JP2992295B2 - 楽音制御用波形信号発生装置 - Google Patents

楽音制御用波形信号発生装置

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JP2992295B2
JP2992295B2 JP1262320A JP26232089A JP2992295B2 JP 2992295 B2 JP2992295 B2 JP 2992295B2 JP 1262320 A JP1262320 A JP 1262320A JP 26232089 A JP26232089 A JP 26232089A JP 2992295 B2 JP2992295 B2 JP 2992295B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、楽音の発生開始に同期して動作を開始する
とともに、同開始からの時間経過に従って変化する楽音
制御用波形信号を発生する楽音制御用波形信号発生装置
に関する。
【従来技術】 従来、この種の装置は、例えば特開昭61−39097号公
報に示されるように、楽音の発生開始に同期して急速に
立ち上がり、該立ち上がった後、滑らかに減衰しながら
所定レベルまで減衰して同レベルに維持され、または前
記立ち上がったままそのレベルに維持され、その後、再
び減衰する波形信号を形成出力して、楽音信号の振幅エ
ンベロープ、楽音信号を形成するための変調信号の振幅
エンベロープを制御している。
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の装置にあっては、前記所定レベ
ルまで減衰して同レベルに維持される時間が長くなった
り、前記立ち上がった後に所定レベルに維持される時間
が長くなると、該波形信号により制御される楽音要素が
長時間固定されてしまうことになり、発生される楽音が
単調になる。 本発明は上記問題に対処するために案出されたもの
で、その目的は時間的に変化に富んだ楽音制御用波形信
号を発生可能な楽音制御用波形信号発生装置を提供する
ことにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴
は、楽音の発生開始に同期して動作を開始するととも
に、同開始からの時間経過に従って変化する楽音制御用
波形信号を発生する楽音制御用波形信号発生装置におい
て、前記楽音制御用波形信号を時間経過に従って区分し
た複数の区間毎に同楽音制御用波形信号の形状を決定す
るための形状パラメータと、前記複数の区間のうちで同
一の楽音制御用波形信号が繰り返し形成される区間を指
定するための開始位置及び終了位置を表す繰り返し位置
パラメータとを入力する入力手段と、前記入力手段によ
り入力された形状パラメータ及び繰り返し位置パラメー
タを記憶するパラメータ記憶手段と、前記パラメータ記
憶手段に記憶されている形状パラメータを順次読出し、
同読出した形状パラメータをもとに演算して各区間毎の
楽音制御用波形信号を順次形成する波形信号形成手段
と、前記パラメータ記憶手段に記憶されている繰り返し
位置パラメータにより表された開始位置から終了位置ま
での区間の楽音制御用波形信号が繰り返し形成されるよ
うに前記波形信号形成手段を制御する繰り返し制御手段
とを備えたことにある。
【発明の作用及び効果】
上記のように構成した本発明においては、入力手段に
より、複数の区間毎に楽音制御用波形信号の形状を決定
するための形状パラメータと、同複数の区間のうちで同
一の楽音制御用波形信号が繰り返し形成される区間を指
定するための開始位置及び終了位置を表す繰り返し位置
パラメータとが入力されると、パラメータ記憶手段はこ
れらの入力されたパラメータを記憶する。そして、波形
信号形成手段が、パラメータ記憶4手段に記憶されてい
る形状パラメータを順次読出し、同読出した形状パラメ
ータをもとに演算して各区間毎の楽音制御用波形信号を
順次形成するが、このときに、繰り返し制御手段が、パ
ラメータ記憶手段に記憶されている繰り返し位置パラメ
ータにより表された開始位置から終了位置までの区間の
楽音制御用波形信号が繰り返し形成されるように波形信
号形成手段を制御する。 したがって、この発明によれば、各区間毎に異なる特
性で変化する楽音制御用波形信号を形成できるととも
に、一部の楽音制御用波形信号を繰り返させることがで
きるので、楽音の発生時間が長くなっても、この楽音制
御用波形信号により制御される楽音要素を時間的に複雑
に変動させることができ、発生される楽音が単調でなく
なって豊かなものとなる。しかも、各区間毎の楽音制御
用波形信号の形状及び繰り返される楽音制御用波形信号
は形状パラメータ及び繰り返し位置パラメータにより決
定されるとともに、これらの各パラメータは入力手段に
より任意な値に設定することができるので、多彩な楽音
制御用波形信号の形成が可能となる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、
第1図は本発明に係る楽音制御用波形信号発生装置を備
えた電子楽器の全体をブロック図により示している。 この電子楽器は、楽音の発生制御用の演奏信号を入力
するための外部データ取り込み回路11、自動演奏データ
読出し回路12及び鍵スイッチ回路13を備えている。外部
データ取り込み回路11は外部接続端子14に接続されて、
同端子14に他の楽器などから供給される押鍵状態信号、
鍵タッチ信号などの演奏信号を取り込むものである。自
動演奏データ読出し回路12は、フロッピーディスク、磁
気テープ、ROMなどの記録媒体からなる自動演奏データ
記録装置15に記録されている前記演奏信号に対応した自
動演奏信号を、楽曲の進行に従って読出すものである。
鍵スイッチ回路13は鍵盤16の各鍵に対応した複数の鍵ス
イッチからなり、前記各鍵の押鍵状態を表す押鍵状態信
号を出力するものである。また、この鍵スイッチ回路13
には鍵タッチ検出回路17が並設されており、同検出回路
17は鍵盤16の押鍵に伴う鍵タッチを検出して、該検出鍵
タッチ信号を出力するものである。 また、この電子楽器は、音色等スイッチ回路21、パラ
メータ設定スイッチ回路22及び表示制御回路23を備えて
いる。音色等スイッチ回路21は、パネル面に設けられて
発生される楽音の音色番号(ピアノ1、ピアノ2などに
対応)を指定する音色選択操作子群24のそれぞれに対応
した複数のスイッチで構成され、前記各操作子の操作状
態を表す操作状態信号を出力するものである。パラメー
タ設定スイッチ回路22は、パネル面に設けられて前記各
音色番号に対応した楽音を制御するためのパラメータ設
定操作子群25に対応した複数のスイッチなどで構成さ
れ、前記各操作子の操作状態を表す操作状態信号を出力
するものである。表示制御回路23は前記パネル面に設け
られた表示器26の表示状態を制御するものである。これ
