JPH02227620A - 光学式測定装置 - Google Patents
光学式測定装置Info
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- JPH02227620A JPH02227620A JP4704189A JP4704189A JPH02227620A JP H02227620 A JPH02227620 A JP H02227620A JP 4704189 A JP4704189 A JP 4704189A JP 4704189 A JP4704189 A JP 4704189A JP H02227620 A JPH02227620 A JP H02227620A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的1
(産業上の利用分野)
この発明は、電気光学効果(ポッケルス効果)ファラデ
ー効果、光弾性効果等により光学的検出媒体に生ずる偏
波状態の変化を検光子を用いて強度変化に変換し被測定
物理量の計測を行なう光学式n1定装置の改良に関する
。
ー効果、光弾性効果等により光学的検出媒体に生ずる偏
波状態の変化を検光子を用いて強度変化に変換し被測定
物理量の計測を行なう光学式n1定装置の改良に関する
。
(従来の技術)
第5図は、従来の光学式測定装置の構成を示す模式図で
ある。
ある。
同図において、光源1より発せられた光は光ファイバ2
の中を進み、偏光子3により特定方向の直線偏光となる
。
の中を進み、偏光子3により特定方向の直線偏光となる
。
検出部4の光学材料は、被測定物理量の影響で光学的に
異方性となるか、またはその異方性の状態が変化してい
る。
異方性となるか、またはその異方性の状態が変化してい
る。
これは、例えば印加電圧による電気光学係数の差によっ
て生じたり、複屈折性結晶の常光線、異常光線に対する
温度変動による屈折率差の変化で生じる。このような材
料としては、LINbO3゜Li Ta 03等の光学
結晶がよく知られている。
て生じたり、複屈折性結晶の常光線、異常光線に対する
温度変動による屈折率差の変化で生じる。このような材
料としては、LINbO3゜Li Ta 03等の光学
結晶がよく知られている。
これらの光学的異方状態となった媒質中に入射した直線
偏波はその出口ではその部材の光学的主軸間で位相差δ
を生じるため、−船釣には楕円偏光となる。
偏波はその出口ではその部材の光学的主軸間で位相差δ
を生じるため、−船釣には楕円偏光となる。
被測定物理量はこの光学的主軸間の位相差δとほぼ線形
関係にあるため、その楕円率を知ることにより位相差δ
を求めることができる。
関係にあるため、その楕円率を知ることにより位相差δ
を求めることができる。
この目的を達成するため、例えば媒質の光学的主軸と入
射直線偏光の方向とは45@傾けられ、検光子となる偏
光分離プリズム5では入射直線偏光方向とそれと垂直方
向との2つの成分を検出し、それぞれを別々の光ファイ
バ6a、6bで伝送し受光素子7a、7bにて電気信号
に変換して演算により位相差δに比例した信号を得れば
よいわけである。
射直線偏光の方向とは45@傾けられ、検光子となる偏
光分離プリズム5では入射直線偏光方向とそれと垂直方
向との2つの成分を検出し、それぞれを別々の光ファイ
バ6a、6bで伝送し受光素子7a、7bにて電気信号
に変換して演算により位相差δに比例した信号を得れば
よいわけである。
ところが、検光子となる偏光分離プリズム5の出力光は
、P偏光、S偏光それぞれ となり、δに関し008関数であるためδの変化に。
、P偏光、S偏光それぞれ となり、δに関し008関数であるためδの変化に。
対する感度が小さくかつ非線形性が大きい。
これを改善するため一般的には1/4波長板9を検出部
4の前または後に配置して、あらかじめ光学主軸間に9
0@の位相差を与えておくと、COS (δ+90”
)−−sinδとなり、それぞれの出力はδのsln関
数とじてとなる。
4の前または後に配置して、あらかじめ光学主軸間に9
0@の位相差を与えておくと、COS (δ+90”
)−−sinδとなり、それぞれの出力はδのsln関
数とじてとなる。
sln関数の場合、δ−0″近傍の直線性、感度共によ
い位置にバイアスされた状態となる。この時、 で、slnδの値が求められる。
い位置にバイアスされた状態となる。この時、 で、slnδの値が求められる。
しかし、実際の構成においては、光源1の強度。
光ファイバ2の伝送損失、光コネクタの損失、受光素子
?a、7bの感度の変動の影響を考慮しなければならな
い。
?a、7bの感度の変動の影響を考慮しなければならな
い。
すなわち、P偏光、S偏光の出力Vp、Vsは従来は
なる演算を用いて、K3−に4,5L−S2としてその
演算結果をs1nδとしていた。
演算結果をs1nδとしていた。
しかし、その条件は一般には成立しがたく厳密な演算結
果は (1+sln δ) (1−5in δ) となる。ここでに1は入力側光ファイバ2の透過率、P
