JP2022143687A - 超電導モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】始動時において、超電導コイルを効率的に冷却することのできる超電導モータを提供する。【解決手段】ステータコア41および複数の超電導コイル42を有し、ロータ30に対して径方向に対向するように配置されるステータ40と、超電導コイル42が収容され、超電導コイル42を冷却する冷却媒体が流入するコイル冷却容器50と、ステータコア41およびコイル冷却容器50が収容される断熱容器10と、を備え、ステータコア41は、環状のヨーク部41aと、ヨーク部41aの周方向に間隔をおいて配置され、ヨーク部41aの径方向に突出する複数のティース部41bと、を有し、コイル冷却容器50は、外面から内側に向かって延出するように形成され、ティース部41bが挿通される複数の挿通路50bを有し、超電導コイル42は、コイル冷却容器50の内側における挿通路50bの外周側に巻き回される。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、船舶、鉄道、車両、航空機等の動力源として用いられる超電導モータに関するものである。
従来の超電導モータは、回転自在に支持されるロータと、ステータコアおよび超電導コイルを有し、ロータに対して径方向に対向するように配置されるステータと、超電導コイルを冷却するコイル冷却手段と、を備えたのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5497625号公報
従来の超電導モータのコイル冷却手段は、冷凍機から吐出された冷却媒体を、ステータコアを貫通するように形成された細管に流通させることによってステータコアを冷却し、冷却したステータコアによって、ステータコアと熱的に接続された超電導コイルを冷却するようになっている。このため、従来の超電導モータは、始動時において、超電導コイルを超電導の状態となるまで冷却する際に消費される冷却媒体の量が多くなるとともに、超電導の状態となるまでに長時間を要するおそれがある。
本発明の目的とするところは、始動時において、超電導コイルを効率的に冷却することのできる超電導モータを提供することにある。
本発明に係る超電導モータは、回転自在に支持されるロータと、ステータコアおよび複数の超電導コイルを有し、前記ロータに対して径方向に対向するように配置されるステータと、前記超電導コイルが収容され、前記超電導コイルを冷却する冷却媒体が流入するコイル冷却容器と、前記ステータコアおよび前記コイル冷却容器が収容される断熱容器と、を備え、前記ステータコアは、環状のヨーク部と、前記ヨーク部の周方向に間隔をおいて配置され、前記ヨーク部の径方向に突出する複数のティース部と、を有し、前記コイル冷却容器は、外面から内側に向かって延出するように形成され、前記ティース部が挿通される複数の挿通路を有し、前記超電導コイルは、前記コイル冷却容器の内側における前記挿通路の外周側に巻き回される。
また、本発明に係る超電導モータは、前記ステータが、前記ロータの径方向外側に配置され、前記断熱容器は、前記ロータの外周側を囲む筒状に形成され、外周側に位置する外周側部材と、内周側に位置する内周側部材と、を有し、前記内周側部材は、非磁性かつ非導電性を有する材料によって形成されている。
また、本発明に係る超電導モータは、前記コイル冷却容器が、前記内周側部材に支持されている。
また、本発明に係る超電導モータは、前記ティース部が、前記ヨーク部の径方向内側に配置され、先端部が前記内周側部材に支持されている。
また、本発明に係る超電導モータは、前記ティース部が、前記ヨーク部と別体である。
本発明によれば、コイル冷却容器に冷却媒体を流入させることによって、ステータコアを冷却することなく、超電導コイルのみを冷却することが可能となるので、始動時において、超電導コイルを効率的に冷却することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る超電導モータの全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係る超電導モータの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る超電導モータの断面図である。 本発明の一実施形態に係る超電導モータを組み立てる方法を説明する図である。
図1乃至図4は、本発明の一実施形態を示すものである。図1は超電導モータの全体斜視図であり、図2は超電導モータの分解斜視図であり、図3は超電導モータの断面図であり、図4は超電導モータを組み立てる方法を説明する図である。
本実施形態の超電導モータ1は、例えば、船舶、鉄道、車両、航空機等の動力源として用いられるものである。
この超電導モータ1は、図1および図2に示すように、断熱容器10と、断熱容器10に対して回転自在に設けられた駆動軸20と、駆動軸20の外周部に固定されたロータ30と、断熱容器10の内側に設けられ、ロータ30の径方向外側においてロータ30と対向するステータ40と、ステータ40の後述する超電導コイルが収容され、超電導コイルを冷却する冷却媒体が流通するコイル冷却容器50と、を備えている。
