JPH02228532A - 力検出装置およびその応用 - Google Patents

力検出装置およびその応用

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JPH02228532A
JPH02228532A JP1050462A JP5046289A JPH02228532A JP H02228532 A JPH02228532 A JP H02228532A JP 1050462 A JP1050462 A JP 1050462A JP 5046289 A JP5046289 A JP 5046289A JP H02228532 A JPH02228532 A JP H02228532A
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JP1050462A
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Kazuhiro Okada
和廣 岡田
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Wako KK
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Wako KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は力検出装置およびその応用、特に単結晶基板上
に形成されたピエゾ抵抗効果を有する抵抗素子を用いた
力検出装置およびその応用に関する。
〔従来の技術〕
一般に、機械加工において、製品の寸法精度は最も重要
な商品価値となる。この寸法の測定をするために、従来
から種々の自動計nj技術が開発され、利用されてきた
。たとえば、空気マイクロメータを利用した自動定寸装
置、物品の寸法および形状を測定する接触式センサなど
が知られている。
この接触式センサは、プローブが物品に接触し、物品の
表面を辿ることによりその物品の三次元方向の寸法およ
び形状を測定するものであり、原理的には力検出装置を
応用したものである。プローブが受けた力に基づく変位
はオン/オフスイッチの信号に変換される。したがって
、出力信号はオン/オフのデジタル信号となり、精度の
高い検出を行うことができない。また、プローブが物体
に対して接触している微小面の方向を検出することもで
きない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の接触検出装置の欠点を克服するため、本
願発明者は特願昭63−25320号明細書に、新規な
接触検出装置を開示している。この新規な接触検出装置
は、ピエゾ抵抗効果を有する単結晶基板上に複数の抵抗
素子を形成し、接触子に加わった力に基づきこの基板に
機械的変形を生じさせ、接触子の受けた力を抵抗素子の
電気抵抗の変化として検出する力検出装置を利用したも
のである。この新規な接触検出装置により、精度の高い
接触検出が可能になる。また、接触子に受けた力を、各
方向成分ごとに検出することができるので、接触面方位
の認識が可能になる。
しかしながら、この新規な接触検出装置には、ある1つ
の方向の力成分の検出値に、別な方向成分が影響を与え
るという問題がある。本願発明は、この新規な接触検出
装置に更に改良を加えることができるように、別な方向
成分の力の影響を抑えた正確な検出値が得られる力検出
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願第1の発明は力検出装置において、加わった力を機
械的変形に変換する起歪体と、この起歪体に連接され、
この起歪体で変換された機械的変形に基づいて抵抗値が
変化する抵抗素子を加わった力の方向を認識しつるよう
な配列で各検出方向グループごとに形成した半導体基板
と、各検出方向グループに属する抵抗素子の抵抗値の変
化に基づいて、加わった力を、各方向成分ごとに演算し
て求める演算手段と、 1検出方向グループに属する抵抗素子が別な検出方向に
関する力の影響によって生ずる抵抗値変化、を相殺する
ような固有の補正係数を予め記憶した記憶手段と、 を設け、演算手段が補正係数を用い、各検出方向間の干
渉を相殺する演算を行うようにしたものである。
本願第2の発明は接触検出装置において、物体に対して
接触を行う接触子と、物体との接触に起因して接触子に
