JPH02221304A - 高速度鋼工具の製造方法 - Google Patents

高速度鋼工具の製造方法

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JPH02221304A
JPH02221304A JP4266289A JP4266289A JPH02221304A JP H02221304 A JPH02221304 A JP H02221304A JP 4266289 A JP4266289 A JP 4266289A JP 4266289 A JP4266289 A JP 4266289A JP H02221304 A JPH02221304 A JP H02221304A
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JP
Japan
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laser
layer
hardness
irradiated
speed steel
Prior art date
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Pending
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JP4266289A
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English (en)
Inventor
Yuichi Seki
勇一 関
Yoji Kawatani
川谷 洋司
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高エネルギー密度ビームを照射して急冷凝固層
を形成する工程を含む高速度鋼工具の製造法に関し、高
エネルギー密度ビームを重複照射する部分が発生しても
この部分に軟化層を生成させないことにより、切削工具
、塑性加工用工具等に用いることのできる耐摩耗性に優
れた高速度鋼工具の製造方法に関するものである。尚本
明細書において高エネルギー密度ビームとは、急冷凝固
層の形成に用いることのできるレーザビームや電子ビー
ムその他の一切のビームを言うが、以下レーザビームを
代表させて説明を進める。
[従来の技術] 切削加工や塑性加工における高能率化及び高精度化の要
求は更に強まりつつあり、高速度鋼切削工具や塑性加工
用工具に関しても種々の改良が行なわれ、刃先や加工摺
動面の耐摩耗性、靭性、或は硬度の向上環が図られてい
る。
例えば、特開昭59−83718号では次の様な方法が
示されている。
まず高速度鋼工具素材を焼入れして、これにレーザビー
ム(以下阜にレーザということがある)を照射し、局部
的に溶融・急冷凝固することによって素材鋼中に大量に
含まれる1次炭化物を固溶せしめ、表層部組織中の粗大
炭化物を減少乃至消失する。その後一定の温度で焼戻す
ことによって、固溶している炭化物を微細析出させ、2
次硬化を促進させることによって硬度、靭性、及び耐摩
耗性を向上させる(以下この処理のことをレーザ溶融処
理という)。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記方法を用いて製造した高速度鋼工具(以下単
に工具と言うことがある)には以下述べるような問題を
生じる場合がある。すなわちレーザ溶融処理はレンズな
どで集光したレーザを走査し連続的に溶融・急冷凝固層
を形成することにより行なわれるが、−旦このレーザ溶
融・急冷凝固層を形成した後その一部が重複するように
再度レーザ溶融処理を行なうと、レーザ重複照射部(以
下単にレーザ重複部又は重複部ということがある)近傍
が2回目のレーザ溶融処理による熱影響(焼戻効果)を
受けて軟化層に転化する。熱影響を受けていない部分が
Hv900〜1100の非常に高い硬度を示すのに対し
、このレーザ重複部近傍の軟化層の硬度はHv700〜
800と非常に低い、従って、例えば第1図(^)に示
す様に軸物状工具素材の円周状面に沿ってリング状にレ
ーザ溶融処理を行なったものや、第1図(B)に示す様
に平面状であっても基盤の目にレーザ溶融処理層を形成
させたもの等では、重複部近傍以外は溶融・急冷凝固層
の形成によって良好な耐摩耗性を示すが、重複部近傍で
異常摩耗が生じる場合がある。尚1は工具素材、2はレ
ーザ溶融層、3はレーザ重複部、4はレーザである。尚
第2図(^)及び(B)はそれぞれ第1図(A)におけ
るA−A線断面模式図及び第1図(B)におけるB−B
線断面模式図であるが、上記の軟化層5は、はじめに形
成されたレーザ溶融層2aと後から形成されたレーザ溶
融層2bの重複部3よりも少しレーザ溶融層2a側に寄
ったところに形成される。
本発明の目的は、このように一部重複したレーザ溶融層
を持つ工具においてもその重複部近傍の硬度が高く、均
一な耐摩耗性を発揮する工具の製造方法を提供するもの
である。
[課題を解決する為の手段] 本発明は、高速度鋼工具素材に高エネルギー密度ビーム
を照射して急冷凝固層を形成し高速度鋼工具を製造する
に当たり高エネルギー密度ビームの重複部が生成する場
合において、少なくとも重複照射部近傍をマルテンサイ
ト変態開始温度以上に加熱保持しておいてから最初の高
エネルギー密度ビームの照射を行ない、次いで重複照射
