JPH0222691A - 水性、被膜形成性、光重合性組成物、感光性部材及び画像担持層 - Google Patents

水性、被膜形成性、光重合性組成物、感光性部材及び画像担持層

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JPH0222691A
JPH0222691A JP1120576A JP12057689A JPH0222691A JP H0222691 A JPH0222691 A JP H0222691A JP 1120576 A JP1120576 A JP 1120576A JP 12057689 A JP12057689 A JP 12057689A JP H0222691 A JPH0222691 A JP H0222691A
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film
copolymer
forming
image
polymerized units
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JP1120576A
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Fitchett Mark
マーク・フイチエツト
Robert Gibson David
デービツド・ロバート・ギブソン
Curtis Dudman Christopher
クリストフアー・カーチス・ダツドマン
Gandabhai Patel Chimanlal
チマンラル・ガンダバイ・パテル
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Imperial Chemical Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/001Phase modulating patterns, e.g. refractive index patterns
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    • G03F7/032Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホログラフィ−(holography ) 
kζ関する。特に、本発明は水性相を除去して感光性要
素又は部材(photosensitive elem
ent )を形成させた後に、ホログラフィ−情報(h
olographic inf−ormation)を
体積位相型ホログラA (volumephase h
ologram)としてホログラム マスター(hol
ogram master)又は記録コピー(reco
rdedcopy )の形で記録することができる水性
光重合性組成物に関する。
ホログラフィ−は高度に単色のCmonochrama
t−ic)かつコヒーレントな(coherent )
光、例えばレーザー光源から放射される光を照射された
時、物体(対象物)から反射されるか又は物体によって
透過(transmit )される光学的情報(opt
icalinformation)を記録する手段であ
る。
ホログラムは該ホログラムが収容しているホログラフィ
−情報を貯蔵(5tore)させる方法に従って分類し
得る。ホログラムはその2つの主要な分類法に従えば損
幅型ホログラム(amp目tude holo−gra
m)と位相型ホログラム(phase hologra
m )とに分類される。位相型ホログラムは、参照ビー
ム(reference beam )が再構成物体ビ
ーム(recon−structed object 
beam)に変換(tranform )される効率(
以下においては、回折効率(difractionef
ficiency)と称する)が、通常、非常に大きい
ため、好ましいものである。位相型ホログラムについて
は理論的には100%までの回折効率を得ることができ
るが、複雑な波面(wavefront)のホログラム
については、通常、この理論的な最大値に近い回折効率
を得ることは不可能である。
ホログラムは、更に、薄層型(平面型)ホログラA [
thin (surface) hologram ]
と厚層型(体積型)ホログラA [thick (vo
lume) hologram 〕とに分類される。厚
層型ホログラムという用語はホログラムの厚さが隣接す
る干渉縞(interferencefringe)の
間の間隔よシ非常に大きいホログラムを意味する。厚層
型ホログラムは高い回折効率を有しており、従って、強
度(jntensit)’)の大きい鮮明なホログラフ
ィ−画像(holographic image)を提
供し得る。厚薄ホログラムは、また、波長及び角度の選
択性が大きく、このことがこのホログラムを他の光学的
用途に適するものにせしめている。
従って、厚層型(体積型)ホログラムは高い回折効率及
び従って大きい強度を有する鮮明なホログラフィ−画像
を提供するという、ある種の明瞭な利点を有する。
ホログラフィ−は広範囲の用途を有するが、その最も顕
著なものはデイスプレーを目的とする三次元画像の形成
である。ホログラフィ−技術はホログラフィックレンズ
(holographic 1ens )のごとき光学
要素の製造における用途も有する。最近の航空機用ヘッ
ドアップデイスプレー()IUD)においてはホログラ
フィ−光学素子が使用されている。ホログラフィ−は光
フアイバ通信において種々の波長を分離するためのデマ
ルチプレクサ−(demultiplexer)で使用
し得るホログラフィック回折格子の製造における用途も
有する。ホログラフ・イーのその他の用途は光学データ
ーの保存、画像処理(image processin
g )及びホログラム干渉法(holographic
 1nterferotnetry )である。
良好な解像力(resolution )を有する高品
質のホログラムを製造するためには、微小なデイテール
(細部)を再現することができるホログラフィ−用記録
媒体を使用することが必要であり、そして、このために
はこの媒体が線単位当り(perlinear uni
t )、多数の線(line)を正確に記録できること
が必要である。空間頻度(5patialfreque
ncy )と称されるこの性質はホログラフィ−用記録
媒体が近接しCいる干渉縞の複雑なパターンを記録する
能力tこ関するものであり、一般に、n当°りの線とい
う単位(I 1nes/m )で表わされる。
良好なホログラフィ−用記録媒体は高い回折効率を提供
するものであるべきであシかつ光散乱センター(lig
ht scattering center)を実質的
に有していないものであるべきである。更に、マスター
ホログラム(master hologram)の記録
については、ホログラフィ−用記録媒体は短い露光時間
を使用することを可能にする比較的高い速度のものであ
るべきである。
所与のホログラムのコピーを多数製造する必要がある場
合、各々のホログラムをホログラムマスターとして製造
することは費用と時間とを要する。
しかしながら、本質的に慣用の接触印刷技術を使用して
ホログラムマスターからコピーを製造することは可能で
ある。オリジナル″−(ホログラムマスター)の品質と
解像力を示す(aisplay)良好なホログラムコピ
ーを製造するためには、ホログラフィ−用記録媒体は、
勿論、ホログラムマスター中に存在する空間頻度を記録
することができ、良好な回折効率を有しそして光散乱セ
ンターを実質的に有していないものでなければならない
良好なホログラフィ−用記録媒体についての上記したご
とき要件の少なくとも一部を満足させるホログラムマス
ター及びホログラムコピーヲ製造するのに多くの材料が
使用されている。最も一般的に使用されている4@の材
料はハロケ゛ン化銀、ダ・fクロメ−テッドゼラチン(
dichromated gel−atin) 、フォ
トレジスト及びサーモプラスチックスである。
従来使用されている多くのホログラフィ−用記録媒体の
有する重大な欠点の一つは、最初の、画像形成用の(画
像の形状通シの)露ft (imagewi 5eex
posure )により形成されたホログラフィ−画像
を現像し定着させるのに湿式処理工程を必要とすること
である。かかる方法は時間と費用とを要し、更に、最終
ホログラフィ−画像の利用性(avala−bilit
y)を遅延させる。ホログラムマスターとホログラムコ
ピーを製造するためのハログラフィー用記録媒体としで
ある種の光重合性材料を使用し得ることは知られている
。この光重合性材料は典型的には重合体バインダーを溶
解する有機溶剤、エチレン性不飽和重合性単量体及び化
学線によって活性化されて上記単量体の重合を開始させ
る光重合開始剤からなる。この材料を流延して感光性被
膜(フィルム)を形成させついでこの被膜をホログラフ
ィ−情報(holographic informat
ion)を提供(担持)する( bear )化学線に
暴露し得る。
ホログラフィ−情報を提供する化学線に対する画像形成
用の露光を行う間に、光重合開始剤が干渉パターン(1
nterference pattern )に対応す
る帯域で活性化され、これによってこの帯域での単量体
の1合が生起するものと考えられる。後続の均一な非画
像形成用の露光(non−imagewise exp
os−ure )を行うことにより、残りの帯域の単量
体を重合させてホログラフィ−画像を定着させ得る。
