JPH02227835A

JPH02227835A - 光記録媒体記録再生装置

Info

Publication number: JPH02227835A
Application number: JP1049688A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ishida; 毅石田; Kunihiro Katadate; 堅達　邦博; Kazuo Tsuboi; 坪井　和生
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-02-28
Filing date: 1989-02-28
Publication date: 1990-09-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、光カードや光ディスク等の光情報を記録でき
る光記録媒体に対する情報の記録や再生が行える光記録
媒体記録再生装置に関する。

（従来の技術）第４図は従来における光カード記録再生装置に組み込ま
れる光学ヘッドの一般構成を示す構成図である。

図において、符号ｌは読み取るべき情報が記録された光
カード、２は光カードｌ側へ光を出射する半導体レーザ
を内蔵する光源、３は光カード１からの反射光を受光し
て受光光量に応じた電気信号を出力する各種受光素子よ
りなる光検出器、４は光源２からの出射光を光カードｌ
に導く一方で、光カードｌからの反射光を光検出器３に
導くための光学系である。

光学系４は、コリメータレンズ４１と、整形プＩＪ　Ｘ
ム４２と、回折格子４３と、ビームスプリッタ４４と、
対物レンズ４５と、集光レンズ４６と、ハーフミラ−４
７とを備えている。

上記の構成において、光源２から出射された出射光は、
コリメータレンズ４１で平行光とされるとともに整形プ
リズム４２で楕円光が内光とされ、回折格子４３で３本
の光に分岐され、ビームスプリッタ４４を介して対物レ
ンズ４５に至り、対物レンズ４５で集光されて光カード
１に照射される。

上記において、光源２の半導体レーザの出射の際の出力
は、情報の書き込み記録時には光カードｌに熱的不可逆
変化を発生させる必要があるので高く、読み取りによる
再生時にはその熱的不可逆変化を発生させることがない
よう低く制御される。

再生時には、光カードｌからの反射光は上記とは逆に対
物レンズ４５を通ってビームスプリッタ４４により回折
され、集光レンズ４６で集光された後ハーフミラ−４７
により分離されて光検出器３に入射される。光検出器３
には再生用およびトラッキング制御用受光素子３１とフ
ォーカス制御用受光素子３２とのそれぞれが設けられて
おり、それぞれの受光素子３１．３２から受光量に対応
する電気信号が出力されるように構成されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記のように光源として半導体レーザを
備え、その半導体レーザの出力を切り替え調整すること
により情報の記録と再生とを行う構成のものでは、再生
時には半導体レーザの出力は低下されるものの、繰り返
し同じ箇所の再生が行われるとどうしてもその部分が熱
変形して劣化していく問題点があった。

また、書き込み記録時にもフォーカス制御およびトラッ
キング制御が行われるが、半導体レーザの書き込み光の
出射時には上記のように出力が大きくなるので、実際に
は書き込み特電に上記制御を中断（ロック）する必要が
あり、制御動作が非常に複雑となる問題点があった。

本発明は上記の問題点に鑑みてなしたもので、光記録媒
体の劣化を防止でき、また、書き込み記録時のフォーカ
ス制御およびトラッキング制御が容易に行える光記録媒
体記録再生装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は、このような目的を達成するために、光記録媒
体記録再生装置を、記録用の半導体レーザと、記録再生
、フォーカス制御およびトラッキング制御用の発光ダイ
オードとが一体に組み込まれた光源と、記録再生、フォ
ーカス制御およびトラッキング制御のための光検出器と
、前記光源の半導体レーザおよび発光ダイオードからの
光を°記録媒体上に集光し、前記発光ダイオードからの
光の記録媒体における反射光を前記光検出器に結像する
光学系とを備えてなる構成とした。

（作用）本発明の構成によれば、再生に際して光源として発光ダ
イオードが用いられ、これにより再生が繰り返される場
合も光記録媒体が劣化しない。

また、記録に際してトラッキングおよびフォーカス制御
用の光源として発光ダイオードが用いられることにより
、制御が中断されることなく行わハる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第１図は光記録媒体記録再生装置を構成する光学ヘッ
ドの構成を示す。なお、光記録媒体記録再生装置の全体
構成は、図に示す光学ヘッドと回路部等とから構成され
るもので、その基本的な構成は従来より一般に知られる
ものであるので説明は省略する。

第１図に示す光学ヘッドにおいて、第４図に示す光学ヘ
ッドと変わるのは、光源２の構成が変わる点と、ビーム
スプリッタ４４が偏光ビームスプリッタ４４ａに変わる
点と、回折格子を備えない点である。第１図において第
４図に対応する部分には同一の符号が付されている。

本発明の特徴とする構成は、第２図の縦断面図に示すよ
うに、光源２に半導体レーザ１３に加えて発光ダイオー
ド１５を一体に設けた点である。

ｌＯは光源２の外形を構成するステム、１１はＣＵより
なるヒートシンクであり、ヒートシンク１１の上面に半
導体レーザ１３が設けられ、ヒートシンク１１の立ち上
がり部１４の側面に発光ダイオード１５が取り付けられ
ている。発光ダイオード１５としては、発光面１５ａが
スリット状のものを用いている。

