JPH02225416A - 5,6,7―トリノル―4,8―インタ―m―フェニレンPGI↓2誘導体の経口用製剤 - Google Patents

5,6,7―トリノル―4,8―インタ―m―フェニレンPGI↓2誘導体の経口用製剤

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JPH02225416A
JPH02225416A JP4872689A JP4872689A JPH02225416A JP H02225416 A JPH02225416 A JP H02225416A JP 4872689 A JP4872689 A JP 4872689A JP 4872689 A JP4872689 A JP 4872689A JP H02225416 A JPH02225416 A JP H02225416A
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JP
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water
enteric
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carbon atoms
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JP4872689A
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Michio Hara
原 三千雄
Tokihiko Uchida
内田 時彦
Fuminori Tamura
文則 田村
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5005Wall or coating material
    • A61K9/5021Organic macromolecular compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、m−フェニレンPGI2誘導体の経口用製剤
、更に詳細には、生物学的利用能の改善された経口用製
剤に関する。
[従来の技術] 一般式[I] (式中R工は薬理学的に許容される陽イオン、水素又は
炭素数1〜12の直鎖アルキル基を表わし、R2は水素
、炭素数2〜10のアシル基又は炭素数7〜13のアロ
イル基を表わし、R3は水素、炭素数2〜10のアシル
基又は炭素数7〜13のアロイル基を表わし、R4は水
素、メチル基又はエチル基を表わす)で示されるm−フ
ェニレンPGI2誘導体は、医薬品、特に抗血栓剤とし
て有用であることが知られている(特開昭581247
78号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 吸収排泄が比較的速い医薬品は、有効血中濃度を得るた
めに1回の投与量を多くしなければならず、その結果、
副作用及び毒性の増大等が起こりやすくなり好ましくな
い、そこでできるだけ低投与量で有効血中濃度をできる
だけ長くその作用を持続させることが今日強く望まれて
いる。
[課題を解決するための手段] 本研究者らはこのような状況下でm−フェニレンPGI
2誘導体の血中での持続化の検討を実施した結果、持続
化とともに生物学的利用能が改善されることを見出し、
本発明を完成した。
すなわち本発明は、−最式[I] すR2” R3 (式中R□は薬理学的に許容される陽イオン、水素又は
炭素数1〜12の直鎖アルキル基を表わし、R2は水素
、炭素数2〜10のアシル基又は炭素数7〜13のアロ
イル基を表わし、R3は水素、炭素数2〜10のアシル
基又は炭素数7〜13のアロイル基を表わし、R4は水
素、メチル基又はエチル基を表わす)で示される5、6
.7−トリノル−4,8−インタ−m−フェニレンPG
I2誘導体と、腸溶性物質又は非水溶性物質とを含んで
なる経口用製剤である。
本製剤処方に適用されるm−フェニレンPGI2誘導体
は、化学的安定性の改善された化合物である(特開昭5
8−124778)。さらに具体的に例示すると、R1
が薬理学的に許容される陽イオンの場合の陽イオンには
、金属陽イオン、アンモニウム、アミン陽イオン又は第
4級アンモニウム陽イオンがあり、特に好ましい金属陽
イオンはアルカリ金属類、例えばリチウム、ナトリウム
