JPH0222320A - 光硬化性組成物 - Google Patents

光硬化性組成物

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JPH0222320A
JPH0222320A JP63170978A JP17097888A JPH0222320A JP H0222320 A JPH0222320 A JP H0222320A JP 63170978 A JP63170978 A JP 63170978A JP 17097888 A JP17097888 A JP 17097888A JP H0222320 A JPH0222320 A JP H0222320A
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JP
Japan
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meth
acrylate
polyolefin
based polyol
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JP63170978A
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Inventor
Shin Takahashi
伸 高橋
Yoshiaki Fujimoto
藤本 嘉明
Kaoru Kimura
馨 木村
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(イ)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、金属部品、セラミック部品及びプラスチック
部品の接着、密封、シールあるいは嵌合部の固定等に使
用される光硬化性組成物に関するものである。 [従来の技術] 光硬化性組成物とは、遮光されている間は硬化せず長期
間安定であるが、紫外線あるいは可視光線を照射するこ
とによって容易に重合硬化する特性を有する硬化性組成
物である。 この種の光硬化性組成物として従来から知られているの
は、ラジカル重合可能な(メタ)アクリル酸エステル単
量体を主成分とする組成物に光重合開始剤を配合したも
のである。 上記光硬化性組成物には、光を照射することによって速
やかに硬化することは云うまでもなく、金属部品、セラ
ミック部品及びプラスチック部品の接着、密封、シール
あるいは嵌合部の固定等に使用されるためには吸水性が
少ないことが要求される。 [発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来の光硬化性組成物は硬化物が高
い吸水性を有しているため、実用化に際して大きな問題
となっている。硬化物の吸水性を改良した若干の光硬化
性組成物も提供されてはいるが、防湿及び防水硬化物と
しての信輔性が未だ充分得られたとは言えない。 本発明では、従来の光硬化性組成物が有する上記の問題
を解決し、硬化後低吸水性となる光硬化性組成物を得る
ことを課題とする。 (ロ)発明の構成 [課題を解決する為の手段] 本発明者らは上記課題を解決するため鋭意検討した結果
、以下に詳述する光硬化性組成物の硬化物が極めて低吸
水性であることを見出し本発明を完成するに至った。 即ち、本発明はポリオレフィン系ポリオール、ポリイソ
シアネート及び水酸基を有する(メタ)アクリレートの
反応物であるポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン
(メタ)アクリレート(1)、(メタ)アクリル酸エス
テル〔II〕及び光重合開始剤(III)からなること
を特徴とする光硬化性組成物に関するものである。 本明細書において(メタ)アクリレートとは、アクリレ
ート及びメタクリレートを総称するものである。 以下に、本発明の接着剤組成物を構成する各成分の詳細
について説明する。 くポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(メタ)ア
クリレート〉 本発明において組成物に配合されるべきポリオレフィン
系ポリオール変性ウレタン(メタ)アクリレートとは、
ポリオレフィン系ポリオールとポリイソシアネートと水
酸基を有する(メタ)アクリレートの反応物である。 合成原料であるポリオレフィン系ポリオール、ポリイソ
シアネート及び水酸基を有する(メタ)アクリレートの
例を以下に具体例を例示するが、これらに限定されるも
のでない。
【ポリオレフィン系ポリオール】
ここで言うポリオレフィン系ポリオールとは、分子内に
ポリオレフィン骨格を有するポリオールであればよく、
具体例を示せば、ポリエチレンモノオール、ポリエチレ
ンジオール、ポリエチレントリオール、ポリエチレンテ
トラオール、ポリプロピレンモノオール、ポリプロピレ
ンジオール、ポリプロピレントリオール、ポリプロピレ
ンテトラオールなどの他、過剰量の上記ポリオレフィン
系ポリオールの1種以上とポリイソシアネートを反応さ