らの各回路11〜13,17,21〜23はバス30に共通に接続され
ている。 バス30には、楽音信号を形成して出力する楽音信号形
成回路40が接続されている。この楽音信号形成回路40
は、バス30を介して供給されるデータに応じて複数(本
実施例においては8個)の楽音信号をチャンネル別に形
成出力するものであり、例えば、第2図に示すように、
FM変調により楽音信号を合成する回路で構成されてい
る。この楽音信号形成回路40はバス30に接続されたデー
タ分配回路41を備えており、同回路41は、バス30からチ
ャンネルデータと共に供給される周波数データ及びエン
ベロープデータEG(c,0),EG(c,1)を、楽音形成チャ
ンネルタイミングに同期して位相情報発生回路42及び乗
算器43,44へそれぞれ供給する。位相情報発生回路42
は、前記チャンネルタイミングに同期して周波数データ
を累算することにより、波形信号の位相を表す位相情報
ωtを同チャンネルタイミングに同期して正弦波テーブ
ル45及び加算器46へ順次供給するものである。正弦波テ
ーブル45は前記供給位相情報ωtに基づいて記憶正弦波
を読出して乗算器43へ出力するものであり、同乗算器43
は前記エンベロープデータEG(c,0)を該正弦波出力に
乗算して加算器46へ出力するものである。加算器46は両
入力を加算して該加算値を正弦波テーブル47へ供給する
ものであり、同テーブル47は前記加算値に基づいて記憶
正弦波を読出して乗算器44へ出力するものである。乗算
器44は前記エンベロープデータEG(c,1)を前記正弦波
テーブル47の出力に乗算して出力するものである。これ
により、乗算器44からは、波形信号EG(c,1)・sin{ω
t+EG(c,0)・sinωt}が出力されるようになってい
る。 この波形信号はD/A変換器48にてアナログ信号に変換
されて、サウンドシステム49へ出力されるようになって
いる。サウンドシステム49はアンプ、スピーカなどから
なり、前記アナログ信号を音響信号に変換して放音する
ものである。 また、バス30には、押された鍵の楽音発生チャンネル
への割り当て、エンベロープデータEG(c,0),EG(c,
1)の形成、及び楽音の発生制御などを行うためのプロ
グラムメモリ51、CPU52、ワーキングメモリ53及びタイ
マ回路54が接続されている。これらの各回路51〜54はマ
イクロコンピュータを構成するもので、プログラムメモ
リ51はROMにより構成されて、第5図〜第10図のフロー
チャートに対応したプログラム及び必要な定数データを
記憶している。CPU52は電源スイッチ(図示しない)の
投入により第5図の「メインプログラム」を繰り返し実
行するとともに、タイマインタラプト信号の発生毎に第
8図の「タイマインタラプトプログラム」を割り込み実
行するものである。 ワーキングメモリ53はRAMにより構成され、第3A図〜
第3D図に示すようなイベントバッファ領域53a、キーボ
ードバッファ領域53b、キータッチバッファ領域53c、エ
ンベロープレベルテーブル領域53d、エンベロープレー
トテーブル領域53e、及びその他の記憶領域を備えてい
る。イベントバッファ領域53aは、外部データ取り込み
回路11、自動演奏データ読出し回路12及び鍵スイッチ回
路13からの押鍵状態信号により押離鍵の検出された全て
の鍵に関する押鍵状態信号KO、キーデータKD及びキータ
ッチデータKT(鍵盤演奏による場合には鍵タッチ検出回
路17から供給される)を記憶するものである。なお、か
かる場合、押鍵状態信号KOは“1"により押鍵状態を表す
とともに“0"により離鍵状態を表し、またキーデータKD
は鍵盤における鍵名を表す。キーボードバッファ領域53
bは楽音信号形成回路40の8個の楽音信号形成チャンネ
ルに対応した8個の記憶チャンネルを有し、各チャンネ
ル内の上位2ビットは、該チャンネルに割り当てられた
鍵に関する楽音信号の発生状態を表す状態データであ
り、その他の下位の複数ビットデータがキーデータKDで
ある。この状態データの1番面のビット(最上位ビット
MSB)は“1"により押鍵状態を表すとともに、“0"によ
り離鍵状態を表し、また2番目のビットは“1"により離
鍵後の楽音の減衰状態を表すとともに、“0"により減衰
終了状態であることを表す。キータッチバッファ領域53
cは、前記各チャンネルに割り当てられた鍵に関する鍵
タッチを表すキータッチデータKTを、前記キーデータKD
に対応して記憶するものである。 エンベロープレベルテーブル領域53dは、m個の各音
色番号にそれぞれ対応して各二つずつ(n=0,1)、第
0〜4オンレベルONL0〜ONL4、ループ番号LOOP及び第1,
2オフレベルOFL1,OFL2を記憶するものである。なお、第
0〜4オンレベルONL0〜ONL4及び第1,2オフレベルOFL1,
OFL2は、第4A図及び第4B図に示すように、時間的に区分
された各区分毎に上昇及び下降するエンベロープ波形振
幅値の各到達値をそれぞれ示すもので、第0〜4オンレ
ベルONL0〜ONL4は押鍵中に対応しており、かつ第1,2オ
フレベルOFL1,OFL2は離鍵中に対応している。ループ番
号LOOPは押鍵中において波形信号の繰り返し開始時点を
示すものである。エンペロープレートテーブル領域53e
は、前記レベルテーブル領域53dと同様、m個の各音色
番号にそれぞれ対応して各二つずつ(n=0,1)、ディ
レイタイムDT、第1〜4オンレートONR1〜ONR4、第1,2
オフレートOFR1,OFR2を記憶するものである。なお、デ
ィレイタイムDTは、第4A図に示すように、楽音の発生開
始時に、第0オンレベルONL0を持続する時間に対応して
いる。第1〜4オンレートONR1〜ONL4及び第1,2オフレ
ートOFR1,OFR2は、第4A図及び第4B図に示すように、時
間的に区分された各区分毎に上昇及び下降するエンベロ
ープ波形振幅値の変化レート値をそれぞれ示すもので、
第1〜4オンレートONR1〜ONR4は押鍵中に対応してお
り、かつ第1,2オフレートOFR1,OFR2は離鍵中に対応して
いる。 タイマ回路54は発振器を内蔵しており、所定周期でタ
イマインタラプト信号を繰り返し出力する。 次に、上記のように構成した実施例の動作を説明する
が、まず、概略的にその全体動作を説明する。 動作の概略 電源スイッチが投入されると、CPU52は第5図のステ
ップ100にて「メインプログラム」の実行を開始し、ス
テップ101にてワーキングメモリ53の所定の箇所をクリ
アしたり、所定の箇所に必要な初期データを書き込む。
かかる場合、特に、イベントバッファ領域53a、キーボ
ードバッファ領域53b及びキータッチバッファ領域53cは
クリアされるとともに、エンベロープレベルテーブル領
域53d及びエンベロープレートテーブル53eには標準的な
パラメータが格納される。 かかる後、CPU52はステップ102〜104からなる循環処
