JPH02227370A - 動力舵取装置 - Google Patents

動力舵取装置

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JPH02227370A
JPH02227370A JP1050357A JP5035789A JPH02227370A JP H02227370 A JPH02227370 A JP H02227370A JP 1050357 A JP1050357 A JP 1050357A JP 5035789 A JP5035789 A JP 5035789A JP H02227370 A JPH02227370 A JP H02227370A
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JP
Japan
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steering
motor
vehicle speed
torque
current
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Application number
JP1050357A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuoka
浩史 松岡
Hidetoshi Tabuse
田伏 秀年
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/377,868 priority patent/US5097918A/en
Priority to KR9002746A priority patent/KR930000750B1/ko
Publication of JPH02227370A publication Critical patent/JPH02227370A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は舵輪操作に要する力を電動モータの回転力によ
り補助する電動式の動力舵取装置(パワーステアリング
)に関する。
〔従来技術〕
舵輪に加えられた操舵トルクの検出結果に基づいて操舵
補助用のモータを駆動し、自動車の操舵に要する力を該
モータの回転力により補助せしめ、運転者に快適な操舵
感覚を提供する電動式の動力舵取装置が側発されている
この動力舵取装置は、車体の左右方向に延設され、その
両端部を各別のタイロッドを介して左右の車輪に夫々連
結してなるランク軸と、該ランク軸の中途部においてこ
れと噛合され舵輪に連動連結されたピニオンとからなり
、舵輪の回動操作に伴うピニオンの回動を、ランク軸の
長さ方向への移動に変換して舵取りを行わせるランク・
ピニオン式の舵取機構を備えた自動車においては、操舵
補助用のモータの配設位置により以下の2通りに大別さ
れる。即ち、前記ピニオンの軸をランク軸との噛合位置
から更に延長し、その延長部に適宜の減速装置を介して
回転力を伝達するように前記モータを配設したものと、
前記ピニオンの噛合位置と異なる軸長方向位置において
前記ラック軸に噛合する補助ピニオンを設け、該補助ビ
ニオンに適宜の減速装置を介して回転力を伝達するよう
に前記モータを配設したものとであり、ラック軸に噛合
するピニオンの数に従って、前者が1ピニオン式、後者
が2ピニオン式と夫々称される。
このように前述のいずれの動力舵取装置においても、操
舵補助用のモータの回転力を減速装置を介してピニオン
の軸の延長部又は補助ビニオンに伝達しているので、操
舵後の舵輪の戻りがモータの慣性力及び減速装置の摩擦
抵抗により悪くなるという問題があった。これを解決す
るために、舵輪の戻し時にも、車速に応じてモータによ
り復元力を補助しているものがある。これは車速の減少
に応じてモータへの指示電流量を小さくしているもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、車速の減少に応じてモータへの指示電流
を小さくした場合は、低速時の戻し制御が十分に行えず
、適切な舵輪の中立感が得られなかった。即ち低速時は
タイヤのフリクションが大きくなるので、舵輪の戻しに
も大きな補助力が必要である。例えば後退による車庫入
れのように低速でしかも大きな舵角を必要とする場合、
従来の戻し制御では操舵補助力が弱いので舵輪を中点に
戻すのに、運転者が舵輪を目視し、戻しつつ、後方を目
視するという複雑な操作を行う必要があった。
この発明は斯かる事情によりなされたものであり、舵角
及び車速に応じて指示電流特性を不惑帯内で変化させ、
戻し制御の指示電流特性を、低速時に増加させることに
より、低速時にも十分な戻し補助力を得ることができ、
低速時であっても確実な中立感を得ることができ、舵輪
操作を簡略化し、軽快な操舵特性を得ることができる動
力舵取装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る動力舵取装置は、車両の舵輪の回動を舵
取りのための左右方向への運動に変換する操舵機構と、
該操舵機構の操舵角を検出する舵角検出手段と、前記車
両の速度を検出する車速検出手段と、前記舵輪に加えら
れる操舵トルクを検出するトルクセンサとを備え、前記
操舵トルクが所定範囲にある場合は、操舵補助用のモー
タを前記操舵トルクに応じて駆動する動力舵取装置にお
いて、前記所定範囲にない場合、前記モータを前記車速
及び操舵角に応じて駆動し、車速か所定の速度範囲内に
あるとき、前記モータを駆動する電流値を最小とすべく