せることにより得られるウレタン変性ポリオレフィン系
ポリオール及び上記ポリオレフィン系ポリオールにポリ
オキシプロピレンポリオール、ポリオキシエチレンポリ
オール、ポリカーボネートジオール等の活性水素基を有
する化合物の1種以上を付加して得られるエーテル型グ
リコールのような多価アルコールとポリイソシアネート
とを反応させることにより得られるウレタン変性ポリオ
レフィン系ポリオールがある。ポリオレフィン系ポリオ
ールにおけるポリオレフィンの含有量は、好ましくは5
重量%以上、より好ましくは15重量%以上である。ポ
リオレフィン系ポリオールにおけるポリオレフィンの重
量平均分子量としては、100〜200,000の範囲
が好ましく、1 、000〜100゜000の範囲がよ
り好ましい0本発明に使用できるポリオレフィン系ポリ
オールの市販品としては、ポリテールHA(三菱化成工
業株式会社製)、ポリテールH(三菱化成工業株式会社
製)等がある。
【ポリイソシアネート】
ポリイソシアネートの具体例としては、トルエンジイソ
シアネート、4.4゛−ジフェニルジイソシアネート、
4. 4 ’−ジフェニルメタンジイソシアネート、シ
アニジンジイソシアネート、1゜5−ナフタレンジイソ
シアネート、4,4′−ジエチルエーテルジイソシアネ
ート、p−フェニレンジイソシアネート、トリメチレン
ジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、エチレンジイソシア
ネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、ノナメチ
レンジイソシアネート、オクタデカメチレンジイソシア
ネート、2−クロロプロパンジイソシアネート、2.2
′−ジエチルエーテルジイソシアネート、テトラクロロ
フェニレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネー
ト及びl、4゜3−ヘプテンジイソシアネートなどの低
分子量ポリイソシアネートの他、過剰量のこれら低分子
量ポリイソシアネートと、第一級アミンまたは第二級ア
ミンを反応させて得られる高分子量ポリイソシアネート
および上記低分子量ポリイソシアネー[と例えばグリセ
ロール、ポリオキシエチレントリオール、ポリオキシプ
ロピレントリオール、ポリオキシエチレンテトラオール
、ポリオキシプロピレンテトラオール、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリカプロラク
トンポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコー
ル、ビスフェノールA等の多価アルコールに酸化エチレ
ンおよび/または酸化プロピレンを付加して得られるエ
ーテル型グリコールのような多価アルコールと反応させ
て得られる高分子量ポリイソシアネートがある。 本発明において特に好適なポリイソシアネートは、トル
エンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネート
である。
【水酸基を有する(メタ)アクリレート】水酸基を有す
る(メタ)アクリレートの具体例は、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシオクチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シ3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート及び2
−ヒドロキシ−3−クロロプロピル(メタ)アクリレー
トなどである。 本発明のポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(メ
タ)アクリレートの特に適した製法は、所定量のポリイ
ソシアネートとポリオレフィン系ポリオールとをまず反
応させて、未反応のイソシアネートlを有するポリオレ
フィン系ポリオール変性ウレタンプレポリマーを製造し
、ついでこれを所定量の水酸基を有する(メタ)アクリ
レートと反応させる方法である。ポリオレフィン系ポリ
オール変性ウレタン(メタ)アクリレート製造時の反応
温度は100°C以下とすることが望ましく、その反応
温度より高温になると反応生成物の増粘或は反応時にお
けるゲル化の原因になる。反応温度が低過ぎると、反応
物の粘度が高くなり、未反応原料の分散・混合が不十分
になって円滑な反応が難しくなるため、70°C−10
0°C更に望ましくは70°C〜90゛Cで行うことが
好ましい、ポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(
メタ)アクリレートの合成は、各段階とも基−NCOが
関与し、その消費を伴うものであり、基−NGOは赤外
線吸収スペクトル分析をすると、2250cm−’付近
に強い吸収を示すため、反応の進行状態は、反応物中の
基−NGOについて赤外線吸収スペクトル分析を行い、
吸収特性の強度変化からその消費量を追跡することによ
