JPH0221920A - 空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出する方法 - Google Patents

空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出する方法

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JPH0221920A
JPH0221920A JP1041965A JP4196589A JPH0221920A JP H0221920 A JPH0221920 A JP H0221920A JP 1041965 A JP1041965 A JP 1041965A JP 4196589 A JP4196589 A JP 4196589A JP H0221920 A JPH0221920 A JP H0221920A
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separation diaphragm
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ディーター ベーリング
Karl Hattenbach
カール ハッテンバッハ
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クラウス オールロッゲ
Klaus-Viktor Peinemann
クラウス・ヴィクトル パイネマン
Jan Wind
ヤン ヴィント
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−にの利用分野〕 本発明は、空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出
する方法であって、空気/永久ガス混合気を第1のガス
分離ダイアフラムに誘導して、有機化合物の濃度を高め
たガス流と濃度を低めたガス流とに分割し、その際回収
装置を経て誘導される濃度を高めたガス流から有機化合
物を回収する、空気/永久ガス混合気から有機化合物を
抽出する方法に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
この種の公知の方法(米国特許第4553983号公報
)では、分離されるべき高温の排気混合気が、タイアフ
ラム装置の混合気供給部に接続された炉に送られる。残
滓流は再度炉に送入され、前記の炉に供給される分離さ
れるべき排気混合気と混合され、新たにダイアフラム装
置に送られる。
有機化合物の濃度が高まった透過流は圧縮器を経て凝縮
器として形成される回収装置に送られる。
回収装置からは液状の有機化合物が流出する。回収装置
を離れる排出空気は直接大気へ放出されるか、或いはガ
ス分離ダイアフラムから来る残滓流と共に炉に供給され
る。
一般的には、ガス分離ダイアフラムを通過させるガスの
搬送はダイアフラム内外の分圧差に比例している。ガス
分離ダイアフラムの分離能力、即ち生じた透過流の純度
は、主にダイアフラム供給側での圧力と透過圧との比、
即ち残滓流の圧力と透過流の圧力との比に依存している
。ガス分離ダイアフラム或いはこの種のガス分離ダイア
フラムを使用した方法が最適になるのは供給圧が高く且
つ圧力比がガス分離ダイアフラムの選択度に適合してい
る場合だけである。
この公知の方法の欠点は、空気/永久ガス混合気内の有
機化合物の濃度が比較的低い場合にだけしか有効となら
ないことである。特に、この公知の方法に従って放出さ
れる排出空気には高濃度で有機化合物が含まれているの
が欠点である。例えばこの公知の方法は、西ドイツ国の
立法機関により定められた、工業施設の排出空気(TA
空気)に含まれる有機化合物の最大量に関する関係条例
を厳守するものではない。
他方、例えば資源がますます乏しくなってきている現状
と環境意識が高まってきている現状とを考慮し、石油タ
ンク内で形成されるかなりの量の空気/ガス状石油誘導
体から出る有機化合物の成分を液化し、利用に具し、環
境に放出させないような方法の提案が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、固有エネルギーの必要量を低くして空
気/永久ガス混合気から最適に有機化合物を抽出し、大
