JPH02219666A

JPH02219666A - 出力制御装置及びイメージパターン生成方法

Info

Publication number: JPH02219666A
Application number: JP4040089A
Authority: JP
Inventors: Yasuto Suzuki; 鈴木　保人
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-02-22
Filing date: 1989-02-22
Publication date: 1990-09-03
Anticipated expiration: 2012-05-14
Also published as: JP2610987B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、記録装置に関し、特に外部装置から送られる
文字又は図形酸はその他の画像データを入力して記録媒
体上に画像を記録する記録装置に関するものである。

［従来の技術］従来、この種の装置には、例えばレーザビーム方式電子
写真式印字装置のような、記録媒体上にドツト単位で画
像を記録する装置があり、文字列などの画像の一部に網
点パターンを重畳したり、画像の一部の白黒を反転した
り、文字列に対してアンダーラインを引くなどの修飾印
字機能を具備したものがあった。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、この種の記録装置においては、各修飾印
字機能が指定された順に施されるため、同一の画像領域
に複数の画像や修飾機能が重なった場合、画像情報の一
部が失われる等、好ましくない記録結果を生じるといっ
た欠点があった。

第３図は、この印字の処理順序と印字結果の例を示した
もので、文字、アンダーライン（線）。

網掛け、白黒反転の４種類の印字処理の順序と、その印
字結果を示した図である。

なお、第３図の文字、線、網掛けについては、透明なシ
ート上に印字し、下地の画像上に重ねるようなイメージ
の印字方式で下地の画像を覆い隠さない。即ち、下地の
画像と印字データの画像との論理和をとるように重ね書
きされて、白黒反転は、所定の領域内の画像を画素単位
で反転（論理否定）している。第３図を具体的に説明す
ると、■は元の印字する文字を示す図、 ■は（文字、線、綱掛け）、白黒反転の順に印字した印
字結果例、 ■は（線、綱掛け）、白黒反転、文字の順に印字した印
字結果例、 ■は綱掛け、白黒反転、（文字、線）の順に印字した印
字結果例、 ■は白黒反転、（文字、線、綱掛け）の順に印字した印
字結果例、 ■は線、白黒反転、（文字、網掛け）の順に印字した印
字結果例である。

一見して、■以外は好ましくない印字結果を生じている
ことがわかる。

なお、説明中、及び図中で括弧（）で囲んだ部分が順不
同であることを示す（重ね書きでは、印字結果は印字順
序によらない）。

本発明は、上記課題を解決するために成されたもので、
入力データの順序によらず、一定の好ましい記録結果を
得られる記録装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明の記録装置は以下の
構成を備える。即ち、外部より入力される印字データに基づいて記録媒体上へ
画像を形成する記録装置において、前記入力される印字
データの解析を行うデータ解析手段と、該データ解析手
段での解析結果を複数のデータに判別する判別手段と、
該判別手段により判別された複数のデータを各蓄積する
複数のデータ蓄積手段と、各データ蓄積手段に蓄積され
たデータを所定の順序に従い、各印字イメージに展開す
るイメージ処理制御手段と、該イメージ処理制御手段に
より展開された印字イメージを記録媒体上に記録する記
録手段とを備える。

［作用］以上の構成において、外部より入力される印字データを
解析し、その解析結果を複数のデータに判別する。そし
て、判別された複数のデータを各蓄積し、蓄積されたデ
ータを所定の順序に従い、各印字イメージに展開して記
録媒体上に記録するように動作する。