って容易にf+I L2することができ、基NGOの消
費が停止したときをそれぞれの反応段階の終点とすれば
良い。又、反応を円滑に進行させる為の触媒としては、
トリエチレンジアミン等の第三級アミン、ジラウリル酸
ジブチルスズ等のスズをはじめとする金属化合物が挙げ
られる。 反応速度を調整するには、後者のジラウリル酸ジブチル
スズが好ましく、その添加量は反応物1001it部に
対して50〜2000pp+wが好ましく、更に好まし
くは反応物100重量部に対して100〜1500pρ
−である、又、ラジカル重合禁止剤としてハイドロキノ
ンモノメチルエーテル、及びフ・エッチアジン等を反応
条件に合わせて適量添加してもよい、更に、反応物の粘
度が高くなり過ぎる場合、トルエン、アセトン等の活性
水素基を有しない有機溶剤或は活性水素基を有しない(
メタ)アクリレートを反応希釈剤として使用してもよい
、また、ポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(メ
タ)アクリレートに湿気硬化性を付与する目的で分子内
に基−NGOを残してもよい。 光硬化性組成物におけるポリオレフィン系ポリオール変
性ウレタン(メタ)アクリレートの配合量としては、光
硬化性組成物100重量部の内1〜8帽1部が好ましく
、更に好ましくは、3〜65重量部である。 〈(メタ)アクリル酸エステル〉 本発明において組成物に配合されうる(メタ)アクリル
酸エステルの例を、以下に具体例を例示するが、これら
に限定されるものでない。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
R’0 CIl、、C−C−0R”        ■式■式で
示される(メタ)アクリレート 式中、R1は水素又は−CH,を示し、R1は炭素数2
〜4の直鎖もしくは分枝アルキル基の任意の箇所の水素
の一個又は二個以上を一〇H基及び/又はハロゲン原子
で置換した置換アルキル基を示す。 上記0式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1.2−
ジヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどが
挙げられる。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
0式で示される(メタ)アクリレート。 式中、R3は水素、−CH,、Cd(s、CH,OH又
は OR’ Cllz−0−C−C:CIg を示し、式中、R4は水素、O)(又はを示し、mは1
〜8の整数を示し、nは1〜20の整数を示し、pは0
またはlを示す。 上記0式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テト
ラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1.2
−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジグリセロー
ルジ(メタ)アクリレートグリセリントリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ (メタ)アク
リレート、ジ−グリセロールテトラ(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
■式で示される(メタ)アクリレート。 式中、R8及びR’は水素又は炭素数1〜8のアルキル
基を示し、R?及びR1+は炭素数2〜8の炭化水素基
を示し、mは1〜10の整数を示す。 上記■式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、2.2−ビス(4〜メタクリロキシジエトキシフ
エニル)プロパン、2.2−ビス(4−アリロキシジェ
トキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−メタク
リロキシトリエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−アクリロキシペンタエトキシフェニル)プロパ
ン、2゜2−ビス(4−メタクリロキシへキサエトキシ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−アクリロキシ
へブタエトキシフェニル)プロパン、2.2ビス(4−
メタクリロキシオクタエトキシフェニル)プロパン、2
.2−ビス(4−アクリロキシジプロポキシフェニル)
プロパン、22−ビス(4−メタクリロキシトリプロポ
キシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−アクリロ
キシジブトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4
−メタクリロキシオクタブトキシフェニル)プロパン、
2−(4−メタクリロキシシェドキンフェニル) −2
