JPS64665Y2 - - Google Patents

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JPS64665Y2
JPS64665Y2 JP16552681U JP16552681U JPS64665Y2 JP S64665 Y2 JPS64665 Y2 JP S64665Y2 JP 16552681 U JP16552681 U JP 16552681U JP 16552681 U JP16552681 U JP 16552681U JP S64665 Y2 JPS64665 Y2 JP S64665Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチケースの前壁部に設けられた
窓孔から外部へ突出した回動操作体のレバーを操
作して該操作体を回動させ、該操作体と連結係合
されたスライダーを摺動させるスライドレバース
イツチに関するもので、特に、前記スイツチケー
スを合成樹脂材で形成すると共に、該ケースの前
壁部に、該前壁部の前記窓孔と対応した窓孔を有
した補強用金属部材を配設すると共に、該金属部
材の前記窓孔の少なくとも前記レバーの回動方向
両端寸法を、前記レバーの回動終端に於いて該レ
バーと前記ケースの窓孔縁とが衡接し、該金属部
材の前記窓孔縁とは衡接しない寸法とすることに
よつて衡撃音を除去すると共に、ソフトなレバー
切換が行ない得るスライドレバースイツチを提供
することを目的とする。
以下、本考案に係るスライドレバースイツチの
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るスライドスイツチの外観
斜視図で、第2図は第1図に示したスイツチを分
解して示した分解斜視図である。第3図は第1
図、第2図に示したスイツチの軸方向断面図で、
第4図は第1図のA−A線に沿つて断面した横断
面図である。第1図乃至第4図に於いて、1は第
1のケース、2は第2のケースで、この第1のケ
ース1と第2のケース2は下面に端子基板15を
配設して、後述する爪係合によつて箱状のスイツ
チケースを形成する。
そして、前記第1のケース1は第5図Aに内側
面より見た平面図が、第5図Bに外側面より見た
平面図が夫々示されている。又、第2のケース2
は第6図に内側面より見た平面図が示されてい
る。
そして、第1のケース1は前壁部3と後壁部4
と側壁部5と上壁部6とを合成樹脂材で一体成形
してなり、各壁部3,4,5には複数の係合部1
0が形成されている。又、第2のケース2は第1
のケース1の側壁部5と対抗する側の側壁を形成
するように合成樹脂材で一体成形されており、前
記第1のケース1の係合部10と各々対応した位
置に、前記第1のケース1に組付けられる際、該
係合部10方向へ延出された弾性変形可能な係合
腕部2Aが形成されている。そして、前記第1の
ケース1に設けられた係合部10は前記第2のケ
ース2の係合腕部2Aの肉厚とほゞ等しい深さの
溝部10Aと、この溝部10A内より突出した係
合爪部10Bとで構成され、この係合爪部10B
は第2のケース2の係合腕部2Aが進入する側に
向つて序々に下がる傾斜面で形成されている。
又、前記第1のケース1の係合部10に係止され
る第2のケース2の係合腕部2Aは、その中程に
係合孔2aが形成されている。この第1のケース
1の係合部10と第2のケース2の係合腕部2A
とは、第1のケース1の開放側面に対して第2の
ケース2で塞ぐ様に第2のケース2を第1のケー
ス1に対して接近させて行くと、第1のケース1
の係合部10に於ける係合爪部10Bの傾斜面に
沿つて第2のケース2の係合腕部2Aが、弾性変
形を伴つて進んで行き、係合爪部10Bの先端に
係合腕部2Aの係合孔2aが到達し、該先端をわ
ずかに越えると、弾性変形をしていた係合腕部2
Aがそれ自身の弾性で第1のケース1の係合部1
0の溝部10A内に嵌入される。従つて、係合孔
2a内に係合爪部10Bが係合され第1のケース
1と第2のケース2との係合組付がなされる。そ
して、この状態では第2のケース2の係合腕部2
Aは第1のケース1の溝部10内に入つた状態に
あるので、第2のケース2が組付かれた第1のケ
ース1の各係合部10の部分の壁面は面一の状態
になつている。
又、逆に、第1のケース1と第2のケース2と