理を実行する。ステップ102においては、第6図の「押
離鍵検出ルーチン」の処理が実行されて、外部データ取
り込み回路11、自動演奏データ読出し回路12及び鍵スイ
ッチ回路13からの押鍵状態信号に応じて、楽音信号形成
回路40における楽音信号の発生及び停止が制御される。
かかる場合、楽音信号の周波数に関するデータは、前記
「押離鍵検出ルーチン」の実行によって楽音信号形成回
路40へ出力されて、同形成回路40における形成楽音信号
の周波数が制御されるが、変調信号及び楽音信号の振幅
を制御するための第4A図及び第4B図に示すようなエンベ
ロープ波形を表すエンベロープデータEG(c,0),EG(c,
1)は、第8図の「タイマインタラプトプログラム」の
実行によって楽音信号形成回路40へ出力され、前記「押
離鍵検出ルーチン」においては、前記エンベロープデー
タEG(c,0),ED(c,1)の押離鍵時の初期制御のみが行
われる。 ステップ103においては、第7図の「パラメータ設定
ルーチン」の処理が実行され、パラメータ設定スイッチ
回路22からのパラメータ設定操作子群25の操作検出信号
に応じて、エンベロープレベルテーブル領域53d及びエ
ンベロープレートテーブル領域53e内に記憶される各種
パラメータが種々の値に設定されるとともに変更され
る。そして、これらの各パラメータにより、前記エンベ
ロープ波形の形状が決定される。 また、ステップ104においては、その他の処理が実行
される。かかる処理においては、前述した以外の操作子
に関する処理が実行されるが、特に、このステップ104
では、後述するエンベロープデータEG(c,0),EG(c,
1)の形成に利用される音色番号m及びタッチフラグTOU
CH(0),TOUCH(1)が、音色選択操作子群24内のいず
れかの操作子の操作に応じて設定される。 次に、前記パラメータ設定操作子群25の操作に応じた
パラメータ設定変更動作と、エンベロープ波形の形成を
含む押離鍵に応じた楽音信号形成動作について、詳しく
説明する。 パラメータ設定変更動作 「メインプログラム」のステップ103にて実行される
「パラメータ設定ルーチン」においては、第7図のステ
ップ300にてその実行が開始され、ステップ301にてパラ
メータ設定操作子群25のいずれかの操作子が操作された
か否かが判定される。かかる場合、いずれの操作子も操
作されていなければ、前記ステップ301における「NO」
との判定の基に、ステップ305にて同「パラメータ設定
ルーチン」の実行が終了される。 一方、パラメータ設定操作子群25のいずれかが操作さ
れると、ステップ301にて「YES」と判定され、ステップ
302にて、該操作に対応した表示制御信号が表示制御回
路23に出力される。これにより、表示制御回路23が表示
器26を制御して、表示器26における表示状態を前記パラ
メータ設定操作子群25の操作に応じて変更する。これと
同時に、前記操作がパラメータの変更に関係するもので
ある場合には、ステップ303における「YES」との判定の
基に、ステップ304にてエンベロープレベルテーブル領
域53d、エンベロープレートテーブル領域53eなどの対応
するパラメータが前記操作に応じて更新される。 かかる動作について具体例を上げて説明すると、初期
設定又は特定の操作子の操作により、メニュー状態が選
択された場合には、表示器26は、第11A図に示すよう
に、変更を希望するパラメータ群を選択するためのメニ
ューを表示する。かかる場合、ある操作子を用いて表示
画面上のカーソルを移動させることにより、所望とする
パラメータ群を選択する。この選択により、エンベロー
プレベルに関するパラメータ群が選択された場合には、
表示制御回路23に、エンベロープレベルテーブル領域53
d内の音色番号mに関する各種パラメータONL0〜ONL4,LO
OP,OFL1,OFL2が供給され、表示器26は、第11B図に示す
ように、前記音色番号mと共に各種パラメータ値ONL0〜
ONL4,LOOP,OFL1,OFL2を表示する。また、前記選択によ
り、エンベロープレートに関するパラメータ群が選択さ
れた場合には、表示制御回路23に、エンベロープレート
テーブル領域53e内の音色番号mに関する各種パラメー
タDT,ONR1〜ONR4,OFR1,OFR2が供給され、表示器26は、
第11C図に示すように、前記音色番号mと共に各種パラ
メータ値DT,ONR1〜ONR4,OFR1,OFR2を表示する。かかる
場合、音色番号mは以前設定された値に維持されてい
る。 そして、ある操作子を操作することによってカーソル
を所望とする位置に移動して、該カーソルにより示され
ている位置の値を変更する。その結果、表示の変更され
たパラメータが前記両テーブル53d,53e内の所定の位置
に新たに書き込まれる。また、第11B図及び第11C図の音
色番号mを変更すれば、表示器26にて表示されかつ変更
されるパラメータ群が更新される。なお、かかる表示状
態にあっても、特定の操作子を操作することにより、第
11B図及び第11C図の表示状態を第11A図のようなメニュ
ー状態に戻すことも可能である。 このようにして、エンベロープレベルテーブル領域53
d内の各種パラメータONL0〜ONL4,LOOP,OFL1,OFL2及びエ
ンベロープレートテーブル領域53e内の各種パラメータD
T,ONR1〜ONR4,OFR1,OFR2が、演奏者の所望とする値に設
定される。 楽音信号形成動作 「メインプログラム」のステップ102にて実行される
「押離鍵検出ルーチン」においては、第6図のステップ
200にてその実行が開始され、ステップ201にて鍵イベン
ト有りか否かが判定される。この判定は、外部データ取
り込み回路11、自動演奏データ読出し回路12及び鍵スイ
ッチ回路13からの押鍵状態信号を入力するとともに、該
入力した新たな押鍵状態信号と以前の押鍵状態信号とを
比較することにより、押鍵状態の変化を検出するための
ものである。かかる場合、前記変化がなければ、前記ス
テップ201における「NO」との判定の基に、ステップ213
にて該「押離鍵検出ルーチン」の実行が終了される。 一方、押鍵状態に変化があって(新たな押鍵又は離鍵
に対応)、ステップ201にて「YES」すなわち鍵イベント
有りと判定されると、ステップ202にて押鍵状態に変化
のあった鍵に関する新たな押鍵状態信号KO、キーデータ
KD及びキータッチデータKTの全てがイベントバッファ領
域53aに鍵イベントデータとして取り込まれる。(第3A
図参照) 次に、ステップ203,210〜212の処理により、変数Nを
「0」から順次「1」ずつ増加させながら、イベントバ
ッファ領域53a内にデータがなくなるまで、各鍵イベン
トデータ毎に、ステップ204〜209の処理を実行する。 かかる処理においては、鍵イベントデータが押鍵に関
するものであれば、ステップ204における「YES」すなわ