加わる力を機械的変形に変換する起歪体と、を有する力
変換手段と、起歪体に連接され、この起歪体で変換され
た機械的変形に基づいて抵抗値が変化する抵抗素子を接
触子の接触端に加わった力の方向を認識しつるような配
列で各検出方向グループごとに形成した半導体基板と、 起歪体を装置本体に対して支持する支持手段と、各検出
方向グループに属する抵抗素子の抵抗値の変化に基づい
て、接触子の接触端に加わった力を、各方向成分ごとに
演算して求める演算手段と、1検出方向グループに属す
る抵抗素子が別な検出方向に関する力の影響によって生
ずる抵抗値変化、を相殺するような固有の補正係数を予
め記憶した記憶手段と、 を設け、演算手段が記憶手段内の補正係数を用い、各検
出方向間の干渉を相殺する演算を行えるようにしたもの
である。
〔作 用〕
本発明の検出装置では、その装置固有の補正係数が予め
求められ記憶される。この補正係数は一般に各装置ごと
に異なる数値となる。演算手段は、この固有の補正係数
を用いて、実際の抵抗素子から与えられる測定値を補正
する。したがって、補正後の値は、各検出方向間の干渉
のない正確な検出値となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明の一実施例に係る接触検出装置の構成を示
すブロック図である。この装置は、物体との接触状態を
電気信号として出力する検出部100と、この検出部1
00からの検出信号を増幅する増幅回路200と、ここ
で増幅されたアナログ信号をデジタル化するA/D変換
器300と、デジタル化された信号に基づいて所定の演
算を行い、物体との接触状態を示す信号を出力する演算
回路(CPU)400と、この演算回路400に補正係
数を与える係数メモリ500と、によって構成されてい
る。係数メそり500には、検出部100の固有の補正
係数が記憶されている。
検出部100の具体的な構成例を、第2図の側断面図に
示す。この検出部100の中枢をなす部分は、単結晶基
板10と起歪体20からなるセンサ部である。そこでま
ず、このセンサ部の構成について詳述する。第3図(a
)および(b)は、このセンサ部の側断面図および上面
図である。ここで、X軸、Y軸、2輪を図の方向に定義
するものとする。第3図(a)は同図(b)に示すセン
サ部をX軸に沿って切断した断面図に相当する。
このセンサ部では、シリコンの単結晶基板10上に、合
計12個の抵抗素子Rが形成されている。
第1のグループをなす抵抗素子RXI−RX4はX軸上
に配されX軸方向の力検出に用いられ、第2のグループ
をなす抵抗素子Ryl〜Ry4はY軸上に配されY軸方
向の力検出に用いられ、第3のグループをなす抵抗素子
Rzl〜Rz4はX軸に平行でこの近傍にある軸上に配
されX軸方向の力検出に用いられる。各抵抗素子Rは機
械的変形によってその電気抵抗が変化するピエゾ抵抗効
果を有する素子である。
この単結晶基板10は起歪体2oに接着されている。第
3図に示す例では、起歪体2oは周囲の支持部21と、
可撓性をもたせるために肉厚を薄くした可撓部22と、
中心に突出した作用部23とから構成される。起歪体2
oの材質としては、コバール(鉄、コバルト、ニッケル
の合金)が用いられる。コバールはシリコン単結晶基板
1oとほぼ同程度の熱膨脹率を有するため、単結晶基板
10に接着されていても、温度変化によって生じる熱応
力が極めて小さいという利点を有する。この起歪体20
には取付孔24が設けられており、ここを通してビス止
めされる。
各抵抗素子には第4図に示すような配線がなされる。す
なわち、第1のグループに属する抵抗素子RxL〜Rx
4は第4図(a)に示すようなブリッジ回路に組まれ、
第2のグループに属する。抵抗素子Ryl−Ry4は同
図(b)に示すようなブリッジ回路に組まれ、第3のグ
ループに属する抵抗素子Rzl〜Rz4は同図(C)に
示すようなブリッジ回路に組まれる。各ブリッジ回路に
は電[50から所定の電圧または電流が供給され、各ブ
リッジ電圧は電圧計51〜53によって測定される。各
抵抗素子Rに対してこのような配線を行うため、第3図
に示すように単結晶基板10上で各抵抗素子Rに電気的
に接続されているポンディングパッド11と外部配線用
の電極13とが、ボンディングワイヤ12で接続される
。電極13は配線孔25を通して外部に導出されている
さて、再び第2図に示す検出部100の構成を説明する
。この検出部100の中央部には前述した単結晶基板1
