JPH02229865A - シアニン系化合物 - Google Patents

シアニン系化合物

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JPH02229865A
JPH02229865A JP1230704A JP23070489A JPH02229865A JP H02229865 A JPH02229865 A JP H02229865A JP 1230704 A JP1230704 A JP 1230704A JP 23070489 A JP23070489 A JP 23070489A JP H02229865 A JPH02229865 A JP H02229865A
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真鍋 修
Shigeo Fujita
繁雄 藤田
Shizuo Iwata
岩田 志都夫
Morihiro Kamiyama
神山 守弘
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Asahi Chemical Co Ltd
Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なシアニン系化合物に関する。
従来、半導体レーザ用無機系記録媒体としては、テルル
を主体とする材料を記録層とするものが大半を占めてい
る。然るに、テルル系材料には、有毒であること、耐食
性に乏しいこと、高価であること、高密度化が図れない
こと等の難があり、このようなテルル系無機材料に替わ
る有機性色素の開発が行なわれつつある。
記録媒体としての有機色素に要求される重要な特性は、
以下の通りである。
(+)700〜900nm付近の近赤外光を強く吸収し
、その熱エネルギーによって溶融、昇華、分解等の形状
変化を伴うものであること。
(2)再生時の信号検出のため、色素膜は光を強く反射
することが望ましいこと。
(3)記録層は湿式のコーティング法により形成される
ので、溶剤に対して良好な溶解性を有すること。
(4)記録後の形状安定性や保存性に優れ、再生先によ
る劣化がなく、実用的には10年以上の保存に耐えるも
のであること。
有機性色素は、上記無機材料に比し、低毒性であり、耐
食性に優れ、安価であり、高密度化を図れるという利点
を有するものの、上記(1)〜(4)の特性のうぢ、特
に上記(2)及び(3)の特性を満足する有機性色素は
未だ見い出されていない。
問題点を解決するための手段 本発明の一つの目的は、半導体レーザ用光ディスク記録
媒体の有機近赤外吸収色素として好適に使用され得るシ
アニン系化合物を提供することにある。
本発明の他の一つの目的は、半導体レーザ用光ディスク
記録媒体の有機近赤外吸収色素として要求される上記(
1)〜(4)の特性を備えたシアニン系化合物を提供す
ることにある。
本発明の他の一つの目的は、テルル系無機材料に匹敵す
る程の高い反射率を有するシアニン系化合物を提供する
ことにある。
本発明の他のーっの目的は、溶剤溶解性にも極めて良好
なシアニン系化合物を提供することにある。
本発明のシアニン系化合物は、文献未記載の新規化合物
であって、下記一般式(1)で表わされる。
〔式中R1は水素原子又は低級アルキル基を示す。
R2は置換基を有することのある低級アルキル基を示す
。X及びYは、同一又は異なって、メチレン基又は酸素
原子を示す。2は酸性残基を示す。nは2又は3を示す
。〕 上記一般式(1)において、Rl 、R2及びZで示さ
れる各基は、具体的にはそれぞれ以下の通りである。
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、n−
プロビル、イソプロビル、n−ブチル、イソブチル、!
er!−ブチル、n−ヘキシル、n一ヘプチル、n−オ
クチル基等の01−8のアルキル基を例示できる。
上記低級アルキル基に置換している置換基としては、例
えばCI−8のアルコキシ基、水酸基、スルホン酸基、
カルボキシ基、(C1−8のアルキル)アミノ基、フエ
ニルスルホニルアミノ基、p−メチルフエニルスルホニ
ルアミノ基、アセトキシ基、(CIJのアルコキシ)カ
ルボニル基、(C,,のアルコキシ)(01−3のアル
コキシ)カルボニル基等を挙げることができる。斯かる
置換基を有する低級アルキル基の具体例としては、メト
キシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、2
−エトキシエチル、2   (n−ブトキシ)エチル、
n−ブトキシメチル、2−ヒドロキシエチル、− (C
H2 )  −803 Na (mは1〜8の整数m である)、メチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル
、2 − (p−メチルフエニルスルホニルアミノ)エ
