JPH02223096A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH02223096A
JPH02223096A JP1043501A JP4350189A JPH02223096A JP H02223096 A JPH02223096 A JP H02223096A JP 1043501 A JP1043501 A JP 1043501A JP 4350189 A JP4350189 A JP 4350189A JP H02223096 A JPH02223096 A JP H02223096A
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gate
bit line
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伸朗 大塚
Junichi Miyamoto
順一 宮本
Sumio Tanaka
田中 寿実夫
Kenichi Imamiya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電気的に書き込みが可能な不揮発性半導体
記憶装置に係り、特にメモリセルの記憶データを判別す
る際に使用されるレファレンス電位を、メモリセルと等
価なトランジスタからなるダミーメモリセルを用いて行
うようにした不揮発性半導体記憶装置に関する。 (従来の技術) 一般に、紫外線消去型再書き込み可能な読み出し専用メ
モリ(EPROM)では、アドレスにより選択されたメ
モリセルアレイ内のメモリセルから、その記憶データに
応じて読み出された電位を差動型センスアンプでレファ
レンス電位と比較することにより、データの“1”0”
を判別するようにしている。また、上記レファレンス電
位は、メモリセルと同様のフローティングゲートを有す
る不揮発性トランジスタからなり、データの書き込みが
行われていないダミーメモリセルを使用することによっ
て発生させている。 第7図は従来のEFROMの一部の構成を示す回路図で
ある。図において、lOはメモリセルアレイであり、こ
のメモリセルアレイlO内にはそれぞれフローティング
ゲートを有する不揮発性トランジスタからなる複数個の
メモリセルMC,複数個の第1のダミーメモリセルDC
1及び第2のダミーメモリセルDC2が設けられている
。また、W L 1〜W L nはワード線、B L 
1〜B L mはビット線、DBLはダミービット線、
Dgは第2のダミーメモリセルDC2のゲートを駆動す
るゲート制御線、11は上記ビット線BL1〜BLmを
選択するカラムセレクタ、13は上記カラムセレクタ1
1内に設けられている図示しないカラム選択用のトラン
ジスタと等価なトランジスタ、13.14はそれぞれビ
ット線もしくはダミービット線用の負荷回路、1Bは差
動増幅器からなるセンスアンプである。 このような構成のEPROMにおいて、データ読み出し
時にはワード線WLとカラムセレクタ11とによってメ
モリセルアレイlO内の1個のメモリセルMCが選択さ
れ、その読み出しデータに応じて負荷回路12の出力電
位が決定される。他方、データ読み出し時には第2のダ
ミーセルDC2のゲートがゲート制御線Dgによって駆
動され、負荷回路14からはレファレンス電位が出力さ
れる。このとき、上記レファレンス電位の値は、“1”
データを記憶しているメモリセルMCからデータが読み
出された時の負荷回路12の出力電位と、“0゜データ
を記憶しているメモリセルMCからデータが読み出され
た時の負荷回路12の出力電位との中間電位となるよう
に負荷回路14の負荷駆動能力が設定されており、上記
両負荷回路12.14の出力電位がセンスアンプ1Bで
比較されることによって記憶データが判別され、読み出
しデータとして出力される。 上記EFROMでは、各ビット線BLに接続されている
メモリセルMCと同数の第1のダミーセルDC1をメモ
リセルアレイ10内に設け、これらダミーセルDC1の
各ソースをどこにも接続せず、電位的に浮遊状態にして
いる。これにより、ダミービット線DBLに附随する容
量の値が各ビット線BLに附随する容量とが等しくなる
。このように構成することにより、電源ノイズが発生し
、負荷回路12の出力である読み出し電位と、負荷回路
14の出力であるレファレンス電位が変動した場合でも
、両電位の変動の仕方が同じとなり、センスアンプ16
の誤動作を防止することができるという特徴がある。 さらに、電源ノイズに対する影響をそろえるため、従来
