JPH02218759A - ポリマー結合難燃剤 - Google Patents

ポリマー結合難燃剤

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JPH02218759A
JPH02218759A JP1287653A JP28765389A JPH02218759A JP H02218759 A JPH02218759 A JP H02218759A JP 1287653 A JP1287653 A JP 1287653A JP 28765389 A JP28765389 A JP 28765389A JP H02218759 A JPH02218759 A JP H02218759A
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JP
Japan
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radical
flame retardant
diradical
polymer
group
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Pending
Application number
JP1287653A
Other languages
English (en)
Inventor
Terry Ned Myers
テリー・ネッド・マイアーズ
Ronald E Macleay
ロナルド・エドワード・マクレイ
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Pennwalt Corp
Original Assignee
Pennwalt Corp
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Publication date
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Publication of JPH02218759A publication Critical patent/JPH02218759A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fireproofing Substances (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 髪呈−1口月1立y 本発明はポリマー難燃剤に関し、−層特には、ハロゲン
化芳香族置換基を含んだ環状イミド或は環状イミド生成
ポリマー或はコポリマー及びそれらの製造方法に関する
。更に、本発明は燃焼を促進する条件下でのポリマー或
はポリマーブレンドの発火を、これらのポリマー難燃剤
を入れることによって抑制する方法を指向する。
良i立及l ポリマー組成物中の難燃性添加剤の性質に影響を与える
要因は、代表的には3つある=(1)モル基準での難燃
剤の内部活性;(2)ポリマー系における難燃剤の相容
性或は溶解度; (31!l燃剤がポリマー系に残留す
る能力、これらの要因の中で、三番目が最も問題となる
のが普通である。従来の難燃剤はポリマー系から揮発或
は移行し、それで系の難燃性を低下させる傾向にある。
難燃剤の揮発性及び移行問題を解決する1つの広く行な
われているアプローチは、重合或は共重合において臭素
化或は塩素化モノマーを用いることであった1例えば、
フランス国出願(Desandel第2.406.64
4号(ケミカルアブストラクトユニ、158528S)
は無水マレイン酸−スチレン−(2,4,6−ドリブロ
モフエノキシ)エチルメタクリレートコポリマー或はa
r−ブロモスチレン/無水マレイン酸コポリマーを発泡
させる難燃性フオームの製法を開示している。西独国特
許公開第2.659.174号明細書(ケミカルアブス
トラクトと、l 18404j)はスチレン、無水マレ
イン酸、ブロモフェニル或はブロモネオペンチル(メタ
)アクリレートの難燃性コポリマーを開示している。チ
エツク(Czeckl特許171゜593号(ケミカル
アブストラクト89.108730q)は燃焼性の低下
したポリマーの製造においてコモノマーとして有用なN
−フェニルマレイミドのハロ誘導体を開示している。
ブロモスチレン及びスチレンを種々の比で含有するコポ
リマーもまた文献においてよく知られており、かっ難燃
性を向上させるためにポリ(フェニレンオキシド)との
ブレンドにおいて用いられてきた(例えば、フランス国
出願第2.483゜443号(ケミカルアブストラクト
96.163728q参照)、スチレン及びクロロスチ
レンのコポリマーもまたポリ(フェニレンオキシド)に
ブレンドしてポリマーブレンドの難燃性を向上させた(
フリート[Fr1edl、J、R,、等、マクロモレキ
ュールス、11 :150 (1978年)参照)。
ゴム改質スチレン−ブロモスチレンコポリマーもまた知
られており(例えば、特開昭55−120゜654号公
報(ケミカルアブストラクト94.85128m)l照
