JPH0222917Y2 - - Google Patents

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JPH0222917Y2
JPH0222917Y2 JP1985059436U JP5943685U JPH0222917Y2 JP H0222917 Y2 JPH0222917 Y2 JP H0222917Y2 JP 1985059436 U JP1985059436 U JP 1985059436U JP 5943685 U JP5943685 U JP 5943685U JP H0222917 Y2 JPH0222917 Y2 JP H0222917Y2
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JP
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switch
key
sliding plate
operating shaft
actuator
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 この考案は、コンピユータやその他電子機器等
に使用される鍵付スイツチに関する。
(b) 従来技術 電子機器等に使用される鍵付スイツチは、特定
の鍵の回転操作により操作軸を回転させ、この操
作軸の回転によつてカム機構を介してマイクロス
イツチのアクチユエータを作動させるようになつ
ている。ところが、従来の鍵付スイツチで複数の
マイクロスイツチを操作する場合には、マイクロ
スイツチを操作軸の軸方向に沿つて並べて配置し
ていたので、鍵付スイツチがどうしても軸方向に
長くなり、電子機器の操作パネル等に取り付ける
際に奥行きが長くなるという欠点があつた。
上記従来の鍵付スイツチの欠点を、第5図及び
第6図に示す具体例を用いて説明する。第5図及
び第6図は、2個のマイクロスイツチを操作する
場合の従来の鍵付スイツチの具体例を示す。
この鍵付スイツチ1の操作軸2は、シリンダ錠
3の本体内に特定の鍵4が挿入されて、この鍵4
が回転操作されることにより回転する。また、こ
の操作軸2には、軸方向に並んだ2面のカム面を
有する板カム5が嵌め込み固定されている。マイ
クロスイツチ6,7は、アクチユエータ8,9が
板カム5の前後のカム面の下方にそれぞれ位置す
るように操作軸2に沿つて並べて配置されてい
る。このように構成されたこの従来の鍵付スイツ
チ1は、特定の鍵4をシリンダ錠3に挿入し、右
回転させることにより、板カム5のカム面で前方
(鍵4に近い方)のマイクロスイツチ6のアクチ
ユエータ8を押圧して作動させることができる。
また、この鍵4を左回転させれば、板カム5のカ
ム面で後方(鍵4から遠い方)のマイクロスイツ
チ7のアクチユエータ9を押圧して作動させるこ
とができる。
ところが、電子機器等に用いる鍵付スイツチ
は、取り付けられたパネル面からあまり後方に突
出すると、他の部品の組み付けや保守の妨げとな
るおそれがあり、また、実装上も不都合が多くな
ることから、一般にできるだけ奥行きの短いもの
が要望されている。このため、この従来の鍵付ス
イツチ1では、2個のマイクロスイツチ6,7が
前後に並べて配置されているために奥行きが長く
なり、電子機器等に使用するには不便な場合が生
じ、さらに多数のマイクロスイツチを配置した従
来の鍵付スイツチでは、その長さのために電子機
器等に使用することがほとんど不可能となるとい
う欠点を有していた。
(c) 考案の目的 この考案は、このような事情に鑑みなされたも
のであつて、操作軸の回転を偏心カムと摺動板と
を介してマイクロスイツチのアクチユエータに伝
えるようにすることにより、複数のマイクロスイ
ツチを同一平面上に配置することができる鍵付ス
イツチを提供することを目的とする。
(d) 考案の構成および効果 この考案の鍵付スイツチは、特定の鍵が挿入さ
れるシリンダ錠の本体内に配設されてこの鍵の回
転操作により回転する操作軸と、この操作軸の一
端に設けられ操作軸に伴つて回転する偏心カム
と、この偏心カムによつて操作軸に対して垂直と
なる平面上で往復運動を行う摺動板と、この摺動
板が往復運動を行う同一平面上に取付られる複数
マイクロスイツチと、を設け、前記マイクロスイ
ツチは板状であつて、かつそのアクチユエータは
側面に突出形成され、前記摺動板は前記アクチユ
エータに対向する側面に複数の窪みが形成され、
摺動板の摺動によつて複数のマイクロスイツチの
アクチユエータを作動させることができるように
したことを特徴とする。
この考案の鍵付スイツチを上記のように構成す
ると、操作軸に対して垂直となる同一平面上に複
数のマイクロスイツチを取り付けることができ、
その場合、マイクロスイツチは板状であつて、且
つそのアクチユエータはスイツチ側面に突出形成
されているために、例えば2個のマイクロスイツ
チを操作する場合、従来の軸方向に前後に並べた
ものに比べマイクロスイツチ部分のある鍵付スイ
ツチ後段部の奥行きを半分に短縮することができ
る。また、4個のマイクロスイツチを操作する場
合には、従来のものに比べマイクロスイツチ部分
の奥行きを4分の1に短縮することができ、さら
に8個のマイクロスイツチを操作する場合には、
例えば4個ずつの2段に配置したとしても従来の
8個のマイクロスイツチを前後に並べて配置した
ものに比べマイクロスイツチ部分の奥行きを4分
の1に短縮することができる。このため、この考
案の鍵付スイツチは、操作パネル等に取り付けた
際の奥行きを短縮することができるので、電子機
器等に使用した場合であつても、他の部品の組み
付けや保守の妨げとなることがなく、しかも、実
装上の不都合も回避することができ、また、従来
の鍵付スイツチと同じ奥行きを利用できるなら
ば、多数のマイクロスイツチを操作してより複雑
な回路の開閉動作を行わせることができる。
(e) 実施例 以下この考案の鍵付スイツチで2個のマイクロ
スイツチを操作する場合の実施例について説明す
る。
第1図は、この考案の実施例である鍵付スイツ
チの縦断面側面図、第2図は、同鍵付スイツチの
背面図である。
この実施例の鍵付スイツチ1は、操作軸2と偏
心カム10と摺動板11とマイクロスイツチ6,
7とから構成されている。操作軸2は、シリンダ
錠3の本体内に配設され、シリンダ錠3に挿入し