でば、各メモリセルMCのゲートに供給される制御信号
、つまり各ワード線WLの信号と、第2のダミーメモリ
セルDC2のゲートに供給される制御信号、つまりゲー
ト制御線Dgの信号とを同一電源を用いて発生している
。すなわち、EPROMでは、選択されたワード線WL
にはデータの読み出し時と書き込み時とでは異なる電圧
が供給されており、例えばデータの読み出し時には5v
の電圧VCCが、データの書き込み時には12.5Vの
電圧v p 、pがそれぞれ供給される。 このような電圧は、EFROM内部に設けられた図示し
ない電源切替回路の出力SWとして得られる。そこで、
上記電源切替回路の出力SWが高電圧VPPになった場
合は、ゲート制御線Dgの電位を0■のアース電位に設
定し、ダミーメモリセルDC2に不必要な電圧ストレス
が加わらないようにしている。 ところで、EFROMではゲートストレステストと呼ば
れるテストが行われる。これはメモリセルのドレインを
低電位にして、ゲートにのみ書き込み用の高電圧VPP
を印加したときのメモリセルのデータ保持特性及び誤書
き込みのチエツクを行うためのテストであり、このとき
のテスト時間を短縮するために専用のテスト回路が設け
られている。このテスト回路を用いると、全てのカラム
(列)を非選択状態にして、全てのワード線WL1〜W
 L nを同時に選択状態にすることができる。このと
き、前記電源切替回路の出力SWは書き込み用の高電圧
VPPとなり、全てのワード線WLI〜W L nにこ
の高電圧が供給される。これにより、全てのメモリセル
MCのゲートに同時に電圧ストレスが印加される。 第8図は上記従来のEFROMでゲートストレステスト
を行う時のタイミングチャートである。 まず、特定のアドレスAXに読み出し時では使用されな
い電圧、例えば12.5Vの高電圧VPPが供給された
ときにこのテストモードに入る。そして、このテストモ
ードの時、内部チップイネーブル信号CEが1L′にさ
れている期間では電源切替回路の出力SWがvppとな
り、各ワード線WLI〜W L: nに高電圧VPPが
印加される。このとき、ゲート制御線Dgの信号はSW
lすなわちVPPではなく、Ovのアース電位に設定さ
れるため、ダミーメモリセルDC2のゲートには高電圧
ストレスは印加されない。しかし、第8図のタイミング
チャートは各信号波形の理想的な電位変化を示しており
、実際には以下のような問題が生じる。 第8図における各期間aつまり、各メモリセルMCのゲ
ートストレスが無い状態では、ゲート制御線Dgの信号
が“H” (5v)であるため、ダミーメモリセルDC
2は導通し、ダミービット線DBLは読み出し時と同じ
電位になる。しかし、内部チップイネーブル信号CEが
L°となり、期間aから期間すに変化したときはゲート
制御線Dgの信号がL°になり、ダミーメモリセルDC
2は非導通となる。また、全てのワード線はSWの電位
変化に伴い、VCCからVPPに切り替わる。ここで、
各ワード線WLI〜W L nとダミービットaDBL
とは、第1の各ダミーメモリセルDCIのゲート、ドレ
イン間及びゲート、チャネル間の寄生容量により容量結
合されている。 このため、全てのワード線WL1〜W、Lnの電位が高
電位VPPに変化することにより、ダミービット線DB
Lがブートされ、その電位が高電位側に上昇して例えば
4〜5v程度になる。このとき、各節1のダミーモリセ
ルDC1は導通するが、ソースが浮遊状態であり、また
第2のダミーメモリセルDC2は非導通であるため、ダ
ミービット線DBLは放電されない。このため、ダミー
ビット線DBLが一度ブートされると、放電経路がない
ためにダミービット11DBLの電位はブートされた電
位に保たれたままとなる。通常のデータ書き込み時には
ワード線が高電位になっても問題は生じない。すなわち
、書き込み時には1本のワード線のみが高電位になり、
残りのワード線はアース電位のままであるから、ダミー
ビット線DBLはほとんどブートされない。しかし、ゲ
ートストレステスト時では全てのワード線が同時に高電
位にされるため、ダミービット線DBLは強力にブート
される。いま、第8図中の各期間すでは、ダミービット
線DBL、つまりダミーメモリセルDC2のドレインの
電位が上記のように4〜5vになっていても、そのゲー
ト電位はOvであるため、ダミーメモリセルDC2に書
き込みが行われることはない。しかし、次に内部チップ
イネーブル信号CEが“H#になり、期間すからaに変
化した時、ダミーメモリセルDC2に誤書き込みが起こ
