JPH02225385A - コンクリート材及びその保護膜形成方法 - Google Patents

コンクリート材及びその保護膜形成方法

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JPH02225385A
JPH02225385A JP4756789A JP4756789A JPH02225385A JP H02225385 A JPH02225385 A JP H02225385A JP 4756789 A JP4756789 A JP 4756789A JP 4756789 A JP4756789 A JP 4756789A JP H02225385 A JPH02225385 A JP H02225385A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリート製品及び構造物等のコンクリー
ト材の表面に塗工することによってコンクリート材の保
護を行うようにしたコンクリート材の保護膜形成方法に
関する。
(従来の技術) 従来、土木、建築の分野で使用されるコンクリ−ト材を
保護するため、コンクリート材の表面に樹脂を塗工する
ことが知られている。このコンクリート材の保護用の樹
脂としては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が一般的に
用いられていた。
エポキシ樹脂は、機械的強度が大で、寸法安定性に優れ
、耐水性、耐薬品性にも優れており、塗料、接着材、ラ
イニング材等の広い分野で使用されてきた。しかし、剛
性が高いという利点は、その反面、弾性がないという欠
点ともなり、また低温時(0°C以下)では硬化しない
という性質を有していた。
ウレタン樹脂は、耐候性、耐熱性でかつ機械的性質も優
れている上に弾性を有するが、耐湿性、耐水性がわるく
、かつ湿潤状態への接着性がよくないという欠点を有し
ていた。
(発明が解決しようとする課ff) エポキシ樹脂を、コンクリート製品又は構造物等のライ
ニング材として用いると、コンクリート下地の亀裂(ク
ランク)に対して追従することができず、コンクリート
内部への水、塩素イオン等が浸入してコンクリート材の
寿命を縮めでしまうという問題があった。また、気温が
0°C以下となる冬季にはエポキシ樹脂塗膜が硬化せず
、塗工作業自体が行えないものであった。一方、ウレタ
ン樹脂を用いると、コンクリート材の表面が雨等で演れ
ているときには、コンクリート材表面に塗工した塗膜の
接着が良好でなく、雨天時又は海岸や河岸などでのコン
クリート構造物には使用できないという問題が存在して
いた。
本発明は、コンクリート材表面に塗工されたライニング
材が亀裂(クランク)に対して追従できる程度の弾性を
有することによって水、塩素イオン等がコンク1ノート
内部に浸入することを防止でき、かつO′C以下でも硬
化する低温硬化性を存し、さらに接着性に優れることは
勿論湿潤面接着性をも有し、コンクリート材の寿命を延
ばすことができるようにしたコンクリート材の保護膜形
成方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のコンクリート材の
保fl[形成方法においては、変成シリコーン樹脂を含
有する二液型エポキシ樹脂組成物をコンクリート材の表
面に塗工するものである。
該変成シリコーン樹脂を含有する二液型エポキシ樹脂組
成物は、エポキシ樹脂とシラノール縮合触媒を必須成分
とするA剤と、変成シリコーン樹脂とエポキシ樹脂硬化
剤を必須成分とするB剤とから構成されている。
A剤に含まれるエポキシ樹脂は、通常の市販のビスフェ
ノールA型、ビスフェノールF型、さらにウレタン変性
エポキシ樹脂、NBR変性エポキシ樹脂等を挙げること
ができるが、その他公知のエポキシ樹脂をいずれも使用
することができる。
シラノール縮合触媒は、B剤に含まれる変成シリコーン
樹脂の硬化触媒である0例えば、代表的にはスズ化合物
を挙げることができ、具体的にはジブチルチンジラウレ
ートを挙げることができるが、硬化触媒としての作用を
行う限りその他のスズ化合物を用いることができること
はいうまでもない、このシラノール縮合触媒の添加量は
、通常0.5〜2重量部程度(変性シリコーン樹脂10
0重量部に対して)であり、添加量が少ないと硬化速度
が遅くて物性が悪く、多いと硬化速度が速すぎるもので
ある。
上記2物質の他に、A剤には、充填剤として炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、カーボン、紫外IIA吸収剤、可塑