気に放出されるガス混合気に含まれる有機化合物の成分
を少なくして関係条例に適うものとし、装置の構成が簡
単なもので済み、空気/永久ガス混合気(未処理媒体)
に含まれる有機化合物の濃度が高い場合でも難なく適用
することができるような、空気/永久ガス混合気から有
機化合物を抽出する方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段及び効果〕本発明は、上記
課題を解決するため、第1次の空気/永久ガス混合気の
圧力を第1のガス分離ダイアフラムに侵入する前に上昇
させ、濃度を高めたガス流の圧力を第1のガス分離ダイ
アフラムから流出した後に低下させ、第1のガス分離ダ
イアフラムを離れる濃度を低めたガス流を大気に放出さ
せ、その際回収装置から流出するガス流を、空気/永久
ガス混合気の圧力を高めた後に新たに該空気/永久ガス
混合気に供給することを特徴とするものである。
本発明による方法の利点は、空気/永久ガス混合気に含
まれる高濃度の有機化合物を抽出できることである。こ
れは、第1次の空気/永久ガス混合気の圧力を第1のガ
ス分離ダイアフラムに侵入する前に上昇させ、濃度を高
めたガス流の圧力を第1のガス分離ダイアフラムから流
出した後に所定の値に低下させるようにして、ダイアフ
ラム上面と下面との間に、最適な分離効果を得るために
重要な圧力降下を生じさせるからである。
本発明の有利な実施態様によれば、回収装置を離れるガ
ス流をガス分離ダイアフラムに入る直前に第1次の空気
/ガス混合気に供給する。その結果排出空気中に残って
いる有機化合物の残滓成分を再びガス分離ダイアフラム
に供給することができ、例えば公知の方法のように大気
に放出されなし)。
この場合、排出空気の圧力を回収装置から出た後に低下
させるのが有利である。即ち排出空気は、ガス分離ダイ
アフラムに直接侵入する空気/永久ガス混合気と同じ圧
力である。
本発明の他の有利な実施態様によれば、回収装置を離れ
る排出空気を第2のガス分離ダイアフラムに送り、該ガ
ス分離ダイアフラムの濃度を低めたガス流を大気に放出
させ、ガス分離ダイアフラムの濃度を高めたガス流を、
第1のガス分離ダイアフラムを離れる濃度を高めたガス
流と直接合流させる。この場合、第2のガス分離装置の
作動圧へ− を調整するため、該第2のガス分離装置を離れるガス流
の圧力を調整可能であるのが有利である。
このような方法により、回収装置から出る排出空気をも
う一度浄化させることができる。即ち濃度を高めたガス
混合気に分割させ、回収装置に返送し、残滓流として出
るガス混合気を大気に放出することができるような濃度
に浄化させることができる。
本発明の他の有利な実施態様によれば、圧力が高くなっ
た第1次の空気/永久ガス混合気を第3のガス分離ダイ
アフラムに送り、該ガス分離ダイアフラムの酸素濃度を
低めたガス流を第1のガス分離ダイアフラムに送り、第
3のガス分離ダイアフラムの酸素濃度を高めたガス流を
大気に放出させ、この場合第3のガス分離ダイアフラム
の酸素透過特性は大である。例えばこの第3のガス分離
ダイアフラムが特別な酸素・窒素選択度を有しているな
らば、透過流側での酸素・窒素比は酸素に有利になるよ
うに変位する。その結果第1の本来のガス分離ダイアフ
ラムには酸素濃度が低くなつたガス流が侵入し、即ち濃
度が高くなった透過流が第1のガス分離ダイアフラムに
与えられる。
本発明の他の有利な実施態様によれば、濃度を高めたガ
ス流を回収装置に侵入させる前に第3のガス分離ダイア
フラムに送り、該第3のガス分離ダイアフラムの酸素濃
度が低くなったガス流を回収装置に送ると共に、第3の
ガス分離ダイアフラムの酸素濃度が高まったガス流を大
気へ放出させ、この場合第3のガス分離ダイアフラムの
酸素透過特性は犬である。この実施態様は、特に回収循
環系内で酸素の濃度が高まるのを防止するために適用さ
れる。このステップは、回収装置が圧力のもとで作動す
る場合、即ち回収を圧力のもとで行ない且つ圧力のデー
タを両ガス分離ダイアフラムに対して利用する場合に経
済的になる。
本発明による他の実施態様の上記有利な構成は、回収装
置から排出される排出空気を第3のガス分離ダイアフラ
ムに送り、該ガス分離ダイアフラムの酸素濃度が低くな
ったガス流を第2のガス分離ダイアフラムに送ると共に
、第3のガス分離ダイアフラムの酸素濃度が高まったガ