チル、アセトキシメチル、2−アセトキシエチル、メト
キシカルボニルメチル、メトキシメトキシメチル、2−
エトキシエトキシエチル基等を例示できる。
2としては、ハロゲン原子、アルキル硫酸塩残基、アリ
ールスルホン酸塩残基、パーク口レート残基、テトラフ
ルオ口ボレート残基、アリールカルボン酸残基等を例示
できる。Zがハロゲン原子である場合、zOの具体例と
してはClθBro I’E’,FO等を例示できる。
2がアルキル硫酸塩残基である場合、Zθの具体例とし
てはCH3 SOa e,c2 H5 SO40n  
C3H7804 0, n  C4 H9 So,s 
O等を例示できる。Zがアリールスルホン酸塩残基でC
H3《:\SO3e等を例示できる。Zがパーク口レー
ト残基である場合、7,eの具体例としてはCI040
等を例示できる。Zがテトラフルオ口ボレート残基であ
る場合、Zθの具体例としてはBF40等を例示できる
。またZがアリールカルボン酸残基である場合、ZOの
具体例としては《:\cooe等を例示できる。
上記一般式(1)で表わされる本発明の化合物は、種々
の方法により製造され得るが、その好ましい方法を示せ
ば例えば下記に示す方法に従い容易に製造される。
即ち、本発明の化合物は、 R2 〔式中Rl、R2、X,Y及びZは前記に同じ。〕で表
わされるインドレニウム塩に、公知の一般式C>NIt
{CH=C11←づH=N<I>−ncI( 3 )〔
式中nは前記に同じ。〕 で表わされる化合物を縮合反応させることにより製造さ
れる。
上記縮合反応は、脂肪酸塩の存在下、脱水性有機酸中に
て行なわれる。脂肪酸塩としては、例えば酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、ブロピオン酸ナト
リウム、プロピオン酸カリウム等を挙げることができ、
これは一般式(2)の化合物1モル当り、通常0.5〜
3モル程度、好ましくは1〜2モル程度用いられる。ま
た脱水性有機酸としては、例えば無水酢酸、無水ブロビ
オン酸、無水酪酸、γ−プチロラクトン等が挙げられる
。斯かる脱水性有機酸は、一・般式(2)の化合物1モ
ル当り、通常10〜100モル程度、好ましくは20〜
50モル程度用いられる。一般式(2)の化合物と一般
式(3)の化合物との使用割合は、通常前者に対して後
者を0.  2〜1−,5倍モル程度、好ましくは0.
4〜0.7倍モル程度とするのがよい。上記反応は、通
常50〜150℃程度、好ましくは70〜140℃で好
適に進行し、一般に10〜60分程度で該反応は完結す
る。
」二記一般式(2)のインドレニウム塩(一般式(2a
)及び一般式(2b)の化合物)は、文献未記載の新規
化合物であって、該塩は例えば下記に示す方法に従い製
造される。
R2 (2a) gZ (2b) 〔式中71はパーク口レ− ト残基及びテトラフルオ口
ボレート残基以外の酸性残基、Z2はバク口レート残基
又はテトラフルオ口ボレート残基を示す。Rl、R2、
X及びYは前記に同じ。〕 一般式(4)で表わされる公知のアニリン誘導体と式(
5)で表わされる公知の3−ブロモー3−メチル−2−
ブタノンとの反応は、脱酸剤の存在下に行なわれる。脱
酸剤としては、例えばピリジン、トリエチルアミン、ト
リ−n−プロビルアミン、トリーn−ブチルアミン等の
第3級アミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等の炭酸アルカリ金属塩、酢酸ナトリウム、酢
酸カリウム、酢酸カルシウム等の酢酸アルカリ金属塩等
等が挙げられ、これらは一般式(4)の化合物に対して
通常0.3〜5倍モル程度、好ましくは0.5〜1.5
倍モル程度用いられる。化合物(4)と化合物(5)と
の使用割合としては、通常前者に対して後者を0.3〜
5倍モル量程度、好ましくは0.5〜1.5倍モル量程
度とするのがよい。該反応は、通常常温〜200℃程度
、好ましくは50〜150℃程度で行なわれ、一般に数
時間〜25時間程度、好ましくは5〜15時間程度で完
結する。
一般式(2a)で表わされる化合物は、一般式(6)で
表わされるインドレニン誘導体にアルキル化剤を作用さ
せることにより製造される。アルキル化剤としては、例
えばトルエンスルホン酸メチル、トルエンスルホン酸エ
チル、トルエンスルホン酸n−プロビル、トルエンスル
ホン酸イソプロビル、トルエンスルホン酸n−ブチル等
のアルキルトルエンスルホネート、臭化エチル、臭化n
プロピル、臭化n−ブチル、沃化エチル、沃化n−プロ
ピル、塩化n−プロビル、塩化n− ブチル等のハロゲ
ン化アルキル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等の硫酸ジ
アルキル、酸とエポキシ化合物との混合物(例えば塩酸
、硫酸等の無機酸や酢酸、プロピオン酸等の有機酸等と
エチレンオギサイド、プロピレンオキサイド等との混合
物)、メチルスルトン、エチルスルトン、プロビルスル