る可能性がある。その理由を以下に説明する。 第8図のタイミン・グチヤードでは、内部チップイネー
ブル信号CEの切替わりと共に電源切替回路の出力SW
の電位がこれに遅れることなく直ちに変化する場合を説
明したが、実際には電源切替回路における動作遅れや、
電源切替回路の出力に附随している容量等の影響により
、出力SWの電位変化は第9図のタイミングチャートに
示すようにある時間をかけてVCCからVPPsもしく
はこの反対に変化する。ゲート制御線Dgの信号電位は
aの期間ではSWと等しくなるため、アース電位から一
度VPPに上昇し、その後、低下してVCCに落着くこ
とになる。従って、各期間aの始めにはダミーメモリセ
ルDC2のゲート電位が高電位となる期間が存在する。 また、ダミービット線DBL、つまりダミーメモリセル
DC2のドレイン電位は、前記のように期間すでは4〜
5v程度にブートされており、期間aになってゲート制
御線Dgの信号が“H“となり、ダミーメモリセルDC
2が導通して始めて放電される。従って、bからaの期
間に移った瞬間、ダミーメモリセルDC2のゲートは書
き込み用の高電圧VPPに近い電位となり、ドレインも
4〜5vの電位となっており、両電位は時間の経過と共
にそれぞれVCC及び1〜1.5v程度の読み出し用の
レファレンス電位に遷移する。従って、期間aになって
から後のある時間内では、通常の書き込み状態、すなわ
ちゲートがVPPでドレインが6〜8Vの状態に比べれ
ばゲート、ドレイン共低い電位であっても、フローティ
ングゲートへのホットエレクトロン注入が起り得る状態
が存在する。この状態の1回当りの時間はごく僅かで、
注入量も少ないとしても、内部チップイネーブル信号C
Eが1回“Loに低下する毎に書き込みが行われること
になり、本来、書き込みが行われないはずのダミーメモ
リセルDC2にデータが書き込まれてしまう。 ダミーメモリセルDC2にデータの書き込みが行われる
と、レファレンス電位が高い方にシフトするため、書き
込み量がある程度以上になるとセンスアンプでデータを
判別できなくなるという致命的な不良に陥る。また、書
き込み量がたとえ僅かであっても、センスアンプの”1
”   ”0”判別のバランスがくずれ、アクセスタイ
ムが遅くなるという不良も発生する。 (発明が解決しようとする課題) このように従来の不揮発性半導体記憶装置では、全ての
ワード線が高電位に設定されるゲートストレステストの
際に、レファレンス電位発生用のダミーメモリセルに対
して書き込みが行われるという欠点がある。 この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、ダミーメモリセルに対する書き込み
を防止することができ、もって信頼性の高い不揮発性半
導体記憶装置を提供することにある。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) この発明の不揮発性半導体記憶装置は、各一端が基準電
位に接続されたデータ記憶用の複数のメモリセルが行列
状に配置されたメモリセルアレイと、上記メモリセルア
レイ内で同一の列に配置された複数のメモリセルの各他
端が接続されたビット線と、上記メモリセルアレイ内で
同一の列に配置された複数のメモリセルの各ゲートに接
続され、全てが選択状態にされる動作モード期間を有す
る複数のワード線と、各ゲートが上記複数のワード線の
それぞれに接続され、各一端が電位的に浮遊状態にされ
た複数個の第1のダミーメモリセルと、上記複数個の第
1のダミーメモリセルの各他端が接続されたダミービッ
ト線と、一端が基準電位に接続され、他端が上記ダミー
ビット線に接続されたレファレンス電位発生用の第2の
ダミーメモリセルと、一端が基準電位に接続され、他端
が上記ダミービット線に接続され、上記複数の全てのワ
ード線が選択状態にされる動作モード期間に導通するダ
ミービット線電位設定用のトランジスタとを具備したこ
とを特徴とする。 さらにこの発明の不揮発性半導体記憶装置は、各一端が
基準電位に接続されたデータ記憶用の複数のメモリセル
が行列状に配置されたメモリセルアレイと、上記メモリ
セルアレイ内で同一の列に配置された複数のメモリセル
の各他端が接続されたビット線と、上記メモリセルアレ
イ内で伺−の列に配置された複数のメモリセルの各ゲー
トに接続され、全てが選択状態にされる動作モード期間
を冑する複数のワード線と、各ゲートが上記複数のワー
ド線のそれぞれに接続され、各一端が電位的に浮遊状態
にされた複数個の第1のダミーメモリセルと、上記複数
