JPH022218Y2 - - Google Patents

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JPH022218Y2
JPH022218Y2 JP12540684U JP12540684U JPH022218Y2 JP H022218 Y2 JPH022218 Y2 JP H022218Y2 JP 12540684 U JP12540684 U JP 12540684U JP 12540684 U JP12540684 U JP 12540684U JP H022218 Y2 JPH022218 Y2 JP H022218Y2
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JP
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cutting line
strips
lines
plant growth
braided
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JP12540684U
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  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、農作物、園芸用植物の裁培に際し、
種子、苗からの生育過程にある植物に被覆して、
保冷・保温・雑草の抑制・病虫害の防止用として
用いる植物生育用シートの改良に関するものであ
る。
従来の技術 従来、種子、苗から育生過程にある植物に被覆
して保冷・保温・雑草の抑制・病虫害の防止用と
して、種子、苗を保護する目的のためには、敷わ
らを用いていたが、くさり易く、作業が煩雑であ
るため、近年所謂マルチフイルムと称し、軟質合
成樹脂フイルムに多数の丸孔を設けたフイルムを
畠に播かれた種子、或は畠で種子から生育した苗
の上に被覆するか、或は丸孔が設けられていない
フイルムを紛数枚、間隙を形成して被覆するにい
たつた。上述の2つの手段においては夏季におけ
る保冷、冬季における保温及び雑草の抑制・病虫
害の防止の目的は達するが、反面、目数の経過と
共に劣化して脆弱化し、長い日数に耐え得ないの
みならず通気性に乏しく、植物がむれる欠点があ
り、又土壌に肥料、水が均一に滲透しない欠点が
あつた。
そこで最近ポリエチレン等の軟質合成樹脂によ
り形成された柔軟な帯状体を編紐により簾状に編
成してなる、簾状の植物生育用シートが出現し
た。この簾状の植物生育用シートは、日数の経過
により劣化と脆弱化が少く、又、肥料及び水が均
一に撒布、撒水され、保冷・保温・雑草の抑制・
病虫害の防止の目的が達成されるが、尚、植物が
生育してゆく過程で植物の上方への生長が前記被
覆シートにより阻害され、植物の充分な生長が得
られない欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、日数の経過した使用により劣化脆弱
化することが少く、通気性があり本考案により被
覆された植物にむれを生ずることなく土壌に対す
る肥料及び水は均一に撒布、撒水され、又保冷・
保温・雑草の抑制・病虫害の防止の目的を充分達
成することができるのみならず、更に又、植物の
上方生育を阻害することなく充分な植物生長が得
られる植物生育用シートを得ることを目的とする
ものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案は上述の目的を達成するため、柔軟で耐
劣化性のある帯状体11を編紐により簾状に編成
してなるシートにおいて、編紐による編線12,
12間における帯状体11に、該帯状体と交叉す
る方向に切断線13を形成したことを特徴とする
植物生育用シートなる構成を要旨とするものであ
る。
次に上記構成を図面に示す実施例について説明
すれば次の通りである。
第1図に示す如く、軟質ポリエチレン等の軟質
合成樹脂、その他劣化脆弱化しにくい柔軟な素材
をもつて、多数の帯状体11,11,11……を
形成する。上記帯状体を平行状態に並べて編紐に
より、複数列の編線12,12,12……を形成
して簾状に編成されたシート20を形成する。上
記編紐による編成手段は公知の編成手段、例えば
第2図に示す平織、又は第3図に示すカラミ織、
或は又第4図に示すラツセル編等の手段を用いて
編線12,12,12……を形成する。
第1図、図示においては、上述の如く簾状に編
成されたシート20に、畠に一定間隔毎に線状に
播かれた種子播線の、前記一定間隔と等しい間隔
l毎に位置するシート20の編線12,12間に
おける相隣る複数本の帯状体11,11,11…
…に、それらと直交する方向に夫々切断線13,
13,13……を形成し、それらの切断線により
形成される切断部Pの長さは約10cm、切断されな
い帯状体11,11……の部分Qの長さ約3cmに
形成してある。
上記は、図示の実施例について説明したが、切
断線13は必ずしも帯状体11と直交する方向に
一直線状に設ける必要はなく、又切断線13は各
編線12,12間の帯状体11に夫々形成される
場合もあるし、任意の編線12,12間の帯状体
11に設けられる場合もある。又同一編線12,
12間における帯状体11に、切断線13を設け
ない帯状体11と、切断線13を設けた帯状体1
1とを一本ずつ交互に形成する場合もあるし、切
断線13を設けない一本の帯状体11と切断線1
3を設けた複数本の帯状体11とを交互に形成す
る場合もある。更に、同一編線12,12間にお
ける帯状体11に、切断線13を設けない複数本
の帯状体11と切断線13を設けた複数本の帯状
体11とを交互に形成する場合もある。
作 用 上述の如く構成された本考案の植物生育用シー
トの切断線13が畠における種子播線の上部に位
置するようにして前記シート20を畠の種子上に