トン、プチルスルトン等のアルキルスルトン等が挙げら
れる。化合物(6)1モルに対するアルキル化剤の使用
量は、通常0.3〜5倍モル量程度、好ましくは0.5
〜2倍モル量程度とするのがよい。該反応は、無溶媒下
又はトルエン、キシレン等のアルキルベンゼン、n−オ
クタン、n−デヵン、シクロヘキサン、デカリン等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、ナフタリン、テトラリン等
の芳香族炭化水素類、トリクロルエタン、テトラクロル
エタン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素類等の溶媒中にて行なわれる。該反応は、
通常室温〜2 0 0 ℃程度、好ましくは50〜15
0℃程度で行なわれ、一般に2〜30時間程度、好まし
くは5〜25時間程度で終了する。
一般式(7)で表わされる化合物は、化合物(2a)を
適当な溶媒、例えば水中にてアルカリで処理することに
より製造される。用いられるアルカリとしては、従来公
知のものをいずれも使用でき、例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム等が挙げられる。アルカリの使用量と
しては、化合物(2a)1モル当り、通常1〜20倍モ
ル屓程度、好ましくは1〜5倍モル量程度とするのがよ
い。また溶媒の使用量としては、化合物(2a)1モル
当り、通常2〜100倍モル量程度、好ましくは2〜2
0倍モル量程度とするのがよい。上記反応は、通常O〜
150℃程度、好まし《は0〜100℃程度で行なわれ
、一般に数十分〜4−0時間程度、好ましくは1〜5時
間程度で終了する。
一般式(2b)で表わされる化合物は、化合物(7)に
一般式(8)で表わされる化合物をメタノール、エタノ
ール、n−プロビルアルコール、イソブロビルアルコー
ル、I]一ブタノール、イソブチルアルコール、ter
+−ブチルアルコール等のアルコール類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、n−オクタン、n−デカン、シクロ
ヘキサン、デカリン、トリクロルエタン、テトラク口ル
エタン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン等の炭化水
素類等の適当な溶媒中で反応させることにより製造され
る。化合物(7)と化合物(8)との使用割合としては
、通常前者に対して後者を0.3〜10倍モル量程度、
好ましくは0.5〜3倍モル量程度とするのがよい。該
反応は、0〜70℃程度で行なわれ、一般に10分〜3
時間程度で完結する。
斯くして得られる本発明の化合物は、慣用の単離精製手
段、例えば再結晶、カラム分離等により反応混合物から
容易に単離、精製される。
発明の効果 上記一般式(1)で表わされる本発明の化合物は、メタ
ノール、エタノール、n−プロビルアルコール、イソプ
ロビルアルコール、n−ブタノール、イソブタノール、
tert−ブタノール等のアルコール、ジクロルメタン
、ジクロルエタン等の脂肪酸ハロゲン化炭化水素等の有
機溶剤に良好な溶解性を示し、670〜830nmに極
大吸収波長があり、高いモル吸光係数を有している。ま
た、半導体レーザ用光ディスク記録媒体として用いる場
合、再生レーザ光による光反射率が極めて高く、特に利
用価値が高いものである。また本発明の化合物は、一般
の染料に比し、吸収が鮮鋭であるため、フィルター用色
素として、また複写及び印刷用の感光体又は感光体の増
感色素として好適に使用され得る。更に本発明の化合物
は、肝機能検査薬等の医療診断薬、LB膜用色素等とし
ても有用である。
実  施   例 以下に化合物(2)の製造例を参考例として掲げ、次に
本発明の化合物の製造例を掲げる。
参考例 3,4−メチレンジオキシアニリン20.57g,3−
ブロモー3−メチル−2−ブタノン24.76g及びビ
リジン751lの混合物を50〜55°Cで5時間反応
させ、更に還流下10時間反応させた。反応終了後、水
100y/に投入し、ジクロルメタン5QyA’で抽出
し、溶媒を除去後、真空蒸留により2.  3.  3
−1−リメチル−5.6一メチレンジオキシインドレニ
ン11.64gを得た。
沸点134−136°C/ 4 〜5 mmllg上記
で得られた2,3.3−トリメチル−5,6−メチレン
ジオキシインドレニン10.16g,p一トルエンスル
ホン酸n−ブチル13.67g及びクロルベンゼン40
1lの混合物を還流下に20時間反応させた。反応終了
後、水601lで1−(n−ブチル’)−2.3.3−
,トリメチル−5,6−メチレンジオキシインドレニウ
ム・トルエンスルホネートを抽出した。
この抽出液に20%NaOH20gを加え、70℃で3
時間反応後、トルエン301lで抽出(7た。トルエン
を留去後、真空蒸留により、1一(n−ブチル)−3.