個の第1のダミーメモリセルの各他端が接続されたダミ
ービット線と、一端が基準電位に接続され、他端が上記
ダミービット線に接続されたレファレンス電位発生用の
第2のダミーメモリセルと、上記複数の全てのワード線
が選択状態にされる動作モード期間に上記5笹2のダミ
ーセルのゲート電位をこの第2のダミー・セルがオフす
るようにな電位に固定するゲート制御手段とを具備した
ことを特徴とする。 (作 用) この発明による不揮発性半導体記憶装置では、全てのワ
ード線が選択状態にされる動作モード期間にダミービッ
ト線電位設定用のトランジスタが導通し、これによりダ
ミービット線が放電され、ダミービット線電位が基準電
位に設定される。 さらに、この発明による不揮発性半導体記憶装置では、
全てのワード線が選択状態にされる動作モード期間に、
ゲート制御手段により第2のダミーセルのゲート電位が
この第2のダミーセルがオフするようにな電位に固定さ
れる。 (実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
。 第1図はこの発明の不揮発性半導体記憶装置をEPRO
Mに実施した場合の構成を示す回路図である。図におい
て、メモリセルアレイ10内にはそれぞれフローティン
グゲートを有する不揮発性トランジスタからなる複数個
のメモリセルMCが行列状に配置されて設けられており
、さらにこのメモリセルアレイ10内の同一列(カラム
)には上記メモリセルMCと同様の不揮発性トランジス
タからなる複数個の第1のダミーメモリセルDCI及び
これと同一列に配置された第2のダミーメモリセルDC
2が設けられている。上記メモリセルMCの各ソースは
Ovのアース電位に接続されており、各ドレインは列毎
に複数のビット線BLI〜BLmのうち対応するものに
共通に接続されている。また上記第1のダミーメモリセ
ルDCIの各ドレイン及び第2のダミーセルDC2の下
レインはダミービット線DBLに共通に接続されており
、第1のダミーメモリセルDC1の各ソースはどこにも
接続されず電位的に浮遊状態にされており、第2のダミ
ーメモリセルDC2のソースはアース電位に接続されて
いる。 上記メモリセルアレイ10内では、各行(ロウ)毎に複
数個のメモリセルMCのゲート及び第1のダミーセルD
CIのゲートが複数のワード線WL1〜WLnのうち対
応するものに接続されており、第2のダミーセルDC2
のゲートはゲート制御線Dgに接続されている。 上記複数のビット線BLI〜BLmはカラムセレクタ1
1を介して負荷回路12に接続されており、ダミービッ
ト線DBLは上記カラムセレクタ11内に設けられてい
る図示しないカラム選択用のトランジスタと等価なトラ
ンジスタ13を介して負荷回路14に接続されている。 上記再負荷回路12.14は、カラムデコーダ15から
のデコード出力に応じ、上記カラムセレクタ11によっ
て選択されるビット線BLもしくはダミービット線DB
Lに対して所定のバイアス電位を与えると共に、その電
位を電源電位まで拡大して読み出し電位V datもし
くはレファレンス電位V rerとしてセンスアンプ1
6に供給する。上記センスアンプ1Bは例えば差動増幅
器からなり、両負荷回路12.14の出力電位である読
み出し電位V datとレファレンス電位V refを
比較することによってメモリセルMCの記憶データを判
別し、読み出しデータとして出力する。 上記複数のワード線WLI〜WLnはロウデコーダ17
からのデコード出力に応じて選択的に駆動されるように
なっており、このロウデコーダ17の各デコード出力は
複数個のレベルシフト回路1g−1〜18−nを介して
対応するワード線WL1〜WLnに供給される。上記ロ
ウデコーダ17にはロウアドレスの他に、ゲートストレ
ステストの動作モードを指定するための制御信号MOD
が供給されるようになっている。また、上記ゲート制御
線Dgにはレベルシフト回路19を介してゲート制御信
号GCが供給される。また、上記レベルシフト回路18
−1〜18−n、19には、通常の読み出し用の5vの
電源電圧VCCと、書き込み用の12.5Vの電源電圧
VPPを切替で出力する電源切替回路20の出力SWが
電源゛電圧として供給される。 さらに上記ダミービット線DBLとアース電位との間に
は、上記制御信号MODがゲートに供給されるトランジ
スタ21が接続されている。 第2図は上記実施例のEFROMにおけるメモリセルア
レイlOの一部のパターンレイアウトを示す図である。 前記各メモリセル用ゲ ドレイン拡散領域31がドレインコンタクト部32でビ