ス流を大気へ放出させ、この場合第3のガス分離ダイア
フラムの酸素透過特性が犬であることによってさらに有
利に修正される。この実施態様も、酸素の濃度が高くな
ることを防止するために適用され、従ってこの場合も本
発明による方法は特に経済的に実施することができる。
有利な方法の最後の実施態様によれば、第2のガス分離
ダイアフラムから出る濃度が低くなったガス流を大気に
放出する前にポンプ装置の駆動に利用し、第3のガス分
離ダイアフラムの酸素濃度が高くなったガス流をポンプ
装置の吸込側に送ってガス流に負圧を生じさせる。この
ようにして第2のガス分離ダイアフラムの作動圧力は、
圧力調整器を用いる代わりに、該第2のガス分離ダイア
フラムから出る濃度が低くなったガス流を介して調整す
ることができ、これにより第3のガス分離ダイアフラム
を作動させるための圧力をもう一度、第3のガス分離ダ
イアフラムの酸素濃度が高められる側(酸素分離ダイア
フラムの透過側)に負圧を生じさせるためのポンプ装置
を用いて有機化合物の分離に利用することができる。
上記のすべての実施態様に有利な実施態様は、第1のガ
ス分離ダイアフラムから流出する圧力が低下し且つ濃度
が高くなったガス流の圧力を回収装置に侵入させる前に
増大させることである。これによって回収装置を効果的
に作動させることができる。
同様に上記のすべての実施態様に有利な実施態様は、濃
度が低くなったガス流の圧力を第1のガス分離ダイアフ
ラムから出た後、大気に放出させる前に低下させること
である。残滓流の圧力を調整することにより、ガス分離
ダイアフラムの選択度に応じて圧縮比を適合させること
ができる。
回収装置内での、濃度が高くなったガス流からの有機化
合物の回収は、熱の奪取、圧縮、または吸収によって行
なうのが有利である。またこれらの組合せによって有機
化合物を回収することも有利である。吸収は例えば物理
学的な吸収、化学的な吸収、または吸着であることがで
きる。
ガス分離ダイアフラムはポリエーテルイミド混成ダイア
フラムであることができる。これは第1及び第2のガス
分離ダイアフラムに適用される。
第3のガス分離ダイアフラムに対しては、非対称なポリ
エーテルイミドダイアフラムが使用される。これは、ポ
リエーテルイミドダイアフラムの酸素・炭化水素選択度
が高いためである。最後に、分離されるべき空気/永久
ガス混合気を増圧させる前に不活性化させることが有利
である。これによって、増圧のために爆発性の混合気が
形成されるのを防止することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は本発明による方法を実施するための装置の第1
実施例で、以下にこの装置に関し説明する。未処理ガス
管1oを介して有機化合物を含んだ空気と永久ガスとの
混合気(未処理媒体)が圧縮器15に供給される。未処
理媒体は、第1のガス分離ダイアフラム装置11におい
て、有機化合物の濃度を低めたガス流(残滓流Rete
ntat )と、有機化合物の濃度を高くしたガス流(
透過流Permeat)とに分割される。透過流12は
真空ポンプ16と圧縮器28とを介して回収装置14に
供給される。回収装置14では、圧力、熱抜き、収着、
或いはこれらの抽出手段の組合せによって透過流12内
の有機化合物が液化され、備蓄容器30に送られる。回
収装M14から排出される排出空気17は圧力調整器1
8によって圧縮器15の圧力に減圧され、圧力が高くな
っている空気/永久ガス混合気10(未処理媒体)に混
合される。ガス分離ダイアフラム装置11を通過する通
過流の圧力は圧力調整器29によって調整される。
第2図に図示した本発明による方法を実施するための装
置でも同様に未処理ガス管10を介して有機化合物を含
んだ空気/永久ガス混合気10(未処理媒体)が圧縮器
15に供給される。ガス分離ダイアフラム装置11では
、未処理媒体10が、有機化合物の濃度を低めたガス流
13(残滓流)と、有機化合物の濃度を高くしたガス流
12(透過流)とに分割される。透過流12は真空ポン
プ16と圧縮器28とを介して回収装置14に送られる
。回収装置14の後には第2のガス分離ダイアフラム装
置19が配置されている。回収装置14を離れた排出空
気17は、供給圧が増大したことを利用して、有機化合
物の成分が低い、有機化合物の濃度を低めたガス流20
(残滓流)と、有機化合物の濃度を高めたガス流21(
