JPH02219323A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は制御ユニット及び遅延エッチを具え、受信メツ
セージに対し時間的にシフトされたアクノリッジ信号を
送信し得るようにした通信装置に関するものである。

（従来の技術） ドイツ国郵政省のＣネットワークのような移動無線シス
テムでは、無線有効範囲区域をスペース及び組織に対し
無線セルに分割している。かかる無線セルの中央に一般
に配置された固定無線局によってこの無線セルに配置さ
れた移動無線電話機の全部に無線通信を行っている。特
定の無線セルに対する移動無線電話機の割当ては距離測
定によって行い得るようにしている。

この割当てを行うには、各固定無線局は移動無線電話機
から呼確立用の要求を受けてアクノリッジ信号の送信要
求を送出する。要求信号の受信とアクノリッジ信号の送
出との間の時間周期は応答時間とみなされる。無線電話
機はその応答時間を一定にして比較し得る結果が得られ
るようにする。

要求信号の受信とアクノリッジ信号の送出との間の測定
時間差はこの応答時間を減算した後、固定無線局と移動
無線電話機との間の信号遅延となる。

固定無線局と移動無線電話機との間の距離はこの信号遅
延から計算する。この受信瞬時が誤って計算されるのを
防止するためには応答時間を正確とする必要がある。

本発明の目的は予め設定し得る応答時間を正確にし得る
ようにした上述した種類の通信装置を提供せんとするに
ある。

本発明は制御ユニット及び遅延エッチを具え、受信メツ
セージに対し時間的にシフトされたアクノリッジ信号を
送信し得るようにした通信装置において、制御ユニット
を温度センサ及び調整値メモリに接続し、遅延ユニット
によって種々の異なる遅延を得るようにしこことを特徴
とする。

（実施例） 図面につき本発明の詳細な説明する。

図面は信号評価ユニットに接続された移動無線電話機の
トランシーバユニット１を示す。この信号評価ユニット
はマイクロプロセッサ２、リードオンリメモリ３及び読
取−書込メモリ４を具える。

リードオンリメモリ３のサブ区域には演算プログラムが
含まれ、これにより受信区分１から受信したデータを読
取−書込メモリ４でバッファ処理し、且つマイクロプロ
セッサ２で処理する。これがため、例えば受信したデー
タを検査してこれらデータがアクノリッジ信号送出用の
要求信号であるか否かを検出する。この場合アクノリッ
ジ信号は送出区分１の出カニニット（図示せず）で形成
し、バッファ処理する。

受信機の空中線入力端及びマイクロプロセッサ２のイン
ターフェース間、即ちマイクロプロセッサのインターフ
ェースから空中線接続点までの信号遅延は送信中温度に
依存するようになる。これら温度依存信号の遅延は例え
ばトランシーバユニット内でコイル及びフィルタにより
発生すると共に使用する装置の型にも依存する。これが
ため、種々の値のテーブルを無線電話機のリードオンリ
メモリ３のザブ区域に記憶する。このテーブルには受信
区分の種々の周囲温度の信号遅延及びトランシーバユニ
ット１の送信区分における種々の周囲温度の信号遅延を
も組入れられている。

この目的のため、トランシーバを製造する際、これらの
処理時間を調整装置（図示せず）の種々の温度で測定す
る。これらの測定結果から調整値を計算し、これを用い
て温度依存信号の遅延を調整する。これらの調整値は適
当に符号化された形態でＦＲＯＭ３に記憶する。本発明
の例では受信機の温度依存受信区分及びＦＲＯＭを共通
のプリント配線板に位置させる。これにより、故障した
受信区分を交換する際この受信区分に対し計算された種
々の値のテーブルをも交換し得るようにする。

温度センサ５をマイクロプロセッサ２に接続する。この
温度センサ５によってトランシーバ１の周囲温度に比例
する電圧を発生し、この電圧をマイクロプロセッサ２に
よってデジタル値に変換する。このデジタル値はアドレ
スの１成分であり、これによってリードオンリメモリ３
のメモリ位置をアドレス指定する。かようにしてアドレ
ス指定されたリードオンリメモリ３のメモリ位置の内容
は特定の温度範囲に割当てられた調整値となる。

アクルソジ信号の送出はリードオンリメモリ３から読取
った調整値に相当する時間周期だけ遅延するため、装置
の応答時間が周囲温度に関係なく常時一定レベルに保持
されるようになる。