3−ジメチル−2−メチレンー5,6−メチレンジオキ
シインドリン5.25gを得た。
沸点1 6 2 = 1. 6 4℃/5〜6i+mH
g上記で得られた1.−(n−ブチル)−3.3−ジメ
チル−2−メチレンー5.6−メチレンジオキシインド
リン5.00g及びイソプロビルアルコール100y/
の混合物中へ、20℃以下で70%HC104 3.2
4gを加えた。室温で1時間攪拌後、5℃以下に冷却し
た。析出する結晶をか別、洗浄後乾燥して、1−(n−
ブチル)−2.3.34リメチル−5,6−メチレンジ
オキシインドレニウム・パーク口レート6.94gを得
た。
融点147.0−150.0°C 製造例1 一般式(2)の化合物(R’ =H,R2=n−ブチル
基、X=O、Y=O、ZO=CIO40〕1.45g,
β−アニリノーアクロレインーアニル塩酸塩0.52g
及び酢酸カリウム0.68gを無水酢酸201lに加え
、10分間還流した後、水100z7へ投入した。析出
した結晶をか別、水洗後、メタノールで再結晶して、一
般式(1)の化合物(R’ =H,R2=n−ブチル基
、X=O、Y=O、Z”=CA’OaOSn=2] 1
.05gを得た。この化合物の融点、吸収最大波長(λ
max )及びモル吸光係数(ε)は以下の通りである
融点:242.0−243.0℃ λiax  : 696nm (メタノール)ε: 1
.76X10’ cm@ 製造例2 一般式(2)の化合物(Rl =H,R2−エチ/L4
、X=O、Y=O、Ze=IO)9.34g,β−アニ
リノーアクロレインーアニル塩酸塩3.36g及び酢酸
カリウム4.30gを無水酢酸100zIlに加え、1
0分間還流した後、水600yA’へ投入した。析出し
た結晶をか別、水洗後、メタノールで再結晶して、一般
式(1)の化合物(Rl =H,R2 =エチル基、X
=O、Y=0、Ze=Ie,n=2)5.20gを得た
この化合物の吸収最大波長(λiax )は694nm
(メタノール)であった。
製造例3 一般式(2)の化合物[Rl =H,R2 =2−メト
キシエチル基、x=0、y=oSze=CJO40)9
.41g,グルタコンアルデヒドジアニリド塩酸塩3.
74g及び酢酸カリウム4.30gを無水酢酸100z
/に加え、10分間還流した後、水600,vlへ投入
した。析出した結晶をか別、水洗後、メタノールで再結
晶して、一般式(1)の化合物(Rl =H,R2 =
2−メトキシエチル基、X=0、Y=O、ze=CIl
oao n=3)6.00gを得た。
この化合物の吸収最大波長(λmax )は793nm
(メタノール)であった。
製造例4 一般式(2)の化合物〔R1=メチル基、R2=n−ブ
チル基、X=0、Y=メチレン基、ZO=C/040)
5.34gを用い、製造例1と同様にして、一般式(1
)の化合物〔R1=メチル基、R 2 =: n−ブチ
ル基、X=O,Y−メチレン基、Ze=C10aO n
=23 2.09gを得た。この化合物の融点、吸収最
大波長(λmax )及びモル吸光係数(ε)は以下の
通りである。
融点+ 227−228℃ λIlax  : 695nm (ジアセトンアルコー
ル)ε :  1.94X105cn+4 製造例5 一般式(2)の化合物〔R1=メチル基、R2=n−ブ
チル基、X=メチレン基、Y=0、ZO=CA’O,a
O)5.34gを用い、製造例1と同様にして、一般式
(1)の化合物〔R1=メチル基、R 2 == r1
−ブチル基、X=メチレン基、Y=0、Ze=CIOa
O n=212.76gを得た。この化合物の融点、吸
収最大波長(λ+110 )及びモル吸光係数(ε)は
以下の通りである。
融点:215−217℃ λmax  : 688nm (ジアセトンアルコール
)t : 1.90X105c+++→ 製造例6 一般式(2)の化合物[R’ =H..R2=n−ブチ
ル基、X=メチレン基、Y=メチレン基、ZO−Cl0
40〕4。OOgを用い、製造例1と同様にし,て、一
般式(1)の化合物(Rl=H、R2=n−ブチル基、
X=メチレン基、Y=メチレン基、Z”=CIIOae
,n=2)2.20gを得た。この化合物の融点、吸収
最大波長(λn+ax )及びモル吸光係数(ε)は以
下の通りである。
融点:163−165℃ λmax  : 670nm (ジアセトンアルコール