ット線(第2図では図示せず)に接続されている。この
場合、ロウ方向に並ぶメモリセルMCの各ソース拡散領
域33は、ロウ方向で互いに隣接する複数のメモリセル
Meで共通にされており、この共通のソース拡散領域3
3はソースコンタクト部34で図示しないアース電位の
配線に接続されている。一方、第2のダミーメモリセル
DC2は、上記メモリセルMCとは別のカラムにメモリ
セルと同様に構成されており、そのドレインコンタクト
部35でダミービット線(第2図では図示せず)に接続
されており、ソース拡散領域は前記メモリセル用のソー
ス拡散領域33と接続されている。上記第2のダミーメ
モリセルDC2と同一カラムに並んで形成されている複
数個の第1のダミーメモリセルDCIば、それぞれ前記
メモリセルMCと同様に構成され、カラム方向に並ぶ2
個ずつのソース拡散領域35は互いに接続されているが
、メモリセルMCのソース拡散領域33とは分離され、
電気的に浮遊状態にされている。 このようなパターンレイアウトにすれば、メモリセルM
C,第1のダミーメモリセルDCI及び第2のダミーメ
モリセルDC2が同一のメモリセルアレイ内に形成され
るので、パターン構成が容易であり、各ビット線に付加
している寄生容量の値とダミービット線DBLに付加し
ている寄生容量の値が揃い易くなる。この場合、各メモ
リセルMCのパターン形状と、第1、m2のダミーメモ
リセルDC1、DC2のパターン形状とがほぼ同じにな
るので、上記2つの寄生容量の値がほぼ一致する。 第3図は上記実施例のEFROMにおける電源切替回路
20の具体的構成を示す回路図である。電源電圧VCC
の印加点と出力SWのノード41との間にはデプレッシ
ョン型のトランジスタ42のソース、ドレイン間が接続
されている。上記トランジスタ42のゲートには、ゲー
トストレステスト時では内部チップイネーブル信号CE
と同様の電位変化を持つライトイネーブル信号WEが供
給される。 また、電源電圧VPPの印加点と上記ノード41との間
にはデプレッション型のトランジスタ43のソース、ド
レイン間が接続されており、このトランジスタ43のゲ
ートには、上記ライトイネーブル信号WEがレベルシフ
ト回路44を介して供給される。 次に上記構成でなるEPROMにおけるゲートストレス
テスト時の動作を、第4図のタイミングチャートを用い
て説明する。まず、ゲートストレステストモードにする
ために、特定のアドレスAXに通常動作時では使用され
ない電圧、例えば12.5Vの高電圧vppが供給され
る。このとき、図示しない回路でアドレスAXの電位が
検出され、制御信号MODが“H“ (vcc)に立ち
上げられる。これにより、ロウデコーダ17は入力ロウ
アドレスにかかわらず全てのワード線WL1〜W L 
nを選択するために“L“の信号を出力する。 このテストモードのときには、内部チップイネーブル信
号CEの電位が交互に“H”Loされ、これに伴ってラ
イトイネーブル信号WEの電位も交互に”H”  L°
にされる。そして、信号CEがmHlにされている第4
図中のaの各期間では、第3図に示す電源切替回路20
内のトランジスタ42が導通し、ノード41には出力S
WとしてVCCの電圧が得られる。また、信号CEが’
L”にされている第4図中のbの期間では電源切替回路
20内のトランジスタ43が導通し、ノード41には出
力SWとしてVPPの高電圧が得られる。この電源切替
回路20の出力SWはレベルシフト回路18−1〜18
−n及び19に電源電圧として供給されている。このた
め、電源切替回路20の出力SWがVCCのときには各
ワード線WLI〜W L nにはVCCの電位が出力さ
れる。このとき、各メモリセルMCのゲートには高電圧
ストレスが印加されない。他方、電源切替回路20の出
力SWがVPPのときには各ワード線WLI〜W L 
nにこのVPPの電位が出力される。このときは各メモ
リセルMCのゲートに高電圧ストレスが印加される。 また、上記ゲート制御信号GCは内部チップイネーブル
信号CEの逆相信号としてレベルシフト回路19に供給
される。このため、ゲート制御線Dgの信号は、内部チ
ップイネーブル信号τ1°が“Hlになっている第4図
中のaの各期間ではVCCとなり、信号CEが“Loに
なっている第4図中のbの期間ではアース電位となる。 しかし、上記レベルシフト回路19の電源電圧として電
源切替回路20の出力SWを用いているため、従来の場
合と同様に電源切替回路20における動作遅れや、@[
切替回路20の出力に附随している容量等の影響により