この後続の非画像形成用の露光を行うことは必ずしも必
要ではないが、多くの場合、好ましいことであるとされ
ている。
この種の光重合開始剤系は比較的安価であること及びホ
ログラフ・f−画像の現像と定着を行うのに湿式処理を
必要としないことという明らかな利点を有するが、ある
穐の問題により他のホログラフィ−用記録媒体と比較し
て、その許容性が限定されている。これらの問題として
は特に、貯蔵寿命、ハロゲン化銀被膜と比較した場合の
低い感光性及び従って低速度、や\低い(modest
 )屈折率変調性(modulation )、ホログ
ラフィ−画像の経時安定性、温度安定性及び不可逆性(
irreversi−bility)が挙げられる。従
って、上記の問題の少なくとも幾つかを克服し得るかつ
湿式処理を必要としないという利点を有する光重合性ホ
ログラフィ−用記録媒体が必要とされている。可視波長
に対する良好な感度を有する光重合性へログラフイー用
記録媒体を開発することは特に有利である。
今般、本発明者らはある椙の光重合性組成物は下記のご
とき感光性要素又は部材(photosensitiv
eelement )に成形し得ることを知見した;す
なわち、この感光性要素は、一方の態様によれば、化学
線の画像形成用の露光(光#)中に包含されているホロ
グラフィ−情報を保持することができしかも画像を定着
するために必要な後続の非画像形成性の露光を必要とし
ない感光性部材であり、他方の態様によれば、かかる後
続の露光が好ましいものであり、費用と時間を要する湿
式処理技術の必要性を排除しかつホログラムをその用途
に直ちに利用し得る感光性部材である。この感光性部材
は大きな感度と速い速度を示すことができ、従って、露
光時間を短縮することができる。更に、可視波長tζ対
して感光性の感光性部材が開発された;例えば可視青色
光(波長488 nm )を放射するアルゴンイオンレ
ーザ−に対し°C感光性の感光性部材が開発された。こ
の光重合性組成物から形成された感光性被膜は自己支持
性であることができかつ良好な貯蔵寿命と露光時の耐収
縮性とを示し得る。露光してホログラムを形成させた後
においては、感光性被膜はホログラフィ−情報を収容し
た、機械的強度の大きい自己支持性の被膜を提供し得る
。露光されたホログラフィ−被膜は良好な温度安定性を
示しく例えばこの被膜は少なくとも140°Cまで安定
である)また(ホログラフィ−情報を長時間保持し得る
という意味で)経時安定性が良好であシそして更に耐溶
剤性と耐水性の両者を示し得る。この感光性被膜は多く
の好ましい性質を有する反射型又は透過型の体積位相型
ホログラムを提供し得る;これらの性質としては、特に
、高い解像力、高い回折効率(例えば少なくとも95%
まで)、高い空間頻度(例えば少なくとも10001i
ne/ IlK )、低いスキャツター(scatte
r)及び良好な屈折率変調性(すなわち、当初露光した
回折格子と非露光帯域との間での良好な変化)が挙げら
れ、その結果、良好で、鮮明な画像を得ることができる
従って本発明によれば、 A〕 被膜形成性1合体バインダーの水性ラテックス;
上記重合体バインダーは付加重合により得られた被膜形
成性共重合体の少なくともl f!iiを含有しており
、そして該被膜形成性共重合体は、核共重合体における
被膜形成性の基礎となるエチレン性不飽和共単量体の少
なくとも1種から誘導された重合単位を含有している; B)(A)の重合体バインダーと相溶性であり、かつ、
遊離基により開始される付加重合により重合体を形成し
得る非ガス状エチレン性不飽和単量体化合物の少なくと
も1種:及び C)少なくとも1種の前記(B)の単量体の重合を行わ
せるための、化学線供給源により活性化され得る遊離基
発生性光重合開始剤又は光重合開始剤系の少なくとも1
種; からなる、画像情報を記録すべき感光性要素の形成に使
用するための水性、被膜形成性、光重合性組成物が提供
される。
本発明で使用するための光重合性組成物は被膜形成性重
合体バインダーの水性ラテックス、少なくとも1種の重
合性単量体及び少なくとも1種の遊離基発生性光重合開
始剤又は光重合開始剤系の混合物からなる水性組成物で
ある。
重合体バインダーは周知の付加共重合法によって形成し
得る、少なくとも1種の被膜形成性共重合体を含有する
。例えば、この共重合体は水性媒体中で遊離基発生開始
剤を使用しかつ通常、表面活性剤の存在下で乳化共乳合
を行って水性ラテックスを得ることにより形成し得る。
別法として、破膜形成性重合体バインダーの水性ラテッ
クスは任意の適当な付加重合法、例えば遊離基、アニオ
ン又はカチオン付加1合法により調製された、予備形成
固体共重合体の少なくとも1種の(水中での)後乳化に
より形成し得る。好ましい態様においては、1合体バイ
ンダーの水性ラテックス中の重合体粒子の寸法は0.0
2μm〜0・8μIn、よQ好ましくは0.05μm〜
0.4μm1特に、0.05μm〜0.2μmである。
好ましい態様においては1合体バインダーの少なくとも
1種の被膜形成性共重合体は低い屈折率を有する。更に
好ましい態様においては重合体バインダーの少なくとも
1種の被膜形成性共重合体は高い分子量、例えば30.
000以上、好ましくはs o、 o o o以上、例
えば100.000の分子量を有する。典型的には一り
0℃〜50’C,好ましくは一20’C〜30’C,特
に好ましくは0°C〜15°Cのガラス転移温度(T7
 )を有する被膜形成性共重合体が使用されるが、これ
はかかる共重合体の被膜形成特性が特に適当であるとい
う理由に基づくものである。−40°C以下のT2を有
する被膜形成性共重合体を使用した場合には、光重合性
組成物から注型された感光性フィルムはや\軟質で、粘
着性を有する。これに対して、50°C以上のT2を有
する被膜形成性共重合体を使用した場合には、被膜の形
成時に問題が生じ、感光性被膜は脆弱でかつ非合着性(
non−coherent )である。
被膜形成性共重合体のT2を調節することにより、感光
性被膜の形成及び画像の形成を慣用の操作温度、例えば
周囲温度又はその付近の温度で行い得る。
被膜形成性共重合体は該共重合体の被膜形成性の基礎を
提供する、少なくとも1種のエチレン性不飽和共単量体
(被膜形成性共重合体)から誘導された重合単位を含有
する。好ましい態様においては被膜形成性共重合体はオ
レフィン性、ビニル性、ビニリデン性、アクリル性又は
メタクリル性二重結合を含有する、被膜形成型のモノエ
チレン性不飽和単量体の1種又はそれ以上から誘導され
た重合単位を含有する。この目的につい゛C適当な単量
体としては、特に、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アル
キル基中に1〜18個の炭素原子を有するアルカン酸の
ビニルエステル、アルキル基中に1〜18個の炭素原子
を有するアルキルアクリレート及びメタクリレート、ビ
ニルエーテル、アクリルアミド及び置換アクリルアミド
、アクリロニトリル及びメタクリロニトリル、モノエチ
レン性不飽和炭化水素、例えばエチレン、インブテン。
スチレン及びα−メチルスチレンが挙げられる。
被膜形成性共重合体のTtは該共重合体の形成に使用さ
れる単量体の種類と量を適当に選択することにより制御
し得る。Ttの制御は、更に、1合体バインダーの水性
ラテックス中に少なくともLfMの外部可塑剤を包含さ
せることによっても行うことができ、その結果、前記し
た特定の範囲のTt  を有する共重合体を容易に得る
ことができる。
本発明の組成物中で場合により使用し得る外部可塑剤と
してはフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セパシン酸及びメリット酸のごと
きポリカルボン酸のエステルが挙げられる。トリオクチ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリトリ
ルホスフェート及びトリキシリルホスフェートのごとき
燐酸エステル、ポリプロピレンラウレートのごときポリ
エステル系可塑剤、エポキシ化大豆油のごとき大豆油鍔
導町塑剤及び塩素化パラフィンも使用し得る。他の適当
な可塑剤としてはジカルボン酸のアルキルエステルを挙
げることができ、その例としては7タル酸ジプチル、フ
タル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジ−
イソ−オクチル及びフタルeUノニルが挙げられる。少
なくとも1種の可塑剤の量は、これを使用する場合、特
に、該少なくとも1種の可塑剤を添加する前の被膜形成
性共重合体のTtに応じて変動するであろう。
本発明は重合体バインダーの被膜形成性共重合体が該重
合体中に少なくとも1種の塩素含有共単量体の重合単位
を含有する塩素含有共重合体である場合、特に有利であ
る。本発明の好ましい態様シこおいては、被膜形成性共
重合体は少なくともl拙の塩素含有共単量体から誘導さ
れた重合単位を5〜95重着俤、好ましくは25〜95
重量%、特に好ましくは30〜90重量%含有している
であろう。最も好ましい塩素含有共単量体は塩化ビニリ
デンと塩化ビニルであり、これらの単量体は単独で又は
これらを組合せ°C又はこれらの単量体と他の塩稀含有
単量体と組合せて使用し得る。本発明の好ましい態様に
おいては被膜形成性共重合体の塩素分は(存在する場合
)、全°〔、塩化ビニリデン及び/又は塩化ビニルの重
合単位から誘導されるであろう。
従って、本発明の重合体バインダー中で使用するための
更に好ましい被膜形成性共重合体は5〜95重量sの、
塩化ビニリデン性ン/又は塩化ビニルから誘導された重