なしてあることを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、操舵トルクが所定範囲にない場合に
、舵角及び車速に応じて、車速が所定範囲にあるときモ
ータを制御する電流を最小となし、前記所定範囲にない
ときは車速に応じてモータを制御する電流を増加させて
おり、低速でも良好な戻し特性を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る動力舵取装置の一部破断正面図
、第2図は第1図のn−n線による拡大断面図、第3図
は回転検出器の構造を示す第1図の■−■線による拡大
断面図である。
図において1はランク軸であり、長手方向を左右方向と
して車体の一部に固設され筒状をなすラック軸ケース2
にこれと同心をなして内挿されている。また3はピニオ
ン軸であり、ラック軸ケース2の一端部近傍に連設した
ピニオン軸ケース4の内部にラック軸1に対してその軸
心を斜交させた状態に軸支されている。
該ピニオン軸3は、第2図に示す如く、トーションバー
5を介して同軸上に連結された上軸3aと下軸3bとか
らなり、上軸3aは玉軸受40によりピニオン軸ケース
4内に支承され、その上端部を図示しないユニバーサル
ジヨイントを介して舵輪に連動連結しである。また下軸
3bは、ピニオン軸ケース4の下側開口部からその下部
を適長突出させた状態で、上端部近傍位置を4点接触玉
軸受41によリピニオン軸ケース4内に支承されている
。前記4点接触玉軸受41は、下部軸3bの下端部側か
らこれに外嵌され、下部軸3bの上端部近傍に形成した
段部と、下端部側から外嵌され外周面にかしめて固定さ
れたカラー42とにより、その内輪の両側を挾持されて
下部軸3bの外側に軸長方向に位置決めされた後、下部
軸3bと共に前記下側開口部からピニオン軸ケース4に
内嵌され、該ケース4の下部に形成された環状肩部と、
前記開口部から該ケース4に螺合されたロックナツト4
3とにより、その外輪の両側を挾持されてピニオン軸ケ
ース4の内側に軸長方向に位置決めされ、下部軸3bに
作用するラジアル荷重及び両方向のスラスト荷重を負荷
する。
ピニオン軸ケース4から突出された前記下部軸3bの中
途部には、その軸長方向に適宜の長さに亘るピニオン歯
30が形成されており、該ピニオン歯30は、ピニオン
軸ケース4が前記ラック軸ケース2の上側に固定ボ°ル
ト44により固着された場合に、該ランク軸ケース2の
内部において、前記ラック軸1の一端部寄りの位置に軸
長方向に適長に亘って形成されたラック歯10に噛合し
、下部軸3bとラック軸1とを互いの軸心を斜交させた
状態で係合せしめている。前記下部軸3bは、ランク軸
lとの保合位置よりも更に下方に延長され、その下端部
には、これと同軸をなし、その歯形成面を下向きとして
大傘歯車31が嵌装されており、咳大傘歯車31を囲繞
する態様にてランク軸ケース2の下側に連設された傘歯
車ハウジング20内に針状ころ軸受33により支承せし
めである。従って下部軸3bは、前記4点接触玉軸受4
1と針状ころ軸受33とによりラック歯10とピニオン
歯30との噛合位置の両側において支承されることにな
り、該噛合位置において下部軸3bに生じる撓み量は所
定の許容範囲内に保たれる。
更にラック歯10とピニオン歯30との噛合位置には、
これらが隙間なく噛合されるように、ピニオン軸3に向
かう押しばね11の付勢力によりランク軸lを押圧する
押圧子12が設けてあり、ランク軸1は、前記噛合位置
において押圧子12と下部軸3bとにて半径方向両側か
ら挾持された状態で支承されると共に、ピニオン軸ケー
ス4との連設位置と逆側のラック軸ケース2の端部に内
嵌した軸受ブツシュ13により支承されており、ラック
軸ケース2の内部においてその軸長方向に移動自在とな
っている。ランク軸ケース2の両側に夫々突出されたラ
ンク軸1の左右両端部は、各別の玉継手14゜14を介
して、図示しない左右の車輪に夫々連なるタイロッド1
5.15に連結されており、ラック軸1の軸長方向への
移動により車輪が左、右に舵取りされるようになってい
る。
第2図中の6は、舵輪に加えられる操舵トルクを検出す
るトルクセンサであり、前記上軸3aに外嵌されこれと
共に回動し、その下側端面に上軸3aの軸心を中心とす
る環状の抵抗体を形成してなる抵抗体保持部材60と、
前記下軸3bに外嵌されこれと共に回動し、その上側端
面に前記抵抗体上の半径方向の一点に摺接する検出子を
形成してなる検出子保持部材61とにてポテンシオメー
タを構成してなるものである。ピニオン軸3の上軸3a
は舵輪の回動に応じてその軸心廻りに回動するが、下軸
3bには車輪に作用する路面抵抗がラック軸1を介して
作用しており、両軸間に介装したトーションバー5には
舵輪に加えられた操舵トルクに応じた捩れが生じる。ト
ルクセンサ6は、該トーションバー5の涙れに伴って上
軸3aと下軸3bとの間に生じる周方向の相対変位を前
記検出子と抵抗体との摺接位置に対応する電位として出
力するものであり、トーションバー5に捩れが生じてい
ない場合、換言すれば舵輪操作がなされていない場合に
所定の基準電位を出力するように初M調整されている。
トルクセンサ6の出力信号は制御部7に入力されており
、制御部7はこの信号を前記基準電位と比較して前記操
舵トルクの方向及びその大きさを認識し、後述する如く
配設された操舵補助用のモータ8に駆動信号を発する。
操舵補助用のモータ8は、電磁クラッチ16、遊星ギヤ
減速装置9及び前記大傘歯車31に噛合するこれよりも
小径の小傘歯車32を介して前記下部軸3bにその回転
力を伝達するものである。
電磁クラッチ16は円環状をなし、モータ8の中間ケー
ス81に固着されたコイル部161 と、モータ80回
転軸80の一側にこれと同軸をなして外嵌され、該回転
