうちレベルアドレス
j−j及びj−J+1を有する基本セグメント波形デー
タf.■及びfi(J*t■間に例えば3つの指定変動
レベルLEvLv..LEV L −−+ 、L E 
V L v.*を指定したトキ、補間基本セグメント波
形データF.(ωt)、F■,(ωt)、F.。バωt
)を次式 F,(ωt) ーγ▼fijm+(1−γ▼) f t (j+l)菖
・・・・・・(7) F−−+(ωt) 一 T  yet  f  i ロ+ (1 − T 
V+υ f  1  (J*1)  @・・・・・・(
8) FW−z(ωt) =  r  v*z  f  ij* +  (1 −
 γ v*z)  f  i  (J+I>  1・・
・・・・(9) のように、基本セグメント波形データf目富及びfえ(
j.I)kの中間値として求める.かかる補間演算によ
って形成できる補間基本セグメント波形データFv (
ωt)、Fv+l(ωt)、F,..(ωt)は、 第
9図において波形データFv(ωt)について上述した
と同様にして、指定された指定変動レベルLEVL.を
挟むレベルに対応するレベルアドレスj及びj+lの基
本セグメント波形データf ink及び[1(J*+)
m間のj座標軸方向の偏差分fiJえ〜f▲(J+I)
kを重み係数γ,及び(l−TV)によって内分した値
になる(第O番目〜第1023番目のサンプリングデー
タそれぞれについて). ?って補間基本セグメント波形データFv(ωt)の波
形(従って音色)は、基本セグメント波形データfil
え及び、f▲(J*+)hがもっている波形(従って音
色)を重み係数γ,で決まる類似度もち、γ,が係数「
1」に近づけば補間基本セグメント波形データFv(ω
t)の波形(従って音色)は基本セグメント波形データ
fiJえの波形(従って音色)に近づき、逆にγ,が係
数「0」に近づけば基本セグメント波形データf l 
(J+ll *の波形(従って音色)に近づくことにな
る. 次に選択条件データファイル管理データ部〔FILE)
(第6図)をキーコードディレクトリによって補間演真
において用いるべき波形バンクWB1が指定されて当該
波形バンクWBkを表すファイルデータWB S E 
Lwが読み出されると、これが波形バンクアドレス変換
テーブルデータ部〔TABLEI  (第7図)におい
て波形バンクアドレスADR■エに変換される。 ここで波形バンクアドレス変換テーブルデータ部(TA
BLE)はバンク群選択信号SELma■?よって選択
されるM個のバンクBANKs(m−1〜M)ごとに、
波形バンクセレクトデータWBSELw (W=g1〜
K)が指定されたとき、これに対応する26ビットの波
形バンクアドレスデータA D RWlkm (k −
 1 〜K, m − 1 〜M)に変換する。 この実施例の場合波形バンクアドレスデータADR■エ
を記憶するメモリは各アドレスごとに26ビットのメモ
リエリアを有するものが用いられ、波形バンクアドレス
データA D R wm*−の上位16ビットを前半部
のメモリエリアに格納すると共に、下位10ビット分の
データを続く後半部のメモリエリアに記憶するようにな
されている. このようにしてバンク群選択信号SELma■によって
第m番目の音色のバンク群BANK.に対応する音色が
指定された状態において、キーコードディレクトリによ
って第k番目の波形バンクナンパを読み出すべきキーコ
ード信号KCが発生したとき、波形バンクアドレス変換
テーブルデータ部(TABLE)は波形バンクアドレス
データA?Rsvama (k−k, m−m)を送出
することになる. この波形バンクアドレスデータADR@s*−は波形バ
ンクデータ部(DATA)(第4図)にアドレスデータ
として与えられ、これによりピッチナンパ変換係数デー
タPCエ、レベルナンパ変換係数データLCIl.、ピ
ッチアドレスオフセットデータPAOk.、サンプリン
グ波形データf (+tk)*〜f (IJk)+aを
読み出し得る状態に設定する.このとき、読み出し得る
状態にあるサンプリング波形データf (llkl+e
〜f ffJk)mは波形バンクWB.上のピッチ及び
レベルアドレス(i,j)(i−1〜■■、j−1〜J
1)を指定することによりその1つが読み出される. ところで、当該ピッチ及びレベルのアドレス(i,j)
及び補関係数(β、T)の指定は選択条件データファイ
ル管理データ部(F I LE)においてピッチディレ
クトリ及びエンベローブディレクトリによって指定され
たピッチナンパセレクトデータPNSEL.及びレベル
ナンパセレクトデ−タLNSEL.及び仮の補関係数β
8、γX (第6図)に基づいて次式 [i、β] − [0,PCh.] x [PNSEL.,βヨコ・
・・・・・(10) [j、β] 一[0、LCh.] X [LNSELV 、Tx ]
・・・・・・(11) の演算式のように、[PNSEL.,β8コ及び[LN
SELv、γX]に対して波形バンクデータ部(DAT
A)に共通データとして格納されているピッチナンパ変
換係数データpc..及びレベルナンパ変換係数データ
LCエを乗算することにより求める。なお(10)式及
び(11)式において、[a,b]はaを整数部bを小
数部とするような結合演真子である。 ここでピッチナンパ変換係数データPCエ及び?ベルナ
ンパ変換係数データLCエは各波形バンクナンパWBお
(k−1〜K)の有効メモリ領域を示すもので、pck
.−o〜1、LC.,1−0〜1の値に選定されている
.因にピッチナンパ変換係数データPCk.とじてPC
..−1の係数データが格納されている波形バンクナン
パWBkは、i座標軸方向のすべてのピッチアドレスi
=1〜r1に基本セグメント波形データf ijm(i
− 1〜I■)が書き込まれていることを表しており、
従ってこのときピッチディレクトリ(第6図)によって
ピッチナンバPNiが指定されたときには、当該ピッチ
ナンパと等しいピッチアドレス(すなわちi −p N
t)の基本セグメント波形データf ijm(i= 1
〜I.)が現在指定されている波形として読み出される
. これに対して例えばピッチナンパ変換係数データPCエ
がPCエー0.5のときには、当該波形バンクWB.の
1座標軸方向のピッチアドレスのうち最大アドレス■の
半分すなわちI/2までの間にしか基本セグメント波形
データfLj*(i−1〜1./2)が格納されていな
いことを表している.このときピッチディレクトリによ
ってピッチナンパセレクトデータPNSEL.及び仮の
補関係数βXが指定されたとき Z (ただしINT(a)はaの整数部を 取り出す演算子)      ・・・・・・(12)の
ビツチアドレスにある基本セグメント波形データf i
nkが現在指定されている波形データとして読み出され
ることになる. レベルナンパ変換係数データLCk.も、ピッチナンパ
変換係数データPCk.について上述したと同様にして
各波形バンクWBkにおいて基本セグメント波形データ
f in&が実際に格納されている有効メモリ領域を表
す係数値が用いられている.このようにすることにより
、音色又は音域によって基本セグメント波形データf 
五jkの数(従って基本セグメント波形データf iJ
kを格納しているメモリエリアの広さ)に差異があって
も、ピッチナンパPN.及びレベルナンパLN,の値を
すべての波形バンクW B *−が同一の有効メモリエ
リアをもつものとして指定することができ、その分波形
メモリ2に対するピッチ及びレベルの指定を格段的に簡
易化し得る. この実施例の場合波形メモリ2のバンク群BANK,〜
BANK.と、当該各バンク群を構成する波形バンクW
B.−WB,と、当該各波形バンクを構成するアドレス
(i−i、j=1−J)、(i一2、j=1〜J)・・
・・・・(i=I、j−1〜J)と、当該各アドレスに
記憶されている第1番目〜第1023番目のサンプリン
グデータSAMPには絶対アドレス[AD(f<目。.