た特定の鍵4(第1図では図示していない。)の
回転操作により左右に所定角度だけ回転するよう
になつている。なお、シリンダ錠3の後方端に
は、マイクロスイツチ6,7を取り付けるための
取り付け板15が固定されている。偏心カム10
は、内部に軸を挿入できるようになつた管状の同
軸部12とこの同軸部12の後方に突出し軸心が
偏心した軸径の十分に細い偏心軸部13とからな
り、同軸部12を操作軸2の後方端に嵌め込み固
定することにより操作軸2に伴つて回転するよう
になつている。摺動板11は、中央部に縦方向の
長孔である従動孔14が設けられ、両端部に横方
向の長孔であるガイド孔16,17が設けられ、
下端面に2個所の窪み18,19が形成された偏
心カム10に対する従動板である。この摺動板1
1は、偏心カム10の偏心軸部13を従動孔14
に隙間嵌めし、取り付け板15のボス部(抜け止
めビス21,22の裏に隠れて図面には表れな
い。)をガイド孔16,17に隙間嵌めすること
により、偏心カム10の回転に伴つて左右に摺動
する。マイクロスイツチ6,7は、板状の形成を
有し、そのアクチユエータ8,9は同スイツチの
側面に突出形成されている。また、共に取り付け
板15の同一面上に向かい合わせに取り付けられ
る。この際、マイクロスイツチ6,7のアクチユ
エータ8,9は、それぞれ、偏心カム10が中央
位置(第2図に示す位置)にあるときに摺動板1
1の窪み18,19内に入り込むように配置され
る。
上記のように構成されたこの実施例の鍵付スイ
ツチ1の動作を第3図及び第4図を参照して説明
する。
鍵4によつて操作軸2を右回転させると、これ
に伴つて第3図に示すように偏心カム10が回転
して偏心軸部13が摺動板11の従動孔14内で
図面上の左方向に移動し、摺動板11がガイド孔
16,17に案内されて左側に摺動する。このた
め、この摺動板11の下端面の窪み18,19間
の押圧部20が左側に配置されたマイクロスイツ
チ6のアクチユエータ8を下方に押圧してこのマ
イクロスイツチ6を作動させる。次に、鍵4によ
つて操作軸2を左回転させると、これに伴つて第
4図に示すように偏心カム10が回転して偏心軸
部13が摺動板11の従動孔14内で図面の右方
向に移動し、摺動板11がガイド孔16,17に
案内されて右側に摺動する。このため、この摺動
板11の押圧部20が右側に配置されたマイクロ
スイツチ7のアクチユエータ9を下方に押圧して
このマイクロスイツチ7を作動させる。
以上説明したようにこの実施例の鍵付スイツチ
1は、取り付け板15の同一平面上に2個のマイ
クロスイツチ6を取り付けることができるので、
従来の軸方向に前後に並べたものに比べマイクロ
スイツチ部分のある鍵付スイツチ後段部の奥行き
を半分に短縮することができる。このため、この
実施例の鍵付スイツチ1は、操作パネル等に取り
付けた際の奥行きを短縮することができるので、
電子機器等に使用した場合であつても、他の部品
の組み付けや保守の妨げとなることがなく、しか
も、実装上の不都合も解消することができる。
なお、この実施例で4個のマイクロスイツチを
操作する場合には、摺動板の上端面にも窪みと押
圧部とを形成し、この上方にさらに2個のマイク
ロスイツチを配置するように構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例である鍵付スイツ
チの縦断面側面図、第2図は、同鍵付スイツチの
背面図、第3図及び第4図は、それぞれ、同鍵付
スイツチの動作状態を示す背面図、第5図は、従
来の鍵付スイツチの側面図、第6図は、同鍵付ス
イツチの背面図である。 1……鍵付スイツチ、2……操作軸、3……シ
リンダ錠、4……鍵、6,7……マイクロスイツ
チ、8,9……アクチユエータ、10……偏心カ
ム、11……摺動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 特定の鍵が挿入されるシリンダ錠の本体内に配
    設されてこの鍵の回転操作により回転する操作軸
    と、この操作軸の一端に設けられ操作軸に伴つて
    回転する偏心カムと、この偏心カムによつて操作
    軸に対して垂直となる平面上で往復運動を行う摺
    動板と、この摺動板が往復運動を行う同一平面上
    に取付られる複数のマイクロスイツチと、を設
    け、前記マイクロスイツチは板状であつて、かつ
    そのアクチユエータは側面に突出形成され、前記
    摺動板は前記アクチユエータに対向する側面に複
    数の窪みが形成され、摺動板の摺動によつて複数
    のマイクロスイツチのアクチユエータを作動させ
    ることができるようにしたことを特徴とする鍵付
    スイツチ。
JP1985059436U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0222917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059436U JPH0222917Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985059436U JPH0222917Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS61177333U JPS61177333U (ja) 1986-11-05
JPH0222917Y2 true JPH0222917Y2 (ja) 1990-06-21

Family

ID=30585865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985059436U Expired JPH0222917Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191775U (ja) * 1975-01-21 1976-07-22

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Publication number Publication date
JPS61177333U (ja) 1986-11-05

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