JPH0222670Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222670Y2 JPH0222670Y2 JP2816481U JP2816481U JPH0222670Y2 JP H0222670 Y2 JPH0222670 Y2 JP H0222670Y2 JP 2816481 U JP2816481 U JP 2816481U JP 2816481 U JP2816481 U JP 2816481U JP H0222670 Y2 JPH0222670 Y2 JP H0222670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable frame
- vibration
- vertical
- horizontal
- vertical axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は被試験体に水平及び垂直方向の振動
を与える水平垂直2軸振動試験機に関するもので
ある。
を与える水平垂直2軸振動試験機に関するもので
ある。
地震のシユミレータなどに使用する水平垂直2
軸振動試験機として、コモンベツドに水平方向に
移動可能に水平軸可動フレームを支持し、この水
平軸可動フレームに垂直方向に移動可能に垂直軸
可動フレームを組み合わせたものが使用されてい
る。被試験体を支持する加振テーブルは水平軸可
動フレームの上方に突出した垂直軸可動フレーム
の上端に取り付けられる。水平軸可動フレームは
水平方向に往復移動し、垂直軸可動フレームは垂
直方向に往復移動する。これによつて被試験体に
水平及び垂直方向の振動が与えられる。
軸振動試験機として、コモンベツドに水平方向に
移動可能に水平軸可動フレームを支持し、この水
平軸可動フレームに垂直方向に移動可能に垂直軸
可動フレームを組み合わせたものが使用されてい
る。被試験体を支持する加振テーブルは水平軸可
動フレームの上方に突出した垂直軸可動フレーム
の上端に取り付けられる。水平軸可動フレームは
水平方向に往復移動し、垂直軸可動フレームは垂
直方向に往復移動する。これによつて被試験体に
水平及び垂直方向の振動が与えられる。
この考案はこの種の試験機において、被試験体
の水平および垂直方向の振動荷重を十分に支持す
ることができる堅固な構造を提供することを目的
としてなされたものである。
の水平および垂直方向の振動荷重を十分に支持す
ることができる堅固な構造を提供することを目的
としてなされたものである。
図において、水平軸可動フレーム1は静圧軸受
2等によつてコモンベツド3の上面に水平方向に
移動可能に支持されている。水平軸可動フレーム
1を駆動する水平軸アクチユエータ4はコモンベ
ツド3に取り付けられ、水平軸可動フレーム1の
一端に連結されている。垂直軸可動フレーム5は
上端に閉口端面5aを有する円筒状のもので、水
平軸可動フレーム1の中央部に形成された円筒状
の収容部6内に垂直方向に移動可能に収容されて
いる。垂直軸可動フレーム5の上端の端面5aは
収容部6の上端開口部から上方に突出する。加振
テーブル7はこの垂直軸可動フレーム5の端面5
aに取り付けられている。垂直軸可動フレーム5
を駆動する垂直軸アクチユエータ8は垂直軸可動
フレーム5内に同心に配置されている。垂直軸ア
クチユエータ8は水平軸可動フレーム1に収容部
6の下端の端面6aに取り付けられ、垂直軸可動
フレーム5の端面5aに連結されている。
2等によつてコモンベツド3の上面に水平方向に
移動可能に支持されている。水平軸可動フレーム
1を駆動する水平軸アクチユエータ4はコモンベ
ツド3に取り付けられ、水平軸可動フレーム1の
一端に連結されている。垂直軸可動フレーム5は
上端に閉口端面5aを有する円筒状のもので、水
平軸可動フレーム1の中央部に形成された円筒状
の収容部6内に垂直方向に移動可能に収容されて
いる。垂直軸可動フレーム5の上端の端面5aは
収容部6の上端開口部から上方に突出する。加振
テーブル7はこの垂直軸可動フレーム5の端面5
aに取り付けられている。垂直軸可動フレーム5
を駆動する垂直軸アクチユエータ8は垂直軸可動
フレーム5内に同心に配置されている。垂直軸ア
クチユエータ8は水平軸可動フレーム1に収容部
6の下端の端面6aに取り付けられ、垂直軸可動
フレーム5の端面5aに連結されている。
垂直軸可動フレーム5の下端は収容部6の側面
に形成された開口部9から外方に突出する左右一
対の突出部5bを有する。開口部9は各突出部5
bの垂直方向の移動を許容する。加振テーブル7
の左右両端と各突出部5bはそれぞれ補強腕10
によつて連結されている。垂直軸可動フレーム5
の中央部の側面は静圧軸受11等によつて水平軸
可動フレーム1の収容部6に対し垂直方向に移動
可能に案内されている。
に形成された開口部9から外方に突出する左右一
対の突出部5bを有する。開口部9は各突出部5
bの垂直方向の移動を許容する。加振テーブル7
の左右両端と各突出部5bはそれぞれ補強腕10
によつて連結されている。垂直軸可動フレーム5
の中央部の側面は静圧軸受11等によつて水平軸