合単位と、5〜95重f%の、1種又はその以上の他の
共単量体から誘導された重合単位とからなる。
最も好ましい塩素含有共単量体は塩化ビニリデンであり
、従って、本発明の更に好ましい態様によれば、塩化ビ
ニリデンの重合単位が共重合体の全塩素含有共単量体含
有量の少なくとも50%(すなわち、50%からtoo
sまで)を構成し、塩化ビニルの重合単位が上記含有量
の残りを構成するであろう。好ましい塩化ビニリデン/
塩化ビニル含有被膜形成性共重合体においては、非塩素
含有共単量体の重合単位の少なくとも一部は、少なくと
も1種のアルキルアクリレート及び/又はメタクリレー
ト(好ましくはアクリレート)、好ましくは、アルキル
基中に1〜12個(特に好ましくは2〜lO個、例えば
2〜8個)の炭素原子を有する、少なくともlfiのア
ルキルアクリレート及び/又はメタクリレートから誘導
された重合単位からなるべきである。好ましい態様にお
いては、前記の少なくとも1種のアルキルアクリレート
及び/又はメタクリレートの少なくとも1種は(もし使
用する場合)、内部可塑化性共単量体であろう。内部0
T塑化性アルキルアクリレート及びメタクリレートの例
としては、特に、n−ブチルアクリレート、2−エチ・
ルヘキシアクリレート、  n −デシルメタクリレー
ト、n−オクチルアクリレート、2−エチルブチルアク
リレート、n−へブチルアクリレート、n−へキシルア
クリレート、3−メチルブチルアクリレート、n−ノニ
ルアクリレート、2−オクチルアクリレート及びn−プ
ロピルアクリレートが挙げられる。特に好ましい典型を
体はn−ブチルアクリレート及び2−エチルへキシルア
クリレート(両者とも内部可塑化性共単量体である)で
あり、本発明の好ましい態様で使用される塩化ビニリデ
ン/塩化ビニル含有共1゜合体は唯一のアルキル(メタ
)アクリレートとしての上記の共単量体の一方又は両者
と可塑化性共単量体とからなシ得る;しかしながら、勿
論、1種又はそれ以上の他のアルキル(メタ)アクリレ
ート及び/又は1種又はそれ以上の他の内部可塑化性共
単量体を上記共単量体と併用し得る。本発明の好ましい
塩化ビニリデン/塩化ビニル含有被膜形成性共重合体中
で使用するための、他の適当な非塩素含有典型債体とし
ては特に、アクリル酸。
メタクリル酸、アクリロニトリル及びメタクリロニトリ
ルが挙げられる。
“内部可塑化性共単量体”という用語は、(単独で重合
させた場合)、非常に低いT1.好ましくは一40°C
及びそれ以下のTハよフ好ましくは一50°C及びそれ
以下のTtを有する単独重合体を形成し、従って、下記
のごとき共重合単位、すなわち、十分な割合で存在する
場合tこけ、共重合体を内部可塑化性にしかつそれによ
ってかかる共重合単位を有していない重合体と比べて著
しく低いTt を有する共重合単位を共重合体中で形成
する共重合体を意味する。従ってかかる共単量体を使用
することにより好ましい範囲のT1を容易に得ることが
できる。前記した内部可塑化性アルキルアクリレート及
びメタクリレート以外の適当な内部可塑化性共単量体と
しては、特に、■−エトキシエチルアクリレート、1〜
エトキシプロピルアクリレート、2−メトキシエチルア
クリレート。
3−メトキシプロピルアクリレート及びプロポキシル化
アクリレート及びメタクリレートのごときある種のアル
コキシアルキルアクリレート及びメタクリレート:及び
エチレン、■、3−ブタジェン。
イソプレン、クロロプレン、1〜f’セン、1〜にンテ
ン、■−オクテン及び核置換スチレン、例えば4−ドデ
シルスチレン、4−ノニルスチレン及び4−アルキルス
ルホニルスチレンのごとキ他の単量体が挙げられる。
被膜形成性共重合体は該共重合体を形成させるための重
合反応中に(程度という意味で)部分的な架橋を行った
(その結果、若干の不溶性ケ゛ルを生ずる)多官能性共
単量体の少なくともl稙から誘導された重合単位を含有
していることが好ましい;その理由はこの多官能性単吐
体の使用によυ光重合性組成物から形成された感光性被
膜の性能が改善され得るからである。
゛共重合体のゲルフラクション”という用語は共重合体
中の架橋した材料のX量パーセントを意味する:このゲ
ルフラクションは、通常、ある条件下で共重合体の対応
する非架橋フラクションを溶解する溶剤(この溶剤は、
例えば、架橋の可能性を伴うことなしにMOWされたこ
とが知られている類似の共重合体を利用し°C決定され
る)を使用して抽出を行いついで共重合体の不溶性部分
を測定することにより決定される。本発明においては被
膜形成性共重合体は、好ましくVi5〜80重量%、よ
シ好ましくはlO〜70重散チのゲルフラクションを有
するであろう。前記多官能性共単量体についての”多官
能性“という用語け、各々(すなわち、独自に)、遊離
基開始付加共重合反応に参加する少なくとも2個の不飽
和炭素−炭素二重結合を有する共単量体を意味する。被
膜形成性共重合体中である程度の架橋を達成するために
ζは、共重合反応を行う際に、少なくともその初期に、
少なくとも1種の多官能性共単量体を添加しなければな
らない;通常、少なくとも1種の多官能性共単量体、少
なくともその一部、は共重合において単量体の70%が
共重合体に転化する間に(すなわち、70%の転化率に
到達するまでに1好ましくFi60%の転化率に到達す
るまでに、多くの場合、50−の転化率又は最初の40
1%の転化率に到達するまでに)添加する。このことは
各々の分子中の炭素−炭素二重結合の両者を十分に反応
させて所望の架橋結合を生じさせるために行われる。残
留架橋結合(residual cross目nkin
g )を行わせるために、共重合で使用される多官能性
共単量体の少なくとも1種は被膜形成性共単量体の炭素
−炭素二重結合よシ著しく反応性の低い炭素−炭素二重
結合を(単量体分子中に)有し得る。
かかる多官能性共単量体を以下においては、便宜上、低
反応性多官能性共単量体と称する。別法として、所望な
らば、少なくとも1種の多官能性共単量体は被膜形成性
共単量体の二重結合と同程度の、又は場合によってはよ
り烏い反応性を有し得る。かかる多官能性共単量体を以
下においては、便宜上、高反応性多官能性共単量体と称
する。少なくとも1種の低反応性多官能性共単量体と少
なくとも1種の高反応性多官能性共単量体の組合せも使
用し得る。架橋被膜形成性共重合体を得るために使用さ
れる適当な多官能性共単量体の例としては、特に、芳香
族ジオールのジアリルエステル例えばジアリルフタレー
ト及びα、β−不飽和モノー及びジカルボン酸のジアリ
ルエステル例えばアリルメタクリレート、アリルアクリ
レート、ジアリルマレエート、シリアルフマレート及び
ジアリルイタコネートのごとき低反応性型のもの、及び
、1.3−ブチレングリコールジメタクリレート、エチ
レングリコールジアクリレート、エチレングリコールジ
メタクリレート及びジビニルベンゼンのごとき高反応性
をのものが挙げられる。もし使用する場合には、好まし
い多官能性共単量体はジアリルフタレート及びアリルメ
タクリレートである。
重合体バインダーの被膜形成性共重合体は、架橋を行わ
せるために配合された少なくとも1種の多官能性共単量
体(これを使用した場合)から誘導された重合単位を好
ましくは0.1〜20g11%、より好ましくは0.2
〜8重量チ、特に0.2〜4重量%含有している。
重合中に架橋を生ずる少なくとも111の多官能性共単
量体から誘導された1台率位を場合により包含すること
の他に、少なくともIllの被膜形成性共重合体は、少
なくとも1種の下記の多官能性共単量体から誘導された
重合単位、すなわち、(画像を形成させるために露光し
たとき)上記共重合体それ自体との架橋及び/又は少な
くとも1種の重合性エチレン性不飽和単量体との架橋を
行わせるためI/C上記共重合体中に残留炭素−炭素二
重結合型(すなわち、エチレン性)不飽和部分を提供す
る多官能性共単量体から誘導された重合単位も含有し得
る。(画情形成時に架橋を行わせるための)かかる残留
不飽和部分を導入するためには、被膜形成性共重合体を
形成させるための共重合反応で使用される多官能性共単
量体は、共重合の際に被膜形成性共単量体の不飽和結合
よ〕著しく遅い速度で反応するような反応性を有する少
なくとも1個の炭素−炭素二重結合をその分子中に有す
べきである(すなわち、この多官能性共単量体は低反応
性多官能性共単量体である)。残留不飽和部分を提供す
るためをこ場合により使用し得る多官能性共単量体は1
個又はそれ以上のアリル基CH2= CHCH2−(又
は、恐らくは、モノ置換アリル基RCH,CHCH2−
ことでRI/i低級(C)1〜Ca )アルキル基、例
えばメチル又はエチル基のごとき適当な置換基である)
を含有していることが好ましい:その理由はかかる基の
二重結合は低反応性であり、一般的に云えば、大部分の
被膜形成性共単量体の不飽和結合よシ反応性が低いから
である。
得られる被膜形成性共重合体中に残留不飽和部分を場合
によル導入するためには、少なくとも1aIの低反応性
多官能性共単量体は共重合反応の際に、少なくともその
遅い時期に添加しなければならない:通常、少なくとも
1種の低反応性多官能性共単量体、少なくともその一部
は、少なくとも70チの転化率(好ましくFi70〜9
596.よル好ましくは70〜90%の転化率)に到達
した後tCX合反応系に添加される。(残留不飽和部分
を提供するための)適当な低反応性多官能性共単量体は
、架橋被膜形成性共重合体を重合時に形成させるのに適
当な低反応性多官能性共単量体との関係ですでに述べた
ものである。重合体バインダーの被膜形成性共重合体は