軸80と共に回転する主動部162と、円板状をなし該
主動部162と対向し、コイル部161への通電による
電磁力により主動部162と係着する係脱部163とか
ら構成されており、モータ8の回転力の係脱を行ってい
る。
遊星ギヤ減速装置9は、係脱部163に内嵌し、回転す
ると共に太陽ギヤを有し、その一端を主動部に内嵌され
た軸受に支承され、他端を後述する遊星キャリア93に
内嵌された軸受に支承された太陽軸90と、前記モータ
8のケーシング端面82に回転軸80と同軸をなして固
着された円環状をなす外環91と、該外環91の内周面
及び前記太陽軸90の太陽ギヤ外周面に夫々転接し、各
別の軸心廻りに自転すると共に太陽ギヤの軸心廻りに公
転する複数個の遊星ギヤ92.92・・・と、これらの
遊星ギヤ92.92・・・を夫々軸支する遊星キャリヤ
93とから構成され、前記モータ8よりも小なる外径を
有し、回転軸80の一側に該モータ8及び電磁クラッチ
16と一体イ、ヒされている。遊星ギヤ減速装置9の出
力軸94は、モータ8の回転軸80と同軸上に位置する
前記遊星キャリヤ93の軸心位置に嵌入、固定され、ケ
ーシングの外部に適長突出させである。該出力軸94の
先端部には前記小傘歯車32が、その歯形成面を先端側
に向けて嵌装されており、該小傘歯車32は、出力軸9
4と共に前記遊星ギヤ92.92・・・の公転に応じて
回転するようになっている。
前記モータ8と電磁クラッチ16と遊星ギヤ減速装置9
とは、これらの軸心がラック軸1の軸心と略平行をなし
た状態で、小傘歯車32を内側として前記傘歯車ハウジ
ング20に内嵌され、該ハウジング20の内部において
前記小傘歯車32が前記下部軸3bの下端部に嵌装され
た大傘歯車31に噛合させてあり、またラック軸ケース
2の外側に設けたプラケッ)2aに固着させである。大
傘歯車31と小傘歯車32との間のバックラッシ調整は
、遊星ギヤ減速装置9を傘歯車ハウジング20に内嵌す
る際に、遊星ギヤ減速装置9のケーシングと傘歯車ハウ
ジング20との突合せ部に介装するシムの厚さ及び/又
は枚数を変更することにより容易に行い得る。
またモータ8の回転軸80の他側にはモータ8の回転位
置を検出する回転検出器17が設けられ、該回転検出器
17はモータ8の回転輪80の他側に外嵌された円板状
をなし、N極、S極を各2極有する磁石板170と、そ
の周囲に所定の取付角度β(本実施例ではβ−135°
)をなし取付けられた2つのリードスイッチ171.1
71 とから構成される。第4図は回転検出器の出力波
形を示す波形図である。
2つのリードスイッチ171.171は取付角度βヲ1
35゜となし取付けられているので出力波形は 90度
位相がずれて出力される。これが1回転で各々4波形出
力されるのでその立上がりと立下りとを検出することに
よりこの回転検出器17は1回転の1716の分解能を
有することとなる。
また回転検出器17は、タコジェネレータ等の従来の回
転検出器と比べ、回転数Oから検出可能でありロータの
相対位置が検出できる。またフォトインクラブタ型のロ
ータリエンコーダに比べ小型であり、高温に対しても強
く、経年変化が少なく価格も安くなる。さらに出力波形
がパルス出力となるのでマイクロコンピュータ等のCP
Uに簡単にその検出結果が取り込める。
また制御部7には前述したトルクセンサ6の出力信号の
ほかに回転検出器17の出力信号及び車速を検出する車
速検出器18の出力信号が入力されており、ここで後述
する制御がなされモータ8及び電磁クラッチ16を駆動
する駆動信号が出力される。
なお車速検出器18は車速を5km/h単位の車速ブロ
ックで検出し、時速O〜180km/hまでを第O〜第
35ブロックまでの36段階で検出する。
次に制御部7での制御について説明する。
第5図は制御部の構成及び制御動作を示すブロック線図
である。
トルクセンサ6のトルク検出信号は、その位相を進め、
応答性を良好とするための位相補償回路71a、舵輪の
回転の角加速度ωを検出する角加速度検出回路71b、
操舵機構の中点を決定するための中点決定回路Tic及
びモータ8のロックを検出するロック検出回路71fに
夫々入力されてる。
また、車速検出器18の車速検出信号は、ロック検出回
路71f、中点決定回路71c、位相補償回路71aの
出力信号と後述する変化電流1aとが与えられ、トルク
の不感帯外ではトルクと車速とに応じてモータ8への指
示電流■を決定し、不感帯内では変化電流1aに応じて
モータ8への指示電流Iを決定する指示電流関数部73
a、角加速度検出回路71bから出力された舵輪の角加
速度ωが与えられ、角加速度ωと車速■とに応じて、モ
ータ8の加減速時の慣性力と車輌の足まわりの慣性力と
を補正する補正電流1cを決定する補正電流関数部73
b及び車速■に応じた舵輪の戻し量g1を定める戻し量
関数部73eに夫々人力される。戻し量g1は変化電流
1aの舵角θに対する傾きを表しており、この戻しIg
mは後述する舵角決定回路71dから出力された舵角θ
が与えられ、舵角θと戻しlt g aとに応じて、指
示電流Iの特性を変化させる変化電流raを決定する変
化電流関数部73cに入力されている。
戻し量g、は第5図に示す如く車速か所定ブロック (
この例では10〜15km/hの第2ブロツク)Mのと
き最小となり、それよりも車速か大のブロックH又は小
のブロックしになるに従い大きい値となっており、低速
時であっても十分に戻し制御が行えるようになっている
また、回転検出器17の回転検出信号は、ロック検出回
路71f、中点決定回路71c、角加速度検出回路71
b及び回転検出信号と中点決定回路71cの中点位置と
から舵角θを決定する舵角決定回路71dに入力されて
いる。