可動フレーム1の収容部6に対し垂直方向に移動
可能に案内されている。
水平軸可動フレーム1、垂直軸可動フレーム5
を駆動するアクチユエータ4,8には普通は電気
油圧サーボ方式のものが使用される。
を駆動するアクチユエータ4,8には普通は電気
油圧サーボ方式のものが使用される。
前記のように構成された水平垂直2軸振動試験
機において、試験時には被試験体が加振テーブル
7の上面に支持される。水平軸アクチユエータ4
は水平軸可動フレーム1を水平方向に往復移動さ
せる。その反力はコモンベツド3に支持される。
垂直軸アクチユエータ8は垂直軸可動フレーム5
を加振テーブル7、補強腕10と一体的に垂直方
向に往復移動させる。その反力は水平軸可動フレ
ーム1の端面6aによつて支持される。これによ
つて、被試験体に水平及び垂直方向の振動が与え
られるものである。
機において、試験時には被試験体が加振テーブル
7の上面に支持される。水平軸アクチユエータ4
は水平軸可動フレーム1を水平方向に往復移動さ
せる。その反力はコモンベツド3に支持される。
垂直軸アクチユエータ8は垂直軸可動フレーム5
を加振テーブル7、補強腕10と一体的に垂直方
向に往復移動させる。その反力は水平軸可動フレ
ーム1の端面6aによつて支持される。これによ
つて、被試験体に水平及び垂直方向の振動が与え
られるものである。
被試験体の振動荷重は加振テーブル7に対し
種々の方向に作用する。加振テーブル7は補強腕
10によつて補強されているため、被試験体の振
動荷重に十分に耐えることができる。特に、加振
テーブル7の左右両端と垂直軸可動フレーム5の
下端がそれぞれ補強腕10によつて連結され、い
わばトラス状に構成されているため、どのような
方向の振動荷重に対しても強い。振動荷重は加振
テーブル7および補強腕10によつて垂直軸可動
フレーム5の上端と下端に伝達される。この装置
の場合、補強腕10によつて加振テーブル7の両
端と垂直軸可動フレーム5の下端が連結されてお
り、加振テーブル7、補強腕10および垂直軸可
動フレーム5によつて三角形構造が形成される。
したがつて、加振テーブル7に大きい強度をもた
せることができ、垂直方向および水平方向の振動
荷重によつて加振テーブル7が破損するおそれは
ない。さらに、水平方向の振動荷重については、
水平軸可動フレーム1の静圧軸受11によつて垂
直軸可動フレーム5の中央部の側面が案内されて
おり、振動荷重は加振テーブル7から垂直軸可動
フレーム5の上端に伝達され、補強腕10から垂
直軸可動フレーム5の下端に伝達され、垂直軸可
動フレーム5の上端と下端から水平軸可動フレー
ム1の収容部6に伝達される。したがつて、振動
荷重が垂直軸可動フレーム5の上端と下端に分担
されるものであり、垂直軸可動フレーム5の上端
に加えられるのは振動荷重の一部であり、振動荷
重全体ではなく、垂直軸可動フレーム5の下端に
加えられるのも振動荷重の一部であり、振動荷重
全体ではない。したがつて、垂直軸可動フレーム
5の上端および下端が大きい振動荷重を受けず、
振動荷重によつて垂直軸可動フレーム5が破損す
るおそれもない。さらに、垂直軸可動フレーム5
の振動荷重が水平軸可動フレーム1の収容部6に
伝達され、モーメントとして作用するが、振動荷
重が垂直軸可動フレーム5の上端と下端に分担さ
れるため、そのモーメントも比較的小さい。した
がつて、水平軸可動フレーム1の収容部6におい
て、垂直軸可動フレーム5の振動荷重がモーメン
トとして作用しても、それに関係なく、垂直軸可
動フレーム5を垂直方向に移動可能に案内し、こ
れを円滑に移動させることができる。この結果、
被試験体の振動荷重に十分耐えることのできる試
験機の構造を得ることができるものである。
種々の方向に作用する。加振テーブル7は補強腕
10によつて補強されているため、被試験体の振
動荷重に十分に耐えることができる。特に、加振
テーブル7の左右両端と垂直軸可動フレーム5の
下端がそれぞれ補強腕10によつて連結され、い
わばトラス状に構成されているため、どのような
方向の振動荷重に対しても強い。振動荷重は加振
テーブル7および補強腕10によつて垂直軸可動
フレーム5の上端と下端に伝達される。この装置
の場合、補強腕10によつて加振テーブル7の両
端と垂直軸可動フレーム5の下端が連結されてお
り、加振テーブル7、補強腕10および垂直軸可
動フレーム5によつて三角形構造が形成される。
したがつて、加振テーブル7に大きい強度をもた
せることができ、垂直方向および水平方向の振動
荷重によつて加振テーブル7が破損するおそれは
ない。さらに、水平方向の振動荷重については、
水平軸可動フレーム1の静圧軸受11によつて垂
直軸可動フレーム5の中央部の側面が案内されて
おり、振動荷重は加振テーブル7から垂直軸可動
フレーム5の上端に伝達され、補強腕10から垂
直軸可動フレーム5の下端に伝達され、垂直軸可
動フレーム5の上端と下端から水平軸可動フレー
ム1の収容部6に伝達される。したがつて、振動
荷重が垂直軸可動フレーム5の上端と下端に分担
されるものであり、垂直軸可動フレーム5の上端
に加えられるのは振動荷重の一部であり、振動荷