透過流)に分割される。濃度を高めたガス流21(透過
流)は第1のガス分離ダイアフラム装置11の透過流1
2に混合される。第2のガス分離ダイアフラム装置19
の作動圧力は圧力調整器によって調整される。有機化合
物の濃度を低めたガス流20(残滓流)は(実際には第
2のガス分離ダイアフラム装置19の排出空気を形成し
ている)、第1のガス分離ダイアフラム装置の残滓流1
3、即ち排出空気13に混合される。回収装置14でえ
られた液状の有機化合物(基本的には第1図の装置と同
様の方法で得られる)は備蓄容器30に送られる。
この実施例の場合も第1のガス分離ダイアフラム装置を
通過する空気/永久ガス混合気の貫流量は圧力調整器2
9によって調整される。
第3図に図示した実施例では、−点鎖線で囲んで示した
部分の構成は第2図の実施例に対応している。従ってこ
の部分の構成に関しては説明を省略する。空気/永久ガ
ス混合気10の流動範囲で圧縮器1−5と第1のガス分
離ダイアフラム装置11−との間に第3のガス分離ダイ
アフラム装置23が配置されている。このガス分離ダイ
アフラム装置23は酸素を通過させ、従って酸素の一部
分は酸素の濃度を高めたガス流25(酸素透過流)とし
て空気/永久ガス混合気10(未処理媒体)から分離さ
れる。酸素の濃度を高めたガス流25は第1のガス分離
ダイアフラム装置11の有機濃度を低められたガス流1
3に混合される。第3のガス分離ダイアフラム装置23
の酸素濃度を低めたガス流24は、第2図の実施例で説
明したように、(酸素濃度を低めた)空気/永久ガス混
合気として第1のガス分離ダイアフラム装置11に供給
される。
第4図に図示した実施例は基本的には第2図の実施例に
同じである。第2図の実施例に比べて異なるのは、圧縮
器28と回収装置14との間に第3のガス分離ダイアフ
ラム装置23が配置されている点である。この実施例で
も第3のガス分離ダイアフラム装置23は、第1のガス
分離ダイアフラム装置11と第2のガス分離ダイアフラ
ム装置19から来る、有機化合物の濃度を高めたガス流
12と21の酸素濃度を低めるために用いられる。
第3のガス分離ダイアフラ11装置23の酸素濃度を高
めたガス流25ば、第1−のガス分離ダイアフラム装置
11の有機化合物の濃度を低めたガス流13(残滓流)
に混合される。第3のガス分離ダイアフラム装置23の
酸素濃度を低められたガス流24(酸素残滓流)は、第
2図の実施例の場合と同様に回収装置14に供給される
。第4図に図示しノー装置は、第3のガス分離ダイアフ
ラム装置23を回収装置1−4と第2のガス分離ダイア
フラム装置1−9の間に配置するごとによって変形する
ことができる(第4図の変形実施例)。
第5図に図示した実施例は第4図の変形実施例に対応し
ているが、異なるのは、第2のガス分離ダイアフラ11
装置19の濃度を低められたガス流20内の圧力調整器
22の代わりにポンプ装置26が設けられていることで
ある。この場合ポンプ装置ニジ(3は、濃度を低められ
たガス流20の圧力(保持圧力)を利用した流動ポンプ
であることができる。第3のガス分離ダイアフラム装置
23の酸素濃度を高めたガス流25(酸素透過流)はポ
ンプ装置26の吸込室に供給され、その結果第3のガス
分離タイアフラム装置23の酸素濃度を高めたガス流2
5(酸素透過流)の側に負圧が生し2 る 。
基本的には、上記した種々の装置を利用して本発明によ
る方法を実施するにあたっては、任意の適当なポンプ装
置及び圧縮装置を使用することができる。しかし圧縮器
15と28を流体リングポンプによって形成するのが有
利であり、この場合流体リングポンプの作動流体は有機
化合物であることができ、有機化合物によって凝縮成分
の一部を吸収により摂取することができる。
第1のガス分離ダイアフラム装置11ど第2のガス分離
ダイアフラム装置23は、ダイアフラムとして、有機化
合物を通過させるポリエーテルイミド混成ダイアフラム
を使用する。第3のガス分離ダイアフラム装置23は、
ダイアフラムとして、酸素を通過させる完全に非対称な
ポリエーテルイミドダイアフラムを使用する。
第1図の装置に関して既に延べたように、回収装置14
は、有機濃度を高められたガス流から有機化合物を抽出
させるため、種々の物理学的な過程を利用して作動する
。物理学的な過程とは例えば圧力、熱の奪取、収着、ま
たはこれらの過程の組合せである。収着は物理学的な吸