0と起歪体20とからなるセンサ部が組み込まれている
。起歪体20が、支持部21、可撓部22、作用部23
を有することは前述のとおりである。また、単結晶基板
10上の素子はボンディングワイヤ12によって電極に
接続され、電極13に対して外部からの配線(図示省略
)がなされる。単結晶基板10の上部には保護カバー4
0が設けられている。
このようなセンサ部は、止めねじ14によってその支持
部21が合板101に固着されている。
合板101は環状をしており、中央部の貫通孔102に
作用部23が挿通している。合板101は同じく環状を
した台座103を介してボディ104に固着されている
。ボディ104の下部には開口105が設けられており
、この開口305にはスタイラス106が挿通している
。スタイラス106は上部106aと下部106bとか
らなり、両者はねじによって脱着自在となっている。
スタイラス上部106aは起歪体20の作用部23の先
端に固着されている。一方、スタイラス下部106bの
下端にはボール状の接触部106Cが設けられている。
このスタイラス106は物体に対する接触子として機能
する。すなわち、接触部106Cが物体に接触すると、
作用部23にその接触に応じた変位が生じる。
スタイラス上部106aにはストッパ106dが、スタ
イラス下部106bにはストッパ106eが、それぞれ
形成されており、スタイラス106の変位を制限し、起
歪体20を保護している。
いま、ボディ104を移動させることによって、スタイ
ラス106の接触部106Cが物体に接触した場合を考
える。この場合、物体との接触によって接触部106C
に加わった力はスタイラス106を伝わり、作用部23
へ達する。作用部23先端の作用点S(第3図(a)参
照)に加えられた力は次のようにして検出される。すな
わち、作用点Sに力を加えると、起歪体20にこの加え
た力に応じた応力歪みが生じることになる。前述のよう
に可撓部22は肉厚か薄く可撓性を有するため、作用部
23と支持部21との間に変位が生じ、各抵抗素子Rが
機械的に変形することになる。この変形によって各抵抗
素子Rの電気抵抗が変化し、結局、加えた力は第4図に
示す各ブリッジ電圧の変化として検出される。
第4図に示すブリッジ回路は、原理的には、検出対象と
なった方向成分の力だけが電圧計の目盛りに現れるよう
な構成になっている。たとえば、X軸方向の力を検出す
るための電圧計51は、第4図(a)のようなブリッジ
電圧を検出している。
このブリッジ電圧は、原理的には、スタイラス先端滲接
触部106cl、:X軸方向の力が加わった場合(厳密
には、基板10の表面における力が検出されるので、接
触部106Cに加わった力はモーメントとして検出して
いることになる)にだけ出力が得られ、Y軸、Z軸方向
に力が加わった場合は出力は得られない。その理由につ
いては、特願昭63−25320号明細書に詳述されて
いるが、簡単に説明すると次のようになる。いま、第3
図において、作用点SにX軸方向の力が加わったことを
考えると、抵抗素子RxlとRx3は伸び、抵抗素子R
x2とRX4は縮むことになる。各抵抗素子がP型シリ
コンからなるとすれば、抵抗素子RxLとRx3は抵抗
値が増加し、抵抗素子Rx2とRx4は抵抗値が減少す
ることになる。その結果、第4図(a)のブリッジのバ
ランスが崩れ、電圧計51に出力が現れる。同様に、Y
軸方向の力が加わったことを考えると、抵抗素子Rxi
〜Rx4はY軸方向に対して直角に並んでいるので、抵
抗値の変化は生じず、ブリッジは平衡を保ち、電圧計5
1に出力は現れない。同様に、Z軸方向の力が加わった
ことを考えると、抵抗素子Rx2とRX3は伸びて抵抗
値が増加し、抵抗素子RxlとRX4は縮んで抵抗値が
減少する。ところが、第4図(a)のブリッジは、これ
らの抵抗値変化を相殺するように組まれているため、ブ
リッジは平衡を保ち、電圧計51に出力は現れない。
以上の原理により、電圧計51は加えられた力のうち、
X軸方向成分だけを検出できる。同様に、電圧計52は
Y軸方向成分だけを、電圧計53はZ軸方向成分だけを
、検出できる。しかしながら、以上のことは原理的に言
えることであって、実際にはこのような理想的な検出部
を製造することは非、常に困難である。上述の原理は、
すべての抵抗素子が全く同じ抵抗値を有し、しがも同じ
応力を与えると同じ抵抗値変化が得られるという理想的