ちイベントバッファ領域53a内の鍵イベントデータEVTBU
F(N)の最上位ビットMSBが“1"であるとの判定の基
に、ステップ205にて楽音信号形成に対する空きチャン
ネルcがサーチされて、キーボードバッファ領域53b及
びキータッチバッファ領域53c内の前記サーチチャンネ
ルcに対応した各記憶位置KYB(c),KTB(c)に、前
記鍵イベントデータEVTBUF(N)中の各データKO,KD,KT
に関するデータ“10+KD",“KT"がそれぞれ記憶され
る。かかる場合、前記データ“10+KD"のうちの最上位
ビットMSBは、前記押鍵状態信号KO(押鍵状態を表す)
に対応するものである。また、2ビット目のデータは、
“1"により離鍵後の減衰状態を表すとともに、“0"によ
り減衰終了状態を表すものであって、今回の処理で追加
されたものである。かかるステップ205の処理後、ステ
ップ206にて、キーボードバッファ領域53bの記憶位置KY
B(c)に前記記憶したキーデータKDが、前記サーチチ
ャンネルデータcと共に、楽音信号形成回路40へ送出さ
れる。楽音信号形成回路40においては、データ分配回路
41が両データKD,cを受取るとともに、該チャンネルデー
タcにより指定されるチャンネルタイミングに同期して
キーデータKDを位相情報発生回路42に時分割出力して、
楽音信号のピッチを制御する。 前記ステップ206の処理後、ステップ207にて、チャン
ネルデータcにより指定されるセグメントデータSEG
(c,0),SEG(c,1)及び時間カウントデータT(c,0),
T(c,1)が「0」に初期設定される。なお、セグメント
データSEG(c,0),SEG(c,1)は、第4A図及び第4B図の
各エンベロープ波形を時間経過に従って区分した各区間
を表す。また、時間カウントデータT(c,0),T(c,1)
は、第4A図及び第4B図の各エンベロープ波形の最初の区
間(SEG(c,0),SEC(c,1)=0)の持続時間を表す。
ただし、第4B図のエンベロープ波形は、前記最初の区間
の持続時間が「0」である場合に対応する。 一方、前記鍵イベントデータが離鍵に関するものであ
れば、前記ステップ204における「NO」すなわちイベン
トバッファ領域53a内の鍵イベントデータEVTBUF(N)
の最上位ビットMSBが“0"であるとの判定の基に、ステ
ップ208にて、前記鍵イベントデータのキーデータKDが
割り当てられているチャンネルcがサーチされて、キー
ボードバッファ領域53b内の前記サーチチャンネルcに
対応した記憶位置KYB(c)の上位2ビットが“01"に設
定変更される。かかる場合、前記データ“01"により、
該チャンネルcに関する楽音信号が離鍵に関するもので
あると同時に、減衰中に関するものであることが表され
る。 かかるステップ208の処理後、ステップ209にて、チャ
ンネルデータcにより指定されるセグメントデータSEG
(c,0),SEG(c,1)が「5」に設定されるとともに、エ
ンベロープデータ目標値#EG(c,0),#EG(c,1)及び
変化率データK(c,0),K(c,1)が音色番号mに対応し
た第1オフレベルOFL(m,0),OFL(m,1)及び第1オフ
レートOFR(m,0),OFR(m,1)にそれぞれ設定される。
その結果、第4A図及び第4B図に示すように、セグメント
データSEG(c,0),SEG(c,1)はエンベロープ波形に関
する離鍵後の最初の区間値に設定されるとともに、前記
目標値#EG(c,0),#EG(c,1)及び変化率データK
(c,0),K(c,1)は同区間に関するエンベロープデータ
の目標値及び変化率に設定されることになる。 かかる押離鍵などの処理中、タイマ回路54がタイマイ
ンタラプト信号を出力すると、CPU52は第8図の「タイ
マインタラプトプログラム」を実行して、エンベロープ
データEG(c,0),EG(c,1)を順次形成出力する。 「タイマインタラプトプログラム」の実行は第8図の
ステップ400にて開始され、ステップ401にてエンベロー
プ波形の種類(第4A図及び第4B図)を表す変数n及び楽
音信号の形成チャンネルを表すチャンネル変数cが
「0」に初期設定される。これらの変数n,cは前記エン
ベロープ波形の種類毎及びチャンネル毎にエンベロープ
データEG(c,n)を形成するために用いられるもので、
ステップ402〜419からなる循環処理中、変数nはステッ
プ414,415,418の処理により各チャンネル変数c(0〜
7)に対して「0」,「1」に交互に切り換えられると
ともに、変数cはステップ418,419の処理により「0」
〜「7」に渡って順次更新される。 かかる場合、チャンネルに関しては共通の動作をする
ので、以下の説明では、一つのチャンネルに関するエン
ベロープデータEG(c,n)の形成についてのみ説明す
る。 まず、変数nが「0」である場合のエンベロープデー
タEG(c,0)の形成について説明すると、前記ステップ4
01の初期設定後、ステップ402にてチャンネル変数cに
対応してキーボードバッファ領域53bの記憶位置KYB
(c)に記憶されているデータが読出されて、同データ
の最上位ビットMSBが押鍵状態を表す“1"に設定されて
いるか否かが判定される。今、外部データ取り込み回路
11、自動演奏データ読出し回路12及び鍵スイッチ回路13
からの押鍵状態信号に応じて新たな押鍵が検出された直
後であれば、前記最上位ビットMSBは前記第6図のステ
ップ205の処理により“1"に設定されているので、前記
ステップ402にて「YES」と判定され、ステップ403にて
タッチフラグTOUCH(0)が“1"であるか否かが判定さ
れる。このタッチフラグTOUCH(0)は「メインプログ
ラム」(第5図)のステップ104にて設定されて、エン
ベロープ波形に鍵タッチによる影響を付加するか否かを
表すためのものであり、同フラグTOUOH(0)が“1"で
あれば、前記ステップ403における「YES」との判定の基
に、ステップ404にて、タッチ修正用レベルデータVL
(0)が、チャンネル変数cに対応してキータッチバッ
ファ領域53cの記憶位置KTB(c)に記憶されているキー
タッチデータKTに設定される。タッチフラグTOUCH
(0)が“0"であれば、前記ステップ403における「N
O」との判定の基に、ステップ405にて、タッチ修整用レ
ベルデータVL(0)が鍵タッチによる影響を受けない
「0」に設定される。 かかるステップ404,405の処理後,ステップ406にて
「目標値設定ルーチン1」の処理が実行される。この
「目標値設定ルーチン1」は押鍵中におけるエンベロー
プ波形の形成のための制御をするもので、同ルーチンの
処理は、その詳細が第9図に示されているように、ステ
ップ500にて開始される。 まず、セグメントデータSEG(c,0)が前記第6図のス
テップ207の処理により「0」に設定されている状態で