収、化学的な吸収であることができ、或いは吸着によっ
て行なうことができる。熱の奪取も直接にまたは間接的
に行なうことができる。
第2図に関して説明した本発明による方法を実施するた
めの装置をモデル計算によって調べた。
その際、ダイアフラムの面積を節減できること、及び排
出空気の純度が比較的高いことが判明した。
例として、オフ1−−燃料のための燃料タンクの排出空
気からガソリン成分を回収するための装置を選び、その
際有機化合物の放出限度を考慮した。
ガソリン成分を回収するための圧縮を10 barと仮
定した。
表 1 (透過率) ポリジメチルシロキサンのガス透過率(25°)10 
’(m3・m)/(m”h・bar)V−酸素    
  窒素      ブ日パン      n−ブタン
    n−ペンタン]、、62    0.76  
  11.07     24.30    54.0
0+k General Electric礼のパンフ
レット、1982イlE、:3月、” Permsel
ective Membraneゲ′」−記の値はポリ
エーテルイミ1り/シリコーン混成ダイアフラムに対し
て確認された。この場合ガソリン成分の温度及び圧力依
存性をも測定した。
表2は、本発明による方法を実施するための第1図に図
示した装置を基礎とした算出結果である。
表3は、本発明による方法を実施するための第2図に図
示した装置を基礎とした算出結果である。
プロパン i−ブタン n−ブタン i−ペンタン n−ペンタン ムクサン/オクタン ベンゼン/トルエン 酸素 窒素 表2 (ボlポ・h・bar) 11.0000 9.9000 9.9000 21.0000 21.0000 20.0000 20.0000 1.3600 0.6800 o、ooo。
処理面積 、  2.0000ボ ダイアフラム面積 : 120.0000イ 供給量 組成 :  300.00♂/h :   3.40% プロパン 28.50% n−ブタン 3.90% n−ペンタン 0.60 %  ベンゼン/トルエン 37.80% 窒素 供給量(混合気)二 組成 535.23 rn’/h 5.01% プロパン 22.69% n−ブタン (1/bar) 0.1700 0.6700 0.6700 0.8100 0.8100 o、ooo。
o、ooo。
o、ooo。
o、ooo。
o、ooo。
(bar) 10.9040 1.1000 透過圧:  0.2000 bar 圧縮率:  10.00 凝縮圧: 10.0000 bar 6.00% 4.90% 4.80% 10.10 : 0.00% i−ブタン j−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 5.26% i−ブタン 3.20% i−ペンタン 2.46%n−ペンタン 0.34 %  ベンゼン/トルエン 39.76% 窒素 2.79 %  へクラン/オクタン 18.47 :  酸素 0.00 % 透過流 組成 :  390.41ポ/h 6.84% プロパン 30.92% n−ブタン 3.37% n−ペンタン 0.47 %  ベンゼン/トルエン 25.46 %  窒素 凝縮後の透過圧: 組成 残滓流 組成 凝縮物 235.23 rri’/h 7.07% プロパン 15.29% n−ブタン 0.62% n−ペンタン 0.02 %  ベンゼン/トルエン 42.25% 窒素 :  144.80ボ/h 0.09% プロパン 0.53% n−ブタン 0.01% n−ペンタン 0.00  %  ベンゼン/トルエン78.33% 
窒素 7.17% 4.39% 3.83% 17.57 : 0.00石 4.32% 1.04% 0.23% 29.157 0.00% 0.12% 0.01% 0.01% 20.91 : 0.00% i−ブタン i−ペンタン へクラン/オクタン 酸素 i−ブタン 1−ペンタン へり号ン/オクタン 酸素 i−ブタン i−ペンタン へクラン/オクタン 酸素 :  10.06♂/h プロパン  17.82−/
h  i−ブタン84.73 m/h  n−ブタン 
 14.69 m/h  i−ペンタン11.69  
rri’/h   n−ペンタン  14.39  r