部を含む高エネルギー密度ビームの照射性なう工程を含
むことを要旨とするものである。
[作用] 工具素材にレーザを照射し溶融・急冷凝固を行なうと、
C,Mo、W或はV等の炭化物形成元素を過飽和に固溶
したマルテンサイトが生成する。
・これに再度のレーザ照射を行なうと、その熱影響によ
ってレーザ重複部近傍は焼戻し効果を受け、その結果マ
ルテンサイトが焼戻しマルテンサイトとなり、或はフェ
ライトと炭化物に分解し軟化層となって硬度が低下する
本発明者等はこの様な軟化層5の生成を防止することを
目的として研究・検討を重ねた結果、工具素材を予めマ
ルテンサイト変態開始温度(以下M1点ということがあ
る)以上に加熱保持しておいてからレーザ照射を行なえ
ば、重複照射を行なっても軟化層が生成せず、従って耐
摩耗性や硬度が低下しないことを知見した。第3図はレ
ーザの重複照射を行なった場合の温度−時間曲線であっ
て、(イ) は本発明、(O)は従来例であり、またP
及びQはそれぞれ本発明と従来例のレーザ溶融処理点を
示す。このグラフから明らかな様に、従来例(ロ)にお
いては、最初のレーザ照射により溶融後の急冷凝固が行
なわれて工具素材の温度は速やかにMs点以下に下がり
、この状態において再度のレーザ溶融処理が行なわれる
為に、前述の様な理由によって軟化層が生成する。
ところが本発明においては、工具素材(少なくとも重複
部近傍)を予めM3点以上の温度に加熱保持しておいて
最初のレーザ溶融処理を行なうのであるから、再度のレ
ーザ溶融処理を受ける場合も、前記Iia部近傍の温度
をM、魚具上に保持した状態で該レーザ溶融処理を受け
させることができる。即ち本発明におけるレーザの重複
照射は、マルテンサイトよりも熱による組織変化が起こ
り難く、又炭化物の析出が進行するには高温且つ長時間
を要するというオーステナイト状態で行なわれる結果、
軟化層の生成が防止され、重複部近傍においてもHv9
00以上の硬度が得られる。
つまり第1図(A)、及び(B)において、軟化層5は
存在せず、レーザ溶融層2b、 レーザ重複部3及びレ
ーザ溶融層2aに亘って連続的にHv900以上の硬度
分布が存在する。
以下工具素材として代表的な高速度鋼5KH55を用い
て行なった実験結果に基づいて説明を進める。
平板試験片(5011Illj×50mIIIw×10
11011Iを種々の温度に加熱した後で、第4図に示
す様に試験片表面の中心部から矢印t1方向に沿って右
端部までレーザを照射してレーザ溶融層2aを形成した
。次に試験片左端中央部から矢印t2方向に沿って試験
片中心部までレーザを照射し、レーザ溶融層2bを形成
し、試験片中心部に2a及び2bの!i′IIL部3を
生成させた。
尚レーザ溶融処理条件は下記の通りとした。
条件1 出 カニ5KW 速度:0.5m/分 スポット径: 3.5 va膳 条件2 出  カニ5KW 速度:2m/分 スポット径: 2.Omm 第5図(A)〜(D)はいずれも第4図におけるV−V
線断面の金属組織構造を示す模式図であつて、このうち
(C)及び(D)は、いずれもレーザ照射前に工具素材
を200℃に加熱保持しておいて、それぞれ前記レーザ
溶融処理条件1及び2により重複部を形成させた場合で
ある。
第5図(A)及び(B)の場合は重複部に熱影響による
明瞭な焼戻し層(軟化層)5が観察されるのに対し、第
5図(C)及び(D)の場合はこのような焼戻し層は全
く観察されない。
第6図及び第7図はレーザの重複照射を行ない、550
℃X 1 hrx 3回焼戻しを行なった工具素材の急
冷凝固層断面硬度分布図であって、第6図は前記レーザ
溶融処理条件1によるもの、又第7図は同条件2による
ものである。
加熱なしのものでは第5図(A)及び(B)の焼戻し層
に相当する部分で顕著な軟化が見られるのに対し、20
0〜450℃に加熱したものではこのような軟化は全く
みられず、重複部近傍においてもHv900以上の非常
に高い硬度を示している。
これはこの鋼種のMs点が、約200℃にあるため、こ
の温度以上にあらかじめ試験片を加熱しておくと、既に
述べた様に初めに形成したレーザ溶融層はマルテンサイ
ト変態を起こさず、オーステナイト状態に保持される。
従って重複部はオーステナイトの状態で行なわれること
となって軟化層を生成しない、モしてレーザ溶融処理終
了後、加熱をやめて室温まで冷却される時に初めのレー
ザ溶融層も初めてマルテンサイト変態を起こすようにな
る。
しかし加熱温度が450℃を超えると全体にレーザ溶融
処理時の急冷・凝固速度が遅くなるため、硬度が低下す
る。また加熱温度が200を未溝では、軟化層が形成さ
れて重複部の硬度がHv900未満となる0重複部の硬
度が)Iv900未溝となるとその部分ではレーザ溶融
処理の効果がなくなり、異常摩耗が生じる場合がある。
また他の鋼種(SKH2,5KH3,5KH4,5KH
56,5KH59等)についても試験を行なりたが、は
ぼ同じM3点く約200’e)をもつため、200〜4
50t:の加熱によって5KH55と同様の効果を示す
、従って加熱温度の上限は450℃程度、とすることが
好ましい。
以上の通り工具を200〜450℃に加熱しておくこと
によって、レーザ重複部の軟化が防止された工具が製造
されるが、この加熱は工具全体を加熱してもよく、又レ
ーザ重複予定部のみを局部的に加熱する方法をとフでも
よい。
以下実施例について説明するが、本発明は下記実施例に