半導体レーザ！３は記録時のみに駆動され、その先軸Ｒ
１はコリメートレンズ４１．対物レンズ４５の光軸に一
致され、これに対し発光ダイオード１５は記録時、再生
時ともに駆動され、その先軸Ｒ，はコリメートレンズ４
１、対物レンズ４５の光軸から偏位されている。

次に動作を説明する。

書き込み記録時には半導体レーザ１３および発光ダイオ
ード１５が駆動され、半導体レーザ１３の光における書
き込み動作は従来例の場合と同様であり、その説明は省
略する。なお、書き込み時に従来においては半導体レー
ザ１３からの光の一部をフォーカス制御用およびトラッ
キング制御用の光として利用するために回折格子により
光を分岐したか、本発明においてはフォーカス制御用お
よびトラッキング制御用の光は発光ダイオード！５によ
り得るので分岐の必要はない。また、偏光ビームスプリ
ッタ４４ａを設けているので、半導体レーザ１３の光の
光カード１からの反射光は、殆ど光検出器３側には至ら
ない。

発光ダイオード１５からの出射光は、発光面１５ａがス
リット状であるのでスリット光となり、この光もコリメ
ートレンズ４１により平行光となるが、整形プリズム４
２は半導体レーザ１３の光の楕円率に合わせて整形を行
うので、長袖と短軸の比率が半導体レーザ１３の光に比
して非常に大きい発光ダイオード１５からのスリット光
は殆ど整形の影響を受けない。そして、発光ダイオード
１５からの光は偏光ビームスプリッタ４４ａを介して対
物レンズ４５に対物レンズ４５の光軸がら１ｍｗ程偏位
して入射し、光カード１上に、第３図に示すように、ス
リット状の光像５ｏを結像する。

この光像５０は、光カードＩのトラックガイド５１に直
交し、しかも複数本のトラックガイド５１にまたがるよ
うに位置する。光カードｌにおいては、トラックガイド
５１間に情報ビット５２が設けられるトラック５３が形
成される。

そして、光カード１面で反射された光は対物レンズ４５
、偏光ビームスプリッタ４４ａ１集光レンズ４６、ハー
フミラ−４７のそれぞれを介して光検出器３の受光素子
３１．３２それぞれの上に光像を結像する。

上記のように発光ダイオード１５の発光面１５ａがスリ
ット状とされ、スリット形状の光像５０が光カード１面
に結像される構成とすれば、仮に光カードｌ搬送等に伴
う振動等により、第３図の（Ａ）の正常な場合と異なり
、（Ｂ）（Ｃ）に示すように光像５０と光カード１とか
所定の位置に対応せずに縦方向に位置ずれした場合にも
、光像５０は常に情報ピット５２に重なるように位置し
、これにより、受光信号のＳＮ比が低下することはない
。

上記の実施例では偏光ビームスプリッタ４４ａを用いる
構成としたが、通常のビームスプリッタを用いてもよく
、その場合には、光検出器３側において半導体レーザ１
３の反射光による光像は受光素子３１．３２の外側に結
像するような配置構成をとればよい。

（発明の効果）したがって本発明によれば、再生に際しては発光ダイオ
ードが用いられ、これにより再生が繰り返される場合も
光記録媒体が劣化しないようになるとともに、記録に際
してトラッキングおよびフォーカス制御用の光源として
発光ダイオードが用いられることにより、制御が中断さ
れることなく行われるようになって、それら制御が容易
に行われるようになる。

さらに本発明においては、光源に半導体レーザと発光ダ
イオードとを一体に設けているので、構成が簡単になる
とともに、半導体レーザ、発光ダイオードを用いている
にもかかわらず装置がコンパクトに構成でき、また、半
導体レーザと発光ダイオードそれぞれの光学系への光軸
調整も同時に簡単に行える利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の実施例に関し、第１図は
光学ヘッドの構成図、第２図は光源の縦断面図、第３図
は光カードにおける光像の結像状態を示す説明図である
。第４図は光学ヘッドの従来例を示す構成図である。ｌ・・・光カード（光記録媒体）、２・・・光源、３・・・光検出器、４・・・光学系、１３・・・半導体レーザ、１５・・・発光ダイオード。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録用の半導体レーザと、記録再生、フォーカス
制御およびトラッキング制御用の発光ダイオードとが一
体に組み込まれた光源と、記録再生、フォーカス制御およびトラッキング制御のた
めの光検出器と、前記光源の半導体レーザおよび発光ダイオードからの光
を記録媒体上に集光し、前記発光ダイオードからの光の
記録媒体における反射光を前記光検出器に結像する光学
系とを備えてなることを特徴とする光記録媒体記録再生装置
。