剤、よう変則、溶剤を含有させることができる。
スズ化合物を安定させる目的で、A剤中の微量水分を脱
水するため、エポキシシラン、アルコキシシラン等のシ
ラン類、または合成ゼオライト等の脱水剤の配合も可能
である。脱水剤の添加量は、充填剤の水分量によって異
なるが、通常2〜5重量部(A剤含有樹脂100重量部
に対して)であれば充分である。この微量水分の除去は
これら配合物によらずに製造工程上の加熱減圧によって
も可能である。
次にB剤に含まれる変成シリコーン樹脂は下記一般式で
示される加水分解性ケイ素官能基を末端に有することを
特徴とするポリエーテルオリゴマ−である。
式、 R。
(RO) 3−11   S i−・・・−・−・−・
・・・・・−・・・・・・・・・−・・・(1)(式中
、Rは炭素数1〜12の1価の炭化水素基、R′は炭素
数1〜6の1価の炭化水素基、nは0〜2の整数である
。) 具体的には、ポリ(メチルジメトキシシリルエチルエー
テル)等が挙げられ、市販のサイリル5B25.5B3
0.MSP2OA、MSP300(いずれも鐘淵化学■
製)が使用できる。これらのポリエーテルオリゴマーは
1種類のみを使用してもよいし、2種類以上を混合して
使用してもよい、この変成シリコーン樹脂の使用により
、弾性が付与されるものであり、これが本発明の要点で
ある。
この変成シリコーン樹脂は、エポキシ樹脂に対して等量
より多い方がライニング材又は保護膜の弾性が増大し、
コンクリート材のひびわれに追従可能となるから好まし
い。しかし、所望により、エポキシ樹脂の等量より少な
い配合量でも使用可能である。変成シリコーン樹脂の使
用量は、エポキシ樹脂100重量部に対して、50〜3
00重量部、好ましくは100〜200重量部である。
300重量部を越えると接着性が弱くなり、50重量部
未満では硬化した保護膜の弾性が低くなり好ましくない
B剤に配合されるエポキシ樹脂硬化剤は、A剤のエポキ
シ樹脂の硬化剤として作用するもので、アミン化合物、
例えばポリアミド、ポリアミン或いはポリアミドアミン
があり、通常エポキシ樹脂の硬化触媒といわれる三級ア
ミンが含まれる。その他、酸及び酸無水物系硬化剤、イ
ミダゾール類、ポリメルカプタン系硬化剤等、通常のエ
ポキシ樹脂硬化剤が使用できる。エポキシ樹脂硬化剤は
、使用される系によって配合量は変動する。
B剤の配合物には、必須成分の変成シリコーン樹脂とエ
ポキシ樹脂硬化剤の他に、A剤の場合と同様に、充填剤
として炭酸カルシウム、酸化チタン、カーボン、紫外線
吸収剤、可塑剤、よう変則、溶剤を含有させることがで
きる。
また、湿気に不安定な変成シリコーン樹脂の安定状態を
維持するために脱水剤の配合が必要で、エポキシシラン
、アルコキシシラン等のシラン類、または合成ゼオライ
ト等が配合される。脱水剤の添加量は、充填剤の水分量
によって異なるが、通常2〜5重量部(B剤含有樹脂1
00重量部に対して)であれば充分である。勿論、水分
の除去はこれら配合物によらずに製造工程上の加熱減圧
によっても可能である。
次に、B剤ヘアミノシランを配合することによって、コ
ンクリート材への保護膜の接着性がさらに高められる。
アミノシランの使用量は、通常0.5〜2.0重量部程
度(B剤含存樹脂100重量部に対して)で充分である
が、使用量が少なすぎると効果が減少するし、多くして
も効果に変わりないがコストの面で不利である。
(実施例) 以下に本発明の実施例を挙げて説明する。
製造例I A剤組成(数値は重量部を示す、) エポキシ樹脂: エピコー)828 (油化シェルエポキシ■製)100
.0 炭酸力ルシウムニ 白艶華CCR(白石カルシウム■製)・・・43.0酸
化チタン: チタンR−680(石原産業■製)・・・・・・・・・
2.0スズ化合物: に918(三共有機合成■製)・−・・−一−−−・・
・−・・−・・・2.0脱水剤: モレキュラーシーブ3A(ユニオン昭和■製)2.0 上記組成のうちからスズ化合物を除き、フィーラー全部
とエポキシ樹脂の一部を高速攪拌機(ダルトン)で硬練
りし、フィーラーの分散が完全になったとき、残りのエ
ポキシ樹脂を配合しペーストを作った0次いで、スズ化
合物を入れて充分攪拌減圧して均一なペーストを製造し
た。
B剤組成(数値は重量部を示す。) 変成シリコーン樹脂: サイ9ル5B25 (鐘淵化学工業■製)・・・・−・
・−・・・・−・・・・・・・・・−・−100,0炭
酸カルシウム; ライドンA−5(白石カルシウム■製)・−・・・・・
・−・−・−・・−・・・・・−・・・47.0アミノ
シラン: KBM603(信越化学工業■製)・・・・−・・2.