重全体ではなく、垂直軸可動フレーム5の下端に
加えられるのも振動荷重の一部であり、振動荷重
全体ではない。したがつて、垂直軸可動フレーム
5の上端および下端が大きい振動荷重を受けず、
振動荷重によつて垂直軸可動フレーム5が破損す
るおそれもない。さらに、垂直軸可動フレーム5
の振動荷重が水平軸可動フレーム1の収容部6に
伝達され、モーメントとして作用するが、振動荷
重が垂直軸可動フレーム5の上端と下端に分担さ
れるため、そのモーメントも比較的小さい。した
がつて、水平軸可動フレーム1の収容部6におい
て、垂直軸可動フレーム5の振動荷重がモーメン
トとして作用しても、それに関係なく、垂直軸可
動フレーム5を垂直方向に移動可能に案内し、こ
れを円滑に移動させることができる。この結果、
被試験体の振動荷重に十分耐えることのできる試
験機の構造を得ることができるものである。
前記実施例で明らかなように、この考案は垂直
軸可動フレームの上端に取り付けた加振テーブル
と垂直軸可動フレームの下端を補強腕によつて連
結し、垂直軸可動フレームの中央部の側面を水平
軸可動フレームに対し移動可能に案内したから、
被試験体の振動荷重を十分に支持することができ
る堅固な構造を提供することができたものであ
る。
軸可動フレームの上端に取り付けた加振テーブル
と垂直軸可動フレームの下端を補強腕によつて連
結し、垂直軸可動フレームの中央部の側面を水平
軸可動フレームに対し移動可能に案内したから、
被試験体の振動荷重を十分に支持することができ
る堅固な構造を提供することができたものであ
る。
図面はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……水平軸可動フレーム、3……コモンベツ
ド、5……垂直軸可動フレーム、7……加振テー
ブル、10……補強腕。
る。 1……水平軸可動フレーム、3……コモンベツ
ド、5……垂直軸可動フレーム、7……加振テー
ブル、10……補強腕。
Claims (1)
- コモンベツドに水平方向に移動可能に水平軸可
動フレームを支持し、この水平軸可動フレームに
垂直方向に移動可能に垂直軸可動フレームを組み
合わせ、被試験体を支持する加振テーブルを垂直
軸可動フレームの上端に取り付けた水平垂直2軸
振動試験機において、前記加振テーブルと前記垂
直軸可動フレームの下端を補強腕によつて連結
し、前記垂直軸可動フレームの中央部の側面を前
記水平軸可動フレームに対し垂直方向に移動可能
に案内したことを特徴とする振動試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2816481U JPH0222670Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2816481U JPH0222670Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57139837U JPS57139837U (ja) | 1982-09-01 |
JPH0222670Y2 true JPH0222670Y2 (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=29825834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2816481U Expired JPH0222670Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222670Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338082A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-08 | Lds Test & Measurment Inc | 振動試験装置及び振動試験方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6025941U (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-21 | 株式会社島津製作所 | 垂直振動試験機 |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP2816481U patent/JPH0222670Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338082A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-08 | Lds Test & Measurment Inc | 振動試験装置及び振動試験方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57139837U (ja) | 1982-09-01 |
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