の組付けを分解する場合には、係合腕部2Aの先
端部分を外方へ弾性変形させ、係合腕部2Aの係
合孔2aを係合爪部10Bより外し、第1のケー
ス1に対して第2のケース2を離間させることに
より、容易に分解が可能となつている。
従つて、この様な係合機構を採用した場合に
は、第1のケース1と第2のケース2との組立
が、接着剤等を使用することなく容易に行なえる
と共に、その分解に当つても組立時に於いて接着
剤等を用いていないから簡単に行なうことができ
る。
以上は第1のケース1と第2のケース2との組
立て並びに分解が可能な構造に付いて説明した。
以上の様な第1のケース1と第2のケース2と
更に端子基板15とで形成されるスイツチの前壁
は、第1のケース1の前壁部3と第2のケース2
の端面とで形成され、該前壁には後述する回動操
作部材8のレバー9が外方へ延出するのを許容す
る為の窓孔3Cと、この窓孔3Cの上方と下方に
それぞれレバー9の衡接時、衡撃を緩和される為
の緩衡部41を形成する為の横長孔40と、該ス
イツチを機器の機枠(不図示)に取付ける為の取
付部3A,2Bが形成されている。そして、前記
窓孔3Cは第1のケース1の前壁部3の一部を矩
形状に切欠き、その切欠き開放側を第2のケース
2で塞ぎ、第2のケース2の突出部2Cを切欠き
部内に延出することによつて窓枠を形成してい
る。又、取付部3A,2Bには夫々、切欠き3
B,2Dが設けられており、又、取付部3A,2
Bは窓孔3Cを中心として左右両側で、且つ、高
さが窓孔3Cの上方部と下方部に位置するように
設けられている。これら前壁より連設されて前壁
と同一面上に形成された前記取付部3A,2Bの
すぐ後には補強用金属板16の腕部16A,16
Bが嵌挿される長孔3E,2Eが夫々形成されて
おり、且つ、長孔3E,2Eと連設された溝部2
F,3Fが夫々設けられており、この溝部2F,
3Fは金属板16の高さ方向の寸法に対応した長
さを有し、前記長孔3E,2Eに嵌挿された金属
板16の端面の一部を受入れて前壁内面部に配設
された金属板16の保持を安定化させる。又、金
属板16は腕部16A,16B間に窓孔16Cが
設けられており、この窓孔16Cの高さ寸法は少
なくとも前記ケースの窓孔3Cの高さ寸法よりも
大きく形成されていて、後述する回動操作体8の
レバー9の回動時、レバー9の上方回動端と下方
回動端で接触せず、合成樹脂材で形成された第1
のケースの窓孔3の上下端縁で衡接規制するよう
になされている。この構成はレバー9との衡撃音
を緩和すると共に絶縁効果等を奏する。すなわ
ち、レバースイツチ等にあつては一般に切換レバ
ーを金属等で構成することが多いが、この様に切
換レバーを金属で形成した場合には、回動端で金
属枠にレバーが衡突した場合、その衡撃音が高く
なる。又、衡突時の衡撃が大きく、操作者に違和
感を与えてソフトな切換操作が行なえないが、レ
バー9の回動端に於ける衡突を合成樹脂材で形成
された第1のケース1の窓孔3ですることによつ
て、衡突時の衡撃を緩和させるものである。又、
この種のレバースイツチを組付ける電気機器にあ
つては、アースを機枠で行なうことが多いが、レ
バー9を金属材で形成したような場合に、時とし
てレバー9とに衡接部を通して漏電することがあ
るが、この様な漏電事故を未然に防ぐことができ
る効果を奏する。
そして、前記金属板16は第1のケース1の前
壁部3の内側に於いて腕部16Aを長孔3Eに嵌
入させ、第2のケース2の長孔2E内に腕部16
Bを嵌入するようにして第2のケース2を第1の
ケース1に対して取付けることによつて、金属板
16がスイツチの前壁部3内面に配設されるよう
になつている。そして、この場合、3B,2Bに
金属板16のネジ孔16Dが夫々配置され、この
ネジ孔16Dを使用して機器の機枠にネジにて固
定される。この際、合成樹脂材で形成されている
ケース1,2の取付部3A,2Bの前面がワツシ
ヤの役目を果す。そして、このスイツチにあつて
は、ケースをコストダウンを図ることが可能な合
成樹脂材で形成した場合に問題となる強度性の点
に付いて、金属板16にてスイツチ前面を補強す
るものであるから信頼性の面で安定する。
又、機器の取付面に取付けられる取付部3A,
2Bにあつては窓孔3Cを中心として左右両側
で、且つ、高さが窓孔3Cの上方部と下方部に位
置するように設けられているが、スイツチに上下