、出力SWの電位変化は第4図に示すようにある時間を
かけてvccからV P P %もしくはこの反対に変
化する。従って、ゲート制御線Dgの信号電位はaの期
間ではswと等しくなるため、アース電位から一度VP
Pに上昇し、その後、低下してVCCに落着く。従って
、従来の場合と同様にaの各期間の始めにはダミーメモ
リセルDC2のゲート電位が高電位となる期間が存在す
る。ところが、この実施例の場合、テストモードの際に
は、ダミービット線DBLに接続されているトランジス
タ21は制御信号MODにより導通している。このため
、全てのワード線WL1〜WLnの電位が同時に高電位
VPPに上、昇し、第1の各ダミーメモリセルDCIの
ゲート、ドレイン間及びゲート、チャネル間の寄生容量
による容量結合により、ダミービット線DBLがブート
され、その電位が高電位側に上昇しても、導通している
トランジスタ21を介してその電位が放電され、ダミー
ビット線DBLの電位は直ちに低下する。 従って、ゲート制御線Dgの信号電位がvppとなるa
の期間の始めのときには、ダミービット線DBLの電位
は既にアース電位になっている。このため、ゲートスト
レステストの際に、ダミーメモリセル13のゲートに高
電位VPPが印加されることがあっても、同時にダミー
ビット線DBLの電位は1〜1.5v程度のレファレン
ス電位以上にはならない。従って、ゲートストレステス
トの際に、第2のダミーメモリセルDC2に対する書き
込みは起こらない。これにより、レファレンス電位が高
い方にシフトすることがなくなり、センスアンプ1Bで
常に正しくデータを判別することができ、また、センス
アンプにおける“1°  0゜判別のバランスを一定に
することができるため、データ読み出し時、におけるア
クセスタイムも変化しない。 なお、上記実施例において、トランジスタ21のサイズ
は、ダミービット線DBLを十分に放電することができ
る程度に大きくする必要がある。しかし、上記トランジ
スタ21が導通しているときは、負荷回路14からこの
トランジスタ21を介して直流電流が流れるが、このト
ランジスタ21のサイズを必要以上に大きくしなければ
、熱の発生や電圧降下が問題とはならない程度の電流値
に押えることができる。しかも、この直流電流はテスト
モードの際にのみ流れるものであり、通常の動作時には
トランジスタ21が非導通となるために流れないもので
あるから、通常のデータ読み出し動作や書き込み動作の
時は問題とならない。 次にこの発明の第2の実施例について、第5図の回路図
及び第6図のタイミングチャートを参照して説明する。 この実施例のEFROMでは、上記第1図の実施例回路
内のトランジスタ21を設ける代わりに、ゲート制御線
Dgを制御するためのゲート制御信号GCと、ゲートス
トレステストの動作モードを指定するための制御信号M
ODとが供給されるNORゲート22を新たに設け、こ
のNORゲート22の出力をレベルシフト回路19に供
給するように構成したものである。この実施例の場合、
ゲートストレステストモードが検出され、制御信号MO
Dが“H”(Vc c )に立ち上げられると、その後
、NORゲート22の出力はゲート制御信号GCの電位
にかかわず常に“H“となる。 このため、電源切替回路20の出力電位にかかわらず、
制御線Dgの電位は常に0■になる。この実施例の場合
、内部チップイネーブル信号CEが“L”に変化し、電
源切替回路20の出力SWがVPPに上昇し、これに伴
ってワード線WL1〜WLnの電位がVPPになると、
ダミービット線DBLは従来の場合と同様に4〜5v程
度までブートされ、次に信号CEがH1に立ち上がるま
でその電位が保持される。すなわち、このとき、第2の
ダミーメモリセルDC2のドレインには4〜5v程度の
電位が印加される。しかし、この第2のダミーメモリセ
ルDC2のゲートの電位は、ゲートストレステストの期
間にはNORゲート22によって常にOvの設定される
ので、上記実施例の場合と同様に第2のダミーメモリセ
ルDC2に対する書き込みは起こらない。 なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば
、ダミーメモリセルDC2に対する書き込みを防止する
ため、上記一方の実施例ではゲートストレステストの際
にダミービット線電位を放電するためのトランジスタ2
1を設けることによってこれを実現し、他方の実施例で
はゲートストレステストの際にダミーメモリセルDC2
のゲート電位をNORゲート22を用いてOvに固定す