Oは光源1から光ファイバ2への結合パワに3はS偏光
出力側光フアイバ6aの透過率。
果は (1+sln δ) (1−5in δ) となる。ここでに1は入力側光ファイバ2の透過率、P
Oは光源1から光ファイバ2への結合パワに3はS偏光
出力側光フアイバ6aの透過率。
K4はP偏光出力側光ファイバ6bの透過率、Slは増
幅器8轟のS偏光光/電気変換増幅率、S2は増幅器8
bのP偏光光/電気変換増幅率を表わす。
幅器8轟のS偏光光/電気変換増幅率、S2は増幅器8
bのP偏光光/電気変換増幅率を表わす。
光学的主軸間の位相差δを求めようとすると、となり、
Δくく1の場合のみ ll〜slnδ と近似することができる。
Δくく1の場合のみ ll〜slnδ と近似することができる。
Δくく1が成立するためには、K3・Sl−に4・S2
の条件が必要となる。
の条件が必要となる。
しかし、Δの値はδが1@以下の分解能で求めようとす
れば1/1000オーダでなければならず、周囲温度の
変動等も含めそのような安定性を得ることは困難である
。
れば1/1000オーダでなければならず、周囲温度の
変動等も含めそのような安定性を得ることは困難である
。
すなわち、従来の検出法では光源1の変動、入力側光フ
ァイバ2の伝送損失の変動は補償されているが、偏光子
である偏光分離プリズム5以後の光軸ずれによる損失や
受光素子7a、7bの感度の温度特性差の変動の影響は
補償されていないのである。
ァイバ2の伝送損失の変動は補償されているが、偏光子
である偏光分離プリズム5以後の光軸ずれによる損失や
受光素子7a、7bの感度の温度特性差の変動の影響は
補償されていないのである。
(発明が解決しようとする課題)
上述のように、従来の光学式測定装置においては、光l
W1の変動、入力側光ファイバ2の伝送損失の変動は補
償されているものの、検光子となる偏光分離プリズム5
以降の光軸ずれによる損失や受光素子感度の温度特性差
の変動の影響は補償されていないのである。
W1の変動、入力側光ファイバ2の伝送損失の変動は補
償されているものの、検光子となる偏光分離プリズム5
以降の光軸ずれによる損失や受光素子感度の温度特性差
の変動の影響は補償されていないのである。
この発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、この種の光学式測定装置にお
いて、検光子以後の損失変動、光/電気変換増幅係数の
影響をも補償することにある。
その目的とするところは、この種の光学式測定装置にお
いて、検光子以後の損失変動、光/電気変換増幅係数の
影響をも補償することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記の目的を達成するために、光源からの
光を、111定対象となる物理量存在域まで導く入力側
光ファイバと、前記入力側光ファイバで導かれた光を偏
光させる偏光子と、測定対象となる物理量存在域に配置
され、前記偏光子からの偏光が入射される光学的検出媒
体と、前記光学的検出媒体から出射される光より偏光方
向の異なる2系統の偏光を分離する検光子と、前記検光
子で分離された2系統の偏光を受光素子へと導く出力側
光ファイバと、前記2系統の偏光に対応して受光素子か
ら得られる系統の出力に基いて測定対象となる物理量を
算出する演算部と、を備えた光学式測定装置において、
前記光学的検出媒体へ入射される偏光として、偏光方向
の異なる2系統の偏光を用いることを特徴とするもので
ある。
光を、111定対象となる物理量存在域まで導く入力側
光ファイバと、前記入力側光ファイバで導かれた光を偏
光させる偏光子と、測定対象となる物理量存在域に配置
され、前記偏光子からの偏光が入射される光学的検出媒
体と、前記光学的検出媒体から出射される光より偏光方
向の異なる2系統の偏光を分離する検光子と、前記検光
子で分離された2系統の偏光を受光素子へと導く出力側
光ファイバと、前記2系統の偏光に対応して受光素子か
ら得られる系統の出力に基いて測定対象となる物理量を
算出する演算部と、を備えた光学式測定装置において、
前記光学的検出媒体へ入射される偏光として、偏光方向
の異なる2系統の偏光を用いることを特徴とするもので
ある。
(作用)
このような構成によれば、例えば実施例に示されるよう
に、第1.第2の光源を用意して検出部に対し偏光方向
が互いに90°異なった直線偏光を入射し、その出射光
よりP偏光成分、S偏光成分をそれぞれ独立に検出する
ものとすれば、第1の光源を点灯した時のP偏光出力、
S偏光出力をVpl、Vsl、第2の光源を点灯した時
のP偏光出力、S偏光出力をVl)2.VS2とすれば
、検出部で与えられる光学的主軸間位相差δはとなり、
すなわち検光子以後の損失変動、光/電気変換増幅係数
の変動の影響をも補償することが可能となる。
に、第1.第2の光源を用意して検出部に対し偏光方向
が互いに90°異なった直線偏光を入射し、その出射光
