JPH0222410Y2 - - Google Patents

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JPH0222410Y2
JPH0222410Y2 JP1982074389U JP7438982U JPH0222410Y2 JP H0222410 Y2 JPH0222410 Y2 JP H0222410Y2 JP 1982074389 U JP1982074389 U JP 1982074389U JP 7438982 U JP7438982 U JP 7438982U JP H0222410 Y2 JPH0222410 Y2 JP H0222410Y2
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Japan
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edge
frame
plate
frame member
decorative
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JP1982074389U
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JPS58177426U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、合板等の板材を側端寄りで枠部材の
板面に当てがい固定すると共に、板材のパネル面
に貼着施工する化粧貼りシートの端末処理構造に
関するものである。
従来の技術 一般に、各種の建造部を構成するのに際し、合
板等の板材を糊付け以外の釘着等で枠部材に当て
がい固定する場合には板材のパネル面に釘頭が呈
出するのを避けるため、合板等の板材を枠部材の
板面に釘着等で取付け固定した後、その板材のパ
ネル面に化粧貼りシートを貼着施工することが行
われている。唯、この化粧貼りシートの端末をパ
ネル面上或いはパネル面の側端縁に位置させる
と、その端末が時間の経過に伴つて徐々にめくれ
上つて体裁を損なうところから好ましくない。
このため、従来、枠部材の周側面に設けた開口
部の内側に化粧貼りシートの端末を巻き込み、そ
の端末を挟み込んで開口部にクリツプ状の止着具
を嵌込んで化粧貼りシートの端末を処理すること
が知られている(実公昭53−2413号)。
本考案が解決しようとする課題 然し、この端末処理構造ではクリツプ状の止着
具を開口部に挟込む際に、何らかの手段でシート
の端末を引張しておかなければシートに皺や弛み
が発生し易くなるから作業が面倒で、また、止着
具を嵌込み後に生じた皺や弛みの手直しは止着具
を取り外してから行うことになるので、これまた
面倒な作業になるのを免れ得ない。そのうえ枠部
材の周側面から止着具に頭部が突出するからパネ
ルを床面に立て掛けた場合不安定になると共に、
複数のパネルを周側面で突き合わせ配置する場合
にパネル間に隙間が生じることになるので体裁が
悪くなるのを免れ得ない。
茲において、本考案はシートの端末がめくれ上
るを防止でき、しかも作業が簡単で更にはパネル
の周側面を平坦に形成することが可能な化粧貼り
シートの端末処理構造を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本考案に係る化粧貼りシートの端末処理構造に
おいては、板材の側端面に片縁辺を当てがい且つ
他縁辺の突端縁と枠部材の板面との間に隙間を隔
てるよう開放端側を板部材の板面に向けて断面略
コ字状の縁枠を板材に取付け、その縁枠に板材の
パネル面から連続する化粧シートを被せて端末を
枠部材との隙間から枠縁の内側に巻込み挿置する
ことにより構成されている。
作 用 この化粧貼りシートの端末処理構造では化粧シ
ートの端末を横断面略コ字状の縁枠の外縁辺と枠
部材との隙間から縁枠の内側に巻込み挿置するだ
けであるから作業が簡単であり、その隙間を端末
の肉厚が挟持可能に設定すればシートを引張した
状態に維持できるようになる。また、シートに皺
や弛みが生じても簡単に手直しすることができる
ようになる。更に、枠部材の周側面と縁枠の外端
辺を整合配置すれば、パネルを床面に安定よく立
て掛けることができると共に、複数のパネルを周
側面で突き合せ配置してもパネル間に隙間が生じ
るのを防ぐことができるようになる。
実施例 以下、第1,2図を参照して説明すれば、次の
通りである。
この化粧貼りシートの端末処理構造は、シヨー
ルームで間仕切りや陳列ボード等として用いられ
るパネルに好適なもので、第1,2図に示すよう
にみぞ形鋼材を枠部材1として用い、この枠部材
1の両側部の板面に合板等の板材2,2を側端寄
りでリベツト止め等で取付け、この板材2,2の
表面にリベツト頭を隠す如く化粧シート3,3が
貼着されている。また、板材2,2の側端面には
板金、樹脂等で断面略コ字状に形成された縁枠