ることによ゛ってこれを実現する場合について説明した
が、これは両方を組合せることによって実現することも
できる。このように構成すれば、ダミーメモリセルDC
2のゲート電位をOvに、ドレイン電位をレファレンス
電位程度の低い電位にすることができ、より安全な対策
となる。 [発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、ダミーメモリセ
ルに対する書き込みを防止することができ、もって信頼
性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の不揮発性半導体記憶装置の一実施例
の構成を示す回路図、第2図は上記実施例装置の一部回
路のパターンレイアウトを示す図、第3図は上記実施例
装置の一部回路の具体的構成を示す回路図、第4図は上
記実施例装置のタイミングチャート、第5図はこの発明
の第2の実施例装置の回路図、第6図は上記第2の実施
例装置のタイミングチャート、第7図は従来のEPRO
Mの一部の構成を示す回路図、第8図及び第9図はそれ
ぞれ上記従来装置のタイミングチャートである。 10・・・メモリセルアレイ、11・・・カラムセレク
タ、12、14・・・負荷回路、13・・・トランジス
タ、15・・・カラムデコーダ、18・・・センスアン
プ、17・・・ロウデコーダ、18−1〜1g−n、1
9・・・レベルシフト回路、20・・・電源切替回路、
21・・・トランジスタ、22・・・NORゲート、M
C・・・メモリセル、DCl・・・第1のダミーメモリ
セル、DC2・・・第2のダミーメモリセル、BL1〜
BLm・・・ビット線、DBL・・・ダミービット線、
Dg・・・ゲート制御線。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各一端が基準電位に接続されたデータ記憶用の複
    数のメモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイ
    と、 上記メモリセルアレイ内で同一の列に配置された複数の
    メモリセルの各他端が接続されたビット線と、 上記メモリセルアレイ内で同一の列に配置された複数の
    メモリセルの各ゲートに接続され、全てが選択状態にさ
    れる動作モード期間を有する複数のワード線と、 各ゲートが上記複数のワード線のそれぞれに接続され、
    各一端が電位的に浮遊状態にされた複数個の第1のダミ
    ーメモリセルと、 上記複数個の第1のダミーメモリセルの各他端が接続さ
    れたダミービット線と、 一端が基準電位に接続され、他端が上記ダミービット線
    に接続されたレファレンス電位発生用の第2のダミーメ
    モリセルと、 一端が基準電位に接続され、他端が上記ダミービット線
    に接続され、上記複数の全てのワード線が選択状態にさ
    れる動作モード期間に導通するダミービット線電位設定
    用のトランジスタと を具備したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. (2)各一端が基準電位に接続されたデータ記憶用の複
    数のメモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイ
    と、 上記メモリセルアレイ内で同一の列に配置された複数の
    メモリセルの各他端が接続されたビット線と、 上記メモリセルアレイ内で同一の列に配置された複数の
    メモリセルの各ゲートに接続され、全てが選択状態にさ
    れる動作モード期間を有する複数のワード線と、 各ゲートが上記複数のワード線のそれぞれに接続され、
    各一端が電位的に浮遊状態にされた複数個の第1のダミ
    ーメモリセルと、 上記複数個の第1のダミーメモリセルの各他端が接続さ
    れだダミービット線と、 一端が基準電位に接続され、他端が上記ダミービット線
    に接続されたレファレンス電位発生用の第2のダミーメ
    モリセルと、 上記複数の全てのワード線が選択状態にされる動作モー
    ド期間に上記第2のダミーセルのゲート電位をこの第2
    のダミーセルがオフするようにな電位に固定するゲート
    制御手段と を具備したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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