rf’/h   ムクサン/オクタン表3 (−/♂・h−bar) プロパン i−ブタン n−ブタン i−ペンタン n−ペンタン ムクサン/オクタン ベンゼン/トルエン 酸素 窒素 処理面積 ダイアフラム面積 11.0000 9.9000 9.9000 21.0000 21.0000 20.0000 20.0000 1.3600 0.6800 o、ooo。
、   0.5000イ 15.0000ポ 供給量 組成 7 261.18ボ/h 、   3.90% プロパン 32.73% n−ブタン 4.48% n−ペンタン 0.69 %  ベンゼン/トルエン 29.93% 窒素 供給量(混合気)二 組成 483.23 rrl’/h 6.90% プロパン 28.05% n−ブタン (1/bar) 0、1700 0.6700 0.6700 0.8100 0.8100 o、ooo。
o、ooo。
o、ooo。
01ooo。
o、ooo。
(bar) 10.9040 0.1610 透過圧:  0.2000 bar 圧縮率:  50.00 凝縮圧:  10.0000 bar 6.89% 5.63% 5.51ヌ 10.24 : 0.00% i−ブタン i−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 6.65% i−ブタン 3.74% i−ペンタン 凝縮後の 供給量(混合気)二 組成 透過流 組成 残滓流 組成 凝縮物 2.84% n−ペンタン 0.39  %   ベンゼン/トルエン29.91%
 窒素 326.99 rrr/h 7.09% プロパン 15.32% n−ブタン 0.62% n−ペンタン 0.02 %  ベンゼン/トルエン 44.20% 窒素 :  222.05イ/h 10.43% プロパン 22.55I n−ブタン 0.91% n−ペンタン 0.03 %  ベンぜン/トルエン 29.89% 窒素 、  104.93イ/h 0.01% プロパン 0.01% n−ブタン 0.00% n−ペンタン 0、OO%  ベンゼン/トルエン 74.50% 窒素 3.14 %  へクラン/オクタン 18.38 :  酸素 0.00 % 4.33% 1.04% 0.23% 27.16 : 0.00% 6.38% 1.52% 0.34% 27.95 : 0.00% 0.00% 0.00 % 0.00% 25.48 : 0.00% i−ブタン i−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 i−ブタン i−ペンタン へクラン/オクタン 酸素 i−ブタン i−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 :  10.18イ/h プロパン  17.99 r
rr/h  i−ブタン85.47 rr[’/h  
n−ブタン  14.70 rrr/h  i−ペンタ
ン11.70  nイ/h   n−ペンタン  14
.39  nイ/h  へクラン/オクタン1.80 
 rri’/h   ベンゼン/トルエン流体(rn’
/rrr・h−bar)、  指数(1/bar)  
:プロパン :   11.0000 0.1700n
−ブタン :   9.9000 0.6700n−ペ
ンタン:   21.0000 0.8100ベンゼン
/トルエン :    20.0000   0.00
00窒素   :   0.6800 0.0000i
−ブタン : 9.9000 1−ペンタン: 21.0000 ヘク号ン/オクタン :  ’20.0000酸素  
 :  1.3600 :   o、ooo。
0.6700 0.8100 o、ooo。
o、ooo。
o、ooo。
処理面積 :  2.0000イ ダイアフラム面積  :   80.0000ポ供給量 組成 :  300.00 rn’/h :   3.40% プロパン 28.50% n−ブタン 3.90% n−ペンタン 0.60 %  ベンゼン/トルエン 37.80% 窒素 透過流 組成 :  261.44ボ/h 3.90% プロパン 32.70 ”I=  n−ブタン 4.48% n−ペンタン 0.69 %  ベンゼン/トルエン 29.98% 窒素 残滓流 組成 38.56ポ/h 0.01% プロパン 0.04% n−ブタン 0.00% n−ペンタン 0.00 ぶ  ベンゼン/トルエン 透過圧:  0.2000 bar 圧縮率:  io、o。