、残留不飽和部分を提供するために配合された少なくと
も1種の低反応性多官能性共単量体から誘導された1台
車位を0.1〜10重量%、例えば0.2〜8if%、
例えば0.2〜4N量チ含有し得る。
別法として、前記残留不飽和部分を後反応工程により導
入するとともでき、この場合には、−膜形成された被膜
形成性共重合体を更に反応させ′C上記残留不飽和部分
を導入する。この目的のためには、後反応工程において
適当な条件下で、残留エチレン性不飽和部分を導入する
ために使用すべきエチレン性不飽和化合物の共反応性基
と反応する反応性基を有する被膜形成性共重合体を調製
することが必要である。例えばカルボン酸、ヒドロキシ
又はアミン官能基を有する共重合体をエチレン性不飽和
エポギシド又はアジリジンと反応させることにより、被
膜形成性共重合体中にエチレン性不飽和部分を導入し得
る。
残留エチレン性不飽和部分も含有する架橋被膜形成性共
重合体の調製は本出願人の欧州特許出願明細iF(公開
番号232016号)に詳述されておシ、開明a1書の
記載は本明細書中で参照されている。
被膜形成性共重合体の他eこ、本発明の重合体バインダ
ーは、所望に応じ、予の形成された他の種類の重合体(
すなわち、非被膜形成性重合体)を更に含有し得る:こ
の重合体は、例えば、かかる重合体の水性エマルジョン
を予め形成された1合体バインダーの水性ラテックスに
添加するか、又はよシ好ましくは、被膜形成性共重合体
を形成させるための重合を上記他の種類の重合体の水性
エマルジョンの存在下で行うことにより組成物中に導入
し得る。しかしながら、追加的な非被膜形成性1合体の
存在は通常、好ましいものではなく、かかる重合体を包
含させた場合には、被膜形成性共重合体は、重合体バイ
ンダーを全体的に被膜形成性にせしめるために、重合体
バインダーの全重合体含有量の実質的な割合(すなわち
、少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%、よ
り好ましくは少なくとも90%)を構成するであろう。
重合体バインダーは、勿論、2種又はそれ以上の被膜形
成性共重合体を含有することができ、この共重合体の任
意の数のものが残留架橋性部分及び/又は残留炭素−炭
素二重結合性不飽和部分を含有し得る。
本発明で使用する光重合性組成物においては、感光性フ
ィルム(上記重合性組成物から形成される)のごとき感
光性部材の露光の際に重合して(その結果感光性重合体
を形成して)画像を形成する、少なくとも1種の1合性
単量体(すなわち光重合性組成物の成分(b))が使用
される。しかしながら、本発明はいずれかの特定の重合
性単量体を使用することに限定されるものではない;本
発明におい・Cは、少なくとも1種の重合性単量体が非
ガス状で、エチレン性不飽和部分を有し、付加重合を行
うことができそして重合体バインダーと相溶性であるこ
とだけが要求される。単量体が、乾燥したかつ硬化して
いない状態のとき(すなわち、水性相が除去された後で
あってかつ画像形成のための露光を行う前)、ラテック
ス粒子を膨潤させかつ重合性組成物からの相分離を生じ
ない場合、該単量体は重合体バインダーと相溶性である
と云われている。ある環境下においては重合性単量体は
重合体バインダーに対する可塑剤としての働きもする。
更tこ、本発明は1種だけの重合性単量体を有する光重
合性組成物を使用することに限定されるものではなく、
実際に、2種又はそれ以上の共重合性単量体の組合せを
使用することがしばしば有利であシ得る。成分(b)は
−官能性(すなわち、モノエチレン性不飽和)単量体と
多官能性単量体(すなわち、各々、独立して遊離基開始
付加1合反応に関与する不飽和炭素−炭素(エチレン性
)二重結合を少なくとも2個有する単量体)との両者か
らなり得る。重合性単量体は高い屈折率を有することが
好ましく、その結果、該単量体から形成された感光性重
合体は重合体バインダーの被膜形成性共重合体の屈折率
より高い屈折率を有するであろう。
本発明の好ましい実施形式によると、光重合性組成物の
成分(B)は2種又はそれ以上のエチレン系不飽和共重
合性単量体を含有してなシ、その際該単量体の少なくと
も1種は単官能性の単量体であり、該単量体の少なくと
も1種は多官能性の単量体である。少なくとも1程の多
官能性で重合性の共単量体を含有してなる重合性単量体
系を使用する場合には、画像を生ずるのに化学線に露光
し°Cいる間に形成されて得られる感光性共重合体は成
る架橋度を保有し得る。それ故、得られる感光性共重合
体は高分子量及び/又は低い転化度での高度の網状結合
形成を達成でき、これは画像の特性を向上させ得る。更
には多官能性の単量体は重合体状結合剤のフィルム(被
膜)形成性共重合体(該フィルム形成性共重合体が残留
不飽和部を含Mするなら)と感光性共重合体との間で架
橋する可能性を与える。
光重合性組成物の成分(B)に使用するに好ましいモノ
エチレン系不飽和1合性単°喰体はアクリル又はメタク
リル系官能性単量体であり、即ち炭素−炭素二重結合が
アクリル系又はメタクリル系二重結合である単量体であ
る。この範囲の特に好ましい単量体にはアルキル基中に
1〜12個(好ましくは1〜lO個、より好ましくは2
〜8個)の炭素原子を有するアルキルアクリレート及び
メタクリレート、アルキル基中に1〜12個(好ましく
は1〜10個、より好ましlt2〜8個)の炭素原子を
有するアルコキシアルキル及びヒドロキシアルキルアク
リレート及びメタクリレート及びアルキル基中に1〜1
2個(好ましくは1〜10個、より好ましくは2〜8個
)の炭素原子を有する置換アルキルアクリレート及びメ
タクリレートがある。か\るアルキルアクリレート及び
メタクリレートの例としては就中n−ブチルアクリレー
ト及びメタクリレート、第2級ブチルアクリレート。
第3級ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト及びメタクリレート、n−ドデシルアクリレート及び
メタクリレート、エチルアクリレート及びメタクリレー
ト、2−エチルブチルアクリレート、n−へブチルアク
リレート、n−へキシルアクリレート、イソブチルアク
リレート及びメタクリレート、イソプロピルアクリレー
ト及びメタクリレート、メチルアクリレート及びメタク
リレート、2−メチルブチルアクリレ−)、3−)チル
ブチルアクリレート、n−オクチルアクリレート及びメ
タクリレート、2−オクチルアクリレート、3−はメチ
ルアクリレート及びメタクリレ−)、n−プロピルアク
リレート及び2−エチルへキシルアクリレート及びメタ
クリレートがある。
か\るアルコキシアルキル及びヒドロキシアルキルアク
リレートの例としては就中l−エトキシエチルアクリレ
ート、l−エトキシプロピルアクリレート、2−メトキ
シエチルアクリレート、3−メトキシプロビルアクリレ
ート、エトキシエトキシエチルアクリレート、ヒドロキ
シゾロビルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレ
ート及びメタクリレートがある。か\る置換アルキル 
アクリレート及びメタクリレートの例には就中2−フェ
ニルエチルアクリレート、メチルアミノエチルアクリレ
ート及びメタクリレート、第3級ブチルアミノエチルア
クリレート及びメタクリレートがある。他の適当なモノ
エチレン系不飽和アクリル又はメタクリル官能性重着体
としては就中アクリル酸及びメタクリル酸、アクリルア
ミド及びメタクリルアミド、アクリロニトリル及びメタ
クリロニトリル、アルコキシアルキルアクリルアミド及
びメタクリルアミド、例えばブトキシメチルアクリルア
ミド及びメトキシメチルメタクリルアミド及びヒドロキ
シアルキルアクリルアミド及びメタクリルアミド例えば
■−メチロールメタクリルアミド及びN−メチロールア
クリルアミドがある。
光重合性組成物の成分(B)として用いるに好ましい多
官能性単量体は該単量体中の炭素−炭素二重結合の少な
くとも1つがアクリル又はメタクリル系二重結合である
単量体である。か\る単量体の例には就中、トリメチロ
ールプロパン トリアクリレート、ジ−トリメチロール
プロパン トリアクリレート、1,3−ブチレングリコ
ールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ−
ルジメタクリレート、トリメチレングリコールジメタク
リレート、トリエトキシル化トリメチロールプロパン 
トリアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、アリルアクリレート。
アリルメタクリレート、ジアリルアクリレート。
1.6−ヘキサンジオールジアクリレート及びジアリル
マレエート メタクリレートがある。
本発明の特に好ましい実施形式によると、少なくとも1
種のエチレン系不飽和1合性単量体は10〜1ooff
if% (好ましくは20〜95m:!l)の前述した
如き少なくとも1釉のアクリル及び/又はメタクリル系
官能性モノエチレン系不飽和1合性単量体とO〜50′
に量%(好ましくは5〜501量%)の前述した通りの
少なくとも1つのアクリル又はメタクリル系二重結合を
有する少なくとも1棟の多官能性エチレン系不飽和重合
性単量体とO〜50′M量チ(好ましくは0〜40]i
t%)の少なくとも1種の別の単量体とを含有してなる
この別の単量体はアクリレート又はメタクリレート官能
価を含有しないが前記のアクリレート及びメタクリレー
ト官能性単量体と反応し、例えばN−ビニルピロリドン
である。
少なくとも1種のフリーラジカル(遊離基)生成光重合