ロック検出回路71fは入力された回転検出信号、車速
検出信号及びトルク検出信号により、l・ルクT及び車
速■が各別の所定値より大きいときにモータ8の回転を
検出し、それによりロックの有無を検出するものであり
、その出力信号は駆動回路72bを介して電磁クラッチ
16に与えられる。
また指示電流関数部73aの出力信号は加算器74aに
入力され、そこで、補正電流関数部73bの出力信号が
加算され、加算結果が減算器74bに与えられる。
該減算器74bでは、前記加算結果からモータ8の消費
電流を検出する電流検出回路71eからのフィードバン
ク信号が減られ、その減算結果がPW?1(Pulse
−Width Modulation:パルス幅変調)
駆動回路72aを介してモータ8に与えられる。
次に動作について説明する。
第6図はロック検出の制御を示すフローチャートであり
、ステップIOで、図示しないイグッニションスイッチ
オンの立ち上がりか否かを判定し、立ち上がりでないと
きは、ステップ11で車速検出器18の車速Vを読み込
む。その車速■が車速閾値V S 1より大きいか否か
をステップ12で判定し、大きいときは次のステップ1
3でトルクセンサ6からの操舵トルクTを読み込む。そ
の操舵トルクTがトルク闇値Telより大きいか否かを
ステップ14で判定し、大きいときは回転検出器17か
らのモータ8の回転位置をステップ15で読み込み、そ
の値によりステップ16でモータ8が回転しているか否
かを判定し、回転しているときはリターンし、回転して
いないときはモータ8がロックしていると判定し、ステ
ップ17で電磁クラッチをオフし、モータ8と太陽ギヤ
減速装置9との結合を切離し、操舵機構をモータ8から
自由にする。そしてステップ18で図示しないロックア
ラームを点灯しリターンする。
一方ステップ10で立ち上がりと判定されたときは、ス
テップ19で電磁クラッチ16がオフされ、ステップ2
0でモータ8がオンする。モータ8がオンするとステッ
プ21で所定時間の経過が判定され、その後回転検出器
17からのモータ8の回転位置をステップ22で読み込
み、その値によりステップ23でモータ8が回転してい
るか否かを判定し、回転しているときは、ステップ24
でモータ8をオフし、ステップ25で電磁クラッチをオ
ンする。ステップ23でモータ8が回転していないと判
定されたときは、ステップ26でロックアラームを点灯
しリターンする。
次に角加速度検出及びそれを用いたモータ慣性制御につ
いて説明′す゛る。
第7図は角加速度の算出及びそれを用いたモータ慣性の
制御を示すフローチャートである。
最初にステップ30でトルクセンサ6からのトルクTを
読み込み、次にステップ31で角加速度検出回路71b
にて回転検出器17からのモータ8の回転速度ω。を読
み込み、ステップ32で下記演算により舵輪の角加速度
を求める。
T=K  (θ五  −θ。 ) θ、−θ。= に 次にステップ33で求めた角加速度ωと車速Vとにより
、予め補正電流関数部73bにて定められたモータ8の
慣性力と車輪の足まわりの慣性力とによる影響を補正す
る補正電流1cをもとめる。次にステップ34で求めら
れた補正電流Icを加算器74aに入力し指示電流関数
部73aで求められた指示電流■と加算される。これに
よりモータ8による操舵補助開始時及び終了時等の角加
速度が検出されたときに、その慣性力及び足まわりの慣
性力に応じた補正電流1cが指示電流■に加算されるの
で、操舵フィーリングの向上が図られる。
次に舵輪の中点の演算及び本発明の要旨であるそれを用
いた舵輪の戻し制御について説明する。
第8図は舵輪の戻し制御を、第9図は変化電流制御を、
第10図は変化電流の最大値の決定手順を、第11図は
舵輪の中点の演算を、また第12図は舵輪の左右位置の
決定手順を夫々示すフローチャートである。また第13
図は指示電流関数部でのモータ電流とトルクとの関係の
特性を示すグラフであり、縦軸に指示電流■を、また横
軸にトルクTをとっている。さらに破線は車遠大のとき
の特性を、また−点鎖線は車速小のときの特性を示して
いる。
第8図において、最初にステップ40でトルクTを読み
込み、そのトルクTが不感帯内か否かをステップ41で
判定し、不感帯にトルクTが入ってるときは、ステップ
42で後述する中点演算ルーチンが終了したか否かを判
定する。中点演算が終了しているときは、ステップ43
でモータ8の回転位置を回転検出器17から読み込み、
次にステップ44でその回転位置と中点とにより舵角決
定回路71dにて舵角θを決定する。舵角θが定まると
ステップ45で変化電流制御サブルーチンに移り、そこ
で得られた変化電流1aにより、指示電流関数部73a
で指示電流■の値及び方向を算出する(ステップ48)
一方ステップ41で不惑帯でないと判定されたときはリ
ターンし、ステップ42で中点演算が終了していないと
きは、ステップ46でモータ8の回転位置を回転検出器
から読み込み、ステップ47で後述する左右決定ルーチ
ンにおいて定められた舵角最小値により補正電流1aを
算出し、指示電流■の値及び方向を算出する。
第9図に示す変化電流制御サブルーチンでは、まずステ
ップ70で車速■を読込み、ステップ71で舵角θを読
込む。そしてそれらにより、第5図に示す戻し量関数部
73eで車速Vに応じた戻し量g。
を求め、戻しilg、と変化電流関数部73cで舵角θ
とに応じた変化電流Iaの計算値Tkが算出される(ス
テップ72)。次に変化電流Iaの最大値決定サブルー
チンに移り最大値1mが定められ(ステップ73)、ス
テップ74で最大値1m>計算値rkか否かが判定され
、1m > Ikのときは変化電流1aとして計算値I
mを使用しくステップ75) 、1m≦Ikのときは変