−(4−メタクリロキシトリエトキシフェニル)プロパ
ン、2−(4−アクリロキシジプロポキシフェニル)−
2−(4−アクリロキントリエトキシフェニル)プロパ
ン等がある。
【(メタ)アクリル酸エステル01 0式で示される(メタ)アクリレート。 式中、Rqは水素又は炭素数1〜4の炭化水素基を示し
、nはOまたは1〜10の整数を示す。 上記0式で示される(メタ)アクリレートの具体側とし
ては、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシ
クロペンテニルオキシメチル(メタ)アクリレート、ジ
シクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、
ジシクロペンテニルオキシプロビル(メタ)アクリレー
ト等である。 【(メタ)アクリル酸エステル■】 0式で示される(メタ)アクリレート。 式中、R111は水素又は炭素数1〜18のアルキル基
、あるいは炭素数5〜20のシクロアルキル基、フェニ
ル基、テトラヒドロフルフリル基、又はこれらの基を含
む炭素数5〜20のアルキル基を示す。 上記0式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、メタクリル酸、アクリル酸、メチル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テト
ラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アク
リレート、ベンジル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
0式で示される(メタ)アクリレート。 式中、R11は炭素数2〜18の炭化水素基、Rltは
炭素数1−18の炭化水素基を示す。 上記0式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ
)アクリレート、シクロヘキサノキシ−β−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフロ
キシ−β−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
ノニルオキシ−β−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
0式で示される(メタ)アクリレート。 式中、Rtiは炭素数1〜20のアルキル基、ビニル基
、アリール基、アルコキシアルキル基を示す。上記0式
で示される(メタ)アクリレートの具体例としてはミメ
トキシカルボニルメチル(メタ)アクリレート、エトキ
シカルボニルメチル(メタ)アクリレート、ヘプトキシ
カルボニルメチル(メタ)アクリレート、イソプロポキ
シカルボニルメチル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
【(メタ)アクリル酸エステル■】0式で示す(メ
タ)アクリレート。 式中、RlJは炭素数1〜20の炭化水素基を示し、m
は1〜10の整数、nはl又は2である。
【(メタ)アクリル酸エステル■】
0式で示す(メタ)アクリレート。 式中、mは1〜lOの整数、nはl又は2であ上記0式
及び0式で示される(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、アシッドホスホオキシエチル(メタ)アクリレー
ト、3−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピル(
メタ)アクリレート、アシッドホスホオキシプロピル(
メタ)アクリレート等が挙げられる。
【(メタ)アクリル酸エステル[相]】下記[相]−1
,[相]−2で示される(メタ)アクリロイルオキシ基
を有するウレタンプレポリマー[相]−1:水酸基を有
する(メタ)アクリレート、有機イソシアネートとの反
応生成物である(メタ)アクリロイルオキシ基を有する
ウレタンプレポリマー @−2:水酸基を有する(メタ)アクリレート、有機イ
ソシアネート、3価以上のポリオールおよび/またはジ
オールとの反応生成物である(メタ)アクリロイルオキ
シ基を有するウレタンプレポリマー 光硬化性組成物における(メタ)アクリル酸エステルの
配合量は光硬化性組成物100重量部の内20〜99重
量部が好ましく、更に好ましくは、35〜97重量部で
ある。 〈光重合開始剤〉 本発明の組成物に配合されるべき光重合開始剤を具体的
に例示すると、ヘンシフエノン、ヘンジイン、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ヘ
ンジインオクチルエーテル、1−ヒドロキシシクロへキ
シルフェニルケトン、ジアセチル、メチルアントラキノ
ン、2−ヒドロキシ−2メチルプロピオフエノン、アン
トラキノン、アセトフェノン、2.2−ジメトキシ−2
フエニルアセトフエノン、ベンジル、カンファーキノン
、ミヒラーズケトン、2−クロロチオキサントン、2.