開始剤又は光重合開始剤系は単一の化合物よりなること
ができあるいは少なくとも2aの成分を含有でき、これ
らは互いに作用して化学線に露光させるとフリーラジカ
ルを形成し、こうして少なくとも1種のエチレン系不飽
和重合、性単量体の重合を開始させ得る。大多数の実施
形式においては、光重合開始剤又は光重合開始剤系は光
重合性組成物中へのその溶解度又は少なくとも分散性、
組成物の他成分とのその相溶性及び特定の1種又はそれ
以上の単量体に対するその効力に基づいて技術的に知ら
れている多数の有用な光重合開始剤又は重合開始剤系の
うちから選択されるものである。他の重要な条件には就
中光重合開始剤又は開始剤系の速度(即ち少なくともl
fiのエチレン系不飽和単量体の重合を開始するのに光
重合開始剤又は開始剤系がフリーラジカルを生成する速
度)があり、これは光重合性組成物を高速光1合開始剤
又は開始剤系が必要とされるホログラムマスターの形成
に使用しようとする時に特に重要である。適当な光重合
開始剤には就中、隣位のケトアルドニル化合物例えばジ
アセチル、ベンジル;α−ケトアルドニルアルコール例
えばベンゾイン。
ビバロイン;アシロインエーテル例えばヘンジインメチ
ル及びエチルエーテル;α−炭化水素−置換芳香族アシ
ロイン例えばα−メチルベンゾイン。
α−アリルベンゾイン及びα−フェニルベンゾ・インが
ある。他の適当な光開始剤は共役炭環式環系中の環内炭
素原子に結合した2個の域内力ルホニル基を有する置換
又は非置換の多核キノンから選択でき、例えば9.lO
−アントラキノンである。適当な光重合開始剤系は光化
学の電子移行反応に従つ−C化学反応によってフリーラ
ジカルを生成する光重合開始剤系を包含でき、例えば染
料で感作し次光重合開始剤系を包含できる。
本発明で使用するに好ましい光1合開始剤又は開始剤系
は可視光線例えば400nmより大きい波長の元服を照
射した時にラジカルの有効な供給源を与える光1合開始
剤又は開始剤系である。しかも尚より好ましい光重合開
始剤又は開始剤系は可視青色光(波長488nm)を発
するアルゴンイオンレーザ−からの発光に感作性の光重
合開始剤又は開始剤系である。この範囲の特に好ましい
光重合開始剤又は開始剤系は単独の触媒としであるいは
1種又はそれ以上の他の共触媒及び/又は相乗剤と組合
せてカンファーキノンを含有し°Cなる光重合開始剤又
は開始剤系である。用語「相乗剤」とは少なくとも1種
の共触媒と協働し°Cフリーラジカルの生成を助力する
化合物を意味する。適当な共触媒はベンジルであり、適
当な相乗剤には就中有機パーオキシド例えば第3級プチ
ルパーベ/シェード:アルキル錫カルボン酸エステル化
合物例えばジプチル錫ジラウレート(DBTDL)及び
トリブチル錫メタクリレート(TB’rMA) :及び
第3級アミンがある。カンファーキノン、1種又はそれ
以上の共触媒及び/又は1種又はそれ以上の相乗剤は何
れかの組合せでしかも何れかの割合で使用できる。しか
しながら、特に好ましい光重合開始剤系には、カンフ−
アーキノン:第3級ブチルパーベンゾエートのモル比が
1=2〜2:1(好ましくは約1=1)の範囲にあるよ
うItC第3級ブチルパーベンゾエートと組合せてなる
カンファーキノン、カンファーキノン:ベンジル:第3
級ブチルパーベンゾエートのモル比が約1:1:2であ
るようにベンジル及び第3級ブチルパーベンゾエートと
組合せてなるカンファーキノン、カンファーキノン:ジ
プチル錫ジラウレート又はトリブチル錫メタクリレート
のモル比がtit〜l:2(好ましくは約t : t、
S )の範囲にあるようにジプチル錫ジラウレート又は
トリブチル錫メタクリレートと組合せてなるカンファー
キノン、及びカンファーキノン:ベンジル:ジプチル錫
ジラウレート又はトリブチル錫メタクリレートのモル比
が約l:l:3であるようにベンジル及びジプチル錫ジ
ラウレート又はトリブチル錫メタクリレートと組合せて
なるカンファーキノンがある。カンファーキノンを使用
した好ましい光重合開始剤系を含有してなる光重合性組
成物はホログラムマスター及びホログラムコピーを記録
するのに使用できる。
本発明で使用する光重合性組成物を形成するに当って、
重合体バインダーの少なくとも181のフィルム形成性
共重合体はフィルム形成性重合体バインダーの水性ラテ
ックスを少なくとも一部は形成するように乳化重合技術
によって普通形成される。あるいは別法として、フィル
ム形成性共重合体は別の付加重合技術によって形成でき
次いで水性媒質に懸濁させて少なくとも一部はフィルム
形成性重合体バインダーの水性ラテックスを形成する。
水性ラテックス中の重合体バインダーの固形分濃度は水
性ラテックスの全軍[K基づいて20〜70i[(:1
1%であるのが好ましく、即ち重合体バインダーの水性
ラテックスは20〜70重f%の1合体固形分を含有す
るのが好ましい。次いで少なくとも1種のエチレン系不
飽和重合性単量体と少なくとも1種の光重合開始剤又は
開始剤系とをフィルム形成性重合体バインダーの水性ラ
テックスに添加でき、しかも完全に水性ラテックス中に
良く分散又は溶解させて良好な稠度と均質性とを有する
光重合性組成物を形成する。重合体バインダーと1種又
はそれ以上の重合性単量体と1種又はそれ以上の光1合
開始剤/開始剤系との相対的は割合は、感光性フィルム
の如き感光性部材を形成するため水性相を除去した後の
光重合性組成物の乾燥全重量に基づいて重合体バインダ
ーが50〜90重量%(好ましくは75〜90重量%)
よりなり、1種又はそれ以上の1合性単量体が5〜40
重量%(好ましくは5〜20重t%)よりなり、1種又
はそれ以上の光重合開始剤及び/又は開始剤系がO01
〜10重t%(好ましくは0.5〜5重量%)よりなる
ように通常調節されるものである。光重合性水性組成物
は場合によっては他の添加剤を含有でき例えば非被膜形
成型の別の重合体の1wi又はそれ以上、被膜形成を助
力するのに重合体バインダーの実効ガラス転移温度(T
f)を低下させる外部可塑剤、重合体バインダーを水性
相中をζ分散且つ安定化させしかも1種又はそれ以上の
重合性単量体及び1種又はそれ以上の光1合開始剤/開
始剤系の分散を助力するのに使用できる表面活性剤の1
種又はそれ以上を含有できる。
好ましい具体例においては、光重合性の水性組成物はフ
ィルム形成性共重合体を形成するのに乳化重合で使用で
きる何らかの表面活性剤に加えて、均一な組成物の達成
を助力するために性状がイオン性又は非イオン性であり
得る1種又は別種の表面活性剤の1つ又はそれ以上を通
常含有するものである。光重合性組成物に使用できる他
の添加剤には就中増粘剤、消泡剤及び湿潤剤がある。
光重合性組成物は該組成物から水性相を除去することに
より感光性フィルムの如き感光性部材に形成できる。感
光性フィルムを形成するに際しては、光重合性組成物を
通常支持基板(好ましくは平坦な硬質の支持基板例えば
ガラス)に施着させ次いで自然乾燥により又は促進乾燥
によυ乾燥させて前記フィルム(被膜)を得るために水
性相を除去する。感光性フィルムとけ、画像例えばホロ
グラフィック画像を記録するのに適当な材質の干渉(コ
ヒーレント)層を記載するのに意図されるものである。
感光性フィルムは露光中tζ支持基板上に適所に保持し
て画像を形成するのが多い。ガラス板は支持基板として
特に適当であるが他の材料も同等に使用できる。例えば
支持基板用の適当な材料には就中ポリオレフィン例えば
ポリエチレンの如き高重合体:ポリエステル例えばポリ
エチレンテレフタレート:及びセルロース系材料例えば
セルロースアセテートがあり得る。光重合性組成物を支
持基板に層着することは、技術的に普通用いた慣用の被
覆技術によって達成でき、例えば刷毛塗り、吹付は塗り
、ローラー塗り又は浸漬により達成できる。乾燥時の感
光性フィルムの厚さは制限されず、意図した用途に応じ
て選択できる。
しかしながら、大抵の実際の応用では、乾燥フィルムの
厚さは0.1〜2000μmの範囲にあり、1〜100
μmの範囲内にあるのが好ましい。本発明で使用する光
重合性組成物は水性相を除去して乾燥させた後には、良
好な機械的強度と寸法安定性とを有し且つ指触乾燥した
干渉性で透明な感光性フィルムを形成でき、該フィルム
は高強度で良好な解像力のホログラフィック画像を記録
できるものである。感光性フィルムはまた支持基板から
の取出しを可能とするように機械的に自立性であり得る
水性相の蒸発後には、感光性部材の成るものは幾分軟質
で粘着性であり、これは好ましいものではない。か\る
状況下では、硬質で乾燥した非粘着性の表面を与えるた
めにしかもそれ故貯蔵及び取扱いを容易とするために追
加の被覆又は前もって成形したフィルムであり得る被覆
層を層着するのが望ましくあり得る。被覆層は画像の形
成後まで適所に残置しておくことができあるいは露光前
に除去できる。しかしながら、該被覆層が感光性部材中
に酸素が拡散しないように防止する酸素遮断層を提供す
るならば、酸素の重合阻止作用に対する感光性部材の感
度に応じて画像形成後まで被覆層を適所に残置しておく
のが望ましくあシ得る。
実際上、場合によっては酸素の有害な作用から見て、粘
着性の表面を有しない感光性部材についてさえ、酸素遮
断層を与える手段として被覆Il#を層着することは時
として有利でもあシ得る。画像形成後まで被覆層を適所
に残置させようとするならば、感光性部材の光学特性を
妨害しないように、選択した材料は良好な透明度を有す
べきでありしかもその厚さは最小限に保持すべきである
。画像の形成後に、被覆層はこれを使用したならば所望
に応じて除去できる。しかしながら、最も好ましい光重
