JPH0222640Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222640Y2 JPH0222640Y2 JP1984160597U JP16059784U JPH0222640Y2 JP H0222640 Y2 JPH0222640 Y2 JP H0222640Y2 JP 1984160597 U JP1984160597 U JP 1984160597U JP 16059784 U JP16059784 U JP 16059784U JP H0222640 Y2 JPH0222640 Y2 JP H0222640Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- molten metal
- case
- yoke
- coil
- hollow case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 20
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 9
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、電磁推力によつて溶湯を撹拌する
溶湯撹拌装置に関する。
溶湯撹拌装置に関する。
移動磁界によつて溶湯を撹拌する溶湯撹拌装置
の中には、水冷ジヤケツトの内部に磁界発生用の
コイル、コアおよびヨーク等が収納されるいわゆ
る浸漬形のものがある。第2図は従来の浸漬形の
溶湯撹拌装置の構成を示す水平断面図であり、図
において1は円筒状のケースである。このケース
1の内部は中空になつており、この内部空間中に
リング状のヨーク2がケース1と軸心を共通にし
て設けられている。また、ヨーク2の内周面には
軸心方向に突出するコア3,3…が軸心から見て
90゜おきに設けられており、各コア3にはコイル
4が各々巻回されている。5,6は各々ケース1
の内部空間に連通する給水口および排水口であ
り、給水口5から流入する冷却水7は前述したヨ
ーク2、コア3およびコイル5を浸漬した後に排
水口6から流出する。また、ケース1の内側面に
よつて囲まれる空間内に溶湯8が投入される。な
お、実際にはヨーク2、コア3およびコイル4
は、装置の高さ方向に複数段積層されている。
の中には、水冷ジヤケツトの内部に磁界発生用の
コイル、コアおよびヨーク等が収納されるいわゆ
る浸漬形のものがある。第2図は従来の浸漬形の
溶湯撹拌装置の構成を示す水平断面図であり、図
において1は円筒状のケースである。このケース
1の内部は中空になつており、この内部空間中に
リング状のヨーク2がケース1と軸心を共通にし
て設けられている。また、ヨーク2の内周面には
軸心方向に突出するコア3,3…が軸心から見て
90゜おきに設けられており、各コア3にはコイル
4が各々巻回されている。5,6は各々ケース1
の内部空間に連通する給水口および排水口であ
り、給水口5から流入する冷却水7は前述したヨ
ーク2、コア3およびコイル5を浸漬した後に排
水口6から流出する。また、ケース1の内側面に
よつて囲まれる空間内に溶湯8が投入される。な
お、実際にはヨーク2、コア3およびコイル4
は、装置の高さ方向に複数段積層されている。
そして、溶湯8を撹拌する場合は、対向してい
る1組のコイル4を互いに逆相に励磁して溶湯8
中を貫通する磁界を発生させ、この磁界を回転さ
せて溶湯8を回転撹拌する。この場合、コア3か
ら放出された磁束は、溶湯8を横切つて対向する
コア3に対し、さらにヨーク2を通つてもとのコ
ア3に戻るか、あるいは、付近のヨーク2に直接
達してもとのコア3に戻る経路をとる(破線矢印
参照)。なお、上述した溶湯撹拌装置は、比較的
スペースの少ない場所で、かつ、発生磁束を多く
必要とする場合によく用いられている。
る1組のコイル4を互いに逆相に励磁して溶湯8
中を貫通する磁界を発生させ、この磁界を回転さ
せて溶湯8を回転撹拌する。この場合、コア3か
ら放出された磁束は、溶湯8を横切つて対向する
コア3に対し、さらにヨーク2を通つてもとのコ
ア3に戻るか、あるいは、付近のヨーク2に直接
達してもとのコア3に戻る経路をとる(破線矢印
参照)。なお、上述した溶湯撹拌装置は、比較的
スペースの少ない場所で、かつ、発生磁束を多く
必要とする場合によく用いられている。
ところで、上述した従来の溶湯撹拌装置におい
ては、ケース1内にヨーク2、コア3およびコイ
ル4がすべて収納されているが、実際にはヨーク
2を冷却しなければならないほど多大な磁束密度
が要求されることはない。したがつて、従来装置