化電流Iaとして最大(ilmを使用する(ステップ7
6)。
そして戻しの制御サブルーチンのステップ45に戻る。
第10図に示す変化電流1aの最大値決定サブルーチン
では、まずステップ80で、車速ブロックが第0ブロツ
ク(=0〜5 km/h)か否かが判定され、第0ブロ
ツクの場合は車速検出器18の車速エツジが検出されな
いか否かが判定される(ステップ81)。
車速エツジが検出されない場合(=YES)、車両は停
止していると判定され、第1カウンタCIをカウントア
ソプし、それにより停止時間を計測する(ステップ82
)。
そしてカウント値が一定以上(この例では停止時間が5
秒以上)か否かを判定しくステップ83)、一定時間以
上停止している場合は、第2カウンタC2をカウントア
ンプする(ステップ84)。これは変化電流1aの最大
値1mを順次小さくするために行うものであり、停止中
は時間と共に変化電流1aの最大値Imを最終的にはO
にするように最大値1mを決定する (ステップ85)
一方ステップ80で車速ブロックが第Oプロ・ツタでは
ない場合、又はステップ80で車速検出器18の車速エ
ツジが検出された場合は第1カウンタC1がクリアされ
(ステップ86)、第2カウンタC2がカウントダウン
される(ステップ87)。これは走行中は変化電流!a
の最大値ITI+を時間と共に順次増加させるようにし
て最大値1mを決定するものである(ステップ88)。
最大値が決定されると変化電流制御サブルーチンのステ
ップ73に戻る。
これにより停止時には変化電流1aを零とし、指示電流
Iを零とするように制御するので、停止時にすえ切りす
ることがなくなり、モータ8の焼損が防止できる。
また第11図に示す中点演算ルーチンではステップ50
で車速■を読み込み、ステップ51で車速■が閾値Vs
tより大きいか否かを判定し、大きいときはステップ5
2で車速に応じたトルク設定値Titを定めて、次にス
テップ53でトルクTを読み込み、ステップ54でトル
クTがトルク設定値T5□より小さいか否かを判定する
。小さいときはステ・ノブ55で小さいときの回数をカ
ウントしてステップ56でそのときのモータ8の回転位
置を読み込む。そして、ステップ57で回転位置を前回
までの回転位置の合計に加算してその加算結果をカウン
ト回数で除算して舵角中点を求め、舵角中点の値を更新
する。またステップ51で車速■が閾値Vs2より小さ
いとき、又はトルクTがトルク設定値T5□より大きい
ときはリターンする。
しかしこの中点演算は演算時間に多くの時間を必要とす
るので、演算が終了するまでは次に説明する左右決定ル
ーチンにより戻し制御を行う。
第12図に示す左右決定ルーチンではステップ60で車
速■を読み込み車速■が閾値Vs3より大きいか否かを
ステップ61で判定し、大きいときはトルクTをステッ
プ62で読み込み、ステップ63でトルクTを積分し、
その積分値の方向が右か否か判定する。右のときはステ
ップ65で舵角最小値の右の値を更新し、左のときはス
テップ64で舵角最小値の左の値を更新しリターンする
一方第13図に示す如く戻し制御において第9図に示す
戻し制御サブルーチンにより変化電流1aが求まると、
それと車速■とに応じてトルクが不感帯内にあるときの
舵輪の戻し制御時の指示電流Iを変化させる。例えば車
速■が大のときは破線に示す如く、トルクTが不惑帯に
入ると指示電流Iの増加割合を大きくし、中点への戻り
を速くするようにモータ8を制御し、逆に車速か中のと
きは一点鎖線に示す如くトルクTが不感帯に入ると、指
示電mIの増加割合を小さ(し、中点への戻りを遅くす
るようにモータ8を制御する。
これによりアシスト制御時と戻り制御時とで、指示電流
Iの増加割合が逆となり、安定した操舵フィーリングを
得ることができる。
なお本実施例ではラックピニオン式の動力舵取装置につ
いて説明したが、この発明はラックピニオン式に限るも
のではない。
また本実施例では、舵角検出手段として、モータに取付
けた回転検出器を用いたが、この発明はこれに限るもの
ではなく、舵角検出手段は操舵機構の操舵角を検出でき
るものであれば何でもよい。
さらに本実施例では、車速に応じて指示電流の特性を変
化させているが、この発明はこれに限るものではなく、
車速に応じて特性を変化させなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、この発明によれば、モータへの
指示電流を、不感帯に操舵トルクがあるときは舵角及び
車速に応じて変化させ、不感帯以外に操舵トルクがある
ときは、操舵トルクに応じて変化させているので、後退
による車庫入れ時の如く、舵角が大きく、低速走行の場
合であっても戻し制御が十分に行われ、目視による手動
操作によらず、舵輪を中点に戻すことができ、舵輪操作
を簡略化し、良好の中立感を得ることができ、違和感の
減少した操舵フィーリングを得ることができる等価れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る動力舵取装置の一実施例を示す一
部破断正面図、第2図は第1図のn−n線による拡大断
面図、第3図は回転検出器の構造を示す第1図のm−t
B;Hによる拡大断面図、第4図は回転検出器の出力波
形を示す波形図、第5図は制御部の構成及び動作を示す
ブロック線図、第6〜第12図は各制御動作を説明する
フローチャート、第13図は指示電流関数部でのモータ
電流とトルクとの関係の特性を示すグラフである。 6・・・トルクセンサ 7・・・制御部 8・・・モー
タ17・・・回転検出器 18・・・車速検出器 71
c・・・中点決定回路 71d・・・舵角決定回路 7
3a・・・指示電流関数部 73c・・・変化電流関数