)ε:2.24X10’cm″ 製造例7 一般式(2)の化合物[Rl =H,R2 =2一二ト
キシエチル基、X=メチレン基、Y=メチレン基、zO
=CI040〕を用い、製造例1と同様にして、一般式
(1)の化合物[Rl=H,R2=2−エトキシエチル
基、X;メチレン基、Y=メチレン基、ZO=CIO4
e n=2〕を得た。この化合物の吸収最大波長(λm
ax )及びモル吸光係数(ε)は以下の通りである。
λmax  二672nm (ジアセトンアノレコーノ
レ)ε :2.  20X105 cm@ 製造例8 一般式(2)の化合物(Rl =H,R2 =2−アセ
トキシエチル基、X=メチレン基、Y=メチレン基、2
θ= B F a e3を用い、製造例1と同様にして
、一般式(1)の化合物[RI =H,R2=2−アセ
トキシエチル基、X=メチレン基、Y=メチレン基、Z
e=BF4e,.n=3]を得た。この化合物の吸収最
大波長(λIII )及びモル吸光係数(ε)は以下の
通りである。
λmax:768nm ε:2.28X105cm→ 製造例9 一般式(2)の化合物(Rl =H,R2 =2−メト
キシエチル基、X=メチレン基、Y=メチレン基、ze
=1e)を用い、製造例1と同様にして、一般式(1)
の化合物(Rl =H, R2 =2−メトキシエチル
基、X=メチレン基、Y=メチレン基、ze=1e、n
=3〕を得た。この化合物の吸収最大波長(λmaw 
)及びモル吸光係数(ε)は以下の通りである。
λmat:768nm ε:2.30X105c+n→ 製造例1〇 一般式(2)の化合物(Rl =I{, R2 =2−
ヒドロキシエチル基、x=o.%y=o、ze=CH3
CシSO30〕を用い、製造例1と同様にして、一般式
(1)の化合物(Rl =H,R2 =2−ヒドロキシ
エチル基、x=0、y=o,ZC)=CH3<IΣSO
3e1n=2〕を得た。
この化合物の吸収最大波長(λmax )及びモル吸光
係数(ε)は以下の通りである。
λn+ax  : 695nm (ジアセトンアルコー
ル)ε:1.70X105cm@ 製造例11 一般式(2)の化合物[RI =H,R2 =−C2 
Ha 803 Na基、X=O、y=o,ze=C/θ
3を用い、製造例1と同様にして、一般式(1)の化合
物[Rl =HSR2 =C2 H4SO3 Na基、
x=o,y=o、ze=CI!01n=3〕を得た。こ
の化合物の吸収最大波長(λmmx )及びモル吸光係
数(ε)は以下の通りである。
λmax:790nm(メタノール) ε:l,60X10δcam@ 製造例12 一般式(2)の化合物(Rl=メチル基、R2=n−ブ
チル基、X=0、Y=メチレン基、Ze=C2H5S0
4e〕を用い、製造例1と同様にして、一般式(1)の
化合物(RI=メチル基、R2=n−ブチル基、X=O
、Y=メチレン基、ZO=C2H5SO4e1n=3〕
を得た。この化合物の吸収最大波長(λn+ax )及
びモル吸光係数(ε)は以下の通りである。
λmax  : 795nm (メタノール)ε : 
 1.  93X105 cm−’〈反射率測定試験〉 下記第1表に示す各種シアニン系色素をジアセトンアル
コールに30g/A’になるように溶解し、これをアク
リル板にスピンコーターを用いて1 5 0 rpmで
、膜厚が600〜700人となるように塗布し、乾燥し
、770nm〜800nmの波長における上記アクリル
板の基板面側からの最大反射率を測定した。結果を第1
表に示す。
第  1  表 〈溶剤溶解性〉 下記第2表に示す各種シアニン系色素をジアセトンアル
コールに溶解し、室温における溶解度を測定した。結果
を第2表に示す。
第2表 (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1は水素原子又は低級アルキル基を示す。R
    ^2は置換基を有することのある低級アルキル基を示す
    。X及びYは、同一又は異なって、メチレン基又は酸素
    原子を示す。Zは酸性残基を示す。nは2又は3を示す
    。〕 で表わされるシアニン系化合物。
JP1230704A 1988-09-09 1989-09-05 シアニン系化合物 Expired - Lifetime JP2843855B2 (ja)

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