JPH0222821Y2 - - Google Patents

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JPH0222821Y2
JPH0222821Y2 JP22984U JP22984U JPH0222821Y2 JP H0222821 Y2 JPH0222821 Y2 JP H0222821Y2 JP 22984 U JP22984 U JP 22984U JP 22984 U JP22984 U JP 22984U JP H0222821 Y2 JPH0222821 Y2 JP H0222821Y2
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JP
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signal
frequency
magnetic tape
voltage
running speed
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JP22984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は磁気テープ走行速度制御回路に関し、
特に磁気テープを異なる複数の速度で走行させる
デジタル磁気記録再生装置等における磁気テープ
走行速度制御御回路に関する。
〔背景技術〕 磁気テープ走行速度制御回路においては、従来
より第1図に示すような周波数制御方式が用いら
れていた。
すなわち、磁気テープ1の記録時にはキヤプス
タンモータ2の回転を回転速度検出器3で検出し
キヤプスタンモータ2の回転速度に比例した周波
数のパルス信号をイコライザ増幅器4に出力す
る。また、再生時には磁気テープ1の制御トラツ
クに記録された制御パルス信号を磁気ヘツド5で
検出し、磁気テープ1の走行速度に比例した周波
数のパルス信号をイコライザ増幅器6に供給す
る。さらにイコライザ増幅器4および6は出力信
号をスイツチ7によりそれぞれ録音時および再生
時に選択し、選択されたパルス信号を波形整形回
路8にてパルス幅および振幅が共に一定の矩形波
パルス信号に整形して周波数・電圧変換器(以下
F/V変換器と呼ぶ)9に供給する。F/V変換
器9はこの信号を磁気テープ1の走行速度に比例
した走行速度電圧信号に変換し、電圧比較器10
の非反転入力端子に供給する。一方、基準電圧発
生器11は磁気テープ1の設定走行速度に対応し
た複数の設定速度電圧信号を出力すると共に、設
定値に応じていずれか1つを選択し、電圧比較器
10の反転入力端子に供給する。電圧比較器10
は走行速度電圧信号と設定速度電圧信号の差電圧
を検出し、この差電圧に比例した偏差電圧信号を
サーボ増幅器12に供給する。サーボ増幅器12
は、偏差電圧信号を増幅すると共にサーボ系の位
相補償をおこないキヤプスタンモータ2へ駆動信
号を供給する。以上の様な構成により設定速度電
圧信号を可変することによつて、キヤプスタンモ
ータ2の回転速度つまり磁気テープ1の走行速度
を制御するものであるが、F/V変換器9および
基準電圧発生器11の出力電圧は環境温度の変化
により、変動するので磁気テープ1を正確な速度
で走行させるのは困難であつた。
〔考案の目的〕
本考案は環境温度が変化しても、正確に磁気テ
ープを走行させることができる磁気テープ走行速
度制御回路を提供することを目的とする。
〔考案の原理〕
デジタル磁気記録再生装置では、デジタル信号
の符号変換処理等をおこなう場合にクロツク信号
を使用しており、このクロツク信号を発生する基
準周波数信号発生手段を内蔵している。このクロ
ツク信号の周波数は記録、再生するデジタル信号
のサンプリング周波数に対応して任意の周波数に
可変することができ、しかもサンプリング周波数
は磁気テープの走行速度に比例している。
よつてクロツク信号かもしくはクロツク信号を
分周した信号を周波数−電圧変換することによ
り、磁気テープの設定走行速度に対応した任意の
設定速度電圧信号を出力することができ、これに
より基準電圧発生器が不要になる。さらに本考案
に使用する2つのF/V変換器の温度特性をそろ
えると共に熱的に結合することにより、環境温度
の変化による磁気テープの走行速度の偏移を補償
することができる。
〔考案の構成〕
第2図に本考案の構成を示す。なお、図面にお
いて、第1図と同じ番号のブロツクは同一内容を
示している。
本考案の構成上の特徴は従来例における基準電
圧発生器のかわりに、デジタル信号処理に使用す
るクロツク信号を発生する基準周波数信号発生器
13およびこのクロツク信号を周波数−電圧変換
するF/V変換器19を使用するものであり、ま
た、必要に応じて基準周波数信号発生器13と
F/V変換器19の間に分周器を挿入し、周波数
を下げても良い。これによつてクロツク信号の周
波数をサンプリング周波数に応じて変更すると、
随時、設定速度電圧信号も変更される。
すなわち、本考案の磁気テープ走行速度制御回
路を用いることにより常に記録・再生信号のサン
プリング周波数に適応した磁気テープの走行をお
こなうことができる。さらには、F/V変換器
9,19を温度特性をそろえ、かつ熱的にも結合
させることにより環境温度の変化による出力信号
の変化分が打ち消され、これより常に正確に磁気
テープの走行速度を制御することができる。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第3図に示す。なお、図面に
おいて第1図および第2図と同じ番号のブロツク
は同一内容を示している。
本実施例においては、本考案の周波数制御系と
並列に位相制御系を設けたものであり、周波数制
御系の構成については考案の構成の欄に記載され
た技術と同じ内容であるため構成の説明は省略す
るが、本実施例ではさらにF/V変換器9,19
を同一回路で構成すると共に集積回路化して同一
チツプ29に形成することにより、F/V変換器