は、ステップ501における「YES」との判定の基に、ステ
ップ502にてエンベロープデータEG(c,0)はエンベロー
プレベルテーブル領域53d内に記憶されている第0オン
レベルONL(m,0)に設定される。また、かかる場合、変
数nは「0」であるので、ステップ503における「YES」
との判定の基に、ステップ504にて、エンベロープデー
タEG(c,0)が、前記ステップ502の処理により設定した
エンベロープデータEG(c,0)に値A・VL(0)を加算
した値に更新される。なお、値Aは予め決められた正の
定数であり、その結果、前記設定したタッチ修正用レベ
ルデータVL(0)が「0」であれば、エンベロープデー
タEG(c,0)は第4A図の実線に示された値を示すが、タ
ッチ修正用レベルデータVL(0)が「0」でなければ、
エンベロープデータEG(c,0)は第4A図の破線のように
更新される。 次に、ステップ505にて時間カウントデータT(c,0)
がエンベロープレートテーブル領域53e内に記憶されて
いるディレイタイムDT(m,0)に等しいか否かが判定さ
れる。かかる場合、時間カウントデータT(c,0)は、
最初、前記第6図のステップ207の処理によって「0」
に設定されているので、前記ステップ505における「N
O」との判定の基に、ステップ506にて時間カウントデー
タT(c,0)に「1」が加算されて、ステップ526にて当
該「目標値設定ルーチン1」の実行が終了される。ただ
し、前記ディレイタイムDT(m,0)は「0」に設定され
ていないものとする。 かかる「目標値設定ルーチン1」の実行後、プログラ
ムは第8図の「タイマインタラプトプログラム」におけ
るステップ409の判定処理に戻される。かかる場合、セ
グメントデータSEG(c,0)は「0」であるので、同ステ
ップ409にて「YES」と判定され、ステップ413にて各変
数c,n(=0)と共にエンベロープデータEG(c,0)が楽
音信号形成回路40へ送出される。楽音信号形成回路40に
おいては、データ分配回路41が供給された各変数c,n
(=0)に応じてチャンネルタイミングに同期させてエ
ンベロープデータEG(c,0)を乗算器43へ出力し、乗算
器43は変調信号sinωtの振幅を前記データ値EG(c,0)
に制御する。 かかる制御後、時間が経過すると、「タイマインタラ
プトプログラム」がふたたび読出されて、前記と同様な
ステップ501〜506(第9図の「目標値設定ルーチン
1」)の処理が実行される。かかる場合、エンベロープ
データEG(c,0)は前記処理により同一値に保たれるの
で、エンベロープ波形は、第4A図に示すように、一定レ
ベルに維持されるが、時間カウントデータT(c,0)は
前記ステップ506の処理毎に「1」ずつ増加する。 かかる時間カウントデータT(c,0)の更新処理によ
り、同データT(c,0)がディレイタイムDT(m,0)に等
しくなると、前記ステップ505における「YES」との判定
の基に、ステップ507にてセグメントデータSEG(c,
0)、エンベロープデータ目標値EG#(c,0)及び変化率
データK(c,0)が下記式に基づいて設定される。 SEG(c,0)=1 EG#(c,0)=ONL1(m,0)+B・VL(0) K(c,0)=ONR1(m,0) なお、各値ONL1(m,0),ONR1(m,0)は、エンベロー
プレベルテーブル領域53d及びエンベロープレートテー
ブル領域53e内に記憶されている第1オンレベル及び第
1オンレートであり、また値Bは正の定数である。 かかる「目標値設定ルーチン1」の処理後において
は、セグメントデータSEG(c,0)が「1」に設定されて
いるので、第8図の「タイマインタラプトプログラム」
の処理に戻ったとき、ステップ409にて「NO」と判定さ
れる。また、変数nは「0」であるので、ステップ410
においては「YES」と判定され、ステップ411にて下記演
算式の実行によってエンベロープデータEG(c,0)が更
新される。 EG(c,0)=EG(c,0)±K(c,0) なお、前記演算式中における演算子「±」は、エンベ
ロープデータ目標値EG#(c,0)と現在のエンベロープ
データEG(c,0)との関係がEG#(c,0)>EG(c,0)で
あればEG(c,0)+K(c,0)の演算を行い、EG#(c,
0)<EG(c,0)であればEG(c,0)−K(c,0)の演算を
行うことを意味する。 そして、ふたたび、「タイマインタラプトプログラ
ム」の実行が開始されると、「1」に設定されているセ
グメントデータSEG(c,0)に基づいて、第9図の「目標
設定ルーチン1」のステップ501,508にてそれぞれ「N
O」、「YES」と判定され、ステップ509にて、下記演算
式の実行により、エンベロープデータEG(c,0)がエン
ベロープデータ目標値EG#(c,0)にほぼ等しくなった
か否かが判定される。 |EG(c,0)−EG#(c,0)|≦ΔVL なお、値ΔVLは所定の小さな値に設定されている。か
かる場合、両データEG(c,0),EG#(c,0)の差の絶対
値が所定値ΔVL以下になるまで、前記ステップ509にて
「NO」と判定されて、ステップ526にて当該「目標値設
定ルーチン1」の処理が終了するので、「タイマインタ
ラプトプログラム」の実行毎に、第8図のステップ411
にてエンベロープデータEG(c,0)が順次更新されて、
同データEG(c,0)は、第4A図の区間1に示すように、
第1オンレベルONL1(m,0)に向かって第1オンレートO
NR1(m,0)で直線的に変化していく。 かかる変化中、エンベロープデータEG(c,0)がエン
ベロープデータ目標値EG#(c,0)に近づいて、両デー
タEG(c,0),EG#(c,0)の関係が|EG(c,0)−EG#
(c,0)|≦ΔVLになると、前記ステップ509(第9図)
にて「YES」と判定され、ステップ510にてセグメントデ
ータSEG(c,0)、エンベロープデータ目標値EG#(c,
0)及び変化率データK(c,0)が下記式に基づいて設定
される。 SEG(c,0)=2 EG#(c,0)=ONL2(m,0) K(c,0)=ONR2(m,0) なお、この場合も、各値ONL2(m,0),ONR2(m,0)
は、エンベロープレベルテーブル領域53d及びエンベロ
ープレートテーブル領域53e内に記憶されている第2オ
ンレベル及び第2オンレートである。 このセグメントデータSEG(c,0)の「2」への設定に
より、前記と同様なステップ511,512(第9図)及びス
テップ411(第8図)の処理により、エンベロープデー
タEG(c,0)は、第4A図の区間2に示すように、第2オ
ンレベルONL2(m,0)に向かって第2オンレートONR2
(m,0)で直線的に変化していく。そして、エンベロー
プデータEG(c,0)が第2オンレベルONL2(m,0)にほぼ
等しくなると、ステップ512にて「YES」すなわち|EG