4−ジエチルチオキサントン、ジェトキシアセトフェノ
ン、ベンジルメチルケタール、α−ナフチル、p、p′
−ジメトキシベンジル及び3.3° 4,4°−テトラ
−(ターシャリ−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾ
フェノン等が挙げられる。そのIII及びその添加量は
既に良くしられているように光重合開始剤としてはたら
き、組成物に光硬化性を与えるに十分な触媒量論的な量
であればよく、用いる化合物により異なるが、0.05
〜20重量%、より好ましくは0.5〜10%の範囲と
することが好ましい。 く所望添加成分〉 本発明の組成物には以上に述べた各成分の他に、種々の
目的で各種物質を添加してもよい。例えば、適当量の増
感剤を添加混合してもよく、増感剤としては例えば、ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、n−ブチルアミン
、トリエチルアミン、トリエチル−n−ブチルフォスフ
イン、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル等のアミ
ン類が用いられ、その添加量は増感剤の#1類等によっ
て異なり、−概にいえないが、−例を示すと、(メタ)
アクリル酸エステル100重量部に対して、トリエチル
アミン0.1〜4重量部が好ましい。 更に、安定性を向上させる目的でニトロ化合物、ニトロ
ソ化合物及びキノン類を、着色の目的で染料や顔料を、
チクソトロピー性付与の目的でシリカ等のチクソトロピ
ー化剤を、増粘や増量の目的でアクリル樹脂、ウレタン
樹脂、エポキシ樹脂及びシリカ等をそれぞれ配合するこ
とができる。 また、光硬化性や樹脂特性を制御する目的でNビニルピ
ロリドン及びエチルビニルエーテル等のビニル化合物も
配合することもできる。本発明にかかる組成物の調製は
、以上述べた様な各成分を常温又は加温下で混合溶解す
ることによって容易に行える。 [実施例及び比較例の説明] まず、ポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(メタ
)アクリレートを合成例1及び合成例2のようにして調
製した。 合成例1 反応器にトルエンジイソシアネートを約13.5重量部
、フェノチアジン1100pp及びジラウリル酸ジプチ
ルスズを約200pps入れ、反応温度を80°Cに維
持しながら、ポリオレフィン系ポリオール(ポリテール
HA:ポリエチレン系ポリオールであり、ジオール、ト
リオール、テトラオール或はそれ以上のポリオールの混
合物、三菱化成工業株式会社製)約76.5重量部を撹
拌下で徐々に加え約1時間撹拌して反応させた後、ジラ
ウリル酸ジブチルスズを約200ppm加え更に、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート約10.0重量部を撹
拌下でかつ反応温度を80°Cに維持しながら徐々に加
えて反応させ、赤外線吸収スペクトルで反応液を分析し
て、基NGOの特性吸収(2250cm−’付近)が消
失するのが確認されるまで反応を継続した。 その結果、常温で固形物のポリオレフィン系ポリオール
変性ウレタンメタクリレートを 100重量部得た。又
、該ポリオレフィン系ポリオール変性ウレタンメタクリ
レートを赤外線吸収スペクトルで分析した結果、次の主
要ピークが確認できた。 NHCOO−の吸収; 1520〜1550cm −’
CH,=C−Coo−の吸収; 1720〜1740c
m−’合成例2 反応器にトルエンジイソシアネートを約10.0重量部
、フェノチアジン100 ppm及びジラウリル酸ジブ
チルスズを約200ρρ−入れ、反応温度を80°Cに
維持しながら、ポリカーボネートジオール(カルポジオ
ールD 2000、東亜合成化学工業株式会社製)約5
7.5重量部を撹拌下で徐々に加え約1時間撹拌して反
応させた後、ジラウリル酸ジブチルスズを約200pp
+m加え更に、2=ヒドロキシエチルメタクリレート約
3.75重量部を撹拌下でかつ反応温度を80℃に維持
しながら徐々に加えて反応させた後、ジラウリル酸ジブ
チルスズを約200ppm加え更に、ポリオレフィン系