よりP偏光成分、S偏光成分をそれぞれ独立に検出する
ものとすれば、第1の光源を点灯した時のP偏光出力、
S偏光出力をVpl、Vsl、第2の光源を点灯した時
のP偏光出力、S偏光出力をVl)2.VS2とすれば
、検出部で与えられる光学的主軸間位相差δはとなり、
すなわち検光子以後の損失変動、光/電気変換増幅係数
の変動の影響をも補償することが可能となる。
(実施例)
第1図は、本発明に係わる光学式測定装置の一実施例を
示す模式図である。
示す模式図である。
なお、同図において前記第5図の従来例と同一構成部分
については、同符号を付して説明は省略する。
については、同符号を付して説明は省略する。
同図において、光源1a、lbは、適当にそのスペクト
ル半値幅の狭い光源であればよく、特に高いコヒーレン
シーは必要としない。例えば、LED、LD等の半導体
光源等の駆動装置が簡便で使いよい。ただし、2つの光
源の発光中心波長はほぼ等しいことが必要である。
ル半値幅の狭い光源であればよく、特に高いコヒーレン
シーは必要としない。例えば、LED、LD等の半導体
光源等の駆動装置が簡便で使いよい。ただし、2つの光
源の発光中心波長はほぼ等しいことが必要である。
また、光ファイt<2a 、2b 、6a 、6bとし
ては、マルチモード、シングルモードの別を問わない。
ては、マルチモード、シングルモードの別を問わない。
受光素子7a、7bは光源の波長が受光できればよく、
その特性が揃っている必要はなく、それが本発明の特徴
の1つでもある。−船釣には、フォトダイオード等の半
導体受光素子が用いられる。
その特性が揃っている必要はなく、それが本発明の特徴
の1つでもある。−船釣には、フォトダイオード等の半
導体受光素子が用いられる。
光ファイバ2a、2bより出射した光はそれぞれレンズ
13a 、 13bによって平行ビームとなり、偏光
子である偏光ビームスプリッタ(P olarlzed
B eam S pHtter ) 3 aの異
なる面に入射する。
13a 、 13bによって平行ビームとなり、偏光
子である偏光ビームスプリッタ(P olarlzed
B eam S pHtter ) 3 aの異
なる面に入射する。
偏光ビームスプリッタ3aの反射面は、光ファイバ2b
の光波に対してはP偏光透過光、光ファイバ2aの光波
に対してはS偏光反射光の直線偏光となっている。
の光波に対してはP偏光透過光、光ファイバ2aの光波
に対してはS偏光反射光の直線偏光となっている。
検出部4の手前には1/4λ板9が設けられて、あらか
じめ検出部光学結晶の光学的主軸間には90@の位相差
が与えられており、従って検出部4ヘの入射光は円偏光
となっている。
じめ検出部光学結晶の光学的主軸間には90@の位相差
が与えられており、従って検出部4ヘの入射光は円偏光
となっている。
検出部4では電気光学結晶例えばKH2PO4。
NH4H2PO4、LI Nb 03 、Li Ta
03 。
03 。
B112S102.等がよく知られており、印加電界強
度に比例した位相差δをその光学的主軸間の光波に与え
る。
度に比例した位相差δをその光学的主軸間の光波に与え
る。
この位相差δにより、検出部出口の出射光は円偏光から
楕円偏光となっている。
楕円偏光となっている。
光ファイバ2bのP偏光、光ファイバ2aのS偏光は偏
光面が垂直であり、これは光学的主軸間の位相差にする
と180@ずれていることになる。
光面が垂直であり、これは光学的主軸間の位相差にする
と180@ずれていることになる。
すなわち1/4波長板9で90″の位相バイアスを与え
られδに関するsln関数でその出力が変化するように
組まれた検出系は入射光がP偏光かS偏光かにより位相
差が180@異なるため、δの変化に対する符号が異な
る。
られδに関するsln関数でその出力が変化するように
組まれた検出系は入射光がP偏光かS偏光かにより位相
差が180@異なるため、δの変化に対する符号が異な
る。
これは、出射楕円偏光のつぶれる方向がちょうど逆にな
っていることを意味する。
っていることを意味する。
検光子である偏光ビームスプリッタ5はこの楕円偏光を
それぞれP偏光、S偏光に分離して再び光ファイバ6a
、6bに入射し、受光素子7a。
それぞれP偏光、S偏光に分離して再び光ファイバ6a
、6bに入射し、受光素子7a。
7bに光は伝送され、増幅器8a、8bにより所定のレ
ベルの電気出力信号Vに変換される。
ベルの電気出力信号Vに変換される。
この電気出力信号■は光源強度P、光学系透過率に、検
出部変調率、受光素子感度と増幅器のゲインの積Sの積
として表わすことができ、光源1aを点灯した時のS偏
光出力Vsl、P偏光出力Vl)s、光源1bを点灯し
た時のS偏光出力Vs2、P偏光出力VP2はそれぞれ Vp 唱 − 1/ 2 ・ P 1 ・ K 1 ・ K 3− S
2 (1−sIn δ )Vsl−一一一 1/2 11 Pl ・ K1□に4 a Sl
(1+sln δ )VO2” 1 / 2 ・ P 2 (−K 2 ・ K 4 ・