、カリウム及びアルカリ土類金属、例えばマグ本シウム
、カルシウムから誘導されるものである。
勿論、その他の金属、例えばアルミニウム、亜j1(及
び鉄の陽イオン型も本発明に包含される。
薬理学的に受は入れられるアミン陽イオンは第1級、第
2級又は第3級アミンから誘導されるものである。適当
なアミンの例は、メチルアミン、ジメチルアミン、トリ
エチルアミン、エチルアミン、ジブチルアミン、トリイ
ソプロピルアミン、N−メチルヘキシルアミン、デシル
アミン、ドデシルアミン、アリルアミン、クロチルアミ
ン、シクロペンチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、
ベンジルアミン、ジベンジルアミン、α−フェニルエチ
ルアミン、β−フェニルエチルアミン、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、及び約13個までの炭素原
子を含有する同様な脂肪族、脂環式及び複素環式アミン
類、例えば1−メチルピペリジン、4−エチルモルホリ
ン、1−イソプロピルピロリジン、2−メチルピロリジ
ン、4−ジメチルピペラジン、2−メチルピペリジン等
、更に水溶性又は親水性基を含有するアミン類、例えば
モノ−、ジー及びトリエタノールアミン、工チルジエチ
ルアミン、N−ブチルエタノールアミン、2−アミノ−
1−ブタノール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プ
ロパンジオール、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン、N−フェニルエタノールアミン、N−(p−te
rt−アミルフェニル)ジェタノールアミン、ガラクタ
ミン、N−メチルグルタミン、N−メチルグルコサミン
、エフェドリン、フェニルエフリン、エピネフリン、プ
ロ力イン等、更には塩基性アミノ酸、具体的にはリジン
、アルギニン等である。R1が炭素数1〜12個の直鎖
アルキル基をあられす例どしては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、ドデシル等をあげる事ができる。
R2が炭素数2〜10のアシル基をあられす例としては
、アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、オクタ
ノイル基、デカノイル基をあげる事ができるが、勿論こ
れに限定されるものではない。
R2が炭素数7〜13のアロイル基をあられす例として
は、ベンゾイル基、p−)ルオイル基、p−フェニルベ
ンゾイル基をあげる事ができるが勿論これに限定される
ものではない。
RはRと同じ内容をあられすが、R2とR3は同時に同
じ置換基であってもまた異なっていても良い。
本発明の経口用製剤は、好ましくは、上記一般式[1]
のm−フェニレンPG工2誘導体を含有する顆粒に腸溶
性物質又は非水溶性物質の被膜を施すか、該化合物と適
当な賦形剤及び腸溶性物質又は非水溶性物質と練合する
ことにより得られる。
腸溶性物質又は非水溶性物質は、徐放性製剤を設計する
ときにしばしば使用される基剤であるが、その際には、
薬物により生物学的利用能の著しい低下の見られる事が
知られているが[中野、 PHARM  TECHJA
PAN、旦(8)、767 (1987)コ、本発明の
一最式[1]の化合物の場合は、持続化と共に生物学的
利用能が著しく増強する。
本発明の製剤の剤形としては顆粒剤、細粒剤。
錠剤又はカプセル剤として提供されても良い。
本発明の製剤の好ましい製法を以下に示す。本発明の製
剤は、一般式[1]の化合物に乳糖、ブドウ糖、白糖、
デキストリン、マンニトール、デンプン等の賦形剤;ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、
アラビアゴム、ゼラチン等の結合剤、また必要によりヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアセク
ールジエチルアミノアセテート等の胃溶性高分子を使用
し通常の製剤手法で顆粒剤、細粒剤、錠剤を得な後、腸
溶性物質又は非水溶性物質を被膜としてコテイングした
もの、あるいは腸溶性物質又は非水溶性物質を主成分及
び上記の賦形剤と混合し、腸溶性物質又は非水溶性物質
の可溶化溶媒にて練合を行う練合法か、又はあらかじめ
混合しておいた主成分及び上記の賦形剤の中に練合液と
