JPH02222654A - 蜜蜂の腸内有用菌を混合した養蜂飼料及びその使用方法 - Google Patents

蜜蜂の腸内有用菌を混合した養蜂飼料及びその使用方法

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JPH02222654A
JPH02222654A JP1047329A JP4732989A JPH02222654A JP H02222654 A JPH02222654 A JP H02222654A JP 1047329 A JP1047329 A JP 1047329A JP 4732989 A JP4732989 A JP 4732989A JP H02222654 A JPH02222654 A JP H02222654A
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beekeeping
feed
beekeeping feed
bacteria
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Katsumi Karasawa
唐沢 勝美
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/10Animal feeding-stuffs obtained by microbiological or biochemical processes
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蜜蜂の閣内有用菌を糖に混合した養蜂飼料及び
その使用方法に関し、詳しくは健康な蜜蜂の育成を行う
ために蜜蜂に与えられる養蜂飼料及びその養蜂飼料の使
用方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、蜂蜜やローヤルゼリーを採取するために行われて
いる養蜂に際しては、灯室不足を補って蜜蜂の餓死を防
ぐためや、蜂群に活気を与え蜂王(女王蜂)の産卵を刺
激して産卵圏の拡大を図る目的で給餌が行われている。
そして、この給餌として蜜蜂に与えられる養蜂飼料は、
主に砂糖液や蜂蜜である。
一方、蜜蜂は、チョーク病、サツクブルード病及びアメ
リカ腐姐病等の病気にかかったり、ダニによって健康を
害されることがあり、これらの病気やダニに対してはサ
ルファ剤及び各種の抗生物質等といった薬剤が一般に使
用されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記抗生物質等の薬剤を使用すると、蜂蜜や
ローヤルゼリーに混入し、食品衛生上の問題が生じるお
それがあるといった問題や、薬剤が蜜蜂自体の健康をも
害し、蜂群が衰えてしまうといった問題があった。
そこで、本発明者は、蜜蜂の病気やダニと薬剤と蜜蜂の
健康との相関関係について鋭意検討した結果、蜜蜂の健
康はその腸内に住み着き腸内菌叢を形成している細菌と
密接な関係を有しているという事実を発見した。
今日、人や家畜の健康に関する研究は、盛んに行われ、
その成果として人や家畜の腸内に住み着き腸内菌叢を形
成している!Ill菌は、大腸菌及びウェルシュ菌等の
有害菌(有害細菌)と、乳酸桿菌、腸球菌及びビフィズ
ス菌等の有用W(有用細菌)とに大別することができる
ことが知られている。
さらに、人や家畜が健康な状態においては、有用菌が優
勢であってそれらが生産する各種の有機酸が腸を刺激し
て腸帽動を活発にしたり腸内を酸性にして有害菌の増殖
を抑えている。ところが、ストレス及び疲労の蓄積若し
くは抗生物質の摂取等があると、腸内菌叢が乱れ、有用
菌が減少して有害!I菌が増殖し、人や家畜が健康を害
して病気にかかりやすくなるといったことが知られてい
る。
しかし、人や家畜と同様のことが昆虫である蜜蜂におい
ても当てはまるということは、従来誰も知らなかったと
ころ、本発明者は、新規に蜜蜂の健康と蜜蜂の腸内菌叢
との密接な相関関係を知得し、上記知見に基づいて本発