S 2 (1+ SIn δ )Vs2−畷一一 1/2 ・ P2 ・ K2 ・ K3 ・
S 1 (1−5in δ )で表わすことがで
き、これらの式からslnδについて解くと、 が得られ、4つの電気出力信号Vp 1 、 Vs I
V92.VB2から検出部4における光学的主軸間位相
差δが求められる。
出部変調率、受光素子感度と増幅器のゲインの積Sの積
として表わすことができ、光源1aを点灯した時のS偏
光出力Vsl、P偏光出力Vl)s、光源1bを点灯し
た時のS偏光出力Vs2、P偏光出力VP2はそれぞれ Vp 唱 − 1/ 2 ・ P 1 ・ K 1 ・ K 3− S
2 (1−sIn δ )Vsl−一一一 1/2 11 Pl ・ K1□に4 a Sl
(1+sln δ )VO2” 1 / 2 ・ P 2 (−K 2 ・ K 4 ・
S 2 (1+ SIn δ )Vs2−畷一一 1/2 ・ P2 ・ K2 ・ K3 ・
S 1 (1−5in δ )で表わすことがで
き、これらの式からslnδについて解くと、 が得られ、4つの電気出力信号Vp 1 、 Vs I
V92.VB2から検出部4における光学的主軸間位相
差δが求められる。
この演算は、光源1a、lbを制御回路12にて交番的
に点滅させ、信号処理記憶部11でその値を記憶させ、
演算を実行させ、印加電界に比例した規格化信号として
出力すればよい。
に点滅させ、信号処理記憶部11でその値を記憶させ、
演算を実行させ、印加電界に比例した規格化信号として
出力すればよい。
本発明によれば、位相差δを光源の強度、伝送路の損失
、接続損失、受光素子感度の変動の影響を一切受けずに
求めることができる。
、接続損失、受光素子感度の変動の影響を一切受けずに
求めることができる。
第2図は本発明の安定性を確認するために出力側光ファ
イバ6aに損失を与えた場合の第5図における従来方式
と第1図における本発明の検出方式に対する得られる位
相差δの安定度を比較して示すグラフである。
イバ6aに損失を与えた場合の第5図における従来方式
と第1図における本発明の検出方式に対する得られる位
相差δの安定度を比較して示すグラフである。
検出部4としては入射面(001)のニオブ酸リチウム
結晶を用いた電圧計を構成した。
結晶を用いた電圧計を構成した。
従来方式では50%の伝送路の透過率変化に対し4〜7
°の角度誤差が生じているが、本発明の信号処理では最
大でも0.2°以下とはるかに小さい値となり、本発明
方式が非常に優れた検出方式であることが確認される。
°の角度誤差が生じているが、本発明の信号処理では最
大でも0.2°以下とはるかに小さい値となり、本発明
方式が非常に優れた検出方式であることが確認される。
他の検出原理例えば光弾性についても同じ体系で検出す
ることができる。
ることができる。
光弾性の場合は、検出部の光学的主軸間に異なった応力
を発生させ複屈折を生じることにより、透過円偏波が楕
円偏波となる。
を発生させ複屈折を生じることにより、透過円偏波が楕
円偏波となる。
検出部4の部材としては、パイレックスガラス。
アクリル等が用いられる。
次に、1113図を用いてファラデー効果に代表される
偏波面旋回型の光フアイバセンサに対する本発明の別の
実施例について述べる。
偏波面旋回型の光フアイバセンサに対する本発明の別の
実施例について述べる。
ファラデー効果を応用する場合、検出部4に入射した直
線偏光はその出口では偏光面が回転した直線−波となっ
て出射する。
線偏光はその出口では偏光面が回転した直線−波となっ
て出射する。
出射光がポッケルス効果のように楕円偏波ではなく直線
偏光で得られる点が大きく異なり、これはその原因が複
屈折のような異方性が原因ではなく、電子の回転運動の
磁場による向きによる違いが原因となっているためで、
すべての物質で観測される。
偏光で得られる点が大きく異なり、これはその原因が複
屈折のような異方性が原因ではなく、電子の回転運動の
磁場による向きによる違いが原因となっているためで、
すべての物質で観測される。
従って、ポッケルス効果の時に行った円偏波化による9
0@の位相差をバイアスさせる手法は取ることができな
い。
0@の位相差をバイアスさせる手法は取ることができな
い。
しかし、一般には検光子と偏光子の角度を450回転さ
せることにより、透過光強度PはPo會 (1−sln2 φ) P2 = PG l5ln ’θ と表わすことができる。ここでψはファラデー回転角で
ψ−VHL(V、ヴエルデ定数I Hl磁界強度I
L l光路長)である。
せることにより、透過光強度PはPo會 (1−sln2 φ) P2 = PG l5ln ’θ と表わすことができる。ここでψはファラデー回転角で
ψ−VHL(V、ヴエルデ定数I Hl磁界強度I
L l光路長)である。
さて、第4図に示すような体系で、本発明をファラデー
効果を応用したセンサに適用することができる。
効果を応用したセンサに適用することができる。
すなわち、第4図に示されるように、光ファイバ2aか