)、ポリ(フェニレンオキシド)にブレンドされて難燃
性を向上させた。
しかし、ハロゲン化モノマーをコポリマーに加入する場
合に、問題が生じる。ハロゲン化コポリマーの物理的性
質は非ハロゲン化ホモポリマーに比べて変わる。更に、
多くの場合、コポリマーはそれをブレンドするポリマー
と限られ相容性しかもたないか或は相容性をもたない、
よって、ポリマーブレンドの望ましい物理的性質はハロ
ゲン化モノマーを加入することによってそこなわれ或は
減成される(テンプリンヶfTen Br1nkel、
G。
等、マクロモレキュールス、16:1827頁(198
3年)参照)、加えて、ハロゲン化モノマーは、第1段
階としてモノマーをハロゲン化することを必要とするこ
とから、かかるポリマーの使用は商業実施において満足
し得ないことがしばしばある。この別の段階は費用がか
かりかつ都合が悪い。
スチレン−N−ハロゲン化マレイミドを含有する難燃剤
組成物が知られており、U、 E、ユーンズ(Youn
es)に発行された米国特許4.508.883号、同
4.604.422号、同4,609.711号に一般
的に記載されている0例えば、米国特許4゜508.8
83号は臭素化スチレンとN−(臭素化フェニル)マレ
イミドとを共重合させて作った難燃性添加剤を開示して
いる。
米国特許4.604.422号はランダムN−(臭素化
或は塩素化フェニル)マレイミド含有コポリマーを含む
成形性組成物を開示している。コポリマーは、N−(臭
素化或は塩素化フェニル)マレイミドとスチレン或は置
換されたスチレンのようなモノマー及び所望の場合、ア
ルファ、ベーター不飽和ジカルボン酸無水物とを共重合
させて作る。製造する間に、ゴムをこれらのポリマーに
グラフトさせてもよい、コポリマーをポリカーボネート
にブレンドして難燃性組成物を作る。
米国特許4.609.711号はランダムN−(ハロゲ
ン化フェニル)マレイミド含有コポリマー及び難燃性相
乗剤を含む成形組成物を開示している。コポリマーは、
N−(臭素化或は塩素化フェニル)マレイミドとスチレ
ン或は置換されたスチレンのようなモノマー、所望の場
合、適当に置換されたマレイミドとを共重合させて作る
ユーンズ特許の化合物及び組成物は市販されていないこ
とが知られている。ユーンズ特許のn燃性化合物は、初
めに無水マレイン酸と対応するハロゲン化アニリンとを
塩化亜鉛の存在において1391〜148℃で約2時間
反応させ、N−(臭素化或は塩素化フェニル)マレイミ
ドをキシレン中に抽出させて分離して作る0次いで、マ
レイミドをビニルモノマーと共重合させて難燃性ポリマ
ーを生成する。N−(臭素化或は月素化フェニル)マレ
イミド含有コポリマーはハロゲン化アニリンと対応する
無水物含有ポリマーとの反応によっては作られない、こ
れは、ハロゲン化アニリンと無水物含有コポリマーとの
反応性が乏しいことによる(特に、アニリンに付いてい
るハロゲンが1個より多い場合)。
ダウケミカルカンパニーはハロゲン化アニリンの反応性
が乏しい問題を臭素化第一脂肪族アミンを用いて回避し
た0例えば、米国特許4.544゜682号はスチレン
系モノマーと臭素置換された脂肪族炭化水素ラジカルを
窒素原子に結合させたマレイミドとのコポリマーを含有
する難燃性ポリマー組成物を開示している。難燃剤組成
物はスチレン系モノマーと無水マレイン酸とのコポリマ
ーを臭素化第一脂肪族アミンと渚融ブレンドして生成す
る。好ましい臭素化第一脂肪族アミンは2.4゜5−ト
リブロモベンジルアミンであったが、これは市販されて
いないことが知られている。
ヒドラジド官能価を含有するハロゲン化芳香族が当分野
で知られている0例えば、N−(ハロフェニル)−N′
−アミノオキサミドが知られており、下記のケミカルア
ブストラクト登録番号(RN)で一般に記載されている
:RN17739−01−4(3,4−ジクロロ)、R
N60199−81−7(4−ブロモ) 、RN531
17−25−2(2−クロロ) 、RN53117−2
6−3(3−クロロ’I 、RN53117−27−4
 (4−クロロ)、及びRN53117−31−0 (
3゜5−ジクロロ)、シかし、無水物と、モノマーか或
はポリマーのいずれかで反応させたものはない。
本発明のポリマー難燃剤の難燃性に加えて、ハロゲン化
芳香族基のヒドラジド基とポリマー或はコポリマーの無
水物基とを反応させてポリマー難燃剤を生成することに
よって作り出されるアシルヒドラジド結合は恒久的熱安
定性及び金属奪活性をポリマーにもたらす、これらの性
質は結合する間に生成する基、すなわちアシルヒドラジ
ド及びN−(アシルアミノ)イミド官能基の構造から生
じる。
アシルヒドラジド機能は、例えば特に有用な酸化防止剤
であることが知られており(例えば米国特許3.639
.334号参照)%かつまた銅イオンのような金属イオ
ンをキレート化することによって金属奪活剤としても作
用する(米国特許4、147.689号、同4.465
.571号、同3゜887.518号)、N−(アロイ
ルアミノ)イミドもまた重金属による崩壊に対するポリ
オレフィンの知られた安定剤である(米国特許3.95
