JPH02219542A - 濃縮コーヒーの製造方法 - Google Patents
濃縮コーヒーの製造方法Info
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- JPH02219542A JPH02219542A JP1040917A JP4091789A JPH02219542A JP H02219542 A JPH02219542 A JP H02219542A JP 1040917 A JP1040917 A JP 1040917A JP 4091789 A JP4091789 A JP 4091789A JP H02219542 A JPH02219542 A JP H02219542A
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はコーヒーの処理技術、特に、コーヒー豆の酸化
防止方法およびそれを用いた濃縮コーヒーの製造方法な
らびに小型容器入り濃縮コーヒーに適用して効果のある
技術に関するものである。
防止方法およびそれを用いた濃縮コーヒーの製造方法な
らびに小型容器入り濃縮コーヒーに適用して効果のある
技術に関するものである。
近年、コーヒーの処理技術として、飲用時の簡便さを求
めて、たとえばフリーズト・ドライ方式のいわゆるイン
スタントコーヒーが提案され、−船釣に利用されるに至
っている。
めて、たとえばフリーズト・ドライ方式のいわゆるイン
スタントコーヒーが提案され、−船釣に利用されるに至
っている。
しかしながら、インスタントコーヒーはその製造時にお
ける乾燥・粉末化工程などにおいてコーヒー豆の中の揮
発性の宥効成分が揮散してしまうため、その味覚は本来
のコーヒーに比べて劣るものとなってしまう。
ける乾燥・粉末化工程などにおいてコーヒー豆の中の揮
発性の宥効成分が揮散してしまうため、その味覚は本来
のコーヒーに比べて劣るものとなってしまう。
また、インスタントコーヒーは乾燥工程上、相当量のデ
キストリンを使用しており、この物質が酸性食品である
ため、コーヒー本来のアルカリ性を失ってしまう結果と
なる、という問題点がある。
キストリンを使用しており、この物質が酸性食品である
ため、コーヒー本来のアルカリ性を失ってしまう結果と
なる、という問題点がある。
これに対して、いわゆるレギュラーコーヒーは、コーヒ
ー本来の味覚を楽しむことができるので、相変わらず根
強い人気を博している。
ー本来の味覚を楽しむことができるので、相変わらず根
強い人気を博している。
そこで、従来から、レギュラーコーヒーの味を簡便に楽
しむことのできるコーヒー処理技術が研究され、提案さ
れて来ている。
しむことのできるコーヒー処理技術が研究され、提案さ
れて来ている。
本発明者の研究によれば、レギュラーコーヒーはそのコ
ーヒーないしコーヒー豆の鮮度と抽出の仕方でその味覚
に格段の差が生じるのであり、特にコーヒーないしコー
ヒー豆の酸化が味覚を低下させる主因となっている。
ーヒーないしコーヒー豆の鮮度と抽出の仕方でその味覚
に格段の差が生じるのであり、特にコーヒーないしコー
ヒー豆の酸化が味覚を低下させる主因となっている。
そこで、従来技術として、酸化防止のため、コーヒーを
真空包装する方法が提案されている。
真空包装する方法が提案されている。
また、他の方法として、コーヒー豆の周囲に酸素吸着剤
を付着させておく方法が行われている。
を付着させておく方法が行われている。
ところが、前記した真空包装方法の場合には、包装中は
まだしも、−時包装を開いた瞬間に酸化を起こして、短
時間のうちに酸化が進行するという欠点がある。
まだしも、−時包装を開いた瞬間に酸化を起こして、短
時間のうちに酸化が進行するという欠点がある。
また、前記したコーヒー豆の周囲に酸素吸着剤を付着さ
せておく方法の場合、コーヒー豆の全体の酸化防止を完
全に図ることはできず、長期にわたる保存には不十分な
ものである。
せておく方法の場合、コーヒー豆の全体の酸化防止を完
全に図ることはできず、長期にわたる保存には不十分な
ものである。
そこで、本発明の目的は、長期間にわたるコーヒー豆の
酸化防止、ひいてはその味覚の低下の防止を確実に図る
ことのできる技術を提供することにある。
酸化防止、ひいてはその味覚の低下の防止を確実に図る