6.00 % 4.90% 4.80 % 10.10 : 0.00% 6.88% 5.62 % 5.51% 10.25 : 0.00% 0.01% 0.00% 0.00% 9.11 : i−ブタン i−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 i−ブタン i−ペンタン ヘク号ン/オクタン 酸素 i−ブタン i−ペンタン ムクサン/オクタン 酸素 表4 酸素分離用ダイアフラムの例 ダイアフラムの型式:完全に非対称なポリエーテルイミ
ドダイアフラム ガスA  25(T) し 0□ 第6図、第7図及び第8図は、ガソリン蒸気混合気の主
成分の、圧力と温度に依存した透過特性を示したもので
ある。
第6図には、温度が異なり供給圧力が等しい場合の純粋
ガス測定値が示されている。このグラフから流動密度が
温度に強く依存していることがわかる。酸素と窒素に対
しては、温度が上昇するにつれて流動密度が増大してい
るのに対し、n−ブタン、i−ブタン、プロパンに対し
ては流動密度が強く減衰している。さらにこのグラフか
ら、ダイアフラムによって十分な分離能力を得るために
はダイアフラム分離ユニットの作動温度が20℃と40
’Cの間になければならないことがわかる。
第7図と第8図は、温度が一定の場合n−ブタンとプロ
パンの流動密度が供給圧力に依存していることを示して
いる。グラフかられかるように、プロパンとブタンの流
動密度は圧力が減少するにつれて減少する。即ちn−ブ
タンとプロパンの分圧が高ければ高いほど、流動密度は
高い。この特性はi−ブタン、j−ペンタン、n−ペン
タンのような他の主成分に対しても測定された。
第9図は表4を説明するためのグラフで、2つのタイプ
のダイアフラム、即ち完全に非対称なポリエーテルイミ
ドダイアフラムと、シリコーン混成ダイアフラムを通過
するガス流を示している。
上の曲線はシリコーン混成ダイアフラムの透過特性を示
し、炭化水素流の透過率が高く、酸素及び窒素流の透過
率は低くなっている。下の曲線は完全に非対称なポリエ
ーテルイミドダイアフラムの測定値を示すもので、酸素
流の透過率が高く、炭化水素流の透過率は低くなってい
る。
次に、本発明の実施態様を列記しておく。
(]−)回収装置を離れるガス流をガス分離ダイアフラ
ムに入る直前に第1次の空気/ガス混合気に供給するこ
とを特徴とする請求項1に記載の方法。
(2)排出空気の圧力を回収装置から出た後に低下させ
ることを特徴とする請求項1または上記第1項に記載の
方法。
(3)回収装置を離れる排出空気を第2のガス分離ダイ
アフラムに送り、該ガス分離ダイアフラムの濃度を低め
たガス流を大気に放出させ、ガス分離ダイアフラムの濃
度を高めたガス流を、第1のガス分離ダイアフラムを離
れる濃度を高めたガス流と直接合流させることを特徴と
する請求項1に記載の方法。
(4)第2のガス分離装置の作動圧を調整するた′)弓 め、該第2のガス分離装置を離れるガス流の圧力を調整
可能であることを特徴とする、」二記第3項に記載の方
法。
(5)圧力が高くなった第1次の空気/永久ガス混合気
を第3のガス分離ダイアフラムに送り、該ガス分離ダイ
アフラムの酸素濃度を低めたガス流を第1のガス分離ダ
イアフラムに送り、第3のガス分離ダイアフラムの酸素
濃度を高めたガス流を大気に放出させ、この場合筒3の
ガス分離ダイアフラムの酸素透過特性が犬であることを
特徴とする請求項1または上記第1項から第4項までの
いずれか1つに記載の方法。
(6)濃度を高めたガス流を回収装置に侵入させる前に
第3のガス分離ダイアフラムに送り、該第3のガス分離
ダイアフラムの酸素濃度が低くなったガス流を回収装置
に送ると共に、第3のガス分離ダイアフラムの酸素濃度
が高まったガス流を大気へ放出させ、この場合筒3のガ
ス分離ダイアフラムの酸素透過特性が大であることを特
徴とする請求項1または上記第1項から第4項までのい
ずれか」つに記載の方法。
(7)回収装置から排出される排出空気を第3のガス分
離ダイアフラムに送り、該ガス分離ダイアフラムの酸素
濃度が低くなったガス流を第2のガス分離ダイアフラム
に送ると共に、第3のガス分離ダイアフラムの酸素濃度
が高まったガス流を大気へ放出させ、この場合筒3のガ
ス分離ダイアフラムの酸素透過特性が大であることを特
徴とする請求項1または」二記第1項から第4項までの
いずれか1つに記載の方法。
(8)第2のガス分離ダイアフラムから出る濃度が低く
なったガス流を大気に放出する前にポンプ装置の駆動に