)]として次式[ [ A D (f Lhj*> −
) ]?ADR■。+(P A Ok.X i )]+
(1024X j)+AD(ω1)]・・・・−(13
) のように、それぞれ単純増加する数値のアドレス部が割
当られている。 第1のアドレス部AD(ωt)は基本セグメント波形D
II!W(第3図)の各サンプリングデータS AM 
P ( = f tjk)に割当られた絶対アドレスで
、隣接するメモリエリアの座標アドレス(すなわちピッ
チアドレス)は第1番目〜第1023番目のサンプリン
グデータSAMPに相当する絶対アドレスr 1024
 Jずつ歩進する. 第2のアドレス部A D (1024x j )はj座
標軸方向のアドレス歩進量を表しており、各波形バンク
WB.−WBwLにおいて、■座標軸方向のピッチアド
レスlがi−1、2・・・・・・Iのように歩進したと
き、j座標軸方向の座標アドレス(l−1、j一l12
・・・・・・J)、(f−2、J−1、2・旧・・J)
・・・・・・(i=I,j−1、2・・・・・・J)の
絶対アドレスがそれぞれ絶対アドレス1024づつ歩進
するように、連続するアドレスが割り当てられているこ
とを意味する。 第3のアドレス部PAOエ×lはi座標軸方向のアドレ
ス歩道量を表しており、l座標軸方向の座標がi−1、
2・・・・・弓のように歩進したとき、その絶対アドレ
スは波形バンクデータ部(DATA〕に予め設定されて
いるピッチアドレスオフセットデータPAOtk−(第
4図)だけシフトして行くことを意味する. 第4のアドレス部ADmasx−  (WBK )はm
番目の波形バンクBANK.の中の波形バンクWBKの
先頭絶対アドレスを表す. 〔4〕波形データの補間合成 波形メモリ2は各バンク群ごとに3次元座標アドレス系
(i,J,k)に格納されている基本セグメント波形デ
ータf ijkを、その先頭アドレスとして離散的なピ
ッチアドレス1、レベルアドレスj及び音高アドレスk
によって読み出してその中間アドレスに相当するピッチ
、レベル及び音高を有する演算基本セグメント波形デー
タを表す合成波形信号F...(ωt)をその周囲の座
標アドレスに書き込まれている8つの基本セグメント波
形データに基づいて3次元的に合成するような補間演算
を実行する。 例えば第8図〜第11図について上述したように、k座
標軸方向、五座標軸方向及びj座標軸方向についてそれ
ぞれ離散的なアドレスの間のアドレスに相当する変動ビ
ツチPICH.,変動レベルLEVL,及びキーコード
KC.が指定されたとき、対応するキーコードディレク
トリ、ピッチディレクトリ及びエンベローブディレクト
リ (第6図)によって指定されたファイルデータの重
み係数がそれぞれβ,、γ9及びα。であることにより
、発生すべき楽音のピッチ、レベル、音高は3次元波形
データ空間の座標[(i+β.)、(J+Tv)、(k
+α8)1の位置に相当する波形データを、第12図に
示すように周囲の8つの座標、すなわち(i,J,k)
、(i+1,J,k)、(1+1、L k+1)、(i
Sj,k+1)、(t,j+1、k)、(l+1、j+
1、k)、(i+1、j+1、k+1)、(t, j+
1、k+1)を先頭アドレスとする基本セグメント波形
データ’iJm %  f (1*I)j11 s  
f (直◆Ilj(友・C》・f 五j(k ◆!》 
 ・  f 五 (J+I1k   %   f  (
 ▲◆1》 《j◆董》 菖  ・f 《五◆宜)(j
令11(k+1>  ・ f 五(J41)(奪・!》
(  第13図)から次式 ?1■(ωt) =α一βarvfBm +α8β6(1−γIT) f i(j++) &+ 
 αw (1− β J  7  w  f  (14
1)j*+ α.(1− βm)(1−  r  v)
  f  (五+l)  (J.I)k+(1−αw)
βa 7 v f iJ <ト1》+(1−α0)β.
(1−γv)f i (J+I) (k+1)?(1−
α■)(1−β。)γvf (1+I)J(k+1)+
(1−α.)(1−β1)(l−γw) f (1+l
) (j*I) (k*1+・・・・・− (14) のように、重み係数β1、γ9及びα8を用いて補間演
算することによって合成波形データF avw(ωt)
として合成する. (14)式においてf ijk s f i(j+l)
k、f  (i・l)Jk  蔦  f 《五・l) 
 (J*l)k  %   f  1j (覧・11 
  1f i (j*1) (If◆重》・ f《i中
!》j(鯉◆l) 1f (1+11 +Jul (皺
・1) はそれぞれ座標アドレス(l・L k)、(i
,j+1、k)、(i+1、j1k)、(i+1、j+
1、k)、(l,L k+1)、(t,j+1、k+1
)、(1+1、j1k+1)、(l+1、j+1,k+
1)に格納されている基本セグメント波形データの各サ
ンプルデータである(第13図). このようにして補間演算によって求めることができる合
成波形信号F.,.(ωt)は、第8図〜第10図につ
いて上述したように、重み係数β.、γヶ、α.によっ
て、ljk座標アドレス上の8つの点間の距離を重み係
数βm、TV、α一の比率で内分した座標位置、すなわ
ち(l十βw、j+γv、k+α1)を表すと共に、(
14)式〇各項は、当該内分された座標からこれを取り
囲む8つの座標アドレスまでの距離の大きさの比率に応
じて各アドレスに格納されている基本セグメント波形デ
ータを合成波形成分として含んでいることを表している
。 すなわち重み係数β1、γ,、α8としてβ3→1、γ
,→1、α0→1のような値が選定されたとき、 内挿
アドレス(l+β1、j+γ,、k+αw)の位置はア
ドレス(1+1、」+1、k+1)に近づいて行くと共
に、 合成波形信号F.,.(ωt ) ((14)式
)の信号成分のうち基本セグメント波形データf.ロの
孫数αいβ1γ,が1に近づいて行くのに対して、その
他の基本セグメント波形データf目J*I111〜f《
盈・I) (J・1)《k−ま》の係数α賀β謳(l−
γ▼)〜(1−α9)(1−β.t)(1−TV)が0
に近づいて行くことにより、合成波形信号F..,(ω
t)はアドレス(i,jSK)に格納されている基本セ
グメント波形データf▲Jkの波形に近づいて行く.こ
れに対してβ1→01γ,→01αw’=0のように重
み係数β1、γ,、α0がOに近づいて行くと、内挿ア
ドレス(i+βa、J+rv,k+α、)の位置がアド
レス(t,jSk)に近づいて行くと共に、合成波形信
号F.,,(ωt)((14)式)の信号成分は、基本
セグメント波形データf。++1 (j++1 (k*
I)の係数(l−αw)(1−β,)(1  rv)が
1に近づいて行くのに対して、その他の基本セグメント
波形データf《五・l)jU+・富》〜f ijkの係
数(1−αw)(1−βU)γ,〜α8β1γ7がOに
近づいて行くことにより、 合成波形信号F.,,(ω
t)はアドレス(i+1、J+1、K+1)に格納され
ている基本セグメント波形データf (il1) (J
。l,。.,)の波形に近づいて行く.以下同様にして
、 重み係数α8がOに近づいて行けば、合成波形信号
F.,,(ωt)の波形は4つのアドレス(iS J,
k+1)、(i..3+1、k+1)、(l+1、JS
k+1)、(i+1、j+1、k+1)に格納されてい
る基本セグメント波形データf目《菖◆i》・f▲(J
+I) (一◆真》・f (1+I)j(*+1) 、
f (▲(111 (Jl) (1++I)の波形に近
?いて行き、逆にα。が1に近づいて行けば、合成波形
信号F.,.(ωt)の波形はアドレス(l、k)、(
i,J+1、k)、(l+1、J,k)、(l+1、J
+1、k)に格納されている基本セグメント波形データ
fl■、f■J*I)k sf <x*I>J* % 
f <tar> (J01)IIの波形に近づいて行く
. このようにして重み係数α。を必要に応じて所定の値に
選定すれば、各波形バンク群BANK.(m−1、2・
・・・・・M)において、k座標軸方向の内挿アドレス