6゜331号参照)。
しかし、従来技術において、難燃性基を無水物含有ポリ
マー或はコポリマーに難燃性基と無水物基の内のいくつ
か或は全部との間のヒドラジド結合によって結合させる
ことを開示或は示唆するものはない、同様に、ハロゲン
化芳香族基をペンダントアシルヒドラジド或はN−(ア
シルアミノ)イミド基によってポリマーに結合させた難
燃性ポリマーを開示或は示゛唆するものもない。
免艶匹璽滅 上述した欠点及び非効率を有する従来技術に対比して、
本発明のポリマー難燃剤はN−(アシルアミノ)アミド
酸或は環状N−(アシルアミノ)イミド或は両方の反復
単位を含み、反復単位はアシルアミノ基及びアシルアミ
ノ基に結合したハロゲン化芳香族難燃性基を含む6通常
、ハロゲン化芳香族難燃性基をアミルアミノ基にハロゲ
ン化芳香族難燃性基とアシルアミノ基の炭素との間の直
接結合により、或はハロゲン化芳香族難燃性基とアシル
アミノ基の炭素との間の中間成分を伴う間接結合付着に
よって結合させることができる。適した中間結合成分は
下記のI■及びV式に示すそれらの成分を含む。
一層詳細には、ポリマー難燃剤は塩素化、臭素化或はフ
ッ素化された芳香族難燃性基であって、各々はヒドラジ
ド基を含むものを含み、該基を環状アルファ、ベーター
不飽和ジカルボン酸無水物のポリマー或はコポリマーに
化学的に結合させ、無水物基とヒドラジド基とが反応し
てアシルヒドラジド結合を形成する。
本明細書中で使用する通りの「ハロ」なる接頭及び「ハ
ロゲン化」なる用語はフッ素、塩素或は臭素元素、或は
これらの組合せを含むことは理解されるものと思う。
本発明の一態様は下記のI或は■式或は両方を有する反
復単位を含有する新規なポリマー難燃剤に関する: I                 nここで、単位
はポリマー主鎖中に、ペンダント単位として或は両方と
して現われ、 R1及びR2は独立に水素、炭素1〜6のアルキルラジ
カル、炭素5〜7のシクロアルキルラジカル、フェニル
ラジカル、塩素或は臭素であり;Gはハロゲン化芳香族
環を結合させたアシルアミノ官能基によって単位に結合
した難燃性基である。
本発明の別の態様はハロゲン化芳香族環及び反応性ヒド
ラジド官能基を加入した下記の1式の新規な難燃剤であ
る: ここで、 mは1〜4の整数であり; Zは0〜2の整数であり; R3は水素、炭素1〜8の第一アルキルラジカル、炭素
3〜8の第二アルキルラジカル、炭素7〜12のアラル
キル(アリールアルキル)ラジカル或は炭素5〜12の
シクロアルキルラジカルであり; Qは炭素原子1〜4のアルキルラジカル或は炭素原子1
〜4のアルコキシラジカルであり;Xは塩素、臭素、フ
ッ素或はこれらの組合せであり; Yは炭素1−12の置換された或は未置換のアルキレン
ジラジカル、炭素5〜8の置換された或は未置換のシク
ロアルキレンジラジカル、或は炭素7〜12の置換され
た或は未置換のアラルキレン(アリールアルキレン)ジ
ラジカルである。Yジラジカルについて適した置換基は
炭素1〜4のアルキルラジカル、カルボキシラジカル、
炭素1〜4のアルキルメルカプトラジカル、フェニルラ
ジカル、ハロゲン置換されたフェニルラジカル、炭素2
〜5のアルケニルラジカル或はヒドロキシラジカルを含
む。
本発明の別の態様は、N−(アシルアミノ)アミド酸或
は環状N−(アシルアミノ)イミド或は両方を含む反復
単位を有し、N−(アシルアミノ)アミド酸或はN−(
アシルアミノ)イミドは反応性ヒドラジド基を有するハ
ロゲン化芳香族難燃剤と環状無水物基或は環状無水物基
を生成することができるジカルボン酸基を含有するポリ
マーとをN−(アシルアミノ)アミド酸或は環状N−(
アシルアミノ)イミド或は両方を生成するのに有効な条
件下で反応させて生成されるポリマー難燃剤である。
本発明のなお別の態様は無水物含有或は無水物生成ポリ
マーと反応性ヒドラジド官能基を含有するハロゲン化芳
香族難燃性化合物(すなわち、未置換の末端窒素を有す
るもの)とを反応させて上述した新規なポリマー難燃剤
を製造する方法である。無水マレイン酸の交互、ランダ
ム或はグラフトコポリマーを反応性ヒドラジド官能価を
含有する塩素化或は臭素化芳香族化合物と反応させてN
−置換されたマレイミドコポリマーを形成するのが好ま
しい。
本発明のなお他の態様は、熱可塑性樹脂と、熱可塑性樹
脂に難燃性を付与するのに有効な量の本発明に従がうポ
リマー難燃剤とを混合して難燃化させた熱可塑性樹脂を
製造する方法及び加えてそのようにして製造した難燃化
樹脂である。
い      の   な 本発明の現時点で好ましい実施態様に従えば。
ポリマーハロゲン化芳香族難燃剤は上述した通りの1式
或は■式或は両方を有し、式中G基は下記の一般式IV
或はV或は両方を有する反復単位を含有するニ ーここで、 m、z、R3、Q、X及びYは前述した通りであり: nは1〜5の整数であり: Zは直接結合、炭素1〜4のアルキレンシラシカ/I、
、−W−−W−R4−或は−W−C(=C)−R5−で
あり、ここで、Wは一〇−−3− −N (R6)−或
は−N (R6)−R7−N (R6)−であり、Zの
