JPH0222321Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0222321Y2 JPH0222321Y2 JP1984161427U JP16142784U JPH0222321Y2 JP H0222321 Y2 JPH0222321 Y2 JP H0222321Y2 JP 1984161427 U JP1984161427 U JP 1984161427U JP 16142784 U JP16142784 U JP 16142784U JP H0222321 Y2 JPH0222321 Y2 JP H0222321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- rim
- boss
- spokes
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はハブとリムとをスポークにより締付け
固定したスポーク車輪に関する。
固定したスポーク車輪に関する。
(従来の技術)
ハブの外周に径外方へ膨出させたボスを周方向
に間隔をおいて複数設け、スポークの一端を前記
ボスの取付孔に、他端をリム側に夫々取付けてハ
ブとリムとを締付け固定したスポーク車輪として
実開昭56−62201号や仏公開特許第2324471号が知
られている。
に間隔をおいて複数設け、スポークの一端を前記
ボスの取付孔に、他端をリム側に夫々取付けてハ
ブとリムとを締付け固定したスポーク車輪として
実開昭56−62201号や仏公開特許第2324471号が知
られている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながらこれら公知技術では何れもボスに
おけるスポーク取付用の取付孔をハブの接線方向
に向けて穿設している。そのため第5図に示すよ
うに取付孔15加工時にドリル41が隣位のボス
13に干渉し、ボス13の数を増やすことができ
ず、また、スポークを1本のみ交換する場合に
は、隣位のボスから突出しているスポークに交換
すべくスポークの頭部が当たり交換しにくい等の
不具合がある。
おけるスポーク取付用の取付孔をハブの接線方向
に向けて穿設している。そのため第5図に示すよ
うに取付孔15加工時にドリル41が隣位のボス
13に干渉し、ボス13の数を増やすことができ
ず、また、スポークを1本のみ交換する場合に
は、隣位のボスから突出しているスポークに交換
すべくスポークの頭部が当たり交換しにくい等の
不具合がある。
本考案は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本考案の目的とする処は、ボスの数
を増やすことができ、増やした場合でも取付孔の
加工を容易に行え、またスポークを1本のみ交換
する場合も他のスポークに干渉することなく容易
に交換し得るスポーク車輪を提供するにある。
のであつて、本考案の目的とする処は、ボスの数
を増やすことができ、増やした場合でも取付孔の
加工を容易に行え、またスポークを1本のみ交換
する場合も他のスポークに干渉することなく容易
に交換し得るスポーク車輪を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記目的を達成するため、ボスの取付
孔をハブの接線方向に対して傾かせて穿設して前
記ボスのリムに対向する外側に半径方向の厚肉部
と薄肉部を形成し、スポークのハブ側端部を前記
薄肉部側に取付け前記厚肉部側で前記ハブの外側
へ折り曲げてリム側端部を前記リムに取付けたこ
とを特徴とする。
孔をハブの接線方向に対して傾かせて穿設して前
記ボスのリムに対向する外側に半径方向の厚肉部
と薄肉部を形成し、スポークのハブ側端部を前記
薄肉部側に取付け前記厚肉部側で前記ハブの外側
へ折り曲げてリム側端部を前記リムに取付けたこ
とを特徴とする。
(実施例)
以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
て説明する。
第1図はスポーク車輪の正面図を、第2図は同
一部断面側面図を示す。
一部断面側面図を示す。
1はスポーク車輪、2はハブ、3はリム、4は
タイヤで、ハブ2とリム3とはスポーク21、…
により締付け固定されている。
タイヤで、ハブ2とリム3とはスポーク21、…
により締付け固定されている。
ハブ2の外周には小径部11と大径部12を形
成し、小径部11にはボス13を、大径部12に
はボス14を夫々周方向に所定間隔をおいて径外
方へ膨出形成する。
成し、小径部11にはボス13を、大径部12に
はボス14を夫々周方向に所定間隔をおいて径外
方へ膨出形成する。
前記ボス13,14にはハブ2の幅方向に間隔
をおいて二つの取付孔15,15を穿設する。
をおいて二つの取付孔15,15を穿設する。
前記取付孔15,15の穿設方向15a,15
aは第3図に示すようにハブ2の接線方向2aに
対して角度α゜互いに逆向きに傾かせて形成する。
斯かる傾斜した取付孔15によりボス13には肉
厚部13aと薄肉部13bが形成される。
aは第3図に示すようにハブ2の接線方向2aに
対して角度α゜互いに逆向きに傾かせて形成する。
斯かる傾斜した取付孔15によりボス13には肉
厚部13aと薄肉部13bが形成される。
スポーク21は頭部21aを薄肉部13b側に
係止させ、屈曲部21bを厚肉部13a側から露
出させてハブ2に取付ける。尚、ボス14にも同
様にしてスポーク21、…を取付けてある。
係止させ、屈曲部21bを厚肉部13a側から露
出させてハブ2に取付ける。尚、ボス14にも同