、従ってすべてのキーコード信号KCに対応する音高の
楽音を表す波形を合成波形信号F..,(ωt)として
補間演算によって補間合成することができる。 かくして合成することができる各キーコード信号KCに
対応する補間基本セグメント波形について、1座標軸方
向について重み係数β1を選定し、かつj座標軸方向に
重み係数7vを選定すれば、楽音にピッチの変動、及び
又はレベルの変動が生じたときの楽音波形を補間演算に
よって補間合成することができることになる. その結果各バンク群BANK.(m−1 〜M)におい
て、波形バンクWB.(k−1〜K)の個数Kが、キー
コード信号KCによって指定できるキーコードの数(こ
の実施例の場合128)より小さい数であったとしても
、波形バンクW8つ相互間について重み係数α8を必要
に応じて1つ又は複数個設定できるようにすることによ
り、すべてのキーコードに対応する波形バンクを構成す
る補間基本セグメント波形データを補間演算により求め
ることができる. また同様にして各波形バンクWBkについて、l座標軸
方向の最大アドレス数1より多い数のピッチ変動段数を
必要とする場合には、l軸方向の順次隣合うアドレスに
格納されている基本セグメント波形データf ink及
びf (1+I)jk間に1つ又は複数の重み係数β6
を設定することにより、最大アドレス数!より多いピッ
チ変動段数を設定しても、これに応じて波形が異なる基
本セグメント波形データを得ることができる. さらに同様にしてj座標軸方向について、波形バンクW
B.の最大アドレスJより多い数のレベル変動段数を必
要とする場合には、j座標軸方向の隣合うアドレスにそ
れぞれ格納されている基本セグメント波形データf l
jk及びfl(J*l)kに基づいて1つ又は複数の重
み係数rvを設定すれば、最大アドレス数Jより多くの
レベル変動段数について補間基本セグメント波形データ
を得ることができる. 〔5〕波形メモリの波形合成回路 波形メモリ2は第14図に示すように、波形バンクデー
タ部(DATA)(第4図、第5図)の波形データを格
納している波形データメモリ部31を有し、その続出信
号S1をコントロール部32において形成すると共に、
波形データメモリ部31から読み出した基本セグメント
波形データ信号S2を補間合成演算部33に供給する.
補間合成演算部33は基本セグメント波形データ信号S
2を第1段補間回路33Aに受けてコントロール部32
から与えられるコントロール信号CLIの制御の下に係
飲データγ,を用いてj座標軸方向についてレベル変動
量に応じた補間演算を実行して演算データ信号S3を第
2段補間回路33Bに送出する. 第2段補間回路33Bはコントロール部32から与えら
れるコントロール信号CL2の制御の下に係数データβ
.を用いてl座標軸方向についてピッチ変動量に応じた
補間演夏を実行して演算データ信号S4を第3段補間回
路33Cに送出する.第3段補間回路33Cはコントロ
ール部32から与えられるコントロール信号CL3の制
御の下に係数データα。を用いてk座標軸方向について
キーコード信号に対応する音高に応じた補間演算を実行
して演算データ信号S5を波形メモリ2から楽音波形信
号WDATAとしてエンベロープ付与回路25(第1図
)に送出する. コントロール部32は第1図について上述したように波
形続出条件として波形メモリ2に与えられるバンク群選
択信号S E L maNt、波形バンク選択信号SE
Lwm、ピッチ指定信号PICH、レベル指定信号LE
VLを受けると共に、波形読出信号READをサンプリ
ングデータ読出タイミング信号として受ける. この実施例の場合選択条件データファイル管理データ部
(FILE)(第6図)及び波形バンクアドレス変換テ
ーブルデータ部(TABLE)(第7図)は制御データ
メモリ部34にmsデータS6として格納されており、
コントロール部32は当該制御データS6を指定された
制御条件に応じて読み出して波形データメモリ部31に
対する続出信号S1を形成すると共に、補間合成演算部
33を構成する第1段補間回路33A、第2段補間回路
33B及び第3段補間回路33Cに対するコントロール
信号CLI、CL2、CL3及び係数データβm、rw
、α8を形成する.カ<シてコントロール部32,は(
14)式について上述した合成波形信号F..,(ωt
)を補間演算する際に必要な基本セグメント波形データ
fiJ菖ゞf t1・I) (j++1 (k◆!》を
波形データメモリ部31から基本セグメント波形データ
信号S2として所定の順序で順次読み出して行くと共に
、これと同期するように対応する係数データre、β.
、α、を順次第1段、第2段、第3段補間回路33A,
33B,33Cに送出し、かくして(14)式によって
表される合成波形信号F...(ωt)でなる演算デー
タ信号S3を補間合成演算部33から送出するようにな
されている.第1段、第2段、第3段補間回路33A、
33B,33Cは第15図において第1段補間回路33
Aについて示すような補間合成演算回路によって構成さ
れている. すなわち第1段補間回路33Aは基本セグメント波形デ
ータ信号S2を乗算回路35に受けて係数入力回路36
から与えられる係数信号Sllと乗真される.係数入力
回路36は、係数ラッチ回路37にラッチ信号φ1によ
って係数データrwがラッチされたとき、そのラッチ出
力信号SL2を受けて補数/非補数選択信号φ冨に応じ
てラッチ出力信号312の補数又は非補数を内容とする
係数信号Sllを送出する. この実施例の場合補数/非補数選択信号φ2が論理「0
」のとき係数入力回路36は係数データγ,でなるラッ
チ出力信号S12に基づいてその補数(1−TV)を係
数信号311として乗算回路35に供給するのに対して
、補数/非補数選択信号φ,が論理「1」のとき係数デ
ータrvでなるラッチ出力信号S12をそのまま係数信
号Sllとして乗算回路35に供給する. 乗算回路35の乗算出力信号S13は加算回路38にお
いてシフトレジスタ39のシフト出力信号314と加算
され、その加算出力信号S15が出力ラッチ回路40及
びシフトレジスタ39に与えられる. 出力ラッチ回路40はラッチ信号φ,が与えられたとき
加算出力信号S15をラッチして補間出力信号S3とし
て第1段補間回路33Aから送出し、次段の補間回路、
すなわち第2段補間回B33Bに入力信号として供給す
る. シフトレジスタ39はロード信号φ4が与えられたとき
加算出力信号315を内部に取り込んで記憶すると共に
、シフトパルス信号φ,によって当該取り込み記憶した
加算出力信号S15を順次シフト出力信号S14として
加算回路38に供給する. ここで波形データメモリ部31から供給される基本セグ
メント波形データ信号S2は、第12図及び第13図に
ついて上述したように、補間演算すべき楽音のキーコー
ドに基づいてそのピッチ変動分及びレベル変動分に相当
するアドレス位置を取り囲む8つの座標アドレス(i,
j,k)〜(i+i、j+1、k+1)から読み出され
た基本セグメント波形データf ijk”’ f (l
中1) (J41) (一命竃》でなり、これらの基本
セグメント波形データは第3図について上述したように
第O番目〜第1023番目の1024個のサンプリング
データでなる.第1段補間回路33Aは当該第0番目〜
第1023番目の波形データを順次1つずつ乗算回路3
5、加算回路38、出力ラッチ回路40、シフトレジス
タ39において演算処理をして行《. ?2段、第3段補間回路33B,33Cは第1段補間回
路33Aと同じ回路構成を有し、乗算回路35に入力さ
れる波形データ信号S3、S4に対して、ラッチ信号φ
.、φ■によって係数ラッチ回路37にラッチされる係
数データβ1、α8に基づいて、係数入力回路36にお
いて補数/非補数選択信号φ1!、φ。によって選択さ
れた係数データβ.、α0又はその補数を乗算して加算
回路3日に供給し、その加算出力信号315をラッチ信
号φ,,、φ8,によって出力ラッチ回路40にラッチ
することにより補間出力信号S4、S5を送出すると共