方向への回動力が加わつた場合でも、左右方向へ
回動が加わつた場合でも、2つの取付部3A,2
Bに略均一に作用力が加わるようになつているの
で、より少ない固定箇所で大きな外部力にも耐え
得る効果を奏する。
前記回動操作体8は前記金属板16の窓孔16
Cとケースの窓孔3Cとを通つてケース外に延出
配設される前記切換レバー9と、該レバー9を保
持する枢軸部17と、後述するスライダー7の係
合部7Aと自在連結係合される連結腕18と、枢
軸部17の軸方向両端部に形成されたデイテント
用バネ部19とを合成樹脂材で一体成形してな
る。そして、枢軸部17は中空円筒状に形成され
ている。又、前記デイテント用バネ部19は全体
として弾性を持つて形成されており、該バネ部1
9は枢軸部17の周囲に所定の距離を保つて配設
されるリング状部19Aと、このリング状部19
Aと枢軸部17間を連結する2つの連結腕部19
Bとからなる。そして、連結腕部19Bは各々
180゜変移した位置に設けられ、該連結腕部19B
間の前記リング状部19Aの外側面には、外方へ
突出した先端部が曲面状をした突出部19Cが
夫々設けられている。従つて、突出部19Cに外
方からの力が作用された際には、連結腕部19B
並びに該連結腕部19B間のリング状部19Aが
良く撓み、バネ性を充分に発揮するようになつて
いる。又、前記連結腕18は、その先端部分18
が他の部分に比べて薄板状に形成されており、こ
の先端部分18Aに前記枢軸部17の軸線と同方
向へ延びる係合ピン部18Bが形成されている。
この様に形成されている回動操作体8に対し
て、この操作体8を回動可能に保持する為に第1
のケース1と第2のケース2とは次の様に形成さ
れている。第1のケース1は操作体収納部Rの中
心部分に第2のケース2側へ突設された固定軸1
1がケース1の内壁面より一体に設けられてお
り、この固定軸11は枢軸部17の内径とほゞ同
径で形成され、この固定軸11を回動操作体8の
枢軸部17の筒部に挿入することによつて、該固
定軸11に対して回動操作体8を回動可能に枢支
するようにしている。又、固定軸11の周囲には
リング状部19Aの内周径よりも小さい外径をし
た円形の窪み部12と、該窪み部12の外周に沿
つて、且つ、前記回動操作体8のリング状部19
Aの突出部19Cと対応した関係で各々180゜変移
した位置に、夫々、等間隔を置いて形成されたデ
イテント凹部13が設けられている。そして、第
2のケース2は、第1のケース1の操作体収納部
Rと対応する位置に、固定軸11の小径部11A
と対応した径の貫通係合孔2Fが設けられている
と共に、該係合孔2Fの周囲には、前記第1のケ
ース1の円形窪み部12と対応した窪み部2G
が、又、該窪み部2Gの外周に沿つて、且つ、前
記回動操作体8のリング状部19Aの突出部19
Cと対応した関係で各々180゜変移した位置に、
夫々等間隔を置いて形成されたデイテント凹部1
3′が設けられている。
そして、回動操作体8は金属板16の窓孔16
Cにレバー9を挿入した後、金属板16を第1の
ケース1に取付けると共に固定軸11を枢軸部1
7に嵌合させた状態で、第1のケース1に対して
第2のケース2を取付けると、固定軸11の小径
部11Aが第2のケース2の係合孔2Fに嵌入さ
れた状態となり、固定軸11上に回動操作体8が
回動可能に配設される。そして、回動操作体8の
リング状部19Aの突出部19Cは第1のケース
1と第2のケース2の内壁面に形成されたデイテ
ント凹部13に弾圧され、これにより回動操作体
8をデイテント式に回動可能となる。
15は第1のケース1と第2のケース2の下部
にて保持される絶縁性の端子基板で、この端子基
板15は第1のケース1の前壁部3と側壁部5と
後壁部4とに連設して設けられた溝部14並びに
第1のケース1に対して組付けられた際、これら
の溝部14と連設するように設けられた第2のケ
ース2の溝部14′に外周の一部が嵌合され保持
されるようになつていると共に、その長手方向両
端に複数設けられた突設部15Aが、該突設部1
5Aに対応して第1のケース1の側壁部5の溝部
14内に設けられた長孔14Aと、第2のケース
2の溝部14内に設けられた長孔14′Aに嵌合
係止するようになつている。そして、この端子基
板15には複数の固定端子21を直線状に配列し
た固定端子列が並列的に設けられている。
