JPH02229386A - 電動開閉体自動停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、電動シャツタ、電動雨戸、自動ドア等の開閉
体を全開時または全閉時に停止させる電動開閉体自動停
止装置に関するものである。

（従来の技術》 例えば、電動シャツタを全開時または全閉時に停止させ
る場合は、シャツタボックス内に設胃された上限および
下限のリミットスイッチまたはガイドレールにｍＩＩさ
れた上限および下限のリミットスイッチによって、電動
シャツタの全開状態または全閉状態を検知し、電動モー
タを停止するようにしている。

この場合、電動シャツタ等の全圏位置および全開位置は
、施工現場の状況に応じて任意に変えられるので、リミ
ットスイッチの取付位置も、現場での施工時に調整され
る。

（発明が解決しようとするＩｆ！１） このようなリミットスイッチを用いてｍｉｌｌｉシャッ
タ等の自動停止を図るようにしたものには次のような問
題点がある。

■　リミットスイッチの取付位置を調整する場合、その
調整がやりにクク、特に、前記シャツタボックス内に設
けた場合は、シャッタボックスのケースを取外さなくて
は調整できない問題がある。

■　リミットスイッチは、機械部品であるから耐久性、
信頼性に欠ける傾向がある。

■　リミットスイッチに対する配線が煩雑になり、施工
性が悪いとともに、断線接触不良のおそれもあり、信頼
性に欠ける問題がある。

本発明は、リミットスイッチを用いることなく、電動モ
ータにより作動される開閉体の全閉時および全開時の自
動停止を行えるようにすることにより、リミットスイッ
チを使用する場合の全ての問題点を解決することを目的
とするものである。

〔発明の構成〕

（Ｉ題を解決するための手段） 本発明は、第１図に示されるように、正転、逆転または
停止される電動モータ１１によプて聞閏駆動される開閉
体１２を全開時および全閉時に自動的に停止させる電動
開閉体自動停止装置であって、開閉体１２の全閉から全
開までの全ストロークに対応するパルス数を設定するパ
ルス数設定手段１３と、前記電動モータ１１の回動最に
応じてパルスを発生するパルス発生手段１４と、このパ
ルス発生手段１４から発生したパルス数をカウントして
ｒＭ！！ｆＩ休１２のＷＵ閉状況を検知し、このカウン
トパルス数が前記パルス数設定手段１３により設定され
た設定パルス数に達したとき前記電動モータ１１に停止
信号を出力するｔｌＪｔｌｌ手段１５とを具備したもの
である。

（作用） 本発明は、電動モータ１１と連動して作動するパルス発
生千段１４により、電動モータ１１の回動呈（一開閉体
１２の作動量）に応じたパルス数を出力し、そのパルス
数を制御手段１５にてカウントして開閉体１２の開閉状
況を検知しながら、このカウントパルス数がパルス数設
定手段１３により設定されたパルス数と一致した時点を
、全開状態または全問状態として電動モータ１１を停止
させる。

（実施例） 以下、本発明を図面に示される実施例を参照し゛て詳細
に説明する。

第２図は電動シャッタを示し、スラット・タイプの開閉
体１２を巻取るためのシャッタボックス２１の内部にて
、コントローラ２２に対して、電動モータ１１が接続さ
れているとともに、このモータの軸に直結された速度発
電機《タフメータジェネレータ・・以下タコジエネと略
゜称する》２３が接続されている。さらに、前記コント
ローラ２２に対して、外部の操作盤２４に設けられた操
作スイッヂ２５およびパルス数設定手段としてのシャッ
タ高寸法設定用ディップスイッチ１３が接続されている
。パルス数設定手段としては、マイクロコンピュータの
メモリ（ＲＡＭ）を使用しても良い。操作スイッチ２５
にはシシッタ開用押しボタン（ｒＸ下、開ボタンと呼ぶ
》、シャッタ停止用押しボタン（以下、停ボタンと呼ぶ
）、シャッタ閉用押しボタン《以下、閉ポタンと呼ぶ》
がそれぞれ設けられている。

第３図には前記シャツタボックス２１の内部が示されて
おり、ブラケット３１の内側に電動モータ１１と一体の
減速ｌｌ３２が取付けられ、この減速ｌｌｌ３２の出力
軸スプロケット３３と、前記ブラケット３１に回転自在
に軸支された巻取軸３４の端部のスプロケット３５との
問にエンドレスチェン３６が巻掛けられている。電動モ
ータ１１およびタコジエネ２３の電線３７は前記コント
ローラ２２に接続されている。