［実施例］以下、添付図面に従って、本発明に係る実施例を詳細に
説明する。

く構成の説明　（第１図）〉第１図は、本実施例における記録装置の構成を説明する
ブロック図である。

図において、１は実施例のイメージ処理を含む印字制御
全体を司るＣＰＵ、２はＣＰＵ１が不図示のデータ入力
機構よりの入力データを解析して得た文字の印字情報を
ページ単位で蓄える文字データバッファ、３はＣＰＵ１
が不図示のデータ入力機構よりの入力データを解析して
得たアンダーライン・罫線のような線の印字情報をペー
ジ単位で蓄える線データバッファ、４はＣＰＵ　１が不
図示のデータ入力機構よりの入力データを解析して得た
網掛けの印字情報をページ単位で蓄える網掛はデータバ
ッファ、５はＣＰＵ１が不図示のデータ入力機構よりの
入力データを解析して得た白黒反転の印字情報をページ
単位で蓄える白黒反転データバッファ、６は２〜５の各
データバッファ中の印字情報をイメージ処理して得た１
ペ一ジ分のドツトイメージを蓄えるイメージバッファ、
７は公知の電子写真技術によって用紙上にイメージバッ
ファ６中のドツトイメージをプリントする印字機構、８
は各印字情報の種類ごとのイメージ処理の方法、順序の
指定等を行う操作パネル、９は操作パネル８で指定され
たイメージ処理の順序を記憶する順序レジスタ、１ｏは
操作パネル８で指定されたイメージ処理の方法を記憶す
る処理レジスタである。なお、図中に示す矢印は、印字
データの流れを表すものである。

く処理手順の説明　（第２図）〉次に本実施例における印字処理を第２図に示すフローチ
ャートに従って以下に説明する。

なお、第２図は、本実施例における一連の印字手順を示
すフローチャートであり、Ｓ１〜Ｓ１５は各ステップを
表す。また、各手順は図示しないプログラムメモリに格
納されている。

ここで、順序レジスタ９には、文字データ・線データ・
網掛はデータ・白黒反転データの各処理順序が記憶され
ており、処理レジスタ１０には、文字データ、線データ
、網掛はデータに対しては重ね書き（下地の画像との論
理和）、白黒反転データに対しては白黒反転（下地の画
像の論理否定）がそれぞれ記憶されているものとする。

なお、本実施例の記録装置の入力データとしては、文字
データ・線データ・網掛はデータ・白黒反転データのみ
を考えるものとする。

まず、ステップＳ１において、ＣＰＵ　１は不図示のデ
ータ入力機構よりの入力データを解析し、次のステップ
Ｓ２では、解析して得た印字情報が文字データであるか
判断する。その結果、文字データであればステップＳ３
に処理を進め、解析して得た印字情報を文字データバッ
ファ２に蓄積する。そして、ステップＳ４において、１
ペ一ジ分のデータ解析が終了したかを判断し、１ページ
分のデータ解析が終了していなければ、ステップＳ１へ
処理を戻して入力データの解析を続ける。

一方、ステップＳ２の判断で、解析して得た印字情報が
文字データでない場合は、ステップＳ５に処理を進め、
線データであるかを判断する。

その結果、線データであればステップＳ６に処理を進め
、ステップＳ１で解析して得た印字情報を線データバッ
ファ３に蓄積して、ステップＳ４に処理を進める。しか
し、解析して得た印字情報が線データでない場合には、
ステップＳ７に処理を進め、ステップＳ１での解析結果
が網掛はデータであるかを判断する。その結果、網掛は
データであればステップＳ８に処理を進め、解析して得
た印字情報を網掛はデータバッファ４に蓄積して、ステ
ップＳ４に処理を進める。しかし、ステップＳ７で、解
析して得た印字情報が網掛はデータで無い場合には、ス
テップＳ９に処理を進め、解析して得た印字情報を白黒
反転データバッファ５に蓄積する。次に、ステップＳ４
で、１ペ一ジ分のデータ解析が終了したかを判断し、終
了した場合には、ステップＳＩＯに処理を進める。