限定されるものではなく、前・後記の趣旨に徴して適宜
設計変更することは本発明の技術的範囲に含まれる。
[実施例] 実施例1 高速度113KH55を荒加工後1100℃で焼入れし
、560℃で焼戻しした後、片肉0.1ma+の加工代
を残してレーザ溶融処理用素材とした。
この素材を250℃に加熱し、下記条件で幅約2.5m
mのレーザ溶融層を全ての刃の逃げ面に全周形成した。
尚レーザ照射始点と終点を重複させ重複部を形成した。
その後560℃X 1 hrX 3回の焼戻しを行なっ
た後、レーザ溶融層が刃先に来るよう最終仕上げ加工を
行ない丸ブローチを作製した。また比較例として、加熱
せずに全力に亘ってレーザ溶融処理を行なったブローチ
及び従来例として、焼入れ及び焼戻しく1220℃焼入
れ、560℃焼戻し)を行なったブローチを作製し、そ
の切削性能を比較した。切削条件は下記の通りとした。
レーザ溶融処理条件 出 カニ5KW 速度:1.2m/分 スポット径: 2.511111 切削条件 被切削材: 545C(Ha 200)潤 滑 二本性
潤滑剤 判定方法: 2000毛切削後の逃げ面摩耗によって判
定 試験結果を第1表に示す。
第  1  表 第1表から明らかな様に比較例はレーザ溶融処理してい
ない従来例より重複部以外の摩耗量は少ないが、レーザ
重複部では軟化層があるため従来例とほぼ同等の摩耗量
となった。この事は重複部で異常摩耗が起こっているこ
とを示している。
これに対し本発明例では、重複部の摩耗量もほぼ他のレ
ーザ溶融層と同等の優れた摩耗量を示し、従来例のよう
な異常摩耗は起こらなかった。
また切削試験後本発明例と比較例について硬度を測定し
た結果、本発明例では比較例のように重複部での硬度低
下は見られず、重複部においてもHv900以上の非常
に高い硬度を示した。
実施例2 冷間バンチを製造する為に、高速度1isKH55を荒
加工後1200℃で焼討入れ、560℃で焼き戻し後、
片肉0.1+amの加工代を残してレーザ溶融処理用素
材とした。この素材を250℃に加熱し、実施例1と同
条件で幅約2.5mmのレーザ溶融層を、始点と終点が
重複するよう形成した。
これを用いて冷間バンチを作製した。この工具を用いて
実機にて冷間加工を行なった結果、加熱なしでレーザ処
理を行なった従来の工具では重複部が摩耗するため従来
15000個しか加工できなかったのが本発明工具では
30000個の冷間加工を行なうことができた。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されているのでレーザ重複部に
軟化層が存在せず耐摩耗性に優れた工具を提供すること
ができ、特にどうしてもレーザ溶融層を重複させる必要
のある丸ブローチなどの製造に本発明方法を用いること
により、工具寿命が向上し、経済性が改善されるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)はレーザ重複部が生成する場合
の例を示す図、第2a(A)及び(B)はそれぞれ第1
図(^)におけるA−A線断面模式図及び第1図(B)
におけるB−B線断面模式図、第3図は工具素材にレー
ザの重複照射を行なう場合の工具の温度−時間曲線を示
すグラフ、第4図は本発明の実験例として試験片にレー
ザの重複照射を行なう方法を示す説明図、第5図(^)
〜(0)は第4図におけるV−V線断面の金属組織構造
を示す模式図、第6図及び第7図はレーザの重複照射を
行ない、焼戻しを行なった工具素材の急冷凝固層断面硬
度分布図である。 1・・・工具素材 2.2a、2b・・・レーザ溶融層 3・・・レーザ重複部 4・・・レーザビーム 5・・・軟化層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高速度鋼工具素材に高エネルギー密度ビームを照射して
    急冷凝固層を形成し高速度鋼工具を製造するに当たり高
    エネルギー密度ビームの重複照射部が生成する場合にお
    いて、少なくとも重複照射部近傍をマルテンサイト変態
    開始温度以上に加熱保持しておいてから最初の高エネル
    ギー密度ビームの照射を行ない、次いで重複照射部を含
    む高エネルギー密度ビームの照射を行なう工程を含むこ
    とを特徴とする高速度鋼工具の製造方法。
JP4266289A 1989-02-22 1989-02-22 高速度鋼工具の製造方法 Pending JPH02221304A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188704A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Nippon Zeon Co Ltd 金型の製造方法、成形体及び光学部材
JP2013136802A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Fuji Heavy Ind Ltd 焼入れ方法および焼入れ装置
CN103522030A (zh) * 2013-10-09 2014-01-22 昆山兼房高科技刀具有限公司 切削工具的制作方法
CN115612790A (zh) * 2021-07-13 2023-01-17 住友重机械工业株式会社 热处理方法

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