そうして、電動モータ１１の回転が減速されて巻取軸３
４に伝えられ、この巻取軸３４の正転または逆転に゜よ
り、この巻取軸３４に開閉体１２が巻取られまたは巻戻
される。

第４図は電動シャッタ自動停止回路のブロック図を示し
、メモリ４１とともに制御手段（マイクロコンピュータ
）１５を構成する中央処理装Ｉｉ！（以下ＣＰＵと呼ぶ
）４２に対し、前記操作！８２４のシャッタ高寸法設定
用のパルス数設定千段１３および操作スイッチ２５が接
続され、さらにパルス発生手段１４が接続されている。

このパルス発生千段１４は、前記電動モータ１１に直結
されたタコジエネ２３と、このタコジェネ２３から出力
された正弦波形を全波または半波整流する整流器４３と
、その整流波形をパルス波形（矩形波形）に変換してＣ
　Ｐ　Ｕ　４２に割込入力する波形整形回路４４とによ
って構成されている。また、Ｃ　Ｐ　ｔＪ　４２から出
力された制御指令によりモータ制御部４５を介して宵動
モータ１１の回転方向、始動および停止が制御される。

前記パルス発生手段１４としては、タコジェネ２３を使
用したものの外に、ホール効果集積回路を利用すること
もある。このホール効果集積回路は、ホールｔＣまたは
ホール効果スイッチとも呼ばれる磁気的に作動するスイ
ッチであり、本体パッケージ内にホール素子、トリガ−
回路等から成るチップが封入されているもので、そのホ
ール素子に対して交番磁界が作用されると、一定電圧の
パルス波形が直接出力ざれる。したがって、前記電動モ
ータ１１の回転軸に磁石を取付け、このモータ慴ととも
に回転する磁石の周面に対してホール効果集積回路を配
置すると、回転磁石から作用される交ｌｍ界によりホー
ル効果が断続的に現れ、パルス波形の電圧が発生する。

次に、第５図乃至第９図に示される７口ーチャートを参
照して、この実施例の作用を説明する。

第５図は、前記操作スイッチ２５の操作プログラムを示
し、初期設定がなされ（ステップ■）、入力待ちの状態
において（ステップ■）、停ボタンが押されたか否かが
判断ざれ（ステップ■）、次に開ボタンが押されたか否
かが判断され（ステップ■）、次に閉ボタンが押された
か否かが判断され（ステップ■》、各ボタンが押されな
い限りステップ■■■が繰返される。そして、停ボタン
が押されると電動モータ１１が停止制御され（ステップ
■）、また、開ボタンが押されると電動モータ１１がシ
ャッタ開方向に制御され（ステップの）、また、■ボタ
ンが押されると電動モータ１１がシャッタ閉方向に制御
される（ステップ■》。

次に、第６図に示されるように、前記停止制ｉｌｌ（ス
テップ■）では、ＣＰＵ４２からモータ制御部４５に対
してなされる出力がオフとなって（ステップ■）、電動
モータ１１が停止ざれ、そして、ステップ■の入力持ち
の状態に戻る。

第７図は、タコジェネ２３等のパルス発生手段１４から
Ｃ　Ｐ　ＬＪ　４２に対しパルス入力があった場合の割
込処理ルーチンを丞し、先ず、ＣＰＬＪ４２からモータ
制御部４５に対してなされる出力がシャツタ閏方向にあ
るか否かが判断され（ステップ０）、■方向であればパ
ルス発生手段１４からＣ　Ｐ　ＬＪ　４２に入力されカ
ウントされメモリ４１に記憶されるパルス数Ｍが、第２
図に示されるようにＭ−０　（全開）からＭ−Ｍｏ　（
全ｗ１）まで１ずつ増加する（ステップ０）。また、閉
方向でなければ開方向であるから、パルス発生手段１４
からＣ　Ｐ　Ｕ　４２に入力されカウントされメモリ４
１に記憶されるパルス数Ｍが、Ｍ−Ｍｏ（全開）からＭ
−０（全ｌｍ）まで１ずつ減少する《ステップ■》。前
記ＭＯは、前記開閏体１２の全問から全開までの全スト
ロークに対応するように前記パルス数設定千段１３によ
って施工現場で設定されたパルス数である。