ことのできる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、酸化を生じることなく、コーヒー
豆からの成分エキスの抽出を行うことのできる技術を提
供することにある。
豆からの成分エキスの抽出を行うことのできる技術を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、味を低下させることなく、
抽出後の成分エキスの濃縮を行うことのできる技術を提
供することにある。
抽出後の成分エキスの濃縮を行うことのできる技術を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、通常のコーヒーカップ1杯
分の濃縮コーヒー液を小型容器の中に収容、密封し、簡
便に飲用に供することのできる小型容器入り濃縮コーヒ
ーを提供することにある。
分の濃縮コーヒー液を小型容器の中に収容、密封し、簡
便に飲用に供することのできる小型容器入り濃縮コーヒ
ーを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明のコーヒー豆の酸化防止方法は、コー
ヒー豆を焙煎し、その直後の、たとえば急冷中のコーヒ
ー豆に酸化防止剤の溶液を噴霧してコーヒー豆にコーテ
ィングするものである。
ヒー豆を焙煎し、その直後の、たとえば急冷中のコーヒ
ー豆に酸化防止剤の溶液を噴霧してコーヒー豆にコーテ
ィングするものである。
また、本発明の濃縮コーヒーの製造方法は、酸化防止剤
でコーティングされたコーヒー豆から成分エキスを抽出
するに際して、前記コーヒー豆を粉砕手段で粉砕した後
、その粉砕物をパーコレータ内に投入し、酸化防止剤の
コーティング皮膜を前記パーコレータ内のミネラルウォ
ーター中に溶出させるものである。
でコーティングされたコーヒー豆から成分エキスを抽出
するに際して、前記コーヒー豆を粉砕手段で粉砕した後
、その粉砕物をパーコレータ内に投入し、酸化防止剤の
コーティング皮膜を前記パーコレータ内のミネラルウォ
ーター中に溶出させるものである。
さらに、本発明の濃縮コーヒーの製造方法においては、
ミネラルウォーター中に溶出した成分エキスを低温で真
空濃縮するものである。
ミネラルウォーター中に溶出した成分エキスを低温で真
空濃縮するものである。
また、本発明の小型容器入り濃縮コーヒーは、揮発性の
ガスフレーバー成分に対して非透過性の合成樹脂で作ら
れ、所定の少量のコーヒーの濃縮液を収容する小型の容
器本体と、コーヒーの濃縮液を収容した前記小型の容器
本体に熱封着されるシート状の蓋とからなる容器の中に
、コーヒーカップの1カップ分だけコーヒーの濃縮液を
充填してなるものである。
ガスフレーバー成分に対して非透過性の合成樹脂で作ら
れ、所定の少量のコーヒーの濃縮液を収容する小型の容
器本体と、コーヒーの濃縮液を収容した前記小型の容器
本体に熱封着されるシート状の蓋とからなる容器の中に
、コーヒーカップの1カップ分だけコーヒーの濃縮液を
充填してなるものである。
前記した本発明のコーヒー豆の酸化防止方法によれば、
コーヒー豆の外周囲にコーティングされた酸化防止剤の
皮膜によりコーヒー豆の酸化を長期間にわたって確実に
防止でき、ひいてはコーヒーの味の低下を確実に防止で
きる。
コーヒー豆の外周囲にコーティングされた酸化防止剤の
皮膜によりコーヒー豆の酸化を長期間にわたって確実に
防止でき、ひいてはコーヒーの味の低下を確実に防止で
きる。
前記した本発明の濃縮コーヒーの製造方法によれば、成
分エキスの抽出や濃縮などが酸化や味の低下を起こすこ
となく行われることを確保できる。
分エキスの抽出や濃縮などが酸化や味の低下を起こすこ
となく行われることを確保できる。
さらに、前記した本発明の小型容器入り濃縮コーヒーに
よれば、濃縮コーヒーの酸化を長期間にわたって確実に
防止できる上に、1個の小型容器に通常のコーヒーカッ
プ1杯分の濃縮コーヒー液が充填されているので、その
濃縮コーヒー液をコーヒーカップに入れて熱湯を注ぐだ
けで、美味しいレギュラーコーヒーの味を簡便に楽しむ
ことができ、しかも携帯に便利で安価である。
よれば、濃縮コーヒーの酸化を長期間にわたって確実に
防止できる上に、1個の小型容器に通常のコーヒーカッ
プ1杯分の濃縮コーヒー液が充填されているので、その
濃縮コーヒー液をコーヒーカップに入れて熱湯を注ぐだ