明を完成したものである。
この発明の目的は、蜜蜂に給餌するだけで蜜蜂を常に健
康な状態に保ち、病気を予防するとともに、ダニによる
被害を抑えて蜂群の勢いを強くすることができる養蜂飼
料及びその使用方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために請求項1に記載の養蜂飼料に
おいては、蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を
混合した糖を含有することを特徴としている。
請求項2に記載の養蜂飼料においては、前記請求項1に
記載の有用菌としてビフィズス菌、乳酸桿菌及び乳酸球
菌を混合したことを特徴としている。
又、請求項3に記載の養蜂飼料においては、前記請求項
1に記載の有用菌としてビフィズス菌、乳酸桿菌、乳酸
球菌及び枯菫菌を混合したことを特徴としている。
又、請求項4に記載の養蜂飼料においては、前記請求項
1に記載の糖は、粉末ブドウ糖及び粉末フラクトオリゴ
糖であることを特徴としている。
さらに、請求項5に記載の養蜂飼料においては、蜜蜂の
腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合した糖を含有
する養蜂飼料をさらに砂糖濯ぎしくは蜂蜜に混ぜたこと
を特徴としている。
又、請求項6に記載の養蜂飼料の使用方法においては、
蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合した糖
を含有する養蜂飼料を蜜蜂の巣框の上に娠りかけて蜜蜂
に給餌することを特徴としている。
又、請求項7に記載の養蜂飼料の使用方法においては、
蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合した糖
を含有する養蜂飼料をさらに砂糖液若しくは蜂蜜に混ぜ
て蜜蜂に給餌することを特徴としている。
(作用) 上記した請求項1に記載の構成により、糖に混合された
蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌は、糖ととも
に蜜蜂に食されることによって蜜蜂の腸内で繁殖する。
そして、特にビフィズス菌は、それが生産する各種の有
機酸によって蜜蜂の腸を刺激して腸媛動を活発にしたり
、腸内を酸性にして有害菌の増殖を抑えたり、蜜蜂の免
疫機能を刺激してこれを高める働きをし、蜜蜂を健康な
状態にする。
請求項2に記載の構成においては、前記請求項1に記載
の作用に加え、通性嫌気性菌である乳酸桿菌及び乳酸球
菌が蜜蜂の小腸内で先行的に繁殖し、腸内の遊離酸素を
消費して酸化還元電位を低下させ、それと同時にアミノ
酸及びビタミン等を生産し、偏性嫌気性菌であるビフィ
ズス菌の生育を促進する。
又、請求項3に記載の構成においては、前記請求項1に
記載の作用に加え、好気性菌である枯草菌と通性嫌気性
菌である乳酸桿菌及び乳酸球菌が蜜蜂の小腸内で先行的
に繁殖し、腸内の遊離酸素を消費して酸化還元電位を低
下させ、それと同時にアミノ酸及びビタミン等を生産し
、偏性嫌気性菌であるビフィズス菌の生育を促進する。
又、請求項4に記載の構成においては、前記請求項1に
記載の作用に加え、粉末ブドウ糖及び粉末フラクトオリ
ゴ糖は、蜜蜂によって好んで食され、さらに、蜜蜂の腸
内においてぶどう糖は乳酸桿菌及び乳酸球菌等の増殖因
子として作用し、フラクトオリゴ糖は、ビフィズス菌の
増殖因子として作用する。
ざらに、請求項5に記載の構成においては、糖に混合さ
れた蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌は、砂糖
液若しくは蜂蜜とともに蜜蜂に食されることによって蜜
蜂の腸内で繁殖する。そして、特にビフィズス菌は、そ
れが生産する各種の有機酸によって蜜蜂の腸を刺激して
腸嬬動を活発にしたり、腸内を酸性にして有害菌の増殖
を抑えたり、蜜蜂の免疫機能を刺激してこれを高める働
きをし、蜜蜂を健康な状態にする。
又、請求項6に記載の構成においては、養蜂飼料を蜜蜂