0アミン化合物: スミキュア−D(住友化学工業■製)・・−・−・・5
.0アミノシラン、アミン化合物を除く、フィーラー全
部と変成シリコーン樹脂の一部を高速撹拌機(ダルトン
)で硬練りし、フィーラーの分散が完全になったとき残
りの変成シリコーン樹脂全部を配合しペーストを作った
0次いで、100〜110°Cで30分加熱減圧(20
鵬以下)下で撹拌した。アミノシラン、アミン化合物を
入れて充分攪拌減圧して均一なペーストを製造した。
製造例2 A剤については、製造例1と同−組成及び製法でペース
トを製造した。
B剤組成(数値は重量部を示す。) 変成シリコーン樹脂: サイ9ル5B25 (鐘淵化学工業■製)・・・・・・
・・・・・・・・・・−・・・・・−・・200.0炭
酸カルシウム: ライドンA−5(白石カルシウム■製)・−・−・−・
−・・−・・−・・・・・・・・・・・・・・−90,
0アミノシラン: KBM603 (信越化学工業■製)・・−・−・・・
−4,0アミン化合物: スミキュアーD(住友化学工業■製)曲・・・5. 0
脱水剤: 5l−42(大へ化学工業所■製)・・・・・・・・・
−4,0アミノシラン、アミン化合物、脱水剤を除く、
フィーラー全部と変成シリコーン樹脂の一部を高速攪拌
機(ダルトン)で硬練りし、フィーラーの分散が完全に
なったとき残りの変成シリコーン樹脂全部を配合しペー
ストを作った0次いで、アミノシラン、アミン化合物、
脱水剤を入れて充分攪拌減圧して均一なペーストを製造
した。
次に、各製造例によって製造したA剤及びB剤によって
構成されるライニング材の性能を第2表に示した。比較
のために、2種の市販品のエポキシ樹脂ライニング材の
性能を合わせて示した。
フィルム物性は、JISK6301に準拠し、3号ダン
ベルを用いて測定した。引張剪断接着強さはJISK6
850に準拠し、剥離接着強さはJISK6854に準
拠して測定した。接着強さの測定にはトリクレン洗浄し
た軟鋼板を用いた。
その厚さは、引張剪断接着強さが1.6am、剥離接着
強さが0. 5ma+のものを用いた。引張速度は、引
張剪断接着強さが50111!II/1lin、剥離接
着強さが200 am/sinのスピードで行った。
第1表に示した結果から、市販品はいずれも従来のエポ
キシ樹脂ライニング材としての伸びは、充分であるが、
本発明で用いるライニング材のそれに比較すればかなり
小さいことがわがった。このことは、両者の剥離接着強
さにおける大きな差になって表れているものである。
第1表の1 第1表の2 (閣)のコンクリート柱の底面に製造例1.2及び市販
品1,2のライニング材を0.5mmの厚さに塗布し、
コンクリートの曲げ試験を行い、コンクリートのひびわ
れ状態とライニング材の追従性の試験を行った。その結
果を第2表に示した。
第2表 (第1表において、*は、凝集破壊、*2は、接着破壊
+凝集破壊、*3は、接着破壊を示す、)実施例1,2
及び比較例1.2 実際に鉄筋を埋め込んだ75x150χ530(第2表
において、Aはコンクリートのびびねれ発生荷重、Bは
ライニング材の破断時、B−1は破断荷重、B−2は目
開き量である。)第2表の結果から、本発明に係るライ
ニング材の破断時の目開き!(実施例1,2)が従来の
エポキシ樹脂ライニング材(比較例1,2)に比較して
3倍〜4倍あり、破断荷重も1.5倍〜2倍と大きいこ
とがわかった。
実施例3.4及び比較例3.4 φ15xlOc+sの円柱の試験体の上面に製造例1の
ライニング材を0.511I11の厚さに塗布し、5時
間、8にgf/c+it(実施例3)と15 Kgf/
cm″ (実施例4)の水圧をかけて、各ライニング材