けで、美味しいレギュラーコーヒーの味を簡便に楽しむ
ことができ、しかも携帯に便利で安価である。
ここで本発明の実施例について説明すると、まず最初に
本発明のコーヒー豆の酸化防止方法は次の如くである。
本発明のコーヒー豆の酸化防止方法は次の如くである。
すなわち、コーヒー豆は、まず通常の焙煎機(図示せず
)により、たとえば180℃〜200℃の温度で焙煎さ
れる。
)により、たとえば180℃〜200℃の温度で焙煎さ
れる。
Eの焙煎の直後にコーヒー豆は酸化防止のために、急冷
される。
される。
急冷中のコーヒー豆がまだ熱い状態、たとえば150℃
の温度の時に、コーヒー豆の上に酸化防止剤の溶液を噴
霧しながらコーヒー豆を撹拌することにより、コーヒー
豆の外周囲に、たとえば数ミクロン程度の酸化防止剤の
コーティング皮膜を付着形成する。
の温度の時に、コーヒー豆の上に酸化防止剤の溶液を噴
霧しながらコーヒー豆を撹拌することにより、コーヒー
豆の外周囲に、たとえば数ミクロン程度の酸化防止剤の
コーティング皮膜を付着形成する。
したがって、コーティングによりコーヒー豆は皮膜で被
覆された状態となり、その酸化を皮膜で長期間、本発明
者の実験では少な(とも3ケ月以上にわたって確実に防
止できた。
覆された状態となり、その酸化を皮膜で長期間、本発明
者の実験では少な(とも3ケ月以上にわたって確実に防
止できた。
前記酸化防止剤としては、天然ビタミンE(αトコフェ
ロール)と、シュガーエステル(水不溶性の固体)と、
水溶性を付与するための界面活性剤とを含有するものを
用いることにより、良好な酸化防止効果を確保できる。
ロール)と、シュガーエステル(水不溶性の固体)と、
水溶性を付与するための界面活性剤とを含有するものを
用いることにより、良好な酸化防止効果を確保できる。
前記の如く酸化防止剤でコーティングしたコーヒー豆を
そのまま所定の容器に入れて実際の使用時まで保存して
おいても、長期間にわたって酸化防止、ひいては味の低
下防止の効果を維持できる。
そのまま所定の容器に入れて実際の使用時まで保存して
おいても、長期間にわたって酸化防止、ひいては味の低
下防止の効果を維持できる。
次に、前記の如くコーティング皮膜で被覆したコーヒー
豆を用いてコーヒー成分エキスを抽出するに際しては、
次のようにして操作を行う。
豆を用いてコーヒー成分エキスを抽出するに際しては、
次のようにして操作を行う。
まず、コーヒー豆を図示しないミル(粉砕手段)で粉砕
した後、同じく図示しないパーコレータ中に投入する。
した後、同じく図示しないパーコレータ中に投入する。
パーコレータの中には、コーヒーに適したミネラルウォ
ーターが入れであるので、酸化防止剤のコーティング皮
膜はミネラルウォーター中に溶出される。しかも、この
時にコーヒー豆の粉砕物はミネラルウォーター中に投入
されているので、酸化は起こらない。
ーターが入れであるので、酸化防止剤のコーティング皮
膜はミネラルウォーター中に溶出される。しかも、この
時にコーヒー豆の粉砕物はミネラルウォーター中に投入
されているので、酸化は起こらない。
また、その際に、コーティング皮膜中に含有された界面
活性剤はコーヒー成分エキスの抽出を助長するという、
極めて良好な作用があることが確認されている。
活性剤はコーヒー成分エキスの抽出を助長するという、
極めて良好な作用があることが確認されている。
パーコレータはたとえば80℃〜85℃程度に低温加熱
しておけば、成分エキスの抽出がさらに促進される。
しておけば、成分エキスの抽出がさらに促進される。
なふ、成分エキスの抽出の際に、コーヒーのアクを除去
することにより、マイルドで飲用者の胃にやさしい味を
発揮することができる。
することにより、マイルドで飲用者の胃にやさしい味を
発揮することができる。
成分エキスの抽出後、その濃縮を次のようにして行う。
すなわち、前記のようにしてミネラルウォーター中に溶
出したコーヒー成分エキスは、たとえば60℃〜75℃
の低温加熱状態において、図示しない真空濃縮機を用い
て真空濃縮される。この時、濃縮の割合は一般的にはで
きるだけ濃い方が良いが、あまり濃くするとすれば濃縮
処理が困難になるので、その濃縮時にガスフレーバー成
分が逃げてしまうことになる一方、あまり濃縮度が低い
と長期保存が不能となる。本発明者がこのような事情に
鑑みて実験により確認したところ、濃縮の割合はエキス