第８図は、シャツタ開制御のプログラムを示し、Ｃ　Ｐ
　Ｕ　４２から電動モータ１１のモータ制御部４５に対
しシャッタ開方向の信号が出力され（ステップＯ）、次
に操作スイッチ２５の停ボタンが押され？か否かが判断
され（ステップｏ）、押されない場合は！１１１１手段
１５によってカウントざれたパルス数ＭがＭ≦０の関係
にあるか否かが判断される（ステップ■）。この開制御
の場合は、カウントパルス数ＭがＭＯからＯに向って減
少するので、Ｍ−ＭＯから１まではステップ＠でＮＯが
選択され、ステップＯとステップ■とが繰返される。そ
して、停ボタンが押される（ステップ０でＹＥＳが選択
される）か、または、Ｍ−０（．全開）となってステッ
プ＠でＹＥＳが選択されると、停止制御がなされる（ス
テップ［相］）。

第９図は、シャツタｍ　ｅｑ　ｗのプログラムを示し、
ＣＰＬｊ４２から電動モータ１１のモータ制御部４５に
対しシャッタ閉方向の信号が出力ざれ《ステップ＠》、
次に操作スイッチ２５の停ボタンが押されたか否かが判
断され（ステップ［株］）、押されない場合は、制御手
段１５によってカウントされたパルス数Ｍと、パルス数
設定手段１３によって設定されたパルス数ＭＯとが、Ｍ
≧Ｍ■の関係にあるか否かが判断される（ステップΦ）
６この間制御の場合は、カウントパルス数Ｍが０からＭ
Ｏに向って増加するので、Ｍ−０からＭＯ−１まではス
テップ［株］でＮＯが選択され、ステップ■とステップ
Φとが繰返される．そして、停ボタンが押される（ステ
ップΦでＹＥＳが選択される）か、または、Ｍ＝Ｍｏ（
全閉》となってステップのでＹＥＳが選択されると、停
止制御がなされる《ステップ［相］》。

なお、ｒ！ａｗＩ体１２が閉方向に駆動ざれているとき
、その開閉体１２が障害物に当ると、電動モータ１１に
制動がかかり、そのモータと運動するパルス発生手段１
４から制御千段１５に入力されるパルスの間隔が長くな
るか、場合によっては停止されるため、このパルス間隔
の変化から障害物の検知も可能となり、安全装誼への応
用も可能となる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、パルス数設定手段により設定パルス数
を変更するのみで、開閉体の全開一全閉動作員を容易に
変更でき、例えば、電動シャッタ等の施工現場において
従来のようにリミットスイッチ自体を移動調整する必要
がないので、開閉体動作量を容易に設定、調整できる。

また、リミットスイッチのような機械部品がないので、
耐久性および信頼性が向上する。ざらに、技術の進歩に
より安価で信頼性の高いパルス発生手段および制御手段
が使えるため、外付のリミットスイッチを設ける場合よ
りコストメリットが大きく、信頼性も高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図であり電動開閉体自動
停止装置の構成を示すブロック図、第２図は本発明に係
る電動シャッタの正面図、第３図はそのシャツタボック
スの内部機構を示す斜視図、第４図は本発明の電動開閉
体自動停止装置に使用された制御回路の一例を示すブロ
ック図、第５図は操作スイッチの制御ブラグラムを示す
フローチャート、第６図は停止ＩＩＩ　ＩＩＩのフロー
チャート、第７図はパルス入力時の割込処理ルーチンを
示すフローチャート、第８図は開制御のプログラムを示
すフローチャート、第９図は閉制御のプログラムを示す
フローチャートである。 １１・φ電動モータ、１２・舎開閉体、１３・・パルス
数設定手段、１４・・パルス発生手段、１５・・制御手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）正転、逆転または停止される電動モータによって
   開閉駆動される開閉体を全開時および全閉時に自動的に
   停止させる電動開閉体自動停止装置において、 開閉体の全閉から全開までの全ストロークに対応するパ
   ルス数を設定するパルス数設定手段と、前記電動モータ
   の回動量に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、 このパルス発生手段から発生したパルス数をカウントし
   て開閉体の開閉状況を検知し、このカウントパルス数が
   前記パルス数設定手段により設定された設定パルス数に
   達したとき前記電動モータに停止信号を出力する制御手
   段と を具備したことを特徴とする電動開閉体自動停止装置。