様にしてスポーク21、…を取付けてある。
本実施例は前記のように構成し、取付孔15を
ハブ2の接線方向2aに対して傾かせて形成した
ので、ボス13の数を増やした場合でも第5図に
示すように取付孔15の加工時、隣位のボス13
にドリル31が干渉することなく取付孔15を穿
設できる。
ハブ2の接線方向2aに対して傾かせて形成した
ので、ボス13の数を増やした場合でも第5図に
示すように取付孔15の加工時、隣位のボス13
にドリル31が干渉することなく取付孔15を穿
設できる。
また、スポーク21を1本のみ交換する場合に
は、隣位のボス13から突出しているスポーク2
1に交換すべくスポーク21の頭部21aが当た
る等の不具合を解消でき、スポーク21を容易に
交換できる。
は、隣位のボス13から突出しているスポーク2
1に交換すべくスポーク21の頭部21aが当た
る等の不具合を解消でき、スポーク21を容易に
交換できる。
また、ボス13にスポーク21によるせん断力
が一番大きく作用するのは屈曲部21b寄り側で
あるが、屈曲部21b寄り側を厚肉部13aとし
てあるので、斯かるせん断力に十分に対応するこ
とができる。
が一番大きく作用するのは屈曲部21b寄り側で
あるが、屈曲部21b寄り側を厚肉部13aとし
てあるので、斯かるせん断力に十分に対応するこ
とができる。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
ボスにスポークによるせん断力が一番大きく作用
するのは屈曲部寄り側であるが、屈曲部寄り側を
厚肉部としてあるので、斯かるせん断力に十分対
応することができる。
ボスにスポークによるせん断力が一番大きく作用
するのは屈曲部寄り側であるが、屈曲部寄り側を
厚肉部としてあるので、斯かるせん断力に十分対
応することができる。
また、ボスを多数設けても、スポークを屈曲さ
せてあるのでスポークがボスに当ることなくスポ
ークの本数を増やすことができる。
せてあるのでスポークがボスに当ることなくスポ
ークの本数を増やすことができる。
更に、スポークを増やした場合でも取付孔の加
工を容易に行え、またスポークを1本のみ交換す
る場合も他のスポークに干渉することなく容易に
交換し得る。
工を容易に行え、またスポークを1本のみ交換す
る場合も他のスポークに干渉することなく容易に
交換し得る。
第1図はスポーク車輪の正面図、第2図は同一
部断面側面図、第3図はボスの拡大側面図、第4
図は第3図の矢視図、第5図は取付孔加工時の
説明図である。 1はスポーク車輪、2はハブ、3はリム、1
3,14はボス、15は取付孔、21はスポーク
である。
部断面側面図、第3図はボスの拡大側面図、第4
図は第3図の矢視図、第5図は取付孔加工時の
説明図である。 1はスポーク車輪、2はハブ、3はリム、1
3,14はボス、15は取付孔、21はスポーク
である。
Claims (1)
- ハブの外周に径外方へ膨出させたボスを周方向
に間隔をおいて複数設け、スポークの一端を前記
ボスの取付孔に、他端をリム側に夫々取付けてハ
ブとリムとを締付け固定したスポーク車輪におい
て、前記ボスの取付孔をハブの接線方向に対して
傾かせて穿設して前記ボスの前記リムに対向する
外側に半径方向の厚肉部と薄肉部を形成し、前記
スポークのハブ側端部を前記薄肉部側に取付け前
記厚肉部側で前記ハブの外側へ折り曲げてリム側
端部を前記リムに取付けたことを特徴とするスポ
ーク車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161427U JPH0222321Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161427U JPH0222321Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176702U JPS6176702U (ja) | 1986-05-23 |
JPH0222321Y2 true JPH0222321Y2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=30719337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984161427U Expired JPH0222321Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222321Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855042U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | 大石産業株式会社 | 重層袋 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP1984161427U patent/JPH0222321Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855042U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | 大石産業株式会社 | 重層袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6176702U (ja) | 1986-05-23 |
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