(c,0)−EG#(c,0)|≦ΔVLであると判定され、ステ
ップ513にてセグメントデータSEG(c,0)、エンベロー
プデータ目標値EG#(c,0)及び変化率データK(c,0)
が下記式に基づいて設定される。 SEG(c,0)=3 EG#(c,0)=ONL3(m,0) K(c,0)=ONR3(m,0) なお、かかる場合も、各値ONL3(m,0),ONR3(m,0)
は、エンベロープレベルテーブル領域53d及びエンベロ
ープレートテーブル領域53e内に記憶されている第3オ
ンレベル及び第3オンレートである。 このようにして、セグメントデータSEG(c,0)は順次
「3」「4」と更新され、第4A図の区間3,4のエンベロ
ープ波形が形成される。なお、区間3の終了時点では、
ステップ515における「YES」との判定の基に、ステップ
516にて、エンベロープレベルテーブル領域53d及びエン
ベロープレートテーブル領域53e内に記憶されている第
4オンレベルONL4(m,0)及び第4オンレートONR4(m,
0)に基づき、セグメントデータSEG(c,0)、エンベロ
ープデータ目標値EG#(c,0)及び変化率データK(c,
0)が下記演算式により設定される。 SEG(c,0)=4 EG#(c,0)=ONL4(m,0) K(c,0)=ONR4(m,0) さらに、前記区間4のエンベロープ波形の形成が終了
すると、ステップ517にて「YES」との判定されて、ステ
ップ518にてセグメントデータSEG(c,0)がエンベロー
プレベルテーブル領域53d内のループ番号LOOP(m,0)に
設定される。なお、前記ループ番号LOOP(m,0)は第7
図の「パラメータ設定ルーチン」で設定されるものであ
るが、本件実施例では「1」〜「4」のいずれかの値に
設定されるものであって、それ以外の値には設定されな
いようになっている。 前記ステップ518の処理後、ステップ519〜521にてセ
グメントデータSEG(c,0)の値が判定される。かかる場
合、セグメントデータSEG(c,0)が「1」に設定されて
いれば、ステップ519における「YES」との判定の基に、
ステップ522にて、前記ステップ507の処理と同様に、エ
ンベロープデータ目標値EG#(c,0)及び変化率データ
K(c,0)が下記のように設定される。 EG#(c,0)=ONL1(m,0)+B・VL(0) K(c,0)=ONR1(m,0) これにより、エンベロープデータEG(c,0)の形成に
関しては、前記ステップ507の処理の状態に戻されるの
で、区間1〜4における前述したエンベロープ波形形成
処理が引続き実行されるようになる。 また、前記ステップ518の処理により、セグメントデ
ータSEG(c,0)が「2」に設定されていれば、ステップ
520における「YES」との判定の基に、ステップ523に
て、前記ステップ510の処理と同様に、エンベロープデ
ータ目標値EG#(c,0)及び変化率データK(c,0)が下
記のように設定される。 EG#(c,0)=ONL2(m,0) K(c,0)=ONR2(m,0) これにより、エンベロープデータEG(c,0)の形成に
関しては、前記ステップ510の処理の状態に戻されるの
で、区間2〜4における前述したエンベロープ波形形成
処理が引続き実行されるようになる。 また、前記ステップ518の処理により、セグメントデ
ータSEG(c,0)が「3」に設定されていれば、ステップ
521における「YES」との判定の基に、ステップ524に
て、前記ステップ513の処理と同様に、エンベロープデ
ータ目標値EG#(c,0)及び変化率データK(c,0)が下
記のように設定される。 EG#(c,0)=ONL3(m,0) K(c,0)=ONR3(m,0) これにより、エンベロープデータEG(c,0)の形成に
関しては、前記ステップ513の処理の状態に戻されるの
で、区間3,4における前述したエンベロープ波形形成処
理が引続き実行されるようになる。 さらに、前記ステップ518の処理により、セグメント
データSEG(c,0)が「4」に設定されていれば、各ステ
ップ519〜521における各「NO」との判定の基に、ステッ
プ525にて変化率データK(c,0)が「0」に設定され
て、ステップ526にて当該「目標値設定ルーチン1」の
処理が終了する。これにより、第8図のステップ411に
てエンベロープデータEG(c,0)に対する変化率データ
K(c,0)の前記加算処理が行われても、同データEG
(c,0)の値は変化しないで第4オンレベルONL4(m,0)
に保たれる。 このようにしてエンベロープ波形が繰り返し形成され
る結果、押鍵状態が続く限り、第4A図に示すように、区
間1〜3に関するような折れ線状のエンベロープ波形信
号が発生され続けたり、第4オンレベルONL4(m,0)の
平坦なエンベロープ波形信号が持続して発生され続けた
りする。 かかる状態で、外部データ取り込み回路11、自動演奏
データ読出し回路12及び鍵スイッチ回路13からの押鍵状
態信号が離鍵を表すようになると、前記第6図のステッ
プ208の処理によりキーボードバッファ領域53b内の前記
サーチチャンネルcに対応した記憶位置KYB(c)の上
位2ビットが“01"に設定変更されているので、前記第
8図の「タイマインタラプトプログラム」のステップ40
2にて「NO」と判定されるとともに、ステップ407にて
「YES」と判定され、ステップ408にて「目標値設定ルー
チン2」の処理が実行される。また、かかる場合には、
前記第6図のステップ209の処理により、セグメントデ
ータSEG(c,0)が「5」に設定されるとともに、エンベ
ロープデータ目標値#EG(c,0)及び変化率データK
(c,0)が第1オフレベルOFL(m,0)及び第1オフレー
トOFR(m,0)にそれぞれ設定されている。 これにより、第10図のステップ601,602及び第8図の
ステップ411の処理により、前記押鍵時の場合と同様に
して、エンベロープデータEG(c,0)は、第4A図の区間
5に示すように、第1オフレベルOFL1(m,0)に向かっ
て第1オフレートOFR1(m,0)で直線的に変化してい
く。そして、エンベロープデータEG(c,0)が第1オフ
レベルOFL1(m,0)にほぼ等しくなると、ステップ602に
て「YES」すなわち|EG(c,0)−EG#(c,0)|≦ΔVLで
あると判定され、ステップ603にてセグメントデータSEG
(c,0)、エンベロープデータ目標値EG#(c,0)及び変
化率データK(c,0)が下記式に基づいて設定される。 SEG(c,0)=6 EG#(c,0)=OFL2(m,0) K(c,0)=OFR2(m,0) なお、かかる場合も、各値OFL2(m,0),OFR2(m,0)
は、エンベロープレベルテーブル領域53d及びエンベロ
ープレートテーブル領域53e内に記憶されている第2オ