においては、不必要なヨーク2の冷却を行つてい
るために、冷却効率が劣るという欠点があつた。
ては、ケース1内にヨーク2、コア3およびコイ
ル4がすべて収納されているが、実際にはヨーク
2を冷却しなければならないほど多大な磁束密度
が要求されることはない。したがつて、従来装置
においては、不必要なヨーク2の冷却を行つてい
るために、冷却効率が劣るという欠点があつた。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、冷却効率が極めて高い溶湯撹拌装置を提供す
ることを目的としている。
で、冷却効率が極めて高い溶湯撹拌装置を提供す
ることを目的としている。
この考案は上述した問題点を解決するために、
冷却用水が供給される中空ケースの内部に配置さ
れる複数の極コアと、前記各極コアに巻回され撹
拌用の移動磁界を発生するコイルと、前記中空ケ
ースの外方に設けられ前記各コイルが発生する磁
束の磁路となる環状のヨークとを具備している。
冷却用水が供給される中空ケースの内部に配置さ
れる複数の極コアと、前記各極コアに巻回され撹
拌用の移動磁界を発生するコイルと、前記中空ケ
ースの外方に設けられ前記各コイルが発生する磁
束の磁路となる環状のヨークとを具備している。
冷却用水がヨークを冷却しないので、コイルお
よび極コアに対する冷却効率が向上する。
よび極コアに対する冷却効率が向上する。
以下図面を参照してこの考案の実施例について
説明する。
説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す水平
断面図であり、第2図は各部と対応する部分には
同一符号を付しその説明を省略する。
断面図であり、第2図は各部と対応する部分には
同一符号を付しその説明を省略する。
図において10は円柱状のケースであり、内部
が中空になつている。このケース10の内部には
略長方体状の極コア11が、ケース10の軸心か
ら見て90゜おきに4個設けられており、また、各
極コア11はケース10の外周壁に接合されてい
る。12は、ケース10と軸心を共通にして、ケ
ース10の外周壁の外側に接して設けられている
リング状のヨークである。13,14は各々ヨー
ク12を貫通してケース10の内部に連通する給
水口および排水口である。そして、上記ケース1
0はステンレス等によつて形成され、また、外周
壁の厚みは数mm以下に設定されている。
が中空になつている。このケース10の内部には
略長方体状の極コア11が、ケース10の軸心か
ら見て90゜おきに4個設けられており、また、各
極コア11はケース10の外周壁に接合されてい
る。12は、ケース10と軸心を共通にして、ケ
ース10の外周壁の外側に接して設けられている
リング状のヨークである。13,14は各々ヨー
ク12を貫通してケース10の内部に連通する給
水口および排水口である。そして、上記ケース1
0はステンレス等によつて形成され、また、外周
壁の厚みは数mm以下に設定されている。
上述した溶湯撹拌装置における撹拌動作は、第
2図に示す従来のものと同様であるが、この場
合、極コア11から発せられた磁束の経路は以下
の2通りとなる。第1の経路は、溶湯8中を横切
つて対向する極コア11に対し、そしてケース1
0の外周壁を貫通してヨーク12に至り、さら
に、ヨーク12に沿つて戻り、再びケース10の
外周壁を貫通して元の極コア11に戻る経路であ
る。そして、第2の経路は、元の極コア11付近
の溶湯8中を通つた後ケース10の外周壁を貫通
してヨーク12に至り、さらに、ヨーク12に沿
つて戻つて再び外周壁を貫通して元の極コア11
に戻る経路である(第1図破線参照)。この場合、
上記いずれの経路においても、磁束はケース10
の外周壁を貫通するが、この実施例における外周
壁の厚みは数mm以下であるため、この部分のギヤ
ツプによる磁束のロスは実用上問題とならない。
2図に示す従来のものと同様であるが、この場
合、極コア11から発せられた磁束の経路は以下
の2通りとなる。第1の経路は、溶湯8中を横切
つて対向する極コア11に対し、そしてケース1
0の外周壁を貫通してヨーク12に至り、さら
に、ヨーク12に沿つて戻り、再びケース10の
外周壁を貫通して元の極コア11に戻る経路であ
る。そして、第2の経路は、元の極コア11付近
の溶湯8中を通つた後ケース10の外周壁を貫通
してヨーク12に至り、さらに、ヨーク12に沿
つて戻つて再び外周壁を貫通して元の極コア11
に戻る経路である(第1図破線参照)。この場合、
上記いずれの経路においても、磁束はケース10
の外周壁を貫通するが、この実施例における外周
壁の厚みは数mm以下であるため、この部分のギヤ