に、ロード信号φI4、φ2,によってシフトレジスタ
39に取り込んでシフトパルス信号φIs、φt%によ
ってシフト出力信号S14として加算回路38の入力端
に戻すようになされている. なお、第14図に示すコントロール信号CLI、CL2
、CL3は、第15図の信号(φ,〜φ,)、(φ11
〜φI5)、(φ1〜φ■)をまとめて表現したもので
ある. ?14図及び第15図において波形メモリ2のコントロ
ール部32は第16図に示すように、それぞれ処理期間
T0〜Tl1を有する演算周期SY1、SY2・・・・
・・において第1段、第2段、第3段補間回路33A,
33B,33Cを同期させながら演算動作をさせること
により、各演算周期SY1、SY2・・・・・・ごとに
(14)式について上述した合成波形信号F,.,(ω
t)の演算を実行する.ここで処理期間T0〜Tl1の
長さは、基本セグメント波形D■,(第3図)のサンプ
リングデータを1波形分処理するのに必要な時間に選定
さており、例えば 50(kHz)に相当する周期に選
定され、かくして各演算周期SYI、SY2・・・・・
・が600CkHz)に相当する周期で繰り返されるよ
うになされている. コントロール部32は第16図の演算周期SY1の処理
期間T.において、第1段補間回路33Aの係数ラッチ
回路37に係数データγ,をラツチさせると共に、シフ
トレジスタ39をクリアさせる. このタイミングにおいて第1段補間回路33Aの係数入
力回路36には論理「O」レベルの補数/非補数選択信
号φ2が与えられており、これにより係数入力回路36
は係数信号311として係数データγ,を乗算回路35
に与えるような非補数選択状態に制御される.かくして
第1段補間回路33Aは演算周期SYIの演算処理開始
状態に初期設定される. この状態においてコントロール部32は処理期間T.に
おいて波形データメモリ部31から基本セグメント波形
データ信号S2として基本セグメント波形データf i
nkを読み出して乗算回路35に入力すると共に、係数
入力回路36を補数選択状態に制御すると同時に、シフ
トレジスタ39にロード信号φ4を与えることによりロ
ード動作させる. その結果乗算出力信号S13が加算回路38を通じて加
算出力信号315としてシフトレジスタ39にロードさ
れることにより、シフトレジスタ39に次式 S14A1=(1−TV) ftim   ・・・・”
 (15)S 1 5 A 1 =(1   rv) 
f him+γv f i <i*r> *で表される
演算データS14A1が保持される.コントロール部3
2はこれに加えて、処理期間TIにおいて第2段補間回
路33Bの係数ラッチ回路37にラッチ信号φ1,を与
えることにより係数データβ,をラツチさせると共に、
シフトレジスタ39をクリアすることにより演算開始状
態に初期設定する. 続いてコントロール部32は次の処理時間Ttにおいて
、基本セグメント波形データ信号S2として基本セグメ
ント波形データf i (Jl) mを第1段補間回路
33Aの乗算回路35に入力すると共に、補数/非補数
選択信号φtによって係数人力回路36を非補数選択状
態に制御することにより係数入力回路36から係数デー
タTwをそのまま係数信号S11として乗算回路35に
与えると同時に、ラッチ信号φ,によって出力ラッチ回
路40をラッチ動作させる. このとき加算回路38は乗算出力信号313にシフト出
力信号314を加算して ・・・・・・ (16) のように表される演夏データS 1 5A1を加算出力
信号315として出力ラッチ回路40にラッチさせる. かくして第1段補間回路33Aは(16)式によって表
される演算データS15A1を補間出力信号S3として
第2段補間回路33Bに供給する状態になる. これに加えてコントロール部32は処理期間T,におい
て、第3段補間回路33Cの係数ラッチ回路37に係数
データα、をラツチさせると共に、シフトレジスタ39
をクリアさせることにより、補開演算動作を開始できる
状態に初期設定する. 続いてコントロール部32は次の処理期間T3において
、 第2段補間回路33Bの係数入力回路36を補数選
択状態に制御することにより係数β.の補数(1−β,
)を係数信号Sllとして出力する状態に制御すると共
にシフトレジスタ39をロード動作させる.このとき第
2段補間回路33Bの乗算回路35には(l6)式で表
される演算データS 1 5A1が与えられていること
によりこれに係数データ(1−β.)を乗算した乗算出
力信号S13が得られており、従って次式314B1−
(1−βa)(I   T v)f  五t*+(1−
βa) r v f ! (j++)k・・・・・・ 
(l7) でなる演算データ314B1を加算回路38の加算出力
信号315としてシフトレジスタ39にロードする状態
になる. これと同時にコントロール部32は第1段補間回路33
Aにおいてシフトレジスタ39をクリアすることにより
新たな基本セグメント波形データ信号S2を待ち受ける
状態に設定する.続いてコントロール部32は次の処理
時間T,において新たな基本セグメント波形データ信号
S2として基本セグメント波形データf (i*I)J
kを第1段補間回路33Aの乗算回路35に入力すると
共に、係数入力回路36・を補数選択状態に切り換える
と同時に、シフトレジスタ39をロード動作させる. その結果乗算出力信号S13が加算回路38を通じて次
式 S14A2=(1  rv)f(t++>ih  ・・
・・・− (18)のように表される演算データS14
A2としてシフトレジスタ39に保持された状態が得ら
れる。 続いてコントロール部32は次の処理期間T,において
新たな基本セグメント波形データ信号S2として基本セ
グメント波形データ f Uゆ1) (J*I)よを第1段補間回路33Aの
乗算回路35に入力すると共に、係数入力回路36を非
補数選択動作状態に制御すると同時に、出力ラッチ回路
40をラッチ動作させる. このとき加算回路38は(18)式について上述した演
算データS 1 4A2を加算して次式S15A2−(
1−γJ  f (lull jk+(1−β.)γ▼
f l (J+L) k+ r v f 《1*+> 
(il)k・・・・・・ (19) のように表される演算データS 1 5A2を出力ラッ
チ回路40にラッチし、これを補間出力信号S3として
第2段補間回路33Bに供給する状態になる. 続いてコントロール部32は次の処理期間T,において
第2段補間回路33Bの係数入力回路36を非補数選択
動作状態に切り換えると共に出力ラッチ回路40をラッ
チ動作させる.このときシフトレジスタ39には処理期
間T,においてロードされた演算データ3 1 4 B
 1 ((17)式)が保持されていることにより、加
算回路38はこの演算データ314B1を乗算出力信号
S13に加算して次式 315B1 一(1−βJ(1  rw) f lt*+β.(1−
γ▼)f+五◆I) jkのように表される演算データ
315B2を出力ラッチ回路40にラッチさせる. これと共にコントロール部32は当該処理期間T,にお
いて第1段補間回路33Aのシフトレジスタ39をクリ
ア動作させることにより新たな補間演算動作を実行し得
る状態に設定する.コントロール部32は次の処理期間
T7において第3段補間回路33Cの係数入力回路36
の補数/非補数選択信号φ2!を論理「1」レベルから
論理「0」レベルに切り換えることにより補数選択状態
に制御すると共に、シフトレジスタ39にロード信号φ
84を与えることによりロード動作させる. このとき第3段補間回路33Cの乗真回路35には、第
2段補間回路33Bの出力ラッチ回路40にタイミング
処理期間T,の間にラッチされた演算データ3 1 6
 B 1 ((20)式)が供給されていることにより
、乗算回路35、加算回路38を介してシフトレジスタ
39に次式 S14C1 一(1−αw)(1−β1)(l 一γw ) f 1
j*+(1−αw)(1−β−Tvfi<j*um+(
1−αw)β1(1−γw ) f l1st>j*?
