JPH02228457A - チタン継目無管の製造方法 - Google Patents

チタン継目無管の製造方法

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JPH02228457A
JPH02228457A JP4874689A JP4874689A JPH02228457A JP H02228457 A JPH02228457 A JP H02228457A JP 4874689 A JP4874689 A JP 4874689A JP 4874689 A JP4874689 A JP 4874689A JP H02228457 A JPH02228457 A JP H02228457A
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Atsuhiko Kuroda
篤彦 黒田
Yoshiaki Shida
志田 善明
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B17/00Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
    • B21B17/14Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling without mandrel, e.g. stretch-reducing mills

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、純チタンまたはα型チタン合金からなる継目
無管を絞り圧延を含む圧延工程で製造するチタン継目無
管の製造方法に関する。なお、本明細書において、特に
ことわりのない限り、チタンとは純チタン、α型チタン
合金を意味する。
〔従来の技術〕
工業的に使用されているこの種のチタンには、ASTM
  Gr−1,2,3,4およびASTMGr −7(
Ti −0,15Pd) 、Gr −12(Ti −0
,3M。
−0,8Ni) 、Gr −6(Ti−5^l−7−5
Sn)等があり、これらは化学工業用配管等として使用
されている。
チタンからなる化学工業用配管は、通常継目無管であり
、チタン継目無管は、従来は熱間押出し法として代表的
なニージン法によって製造されるのが一般的とされてい
る。しかし、ニージン法は製造能率が低く、能率面から
言えばマンネスマンピアサ−に代表される継目無管連続
製造ラインで製造するのが望ましく、既に一部では’T
itanium^11oy  :vol、1 (198
2)P313〜320」に示されるように傾斜ロール穿
孔圧延機による加工の試みが開始されている。
また、継目無管連続製造ラインによるチタン継目無管の
製造については、本出願人もその開発を続けており、既
に幾つかの新しい事実が判明し、特願昭62−1539
78号、特願昭63−23317号等でその事実を基礎
とした新規なチタン継目無管の製造方法を提案している
継目無管連続製造ラインでチタン継目無管を製造する場
合、先ず、傾斜ロール穿孔圧延機でチタンからなる加熱
ビレットが穿孔圧延されて中空のホローピースとなる。
得られたホローピースは、引き続きマンドレルミルまた
はプラグミルで延伸圧延されてホローシェルとされる。
延伸圧延後には必要に応じて再加熱後、ストレッチレデ
ューサーで絞り圧延、またはサイプで定径圧延される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような継目無管連続製造ラインによるチタン継目無
管の製造では、最終圧延工程にストレンチレデューサ−
による絞り圧延を採用した場合に、最終圧延後のチタン
継目無管に普通鋼等の場合よりも顕著な内面角張りと呼
ばれる形状不良が発生する。これは、第2図に示すよう
に、管内面が六角形になって肉厚が開方向で不均一にな
る現象であり、この現象にともなって最終圧延後のチタ
ン継目無管に対しては、相当量の内面切削加工が必要に
なる。その結果、切削による能率低下および歩留り低下
が生じる。
本発明は、最終圧延を絞り圧延で行った場合に問題とな
る内面角張りを、問題のない程度に抑止し得るチタン継
目無管の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、継目無管連続製造ラインによるチタン継
目無管の製造について研究を続けており、その過程で今
回、絞り圧延で問題となる内面角張りに関して次のよう
な知見を得た。
チタンからなるホローシェルをストレッチレデューサ−
で絞り圧延した場合、内面角張りが同一条件で圧延した
普通鋼の場合よりも顕著になるが、それは、延伸圧延後
で形成される集合組繊が絞り圧延中に更に発展すること
が原因である。