ツプによる磁束のロスは実用上問題とならない。
そして、この実施例においては、第1図から判
るように、ケース1の内部には極コア11とコイ
ル4しか収納されていない。したがつて、ヨーク
12の熱を吸収する必要がないから、冷却水7は
極コア11とコイル4とを効率よく冷却すること
ができる。また、ヨーク12が冷却水に触れるこ
とがないので、サビの心配がない。
るように、ケース1の内部には極コア11とコイ
ル4しか収納されていない。したがつて、ヨーク
12の熱を吸収する必要がないから、冷却水7は
極コア11とコイル4とを効率よく冷却すること
ができる。また、ヨーク12が冷却水に触れるこ
とがないので、サビの心配がない。
以上説明したように、この考案によれば、筒状
の中空ケースの内周壁で囲まれた空間に投入され
た溶湯を移動磁界によつて撹拌するとともに、前
記中空ケース内に冷却用水を流すようにした溶湯
撹拌装置において、前記中空ケースの内部に配置
される複数の極コアと、前記各極コアに巻回され
前記移動磁界を発生するコイルと、前記中空ケー
スの外方に設けられ前記各コイルが発生する磁束
の磁路となる環状のヨークとを具備したので、コ
イルおよび極コアに対する冷却効率が著しく向上
する利点が得られる。また、ヨークに対するサビ
の心配が、ほとんどない利点が得られる。
の中空ケースの内周壁で囲まれた空間に投入され
た溶湯を移動磁界によつて撹拌するとともに、前
記中空ケース内に冷却用水を流すようにした溶湯
撹拌装置において、前記中空ケースの内部に配置
される複数の極コアと、前記各極コアに巻回され
前記移動磁界を発生するコイルと、前記中空ケー
スの外方に設けられ前記各コイルが発生する磁束
の磁路となる環状のヨークとを具備したので、コ
イルおよび極コアに対する冷却効率が著しく向上
する利点が得られる。また、ヨークに対するサビ
の心配が、ほとんどない利点が得られる。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す水平
断面図、第2図は従来の溶湯撹拌装置の構成を示
す水平断面図である。 4……コイル、10……ケース、11……極コ
ア、12……ヨーク。
断面図、第2図は従来の溶湯撹拌装置の構成を示
す水平断面図である。 4……コイル、10……ケース、11……極コ
ア、12……ヨーク。
Claims (1)
- 筒状の中空ケースの内周壁で囲まれた空間に投
入された溶湯を移動磁界によつて撹拌するととも
に、前記中空ケース内に冷却用水を流すようにし
た溶湯撹拌装置において、前記中空ケースの内部
に配置される複数の極コアと、前記各極コアに巻
回され前記移動磁界を発生するコイルと、前記中
空ケースの外方に設けられ前記各コイルが発生す
る磁束の磁路となる環状のヨークとを具備したこ
とを特徴とする溶湯撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984160597U JPH0222640Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984160597U JPH0222640Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6175828U JPS6175828U (ja) | 1986-05-22 |
JPH0222640Y2 true JPH0222640Y2 (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=30718521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984160597U Expired JPH0222640Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222640Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632285B2 (ja) * | 1987-10-20 | 1994-04-27 | 住友金属工業株式会社 | 金属管の誘導加熱方法及び装置 |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP1984160597U patent/JPH0222640Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6175828U (ja) | 1986-05-22 |
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