固形物35〜80重量%が良く、好ましくは45〜75
重量%が良好であった。
出したコーヒー成分エキスは、たとえば60℃〜75℃
の低温加熱状態において、図示しない真空濃縮機を用い
て真空濃縮される。この時、濃縮の割合は一般的にはで
きるだけ濃い方が良いが、あまり濃くするとすれば濃縮
処理が困難になるので、その濃縮時にガスフレーバー成
分が逃げてしまうことになる一方、あまり濃縮度が低い
と長期保存が不能となる。本発明者がこのような事情に
鑑みて実験により確認したところ、濃縮の割合はエキス
固形物35〜80重量%が良く、好ましくは45〜75
重量%が良好であった。
また、本発明者が実験した結果によれば、成分エキスの
濃縮を行う際、たとえば30℃〜40℃の比較的揮発し
易いガスフレーバー成分を予め抽出して固定しておき、
濃縮処理後に仕上り濃縮液中に戻すことにより、コーヒ
ーの美味しい成分、特に、揮発性のガスフレーバー成分
が失われず、極めて良好な味覚が得られた。なお、コー
ヒー成分中のガスフレーバー成分は僅かに0.04%以
下であった。
濃縮を行う際、たとえば30℃〜40℃の比較的揮発し
易いガスフレーバー成分を予め抽出して固定しておき、
濃縮処理後に仕上り濃縮液中に戻すことにより、コーヒ
ーの美味しい成分、特に、揮発性のガスフレーバー成分
が失われず、極めて良好な味覚が得られた。なお、コー
ヒー成分中のガスフレーバー成分は僅かに0.04%以
下であった。
前記のようにして得られたコーヒーの濃縮液は、たとえ
ば第1図および第2図に示す小型容器の中に充填密封さ
れ、簡便な小型容器入り濃縮コーヒーとして市場に提供
される。
ば第1図および第2図に示す小型容器の中に充填密封さ
れ、簡便な小型容器入り濃縮コーヒーとして市場に提供
される。
すなわち、第1図および第2図に示す小型容器1は、極
めて気密性の高い合成樹脂、特にアクリロニトリル系熱
可塑性合成樹脂〔商品名=ゼクロン(三井東圧化学株式
会社製)〕を用いて作られた容器本体2と、この容器本
体2へのコーヒー濃縮液4の充填後に該容器本体2の開
口側に熱圧着されたシート状の蓋3とからなる。
めて気密性の高い合成樹脂、特にアクリロニトリル系熱
可塑性合成樹脂〔商品名=ゼクロン(三井東圧化学株式
会社製)〕を用いて作られた容器本体2と、この容器本
体2へのコーヒー濃縮液4の充填後に該容器本体2の開
口側に熱圧着されたシート状の蓋3とからなる。
前記合成樹脂の容器本体2を用いたことにより、ガス体
であるガスフレーバー成分が外部に漏出することを極め
て効果的に防止することができ、たとえば3ケ月以上の
長期保存の後にもコーヒーの風味が失われることがなく
、レギュラーコーヒーの味を楽しむことができることが
確認されている。
であるガスフレーバー成分が外部に漏出することを極め
て効果的に防止することができ、たとえば3ケ月以上の
長期保存の後にもコーヒーの風味が失われることがなく
、レギュラーコーヒーの味を楽しむことができることが
確認されている。
また、本実施例の小型容器1は、たとえば約3m1の少
量のコーヒー濃縮液4を収容するのに必要かつ十分なサ
イズに作られていることも大きな特徴である。
量のコーヒー濃縮液4を収容するのに必要かつ十分なサ
イズに作られていることも大きな特徴である。
すなわち、本実施例の小型容器lは飲用時に通常のコー
ヒーカップのちょうど1杯分に薄めるのに好適な量のコ
ーヒー濃縮液4を充填するようになっている。
ヒーカップのちょうど1杯分に薄めるのに好適な量のコ
ーヒー濃縮液4を充填するようになっている。
したがって、飲用時には、容器本体2のフランジ状突縁
部のうち外方向に長く張り出した部分2aの位置におい
て蓋3を指先で第2図に二点鎖線で示す如く剥がすこと
により、容器本体2の上側を開口状態とし、その状態で
容器本体2を傾けてコーヒー濃縮液4を図示しないコー
ヒーカップの中に入れた後、コーヒーカップの中に熱湯
を注ぎ込むだけで、ちょうどカップ1杯分の適量のコー
ヒーが出来上がる。
部のうち外方向に長く張り出した部分2aの位置におい
て蓋3を指先で第2図に二点鎖線で示す如く剥がすこと
により、容器本体2の上側を開口状態とし、その状態で
容器本体2を傾けてコーヒー濃縮液4を図示しないコー
ヒーカップの中に入れた後、コーヒーカップの中に熱湯
を注ぎ込むだけで、ちょうどカップ1杯分の適量のコー