配置は上記のZにっいてのジラジカル表示式の左端がハ
ロゲン化芳香族難燃性基に結合されかつ右端がアシルア
ミノ基のカルボニル炭素に結合されるようにし:R4は
炭素1〜4のアルキレンジラジカルであり; R5は直接結合、炭素1〜14のアルキレンジラジカル
、炭素4〜1oのオキシジアルキレンジラジカル、炭素
4〜10のチオジアルキレンジラジカル、炭素2〜1o
のアルケニレンジラジカル、或は0−lm−或はp−フ
ェニレンラジカルであり; R6は水素、炭素1〜1oのアルキルラジカル、炭素6
〜12のアリールラジカル、炭素7〜12のアラルキル
ラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカルで
あり; R7は炭素2〜12のアルキレンジラジカルである。
■式において5Xは臭素或は塩素であり、nは2或は3
であり、Zは0であり、R3は水素或はメチルラジカル
であり、Zは−W−R4−或は−W−C(=O)−R5
−であり、ここでWは−N (R6)−或は−〇−であ
り、R4はメチレンジラジカル或はエチレンジラジカル
であり、R5は直接結合或はエチレンシラ、ジカルであ
り、R6は水素或はメチルラジカルであるのが好ましい
、Xは臭素であり;nは3であり、R3は水素であり、
Zは−W−C(=O)−R5−であり、ここでWは−N
 (R6)−であり、R5は直接結合であり、R6は水
素であるのが一層好ましい。
7式において、Xは臭素或は塩素であり、mは3或は4
であり、ZはOであり、R3は水素或はメチルであり、
Yは炭素1〜6のアルキレンジラジカルであるのが好ま
しい。Xは臭素であり1mは4であり、R3は水素であ
り、Yはメチレンジラジカルであるのが一層好ましい。
本発明に従えば1、ポリマー難燃剤は、無水物含有或は
無水物生成ポリマー或はコポリマーと■或は■式の反応
性ヒドラジド官能価(未置換の末端窒素)或はこれらの
混合物を含有する1種或はそれ以上のハロゲン化芳香族
難燃剤とを反応させで作る: U ここで、m%n%z、R3、Q、X、Y及びZは前に規
定した通りである0反応において、難燃剤はポリマー或
はコポリマーに置換されたアミド(アミド酸)基或は置
換されたイミド基の形で結合する。
本発明のポリマー難燃剤を作るのに使用することができ
る現時点で好ましいハロゲン化芳香族環を含有するヒド
ラジド(■或は■式)は、例えば、下記の化合物例を含
み、これらに限定されない: 1、  N−(2,4,6−)−リクロロフェニル)−
N′−アミノオキサミド、 2、  N−(2,4,6−ドリブロモフエニル)−N
゛−アミノスクシンアミド、 3、  N−(2,4,6−)リクロロフ、エニル)−
N′−アミノスクシンアミド 4、  N−(2,4,6−ドリプロモフエニル)−N
′−アミノマロンアミド、 t、  N−(2,4,5−)−ジブロモフェニル)−
N゛−アミノアジパミド、 6、  N−(2,4,6−)ジブロモフェニル)−N
′−アミノアゼラミド、 7、N−(2,4−ジブロモフェニル)−N゛−アミノ
オキサミド、 8、N−(2,4−ジブロモフェニルンーN′−スクシ
ンアミド、 9、  N−(2,3,5,6−チトラクロロフエニル
)−N′−アミノオキサミド、 10、N−(2−ブロモフェニル)−N′−アミノオキ
サミド、 11、 N−(2−クロロフェニル)−N′−アミノオ
キサミド、 12、 N−(2,3,4,5,6−ペンタブロモフェ
ニル)−N’ −アミノオキサミド、 13、 N−(2,3,4,5,6−ペンタブロモフェ
ニル)−N′−アミノスフシアミド、 14、 N−(2,3,4,5,6−ペンタクロロフェ
ニル)−N′−アミノオキサミド、 ls、 3− (2,4,6−ドリブロモフエニルアミ
ノ)プロ・ピオンヒドラジド、 16、3− (2,4,6−ドリクロロフエニルアミノ
)プロピオンヒドラジド、 17、  (2,4,6−ドリプロモフエニルアミノ)
アセチルヒドラジド、 18、  (2,4,6−ドリクロロフエニルアミノ)
アセチルヒドラジド、 19、  (2,4,6−ドリブロモフエノキシ)アセ
チルヒドラジド、 20、  (2,3,4,5,6−ペンタブロモフェノ
キシ)アセチルヒドラジド、 21、  (2,3,4,5,6−ペンタクロロフェノ
キシ)アセチルヒドラジド、 22、3− (2,4,6−1−リブロモフエノキシ)
プロピオンヒドラジド、 23、3− (2,3,4,5,6−ペンタブロモフェ
ノキシ)プロピオンヒドラジド、 24、(テトラクロロフタルイミド)アセチルヒドラジ
ド、 25.3−(テトラブロモフタルイミド)プロピオンヒ
ドラジド、 26.3−(テトラクロロフタルイミド)プロピオンヒ
ドラジド、 27.3−(テトラブロモフタルイミド)ブタン酸ヒド
ラジド、 28.2−(テトラブロモフタルイミド)−4−メチル
メルカプト−ブタン酸ヒドラジド、29.2−(テトラ
クロロフタルイミド)−4−メチルペンタン酸ヒドラジ
ド、 30.2−(テトラブロモフタルイミド)−4−ペンテ
ン酸ヒドラジド、 31.3−ブロモ−4−メチルベンズヒドラジド、32
.2.4−ジクロロベンズヒドラジド、33.2.3.