して腸溶性物質又は非水溶性物質を可溶化溶媒に溶かし
たものを添加し練合を行う練合法にて顆粒剤、細粒剤、
錠剤を得る。
腸溶性物質としては、メタクリル酸とビニル系モノマー
との共重合体又はメチルセルロース誘導体等が通常用い
られる。メタクリル酸とビニル系モノマーとの共重合体
としては、好ましくは、メタクリル酸−メチルメタクリ
レートコポリマーメタクリル酸−エチルアクリレートコ
ポリマー、メタクリル酸−メチルアクリレートコポリマ
ー等が用いられる。具体的には、溶解pHが6〜7の範
囲に入るメタクリル酸−メチルメタクリレートコポリマ
ー(例えば、商品名′”オイドラギットL・S”、ロー
ム社)、溶解p)(が5.5であるメタクリル酸−エチ
ルアクリレートコポリマー(例えば、商品名゛′オイド
ラギット L30D”ローム社)等が挙げられるがこれ
らに限定されない。
メチルセルロース誘導体としては、好ましくはヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレート等が用いられる
。具体的には、溶解pHが5〜5゜5の範囲にあるヒド
ロキシプロピルメチルセルロースフタレ−1・(例えば
、商品名“HP”、日本曹達社)が挙げられるがこれに
限定されない。
また非水溶性物質としては、好ましくは、エチルセルロ
ース(例えば、商品名゛エトセルパ、バーキュリース社
)が挙げられるがこれに限定されない。
まず被J摸としてコーティングした場合について述べる
と、腸溶性物貰は、顆粒の場合はその形状(無定型1球
形、棒状)により多少異なるが、通常、5〜35w/w
%のコーティングで持続性と共に生物学的利用能の向上
した製剤が得られる。
非水溶性物質は、顆粒の場合はその形状(無定型1球形
、棒状)によらず、通常、3〜15w/W%のコーティ
ングで持続性と共に生物学的利用能の向上した製剤が得
られる。
コーテイング液の溶媒としては腸溶性物質、非水溶性物
質とも適当な可溶化溶媒を使えば良く、゛′オイドラギ
ットL・S”の場合には、例えばエタノール、イソプロ
ピルアルコール、アセトン及びその混合溶媒が好ましい
。また゛オイドラギットL30D’“の場合には、界面
活性剤を使い乳化重合させた水分散性のコポリマーであ
るため水によるコーティングが可能である。“HP”の
場合では、例えば、アセトン、エタノール、塩化メチレ
ンの混合溶媒が好ましく、また水に分散させてコーティ
ングすることも可能である。°″エトセル゛の場合には
、例えばエタノール、メタノール、イン10ピルアルコ
ール、アセトンが好ましく、コーテイング液としては粘
性、操作性の関係上、3〜20%の溶液濃度でコーティ
ング可能であるが、好ましくは、4〜13%が良い。
可塑剤としてはグリセリン脂肪酸エステル、ポリソルベ
ート80.ヒマシ油、マクロゴール400〜6000.
  トリアセチン、ジメチルフタレート、ジブチルフタ
レート、プロピレングリコール等を使用することができ
る。
練合法では腸溶性物質又は非水溶性物質を粉体として混
合時添加する場合、°“オイドラギットL−s”又は“
HP″では重量の10−40w/w%、好ましくは10
〜25w/w%、゛エトセル′。
では重量の5〜30w/w%、好ましくは10〜20w
/w%が良い。練合液としての有機溶媒は上記の適当な
可溶化溶媒を使えば良く、必要によリヒドロキシプロビ
ルセルロース、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム等
の結合剤を使っても良い。
さらに、腸溶性物質又は非水溶性物質を溶媒にて可溶化
し練合液として添加する場合、“オイドラギットL−8
”又は“HP”では重量の5〜30w/w%、好ましく
は8〜20w/w%、好ましくは5〜15w/w%が良
い。必要により練合、乾燥後粉砕しさらに練合を行って
も良い。
本方法によって得られる製剤は、薬物の血中持続性と高
い生物学的利用能をあわせ持つので、速放性製剤と組合
わせることによりより持続性の良い製剤を調製すること
も可能である。
[実 施 例] 次に実施例を挙げて本発明を具体的に述べるが、本発明
はこれによりなんら限定されるものではない。
実施例1 乳糖701.12g及びトウモロコシ澱粉250、Og
を混合した後、撹拌しつつ化合物(1)(−最大[I]
中、R=Na、R2=R3=HR4= M eの化合物
>3.88g及びヒドロキシプロピルセルロース45.