9,19は温度特性もそろい、かつ熱的にも結合
している。
さらに、本実施例の位相制御系は、波形整形形
回路8の出力信号を分周器14を通して分周し位
相比較器16の比較信号入力端子に入力すると共
に基準周波数信号発生器13の出力信号を分周器
15を通して分周し位相比較器16の基準信号入
力端子に入力する。位相比較器16は基準信号と
比較信号の位相を比較して、この位相差に基づい
た電圧信号をサーボ増幅器12に入力する。サー
ボ増幅器12は電圧比較器10の出力信号と位相
比較器16の出力信号を加算して増幅し、かつサ
ーボ系が安定するように位相補償をおこなつて、
出力信号をキヤプスタンモータ2に供給する。こ
れにより位相制御系は位相比較器16の2つの入
力の位相が一致する方向に移行し、よつて磁気テ
ープ1の走行速度が基準周波数信号発生器13の
出力信号の周波数に比例するようにキヤプスタン
モータ2の回転速度が制御される。
以上の様に本実施例においては、本考案の周波
数制御系と並列に位相制御系を設けることによ
り、位相制御系単独で使用した場合に匹適する精
度で磁気テープの走行速度を制御することが出き
ると共に磁気テープの走行速度の立上り時におけ
る応答速度を高めることができる。
また、本実施例のF/V変換器9,19は同一
集積回路のチツプ上に形成されているため温度特
性が良くそろつており、また温度環境もほぼ一致
している。
すなわち、本実施例では制御系を周波数制御系
と位相制御系という2重の系にて構成しても温度
環境の変化により2つの系の動作点がずれず系は
常に安定しており、これにより磁気テープ走行は
長期に渡り安定する。
さらに、異なる複数のサンプリング周波数の信
号を記録・再生する場合においても、サンプリン
グ周波数に比例した周波数の信号を基準周波数信
号発生器13より発生させるだけでサンプリング
周波数に対応した速度で磁気テープを走行させる
ことができ、周波数制御系に出力可変型の基準電
圧発生器を必要としない。
〔考案の効果〕
本考案の磁気テープ走行速度制御回路を用いる
ことにより簡単な回路構成で常に記録・再生信号
のサンプリング周波数に対応した速度で磁気テー
プを走行させることが出来、しかも環境温度の変
化に対しても常に制御系の安定性を保つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気テープ走行速度制御回路の
ブロツク図を第2図、第3図は本考案における磁
気テープ走行速度制御回路のブロツク図をそれぞ
れ示している。 2……キヤプスタンモータ、3……回転速度検
出器、4,6……イコライザ増幅器、5……磁気
ヘツド、7……スイツチ、8……波形整形回路、
9,19……F/V変換器、10……電圧比較
器、12……サーボ増幅器、13……基準周波数
信号発生器、14,15……分周器、16……位
相比較器、29……集積回路のチツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気テープの走行速度に比例した周波数のパ
    ルス信号を発生する磁気テープ走行速度パルス
    信号発生手段と該磁気テープ走行速度パルス信
    号発生手段の出力信号をその周波数に比例した
    電圧信号に変換する第1の周波数・電圧変換手
    段と、磁気テープの走行速度の設定値に対応し
    た複数の周波数のパルス信号を発生する基準周
    波数信号発生手段と該基準周波数信号発生手段
    の出力信号をその周波数に比例した電圧信号に
    変換する第2の周波数・電圧変換手段と、第1
    の周波数・電圧変換手段の出力電圧信号と第2
    の周波数・電圧変換手段の出力電圧信号との差
    電圧に比例した電圧信号を発生する電圧比較手
    段とを具備し、該電圧比較手段の出力信号に基
    づいて磁気テープの走行速度を制御したことを
    特徴とする磁気テープ走行速度制御回路。 (2) 第1の周波数・電圧変換手段と第2の周波
    数・電圧変換手段はそれぞれ等しい温度特性を
    有すると共に熱的にも結合されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    磁気テープ走行速度制御回路。
JP22984U 1984-01-05 1984-01-05 磁気テ−プ走行速度制御回路 Granted JPS60116634U (ja)

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JP22984U JPS60116634U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 磁気テ−プ走行速度制御回路

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JP22984U JPS60116634U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 磁気テ−プ走行速度制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116634U JPS60116634U (ja) 1985-08-07
JPH0222821Y2 true JPH0222821Y2 (ja) 1990-06-20

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JP22984U Granted JPS60116634U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 磁気テ−プ走行速度制御回路

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JPS60116634U (ja) 1985-08-07

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