の巣框の上に振りかけるだけで蜜蜂が好んで糖を食する
ため、蜜蜂の給餌がなされる。
又、請求項7に記載の構成においては、養蜂飼料をさら
に従来の給餌に主として用いられている砂糖液若しくは
蜂蜜に混ぜるだけで蜜蜂の給餌がなされる。
(実施例〉 以下、請求項1から4に記載の本発明を具体化した蜜蜂
の腸内有用菌を含む養蜂飼料の一実施例について説明す
る。
本発明にかかる養蜂飼料を1ton得るには、まず、腸
内有用菌として、 01g中 I X 1099の蜜蜂由来ビフィズス菌■
tg中 2.2X109のストレプトコッカス・フェシ
ウム(乳酸球菌) 01g中 2X109のラクトバチルス・アシドフィル
ス(乳酸桿菌) 01g中 I X 10”のラクトバチルス・ラクティ
ス(乳酸桿菌) 01g中 2X108のバチルス・サブチルス(枯草菌
) の原末を用意する。これらは、乳酸菌メーカーによって
一般に販売されているものである。
尚、前記蜜蜂由来ビフィズス菌は、蜜蜂の腸内における
有用菌であって具体的には、ビフィドバクテリウム・ア
ステロイデス、ビフィドバクテリウム・インデイカム及
びビフィドバクテリウム・コリネフォームである。この
中で特に、ビフィドバクテリウム・コリネフォームが蜜
蜂の腸管内で乳酸及び酢酸の産生を多くし、この菌を主
とするのが好ましい。
次に、前記■〜■の各原料を全体で80kg用意する。
その内訳は、本実施例において■が全体の40%、 ■が全体の30%、 ■■■の合計が全体の30%である。
尚、前記■の分量は、90%〜100%まで比率を高め
てもよく、又、■の分量は、5%〜0%まで比率を低め
てもよく、同様に■の分量は、δ%〜O%まで比率を低
めてもよい。
そして、■〜■の原料を混合した80kgの原料を80
0 k gの粉末ぶどう糖と120 k gの粉末フラ
クトオリゴ塘に混合してI tonの粉末状養蜂飼料を
得る。
又、この養蜂飼料をさらに砂糖液若しくは蜂蜜に混ぜれ
ば、請求項5に記載の養蜂飼料が得られる。
この本発明にかかる養蜂飼料を蜜蜂に与えるには、1群
中1回につき5〜20gを1日数回〜数日に1回等適宜
与えればよい。即ち、この養蜂飼料は、従来から給餌用
に主として用いられる砂糖液や蜂蜜等に加えて補助的に
少量与えて使用するものである。勿論、砂糖等に代えて
専らこの養蜂飼料を用いても何等害になることはないが
、コストの点で必要以上に多く使用する必要はない。
前記養蜂飼料の使用方法としては、まず、この養蜂飼料
をそのまま蜜蜂の巣框の上に振りかけて蜜蜂に給餌する
方法が簡便であり適している。この養蜂飼料は、蜜蜂が
好む粉末ぶどう糖と粉末フラクトオリゴ糖とを主成分と
しているため、巣框の上に振りかけるだけで効率よく蜜
蜂に食される。
又、養蜂飼料の他の使用方法としては、この養蜂飼料を
さらに砂1a液若しくは蜂蜜に混ぜて得られた養蜂飼料
を蜜蜂に給餌する方法がある。このようにすれば、従来
の給餌方法を大きく変更することなく簡単にこの養蜂飼
料を蜜蜂に与えることができる。
次に、このようにして蜜蜂に与えられた養蜂飼料の作用
について説明する。
この養蜂飼料の主成分であるぶどう糖は、蜜蜂が好んで
食べるものであり、蜜蜂にこの養蜂飼料を確実に食べさ
せることができ、しかも、これは蜜蜂の体内における乳
酸桿菌及び乳酸球菌等の増殖因子として作用するもので
ある。
又、フラクトオリゴ糖は、同じく蜜蜂が好んで食べるも
のであり、しかも、これは蜜蜂の体内におけるビフィズ
ス菌の増殖因子として作用するものである。従って、こ
れらの糖は、腸内有用菌の繁殖を促進することができる
という効果を奏する。
この養蜂飼料の内、前記■のストレプトコッカス・フェ
シウム(乳酸球菌)、■のラクトバチルス・アシドフィ
ルス(乳酸桿菌)、■のラクトバチルス・ラクティス(
乳酸桿菌)及び■のバチルス・サブチルスは、主に蜜蜂
の小腸内で先行的に活動し、繁殖する。
前記■、■及び■の菌は、適性嫌気性菌であり、■の菌
は好気性菌である。従って、これら■、■、■及び■の
菌は、腸内の遊MrlI素を消費して酸化還元電位を低