部 73e・・・医し量関数特 許 出願人  光洋精
工株式会社 代理人 弁理士  河 野  登 夫 晃 図 第 幻 弔 図 弔 図 手続補正書(自発) 平成2年2月5日 平成1年特許願第50357号 2、発明の名称 動力舵取装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 所在地 大阪市中央区南船場3丁目5番8号名 称 (
124)光洋精工株式会社 代表者坪井珍彦 4、代理人 住 所 ■543大阪市天王寺区四天王寺1丁目14番
22号 日進ビル207号 図 6、補正の内容 6−1明細書の「発明の詳細な説明」の欄(11明細書
の第7頁第11行に「スラスト」とあるのを「アキシャ
ル」と訂正する。 (2)明細書の第8頁第17行に「押圧子」とあるのを
「ラックガイド」と訂正する。 (3)明細書の第8真第18行に「押圧子」とあるのを
「ラックガイド」と訂正する。 (4)明細書の第14頁第15行に「位相補償回路」と
あるのを「位相補償部」と訂正する。 (5)明細書の第14頁第16〜17行に「角加速度検
出回路」とあるのを「角加速度検出部」と訂正する。 (6)明細書の第14頁第18行に「中点決定回路」と
あるのを「中点決定部」と訂正する。 (7)明細書の第14頁第19行に「ロック検出回路」
とあるのを「ロック検出部」と訂正する。 (8)明細書の第15頁第1行に「検出回路71f、中
点決定回路71c、位相補償回路」とあるのを「検出部
71f、中点決定部71c、位相補償部」と訂正する。 (9)明細書の第15頁第6行に「角加速度検出回路」
とあるのを「角加速度検出部」と訂正する。 αQ 明細書の第15頁第14行に「舵角決定回路」と
あるのを「舵角決定部」と訂正する。 αυ 明細書の第16頁第6〜7行に「検出回路71f
、中点決定回路71c、角加速度検出回路71b」とあ
るのを「検出部71f、中点決定部71c、角加速度検
出部71b」と訂正する。 Q21  明細書の第16頁第7行に「中点決定回路」
とあるのを「中点決定部」と訂正する。 α1 明細書の第16頁第8行に「舵角決定回路」とあ
るのを「舵角決定部」と訂正する。 Q41  明細書の第16頁第10行に「ロック検出回
路」とあるのを「ロック検出部」と訂正する。 0句 明細書の第17頁第2行に「信号が減られ、」と
あるのを「信号が減算され、」と訂正する。 αQ 明細書の第17頁第20行に「電磁クラッチをオ
フし、」とあるのを「電磁クラッチ16をオフし、」と
訂正する。 αη 明細書の第18頁第13行に「電磁クラッチをオ
ンする。」とあるのを「電磁クラッチ16をオンする。 」と訂正する。 00  明細書の第19頁第5行に「角加速度を求める
。 とあるのを「角加速度んを求める。」と訂正する。 0湧 明細書の第20頁第14行に「舵輪の中点の演算
を、また第12図は舵輪」とあるのを「舵角の中点の演
算を、また第12図は舵角」と訂正する。 (20)  明細書の第21頁第8行に「舵角決定回路
」とあるのを「舵角決定部」と訂正する。 (21)明細書の第21頁第18行に[補正電流!aJ
とあるのを「変化電流1aJと訂正する。 6−2明細書の「図面の簡単な説明」の欄明細書の第2
7頁第18〜19行に「71c・・・中点決定回路 7
1d・・・舵角決定回路」とあるのを「71c・・・中
点決定部 71d・・・舵角決定部」と訂正する。 6−3図面 (1)第1図を別紙のとおりに訂正する。 (2)  第5図を別紙のとおりに訂−正する′。 (3)第11図を別紙のとおりに訂正する。 (4)第13図を別紙のとおりに訂正する。 7、添付書類の目録 (11訂正図面 1通 弔 図 写 田 手続補正書(自発) 平成2年3月20日 平成1年特許願第50357号 2、発明の名称 動力舵取装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 所在地 大阪市中央区南船場三丁目5番8号名 称 (
124)光洋精工株式会社 代表者坪井珍彦 4、代理人 住 所 ■543大阪市天王寺区四天王寺1丁目14番
22号 日進ビル207号 6、補正の内容 6−1明細書の「発明の詳細な説明」の欄(1)  明
細書の第3頁第15〜17行に「これは・・・(中略)
・・・ものである。」とあるのを「一般には車速の減少
に応じてモータの電流値を小さくしている。」と訂正す
る。 (2)明細書の第4頁第10−12行に「ものであり、
・・・(中略)・・・指示電流特性を、」とあるのを「
ものであり、検出した操舵トルクがモータの助勢を行わ
せる必要がない程度の不惑帯域にある場合は、戻しのた
めのモータ駆動を行うものとし、この場合のモータ電流
を舵角及び車速に応じて変化させ、戻し制御の際の電流
を、」と訂正する。 (3)明細書の第5頁第12〜17行に「本発明におい
ては、・・・(中略)・・・得ることができる。」とあ
るのを「本発明においては、検出した操舵トルクが前記
所定値より小さい場合に、検出した舵角及び車速に応じ
て、モータを駆動するが、この場合において検出した車
速が所定範囲にあるときモータの電流を最小となし、検
出した車速がこの範囲より大きいとき又は小さいときは
車速に応じてモータの電流を増加させる。これによって
、低速でも良好な戻し特性を得ることができる。」と訂
正する。 (4)  明細書の第5頁第20行に[本発明に係る動
力舵取装置」とあるのを「本発明に係る1ピニオン式の
動力舵取装置」と訂正する。 (5)  明細書の第6頁第20行に「下部軸3bJと
あるのを「下軸3bJと訂正する。 (6)明細書の第7頁第1行に「下部軸3bJとあるの
を「下軸3bJと訂正する。 (7)明細書の第7頁第4行に「下部軸3bJとあるの