な状態においてのみ成り立つのである。実際にこの検出
部を大量生産した場合には、このような理想的な抵抗素
子形成を行うことは不可能である。
第5図に、実際に製造した検出部100について、各方
向に力を加えた場合の電圧計の出力測定結果を示す。同
図(a)はX方向にのみ力を加えた場合、同図(b)は
Y方向にのみ力を加えた場合、同図(c)はZ方向にの
み力を加えた場合、につぃての測定結果を示すグラフで
ある。いずれも横軸には加えた力の大きさFをとり、縦
軸には電圧計の出力電圧Vを示す。また、グラフ中のV
X。
Vy、Vzは、それぞれX方向の力を検出するための電
圧計51.Y方向の力を検出するための電圧計52.Z
方向の力を検出するための電圧計53の出力電圧を示す
。たとえば、同図(a)では、電圧計51の出力電圧V
xが、加えたX方向の力に比例して現れているが、本来
具れるべきでないVy、Vzも現れている。本発明の要
点は、このVy、Vzを最終的な検出部から除去するた
めの補正を行う点にある。
いま、x、y、z方向に加えられた力を、それぞれFX
、Fy、Fzで表し、各方向成分の力を検出するために
設けられた電圧計51. 52゜53の出力電圧をそれ
ぞれVz、Vy、Vzで表す。そして列ベクトルFve
c −(F x、 F y。
Fz)、列ベクトルVvec m (Vx、  Vy、
  Vz)と定義すれば、 Vvec −Kvec @Fvec なる関係が成り立つ。ここでK vecは3行3列の行
列でセンサの特性行列と呼ばれる。前述の理想的な条件
のもとでは、この特性行列K vecは対角成分だけを
もったベクトルとなるが、実際には対角成分以外が存在
し、干渉成分として作用する。
この特性行列K vecは、第5図に示すような実測値
から求めることができる。そこで、第1図の係数メモリ
500に、検出部100に固有の特性行列K weeを
補正係数として記憶させておくのである。検出部100
からの出力(すなわち、第4図の電圧計51〜53の出
力電圧Vx、Vy、Vz)は、増幅回路200.A/D
変換部300を経て演算回路400に与えられる。演算
回路400は、係数メモリから特性行列K vecを読
出し、この逆行列Kvec”を求め、 F vec −K vac ’ ・V−veaなる演算
によって列ベクトルF vecを求めることができる。
すなわち、他の成分の干渉のない正確なFx、Fy、F
zが求まる。なお、係数メモリ500に特性行列K v
ecを記憶させておく代わりに、その逆行列Kvec’
を記憶させておけば、逆行列を求める演算を省略するこ
とができる。この実施例の装置では、更に、 一■ a−tan   (Fy/Fx) β−tan   (Fz/Fy) 一■ γ−tan   (Fx/Fz) なる演算を行って、角度α、β、γを求め、これを最終
的な出力としている。ここで、これらの角度α、β、γ
は、作用した力をXYZ三次元座標系における三次元ベ
クトルと考えたときに、このベクトルをXY平面、Yz
平面、XZ平面にそれぞれ投影した投影ベクトルがX軸
、Y軸、Z軸となす角度に相当する。結局、この角度α
、β、γは、接触面の法線方向の傾きを表す値となる。
なお、第2図に示すように、スタイラスの接触部106
cに作用するX方向の力およびY方向の力は、実際には
基板10において作用するモーメントとして検出される
ことになる。したがって、接触部106cに作用する力
の絶対値を求めるには、スタイラスの長さgが必要にな
る。この実施例の装置では、係数メモリ500に特性行
列K vecとともにスタイラスの長さgを記憶させて
いる。また、この他にも検出部100固有の補正係数を
記憶させておくと便利である。たとえば、検出#100
内の抵抗素子は、温度によつて感度が異なる。そこで、
この温度特性や、その他の非直線性に関する特性データ
を係数メモリ500に予め記憶させておけば、演算回路
400はこれらのデータに基づいた補正演算を行うこと
ができる。
このように、係数メモリ500に記憶させた特性データ
は、検出部100に固有の値であり、特定の検出部につ
いてのみ意味をもつ値である。したがって、検出部10
0を取り替えた場合には、係数メモリ500の記憶デー
タも取り替える必要がある。そこで、係数メモリ500
をPROMのような1チツプのICで構成しておき、検
出部とセットで販売するようにするのが好ましい。ある
いは、検出部とセットにして特性データの入ったフロッ
ピを販売するようにし、特性データをフロッピから係数