合性組成物を使用すると、これから形成された感光性部
材は、該感光性部材を保護する手段とし°Cあるいは酸
素遮断層を提供する手段としての何れかの被覆層を必要
としないものである。
画像を形成するに際しては、感光性フィルムの如き感光
性部材は画像情報例えばホログラフィック情報を提供す
る化学線に対して画像形成方式で(imagewi s
e )露光される。露光工程は例えば被覆層を使用する
ことにより又は不活性雰囲気中で又は真空下で露光を行
なうことにより大気の酸素の不在下で実施できるが、必
らずしもそうする必要はない。
ホログラムマスター又はコピーを形成するに際して、最
適な露光時間は定常試験によって容易に決定でき、就中
露光用放射線の強度、放射線源から感光性部材までの距
離、1種又はそれ以上の光重合開始剤又は開始剤系の種
類及び濃度、及び選択した1種又はそれ以上の特定のエ
チレン系不飽和重合性単量体に応じて1秒の数分の1か
ら数分にまで変化できる。別の感光性材料を使用した時
には、感光性部材は露光不足又は露光過多となってしま
い、不十分な画像特性が得られる。ホログラムマスター
を形成する場合には、ホログラフィック情報を提供する
化学線は参照ビームと対象物ビーム(即ち照明される対
象物から反射される又は該対象物を透過する光線)との
相互作用から得られる干渉縞よりなる。ホログラムコピ
ーを形成する場合には、ホログラフィック情報を担持す
る化学線は、前もって形成したホログラムマスターを通
って供給源から感光性部材にまで透過した化学線よυな
る。何れの場合でも、使用した化学線は光重合開始剤又
は開始剤系を賦活化させ得るものでなければならない。
特に好ましい光重合開始剤又は開始剤系はスはクトルの
可視領域で特に青色領域でそれらの最大感度を示し、そ
れ故これらの好ましい光重合開始剤又は開始剤系を光重
合性組成物に使用する時には、放射線源は有効な量のこ
の放射線を供給するものである。しかしながら、別の波
長で最大感度を有する光重合開始剤又は開始剤系及び対
応の放射線源も使用できることは理解すべきである。
ホログラムマスターを形成するためには、画像形成方式
で露光する際に高強度の高度に干渉性の(コヒーレント
な)光線、即ちレーザーによつC発せられる種類の光線
を使用するのが必須である。
それ故ホログラムマスター・を形成するに際しCは、光
重合性組成物中の光1合開始剤又は開始剤系が感作性で
ある波長の光線を発するレーザーを使用するのが必要で
ある。例えば青色領域で感作性を有する前述した好まし
い光重合開始剤又は開始剤系を使用する時には、最初の
画像形成方式での露光については化学線の供給源として
アルゴンイオンレーザ−から発せられる光線を使用する
のが特に適当である。
ホログラム コピーを形成する際には、光線が長い干渉
長さを有することは必要でない。適当な化学線源には就
中レーザー カーボンアーク、水銀蒸気アーク及び石英
ヨーシトランプがある。放射線源からの入射光線がホロ
グラムマスターに衝突し且つこれを通って感光性部材に
衝突する角度は重要である。波長の差異を補正した後に
、オリジナルなホログラムを形成するのに使用した参照
ビームの入射角度に対応する角度で入射光線が衝突する
時に最良のコピーが達成される。しかしながら、ホログ
ラム コピーを形成するのに使用した光線の入射角度が
元の参照ビームの入射角度に対応しない時でさえコピー
を形成できることは了解すべきである。短かいコヒーレ
ンス長さを有する放射線源をコピー化に使用する時には
、ホログラムマスターと感光性部材との分離は全く回避
すべきである。何故ならこの分離はホログラフィック画
像を損なうか又は破壊さえしてしまうからである。
レーザーからの如き化学線が高度にコヒーレント(干渉
性)である時には、ホログラムマスターと感光性部材と
の間の分離はホログラム コピーの特性を有意な程に低
下させることなく許容できる。
感光性フィルムの如き感光性部材を、画像情報例えばホ
ログラフィック情報を担持する化学線に対して画像形成
方式で露光する時には、光重合開始剤を未露光(非画像
形成)領域ではなくて露光した(画像形成した)領域で
活性化させる。少なくとも1種のエチレン系不飽和重合
性単量体をそれ故露光した領域で重合させて感光性重合
体を形成する。従つ”C画像形成方式での露光後に、画
像情報を担持する領域において感光性重合体を含有して
なる画像担持層を形成する。
画像形成方式での露光後に、感光性部材を全般的で均質
な非画像形成方式での露光(残留単量体を重合させる)
に暴露させて画像を固定し且つ画像の特性を促進するの
が好ましいことが多いが必須ではない。非画像形成方式
での露光)ζ照射させるに適当な光供給源には就中白色
光又は最初の画像形成方式での露光で使用した波長と同
じ波長の放射線でさえがある。次後の非画像形成方式で
の露光を使用する場合には、使用した放射線は残留して
いる単量体の重合を設定するように光重合開始剤又は開
始剤系を賦活化させ得るものでなければカらないことは
勿論了解されるものである。次後の非画像形成方式での
露光を使用するか又は使用しないかどうかで、光重合性
組成物は時間のか\る湿式処理操作を必要とすることな
くホログラムマスター又はコピーの何れかのホログラフ
ィック画像を記録できる感光性部材を製造する。
感光性部材はホログラフィック画像以外の画像を記録す
るのに使用でき、例えば光線のビームにおける画像形成
を記録するのに使用できる。
それ故、本発明は更に、 A)付加重合により形成されたフィルム形成性共重合体
であってかつ該共重合体にフィルム形成性を付与する少
なくとも1 f4のエチレン系不飽和単量体から訪導さ
れた重合単位を含有するフィルム形成性共重合体の少な
くとも1種からなるフィルム形成性重合体バインダー:
及び B)少なくとも画像情報を担持する領域に存在する、少
なくとも1種の非ガス状エチレン系不飽和単量体化合物
の付加重合により形成された感光性重合体; からなる、画像情報を担持する領域を有する画像担持層
を提供する。
本発明により使用される光重合性組成物及び感光性部材
はホログラムマスター及びコピーの製造に迅速で有効な
方法を提供する。しかしながら、画像ホログラフィ−及
び防護システムにおけるこれらの明らかな用途に加えて
、感光性部材には多数の他の領域における有用な用途が
ある。例えば、感光性部材は平面波形の相互作用から得
られる干渉縞を記録するのに使用でき、それ故高特性の
回折格子を製造する簡単で低経費の方法を提供する。
更には、感光性部材は接触印刷技術により市販されて入
手し得る回折格子の記録したコピーを形成するのに使用
できる。感光性部材はまた種々のホログラフインク光学
部材例えばホログラフィックレンズ及びヘッドアップデ
イスプレーのフィルターを記録するのに使用できる。感
光性部材の別の実施可能な用途にはホログラフィック干
渉法、光学データの貯蔵、画像処理及び導波路の製造が
ある。
本発明を次の実施例により説明するが、これに限定され
るものではない。実施例中の部、チ及び割合は但し書き
がなければ′Mk基準によるものである。
実施例1 水性、光重合性組成物を次の如く製造した二塩化ビニリ
デン85.0%、アクリロニトリル4.5%。
アクリル酸3.0%、アクリル酸ブチル5.0%。
ジアリルフタレート2.0%及びアリルメタクリレート
0.5%の重合単位を含有するフィルム形成性共重合体
を乳化重合により形成して重合体バインダーの水性ラテ
ックス(固体分濃度約59%)を生成した。アリルメタ
クリレートを重合反応の初期部分の間に添加して共重合
体中に成る程度の架橋を行ない、ジアリルフタレートを
重合の後期部分の間に添加し°C残留エチレン系不飽和
部を共重合体に与えた。この水性ラテックスに重合性単
量体トしてエトキシエトキシエチルアクリンート;トリ
メチロールプロパン トリアクリレートの10:2混合
物を添加し、光重合開始剤系としてカンファーキノン:
第3級ブチルパーベンゾエートの1:1混合物を添加し
、こうして光重合性組成物が20チ(共重合体の重量に
つき)の重合性単量体と2%(共重合体の重量につき)
の光重合開始剤系とを含有するようKした。この光重合
性組成物をガラス支持体上に被覆し次いで風乾させて厚
さ約45μmの透明な感光性フィルム(被膜)を生成し
た。
前記の感光性フィルムを使用して、2つの平面波形の相
互作用から得られる干渉縞を記録することにより透過型
のホログラフィック回折格子を製造した。感光性フィル
ムにはアルゴンイオンレーザ−を用いて700mJ/c
m2の最初の画1家形成方式での露光を与え、続い゛C
2分遅延させ、その時にフラッシュライト(閃光)によ
って最終の非画像形成方式での露光が与えられた。かく
して形成された回折格子は良好な透明度と強度とを有し
、1600本/nの空間度数(頻度)と98%の回折効
率とを有していた。
実施例2 重合性単量体の量が共重合体の重量に基づいて15%で
ある以外は実施例1についてと同じ方法及び諸成分を使
用した。回折格子1d 1600本/譚冨の空間度数と
45%の回折効率とを有していた。
実施例3,4及び5 水性光重合性組成物を次の如く製造した二塩化ビニリデ
ン68.0%、塩化ビニル21.5%、2−エチルへキ
シルアクリレート6.0%、メタクリル酸2.0%、ジ
アリル フタレート2.0%及びアリルメタクリレート
0.5%の重合単位を含有するフィルム形成性共重合体
を乳化重合技術によって形成して重合体バインダーの水
性2テツクス(固体分濃度約59%)を生成した。前述
の如く、アリルメタクリレートを重合反応の初期部分の
間に添加して共重合体中tこ成る程度の架橋を行ない、