すなわち、ストレッチレデューサ−による絞り圧延では
、ホローシェルの内面側が拘束されていないために、そ
の材質に関係なく内面角張りが生じるわけであるが、チ
タン製ホローシェルの場合は、絞り圧延中に発展する集
合組織により変形が等方的に行われず、内面角張りが助
長されるのである。
ホローシェルが綱の場合は、ストレッチレデューサ−の
ロール設計等で内面角張りを支障ない程度に抑制する技
術が開発されているが、鋼の場合よりも顕著な内面角張
りが生じるチタンの場合は、前述したように相当量の内
面切削を余儀なくされる。
チタンで顕著な内面角張りを生じる原因が延伸圧延後に
生じる集合組織の発展にあるならば、延伸圧延後に集合
&[l織が形成されないようにすれば、チタンでの内面
角張りは鋼と同程度に抑制され、既存の対策で支障ない
程度に抑制される。延伸圧延後に形成される集合組織に
ついては、延伸圧延中および延伸圧延後から絞り圧延前
までの間にホローシェルがβtransus以下に冷却
される時点の変態によることが判明した。また、この変
態による集合組織は、延伸圧延後の冷却速度を意図的に
増加させることでその形成が防止でき、これによりチタ
ンにおける内面角張りの問題が解決できることも明らか
となった。
本発明は、斯かる知見に基づきなされたもので、ストレ
ッチレデューサ−による絞り圧延を含む圧延工程でチタ
ン継目無管を製造する際に、絞り圧延前の圧延工程にお
ける圧延機出口温度をβtransus   ]、 5
0℃以上、1100℃以下とし、この温度域から材料温
度を空冷以上の速度で600℃以下まで低下させた後、
650℃以上、βtransus以下に再加熱してから
絞り圧延を行うことを特徴とするチタン継目無管の製造
方法を要旨とする。
〔作  用] 以下に、本発明のチタン継目無管の製造方法における条
件限定理由を説明する。
絞り圧延前の圧延工程は、マンネルマンピアサ−等の継
目無管連続製造ラインでは延伸圧延工程であり、延伸圧
延後にストレンチレデューサ−による絞り圧延が実施さ
れる場合は、この延伸圧延はマンドレルミルにて実施さ
れる。
絞り圧延を含む継目無管製造ラインでは、通常、第1図
(a)に示すように、所定温度に加熱されたビレットが
ピアサ−により穿孔されてホローシェルとなり、引き続
きマンドレルミルにより延伸圧延される。この間、材料
温度は降下し続ける。延伸圧延により得られたホローシ
ェルは直ちに再加熱炉に送られ、所定温度に再加熱後、
ストレッチレデューサ−による絞り圧延を受ける。
このような従来方法に対し、本発明の製造方法では、第
1図(b)に示すように、延伸圧延機出口温度Tsを管
理した上で、延伸圧延後のホローピースを一旦空冷以上
の冷却速度で所定の冷却終了温度Tfまで急冷し、その
後、所定再加熱温度Trまで再加熱して、ストレッチレ
デューサ−による絞り圧延に供する。
象、冷部の圧延機出口温度Tsがβtransus −
150℃未満の場合は、圧延終了時点で組織がα相に変
態し、かつ集合組織が形成されているために、内面角張
りが解消されない。逆に、この圧延機出口温度Tsが1
100°(lでは、圧延加工開始前(継目無管連続製造
ラインでは穿孔圧延前)の加熱温度が1200℃を超え
、このような高温の加熱ではスケールロスが多くなって
外面肌荒れが生じる。したがって、絞り圧延前の圧延工
程における圧延機出口温度Tsは、βtransus 
−150℃以上、1100℃以下とする。
また、上記圧延機出口での材料冷却速度が空冷より遅い
と、冷却途中に変態集合組織が形成され、絞り圧延後の
内面角張りが顕著になる。したがって、上記圧延機出口
での冷却は、空冷以上の象、冷とする。この場合、冷却
終了温度Tfが600 ℃超では、上記急冷の効果がな
く、結果的に絞り圧延後に内面角張りを抑止することは
不可能になる。
したがって、冷却終了温度Tfは600℃以上とする。
ここで、空冷以上とは、自然放冷、強制空冷および強制
空冷よりも冷却速度が大きい水冷等のことであり、ビ(
/sec程度以上の冷却を指す。
上記冷却後は、再加熱を経て絞り圧延が行われるが、こ
の再加熱温度Trがβtransus Flであれば、
管内面にガス吸収硬化層が形成され、絞り圧延後に内面
肌荒れが生じる。また、650″C未満では絞り圧延中
に割れが生じる。したがって、絞り圧延前の再加熱温度
Trは、650 ℃以上、βtransus以下とする
なお、と記圧延機出口温度Ts、冷却終了温度丁fは材
料表面温度を指す。
〔実施例〕
次に、本発明の製造方法をその実施例について詳述する
純チタンであるASTMGr  3(βtransus
915℃)からなる直径150mのビレットを加熱後ピ
アサ−にて穿孔し、引き続きマンドレルミルによる延伸
圧延にて直径110ag、肉H9I!+1のホローピー
スとした。マンドレルミル出口においてはホローピース