 (1− α8 )β mrvf  (五や,, (j
や.■・・・・・・ (21) のように表される演算データS14C1を保持した状態
が得られる. またコントロール部32は当該処理期間T?において第
1段補間回路33Aの乗夏回路に新たな基本セグメント
波形データ信号S2として基本セグメント波形データ’
 1j (k*1)を与えると共に、係数入力回路36
を補数選択状態に制御すると同時に、シフトレジスタ3
9をロード動作させる.その結果シフトレジスタ39に
次式 S14A3=(1  rw)fiJ<*−+>  ・・
・・・・(22)のように表される演算データS14A
3を保持した状態が得られる. さらにコントロール部32は当該処理期間T?において
第2段補間回路33Bのシフトレジスタ39をクリア動
作させることにより新たな演算を開始できる状態に設定
する. 続いてコントロール部32は次の処理期間T8において
、第1段補間回路33Aの乗算回路35に新たな基本セ
グメント波形データ信号S2として基本セグメント波形
データf 1 (Jl)。+1)を与えると共に、係数
入力回路36を非補数選択状態に制御すると同時に、出
力ラッチ回路40をラッチ動作させる. その結果第1段補間回路33Aの出力ラッチ回路42は
次式 S15A3=(1   rv)f&Jn.+>+  r
  v  f  五 (il)  ( k・1》・・・
・・・ (23) のように表される演算データS 1 5A3がラッチさ
れ、これが第2段補間回路33Bに供給される.続いて
コントロール部32は次の処理期間T,において第2段
補間回路33Bの係数入力回路36を補数選択状態に制
御すると共に、シフトレジスタ39をロード動作させる
. このとき第2段補間回路33Bは第1段補間回路33A
から供給されている演算データS15A3 ((23)
式)に基づいて乗算回路35、加算回路38を通じてシ
フトレジスタ39に次式Sl4B2−(1−βm) (
I  T v)f 幻《*+r>+(1−βw) r 
v f目J011 (k+。 ・・・・・・ (24) のように表される演算データ314B2を保持する状態
になる. またコントロール部32は当該処理期間T.において第
1段補間回路33Aのシフトレジスタ39をクリアして
新たな演算を開始できる状態に設定される. 続いてコントロール部32は処理期間T1。において新
たな基本セグメント波形データ信号S2として基本セグ
メント波形データf (1。,)j《一。,》を第1段
補間回路33Aの乗算回路35に与えると共に、係数入
力回路36を補数選択状態に制御すると同時に、シフト
レジスタ39をロード動作させる. その結果シフトレジスタ39に次式 S14A4−(1−γ%+) f (j+l)J(lI
+1>・・・・・・ (25) のように表される演算データS14A4を保持した状態
が得られる。 続いてコントロール部32は次の処理期間Tllにおい
て第1段補間回路33Aの乗算回路35に新たな基本セ
グメント波形データ信号S2とじて基本セグメント波形
データf(▲.,) lJ++3 (k+1>を与える
と共に、係数入力回路36を非補数選択状態に制御する
と同時に、出力ラッチ回路40をラッチ動作させる. その結果乗算回路35、加算回路38を介してシフトレ
ジスタ39に保持されている演算データS14A4((
25)式)を含んで次式S15A4−(1−γIT)f
 u*nJ<kon+ T v f <L+I> 1J
ul+。+1,・・・・・・ (26) のように表される演真データS 1 5A4が出力ラッ
チ回路40にラッチされた状態が得られ、そのラッチ出
力を第2段補間回路33Bに供給する.かくして第1回
目の演算周期SY1が終了し、コントロール部32は次
の演算JiI期SY2に入るが、その当初の処理期間T
0及びT,において前回の演算周期SYIにおいて波形
データメモリ部31から読み出された基本セグメント波
形データについての演算が第2段補間回路33B及び第
3段補間回路33Cにおいて続けられる.すなわち演算
周期SY2の処理期間T0に入るとコントロール部32
は第2段補間回路33Bの係数入力回路36を非補数選
択状態に制御すると共に出力ラッチ回路40をラッチ動
作させ、これにより第1段補間回路33Aの出力ラッチ
回路40から与えられている演算データS15A4((
26)式)を用いて乗算回路35及び加算回路38を通
じて次式 315B2 一(1−β1)(1−γv)f口《、。,》+(1−β
m)γw f ! (j◆1) (k+I)+βw(l
  T v ) f <i,n j<**n+ β −
 T  v  f  (1+I)  TJ*+)  +
I+111)のように表される演算データS15B2を
出力ラツチ回路40に保持した状態が得られる.続いて
演算周期SY2の次の処理期間T.においてコントロー
ル部32は第3段補間回路33Cの係数入力回路36を
非補数選択状態に制御すると共に出力ラッチ回路40を
ラッチ動作させる.これにより第3段補間回路33Cの
乗算回路35、加算回路38を通じてシフトレジスタ3
9に保持されている演算データ3 1 4 C 1 (
(21)式)を含んで次式 315C1 =(1−αw)(1−βa)(I  Tv) f 1j
k+(1−αw)(1−βU)γv f i (j+I
l k+(1−α8)β.(1  rv>f<正*+>
 jk+(1−α− )βa T v f  (!+I
)  (jl) k+α.(1−βa) (1  r 
w)f xi tk*+1+α,(1−β曽)γv f
 i (j*1) +k−1》+α1βw(I  T 
w ) f (1*I) J Tk*l)? α8β.
γ Vf.五やI)  (J*1+  C■I,・・・
・・・(28) ?ように表される演算データ315C1を出力ラッチ回
路4oにラッチした状態を得ることができ、これを第3
段補間回路33Cから補間波形データ信号S5として出
力する状態になる。 このようにして得ることができる補間出力信号S5は、
(28)式を(14)式と比較することにより明らかな
ように、合成波形信号F■、(ωt)と同じ内容の演算
データになり、かくして波形メモリ2の楽音波形信号W
DATAを求めることができる. 〔6〕第2実施例の波形メモリ 第17図は第2実施例の波形メモリ2の構成を示し、 
第14図との対応部分に同一符号を付して示すように、
 波形データメモリ部31は読出信号S1に基づいて第
19図に示すように、8っの処理期間TtO〜T”gt
でなる演算周期SY11、SY12・・・・・・の間に
、  (14)式の各項の信号成分を構成する基本セグ
メント波形データf 1jk〜f (1+1) (j+
H (k+I)を基本セグメント波形信号S2として読
み出して乗算回路51において係数データ信号S31と
乗算し、その乗算出力信号S32を加算回路52に供給
する. コントロール部32は係数データα.、β。、γ9を係
数作成回路53に供給して(14)式の各項の係数部の
データでなる作成係数信号S33をセレクタ54におい
て選択して係数データ信号S31として得るようになさ
れている. ここで係数作成回路53は第18図に示すように、係数
データα1を係数入力回路55に与えてコントロール部
32(第17図)から制御信号CLllの一部として送
出される補数/非補数選択信号φ,Iに応じて係数入力
回路55を非補数選択状態又は補数選択状態に制御した
とき係数データα0又は(1−α.)を係数選択信号S
41として送出するようになされている. 二の係数選択信号S41は乗算回路56に与えられ、係
数データβ6と乗算され、これにより係数α、β1又は
(1−αw)β6を内容とする乗算出力信号S42を得
る。 係数選択信号S41及び乗算出力信号342は減算回路
57に被減算入力及び減算入力として与えられ、その出
力端にα.(1−β.)又は(1−α、)(1−β1)
を内容とする減算出力信号S43を得る。 この減算出力信号S43は乗算回路58において係数デ
ータγ1と乗算され、その出力端にα.(エーβa)r
v又は(1−αw)(1−βU)γ,を内容とする乗算
出力信号344を得る。 また減算出力信号343及び乗算出力信号S44は減算
回路59に被減算入力及び減算入力として与えられ、そ