ヒーが出来上がる。
このように、本実施例では、コーヒー濃縮液4を1カッ
プ分の小型容器lに充填密封したことにより、小型で、
飲用は勿論、取扱いや携帯などにも簡便な小型容器入り
濃縮コーヒーを得ることができ、極めて実用的である。
プ分の小型容器lに充填密封したことにより、小型で、
飲用は勿論、取扱いや携帯などにも簡便な小型容器入り
濃縮コーヒーを得ることができ、極めて実用的である。
以上、・本発明者によってなされた発明を実施例に基づ
き具体的に説明したが、本発明は前舵実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
き具体的に説明したが、本発明は前舵実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
たとえば、小型容器1の形状や製法などは様々なものを
採用することができる。
採用することができる。
また、容器本体2または蓋3を透明もしくは半透明とす
れば、中味を視認でき、極めて便利である。
れば、中味を視認でき、極めて便利である。
6本戦において開示される発明のうち、代表的なものに
よって得られる効果を簡単に説使すれば、下記のとおり
である。
よって得られる効果を簡単に説使すれば、下記のとおり
である。
(1)、すなわち、焙煎直後のコーヒー豆に酸化防止剤
の溶液を噴霧してコーティングすることにより、そのコ
ーティング皮膜の働きでコーヒー豆の酸化を長期間にわ
たって確実に防止でき、ひいてはコーヒーの味の低下を
確実に防止し、いわゆるインスタントコーヒーとは違っ
て、常に美味しい本格的レギュラーコーヒーの味を楽し
むことができる。
の溶液を噴霧してコーティングすることにより、そのコ
ーティング皮膜の働きでコーヒー豆の酸化を長期間にわ
たって確実に防止でき、ひいてはコーヒーの味の低下を
確実に防止し、いわゆるインスタントコーヒーとは違っ
て、常に美味しい本格的レギュラーコーヒーの味を楽し
むことができる。
C2)、また、酸化防止剤でコーティングされたコーヒ
ー豆から成分エキスを抽出するに際して、前記コーヒー
豆を粉砕手段で粉砕した後、その粉砕物をパーコレータ
内に投入し、酸化防止剤のコーティング皮膜を前記パー
コレータ内のミネラルウォーター中に溶出させることに
より、成分エキスの抽出に際してコーヒーの酸化や味の
低下が起こることを確実に防止できる。
ー豆から成分エキスを抽出するに際して、前記コーヒー
豆を粉砕手段で粉砕した後、その粉砕物をパーコレータ
内に投入し、酸化防止剤のコーティング皮膜を前記パー
コレータ内のミネラルウォーター中に溶出させることに
より、成分エキスの抽出に際してコーヒーの酸化や味の
低下が起こることを確実に防止できる。
(3)、ミネラルウォーター中に溶出した成分エキスを
低温で真空濃縮することにより、成分エキスの濃縮時に
おけるコーヒーの酸化や味の低下を有効に防止できる。
低温で真空濃縮することにより、成分エキスの濃縮時に
おけるコーヒーの酸化や味の低下を有効に防止できる。
(4)、真空濃縮に際して、揮発性のガスフレーバー成
分を予め抽出して固定しておき、その固定されたガスフ
レーバー成分を前記真空濃縮の後で仕上り濃縮液中に戻
すことにより、揮散し易いガスフレーバー成分の逸失を
有効に防止し、美味しいコーヒーの味を保つことができ
る。
分を予め抽出して固定しておき、その固定されたガスフ
レーバー成分を前記真空濃縮の後で仕上り濃縮液中に戻
すことにより、揮散し易いガスフレーバー成分の逸失を
有効に防止し、美味しいコーヒーの味を保つことができ
る。
(5)、揮発性のガスフレーバー成分に対して非透過性
の合成樹脂で作られ、所定の少量のコーヒーの濃縮液を
収容する小型の容器本体と、コーヒーの濃縮液を収容し
た前記小型の容器本体に熱封着されるシート状の蓋とか
らなる容器の中に、コーヒーカップの1カップ分だけコ
ーヒーの濃縮液を充填してなる小型容器入り濃縮コーヒ
ーとして提供することにより、小型容器1個分のa縮コ
ーヒーをコーヒーカップに入れて熱湯を注ぐだけで、美
味しいレギュラーコーヒーの味を簡便に楽しむことがで
きる上に、小型であることにより飲用などの取扱いや携
帯などにも便利で、しかも安価であるなど、壜入りのイ
ンスタントコーヒーなどに比べ非常に有利な多くの実用
的効果を得ることができる。