断熱容器10は、外周側に位置する円筒状の外周側部材11と、内周側に位置する円筒状の内周側部材12と、外周側部材11および内周側部材12の軸方向一端部を閉鎖する第1蓋部材13と、外周側部材11および内周側部材12の軸方向他端部を閉鎖する第2蓋部材14と、を有している。内周側部材12は、第1蓋部材13と第2蓋部材14との間にわたって延びる内周円筒部12aと、内周円筒部12aの一端側に設けられ、外周側部材11の内周面に嵌合する嵌合部12bと、を有している。断熱容器10は、外周側部材11、内周側部材12、第1蓋部材13及び第2蓋部材14によって囲まれる円筒形状の密閉筒状空間10aを有している。断熱容器10は、密閉筒状空間10aの真空引きを行うことによって、密閉筒状空間10aを真空状態とし、密閉筒状空間10aの内側と外側との間の熱の伝達を遮断する。また、内周側部材12は、非磁性かつ非導電性を有する材料によって形成されている。非磁性かつ非導電性を有する材料としては、GFRPに代表される繊維強化プラスチック、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリベンゾイミダゾール(PBI)ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、フッ素樹脂(PTFE)等のスーパーエンジニアリングプラスチックといった広範囲の温度(特に低温)で使用可能な高強度樹脂材料、アルミナ等のセラミックス加工品、ガラス素材等があげられる。
駆動軸20は、内周側部材12の内周円筒部12aの内周側を軸方向に延びるように配置され、一端側が第1蓋部材13の径方向中央部に第1軸受21を介して回転自在に支持され、他端側が第2蓋部材14の径方向中央部に第2軸受22を介して回転自在に支持されている。
ロータ30は、駆動軸20の軸方向中央部側の外周部に設けられ、内周側部材12の内周円筒部12aの内径よりもやや小さい外径を有している。ロータ30は、駆動軸20の軸方向に複数の電磁鋼鈑を積層し、カシメや溶接等によって一体に形成されたロータコア31と、ロータコア31の外周部に周方向に配置ざれた例えばフェライト磁石等の複数の永久磁石32と、を有している。
ステータ40は、断熱容器10の密閉筒状空間10aに収容されるステータコア41と、コイル冷却容器50の後述する冷媒流通空間に収容される複数の超電導コイル42と、を有している。
ステータコア41は、積層した複数の電磁鋼鈑を、カシメや溶接等によって一体に形成することによって構成される。ステータコア41は、円環状に形成されたヨーク部41aと、それぞれヨーク部41aの円環形状の周方向に間隔をおいて、円環形状の中心側に向かって突出する複数のティース部41bと、を有している。ステータコア41は、図3及び図4に示すように、ヨーク部41aと複数のティース部41bとがそれぞれ別体であり、ヨーク部41aが内周側部材12の嵌合部12bに支持され、複数のティース部41bがコイル冷却容器50の後述する挿通路に挿通された状態で内周側部材12の内周円筒部12aの外周部に支持される。ステータコア41は、超電導モータ1を組み付ける際に、ヨーク部41aに対して複数のティース部41bが組付けられる。
複数の超電導コイル42は、それぞれ、例えば、ビスマス(Bi2)系またはイットリウム(Y)系の超電導材料からなる線材からなり、図2に示すように、環状に形成されたコイル枠42aの外周部に巻き掛けられている。複数の超電導コイル42は、図3に示すように、それぞれコイル冷却容器50の後述する挿通路を介してティース部41bの外周側に配置される。本実施形態の超電導モータ1は、ステータコア41の複数のティース部41bのそれぞれに集中して超電導コイル42が巻き回される集中巻きのステータ40が構成されている。また、複数の超電導コイル42を流れる電気は、第2蓋部材14に設けられた電流導入部42bから供給される。
コイル冷却容器50は、図2及び図3に示すように、断熱容器10の密閉筒状空間10aの周方向に沿って延びる筒状の冷媒流通空間50aが形成される筒状の外観形状を有し、断熱容器10の内周側部材12に支持されている。コイル冷却容器50は、冷媒流通空間50aが、外周側部材11、内周側部材12、第1蓋部材13及び第2蓋部材14のそれぞれに対して間隔をおいて配置され、断熱容器10の外側と冷媒流通空間50aとの間の熱の伝達が遮断される。
また、コイル冷却容器50は、軸方向の略中央部において、それぞれ周方向に間隔をおいて設けられ、外面から内側に向かって延出するように形成され、ステータコア41の複数のティース部41bのそれぞれが挿通される複数の挿通路50bを有している。本実施形態において、複数の挿通路50bは、それぞれ、冷媒流通空間50aを貫通してコイル冷却容器50の外周側と内周側とを連通している。コイル冷却容器50は、冷媒流通空間50aを形成する過程において、複数の挿通路50bのそれぞれの外周側に超電導コイル42を設置した状態とすることで、複数の超電導コイル42と一体に形成される。