下させ、それと同時にアミノ酸及びビタミン等を生産し
、前記■の蜜蜂由来ビフィズス菌の生育を促進する。
即ち、この養蜂飼料の内、■の蜜蜂由来ビフィズス菌は
、偏性嫌気性菌であるため■、■及び■の通性嫌気性菌
及び■の好気性菌と共存することにより、ビフィズス薗
単独である場合よりも有利に生育して繁りすることがで
きる。尚、これをノj”生という。
そして、主に蜜蜂の大腸内において繁殖し活動するビフ
ィズス菌は、それが生産する各種の有機酸によって腸を
刺激して腸媛動を活発にしたり、腸内を酸性にして有害
菌の増殖を抑えたり、蜜蜂の免疫機能を刺激してこれを
高める働きをする。
従って、この養蜂飼料においては、従来用いられている
砂に!液等に加えて補助的に蜜蜂にあたえるだけで、蜜
蜂の腸内菌叢を常に正常な状態に保つことができるため
、蜜蜂を健康な状態にして病気を予防するとともに、ダ
ニによる被害を抑えて寿命が長くかつ集蜜力のある蜜蜂
を育成し、蜜蜂の群勢を高めて蜂蜜及びローヤルゼリー
の生産量を増大することができる。又、この養蜂飼料に
おいては、蜂王の産卵を刺激して産卵圏の拡大を図るこ
ともできる。
さらに、この養蜂飼料は、従来用いられる抗生物質等の
薬剤とは異なり、養蜂によって得られる蜂蜜やローヤル
ゼリー等に対して何等害となるもρではなく、食品衛生
上非常に安心して使用できる優れた飼料である。このよ
うに、この養蜂飼料は、養蜂業界にとって、又蜂蜜等の
消費者にとっても多大な利益をもたらすものである。
次に、この実施例の養蜂飼料を用いた試験結果について
以下に説明する。
試験期間 昭和63年7月10日〜10月20日試験場
所 長野県飯田市 試験方法 試験区及び対照区として、それぞれ巣板4枚からなる一
群当り平均約10,000匹の蜂群を20群づつ配置し
、試験区の蜂群には一群判り毎週1回20gのこの養蜂
飼料を果框の上に直接揺りかけて給餌した。そして、こ
の試験区には、試験期間中に合計14回この養蜂飼料を
給餌し、ざらに、砂糖液も給餌した。一方、対照区には
、試験期間中に砂糖液のみ給餌した。
その結果、試験区及び対照区の平均した一群の蜂数は、
−ケ月毎にそれぞれ表に示す様に変化した。尚、試験期
間の終了後の検査では、試験区の蜂群には、チョーク病
の発病は全く認められなかったが、対照区の蜂群には、
チョーク病の発病が認められ、特にある−群では200
匹以上の発病が認められた。
く以下 余白) 表 尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、各
腸内有用菌の比率や塘の分量を適宜変更するなど、本発
明の趣旨である蜜蜂の腸内有用菌を選定し、それを糖に
混合して養蜂飼料を得るということから逸脱しない範囲
で適宜変更して実施してもよく、又、池の使用方法によ
りこの養蜂飼料を蜜蜂に与えてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、請求項1に記載の本発明に係る養
蜂飼料においては、糖に混合されたビフィズス菌等の有
用菌が糖とともに蜜蜂に食されることによって蜜蜂の腸
内で繁殖し、特にビフィズス菌は、それが生産する各種
の有機酸によって蜜蜂の腸を刺激して腸嬬動を活発にし
たり、腸内を酸性にして有害菌の増鼎を抑えたり、蜜蜂
の免疫機能を刺激してこれを高める働きをし、蜜蜂を健
康な状態にして病気を予防するとともに、ダニによる被
害を抑えて蜜蜂の群勢を高め、蜂蜜及びローヤルゼリー
の生産数を増大することができるという優れた効果を奏
する。又、この養蜂飼料においては、蜂王の産卵を刺激
して産卵圏の拡大を図ることもできる。
さらに、この養蜂飼料は、養蜂によって得られる蜂蜜や
ローヤルゼリー等に対して何等害となるものではなく、
食品衛生上非常に安心して使用できる優れた飼料である
又、請求項2に記載の本発明に係る養蜂飼料においては
、前記請求項1に記載の効果に加え、適性嫌気性菌であ
る乳酸桿菌及び乳酸球菌が蜜蜂の小腸内で先行的に繁殖
し、腸内の遊離酸素を消費して酸化還元電位を低下させ
、それと同時にアミノ酸及びビタミン等を生産するため