4.5−テトラフルオロベンズヒドラジド、 34.2−クロロ−4−フルオロベンズヒドラジド、 35、2.4.5−トリブロモベンズヒドラジド。
反応性ヒドラジド官能価を含有するハロゲン化芳香族難
燃剤はいくつかの反応を用いて作ることができる6例え
ば、上記化合物例1〜14は、ハロゲン化アニリンとジ
カルボン酸のモノエステル酸クロリドとを反応させてN
−ハロフェニルアミド酸エステル中間体を生成して作る
ことができる。中間体を次いでヒドラジンと反応させ(
エステル基のヒドラジツリシス)でヒドラジド難燃剤を
生成することができる。この製法は下記式によって例示
することができる: ここで、Q、X、n、z及びR5は前に規定した通りで
ある。
反応性ヒドラジド官能価を有するハロゲン化難燃剤であ
る上記化合物例15〜23を製造するのに用いることが
できる別の例では、へ〇置換された酸の低級アルキルエ
ステルをハロゲン化アニリン、フェノール或はチオフェ
ノールと反応させてハロフェニルアミノ、ハロフェノキ
シ或はハロチオフェノキシ中間体をそれぞれ生成するこ
とができる0次いで、中間体をエステル基のヒドラジツ
リシスによって転化させて対応するヒドラジドにするこ
とができる。これらの反応は下記の式によって例示する
ことができる: できる、この中間体をエステル基のヒドラジツリシスに
よって転化させて所望の難燃性ヒドラジドにすることが
できる。この製法は下記の式によって例示される: λ− ここで、qは0−14の整数であり、Wは酸素、イオウ
或は−N (R6)−であり、Q%x、n。
Z及びR6は前に規定した通りである。
上記化合物例24〜3oを製造するのに用いることがで
きるなお別の例では、本発明のポリマー難燃剤を作るの
に有用なヒドラジド官能価を有する新規な難燃剤は、ア
ミノ酸エステルとハロゲン化無水フタル酸とを反応させ
てハロフタルイミド置換されたエステル中間体を形成し
て作ることがここで、Q、X、m、z及びYは前に規定
した通っである。
上記化合物例31〜35を製造するのに用いることがで
きるなお別の例では、本発明のポリマー難燃剤を作るの
に有用なヒドラジド官能価を有する新規な難燃剤は、ハ
ロゲン化安息香酸エステルのヒドラジツリシスによって
製造することができる。この製法は下記の式によって例
示される:し ここで、Q、X、n及びZは前に規定した通りである。
当業者ならば、本開示内容に基づいて、本発明に従う中
間体エステル及びヒドラジド難燃剤を製造するのに望む
反応体及び方法を過度に実験することなく容易に決める
ことができる。
本発明のポリマー難燃剤は種々の出発原料から作ること
ができる。任意のポリマー、コポリマー或はブレンド系
に任意のレベルで存在する全てのポリマー無水物基は本
発明のポリマー難燃剤を製造するための出発原料となる
可能性がある。
本発明のヒドラジド置換されたハロゲン化芳香族難燃剤
を、本明細書中に記載す〉加工条件下で脱水して環状無
水物基になることができるペンダント環状無水物基或は
ジカルボン酸基を含有する任意のポリマー或はコポリマ
ーに結合させてポリマー難産剤を製造することができる
のが普通である。環状無水物基(或は環状無水物生成基
)はポリマー主鎖上にありても或はグラフト側鎖上にあ
ってもよい、X及びnが前に規定した通りのポリマー難
燃剤は、ポリマー主鎖中の及び/又はペンダント単位と
しての反復単位が下記の一般式■或は■或は両方を有す
る無水物ポリマー或はコポリマーから作るのが普通であ
る: ■ ■ ここで、R1及びR2は前に規定した通りである。
本発明のヒドラジド含有ハロゲン化芳香族難燃性基を本
発明に従って環状無水物含有(或は環状無水物生成)ポ
リマーに結合或は付けることは。
無水物とヒドラジドとを反応させてアシルヒドラジド及
びカルボン酸を生じることに基づ(、特には、環状無水
物とヒドラジドとが反応してアシルヒドラジド及びカル
ボン酸の両方の官能基を含有する生成物を生成する。ア
シルヒドラジドはN−(アシルアミノ)アミドと呼ばれ
、生成物はアミド及びカルボン酸の両方であり、これよ
りアミド酸と呼ば”れる、アミド酸を加熱すると、それ
以上の反応が起こり、水の水分が失なわれ、2個のカル
ボニル基がアミド窒素に結合して環を形成する。この生
成物はイミド或は−層正確にはN−(アシルアミノ)イ
ミドと呼ばれる。
アシルヒドラジド及びカルボン酸の生成及び続いてそれ
らのイミドへの転化は、無水物及びヒドラジドの置換に
応じて、広範囲の反応条件、特に反応温度及び期間、下
で起きる。温度は支配的な要因であるのが普通である。
約100℃より低ければ、アミド酸は無水酢酸や酢酸ナ
トリウム等の共反応体の助けなしでイミドに転化しない
のが普通である。反応温度が十分に高くないいくつかの
場合では、反応は中間体のアミド酸で停止するかもしれ
ず或はアミド酸のイミドへの部分転化のみが起こるかも
しれない、しかし、約175℃より高くすると、−担生
成したアミド酸は直ぐにイミドに転化し始める0反応温
度が高い程、反応体の任意の特定系について要する反応
時間は短かくなるのが普通である0反応は温度約125
゜〜約275℃で行なうのが好ましい0反応を溶融状態
で溶媒を存在させずに実施する場合、反応時間を短縮す
ることが可能である。
約100”〜約175℃の中間温度では、反応時間は極