本発明の一例ではアクノレッジ信号を５．２８にビット
／秒のビット速度で送信する。１５０μＳの応答時間を
５μＳの最大許容偏位でプリセントする。

許容し得る偏位はアクノレッジ信号のデータビットの期
間よりも短くする。これがため本発明の一例ではバッフ
ァ処理されたアクノレッジ信号の送信に用いるビットク
ロックを移相器（図示せず）によってシフトさせてプリ
セット応答時間が経過した瞬時にシフトされたピットク
ロックが正確に開始し得るようにする。従ってピットク
ロックの最大時間推移（シフト）はアクノレッジ信号の
ビット長さの１７２となる。この時間間隔が本例で用い
られる受信区分に生じる信号遅延の差量上になるため、
発生した各信号遅延はピットクロックのクロック信号の
範囲全体に亘る位相推移によって補償され得るようにな
る。

本発明の例では、プリセット可能な初期値を有するモジ
ュロ−２５６減算（カウントダウン）計数器を移相器と
して用いることができる。このアクノレッジ信号の２５
６−フオルドクロツク周波数を基準クロックとして計数
器のクロック入力端子に供給する。計数器の送出出力端
に得られ２５６で除算された基準クロック信号をピット
クロックとして送出区分１の出カニニットに供給する。

値のテーブルから読取った調整値を計数器の適宜の入力
端子に供給する。マイクロプロセッサにより発生するパ
ルスによって計数器は上記適宜の入力端子に得られる調
整値を現在の遅延値として優勢にする。基準クロックの
各クロック信号により計数器の計数値をこれが値”　Ｏ
”に到達するまで減算する。計数器は、これが−旦値”
　０　”に到達すると、その送出出力側の信号状態を変
化する。

この状態変化がアクノレッジ信号の第１クロツクの始端
である。本発明の一例では信号遅延を等化するに必要な
時間周期を、この周期が経過する基準クロック信号の数
として間接的に記憶する。

これにより調整値の記憶を簡単にすると共に調整値を信
号遅延に簡単に変化し得るようになる。

本発明の他の例では図面に示さないが、データ信号クロ
ックの期間を遅延を行う時間周期よりも長くし、入力ク
ロック自体を、その位相をシフトしないで適当な数のク
ロック段によって遅延させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明通信装置の一例の構成を示すブロック図で
ある。 １・・・トランシーバユニット ２・・・マイクロプロセッサ ３・・・リードオンリメモリ ４・・・読取−書込メモリ ５・・・温度センサ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、制御ユニット及び遅延ユニットを具え、受信メッセ
   ージに対し時間的にシフトされたアクノレッジ信号を送
   信し得るようにした通信装置において、制御ユニット（
   ２）を温度センサ（５）及び調整値メモリ（３）に接続
   し、遅延ユニットによって種々の異なる遅延を得るよう
   にしたことを特徴とする通信装置。 ２、前記制御ユニット（２）によって前記調整値メモリ
   （３）から温度センサ（５）を経て調整値を取出し、且
   つこの調整値を前記遅延ユニットに通過せしめて遅延時
   間を決めるようにしたことを特徴とする請求項１に記載
   の通信装置。 ３、前記調整値を前記調整値メモリ（３）のアドレス指
   定可能メモリセルに記憶し、前記温度センサ（５）の出
   力値を２進形態に変換して前記調整値メモリ（３）をア
   ドレス指定し得るようにしたことを特徴とする請求項１
   又は２の何れかに記載の通信装置。 ４、前記調整値メモリ（３）をリードオンリメモリとし
   たことを特徴とする請求項１、２又は３に記載の通信装
   置。 ５、前記調整値を移相器に供給するようにしたことを特
   徴とする請求項２、３又は４の何れかに記載の通信装置
   。 ６、前記アクノレッジ信号を送信するために用いるクロ
   ック信号を前記調整値に従って位相推移するようにした
   ことを特徴とする請求項２、３、４又は５の何れかに記
   載の通信装置。 ７、前記調整値を計数器に供給するようにしたことを特
   徴とする請求項２、３又は４の何れかに記載の通信装置
   。 ８、前記アクノレッジ信号の送信に用いられるクロック
   信号を前記調整値に相当する多数のクロック時間間隔に
   亘り抑圧するようにしたことを特徴とする請求項２、３
   、４又は７の何れかに記載の通信装置。 ９、通信装置を無線受信機としたことを特徴とする請求
   項１〜８の何れかに記載の通信装置。