、偏性嫌気性菌であるビフィズス菌の生育をビフィズス
菌単独の場合よりも大きく促進するという共生によって
、ビフィズス菌による効果をより高めることができると
いう優れた効果を奏する。
さらに、請求項3に記載の本発明にかかる養蜂飼料にお
いては、前記請求項1に記載の効果に加え、好気性菌で
ある枯草菌と通性嫌気性菌である乳酸桿菌及び乳酸球菌
が蜜蜂の小腸内で先行的に繁殖し、偏性@気性菌である
ビフィズス菌の生育を著しく促進するという共生によっ
て、ビフィズス菌による効果をより高めることができる
という優れた効果を奏する。
又、請求項4に記載の本発明にかかる養蜂飼料において
は、前記請求項1(こ記載の効果に加え、粉末ブトつ糖
及び粉末フラクトオリゴ糖は、蜜蜂によって好んで食さ
れるため給餌効率を高めろことができ、さらに、蜜蜂の
腸内においてぶとう糖は乳酸桿菌及び乳酸球菌等の増殖
因子として作用するものであり、フラクトオリゴ糖は、
ビフィズス菌の増殖因子として作用するものであるため
腸内有用菌の繁殖を促進することができるという優れた
効果を奏する。
又、請求項5に記載の本発明に係る養蜂飼料においては
、糖に混合されたビフィズス菌等の有用菌が砂糖液若し
くは蜂蜜とともに蜜蜂に食されることによって蜜蜂の腸
内で繁殖し、蜜蜂を健康な状態にして蜜蜂の群勢を高め
、蜂蜜及びローヤルゼリーの生産量を増大することがで
きるとともに、この養蜂飼料においては、蜂王の産卵を
刺激して産卵圏の拡大を図ることもできるという優れた
効果を奏する。
さらに、この養蜂飼料は、養蜂によって得られる蜂蜜や
ローヤルゼリー等に対して何等害どなるものではなく、
食品衛生上非常に安心して使用できる優れた飼料である
又、請求項6に記載の発明にかかる養蜂飼料の使用方法
においては、養蜂飼料を蜜蜂の巣框の一ヒに振りかける
だけで蜜蜂の給餌を簡単に1テうことができ、蜜蜂を9
1床な状態にして病気を予防するとともに、ダニによる
被害を抑えて蜜蜂の群勢を高め、蜂蜜及びローヤルゼリ
ーの生産量を増大することができろという優れた効果を
奏する。
叉、請求項7に記載の発明にかかる養蜂飼料の使用方法
においては、養蜂飼料をさらに従来の給餌に主として用
いられている砂糖)α若しくは蜂蜜に混ぜるだけで蜜蜂
の給餌を簡単に行うことができ、蜜蜂を健康な状態にし
て病気を予防するとともに、ダニによる被害を抑えて蜜
蜂の群勢を高め、蜂蜜及びローヤルゼリーの生産量を増
大することができるという優れた効果を奏する。
以上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合
    した糖を含有することを特徴とする養蜂飼料。
  2. (2)前記有用菌としてビフィズス菌、乳酸桿菌及び乳
    酸球菌を混合したことを特徴とする請求項1に記載の養
    蜂飼料。
  3. (3)前記有用菌としてビフィズス菌、乳酸桿菌、乳酸
    球菌及び枯草菌を混合したことを特徴とする請求項1に
    記載の養蜂飼料。
  4. (4)前記糖は、粉末ブドウ糖及び粉末フラクトオリゴ
    糖であることを特徴とする請求項1に記載の養蜂飼料。
  5. (5)蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合
    した糖を含有する養蜂飼料をさらに砂糖液若しくは蜂蜜
    に混ぜたことを特徴とする養蜂飼料。
  6. (6)蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合
    した糖を含有する養蜂飼料を蜜蜂の巣框の上に振りかけ
    て蜜蜂に給餌することを特徴とする養蜂飼料の使用方法
  7. (7)蜜蜂の腸内に住むビフィズス菌等の有用菌を混合
    した糖を含有する養蜂飼料をさらに砂糖液若しくは蜂蜜
    に混ぜて蜜蜂に給餌することを特徴とする養蜂飼料の使
    用方法。
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