前記スライダー7は、その底面から見た斜視図
として第7図に示されるように回動操作体8の連
結腕18と連結係合される係合部7Aと、前記端
子基板15上の固定端子21に対して摺接切換さ
れる可動端子22を保持する作動部7Bとを合成
樹脂材にて一体成形してなる。そして、係合部7
Aは回動操作体8の連結腕18の先端部分18が
挿入される切欠溝23と該先端部分18に設けら
れた係合ピン18Bが係合される係止切欠き24
が設けられており、該スライダー7の係合部7A
と回動操作体8の連結腕18とは自在連結機構を
構成している。そして、作動部7Bは端子基板1
5と対応する面側に可動端子22を収納保持する
為の凹部25と、該スライダー7の摺動方向に沿
つて延びるように形成されている溝部26が固定
端子21との衡接を避ける為に形成されている。
又、溝部26にて挾まれる中間部には凹部27が
形成され、該凹部27は隔壁27Aによつて複数
に区切られている。また、作動部7Bの上面を見
ると、その軸方向に沿つて凹部27′が形成され、
該凹部27′も隔壁27Aによつて複数に区切ら
れている。これら凹部27を設ける理由は、スラ
イダー7を合成樹脂材で成形する際、肉厚を均一
にさせて、合成樹脂材が硬化する速度をほゞ同じ
にさせ、成形後の変形を少なくすること、並びに
使用材料の減少を図りコストダウンを行なわせる
ことにある。そして、凹部27′を複数の隔壁2
7Aによつて区切つた点は、隔壁27Aによつて
強度を持たせることにある。すなわち、スライダ
ー7の軸方向断面をした形状は第3図内に示され
るように、肉厚がほゞ均一化されている。又、ス
ライダー7にはケース1,2と摺接する側面並び
に端子基板15と接触する底面には複数の突起部
28が設けられていて、この突起部28によりス
ライダー7はケース1,2及び端子基板15に対
して複数の点接触を行なわせることによつて、摩
擦抵抗を減少させスライダー7の摺動をスムーズ
にするようにしている。
この様に構成されているスイツチの全体的な組
立方法を次に説明する。まず最初に第1のケース
1に対して、金属板16の窓孔16C内に回動操
作体8のレバー9を挿入した状態で、又、スライ
ダー7に可動端子22を組付けて、更に固定端子
21が固設されている端子基板15をスライダー
7の下面に配設した状態で、回動操作体8の連結
腕18とスライダー7の係合部7Aとを連結係合
させた状態を作る。そして、金属板16の腕部1
6Aを第1のケース1の長孔3Eに嵌合させ、又
回動操作体8の枢軸17に固定軸11を嵌合さ
せ、更に溝部14に端子基板15を嵌入させるこ
とにより、第1のケース1に金属板16、操作体
8、スライダー7、端子基板15を所定状態に組
込んだ後、第2のケース2を第1のケース1に組
付ける。この第2のケース2の組付け時、第2の
ケース2の長孔2Eに金属板16の腕部16B
を、又貫通係合孔2Fに第1のケース1の固定軸
11の先端小径部11Aを、又、溝部14に端子
基板15の突設部15Aをそれぞれ係合させて、
同時に、第2のケース2の係合腕部2Aを第1の
ケース1の係合爪部10Bに係合させて組立てが
完了するようになつている。
そして、この様に組立が完成した状態にあつて
は、回動操作体8のデイテント用バネ部19が第
1のケース1及び第2のケース2の内壁面に弾圧
された状態にあつて、リング状部19Aの突出部
19Cは第1のケース1及び第2のケース2の内
壁面に形成されている3つのデイテント凹部13
に弾性的に係合されている。
この様に形成されている本考案に係るスイツチ
の作動を第3図を使用して説明する。
第3図の実線で示す状態は、回動操作体8のレ
バー9が中間の位置にある状態を示しており、こ
の状態にあつては回動操作体8の突出部19Cは
第1と第2のケースの内壁面に設けられている3
つのデイテント凹部13の中間の凹部13と弾性
的に係合されている。そして、この状態よりレバ
ー9に上方への回動付勢力を付与すると、回動操
作体8は全体的に時計方向へ回動し、該操作体8
の連結腕18と連結部7Aが自在係合されている
スライダー7が第3図中左方で位置までスライド
され、このスライダー7と一体に摺動する可動端
子22による接点切換が行なわれる。前記回動操
作体8の回動はレバー9が第1のケース1の窓孔
3Cの上端と当接する迄回動されるが、レバー9