0gを含む水溶液を添加して顆粒を造る。45℃で乾燥
させた後、整粒して12〜16メツシユの顆粒を得る。
この顆粒中の化合物■の含量は、4.12mg/gであ
った。この顆粒をピーグル犬に対して、化合物(1)と
して75,150,300μg/kgとなるよう0号カ
プセルに充填して経口投与した後、血中濃度を測定した
。得られた結果を第1図及び表1に示すが、投与景と血
中濃度曲線上面積(AUC)は良い相関を示している。
(以下余白) 表1 化合物(1)の血中動態 この顆粒200gをメタアクリル酸−メチルメタアクリ
レートコポリマ=(“オイドラギット5100”)のイ
ソプロピルアルコール溶液によるコーテイング液にて2
5w/w%までコーティングを行う。40℃にて乾燥さ
せ化合物(1)を含むコーティング顆粒250gを得た
。また同様にして10w/w%コーティング顆粒を調製
した。
また同様にしてメタアクリル酸−メチルメタアクリレー
トコポリマー(°゛オイドラギツトLLO0゛′及びメ
タアクリル酸−エチルアクリレートコポリマー(゛°オ
イドラギットL30D二)についてそれぞれ10及び2
5w/w%コーティングした顆粒を調製した。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(”H
P−55” )については、塩化メチレン:エタノール
溶液を用いて、同様に10及び25w/W%コーティン
グした顆粒を調製した。
エチルセルロース(“″エトセル′”:非水溶性物質)
については、エタノール溶液を用いて、5及び10w/
w%コーティングした顆粒を調製した。
これらの顆粒をピーグル犬に対して、化合物(1)とし
て150μg/kgを経口投与したときの血中濃度を測
定し、血中濃度曲線下面績(AUC)及び静脈内投与に
対する生物学的利用能(BA)を求めたところ表2.3
に示すように対照として被膜を施していない製剤と比較
して、表中に示す腸溶性物質及び非水溶性物質でコーテ
ィングすることにより、生物学的利用能の著しい向上が
達成されていることがわかった。表2の結果の一部を第
2図に示す。
また顆粒剤の調製法としては、実施例1に示した他に、
白糖または乳糖等を芯として転動造粒により球形顆粒を
得る方法及び押出し造粒法により棒状顆粒を得る方法が
有るが、いずれの方法で調製した顆粒についても、上記
腸溶性物質及び非水溶性物資でコーティングすることに
より生物学的利用能の向上が達成された。
表3 コーティング基剤比較(2) 表2 コーティング基剤比較(1) 実施例2 20〜28メツシユに整粒した白糖700gにトウモロ
フシ澱粉250gを加えて撹拌しつつ化合物(1)3.
9g及びヒドロキシプロピルセルロース45gを含む水
溶液を掛けながら転勤造粒を行い球形顆粒を造る。45
°Cで乾燥させて化合物(1)4.1]、mg/gの顆
粒を得た。この顆粒200gに対してメタアクリル酸−
メチルメタアクリレートコポリマー(“オイドラギット
51oo”>のイソプロピルアルコール溶液によるコー
テイング液にて25w/w%までコーティングを行う。
40℃にて乾燥させ化合物(1)を含むコーティング顆
粒250gを得た。この顆粒をピーグル犬に対して、化
合物(1)として150μg/kg経口投与したところ
、実施例1と同様の結果が得られた。
また同様にしてメタアクリル酸−メチルメタアクリレー
トコポリマー(°“オイドラギットL100°゛)及び
メタアクリル酸−エチルアクリレートコポリマー(”″
オイドラギットL30D”)についてそれぞれ10及び
25W/W%コーティングした顆粒を調製した。またこ
の顆粒をピーグル犬に経口投与し血中濃度を測定したと
ころ、実施例1と同様の結果が得られた(表4)。
表4 顆粒形状比較−球形顆粒 実施例3 乳糖646.1.2 g及び微結晶セルロース300g
を混合した後、撹拌しつつ化合物(1)3゜88g及び
ヒドロキシプロピルセルロース50gを含む水溶液を添
加して顆粒を造る。得られた湿潤顆粒を押出し造粒し、
45℃で乾燥させさせた後、整粒して12〜16メツシ
ユの顆粒を得る。
この顆粒中の化合物工の含量は、4.1mg/gであっ
た。この顆粒に対して実施例1と同様にして メタアクリル酸−メチルメタアクリレートコポリマー(
”オイドラギット5100”)及びメタアグリル酸−メ
チルメタアクリレートコポリマ(“オイドラギットL 
1. OO”)をそれぞれ25w/w%コーティングし