の出力端にα8(1−β.)(1−rv)又は(1−α
w)(1−β1)(1−TV)でなる減算出力信号34
5を得る。 また乗算出力信号S42は乗夏回路60において係数デ
ータγ,と乗算され、その出力端にα8βvary又は
(1−α8)βa Tvを内容とする乗算出力信号S4
6を得る。 また乗算出力信号S42及びS46は減算回路61に被
減算入力及び減算入力として与えられ、その出力端にα
、β.(1−7,)又は(1−αw)β,(1  rv
)を内容とする減算出力信号S47を得る.かくして係
数作成回路53は補数/非補数選択信号φ,Iが係数入
力回路55を非補数選択状態又は補数選択状態に制御す
ることによって4つの演算信号S45、344、S47
、346を作成係数信号S33としてセレクタ54に供
給する.セレクタ54は、コントロール部32から制御
信号CLIIを構成する信号として送出される係数選択
信号φ,tによって処理期間T2。、T!l、’rzz
, Tisにおいて順次演算データ信号S45、S44
、S47、346を選択することにより、係数(1−α
w)(1−β.)(1−TV)、(1−α1)(1−β
U)γ9、(1−α1)βa(1  rv)、(1−α
w)βuTwを係数データ信号S31として送出し、こ
れにより第19図において乗算出力信号332の欄に示
す信号成分を乗算回路51の出力端に得る. さらにセレクタ54は、処理期間Tt4、T2S、’r
gi, T’ztにおいて補数/非補数選択信号φ3,
が係数入力回路55を非補数選択状態に制御することに
より係数作成回路53の出力端に得られる演算データ信
号S45、S44、S47、S46を順次選択すること
により係数α,I(1−β.)(1−rv)、α、(1
−βa)γ,、α8β.(1−TV)、α8β。 rvを順次係数データ信号331として送出し、これに
より第19図の乗算出力信号S32の欄に示す波形信号
成分を乗算回路51の出力端に得る。 このようにして加算回路52には処理期間T2。 〜T’ztO間に順次8つの波形信号成分が入力され、
その加算出力信号351がシフトレジスタ65において
制御信号CLIIを構成する信号として送出されるシフ
ト制御信号S33によってシフト制御されることにより
保持され、そのシフト出力信号352を加算回路52の
入力端にフィードバックする. かくして加算回路52の加算出力信号351として演算
周期SYII、SY12・・・・・・の各処理期間Tt
O〜T’ttにおいて加算回路52に供給される乗算出
力信号332を順次累積加算してなる信号を得ることが
でき、当該累積加算信号が出力ラッチ回路66にラッチ
制御信号φ,4によってラッチされる. この実施例の場合ラッチ制御信号φ,4は各演算周期S
Y11、SY12・・・・・・の最後の処理期間T’z
tにおいて出力ラッチ回路66をラッチ動作させると共
に、シフト制御信号φ,,がシフトレジスタ65をクリ
ア動作させるようになされ、かくして出力ラッチ回路6
6に演算周期SY11、SYl2・・・・・・の累算結
果を表し、従って(14)式について上述した合成波形
信号F.v,(ωt)を表す補間波形データ信号S53
を得ることができ、これを楽音波形信号WDATAとし
て波形メモリ2から送出する. 第17図〜第19図のように構成しても、第14図〜第
16図について上述した波形メモリ2と同様の補間演算
を実行し得る。 〔7〕第3実施例 第1図との対応部分に同一符号を付して示す第20図は
第3実施例を示すもので、この場合の電子楽器1は、楽
音のエンベローブが変化したときこれに追従するように
音色を変化させて行くにつき、基本セグメント波形D0
Fを順次滑らかに接続して行くことにより不用意に雑音
を発生させないようにしようとするものである。 この実施例の場合波形データメモリ部71は第21図に
示すように、キーコードに対応する複数の波形バンクW
B.(k=1〜K)を有し、k軸方向の波形バンク番号
kを指定することによって演奏されたキーのキーコード
に対応する波形バンクWB.を選択できるようになされ
ている。 各波形バンクWBkは、エンベローブの変化に対応して
j座標軸方向に座標アドレス(j=1、2・・・・・・
J)を有する複数J個の基本セグメント波形データfJ
&を格納しており、かくしてj座標軸方向のアドレスj
を必要に応じて切り換えることにより、異なる波形(従
って異なる音色)を有する基本セグメント波形データを
読み出すことができるようになされている. 基本セグメント波形データfJkは第22図に示すよう
に、その開始時のサンプリングデータ、すなわち第0番
目のサンプリングデータLV。が基本セグメント波形D
■7の所定のレベル(例えば0レベル)に選定されてい
ると共に、終了点、すなわち第1023番目のサンプリ
ングデータLV,,。 が開始点の信号レベルと同じ信号レベル(すなわち0レ
ベル)に選定されている. かくして所定のアドレスjの基本セグメント波形データ
fJkを読み出した後続いて他のアドレスの基本セグメ
ント波形データを読み出したとき、続出終了時の第1の
波形データのレベルと、これに続く次の続出開始時にお
ける第2の波形データのレベルとが一致していることに
より、波形データの繋ぎ目において2つの波形を滑らか
に接続できるようになされている. アドレスカウンタ部3から与えられる読出信号READ
は加夏回路72を通じて波形データメモリ部71に入力
すると共に、続出信号READをリピートエンド検出回
路73に与えることにょり読出信号READの内容が最
後のサンプリングナンパ(すなわちS M P−102
3)になったときリビートエンド検出信号341を発生
してこれをアドレスカウンタ部3のアドレスリターン信
号入力端に与える. このようにすることより、 アドレスヵウンタ部3の読
出信号READが基本セグメント波形D lfFの最後
のサンプリングナンパに来たときアドレスカウンタ部3
を続出開始アドレス(すなわちサンプリングナンバO)
に戻すことにより、サンプリングナンバO〜1023を
繰り返し指定する続出信号READによって、波形デー
タメモリ部71から基本セグメント波形データfJ&を
繰り返し読み出すことができるようになされている.こ
れに加えて波形メモリ2はエンベローブ波形発生回路部
工6のエンベローブ信号ENVをレベル指定信号LEV
Lとして波形切換レベル検出回路74に受ける. 波形切換レベル検出回路74は第23図に示すように、
 アタック波形を形成するエンベロープ信号ENVの信
号レベルが所定の信号レベルENV+,ENVヨ、EN
V3になったときこれを検出して波形切換信号342を
波形選択回路75に与える. ここで波形選択回路75は、波形切換レベル検出回路7
4が波形切換信号342を送出していない状態のとき、
アドレスシフト量をOとすることを内容とするアドレス
シフト信号343を加算回路72に送出し、これにより
波形データメモリ部7lがアドレスカウンタ部3の読出
信号READだけによって決まるアドレスを指定するこ
とにより、例えば基準座標アドレスj−1に格納されて
いる基本セグメント波形データfll+を読み出す状態
に制御する. この状態においてエンベロープ波形発生回路部16のエ
ンベロープ信号ENVが第23図の信号レベルENV,
を超えると、波形選択回路75はこのとき得られる波形
切換信号S42によって所定のアドレスシフト量を表す
アドレスシフト信号343を加算回路72に与える. その結果波形データメモリ部71には、アドレスシフト
信号343と読出信号READとの和でなるアドレス信
号が与えられることにより、当該アドレスシフト量だけ
シフトしたアドレス位置に格納されている基本セグメン
ト波形データを読み出す状態に切り換わる. この状態においてさらにエンベローブ信号ENVの信号
レベルが高くなって切換レベルENVt ,ENV,を
超えるごとに波形切換信号342が出力されることによ
りこれに応じて波形選択回路75がさらに所定シフト量
ずつシフトした内容をもつアドレスシフト信号343を
出力し、これにより波形データメモリ部71から読み出
される楽音波形信号WDATAの音色が切り換えられて
行く.ここで波形選択回路75はリピートエンド検出回
路73のリピートエンド検出信号341を切換?イミン