めて重要になり、アミド酸とイミドとの混合物が生じ得
、各々の存在する量は反応時間に依存する0反応は、無
水物(或はアミド酸)の所望のイミドへの転化度、反応
性の難燃性ヒドラジドの反応性、採用する反応温度、溶
媒の存在或は不存在、触媒の使用或は不使用に応じて、
約30秒〜約48時間の時間待なわれるのが好ましい。
反応時間が短い及び/又は反応温度が低いと、いくつか
の非環化アミド酸中間体に至り得る。イミドへの環化は
、反応段階か或は次のポリマー難燃剤で難燃化させるホ
ストポリマー或はポリマーブレンドとの溶融ブレンド段
階のいずれかで、温度を約200゜〜約230℃より高
く上げて達成することができる。
反応性ヒドラジド官能基を含有する難燃性芳香族化合物
無水物含有ポリマー或はコポリマーとの反応はトルエン
、キシレン、クロロベンゼン、メシチレン、ジメチルホ
ルムアミド、テトラヒドロフランのような不活性溶媒中
で行なってもよい。
が、反応性の難燃性ヒドラジドと環状無水物含有(或は
環状無水物生成)ポリマー或はコポリマーとを、溶融ブ
レンド段階により溶媒を存在させずかつ好ましくは窒素
のような不活性雰囲気において反応させるのが好ましい
、これは、任意の慣用の溶融混合装置、例えばプラスト
グラフ、バンバリーミキサ−1二本ロール機、−軸或は
二軸スクリュー押出機或は十分な熱(例えば、約175
゜〜約300℃)及び剪断を成分に加えて満足すべきブ
レンドを得る任意の他の方法を使用して、無水物ポリマ
ー或はコポリマーの軟化点より高くかつポリマー或は反
応性の難燃性ヒドラジドの分解温度より低い温度で達成
することができる。
難燃剤をポリマーとミキサー中溶融状態で反応させる場
合、ブレンドされた生成物を好ましくは冷却し、粉砕機
で粉砕し、オーブン中高い温度で、好ましくは減圧或は
不活性雰囲気下で乾燥する0反応を押出機中で行なわせ
る場合、押出物を不活性ガスによるか或は冷却浴による
かのいずれかで冷却し、所望ならば乾燥し、ベレット化
或は粉砕し、所望ならばオーブン中で再び乾燥する。
難燃剤をポリマーと溶融状態で反応させる場合、ポリマ
ー生成物は溶媒を取り去って或は生成物をメタノール或
はヘキサンのような非溶剤中で沈殿させて分離すること
ができる。後者の場合、生成物を好ましくは溶媒から分
離し、フレッシュ非溶剤で洗浄し、オープン中高い温度
で、好ましくは減圧或は不活性雰囲気下で乾燥する。
当業者ならば、本明細書中の開示内容に鑑みて本発明の
ポリマご難燃剤を製造するのに必要な或は望ましい反応
体及び反応条件及びポリマー、コポリマー及びポリマー
ブレンドを作る慣用の方法及び技法を容易に決めること
ができる。
製造する費用及び容易性により、無水物含有ポリマーと
無水マレイン酸のポリマー或はコポリマーが好ましい0
本発明に従って使用することができる好ましい環状無水
物含有或は環状無水物生成コポリマーの例は下記を含み
、これらに限定されない:(a)水素化ポリマー或はコ
ポリマーの無水マレイン酸付加体=(b)スチレン/無
水マレイン酸コポリマー;(C)無水マレイン酸及びア
ルファーオレフィンの交互コポリマー=(d)アルキル
ビニルエーテルと無水マレイン酸とのコポリマー;(e
)無水マレイン酸改質ポリオレフィン=(f)エチレン
/プロピレン/ジェンターポリマー(EPDM)の無水
マレイン酸付加体、しかし、環状無水物基或は環状無水
物生成基を含有する他の適したポリマーを本発明に従っ
て用い得ることは当業者にとって明らかであると思う。
本発明に有用な無水マレイン酸付加体ポリマーは、無水
マレイン酸と残留不飽和レベルが水素化する前の元の不
飽和レベルの約0.5〜約20%である共役ジエンの水
素化ポリマー或は共役ジエンとビニル芳香族炭化水素と
の水素化コポリマーとを反応させて形成するペンダント
無水コハク酸基を含有するポリマー生成物である0反応
は、無水マレイン酸と残留不飽和を含有する水素化ポリ
マー或はコポリマーとの混合物を加熱して行なうのが好
ましい、無水マレイン酸はポリマーの不飽和に付加して
ペンダント無水コへり酸基を含有するポリマー生成物を
形成する。このポリマーは、ペンダント無水物基によっ
て、今、ヒドラジド基を含有する芳香族難燃性化合物と
容易に反応させて本発明に従うポリマー難燃剤を生成す
ることができる。
反応において使用する無水マレイン酸の量は、水素化ポ
リマーの特定の性質及び最終生成物において望まれる性
質に応じて相当に変わることができる。無水マレイン酸
の量は無水マレイン酸と水素化ポリマーとの合計重量に
対して約0.1〜約25重量%にするのが好ましい、無
水マレイン酸の量は約0.2〜約5重量%にするのが一
層好ましい。
種々の共役ジエンのポリマー及び共役ジエンとビニル芳
香族炭化水素とのコポリマーを水素化してポリマー組成
物の無水マレイン酸付加体成分を製造するのに用いるこ
とができる。水素化することができる共役ジエンのポリ
マーは1種或はそれ以上の共役ジエンモノマーから誘導
されるポリマーを含む0例えば、ポリマーは1.3−ブ
タジェン等の単一の共役ジエンから誘導してもよく(す
なわち、ホモポリマー)或は2種或はそれ以上の共役ジ
エンから誘導してもよい0例えば1.3−ブタジェンと
イソプレンとのコポリマー 1.3−ブタジェンと1.