4,4が片端辺を当てがい且つ開放端側を枠部材
1の板面に向けて装着されている。この縁枠4,
4の橋絡辺及び外端辺は各々板材2,2の外表面
及び枠部材1の周側面に整合する寸法で形成され
ている。更に縁枠4,4の外端辺の突端と枠部材
1との間には隙間が設けられている。その縁枠
4,4を取付けるには板材2,2に当てがう片端
辺の突端から直角に伸延する平板部4a,4aを
設け、板材2,2と枠部材1で平板部4a,4a
を挟持し、三者を一体にリベツト止め等で固定す
ればよい。板材2,2の表面に貼着された化粧シ
ートの貼始め及び貼終りの各端末3a,3aは、
縁枠4,4の外端側より巻込んで枠部材1との隙
間から内側に挿置されている。この枠縁4,4の
外端辺と枠部材1との隙間は化粧シート3の肉厚
を挟持可能な寸法に設定することができる。
このように構成する化粧貼りシートの端末処理
構造では、化粧シートの端末3a,3aを断面略
コ字状の縁枠4,4の内側に巻込み挿置するだけ
であるから簡単な作業で端末3a,3aがめくれ
上るのを防止することができる。また、縁枠4,
4の外端辺と枠部材1との隙間で化粧シート3の
肉厚を挟持するから、化粧シート3の引張状態を
保持することができ、皺や弛みが生じたとしても
端末3a,3aを縁枠の内側に押し込むだけで容
易に手直しすることができる。更には、枠部材1
の周側面と、縁枠4,4の外端辺とは略平坦に形
成されるから、床面に安定よく立て掛けできると
共に複数のパネルを周側面で突き合せて配置して
も隙間が生じないので外観を良好に保つことがで
きる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る化粧貼りシートの端
末処理構造に依れば、シート端末を板材取付け後
でも裏面側に巻込み挿置するようにできるから、
釘頭を隠してしかも端末のめくり上りが生じない
ようにすることができ、また特に熟練した技術を
要することなく美麗で迅速な化粧シート貼りをす
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る化粧貼りシー
トの端末処理構造を示す俯角斜視図、第2図は同
処理構造の拡大平面図である。 1:枠部材、2,2:合板等板材、3,3:化
粧シート、3a,3a:シート端末、4,4:縁
枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合板等の板材を側端寄りで枠部材の板面に当て
    がい固定すると共に、板材のパネル面に化粧シー
    トを貼着固定するのにあたり、 上記板材の側端面に片縁辺を当てがい且つ他縁
    辺の突端縁と枠部材の板面との間に隙間を隔てる
    よう開放端側を板部材の板面に向けて断面略コ字
    状の縁枠を板材に取付け、その縁枠に板材のパネ
    ル面から連続する化粧シートを被せて端末を枠部
    材との隙間から枠縁の内側に巻込み挿置したこと
    を特徴とする化粧貼りシートの端末処理構造。
JP7438982U 1982-05-21 1982-05-21 化粧貼りシ−トの端末処理構造 Granted JPS58177426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7438982U JPS58177426U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 化粧貼りシ−トの端末処理構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7438982U JPS58177426U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 化粧貼りシ−トの端末処理構造

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Publication Number Publication Date
JPS58177426U JPS58177426U (ja) 1983-11-28
JPH0222410Y2 true JPH0222410Y2 (ja) 1990-06-18

Family

ID=30083821

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JP7438982U Granted JPS58177426U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 化粧貼りシ−トの端末処理構造

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JPS58177426U (ja) 1983-11-28

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