温度を種々に管理するとともに、その管理温度から徐冷
、空冷(自然放冷)、水冷の3種類の冷却法でホローピ
ースを種々の温度に冷却した。その後、ホローピースを
再加熱炉へ搬送し、種々の温度に再加熱して、3o−ル
23スタンドのストレンチレデューサ−による絞り圧延
で直径60鵬、肉厚9.5 amの継目無管に仕上げた
マンドレルミル出口温度、冷却終了温度は外面温度で管
理し、外面温度は500℃以上は放射温度針、500℃
以下は表面温度計で夫々測定した。
また、ホローピースに対する徐冷とは、マンドレルミル
を出たホローピースの外表面を断熱材でくるんでその冷
却を抑えたもので、この場合はホロピース外表面に熱雷
対を接触させて外表面の温度管理を行なった。
絞り圧延によって得られた継目無管からは、その長手方
向中央部より10mm厚の管サンプルを採取した。そし
て、各管サンプルの円周方向に15度ずつ合計24点で
マイクロメータにより肉厚を0.001鵬単位で測定し
、測定データのうちの最大値と最小値との差を肉厚の平
均値で割ったものを肉厚のばらつきとした。そのデータ
を第1表に製造条件とともに示す6 また、同一の製管ラインで炭素鋼(S 20 C)の継
目無骨を製造した場合、20本の平均の肉厚のばらつき
は6.0%、であったので、上記チタン継目無管につい
ては、肉厚のばらつきが上記炭素鋼より大きい6.0%
超のものを×、これ以下のものをOで評価した。
第1表から明らかなように、延伸圧延にホローピースを
再加熱炉へ直送した従来方法場合(k14)は、肉厚の
ばらつきは10%を超えている。
また、延伸圧延後のホローピースを意図的に冷却しても
、マンドレルミル出口温度が高い場合(隘1)は外面に
激しい肌荒れが生じ、再加熱以降の圧延は不可能であっ
た。逆に出口温度が低すぎる場合(Nα6)、冷却速度
が不足する場合(阻8゜10)、冷却終了温度が高すぎ
る場合<hta。
16.17)、再加熱温度が高い場合(Nα18)およ
び低い場合(Nα23)は肌荒れや割れが生じたり、肉
厚のばらつきが6.0%を超えている。しかるに、これ
らの条件が適正な本発明の製造方法による場合(Nα2
〜5,7,9.11,12,15.19〜22)は、肉
厚のばらつきは6.0%以下に11′11制され、炭素
鋼の場合(6,0%)よりも優れるものも多い。また、
肌荒れや割れも生じていない。
次に、α型チタン合金についての例を説明する。
α型チタン合金として代表的なASTM  Gr6であ
るTi−5A−2,553n (βtransus 1
030℃)を素材として、直径180mのビレットを上
記例と同様の手順で直径110m、肉F28.5 Mの
継目無管に仕上げた。
製造された継目無管の製造条件および肉厚のばらつきを
第2表に示す。同表から明らかなように、α型チタン合
金の場合も本発明の製造方法により、内面角張りが炭素
鋼と同等もしくはそれ以下に抑制される。
〔発明の効果〕
本発明のチタン継目無管の製造方法は、純チタンまたは
α型チタン合金からなる継目無管を、絞り圧延を含む連
続継目無管製造ラインで製造した場合に問題となる内面
角張りを、炭素鋼と同程度乃至はそれ以下に抑制するこ
とができる。したがって、内面切削にともなう工数およ
び歩留り低下が最小限に抑制され、用途によっては切削
を省略することも可能となり、難加工材であるチタン継
目無管が炭素鋼管等と同様に能率よく製造され、その製
造コストが著しく引き下げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法におけるヒートパターンを従来法と比
較して示した線図、第2図は内面角張りの説明図である
。 第 図 (b) 加熱 手続補正書(白側 ■、事件の表示 平成1年特許願第48746号 2、発明の名称 チタン継目無管の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  大阪市中央区北浜4丁目5番33号名 称(
211)住友金属工業株式会社代表者新宮康男 4、代理人 6、補正の内容 明細書第14頁1行目rTf−5A−2,55Sn」と
あるをrTi−5Aj!−2,55Sn」に補正します

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、絞り圧延を含む圧延工程でチタン継目無管を製造す
    る際に、絞り圧延前の圧延工程における圧延機出口温度
    をβtransus−150℃以上、1100℃以下と
    し、この温度域から材料温度を空冷以上の速度で600
    ℃以下まで低下させた後、650℃以上、βtrans
    us以下に再加熱してから絞り圧延を行うことを特徴と
    するチタン継目無管の製造方法。
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