を「下軸3bJと訂正する。 (8)明細書の第7頁第5行に「下部軸3bJとあるの
を「下軸3bJと訂正する。 (9)  明細書の第7頁第10行に「下部軸3bJと
あるのを[下軸3bJと訂正する。 0Φ 明細書の第7頁第13〜14行に「下部軸3bJ
とあるのを[下軸3bJと訂正する。 αυ 明細書の第7頁第20行に「下部軸3bJとある
のを「下軸3bJと訂正する。 αり 明細書の第8頁第2行に「下部軸3bJとあるの
を「下軸3bJと訂正する。 α罎 明細書の第8頁第8行に「下部軸3bJとあるの
を「下軸3bJと訂正する。 Q4)  明細書の第8頁第12行に[下部軸3bJと
あるのを「下軸3bJと訂正する。 09  明細書の第8頁第18行に「下部軸3bJとあ
るのを「下軸3bJと訂正する。 αe 明細書の第10頁第17〜18行に「下部軸3b
Jとあるのを「下軸3bJと訂正する。 0η 明細書の第14真第8〜10行に「なお車速検出
器18・・・(中略)・・・検出する。」とあるのを「
なお車速検出器18は車軸等に設けたパルスジェネレー
タ等よりなり、5kII+/h単位の分解能を有し、時
速O〜1801uIl/hまでを第0〜第35ブロツク
までの36段階で検出し、速度ブロックに応じたパルス
信号を出力する。 第Oブロック(0〜5km/h)では出力パルスは無い
。」と訂正する。 0呻 明細書の第14頁第12〜13行に「第5図は・
・・(中略)・・・線図である。」とあるのを[第5図
は制御部7の構成及び制御動作を示すブロック線図であ
る。制御部7は主としてマイクロプロセッサで構成され
、他に電磁クラッチ16の駆動回路72b、モータ8の
PWM駆動回路72a、同じく電流検出回路71e等を
備える。」と訂正する。 Q91  明細書の第14頁第20行〜第15頁第18
行に「また、車速検出器18の・・・(中略)・・・入
力されている。」とあるのを以下の文章に訂正する。 「また、車速検出器18の車速検出信号は、ロック検出
部71f 、中点決定部71C1指示電流関数部73a
、補正電流関数部73b及び戻し量関数部73eに入力
される。指示電流関数部73eは車速■の他に位相補償
部71aの出力信号Tと後述する変化電流1aとが与え
られ、検出した操舵トルクTが不惑帯より大きい場合は
トルクと車速とに応じてモータ8への指示電流■を決定
し、不惑帯内では後述する変化電流1aに応じてモータ
8への指示電流Iを決定する。補正電流関数部73bは
車速■の他に、角加速度検出部71bから出力された舵
輪の角加速度ふが与えられ、角加速度ふと車速■とに応
じて、モータ8の加減速時の慣性力と車輌の足まわりの
慣性力とを補正する補正電流Icを決定する。戻し量関
数部73eは入力された車速■に応じた舵輪の戻し量g
、を定める。戻しft g mは変化電流1aの舵角θ
に対する傾きを表している。この戻し量g。 は変化電流関数部73c、に入力される。変化電流関数
部73cには後述する舵角決定部71dから出力された
舵角θも与えられ、舵角θと戻し量g、とに応じて、指
示電流■の特性を変化させる変化電流Iaを決定する。 」 (210明細書の第16頁第3行に「なっており、低速
時」とあるのを「なっており、この特性によって低速時
」と訂正する。 (21)明細書の第16頁第9行と第10行との間に以
下の文章を加入する。 「変化電流関数部73cは戻し量g、をパラメータとし
た舵角θと変化電流1aとの関数が記憶されている。I
aは、 θ 増加に伴って増加するがある値で飽和する
。また勾配は車速■がMのとき最も小さい。」 (22)明細書の第16頁第11行に「車速検出信号及
びトルク検出信号」とあるのを「車速検出信号V及びト
ルク検出信号T」と訂正する。 (23)明細書の第16真第18行に「信号が加算され
」とあるのを「信号と加算され」と訂正する。 (24)明細書の第17頁第5行と第6行との間に以下
の文章を加入する。 「まず動作の概要を第13図に基づいて説明する。 2点鎖線で示すのは戻し制御を行わない場合の検出操舵
トルクTとモータ電流Iとの関係を示し、トルクがT、
〜−T、(例えば正は右回転トルク、負は左回転トルク
)の範囲は不感帯としてモータ8による助勢を行わず、
T≧T、、T≦−T、の範囲でトルクに応じた右回転方
向に又は左回転方向へのモータ電流を供給して操舵を助
勢する。これに対して本発明ではこの不惑帯T5〜−T
5内のトルクが検出された場合は戻し制御が必要である
として破線、−点鎖線で示すように変化電流1aを供給
する。 この変化電流1aの大きさ、方向は戻し量関数部73e
及び変化電流関数部73cにおいて検出速度■。 及び検出舵角θによって定まる。そしてこのIaは低速
である程小さくするのではなく、所定範囲、実施例では
10〜15 km / hの第2速度ブロックで最小値
とするものである。 なお第13図において破線は高速の場合を、また1点鎖
線は中速の場合の電流を示している。モータ8に流れる
電流は更にIcを加算して決定される。 以下より詳細に説明する。」 (25)明細書の第17頁第8行に「スイッチオンの立
ち上がりか」とあるのを「スイッチがオンした場合に発
せられる信号の立ち上がりか」と訂正する。 (26)明細書の第18頁第1行に「太陽ギヤ」とある
のを「遊星ギヤ」と訂正する。 (27)明細書の第19頁を以下の如く訂正する。 [最初にステップ30でトルクセンサ6からのトルクT
を読み込み、次にステップ31で角加速度検出部71b
にて回転検出器17からのモータ8の回転速度ω…を読
み込み、ステップ32で下記演算により舵輪の角加速度
ωを求める。 T=K (θ1−θ。) T    ここで θ1−θ。= K      Kはトーションバーの 一方、θ。= n     θ0は下軸3bの回転 θ。= 次にステップ33で求めた角加速度ωと車速■とにより