フレベル及び第2オフレートである。 このセグメントデータSEG(c,0)の「6」への設定に
より、前記と同様なステップ601,604(第10図)及びス
テップ411(第8図)の処理により、エンベロープデー
タEG(c,0)は、第4A図の区間6に示すように、第2オ
フレベルOFL2(m,0)に向かって第2オフレートOFR2
(m,0)で直線的に変化していく。そして、エンベロー
プデータEG(c,0)が第2オフレベルOFL2(m,0)にほぼ
等しくなると、ステップ604にて「YES」すなわち|EG
(c,0)−EG#(c,0)|≦ΔVLであると判定され、ステ
ップ605にてエンベロープデータEG(c,0)が第2オフレ
ベルOFL2(m,0)に設定される。このステップ605の処理
は、楽音の発生終了時に、エンベロープデータEG(c,
0)を第2オフレベルOFL2(m,0)に正確に一致させるた
めである。 このようにして形成された時間的に変化するエンベロ
ープデータEG(c,0)は、前述した第8図のステップ413
の処理により、楽音信号形成回路40へ出力されて、変調
信号の振幅を制御するので、同変調信号の振幅は第4A図
に示すエンベロープ波形に従って減衰変化する。 なお、前記エンベロープ波形の形成においては、ディ
レイタイムDT(m,0)が「0」でない場合について説明
したが、同タイムDT(m,0)が「0」に設定されている
場合には、区間0のエンベロープ波形が実質的になくな
り、同波形は区間1〜6に渡って変化するものとなる。
すなわち、新たな押鍵検出に伴い第6図のステップ207
にて時間カウントデータT(c,0)が「0」に設定され
た直後に、「タイマインタラプトプログラム」中の「目
標値設定ルーチン1」のステップ505(第9図)にて「Y
ES」と判定されて、ステップ507にてセグメントデータS
EG(c,0)が「1」に設定されてしまうからである。 次に、変数nが「1」である場合のエンベロープデー
タEG(c,1)の形成について説明する。かかる場合も、
第6図の「押離鍵検出ルーチン」の実行により、新たな
押鍵が検出されると、同ルーチンのステップ207にてセ
グメントデータSEG(c,1)及び時間カウントデータT
(c,1)が初期設定された後、第9図の「目標値設定ル
ーチン1」の処理を包含する第8図の「タイマインタラ
プトプログラム」の実行により、前述のようにして、区
間0〜4に関するエンベロープデータEG(c,1)が区間
1〜4の繰り返しをも含めて計算され、押鍵検出から離
鍵検出まで時間的に変化するエンベロープ波形が形成さ
れる。そして、第6図の「押離鍵検出ルーチン」の実行
により、該鍵に関する離鍵状態が検出されると、同ルー
チンのステップ209にてセグメントデータSEG(c,1)、
エンベロープデータ目標値EG#(c,1)及び変化率デー
タK(c,1)が更新設定された後、第10図の「目標値設
定ルーチン2」の処理を包含する第8図の「タイマイン
タラプトプログラム」の実行により、前述のようにし
て、区間5,6に関するエンベロープデータEG(c,1)が計
算され、離鍵検出から楽音発生終了まで時間的に減衰変
化するエンベロープ波形が形成される。 かかる処理により、形成されたエンベロープ波形を第
4B図に示してある。このエンベロープ波形は、ディレイ
タイムDT(m,1)を、「0」に設定した場合の例を示し
ており、区間1〜6に渡って変化している。なお、かか
る場合においても、ディレイタイムDT(m,1)を「0」
以外の値に設定することより、エンベロープ波形中に区
間0に関する部分を設けるようにすることも可能であ
る。 また、かかるエンベロープデータEG(c,1)の形成に
おいては、変数nが「1」に設定されているために、第
8図のステップ410にて「NO」と判定されて、エンベロ
ープデータEG(c,1)の更新は、ステップ412の下記演算
に基づいて行われる。 EG(c,1)=EG(c,1)+ K(c,1)・{EG#(c,1)−EG(c,1)} このため、各区間におけるエンベロープ波形の変化カ
ーブは、第4B図に示すように、指数(対数)的なものと
なる。また、第9図のステップ503においても「NO」と
判定されて、ステップ504のタッチ修正用レベルデータV
L(1)の加算処理がなされないので、区間0の持続値
及び区間1の初期値は必ず第0オンレベルONL0(m,1)
に保たれる。 さらに、かかるエンベロープ波形の形成においても、
楽音発生の終了に伴う区間6の終了時に、第10図のステ
ップ605の処理によりエンベロープデータEG(c,1)が第
2オフレベルOFL2(m,1)(通常、「0」)に設定され
る。これにより、かかる時点では、第8図の「タイマイ
ンタラプトプログラム」のステップ416にて「YES」、す
なわちキーボードバッファ領域53bの記憶位置KYB(c)
に記憶されているデータの2ビット目が“1"(離鍵後の
減衰中)であり、かつエンベロープデータEG(c,1)が
第2オフレベルOFL2(m,1)であると判定され、ステッ
プ417の処理により、キーボードバッファ領域53b及びキ
ータッチバッファ領域53cの各記憶位置KYB(c),KTB
(c)に記憶されているデータがクリアされる。その結
果、第8図のステップ402,407にて共に「NO」と判定さ
れて、前記ステップ403〜406,408〜413からなるエンベ
ロープデータEG(c,0),EG(c,1)の更新処理及び出力
処理が行われなくなるとともに、かかるチャンネル変数
cにより指定される楽音形成チャンネルが空きチャンネ
ルとして利用可能となる。 このようにして形成されたエンベロープデータEG(c,
1)も、第8図のステップ413の処理により、楽音信号形
成回路40へ出力されるが、同データEG(c,1)と共に出
力される変数nは「1」である。そのため、同形成回路
40においては、データ分配回路41が、チャンネル変数c
により表されたチャンネルタイミングに同期して、前記
エンベロープデータEG(c,1)を乗算器44に出力するの
で、出力楽音信号の振幅エンベロープが同データEG(c,
1)に従ってエンベロープ波形により制御されるように
なる。 かかる制御により、楽音信号形成回路40は下記演算式
により表された楽音信号TSをD/A変換器48に出力する。 TS=EG(c,1)・sin(ωt+EG(c,0)・sinωt) D/A変換器48は前記ディジタル形式の楽音信号TSをア
ナログ信号に変換してサウンドシステム49へ出力し、同
システム49からは前記楽音信号TSに対応した楽音が発音
される。 以上説明したように、上記実施例によれば、エンベロ
ープデータEG(c,0),EG(c,1)に対応した各エンベロ
ープ波形においては、区間1〜4のうちの所定区間の波
形を繰り返させることができるとともに、各区間毎の波
形の変化特性を任意に設定できるので、押鍵時間が長く
なっても、変化に富んだ楽音を発生することができる。