3−ペンタジェンとのコポリマー、水素化することがで
きるコポリマーは共役ジエンとビニル芳香族炭化水素と
のランダムコポリマー及びゴム状弾性を示す共役ジエン
とビニル芳香族炭化水素とのブロックコポリマーを含む
発明において用いることができる共役ジエンポリマー及
び共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とのランダム及び
ブロックコポリマーの例は1983年8月5日に出願さ
れたヨーロッパ特許出願箱83107732.6号に基
づ< 1984年3月21日に公表されたヨーロッパ特
許出願公表第103148号に記載されている。これら
のポリマー及びコポリマーの内の多くは市販されており
、種々の定着したプロセスによって水素化することがで
きる。適した水素化プロセスは、例えば、米国特許3,
113.986号及び同4.226.952号に記載さ
れている。
無水マレイン酸付加体は、例えば、初めに無水マレイン
酸と残留不飽和を含有する水素化ポリマー或はコポリマ
ーとの均一な混合物或は溶液を形成し、次いで生成した
混合物を適当な時間及び温度の条件下で反応させて容易
に製造することができる。適当な反応条件の例はヨーロ
ッパ特許出願公表第103148号に述っている。
(b)ス レン   マレイン コボIマースチレン/
無水マレイン酸コポリマーは本発明に従って用いること
ができる好ましい一般的クラスの化合物である。このよ
うなスチレン/無水マレイン酸は代表的にはスチレンと
無水マレイン酸との交互コポリマー或は無水物モノマー
の含有量が約50モル%より少ない非等モルのコポリマ
ーを含む、しかし、当業者ならば他の環状無水物含有或
は環状無水物生成ポリマー及びコポリマーを本発明に従
って用い得ることを認めるものと思う0例えば、スチレ
ンの一部或は全部を例えば下記の他のビニル芳香族モノ
マーに代えてもよい:アルファーメチルスチレン、核メ
チルスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン
、t−ブチルスチレン、クロロスチレン、ジクロロスチ
レン、ブロモスチレン、ジプロモスチレン、ビニルナフ
タレン、等。
同様に、無水マレイン酸の全部或は一部を別のアルファ
、ベーター不飽和環状ジカルボン酸無水物或は無水物生
成基、例えば、イタコン酸、アコニット酸、シトラコン
酸、メサコン酸、クロロマレイン酸、ブロモマレイン酸
、ジクロロマレイン酸、ジブロモマレイン酸及びフェニ
ルマレイン酸無水物に代えることができる。が、無水マ
レイン酸が現時点で好ましい。
スチレン/無水マレイン酸コポリマーは、また、ターモ
ノマー、例えばCr NCsアルキルアクリレート或は
メタクリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸或
はメタクリル酸も含有してよい0例えば、スチレン、無
水マレイン酸及び低級アルキル(ci〜CS)メタクリ
レートのゴム改質ターポリマーが米国特許 4.341,695号に記載されている。かかるメタク
リレートコモノマーを約2〜約20重量%加入すること
により、ポリマーの加熱撓み温度を上げ、引張り強さを
高め、ゴム改質ポリマーの光沢を増すのが普通である。
これらのポリマー組成物は、例えば米国特許2,971
,939号、同3、336.267号、同3,919,
354号に記載されているようにして、モノアルケニル
芳香族成分及びメタクリレートエステルを適当な溶媒に
溶解した溶液にゴムを溶解し、次いで溶液を無水物成分
と重合させて作ることができる。
これらの環状無水物含有或は無水物生成ポリマー或はコ
ポリマーはスチレン/無水マレイン酸コポリマーを製造
するのに利用し得るいくつかの方法の内のいずれかによ
って製造してもよく或は商業的に購入してもよい、非等
モルのコポリマーは米国特許2,971,393号が教
示する通りに反応性モノマーを増分添加してそれぞれの
千ツマ−から直接に溶液重合により;米国特許 2.769.804号及び同2,989.517号に記
載されているような連続循環重合プロセスにより;米国
特許3,509.110号に記載されている懸濁重合プ
ロセスにより;或は当分針で知られている他の適した方
法及び技法によって製造することができる。
スチレン/無水マレイン酸コポリマーはまたゴム改質モ
ノマーを全ポリマー或はエラストマーの約5〜約40重
量%の量で含有してもよい、ゴム改質モノマーは無水物
含有或は無水物生成コポリマーに、ブレンディング、ミ
キシングにより或は無水物モノマーをゴムの存在におい
て共重合させることによって加入することができる。エ
ラストマーは、例えば米国特許4,097.551号或
は同4、486.570号の方法を用いて、重合させる
前にモノマー混合物に加入するのが好ましく、この場合
、少なくとも2種のゴム状添加剤の混合物が重合する間
に存在する。
適したゴムポリマー或はエラストマーの例は下記を含む
:共役1.3−ジエンゴム、スチレン/ジエンコポリマ
ーゴム、アクリロニトリル/ジエンコポリマーゴム、E
PDMゴム、アクリレート/ジエンコポリマーゴム及び
これらの混合物。
好ましいゴムポリマーは下記を含むニジエンゴム、例え
ばブタジェン、イソプレン、クロロブレン或はピペリレ
ンを有する共役ジエンのホモポリマー及びかかるジエン
とスチレン、置換されたスチレン、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、イソブチレン等の1種或はそれ以
上の共重合性モノエチレン系不飽和モノマー50モル%