た顆粒を得た。これらの顆粒をピーグル犬に経口投与し
血中濃度を測定した所実施例1−と同様の結果が得られ
た(表5)。
表5 顆粒形状比較−押出し造粒(棒状)/コーティン
グ法 実施例5 表6に示す処方の顆粒を転勤造粒法で調製し、ピーグル
犬で血中濃度を測定した。結果を表7に示すが調製法に
よる差はなく、実施例1と同様の結果が得られた。
表6 顆粒組成−転勤造粒法 表8 顆粒組成−線り込み法 *HPC:ヒドロキシプロピルセルロ (信越化学) 表7 顆粒調製法比較 転勤造粒法 投与量 : 100μg/kg 実施例6 表8に示す処方の顆粒を練り込み法で調製し、ピーグル
犬で血中濃度を測定した。結果を表9に示すが調製法に
よる差はなく、実施例1と同様の結果が得られた。
表9 顆粒側製法比較−転動造粒法 投与量 : 100μg/kg 実施例7 乳糖701g及びトウモロコシ澱粉250gを混合した
後、撹拌しつつ次式で示す化合物(2)〜(5)4g及
びヒドロキシプロピルセルロース45gを含むエタノー
ル−水混液を添加して顆粒を得る。実施例1と同様、4
5°Cで乾燥した後、整粒して得られる顆粒(12〜1
6メツシユ)に対してオイドラギット5100を]、0
%コーティングした。 この顆粒をピーグル犬に投与し
て血液中濃度を測定したところ、各々の化合物は、体内
酵素により加水分解されて化合物■として検出される事
が判明した。得られた結果を表10に示すが、化合物(
1)と同様の結果が得られた。
表10 化合物[I]誘導体比較 e HHHMe Me    HHMe HOAc    HMe HOAc   OAc    Me =メチル基、OAcニアセチル基 [発明の効果] 本発明の製剤は、−最大[I]の化合物の有効血中濃度
を長時間維持することができ、かつ生物学的利用能も改
善された優れた経口用製剤である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の製剤の血中濃度曲線を示す。 第2図は、本発明の製剤および従来の製剤の比較を示す

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中R_1は薬理学的に許容される陽イオン、水素又
    は炭素数1〜12の直鎖アルキル基を表わし、R_2は
    水素、炭素数2〜10のアシル基又は炭素数7〜13の
    アロイル基を表わし、R_3は水素、炭素数2〜10の
    アシル基又は炭素数7〜13のアロイル基を表わし、R
    _4は水素、メチル基又はエチル基を表わす)で示され
    る5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フェニ
    レンPGI_2誘導体と、腸溶性物質又は非水溶性物質
    とを含んでなる経口用製剤。
  2. (2)、請求項(1)記載の経口用製剤において、腸溶
    性物質又は非水溶性物質が被覆または練合されているも
    のである経口用製剤。
  3. (3)、請求項(1)記載の一般式[ I ]で示される
    5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フェニレ
    ンPGI_2誘導体を含む顆粒に腸溶性物質又は非水溶
    性物質を被覆したものである請求項(1)又は請求項(
    2)記載の経口用製剤。
  4. (4)、請求項(1)記載の一般式[ I ]で示される
    5,6,7−トリノル−4,8−インタ−m−フェニレ
    ンPGI_2誘導体、賦形剤、及び腸溶性物質又は非水
    溶性物質を練合してなる請求項(1)又は請求項(2)
    記載の経口用製剤。
  5. (5)、腸溶性物質が、メタクリル酸とビニル系モノマ
    ーとの共重合体又はメチルセルロース誘導体である請求
    項(1)〜(4)記載の経口用製剤。
  6. (6)、非水溶性物質がエチルセルロースである請求項
    (1)〜(4)記載の経口用製剤。
JP4872689A 1989-02-28 1989-02-28 5,6,7―トリノル―4,8―インタ―m―フェニレンPGI↓2誘導体の経口用製剤 Pending JPH02225416A (ja)

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