以上の処理により、入力データの解析と、その解析した
データの蓄積が終了すると、ステップＳ１０において、
順序レジスタ９に記憶されている処理順序と、処理レジ
スタ１０に記憶されているイメージ処理方法に従って、
文字データバッファ２内に蓄積した印字情報をイメージ
バッファ６内に展開する。同様に、ステップＳｌｌにお
いて、線データバッファ３内に蓄積した印字情報をイメ
ージバッファ６内に展開し、次のステップＳ１２では、
網掛はデータバッファ４内に蓄積した印字情報をイメー
ジバッファ６内に展開する。さらにステップＳ１３では
、白黒反転データバッファ５内に蓄積した印字情報を、
順序レジスタ９に記憶されている処理順序と処理レジス
タ１０に記憶されているイメージ処理方法に従って、の
白黒反転を行い、イメージバッファ６内に展開する。

その後ステップＳ１４で、イメージバッファ６内のドツ
トイメージを印字機構７に出力し、この出力されたデー
タが印字機構７により、用紙上にプリントされる。そし
て、ステップＳ１５でプリント終了かどうか判断し、プ
リントが終了でなければ、ステップＳ１に処理を戻して
プリントを続行する。しかし、プリント終了ならばプリ
ントを終了する。

なお、以上の説明では、順序レジスタ９、処理レジスタ
１０の内容は操作パネル８より指定するとしたが、印字
データと同様に、不図示のデータ入力機構よりの制御入
力データとして指定してもよい。

以上説明したように、本実施例によれば、印字データを
文字データ蓄積手段に加えて各修飾機能毎の蓄積手段に
独立に蓄積し、印字に際しては、これらの印字データを
所定の順序でそれぞれ適当なイメージ処理をする制御手
段とを設けたので、修飾印字データの入力順序によらず
、一定の好ましい印字結果を得ることができるという、
優れた利点を有する。

また、本発明に係る記録装置を用いることで、印字デー
タを発生させるプログラム、例えばワードプロセッシン
グプログラムは、修飾印字データの出力順を意識する必
要がなく、プログラムに対する負荷を大幅に減らすこと
が可能となった。

さらに、各印字データの処理順序及びイメージ処理を指
定するだけで、様々な修飾印字の印字結果を得ることが
できる。

以上の説明においては、イメージ処理として重ね書き（
下地画像との論理和）、白黒反転（下地画像の論理否定
）の２例のみをあげたが、第４図に示すように文字デー
タを線データの後に、上書き（下地画像をデータの画像
で置き換える）処理すれば、図面等の寸法線などで文字
と線が重ならず文字を読み易くできる。（第４図の例で
は文字の画像が文字パターンの余白部も含む長方形のビ
ットイメージとして実現されている。）また、第５図に
示すように線データを文字データの後に処理すれば、オ
ーバーストライクの印字結果が得られる。

但し、文字データが重ね書き処理であればどちらが先で
も同様の結果が得られる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、入力データの順序
によらず、一定の好ましい記録結果を得られる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例を示す記録装置の構成を
説明するブロック図、第２図は本実施例における印字制御手順を説明するフロ
ーチャート、第３図は従来の印字順序と印字結果との関係な処理した
場合の印字結果の例を示す図、第５図は線データを文字
データの後に、処理した場合の印字結果の例を示す図で
ある。図中、１・・・ＣＰＵ、２・・・文字データバッファ、
３・・・線データバッファ、４・・・網掛はデータバッ
ファ、５・・・白黒反転データバッファ、６・・・イメ
ージバッファ、７・・・印字機構、８・・・操作パネル
、９・・・順序レジスタ、ｌＯ・・・処理レジスタであ
る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）外部より入力される印字データに基づいて記録媒
体上へ画像を形成する記録装置において、前記入力され
る印字データの解析を行うデータ解析手段と、該データ解析手段での解析結果を複数のデータに判別す
る判別手段と、該判別手段により判別された複数のデータを各蓄積する
複数のデータ蓄積手段と、各データ蓄積手段に蓄積されたデータを所定の順序に従
い、各印字イメージに展開するイメージ処理制御手段と
、該イメージ処理制御手段により展開された印字イメージ
を記録媒体上に記録する記録手段とを備えることを特徴
とする記録装置。