の合成樹脂で作られ、所定の少量のコーヒーの濃縮液を
収容する小型の容器本体と、コーヒーの濃縮液を収容し
た前記小型の容器本体に熱封着されるシート状の蓋とか
らなる容器の中に、コーヒーカップの1カップ分だけコ
ーヒーの濃縮液を充填してなる小型容器入り濃縮コーヒ
ーとして提供することにより、小型容器1個分のa縮コ
ーヒーをコーヒーカップに入れて熱湯を注ぐだけで、美
味しいレギュラーコーヒーの味を簡便に楽しむことがで
きる上に、小型であることにより飲用などの取扱いや携
帯などにも便利で、しかも安価であるなど、壜入りのイ
ンスタントコーヒーなどに比べ非常に有利な多くの実用
的効果を得ることができる。
第1図は本発明による小型容器入り濃縮コーヒーの小型
容器の外観を示す拡大斜視図、第2図はその断面図であ
る。 ■・・・小型容器、 2・・・容器本体、 3・・・蓋、 4・・・コーヒー濃縮液。 第 1 図
容器の外観を示す拡大斜視図、第2図はその断面図であ
る。 ■・・・小型容器、 2・・・容器本体、 3・・・蓋、 4・・・コーヒー濃縮液。 第 1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、コーヒー豆を焙煎し、その直後のコーヒー豆に酸化
防止剤の溶液を噴霧してコーヒー豆にコーティングする
ことを特徴とするコーヒー豆の酸化防止方法。 2、前記酸化防止剤の溶液の噴霧を、コーヒー豆の焙煎
直後の急冷中に行うことを特徴とする請求項1記載のコ
ーヒー豆の酸化防止方法。 3、前記酸化防止剤が、天然ビタミンと、界面活性剤と
を含有することを特徴とする請求項1または2記載のコ
ーヒー豆の酸化防止方法。 4、請求項1または2記載の酸化防止方法により得られ
たコーヒー豆を用いて濃縮コーヒーを製造する方法であ
って、酸化防止剤でコーティングされたコーヒー豆から
成分エキスを抽出するに際して、前記コーヒー豆を粉砕
手段で粉砕した後、その粉砕物をパーコレータ内に投入
し、酸化防止剤のコーティング皮膜を前記パーコレータ
内のミネラルウォーター中に溶出させることを特徴とす
る濃縮コーヒーの製造方法。 5、前記ミネラルウォーター中に溶出した成分エキスを
低温で真空濃縮することを特徴とする請求項4記載の濃
縮コーヒーの製造方法。 6、前記真空濃縮に際して、揮発性のガスフレーバー成
分を予め抽出して固定しておき、その固定されたガスフ
レーバー成分を前記真空濃縮の後で仕上り濃縮液中に戻
すことを特徴とする請求項5記載の濃縮コーヒーの製造
方法。 7、前記真空濃縮におけるエキス固形物の割合が35〜
80重量%であることを特徴とする請求項6記載の濃縮
コーヒーの製造方法。 8、請求項5、6または7記載の製造方法により得られ
たコーヒーの濃縮液を、気密性の高い合成樹脂で作られ
た小型容器の中に充填して気密封止することを特徴とす
る濃縮コーヒーの製造方法。 9、揮発性のガスフレーバー成分に対して非透過性の合
成樹脂で作られ、所定の少量のコーヒーの濃縮液を収容
する小型の容器本体と、コーヒーの濃縮液を収容した前
記小型の容器本体に熱封着されるシート状の蓋とからな
る容器の中に、コーヒーカップの1カップ分だけコーヒ
ーの濃縮液を充填してなる小型容器入り濃縮コーヒー。 10、前記容器本体が透明または半透明であることを特
徴とする請求項9記載の小型容器入り濃縮コーヒー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040917A JPH02219542A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 濃縮コーヒーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040917A JPH02219542A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 濃縮コーヒーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219542A true JPH02219542A (ja) | 1990-09-03 |