コイル冷却容器50には、冷却媒体を流入させるための冷媒流入管51が外周面の下部側に接続され、冷却媒体を流出させるための冷媒流出管52が外周面の上部側に接続されている。冷媒流入管51の冷却媒体が流入する冷媒流入端部51aおよび冷媒流出管52の冷却媒体が流出する冷媒流出端部52aは、それぞれ、第2蓋部材14に配置されている。コイル冷却容器50に流入する冷却媒体としては、液体窒素が用いられ、コイル冷却容器50に収容された超電導コイル42が液体窒素によって冷却され、超電導コイル42を冷却することによって気化した窒素が冷媒流出端部52aから流出する。
ここで、超電導モータ1を組み立てる方法について説明する。
まず、図4(a)および図4(b)に示すように、断熱容器10の内周側部材12に対してステータコア41のヨーク部41aを組み付ける。
次に、図4(c)および図4(d)に示すように、内周側部材12およびヨーク部41aに対して、超電導コイル42を収容した状態のコイル冷却容器50およびステータコア41の複数のティース部41bを組み付ける。ここで、内周側部材12の内周円筒部12aをコイル冷却容器50の内周側に挿入する際には、挿通路50bにティース部41bを挿通した状態とする。これにより、複数のティース部41bは、内周円筒部12aに支持された状態となるとともに、ヨーク部41aの内周側に進入した状態となり、ヨーク部41aと複数のティース部41bとが組み付けられる。
内周側部材12に対して複数のティース部41bおよびコイル冷却容器50を組み付けた後、図4(e)に示すように、内周側部材12の一端部に第1蓋部材13を組み付ける。内周側部材12の一端部に第1蓋部材13を組付けた後、図4(f)に示すように、外周側部材11を、内周側部材12の嵌合部12bに嵌合させるとともに第1蓋部材13に組み付ける。外周側部材11を組付けた後、図4(g)に示すように、互いに組付けられた駆動軸20およびロータ30を、内周側部材12の内周円筒部12aの内周側に挿入し、駆動軸20の一端側を、第1軸受21を介して第1蓋部材13に支持させる。最後に、図4(h)に示すように、外周側部材11および内周側部材12の他端部を、第2蓋部材14によって閉鎖するとともに、駆動軸20の他端側を、第2軸受22を介して第2蓋部材14に支持させる。
以上のように構成された超電導モータ1の始動時には、コイル冷却容器50に冷却媒体を流入させることで、コイル冷却容器50に収容された超電導コイル42を冷却して超電導の状態とする。これにより、超電導モータ1は、駆動中における超電導コイル42の銅損の発生が抑制される。
超電導モータ1のコイル冷却容器50には、超電導コイル42のみが収容されており、ステータコア41がコイル冷却容器50の外側の密閉筒状空間10aに収容されている。このため、本実施形態の超電導モータ1は、超電導コイル42を超電導の状態とするまでに必要な冷却媒体の消費量が少なく、超電導コイル42を短時間で超電導の状態とすることが可能となる。また、本実施形態の超電導モータ1は、駆動時において、ステータコア41が冷却媒体によって冷却されることによる鉄損の増加が抑制される。
また、本実施形態の超電導モータ1は、断熱容器10の内周側部材12が、非磁性かつ非導電性材料で形成されている。このため、本実施形態の超電導モータ1は、ロータ30とステータ40との間における磁束線の流入を制限することなく、磁束線が導電性材料に鎖交して生じる渦電流損失の増加を抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態の超電導モータ1は、断熱容器10の内周側部材12が、複数のティース部41bおよびコイル冷却容器50をそれぞれ支持している。このため、本実施形態の超電導モータ1は、複数のティース部41bとコイル冷却容器50とが互いに直接的に接触することはなく、互いの熱の伝達を抑制することが可能となるので、コイル冷却容器50に収容されている超電導コイル42のみを集中的に冷却することが可能となる。
このように、本実施形態の超電導モータ1によれば、回転自在に支持されるロータ30と、ステータコア41および複数の超電導コイル42を有し、ロータ30に対して径方向に対向するように配置されるステータ40と、超電導コイル42が収容され、超電導コイル42を冷却する冷却媒体が流入するコイル冷却容器50と、ステータコア41およびコイル冷却容器50が収容される断熱容器10と、を備え、ステータコア41は、環状のヨーク部41aと、ヨーク部41aの周方向に間隔をおいて配置され、ヨーク部41aの径方向に突出する複数のティース部41bと、を有し、コイル冷却容器50は、外面から内側に向かって延出するように形成され、ティース部41bが挿通される複数の挿通路50bを有し、超電導コイル42は、コイル冷却容器50の内側における挿通路50bの外周側に巻き回される。