の耐高水圧透水性の試験を行い、それぞれライニング材
を塗布しない場合(比較例3.4)と比較した。その結
果を第3表に示した。
(以下余白) 第3表 第3表の結果から、本発明のライニング材を塗布したも
のは水の浸透が全く生じないことがわがった。
実施例5〜8 120x40xlOmI11のスレート試験体の真中か
ら切断したものを再びつなぎ合わせ、製造例1のライニ
ング材の厚さを変えて塗布、養生後、常L!1(20℃
)、低温(−20℃)及び耐候性試験(700Hrのサ
ッシャインウエザオメーター)状態におけるライニング
材のひびねれ追従性を測定した。引張速度5m/min
であづた。その結果を第4表に示した。
第4表 (第4表において、Dは常態(20°C)、Eは低温(
−20°C)、Fはウェザオフ−ターフ00Hr後をそ
れぞれ示す0M厚の数値及び伸びの数値はxlo−’閣
で示され、また強度の数値はkgfで示されている。) 第4表から、各実施例ともウェザオフ−ターフ00Hr
後においてやや伸びの低下があるが、従来のエポキシ樹
脂ライニング材に比べて各実施例とも充分に伸びがあり
、低温時においても充分なる伸び及び強度を維持してい
た。従って、コンクリートのライニング材として従来の
エポキシ樹脂ライニング材の欠点であるひびわれ追従性
、特に低温時の問題が解消されることがわかった。
実施例9 −T−ルタル試片(50x50x25m+)を−晩水中
養生し、表面に浮いた水を軽く拭き取り、「JISA6
909の5.8付着強さ」の項に準拠し、製造例1のラ
イニング材を用いて試験治具を作成した。その試験治具
を二週間養生後、接着力を測定した1モルタル試片は約
20kg/cdで材料破壊した。
実施例10 実施例9と同様に作成された試験治具を二週間養生後、
さらに水中で二週間劣化後の接着力を測定した0モルタ
ル試片は約20kg/cdで材料破壊した。
実施例11 実施例9と同様に作成された試験治具を二週間養生後、
さらに80°Cで二週間劣化後の接着力を測定した0モ
ルタル試片は約20kg/cdで材料破壊した。
比較例5 製造例1のライニング材の代わりに従来の汎用エポキシ
樹脂ライニング材を用いた以外は実施例9と同様に試験
を行ったところ、エポキシ樹脂ライニング材はモルタル
試片の湿潤面に接着しなかった。
実施例12 50X50X10mのモルタル試験片に製造例1のライ
ニング材を0. 50111の厚さに塗布し、0〜5°
Cの環境下で15時間放置したところ、完全ではないに
してもフィルム形成をなした。これはエポキシ樹脂の部
分は未硬化であるが変成シリコーン樹脂の連続相がかな
りのところまで硬化していることを示している。
比較例6 製造例1のライニング材の代わりに従来のエポキシ樹脂
ライニング材を用いた以外は、実施例1Oと同様の実験
を行ったところ、このライニング材は全く硬化しておら
ず、指で触れると糸を曳く程であった。
実施例13 A剤組成(数値は重量部を示す、) エポキシ樹脂; エビコー)807 (油化シェルエポキシ■製)100
.0 スズ化合物: Nct918(三共有機合成■製)・・−・−・−・・
・・・−・・2゜OB剤組成(数値は重量部を示す、) 変成シリコーン樹脂: MSP300 (鐘淵化学工業■製) 100.0 アミン化合物; スミキュアーD(住友化学工業■製)・・・・・・・5
. 0上記A剤及びB剤からなるライニング材を作成し
た。このライニング材を用いて、軟鋼板同士の接着力(
20°C,1ケ月養生)でその接着性を試験した。その
結果を第5表に示した。
実施例14 A剤組成(数値は重量部を示す、) エポキシ樹脂: エビコート807(油化シェルエポキシ■製)100.