JPH0462699B2 JPH0462699B2 (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=12593853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1040917A Granted JPH02219542A (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 濃縮コーヒーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02219542A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08322467A (ja) * | 1995-06-05 | 1996-12-10 | Asahi Breweries Ltd | コーヒー缶飲料の製法 |
JPH1132680A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Asahi Inriyou Kk | コーヒー飲料の製法 |
US6045843A (en) * | 1995-12-22 | 2000-04-04 | Tamer International, Inc. | Acid-reduced, whole bean coffee process |
US6495180B1 (en) | 1995-12-22 | 2002-12-17 | Tamer International, Ltd. | Acid reduced whole bean coffee and process |
JP2019526287A (ja) * | 2016-09-07 | 2019-09-19 | エイチワイ カンパニー,リミテッド | ピーナッツスプラウト抽出物を含有する機能性コーヒーの製造方法及びその製造方法による機能性コーヒー |
JP2022002496A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | メロディアン株式会社 | 小分け容器入り濃縮コーヒーおよびその製造方法 |
US11547123B2 (en) * | 2019-08-16 | 2023-01-10 | The Folger Coffee Company | Methods for reducing negative flavor attributes in coffee and compositions therefrom |
WO2023105718A1 (ja) * | 2021-12-09 | 2023-06-15 | メロディアン株式会社 | 小分け容器入り濃縮コーヒーおよびその製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4739569A (ja) * | 1971-02-23 | 1972-12-07 | ||
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JPS6192534A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-10 | Kenichi Toshikawa | 表面処理コ−ヒ−豆 |
JPS62236443A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-16 | Riken Vitamin Co Ltd | コ−ヒ−の風味安定化法 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1040917A patent/JPH02219542A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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WO2023105718A1 (ja) * | 2021-12-09 | 2023-06-15 | メロディアン株式会社 | 小分け容器入り濃縮コーヒーおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462699B2 (ja) | 1992-10-07 |
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