メモリに読み込むようにしてもよい。
以上、本発明を一実施例について説明したが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、種々の適用のし
かたができよう。たとえば、上述の実施例では、センサ
部として第3図に示す構造のものを用いたが、特願昭6
2−101272号明細書に記載されているような力お
よびモーメントをともに検出しうるような構造のものを
用いてもかまわない。
また、上述の実施例では、接触検出装置に本発明を適用
した場合を説明したが、この接触検出装置は結局、接触
子に加わる力を検出する力検出装置であり、本発明は接
触検出装置のみに限定されるものではなく、力検出装置
およびその応用に広く適用できるものである(PCT/
J P8g100395号国際公開公報参照)。たとえ
ば、接触子先端部に錘りを形成すれば、前述の国際公開
公報に詳述されているようにこの力検出装置を加速度検
出装置として利用することができ、接触子先端部に磁性
体を形成すれば前述の国際公開公報に詳述されているよ
うに、この力検出装置を磁気検出装置として利用するこ
とができる。本発明はこれらの各検出装置に対しても広
く適用しうるちのである。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、力検出装置において、別
な検出方向に関する力の影響によって生ずる抵抗値変化
を相殺するような固有の補正係数を予め記憶した記憶手
段を設け、検出値の補正を行うようにしたため、各検出
方向について干渉のない正確な検出値が得られるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る接触検出装置の構成を
示すブロック図、第2図は第1図に示す装置の検出部の
側断面図、第3図(a)および(b)は第2図に示す検
出部の中枢を形成するセンサ部の側断面図および上面図
、第4図は第3図に示すセンサ部の抵抗素子についての
ブリッジ回路を示す回路図、第5図は第4図に示すブリ
ッジによって生成される出力電圧と加えた力の関係を示
すグラフである。 出願人代理人  志  村     浩惰2図 (a) 第3図 (C) 第5図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加わった力を機械的変形に変換する起歪体と、 この起歪体に連接され、この起歪体で変換された機械的
    変形に基づいて抵抗値が変化する抵抗素子を加わった力
    の方向を認識しうるような配列で各検出方向グループご
    とに形成した半導体基板と、各検出方向グループに属す
    る前記抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて、加わった力
    を、各方向成分ごとに演算して求める演算手段と、 1検出方向グループに属する前記抵抗素子が別な検出方
    向に関する力の影響によって生ずる抵抗値変化、を相殺
    するような固有の補正係数を予め記憶した記憶手段と、 を備え、前記演算手段が前記補正係数を用い、各検出方
    向間の干渉を相殺する演算を行うようにしたことを特徴
    とする力検出装置。
  2. (2)物体に対して接触を行う接触子と、物体との接触
    に起因して前記接触子に加わる力を機械的変形に変換す
    る起歪体と、を有する力変換手段と、 前記起歪体に連接され、この起歪体で変換された機械的
    変形に基づいて抵抗値が変化する抵抗素子を前記接触子
    の接触端に加わった力の方向を認識しうるような配列で
    各検出方向グループごとに形成した半導体基板と、 前記起歪体を装置本体に対して支持する支持手段と、 各検出方向グループに属する前記抵抗素子の抵抗値の変
    化に基づいて、前記接触子の接触端に加わった力を、各
    方向成分ごとに演算して求める演算手段と、 1検出方向グループに属する前記抵抗素子が別な検出方
    向に関する力の影響によって生ずる抵抗値変化、を相殺
    するような固有の補正係数を予め記憶した記憶手段と、 を備え、前記演算手段が前記補正係数を用い、各検出方
    向間の干渉を相殺する演算を行うようにしたことを特徴
    とする接触検出装置。
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