0 スズ化合物: Nα918(三共有機合成■製)・−・・・・・・−・
・−・・・・・・2.OB剤組成(数値は重量部を示す
、) 変成シリコーン樹脂: MSP300 (鐘淵化学工業■製) ・・・・・・・・・・・!00.0 アミン化合物: スミキュア−D(住友化学工業■製)・・−・・・・5
.0γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン:K
BM403(信越化学工業■製)・・−・−・・−・2
.0上記A剤及びB剤からなるライニング材を作成した
。このライニング材を用いて、軟鋼板同士の接着力でそ
の接着性を試験した。その結果を第5表に示した。
実施例15 シランとしてr−(メタクリロキシプロピル)トリメト
キシシラン(KBM503 F信越化学工業■製)を用
いた以外は実施例14と同様の組成のライニング材を用
いて、同様に接着力の試験を行い、その結果を第5表に
示した。
実施例16 シランとしてN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン(KBM602:信越化学工
業■製)を用いた以外は実施例14と同様の組成のライ
ニング材を用いて同様に接着力の試験を行い、その結果
を第5表に示した。
実施例17 シランとしてN−7t <アミノエチル)T−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン(KBM603:信越化
学工業■製)を用いた以外は実施例14と同様の組成の
ライニング材を用いて同様に接着力の試験を行い、その
結果を第5表に示した。
実施例18 シランとしてγ−アミノプロピルトリエトキシシラン(
KBE903:信越化学工業■製)を用いた以外は実施
例14と同様の組成のライニング材を用いて、同様に接
着力の試験を行い、その結果を第5表に示した。
第5表 (第5表において、接着力はKgf/25m+で示され
ている。破壊状態は全て凝集破壊(cf)であった、) 第5表の結果から、アミノシランを添加した本発明のラ
イニング材(実施例16〜18)が、他のシランを添加
した本発明のライニング材(実施例14〜15)及びシ
ランを添加しない本発明のライニング材(実施例13)
よりも極めて優れた接着性を示すことがわかった。
(発明の効果) 以上のように、本発明によって保護膜をコンクリート材
に塗布しておけば、■コンクリート材のひびわれが防止
できる、■コンクリート材にひびわれが発生しても、保
i!膜がひびわれ(目開き)追従性があり(0,4M以
上でも追従できる)、かつ保護膜は高透水圧(8Kgf
/cta”、15Kgf/cmz)、5時間で全く水の
浸透がないから、水、塩素イオン等の内部への浸入を防
ぐことができる、■雨降りの際とか海岸、河岸等のコン
クリート材の表面が湿潤状態となる場合でも接着性が良
好で、すぐに施工ができる、■常温では勿論、低温下で
の伸び、強度がすぐれているから、車両等に起因する振
動、衝撃に対して強靭性を有する、■特に冬場において
は、0°C以下においては従来のエポキシ樹脂ライニン
グ材は硬化しないため使用できなかったが、本発明の保
護膜は0°C以下でも硬化するため、冬場でも好適に使
用される、■ノンブライマーで使用できるから使い勝手
がよい、■保護膜のコンクリート材への接着性も良好で
ある、という多くの効果が達成されるものである。
特許出願人  セメダイン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)変成シリコーン樹脂を含有する二液型エポキシ樹
    脂組成物をコンクリート材の表面に塗工することを特徴
    とするコンクリート材の保護膜形成方法(2)該変成シ
    リコーン樹脂を含有する二液型エポキシ樹脂組成物が、
    エポキシ樹脂とシラノール縮合触媒を必須成分とするA
    剤と、変成シリコーン樹脂とエポキシ樹脂硬化剤を必須
    成分とするB剤とからなることを特徴とする請求項(1
    )記載のコンクリート材の保護膜形成方法。 (3)該変成シリコーン樹脂が下記一般式で示される加
    水分解性ケイ素官能基を末端に有することを特徴とする
    ポリエーテルオリゴマーである請求項(1)又は(2)
    記載のコンクリート材の保護膜形成方法。 式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・・・・・(1)(式中、Rは炭素数1〜12の1
    価の炭化水素基、R′は炭素数1〜6の1価の炭化水素
    基、nは0〜2の整数である。) (4)B剤にさらにアミノシランを配合したことを特徴
    とする請求項(2)又は(3)記載のコンクリート材の
    保護膜形成方法。 (5)請求項(1)〜(4)のいずれか1項に記載の方
    法によって形成された保護膜によってその表面が被覆さ
    れていることを特徴とするコンクリート材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130152503A1 (en) * 2011-12-16 2013-06-20 Regenesis Bioremediation Products Method of preventing intrusion of toxic vapor into indoor air
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CN109400207A (zh) * 2017-08-18 2019-03-01 福建好优新材料有限公司 一种石材深度渗透防护剂及其制备方法
JP2021130267A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 国立大学法人東海国立大学機構 構造物用表面保護シート及び表面保護シート付き構造物

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