グ信号入力端に受けて当該リピートエンド検出信号34
1が発生した時点で初めてアドレスシフト信号S43の
切換動作を実行する.このようにすることにより、波形
データメモリ部71から1周期分の基本セグメント波形
データfallを読み出している途中のタイミングで波
形切換レベル検出回路74が波形切換信号S42を発生
した場合には、アドレスシフト信号S43の変化をリピ
ートエンド検出信号S41が発生するタイミングまで待
つような動作をし、これにより楽音波形信号WDATA
における波形の切換が常に碁本セグメント波形D■rの
基準レベルすなわちOレベルになった時点で実行される
ことになり、結局滑らかに音色が変化する楽音波形信号
WDATAを形成することができる. 〔8〕第4実施例 第20図との対応部分に同一符号を付して示す第24図
は第4の実施例を示すもので、この場合は基本セグメン
ト波形を滑らかに切り換えさせる?つき、基本セグメン
ト波形D■2が任意の信号レベルにあっても、切換前の
波形から切換後の波形に滑らかに切り換えることができ
るようにしようとするものである. 第24図の波形選択回路75は第20図の場合とは異な
り、波形切換レベル検出回路74から波形切換信号S4
2が得られたとき直ちにアドレスシフト信号S43を加
算回路72に出力する.これに加えて第24図の場合に
は、波形データメモリ部71から読み出された波形デー
タ信号S51が補間回路81において補関係数制御回路
82から与えられる補関係数データδによって補間処理
された後、楽音波形信号WDATAとして波形メモリ2
から送出される. 補関係数制御回路82は、第25図(A)の時点t c
,lgにおいて波形切換レベル検出回路74から波形切
換検出信号351が得られる前の状態では補関係数デー
タδとしてδ−1を補間回路81に供給する。そして時
点t CHSにおいて波形が切り換えられたとき補間係
数制御回路82は補関係数データδを一旦δ一〇に引き
下げた後、時間tの経過に従ってδ−1に立ち上げて行
き、やがて時点t cwtにおいてδ−1になると以後
この状態を維持するような補関係数データδの制御を実
行する. 補間回路81は第26図に示すように、波形データ信号
351を減算回路85に被減算信号として入力し、その
減算出力信号S61を係数乗算回路86に与えて補関係
数データδと乗算し、その乗算出力信号S62を加算回
路87を通じて加算出力信号363として1波形周期遅
延回路88に入力する. 1波形周期遅延回路88は、順次到来するサンプリング
データを1波形周期分だけ記憶するシフトレジスタで構
成され、その遅延波形データS64が減算回路85に減
算入力として与えられると共に加算回路87に加算入力
として与えられる.第24図〜第26図の構成において
、第25図(A)゛の時点t CHS以前の期間におい
て、波形選択回路75のアドレスシフト信号343によ
って第25図(B)に示すような変化を呈する波形デー
タ信号35 1Aが送出されていた状態において、時点
t CM!において波形切換レベル検出回路74が波形
切換信号342を送出することにより波形選択回路75
が第24図(B)の波形データ信号S51Bt−読み出
す状態に切り換わった場合、補間回路81は波形データ
信号S5 1A及びS51Bの偏差に基づいて補間演算
を実行する.すなわち切換開始時点t CHI以前のタ
イミングでは、補間回路81の減算回路85に切換前の
波形データ信号35 1Aが与えられていると共に、こ
れが1波形周期遅延回路88から遅延波形データS64
として送出されている.このとき減算回路85の減算出
力信号S61は偏差がない状態すなわち35 1A−S
5 1A−0の状態にあるので、係数乗算回路86にお
いて係数δ−1を乗算して得られる乗算出力信号362
もS62−0である。 そこで加算回路87に与えられている遅延波形データ3
64が加算回路87を通じて1波形周期遅延回路880
入力端に戻されることにより、切換開始前の波形データ
信号S5 1Aが1波形PJ期遅延回路88に保持され
た状態が得られると共に、これが加算回路87の出力端
から楽音波形信号WDATAとして波形メモリ2から送
出される.やがて切換開始時点tcoにおいて補間回路
81に入力される波形データ信号S51が波形データ信
号35 1Aから351Bに切り換わると、その偏差を
表す減算出力信号S6 1=35 1A−351Bが減
算回路85に得られる.この減算出力信号S61は係数
乗算回路86において係数δに乗算されるが、補間係数
制御回路82が係数δを係数0から1まで変化させるよ
うに制御することにより、加算回路87の加算出力信号
363は切換前の波形データ信号S5 1Aに対して次
第に大きくなる減算出力信号S61=δ(S51A−3
51B)が加算されて行く。 やがて切換終了時点t cotにおいて補関係数データ
δがδ−1になると、加算回路87の加算出力363の
内容は1波形周期遅延回路88によって保持されている
切換前の波形データ信号S51Aに対して波形データ信
号S5 1A及びS51B間の偏差分を加算した波形デ
ータ信号になり、このことは切換終了時点t l:lI
Kにおいて加算出力信号363の内容が切換後の波形デ
ータ信号351Bになったことを意味する. この加算出力信号363は楽音波形信号WDATAとし
て波形メモリ2から送出されると共に1波形周期遅延回
路88に読み込まれることにより、1波形周期遅延回路
88には切換後の波形データ信号351Bが保持される
状態になる。 このようにして補間回路81は、波形データメモリ部7
1から互いに異なる波形を有する波形データ信号35 
1A及びS51Bが順次読み出されてきたとき、切換開
始時点t CHS及び切換終了時点t cNEの間に切
換前の波形データ信号S5 1Aから切換後の波形デー
タ信号35 1Bに徐々に波形を切り換えて行き、切換
終了時点t。HEを過ぎた時波形データ信号35 1B
を楽音波形信号WDATAとして波形メモリ2から送出
する状態になる。 このようにして第24図〜第26図の構成によれば、 
エンベローブ信号ENVが任意の時点において波形切換
L/ ヘ)L/ E N V + 、E N V t 
、E Nv3を超えたことにより波形メモリ2から読み
出す楽音波形信号WDATAを滑らかに切り替えること
ができる。
〔9〕他の実施例 (1)上述の実施例においては基本セグメント波形デー
タとして1周期分のサンプリングデータを用いるように
した場合について述べたが、これに代え、複数周期分の
サンプリングデータを用いたり、1周期又は複数周期の
サンプリングデータをデータ圧縮してなる波形データを
用いたりするようにしても良い。 また波形データとして、サンプリングデータを用いる場
合ばかりではなく、FM合成用パラメータ、高調波合成
用パラメータなどの楽音波形形成用のパラメータデータ
を用いるようにした場合にも同じようにしてこの発明を
適用して、複数の楽音波形に対応する複数のパラメータ
の間でパラメータ間補間を行うようにしても良い. (2)第1図〜第16図に示した第1実施例、第17図
〜第19図に示した第2実施例においては、波形メモリ
2に記憶した基本波形データに基づいて補間演算を実行
した後楽音信号に変換するようにした実施例について述
べたが、波形メモリに記憶した波形データを補間演算を
せずに直接楽音信号に変換するようにしても上述の場合
と同様の効果を得ることができる。 また第20図〜第23図に示した第3実施例、第24図
〜第26図に示した第4実施例においては、波形メモリ
2に記憶した基本波形データを補間演算をせずに直接楽
音信号に変換するようにした場合について述べたが、こ
れに代え、読み出した基本波形データに基づいて補間演
算をした後楽音信号に変換するようにしても良い. (3)上述の実施例においては、エンベローブ波形発生
回路部16として、エンベロープ発生回路の出力をイニ
シャルタッチ信号I NTL、アフタタツチ信号AFT
Rによって制御することによりレベル変動を生じさせる
ようにした場合について述べたが、これに代え、タッチ
信号によって制御できないようにしたり(従ってエンベ
ロープ信号だけに基づいてレベル変動が生ずる)、タッ