利用し、第3のガス分離ダイアフラムの酸素濃度が高く
なったガス流をポンプ装置の吸込側に送ってガス流に負
圧を生じさせることを特徴とする、上記第6項または第
7項に記載の方法。
(9)第1のガス分離ダイアフラムから流出する圧力が
低下し且つ濃度が高くなったガス流の圧力を回収装置に
侵入させる前に増大させることを特徴とする請求項1ま
たは上記第1項から第8項までのいずれか1つに記載の
方法。
(10)濃度が低くなったガス流の圧力を第1のガス分
離ダイアフラムから出た後低下させることを特徴とする
請求項1または上記第1−項から第9項までのいずれか
1つに記載の方法。
(11)回収装置内での、濃度が高くなったガス流から
の有機化合物の回収を、熱の奪取によって行なうことを
特徴とする請求項1または上記第1項から第10項まで
のいずれか1つに記載の方法。
(12)回収装置内での、濃度が高くなったガス流から
の有機化合物の回収を、圧力下での凝縮によって行なう
ことを特徴とする請求項1または上記第1項から第11
項までのいずれか1つに記載の方法。
(13)回収装置内での、濃度が高くなったガス流から
の有機化合物の回収を、吸収によって行なうことを特徴
とする請求項1または上記第1項から第12項までのい
ずれか1つに記載の方法。
(14)ガス分離ダイアフラムがポリエーテルイミド混
成ダイアフラムであることを特徴とする請求項]または
上記第1項から第13項までのいずれか1つに記載の方
法。
(15)ガス分離ダイアフラムが非対称なポリエーテル
イミドダイアフラムであることを特徴とする請求項1ま
たは上記第1項から第14項までのいずれか1つに記載
の方法。
(16)分離されるべき空気/永久ガス混合気を増圧さ
せる前に不活性化させることを特徴とする請求項1また
は上記第1項から第15項までのいずれか1つに記載の
方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を実施するための装置の第1
実施例の構成図、第2図は本発明による方法を実施する
ための装置の第2実施例の構成図、第3図は本発明によ
る方法を実施するための装置の第3実施例の構成図、第
4図は本発明による方法を実施するための装置の第4実
施例の構成図、第5図は本発明による方法を実施するた
めの装置の第5実施例の構成図、第6図は種々の未処理
媒体成分に対するダイアフラムの透過率と温度との関係
を示すグラフ、第7図は温度が異なる場合のn−ブタン
に対するダイアフラムの透過率と圧力との関係詮示すグ
ラフ、第8図は温度が異なる場合のプロパンに対するダ
イアフラムの透過率と圧力との関係を示すグラフ、第9
図は2つの異なるガス分離ダイアフラム装置を通過する
ガス流を例にとった表4を説明するためのグラフである
。 10・・・・・・未処理媒体 11.19.23・・ガス分離ダイアフラム装置14・
・・・・・回収装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出する
    方法であって、空気/永久ガス混合気を第1のガス分離
    ダイアフラムに誘導して、有機化合物の濃度を高めたガ
    ス流と濃度を低めたガス流とに分割し、その際回収装置
    を経て誘導される濃度を高めたガス流から有機化合物を
    回収する、空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出
    する方法において、第1次の空気/永久ガス混合気の圧
    力を第1のガス分離ダイアフラムに侵入する前に上昇さ
    せ、濃度を高めたガス流の圧力を第1のガス分離ダイア
    フラムから流出した後に低下させ、第1のガス分離ダイ
    アフラムを離れる濃度を低めたガス流を大気に放出させ
    、その際回収装置から流出するガス流を、空気/永久ガ
    ス混合気の圧力を高めた後に新たに該空気/永久ガス混
    合気に供給することを特徴とする、空気/永久ガス混合
    気から有機化合物を抽出する方法。
JP1041965A 1988-02-26 1989-02-23 空気/永久ガス混合気から有機化合物を抽出する方法 Pending JPH0221920A (ja)

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