ポリオール(ポリテールHA:ポリエチレン系ポリオー
ルであり、ジオール、トリオール、テトラオール或はそ
れ以上のポリオールの混合物、三菱化成工業株式会社製
)約28.75重量部を撹拌下で徐々に加え約1時間撹
拌して反応させ、赤外線吸収スペクトルで反応液を分析
して、基−NGOの特性吸収(2250cm−’付近)
が消失するのが確認されるまで反応を継続した。その結
果、常温で固形物のポリオレフィン系ポリオール変性ウ
レタンメタクリレートを100重量部得た。又、該ポリ
オレフィン系ポリオール変性ウレタンメタクリレートを
赤外線吸収スペクトルで分析した結果、次の主要ピーク
が確認できた。 NHCOO−の吸収; 1520〜1550cm−’C
H1=C−Coo−の吸収; 1720〜1740cm
−’上記合成例1及び合成例2において得たポリオレフ
ィン系ポリオール変性ウレタン(メタ)アクリレートを
用いて、以下の光硬化性組成物を調製した。 実施例1 合成例1で得たポリオレフィン系ポリオール変性ウレタ
ンメタクリレートを用いて、表1に示す組成の光硬化性
組成物を調製した。 又、硬化は1401111/C11”の照度の紫外線を
照射し表1 ++ngの精度で量った。また、吸水率の算出は次の計
算式による。 吸水率の測定用として、まず約5c謡X5csXlas
サイズの硬化物試験片を作製する。上記硬化物試験片を
50±2℃に保った恒温槽中で24±1時間放置処理し
たのち、デシケータ−中で20士FC迄冷却し、その重
さを1 smgの精度で量る0次に23±0.5°Cの
肩留水の入った吸水用容器中に24±1時間浸漬してか
ら取り出し、乾燥した清浄なガーゼでふき、表面のちり
を毛筆で払い、1分間以内にはかりびんに入れて密栓し
、吸水後の重さを1I Wl:吸水前の試験片の質量 W2:吸水後の試験片の質量 その結果は表1に示す通りであった。 実施例2 合成例2で得たポリオレフィン系ポリオール変性ウレタ
ンメタクリレートを用いて、表2に示す組成の光硬化性
組成物を調製した。 又、硬化は140+++w/cm’の照度の紫外線を照
射し表2:光硬化性組成物 表3=光硬化性組成物 吸水率の測定用として、約5caX5cmX1msサイ
ズの硬化物試験片を作製し、実施例1と同様の方法によ
り、試験片の吸水率を測定した。その結果は表2に示す
通りであった。 比較例1 表3に示す組成の光硬化性組成物を調製した。 又、硬化は140@w/am’の照度の紫外線を照射し
て行った。 吸水率の測定用として、約5caX5cmX1maサイ
ズの硬化物試験片を作製し、実施例1と同様の方法によ
り試験片の吸水率を測定した。その結果は表3に示す通
りであった。 上記の実施例と比較例を、同一のメタクリレートを含む
組成物で比較すると、実施例Na1.2゜5.6に対し
て比較例階9及び実施例Nα3,4゜7.8に対して比
較例阻10となり、本発明の組成物が従来のものに比較
して低吸水性であることがわかる。 (ハ)発明の効果 本発明の組成物は、これを光硬化性組成物として金属、
プラスチック及びセラミック部品などの接着、密封シー
ル、ゆるみ止め、及び嵌合部の固定等に使用した場合、
防湿及び防水硬化物としての高い信顛性を発現するとい
う優れたものであり、従来のものと比較して防湿及び防
水性能が著しく改善された光硬化性組成物である。 特許出廓人 東亜合成化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオレフィン系ポリオール、ポリイソシアネート
    及び水酸基を有する(メタ)アクリレートの反応物であ
    るポリオレフィン系ポリオール変性ウレタン(メタ)ア
    クリレート〔 I 〕、(メタ)アクリル酸エステル〔II
    〕及び光重合開始剤〔III〕からなることを特徴とする
    光硬化性組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6039080B2 (ja) * 2014-05-30 2016-12-07 積水化学工業株式会社 狭額縁設計表示素子用接着剤

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