被覆する。第6図に示す如く、種子の生育時、苗
の生育時には温度の上昇、下降を防ぎ、雑草の発
生生長を抑制し、病虫による被害も防止する。而
もシート20の各帯状体11,11の間隙及び切
断線13からの空気の流通を良好にし、種子、苗
をむれることなく保持すると共に肥料、水を土中
に均等に滲入させる。やがて植物が生育して上方
に大きく生長してゆく際には第5図に示す如く帯
状体11の切断線13から上方に自由に生長して
ゆくことができる。
〔効果〕
本考案は、以上述べた構成であるから日数を経
過した使用により劣化脆弱化することが少く、通
気性があり、本考案により被覆された植物にむれ
を生ずることなく、肥料及び水は均一に撒布、撒
水され、又保冷・保温・雑草の抑制・病虫害の防
止の目的を充分達成することができるのみならず
更に又、植物の上方生育を阻害することなく充分
な植物生長が得られる植物生育用シートを得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の平面図、第
2図乃至第4図は編紐による公知の編成手段を示
す一部の拡大平面図、第5図は本考案を用いた場
合の植物の生育状態を示す一部の拡大縦断面図、
第6図は本考案を用いた場合の種子の生育状態を
示す一部の拡大縦断面図である。 11……帯状体、12……編線、13……切断
線、20……簾状シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 柔軟で耐劣化性のある帯状体11を編紐によ
    り簾状に編成してなるシートにおいて、編紐に
    よる編線12,12間における帯状体11に該
    帯状体と交叉する方向に切断線13を形成した
    ことを特徴とする植物生育用シート。 2 切断線13は、同一編線12,12間におけ
    る帯状体11に略直交する方向に設けられた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の植物生育用
    シート。 3 切断線13は、畠に一定間隔毎に線条に播か
    れた種播線の前記一定横間隔と等しい間隔l毎
    に位置する編線12,12間の帯状体11に形
    成された実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    植物生育用シート。 4 切断線13は、各編線12,12間の帯状体
    11に夫々形成された実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の植物生育用シート。 5 切断線13は、任意の編線12,12間の帯
    状体11に形成された実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の植物生育用シート。 6 切断線13は、同一編線12,12間におけ
    る帯状体11に切断線13を設けない帯状体1
    1と切断線13を設けた帯状体11とを一本ず
    つ交互に形成された実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の植物生育用シート。 7 切断線13は、同一編線12,12間に、切
    断線を設けない一本の帯状体11と切断線を設
    けた複数本の帯状体11とを交互に形成した実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の植物生育用
    シート。 8 切断線13は、同一編線12,12間におけ
    る帯状体11に、切断線13を設けない複数本
    の帯状体11と、切断線13を設けた複数本の
    帯状体11とを交互に形成した実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の植物生育用シート。
JP12540684U 1984-08-20 1984-08-20 植物生育用シ−ト Granted JPS6140862U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12540684U JPS6140862U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 植物生育用シ−ト

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JP12540684U JPS6140862U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 植物生育用シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS6140862U JPS6140862U (ja) 1986-03-15
JPH022218Y2 true JPH022218Y2 (ja) 1990-01-19

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ID=30684097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12540684U Granted JPS6140862U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 植物生育用シ−ト

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427319Y2 (ja) * 1986-12-18 1992-06-30

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JPS6140862U (ja) 1986-03-15

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