また、前記エンベロープ波形の繰り返し形成において
は、各種パラメータを重複して利用できるので、同パラ
メータを記憶するメモリの容量を少なく抑えることがで
きる。さらに、区間0のエンベロープ波形形成におい
て、ディレイタイムDT及びそのレベルを任意に設定でき
るので、特に楽音の立ち上がりおける楽音の特性を微妙
に制御でき、音作りの自由度が増す。 なお、上記実施例を次のように変形することも可能で
ある。 (1)上記実施例においては、変調信号用のエンベロー
プ波形を表すエンベロープデータEG(c,0)は各区間内
にて直線的に変化し、かつ楽音信号用のエンベロープ波
形を表すエンベロープデータEG(c,1)は各区間内にて
指数(対数)的に変化するようにしたが、この変化に関
する関係を逆にしたり、両方とも直線的にしたり、両方
とも指数(対数)的にしたりすることも可能である。か
かる場合、変数nに応じて、第8図のステップ411,412
の処理を選択するステップ410の判定条件を変更すれば
よい。 また、各エンベロープ波形毎に前記変化特性を選択可
能とすることも可能である。かかる場合、第5図のパラ
メータ設定処理(第7図のパラメータ設定ルーチン)に
て、演奏者が前記直線的変化又は指数的変化を選択設定
できるようにするとともに、該選択設定に応じて前記ス
テップ411,412の処理が選択されるように、前記ステッ
プ410の判定条件を変更すればよい。 (2)上記実施例においては、エンベロープデータEG
(c,0),EG(c,1)の繰り返し形成の際、ループデータL
OOP(m,n)として繰り返し開始時点のみを設定して、常
に、該開始時点から区間4までを繰り返すようにした
が、繰り返しの終了時点をも設定できるようにして、そ
れぞれ設定した開始時点から終了時点までの波形を繰り
返し出力するようにしてもよい。 また、上記実施例においては、押鍵状態における区間
を「0」〜「4」までの4個とし、かつ離鍵状態におけ
る区間を「5」、「6」の2個としたが、かかる区間を
さらに分割してより大きな数の区分けをするようにして
もよい。 (3)上記実施例においては、楽音信号形成回路40にお
ける楽音合成方法として最も単純なFM演算による方法を
提示したが、例えば特公昭63−42276号公報に示されて
いるように、より複雑なFM演算により楽音を合成するよ
うな楽音信号形成回路を用いた場合にも、上記実施例に
係るエンベロープ波形発生装置を利用できることはもち
ろんである。なお、かかる場合には、音色選択操作子郡
25の操作に基づく制御信号を、第2図の破線で示すよう
に、楽音信号形成回路40に供給してFM演算態様を制御す
るとともに、より多くの種類のエンベロープ波形信号を
形成して、該形成した各エンベロープ波形信号を前記各
種のFM演算に用いるようにするとよい。 また、かかるエンベロープ波形発生装置を波形メモリ
方式、高調波合成方式などの楽音合成にも利用できる。
かかる場合、波形メモリ方式のものにおいては、波形メ
モリに記憶されている複数の波形信号を並列的又は時分
割的に読出すとともに、該読出した複数の波形信号毎に
前記異なるエンベロープ波形をそれぞれ付与し、該異な
るエンベロープ波形の付与された波形信号を最終的に合
成するようにするとよい。また、高調波合成方法のもの
においては、各倍音毎のエンベロープとして前記複数の
エンベロープ波形を利用するとよい。 (4)上記実施例においては、エンベロープレベルテー
ブル領域53d及びエンベロープレートテーブル領域53e内
の各種パラメータをパラメータ設定操作子郡25の操作に
応じて設定するようにしたが、該設定に加えて、外部接
続端子14から外部データ取り込み回路11を介して前記各
種パラメータを前記両テーブル領域53d,53eに供給でき
るようにしてもよい。これにより、外部の装置、例えば
他の電子楽器、又はコンピュータなどにより構成されて
単にパラメータのみを設定する他のパラメータ設定装置
などにより形成された各種パラメータを、上記のような
楽音信号の形成に利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての楽音制御用波形信号
発生装置を採用した電子楽器の全体ブロック図、第2図
は第1図の楽音信号形成回路の一例を示す詳細ブロック
図、第3A図〜第3D図は第1図のワーキングメモリに設け
た各データ記憶領域のフォーマット図、第4A図及び第4B
図はエンベロープ波形の一例をそれぞれ示す波形図、第
5図〜第10図は第1図のプログラムメモリに記憶されて
いるプログラムのフローチャート、第11A図〜第11C図は
第1図の表示器における表示例を示す図である。 符号の説明 11……外部データ取り込み回路、12……自動演奏データ
読出し回路、13……鍵スイッチ回路、14……外部接続端
子、15……自動演奏データ記憶装置、16……鍵盤、17…
…鍵タッチ検出回路、21……音色等スイッチ回路、22…
…パラメータ設定スイッチ回路、23……表示制御回路、
24……音色選択操作子群、25……パラメータ設定操作子
群、26……表示器、40……楽音信号形成回路、49……サ
ウンドシステム、51……プログラムメモリ、52……CP
U、53……ワーキングメモリ、54……タイマ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音の発生開始に同期して動作を開始する
    とともに、同開始からの時間経過に従って変化する楽音
    制御用波形信号を発生する楽音制御用波形信号発生装置
    において、 前記楽音制御用波形信号を時間経過に従って区分した複
    数の区間毎に同楽音制御用波形信号の形状を決定するた
    めの形状パラメータと、前記複数の区間のうちで同一の
    楽音制御用波形信号が繰り返し形成される区間を指定す
    るための開始位置及び終了位置を表す繰り返し位置パラ
    メータとを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された形状パラメータ及び繰り
    返し位置パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、 前記パラメータ記憶手段に記憶されている形状パラメー
    タを順次読出し、同読出した形状パラメータをもとに演
    算して各区間毎の楽音制御用波形信号を順次形成する波
    形信号形成手段と、 前記パラメータ記憶手段に記憶されている繰り返し位置
    パラメータにより表された開始位置から終了位置までの
    区間の楽音制御用波形信号が繰り返し形成されるように
    前記波形信号形成手段を制御する繰り返し制御手段と を備えたことを特徴とする楽音制御用波形信号発生装
    置。
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