らの入射光A(強度Poに対する出射光A、Bの強度P
雷、P2は P、 − Poleos 2 θ−P01eO8”(ψ+45°
)となる。
らの入射光A(強度Poに対する出射光A、Bの強度P
雷、P2は P、 − Poleos 2 θ−P01eO8”(ψ+45°
)となる。
一方、入射光B(強度P02)に対する出射光A、Bの
強度p、”、p2 ″は (l+5in2 ψ) (1−sln2 φ) と得られ、第1の実施例と同様な数式となり、本発明が
有効であることが確認される。
強度p、”、p2 ″は (l+5in2 ψ) (1−sln2 φ) と得られ、第1の実施例と同様な数式となり、本発明が
有効であることが確認される。
すなわち
となる。
このように以上の実施例によれば、2つの光源la、l
bを用意して検出部4に対し偏光方向が互いに90″異
なった直線偏光を入射し、その出射光からP偏光成分、
S偏光成分をそれぞれ独立に検出し、光源1aを点灯し
た時のP偏光出力。
bを用意して検出部4に対し偏光方向が互いに90″異
なった直線偏光を入射し、その出射光からP偏光成分、
S偏光成分をそれぞれ独立に検出し、光源1aを点灯し
た時のP偏光出力。
S偏光出力をVpl、VSl、光源1bを点灯した時の
P偏光出力、S偏光出力をVp 2 、 Vs 2とす
ると、検出部4で与えられる光学的主軸間位相差δは なる演算を行うことにより達成することが可能となり、
これにより偏光子以降の損失変動、光/電気変換増幅係
数の変動の影響をも補償することが可能となるのである
。
P偏光出力、S偏光出力をVp 2 、 Vs 2とす
ると、検出部4で与えられる光学的主軸間位相差δは なる演算を行うことにより達成することが可能となり、
これにより偏光子以降の損失変動、光/電気変換増幅係
数の変動の影響をも補償することが可能となるのである
。
[発明の効果]
以上の説明で明らかなように、この発明によれば、この
種の偏光状態の変化を利用する光学式測定装置において
、検光子以降の損失変動、光/電気変換増幅係数の変動
の影響を排除し、高精度の物理量測定を可能とすること
ができる。
種の偏光状態の変化を利用する光学式測定装置において
、検光子以降の損失変動、光/電気変換増幅係数の変動
の影響を排除し、高精度の物理量測定を可能とすること
ができる。
第1図は本発明に係る光学式測定装置の一実施例を示す
模式図、第2図は本発明による測定結果を従来例による
測定結果と比較して示すグラフ、第3図は本発明の他の
実施例を説明するための模式図、第4図は同他の実施例
における作用を説明するためのグラフ、第5図は従来の
光学式測定装置の構成を示す模式図である。 la、lb・・・光源 2a、2b・・・入力側光ファイバ 3a・・・偏光ビームスプリッタ 4・・・検出部 5・・−偏光分離プリズム 6a、6b・・・出力側光ファイバ 7a、7b・・・受光素子 8m、8b・・・増幅器 9・・・1/4λ板 10a 、 10b・・・駆動回路 11・・・信号処理記憶部 12・・・制御回路 13a、・13b・・・レンズ 14ta、14b−・・レンズ
模式図、第2図は本発明による測定結果を従来例による
測定結果と比較して示すグラフ、第3図は本発明の他の
実施例を説明するための模式図、第4図は同他の実施例
における作用を説明するためのグラフ、第5図は従来の
光学式測定装置の構成を示す模式図である。 la、lb・・・光源 2a、2b・・・入力側光ファイバ 3a・・・偏光ビームスプリッタ 4・・・検出部 5・・−偏光分離プリズム 6a、6b・・・出力側光ファイバ 7a、7b・・・受光素子 8m、8b・・・増幅器 9・・・1/4λ板 10a 、 10b・・・駆動回路 11・・・信号処理記憶部 12・・・制御回路 13a、・13b・・・レンズ 14ta、14b−・・レンズ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 光源からの光を測定対象となる物理量存在域まで導く入
力側光ファイバと、 前記入力側光ファイバで導かれた光を偏光させる偏光子
と、 測定対象となる物理量存在域に配置され、前記偏光子か
らの偏光が入射される光学的検出媒体と、前記光学的検
出媒体から出射される光より偏光方向の異なる2系統の
偏光を分離する検光子と、前記検光子で分離された2系
統の偏光を受光素子へと導く出力側光ファイバと、 前記2系統の偏光に対応して受光素子から得られる系統
の出力に基いて測定対象となる物理量を算出する演算部
と、を備えた光学式測定装置において、 前記光学的検出媒体へ入射される偏光として、偏光方向
の異なる2系統の偏光を用いること、を特徴とする光学