チ情報だけによってレベル変動を生じさせるようにした
りしても良い. またレベル指定信号LEVLにレベル変動量の変化を生
じさせるにつき、エクスブレツション、プレスコントロ
ーラ、モジュレーションホイール等のように、演奏者が
演奏途中において変更操作し得るような操作子から得ら
れる操作子出力信号によってレベル指定信号LEVLの
変動量を制御するようにしても良い. (4)上述の実施例においては、波形メモリ2から読み
出す基本波形データを切り換える条件として、レベル指
定信号LEVL又はピッチ指定信号PICHが所定の信
号レベルを超えたときこれを検出して基本波形データを
切り換えるようにした場合について述べたが、その際に
時間の経過に応じて?換信号レベルを変化させても良い
. 因に例えば第27図についてレベル指定信号LEVLの
レベルを検出する場合として示すように、レベル指定信
号LEVLが同じ検出レベルLV.を超えたとしても、
 その超えた時点がアタック波形部WAO時点t■の場
合と、その後サステイン波形部WBを通ってリリース波
形部WCo時点txtの場合とでは異なる基本波形デー
タを読み出すようにする. このようにすれば実際上さらに一段と表現力が大きな楽
音を発生させることができる.(5)上述の実施例にお
いてはピッチ指定信号PICHを得るにつき、イニシャ
ルタッチ信号INTL及びアフタタッチ信号AFTRに
基づいてピッチ変動を生じさせる条件としたが、当該ピ
ッチ変動を生じさせる条件としてグライド、ビツチベン
ド等のピッチ制御用操作子の出力を用いるようにしても
良く、要は演奏者の操作によってピッチを変更制御する
ような場合に広く適用し得る.(6)第1実施例及び第
2実施例の場合には、3次元座標アドレス系を有する波
形メモリ2の3次元アドレス情報として3つの楽音制御
パラメータ、すなわちレベル情報、ピッチ情報、キーコ
ード情報を用いるようにした場合について述べたが、こ
れに加え、時間情報、必要に応じて設けられた操作子出
力情報などを含めて、波形メモリ2を複数n個の楽音制
御パラメータを各座標軸に割り当ててなるn次元座標ア
ドレス系を波形メモリ2に構築し、当該n個の楽音制御
パラメータによって基本波形データを読み出すようにし
ても良い.■ 上述の実施例においては、この発明によ
る楽音信号発生装置を単音電子楽器に適用した場合につ
いて述べたが、複音電子楽器に適用しても上述の場合と
同様の効果を得ることができる.(8)上述の実施例に
おいては鍵盤部4を操作することによって得られるキー
コード信号KCを音高情報を表す楽音制御パラメータと
して用いてk座標軸方向の座標アドレスを選択するよう
にしたが、この発明はこれに限らず、音源ユニット、リ
ズムマシーン等のように鍵盤部をもたない電子楽器にも
広《適用し得る. (9)第14図の実施例においては、基本セグメント波
形データ信号S2を補間演算するにつき、j座標軸方向
の重み係数γ,、1座標軸方向の重み係数β,、k座標
軸方向の重み係数α8の順番に順次補間演算を実行して
行くようにしたが、その順番はこれに限らず種々変更し
ても上述の場合と同様の効果を得ることができる. 0ω 第20図〜第23図の第3実施例において、波形
メモリ2としてj座標軸方向及びk座標軸方同に座標ア
ドレスをもつように基本セグメント波形データf lJ
kを配列することにより、レベル指定信号LEVLのレ
ベル変動分に基づいて基本セグメント波形データを選択
するようにした場合について述べたが、これに代え又は
これと共に、l座標軸方向に座標アドレスをもつ基本セ
グメント波形データを配列してピッチ指定信号PICH
の変動量に応じて基本セグメント波形データを切り換え
て行くように構成すれば、当該l座標軸方向にも波形を
切り換えて行く際にも各基本セグメント波形を滑らかに
接続することができる.00  上述の実施例において
は、この発明をハード的回路構成によって実現するよう
な構成を有する場合について述べたが、これに代え、信
号の処理をソフト的手段によって実行するような構成の
ものを適用しても上述の場合と同様の効果を得ることが
できる. 0の 上述の実施例においては、第8図〜第13図につ
いて上述したように、座標アドレスt−i及びi−i+
1間、j−j及びJ−J+1間、k=k及びk−k+1
間に補間合成するアドレス位置(i+βII、J+γ,
、k+αw)として、重み係数β1、γ,、α8による
内分点を座標アドレス(t,JSk)を基準にしてβ1
、γ,、α8だけ離れた位置を指定するようにしたが、
これとは逆に、座標アドレス(t,J,k)を基準にし
て(1−β1)、(1−γ,)、(1−αw)だけ離れ
た位置を指定するようにしても、上述の場合と同様の効
果を得ることができる. 〔発明の効果〕 上述のようにこの発明によれば、レベル変動量に対応す
る複数の碁本波形データをそれぞれ所定のアドレスをも
つメモリエリアに記憶しておき、アドレス情報をレベル
変動量に応じて形成す,るようにしたことによって楽音
のレベル変動に応じて音色を微妙に変化させることがで
きることにより、表現力が大きな楽音を発生できる楽音
信号発生装置を容易に実現し得る.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による楽音信号発生装置の一実施例を
用いた電子楽器を示すブロック図、第2図は第1図の波
形メモリ2の詳細構成の説明に供する略線図、第3図は
基本セグメント波形データの構成を示す信号波形図、第
4図及び第5図は波形バンクデータ部の構成を示す図表
、第6図は選択条件データファイル管理データ部の構成
を示す図表、第7図は波形バンクアドレス変換テーブル
データ部の構成を示す図表、第8図〜第11図はk座標
軸方向、i座標軸方向、j座標軸方向の重み係数α。、
β1、γ9の説明に供する略線図及び信号波形図、第1
2図及び第13図は3次元座標アドレス系における基本
波形データの補間合成演算の説明に供する路線図、第1
4図は波形メモリの詳細構成を示すブロック図、第15
図は第14図の補間回路33A、33B,33Cの詳細
構成を示すブロック図、第16図は補間回路33A,3
3B、33Cの動作の説明に供する図表、第17図は第
2実施例における波形メモリ2の詳細構成を示すブロッ
ク図、第18図は第17図の係数作成回路53の詳細構
成を示すブロック図、第19図は補間合成演算動作の説
明に供する図表、第20図は第3実施例における電子楽
器を示すブロック図、第21図は第20図の波形データ
メモリ部71の詳細構成を示す路線図、第22図は第2
1図の基本波形データの構成を示す信号波形図、第23
図はレベル検出動作の説明に供する信号波形図、第24
図は第4実施例における電子楽器を示すブロック図、第
25図は第24図の補関係数データδの説明に供する信
号波形図、第26図は第24図の補間回路81の詳細構
成を示すブロック図、第27図は他の実施例の説明に供
する信号波形図である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レベル変動量に対応する複数の基本波形データをそれぞ
    れ所定のアドレスをもつメモリエリアに記憶する波形デ
    ータ記憶手段と、 楽音指定手段の楽音指定情報に応じてレベル変動量情報
    を発生する楽音を制御するレベル情報発生手段と、 上記レベル情報に基づいて上記複数の基本波形データの
    うち当該レベル変動量情報に対応する基本波形データの
    アドレス情報を形成して上記波形データ記憶手段から上
    記楽音指定手段によつて指定された楽音に対応する上記
    基本波形データを楽音波形信号として読み出すアドレス
    形成手段と、上記楽音波形信号を楽音信号に変換する楽
    音信号変換手段と を具えることを特徴とする楽音信号発生装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077721A (ja) * 2002-08-15 2004-03-11 Osamu Hori 大正琴実演奏補正プログラム及び大正琴実演奏補正装置
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