これにより、コイル冷却容器50に冷却媒体を流入させることによって、ステータコア41を直接的に冷却することなく、超電導コイル42のみを直接的に冷却することが可能となるので、始動時において、超電導コイル42を効率的に冷却することが可能となる。具体的には、超電導コイル42を超電導の状態とするために必要な冷却媒体の消費量の低減を図るとともに、超電導コイル42を超電導の状態とするために必要な時間の短縮を図ることが可能となる。また、超電導モータ1の駆動時においても、ステータコア41を直接的に冷却することなく、超電導コイル42のみを直接的に冷却することが可能となるので、冷却媒体の消費量の低減を図ることが可能となる。さらに、コイル冷却容器50は、超電導コイル42のみが収容可能な大きさであればよいため、ステータコア41および超電導コイル42を収容する冷却容器を形成する場合と比較して必要なスペースが小さく、装置の小型化および軽量化を図ることが可能となる。
また、ステータ40は、ロータ30の径方向外側に配置され、断熱容器10は、ロータ30の外周側を囲む筒状に形成され、外周側に位置する外周側部材11と、内周側に位置する内周側部材12と、を有し、内周側部材12は、非磁性かつ非導電性を有する材料によって形成されている、ことが好ましい。
これにより、ロータ30とステータ40との間の磁束線の流入を制限することなく、磁束線が導電性材料に鎖交することによって生じる渦電流損失を抑制することが可能となる。
また、コイル冷却容器50は、内周側部材12に支持されている、ことが好ましい。
これにより、外周側部材11に伝わる熱のコイル冷却容器50に対する伝達を遮断することが可能となるので、より効率的にコイル冷却容器50に収容された超電導コイル42を冷却することが可能となる。
また、ティース部41bは、ヨーク部41aの径方向内側に配置され、先端部が内周側部材12に支持されている、ことが好ましい。
これにより、断熱容器10の密閉筒状空間10a内に、ステータ40を固定する専用の固定構造を必要とすることなく、ステータ40を確実に固定することが可能となる。
また、ティース部41bは、ヨーク部41aと別体である、ことが好ましい。
これにより、コイル冷却容器50の挿通路50bにティース部41bを挿通した状態で、ヨーク部41aとティース部41bとを組み付けることによって、容易にステータコア41とコイル冷却容器50に収容された超電導コイル42とを組み付けることが可能となるので、組付け工数の低減を図ることが可能となる。
尚、前記実施形態では、永久磁石32を有するロータ30を内周側に配置し、超電導コイル42を有するステータ40を外周側に配置したインナロータ型の超電導モータ1を示したが、これに限られるものではない。例えば、永久磁石を有するロータを外周側に配置し、超電導コイルを有するステータを内周側に配置したアウタロータ型の超電導モータに対しても本発明を適用可能である。
また、前記実施形態では、冷却媒体として液体窒素を用いたものを示したが、これに限られるものではなく、超電導コイルの冷却が可能であれば、例えば、液体ヘリウムを冷却媒体として用いてもよい。
また、前記実施形態では、密閉筒状空間10aを真空の状態とすることによって断熱容器10に真空断熱層を形成するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。コイル冷却容器の外側と内側との間における熱の伝達を遮断することが可能であれば、例えば、コイル冷却容器の外側を断熱材によって覆うようにしてもよい。
1 超電導モータ
10 断熱容器
11 外周側部材
12 内周側部材
30 ロータ
40 ステータ
41 ステータコア
41a ヨーク部
41b ティース部
42 超電導コイル
50 コイル冷却容器
50b 挿通路

Claims (5)

  1. 回転自在に支持されるロータと、
    ステータコアおよび複数の超電導コイルを有し、前記ロータに対して径方向に対向するように配置されるステータと、
    前記超電導コイルが収容され、前記超電導コイルを冷却する冷却媒体が流入するコイル冷却容器と、
    前記ステータコアおよび前記コイル冷却容器が収容される断熱容器と、を備え、
    前記ステータコアは、環状のヨーク部と、前記ヨーク部の周方向に間隔をおいて配置され、前記ヨーク部の径方向に突出する複数のティース部と、を有し、
    前記コイル冷却容器は、外面から内側に向かって延出するように形成され、前記ティース部が挿通される複数の挿通路を有し、
    前記超電導コイルは、前記コイル冷却容器の内側における前記挿通路の外周側に巻き回される
    超電導モータ。
  2. 前記ステータは、前記ロータの径方向外側に配置され、
    前記断熱容器は、前記ロータの外周側を囲む筒状に形成され、外周側に位置する外周側部材と、内周側に位置する内周側部材と、を有し、
    前記内周側部材は、非磁性かつ非導電性を有する材料によって形成されている
    請求項1に記載の超電導モータ。
  3. 前記コイル冷却容器は、前記内周側部材に支持されている
    請求項2に記載の超電導モータ。
  4. 前記ティース部は、前記ヨーク部の径方向内側に配置され、先端部が前記内周側部材に支持されている
    請求項2または3に記載の超電導モータ。
  5. 前記ティース部は、前記ヨーク部と別体である
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の超電導モータ。
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