式測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047041A JP2509692B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光学式測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047041A JP2509692B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光学式測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227620A true JPH02227620A (ja) | 1990-09-10 |
JP2509692B2 JP2509692B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=12764082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1047041A Expired - Lifetime JP2509692B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光学式測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509692B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005015247A1 (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 電界センサおよびその調整方法 |
US7263295B2 (en) | 2001-09-26 | 2007-08-28 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Transceiver suitable for data communications between wearable computers |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6265544U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1047041A patent/JP2509692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6265544U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7263295B2 (en) | 2001-09-26 | 2007-08-28 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Transceiver suitable for data communications between wearable computers |
US7430374B2 (en) | 2001-09-26 | 2008-09-30 | Nippon Telegraph & Telephone Corp. | Transceiver suitable for data communications between wearable computers |
US7493047B2 (en) | 2001-09-26 | 2009-02-17 | Nippon Telegraph And Telephone Company | Transceiver suitable for data communications between wearable computers |
WO2005015247A1 (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 電界センサおよびその調整方法 |
KR100717703B1 (ko) * | 2003-07-28 | 2007-05-11 | 니뽄 덴신 덴와 가부시키가이샤 | 전계 센서 및 그 조정 방법 |
JP2008180733A (ja) * | 2003-07-28 | 2008-08-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電界センサ |
JP2008180734A (ja) * | 2003-07-28 | 2008-08-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電界センサおよびその調整方法 |
US7859666B2 (en) | 2003-07-28 | 2010-12-28 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Electric field sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2509692B2 (ja) | 1996-06-26 |
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