が窓孔3Cに当接された状態では、回動操作体8
の突出部19Cが3つのデイテント凹部13の
中、回動方向側にあるデイテント凹部13にデイ
テント係止され、その回動切換が保持される。そ
して、次にレバー9に下方への回動付勢力を付与
すると、回動操作体8は全体的に反時計方向へ回
動し、一度、第3図の実線で示される中間位置に
デイテント係止され、更に、レバー9を下方へ回
動させると第1のケース1の窓孔3Cの下端と当
接する迄回動され、回動操作体8の突出部19C
が3つのデイテント凹部13の中、回動方向側に
あるデイテント凹部13にデイテント係止され、
その回動切換が保持される。そして、このレバー
9の操作によつて回動操作体8が回動するとき、
前述したように回動操作体8の連結腕18と連結
部7Aが自在係合されているので、スライダー7
も第3図中右方7′位置までスライドされ、可動
端子22による接点切換が行なわれる。この様に
してレバー9を回動操作することによつて回動操
作体8はバネ部19のバネ作用により突出部19
Cをデイテント凹部13にデイテント係止されな
がら回動し、これに伴つてスライダー7も所定量
だけスライドして行くが、このスライダー7は第
1と第2のケース1,2の内壁面並びに端子基板
15と摺接する面側に、複数の半球状突起部28
を設けているので、互いに接触する面積が少ない
ので摺動摩擦が小さく、スムーズなスライダー7
の摺動を行なわせることができるようになつてい
る。
以上、説明した様に本考案に係るスライドレバ
ースイツチは、スイツチケースの前壁部に設けら
れた窓孔から外部へ突出した回動操作体のレバー
を操作して該操作体を回動させ、該操作体と連結
係合されたスライダーを摺動させるスライドレバ
ースイツチに於いて、前記スイツチケースを合成
樹脂材で形成すると共に、該ケースの前壁部に、
該前壁部の前記窓孔と対応した窓孔を有した補強
用金属部材を配設すると共に、該金属部材の前記
窓孔の少なくとも前記レバーの回動方向両端寸法
を、前記レバー9の回動終端において、該レバー
と前記ケースの窓孔縁とが衡接し、該金属部材の
前記窓孔縁とは衡接しない寸法に形成してなるか
ら、例え、レバーを強度がある金属材等で形成し
たとしても、レバーの回動終端に於いて金属材と
は衡接することがないので、大きな衡撃音は発生
することなく、又、ソフトな切換が行なえる等、
実用上、極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライドスイツチの外観
斜視図で、第2図は第1図に示したスイツチを分
解して示した分解斜視図である。第3図は第1図
第2図に示したスイツチの軸方向断面図で、第4
図は第1図のA−A′線に沿つて断面した横断面
図である。第5図は第1図乃至第4図に示したス
イツチの第1のケース1を示す平面図、第6図は
第1図乃至第4図に示したスイツチの第2のケー
ス2を示す平面図である。第7図は第1図乃至第
4図に示したスイツチのスライダー7を下面より
見た斜視図である。 1……第1のケース、2……第2のケース、3
……前壁部、3C……窓孔、8……回動操作体、
9……レバー、16……補強用金属部材、16C
……窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチケースの前壁部に設けられた窓孔から
    外部へ突出した回動操作体のレバーを操作して該
    操作体を回動させ、該操作体と連結係合されたス
    ライダーを摺動させるスライドレバースイツチに
    於いて、前記スイツチケースを合成樹脂材で形成
    すると共に、該ケースの前壁部に、該前壁部の前
    記窓孔と対応した窓孔を有した補強用金属部材を
    配設すると共に、該金属部材の前記窓孔の少なく
    とも前記レバーの回動方向両端寸法を、前記レバ
    ーの回動終端において、該レバーと前記ケースの
    窓孔縁とが衡接し、該金属部材の前記窓孔縁とは
    衡接しない寸法に形成してなることを特徴とする
    スライドレバースイツチ。
JP16552681U 1981-11-06 1981-11-06 スライドレバ−スイツチ Granted JPS5870640U (ja)

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