、予め補正電流関数部73bにて定められた」(28)
明細書の第20頁第10行に「舵輪の中点」とあるのを
「舵角の中点」と訂正する。 (29)明細書の第20頁第11行に「舵輪の戻し」と
あるのを「舵角の戻し」と訂正する。 (30)明細書の第20頁第12行に「舵輪の戻し」と
あるのを「舵角の戻し」と訂正する。 (31)明細書の第20頁第16〜20行に「また第1
3図は・・・(中略)・・・示している。」とあるのを
削除する。 (32)明細書の第21頁第3行に「で判定し、不感帯
にトルクTが」とあるのを[で判定する。不感帯外にあ
るときは第13図のT≧T、、T≦−T、の範囲におけ
る公知のモータ電流制御を行う。つまり検出トルクTと
検出速度■に応じて指示電流を決定する。不感帯にトル
クTが」と訂正する。 (33)明細書の第21頁第12〜14行に「算出する
(ステップ48)。一方・・・(中略)・・・リターン
し、ステップ42で」とあるのを「算出する(ステップ
48)。 ステップ42で」と訂正する。 (34)明細書の第22頁第1〜6行に「車速■を読込
み、・・・(中略)・・・算出される(ステップ72)
。」とあるのを以下の文章に訂正する。 「車速Vを読込み、第5図に示す戻し量関数部73eで
車速■に応じた戻し量g、を求める(ステップ70a)
。車速■と戻しff1g、との関係は第5図に示された
ように第2ブロツク(M)が最小のg。 となっている。次にステップ71で舵角θを読込む。 変化電流関数部73cでは戻し量g、と舵角θとに応じ
た変化電流1aの計算値Ikが算出される(ステップ7
2)。」 (35)明細書の第22頁第10行に「値1mを」とあ
るのを「値1kを」と訂正する。 (36)明細書の第22頁第13行に「る。」とあるの
を「る。第5図の変化電流関数部73c中に示すIaの
飽和域はImを示している。」と訂正する。 (37)明細書の第22頁第17行に「車速エツジ」と
あるのを「車速検出信号のパルス」と訂正する。 (38)明細書の第22頁第19行に「車速エツジ」と
あるのを「パルス」と訂正する。 (39)明細書の第22頁第20行に「第1カウンタC
,Jとあるのを「制御部7中の第1カウンタC1」と訂
正する。 (40)明細書の第23頁第5行に「第2カウンタ」と
あるのを「制御部7中の第2カウンタ」と訂正する。 (41)明細書の第23頁第6〜7行に「(ステップ8
4)。 これは変化電流Taの最大値」とあるのを「(ステップ
84)。第2カウンタC2の計数値の大小は最大値1m
の小太に対応し、従ってこのカウントアンプは最大値」
と訂正する。 (42)明細書の第23頁第12行に「又はステップ8
旧とあるのを「又はステップ81」と訂正する。 (43)明細書の第23頁第15〜18行に「これは・
・・(中略)・・・(ステップ88)。」とあるのを「
このカウントダウンは走行中は変化電流1aの最大値1
mを時間と共に順次増加させるようにするための処理で
ある(ステップ88)。」と訂正する。 (44)明細書の第24頁第2行に「にすえ切り・・・
(中略)・・・焼損」とあるのを「にモータ8へ電流を
流しその焼損を招くこと」と訂正する。 (45)明細書の第24頁第4行に「また第11図に示
す中点演算ルーチンでは」とあるのを以下の文章に訂正
する。 「また第11図に示す舵角中点演算ルーチンはl・ルク
センサ6、回転検出器17及び車速検出器18の出力に
よって舵角中点を求めるためのものである。 舵角の絶対値を求め得るセンサを使用することによって
舵角中点を求めることは容易であるが、そのようなセン
サは経年劣化で精度が低下する。そのために相対的回転
位置しか検出できないのであるが、実施例の如き回転検
出器17の出力を用いてソフトウェアで舵角及びその中
点を演算するのである。このようにして求める舵角、中
点は経年変化による精度低下がない。このルーチンでは
」(46)明細書の第25真第9行に「リターンする。 」とあるのを「リターンする。この最小値と車速Vとを
用いて1aを決定する。」と訂正する。 (47)明細書の第26頁第10行に「の操舵角・・・
(中略)・・・何でもよい。」とあるのを「の絶対操舵
角を検出できるものでもよい、」と訂正する。 (48)明細書の第26頁第20行に「変化させている
ので、後退による」とあるのを「変化させている。 そして不感帯における指示電流、つまり戻し制御の場合
のモータへの指示電流は低速程小となるようにしていな
いので、後°退による」と訂正する。 6−2図面 +1)  第5図を別紙のとおり訂正する。 (2)  第9図を別紙のとおり訂正する。 7、添付書類の目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両の舵輪の回動を舵取りのための左右方向への運
    動に変換する操舵機構と、該操舵機構の操舵角を検出す
    る舵角検出手段と、前記車両の速度を検出する車速検出
    手段と、前記舵輪に加えられる操舵トルクを検出するト
    ルクセンサとを備え、前記操舵トルクが所定範囲にある
    場合は、操舵補助用のモータを前記操舵トルクに応じて
    駆動する動力舵取装置において、 前記所定範囲にない場合、前記モータを前 記車速及び操舵角に応じて駆動し、車速が所定の速度範
    囲内にあるとき、前記モータを駆動する電流値を最小と
    すべくなしてあることを特徴とする動力舵取装置。
JP1050357A 1988-07-11 1989-03-01 動力舵取装置 Pending JPH02227370A (ja)

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