ジアリルフタレートを重合反応の後期部分の間に添加し
て残留エチレン系不飽和部を共重合体に生成した。この
水性ラテックスに重合性単量体としてエトキシエトキシ
エチルアクリレート:トリメチロールプロパン トリア
クリレートのlO:2混合物を添加し、こうし°C光重
合性組成物が20%(共重合体の重fKつき)の単量体
を含有するようにした。各々の場合に使用した光重合開
始剤系はカンファーキノンニジブチル錫ジラウレートの
t:t、S混合物であるが、但しそれを種々の量で各々
の実施例に使用した(表1参照)、前述の如く光重合性
組成物をガラス支持体上に被覆し次いで風乾させて厚さ
が約45μmの透明な感光性フィルムを生成した。
前記の感光性フィルムを使用して透過型のホログラフィ
ック回折格子を製造し、該フィルムにはアルゴンイオン
レーザ−を使用し−C化学線の最初の画像形成方式での
露光を与え、続い°C2分遅延させてからフラッシュラ
イトでの最後の非画像形成方式での露光を与えた。用い
た画像形成方式での嬉先の強度及び得られるホログラフ
ィック回折格子の回折効率を表1に示す。全ての回折格
子の空間度数は1600本/龍であった。
実施例6 実施例1についてと正確に同じ光重合性組成物を使用し
た。光重合性組成物をガラス支持体上に被覆し次いで風
乾させて厚さ約45μmの透明な感光性フィルムを生成
した。
該フィルムを使用して透過型のホログラフィック回折格
子を製造し、該フィルムにはアルゴンイオンレーザ−を
用いて600mJ/ctn2の最初の画像形成方式での
露光を与え、続いて2分遅延させてから30分間フラッ
シュライトでの最後の非画像形成方式での露光を与えた
。かくして生成した回折格子は83チの回折効率を有し
次いで、この回折格子を24時間72°Cの炉に装入し
て回折格子の温度安定性を調査した。加熱処理後に、回
折効率は83%から89%に増大し、該格子はその透明
度及び強度を保持した。
実施例7 水性、光重合性組成物を次の如く製造した:実施例3〜
5についてと同じ水性バインダーラテックスを使用した
。水性ラテックスの固体分濃度は約59%であり、この
水性ラテックスの6.39に、次の成分: n−ブチルアクリレート        L5.O?カ
ンファーキノン           0.865’ベ
ンジル               0.86S’ジ
ーn−ブチル錫ジラウレート     1.295’2
5%の水性NP 30          3.05’
水                        
L2.75!i+を含有する単量体/光重合開始剤の混
合物3.0fIを添加した。得られる光重合性組成物を
ガラス支持体上に被憶し次いで風乾させて厚さが約45
μmの透明な感光性フィルムを生成した。
該感光性フィルムを使用して透過型のホログラフィック
回折格子を製造した。感光性フィルムにはアルゴンイオ
ンレーザ−を用いてL80mJ/cm2のRvJの画像
形成方式での露光を与え、続いて2分遅延してからフラ
ッシュライトで最後の非画像形成方式での露光を与えた
。かくして生成した回折格子は1600本/msの空間
度数と44%の回折効率とを有した。
実施例8 水性光重合性組成物を次の如く製造した。実施例3〜5
についてと同じ水性バインダーラテックスを使用した。
水性ラテックスの固体分濃度は約59%であり、この水
性ラテックスの6.31に次の成分: n−ブチルアクリレート           12.
5 54トリメチロールプロパントリアクリレート2.
59カンファーキノン              0
.86fベンジル                 
  0.86Pジーn−ブチル錫ジラウレート    
     1.2’125%水性NP30      
       3.09水             
           12.75ノを含有する単量体
/光重合開始剤の混合物3.o?を添加した。この光重
合性組成物をガラス支持体上に被穆し次いで風乾させて
厚さが約45μmの透明な感光性フィルムを生成した。
該フィルムを使用して透過型のホログラフィック回折格
子を製造し、該フィルムにはアルゴン・イオンレーザ−
を用いて120 m J /cm’の最初の画像形成方
式での露光を与え、続いて2分遅延してからフラッシュ
ライトで最後の非画像形成方式での露光を与えた。かく
して生成した回折格子は1600本/ xzの空間度数
と24チの回折効率とを有した。
実施例9 水性、光重合性組成物を次の如く製造した。実施例3〜
5についてと同じ水性バインダーラテックスを使用した
。水性ラテックスの固体分濃度は約59%であり、この
水性ラテックス6.35’に次の成分: エトキシエトキシエチルアクリレート     0.6
9  yトリメチロールプロパン トリアクリレート 
  0.12451’カンフアーキノン       
       0.25 9ベンジル        
       0.25ノエチル−4−(ジメチルアミ
ノ)ベンゾエート0.323Pを含有する単量体/光重
合開始剤の混合物0.152を添加した。この光重合性
組成物をガラス支持体上に被覆し次いで風乾させて厚さ
が約45μmの透明な感光性フィルムを生成した。
該フィルムを使用して透過型のホログラフィック回折格
子を製造し、該フィルムにはアルゴンイオンレーザ−を
用いて100mJ/ω2の最初の画像形成方式での露光
を与え、続いて2分遅延してからフラッシュライトで最
後の非画像形成方式での露光を与えた。かくして生成し
た回折格子は1600本/朋の空間度数と12%の回折
効率とを有した。
実施例10 水性、光重合性組成物を次の如く製造した:実施例3〜
5についてと同じ水性バインダーラテックスを使用した
。この水性ラテックスを鏝アンモニア水浴液で…7に中
和した。水性ラテックスの固体分濃度は約59%であり
、中和したラテックス6.39に次の成分: エトキシエトキシエチルアクリレート     0.6
9  、?トリメチミールプロパン トリアクリレート
   0.1245’カンフアーキノン       
       0.25 9ベンジル        
       0.252N、N−’、;メチルアミノ
エチルメタクリレート  0.325ffを含有する単
量体/光重合開始剤の混合物0815ノを添加した。こ
の光重合性組成物をガラス支持体上に被覆し、次いで風
乾させて厚さが約45μmの透明な感光性フィルムを生
成した。
該フィルムを使用して透過型のホログラフィック回折格
子を製造し、該フィルムにはアルゴンイオンレーザ−を
用いて230mJ/cm2の最初の画像形成方式での露
光を与え、続いて2分遅延してからフラッシュライトで
の最後の非画像形成方式での露光を与えた。かくして生
成した回折格子は【600本/ IItaの空間度数と
22%の回折効率とを有した。
実施例[1 水性、光重合性組成物を次の如く製造した:塩化ビニリ
デン85.3%、アクリロニトリル3.8%、アクリル
酸3.8 %、ブチルアクリレート4.7%、ジアリル
フタレート1.9%及びアリルメタクリレート0.47
%の重合単位を含有するフィルム形成性共重合体を乳化
重合(こよって製造して重合体パイングーの水性ラテッ
クスを生成した。アリルメタクリレートは重合反応の初
期部分の間に添加して共重合体中に成る程度の架橋を行
ない、ジアリルフタレートは重合反応の後期部分の間に
添加して共重合体に残留エチレン系不飽和部を与えた。
水性ラテックスの固体分濃度は約59%であり、この水
性ラテックス5.5〕に次の成分:エトキシエトキシエ
チルアクリレート     0.54 ?トリメチロー
ルプロパン トリアクリレート   o、tt、pカン
ファーキノン              0.25y
t−ブチルパーベンゾエート         0.2
5ンを含有する単量体/光重合開始剤の混合物0.65
5’を添加した。光重合性組成物をガラス支持体上に被
覆し、次いで風乾させて透明な感光性のフィルムを生成
し、該フィルムを使用して通常通りホログラフィック回
折格子を形成した。1600本/nの空間度数と30チ
の回折効率とを有する回折格子はL25mJ/c!n 
の露光を用いて得られた。
実施例12 水性、光重合性組成物を次の如く製造した:塩化ビニリ
デン74%、塩化ビニル19%、2−エチルへキシルア
クリレート5.1%、アクリル酸t、S*の重合単位を
含有するフィルム形成性共重合体を乳化1合によって製
造して重合体バインダーの水性ラテックス(固体分濃度
約59%)を生成した。得られる共重合体は架橋されて
おらず、何ら残留エチレン系不飽和部を含有しなかった
この水性ラテックス5.8?に次の成分:エトキシエト
キシエチルアクリレート     0.57 Pトリメ
チロールプロパン トリアクリレート   0.L15
1カンファーキノン               0
.2it−ブチルパーベンゾエート         
0.259を含有する単量体/光重合開始剤の混合物0
.69 Pを添加した。感光性フィルムを前述の如く形
成し且つ露光させた。1600本/*xの空間度数と2
0俤の回折効率とを有する回折格子が400mJ/cm
2の露光を用いて得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)被膜形成性重合体バインダーの水性ラテックス
    ;上記重合体バインダーは付加重合により得られた被膜
    形成性共重合体の少なくとも1種を含有しており、そし
    て該被膜形成性共重合体は、該共重合体における被膜形
    成性の基礎となるエチレン性不飽和共単量体の少なくと
    も1種から誘導された重合単位を含有している; B)(A)の1合体バインダーと相溶性であり、かつ、
    遊離基により開始される付加重合により重合体を形成し
    得る非ガス状エチレン性不飽和単量体化合物の少なくと
    も1種;及び C)少なくとも1種の前記(B)の単量体の重合を行わ
    せるための、化学線供給源により活性化され得る遊離基
    発生性光重合開始剤又は光重合開始剤系の少なくとも1
    種; からなる、画像情報を記録すべき感光性要素の形成に使
    用するための水性、被膜形成性、光重合性組成物。 2、前記の少なくとも1種の被膜形成性共重合体は、該
    共重合体を架橋させるために配合された、少なくとも1
    種の多官能性共単量体を更に含有する、請求項1記載の
    組成物。 3、被膜形成性共重合体は、該共重合体を架橋させるた
    めに配合された少なくとも1種の多官能性共単量体から
    誘導された重合単位を0.1〜20重量%含有する、請
    求項2記載の組成物。 4、被膜形成性共重合体は5〜80重量%のゲルフラク
    ションを有する、請求項2又は3記載の組成物。 5、被膜形成性共重合体は、オレフィン性、ビニル性、
    ビニリデン性、アクリル性又はメタクリル性二重結合を
    含有する被膜形成型のモノエチレン性不飽和単量体の少
    なくとも1種から誘導された重合単位を含有する、請求
    項1〜4のいずれかに記載の組成物。 6、被膜形成性共重合体は少なくとも1種の塩素含有共
    単量体から誘導された重合単位を含有する塩素含有共重
    合体である、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。 7、被膜形成性共重合体は少なくとも1種の塩素含有共
    単量体から誘導された重合単位を5〜95重量%含有す
    る、請求項6記載の組成物。 8、少なくとも1種の塩素含有共単量体は塩化ビニリデ
    ン及び塩化ビニルの一方又は両方から選ばれる、請求項
    6又は7記載の組成物。 9、塩化ビニリデンの重合単位は被膜形成性共重合体の
    塩素含有共単量体の含有量の少なくとも50%を提供す
    る、請求項8記載の組成物。 10、被膜形成性共重合体はアルキル基中に1〜12個
    の炭素原子を有するアルキルアクリレート及び/又はメ
    タクリレートの少なくとも1種から誘導された重合単位
    を含有する、請求項8又は9記載の組成物。 11、前記の少なくとも1種のアルキルアクリレート及
    び/又はメタクリレートの少なくとも1種は内部可塑化
    性共単量体である、請求項10記載の組成物。 12、前記被膜形成性共重合体はアクリロニトリル及び
    /又はメタクリロニトリルから誘導された重合単位を更
    に含有する、請求項8〜11のいずれかに記載の組成物
    。 13、前記被膜形成性共重合体はアクリル酸及び/又は
    メタクリル酸から誘導された重合単位を更に含有する、
    請求項8〜12のいずれかに記載の組成物。 14、前記被膜形成性共重合体は残留炭素−炭素二重結
    合不飽和部分を含有する、請求項14記載の組成物。 15、前記被膜形成性共重合体は該共重合体に前記残留
    炭素−炭素二重結合不飽和部分を導入するために配合さ
    れた、低反応性の多官能性共単量体の少なくとも1種か
    ら誘導された重合単位を含有する、請求項14記載の組
    成物。 16、前記被膜形成性共重合体は該共重合体に前記残留
    炭素−炭素二重結合不飽和部分を導入するために配合さ
    れた低反応性の多官能性単量体の少なくとも1種から誘
    導された重合単位を0.1〜10重量%含有する、請求
    項15記載の組成物。 17、残留炭素−炭素二重結合不飽和部分は後反応工程
    で被膜形成性共重合体中に導入する、請求項14記載の
    組成物。 18、成分(B)は少なくとも2種の非ガス状エチレン
    性不飽和付加共重合性単量体からなり、該単量体の少な
    くとも一方はモノエチレン性不飽和単量体であり、上記
    単量体の少なくとも一方は多官能性単量体である、請求
    項1〜17のいずれかに記載の組成物。 19、前記(B)の少なくとも1種のエチレン性不飽和
    単量体の少なくとも1種は、アルキル基中に1〜12個
    の炭素原子を有するアルキルアクリレート及びメタクリ
    レート;アルキル基中に1〜12個の炭素原子を有する
    アルコキシアルキル及びヒドロキシアルキルアクリレー
    ト及びメタクリレート及びアルキル基中に1〜12個の
    炭素原子を有する置換アルキルアクリレート及びメタク
    リレート;からなる群から選ばれたモノエチレン性不飽
    和単量体である、請求項1〜18のいずれかに記載の組
    成物。 20、前記(B)の少なくとも1種のエチレン性不飽和
    単量体の少なくとも1種は、炭素−炭素二重結合の少な
    くとも1つがアクリル性又はメタクリル性二重結合であ
    る多官能性単量体である、請求項1〜19のいずれかに
    記載の組成物。 21、前記(C)の少なくとも1種の遊離基発生性光重
    合開始剤又は光重合開始剤系はカンファーキノンである
    、請求項1〜20のいずれかに記載の組成物。 22、前記の少なくとも1種の遊離基発生性光重合開始
    剤又は光重合開始剤系は少なくとも1種の共触媒を含有
    する、請求項21記載の組成物。 23、前記の少なくとも1種の遊離基発生性光重合開始
    剤又は光重合開始剤系は少なくとも1種の相垂剤を含有
    する、請求項21又は22記載の組成物。 24、請求項1〜23のいずれかに記載の水性、被膜形
    成性、光重合性組成物から形成された、画像情報を記録
    するための感光性部材。 25、感光性部材は感光性フィルムである、請求項24
    記載の部材。 26、感光性フィルムは支持基体上の被覆である、請求
    項25記載の部材。 27、請求項24〜26のいずれかに記載の感光性部材
    を、画像情報を提供する化学線に暴露する工程を少なく
    とも有する方法により、上記感光性部材から形成された
    画像担持層。 28、A)付加重合により形成された被膜形成性共重合
    体であつてかつ該共重合体における被膜形成性の基礎と
    なる少なくとも1種のエチレン性不飽和共単量体から誘
    導された重合単位を含有する被膜形成性共重合体の少な
    くとも1種からなる被膜形成性重合体バインダー;及び B)少なくとも画像情報を担持する帯域に存在する、少
    なくとも1種の非ガス状エチレン性不飽和単量体化合物
    の付加重合により形成された感光性重合体; からなる、画像情報を担持する帯域を有する画像担持層
    。 29、前記の少なくとも1種の被膜形成性共重合体は、
    該共重合体を架橋させるために配合された少なくとも1
    種の多官能性共単量体から誘導された重合単位を更に含
    有する、請求項28記載の画像担持層。 30、前記被膜形成性共重合体は塩化ビニリデン及び塩
    化ビニルの一方又は両者から誘導された重合単位を含有
    する、請求項28又は29記載の画像担持層。 31、被膜形成性共重合体はアルキル基中に1〜12個
    の炭素原子を有するアルキルアクリレート及び/又はメ
    タクリレートの少なくとも1種から誘導された重合単位
    を含有する、請求項30記載の画像担持層。 32、前記被膜形成性共重合体はアクリロニトリル及び
    /又はメタクリロニトリルから誘導される重合単位を更
    に含有する請求項31記載の画像担持層。 33、前記被膜形成性共重合体はアクリル酸及び/又は
    メタクリル酸から誘導された重合単位を更に含有する、
    請求項31又は32記載の画像担持層。 34、感光性重合体は少なくとも1種のモノエチレン性
    不飽和単量体と少なくとも1種の多官能性単量体とから
    誘導される重合単位を含有する、請求項28〜33のい
    ずれかに記載の画像担持層。 35、感光性重合体はアルキル基中に1〜12個の炭素
    原子を有するアルキルアクリレート及びメタクリレート
    ;アルキル基中に1〜12個の炭素原子を有するアルコ
    キシアルキル及びヒドロキシアルキルアクリレート及び
    メタクリレート;及びアルキル基中に1〜12個の炭素
    原子を含有する置換アルキルアクリレート及びメタクリ
    レート;からなる群から選ばれた、少なくとも1種のモ
    ノエチレン性不飽和単量体から誘導された重合単位を含
    有する、請求項28〜34のいずれかに記載の画像担持
    層。 36、感光性重合体は炭素−炭素二重結合の少なくとも
    1つがアクリル性又はメタクリル性二重結合である多官
    能性単量体の少なくとも1種から誘導された重合単位を
    含有する、請求項28〜35のいずれかに記載の画像担
    持層。 37、自己支持性層である、請求項28〜36のいずれ
    かに記載の画像担持層。 38、透明な支持基体上に担持されている、請求項28
    〜36のいずれかに記載の画像担持層。 39、画像はホログラフイー画像である、請求項28〜
    38のいずれかに記載の画像担持層。 40、光学部材として使用される請求項39記載の画像
    担持層。
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