までとのコポリマー 特に適したポリマーの例はアトランチツクリッチフィー
ルドカンパニーの部であるARCOケミカルカンパニー
からDy1ark (商標)の名で市販されているスチ
レンと無水マレイン酸との高分子量、非等モルのコポリ
マーである。特に、Dy1arkコポリマーは200シ
リーズ及び300シリーズのコポリマー及びDy1ar
k700コポリマーを含む、 Dy1ark250 、
 Dy1ark350及びDy1ark700と表示さ
れるそれらのコポリマーは耐衝撃性改良されている0例
えば、Dy1ark250樹脂はスチレンモノマー約9
2重量%及び無水マレイン酸8重量%を含み、スチレン
及び無水マレイン酸100部当り約18重量部の5te
reon  (商標)の存在において作られる。
加えて、ARCO製でSMA (商標)の名で販売され
ている低分子量スチレン/無水マレイン酸コポリマー(
MW700−1900ダルトン)は本発明に従う特に適
したポリマーである。SMA樹脂1000,2000及
び3000は特に適している。
また、無水マレイン酸基の一部をマレイミド基或はN−
置換されたマレイミド基に転化させたスチレン/無水マ
レイン酸コポリマー或はゴム改質されたスチレン/無水
マレイン酸コポリマーも本発明に従って用いてよい0部
分イミド化された(imjdated)コポリマーは、
例えば、米国特許3、998.907号に記載されてい
る通りに後重合工程において、或は米国特許4,381
,373号に記載されている通りに重合させる間に、S
MAポリマーを第一アミンで処理して製造することがで
きる。しかし、イミド化は、難燃性基を結合させ得る適
当な量の部位の存在を許すために、無水物基の約80%
を越えて起きさせるべきでない。
難燃性基を含有しないモノマー単位についてのマレイミ
ド基の生成は、モノマー単位と難燃性基とのヒドラジド
結合を形成する前、間或は後に形成することができる。
無水マレイン酸をイミド転化するのに適したアミンはア
ンモニア、第一アルキルアミン、第一アリールアミンを
含む0通常、長鎖第一アルキルアミンは系の流動性を助
けるのに有利であり、第一7リールアミンは系の熱安定
性及び熱変形性を増す、アニリンはイミド化するための
現時点で好ましいアミンであり、またポリマー系の熱安
定性も増す。
モンサンドケミカルカンパニーからのCadon(商標
)もまた本発明に従って用いることができる適したポリ
マーである。 Cadonはアクリロニトリル/ブタジ
ェン/スチレン(ABS)とのスチレン/無水マレイン
酸ポリマーアロイ或はブレンドの商用シリーズである。
 Cadonタイプブレンドのゴム改質変種もまたモン
サンドから入手し得る。
追加の適したポリマーは米国特許 4、522.983号に記載されているゴム改質された
スチレン無水マレイン酸樹脂を含み、同特許では核置換
されたメチルスチレンを組成物に組成物の衝撃強さを増
す程の量で入れている。
スチレン/無水マレイン酸ポリマーは、また、モノマー
を例えば下記のような他のモノマーの存在において共重
合させて改質してもよい:エチレン系不飽和カルボン酸
(特には、例えばアクリル酸、メタクリル酸)、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ジアルキルアミノC8〜
C6アルキルアクリレート或はメタクリレート、例えば
ジメチルアミノエチルアクリレート或はメタクリレート
、炭素原子2〜22の飽和カルボン酸から誘導されるビ
ニルエステル、例えばビニルアセテート或はビニルプロ
ピオネート。
本発明の好ましいスチレン/無水マレイン酸コポリマー
の他の改質は、エチレン性不飽和二重結合を2個或はそ
れ以上有する条横用モノマー、例えばジビニルベンゼン
、1.4−ブタジェン、ジビニルエーテル、エチレング
リコールジメタクリレート、ブタンジオールジメタクリ
レート、トリアリルシアヌレート及び同様のタイプの化
合物の存在において共重合を行なって達成することがで
きる。このような架橋用モノマーは無水マレイン酸に対
して約0.01〜約5重量%の量で用いるのが好ましい
、架橋用モノマーを約0.1〜約2重量%の量で存在さ
せるのが一暦好ましい。
(C)   マレイン とアル7 −オレフィンとの無
水マレイン酸とアルファーオレフィンとの交互コポリマ
ーは当分針で知られて、おり、米国特許3.553,1
77号、同3,560.455号、同3,560.45
6号及び同3,560,457号に例示されている。こ
れらの特許は各々無水マレイン酸・と特定のアルファー
オレフィン、例えばCI2〜C8゜アルファーオレフィ
ンとのコポリマーを記載しているec8〜CIoアルフ
ァーオレフィンのコポリマーは米国特許3,488.3
11号が示す通りに知られている。カナダ特許1.18
0.497号に記載されている通りに少なくとも1つの
低級アルファーオレフィン及び少なくとも1つの高級ア
ルファーオレフィンを有する無水マレイン酸のターポリ
マーもまたポリマー系を形成するのに用いてよい。
無水マレイン酸とアルファーオレフィンとの交互コポリ
マーは慣用の重合プロセス、例えば米国特許3,553
,177号、同3,560.455号、同3.560.
456号、同3,560.457号、同3.488.3
11号に記載されているプロセスによって製造すること
ができる。PA−18(シェブロンケミカルカンパニー
の製品)は分子量約so、o。
Oダルトンを有する無水マレイン酸とオクタデセン−1
との市販されている交互コポリマーの例であり、本発明
に従って使用することができる。
本発明において用いるのに適した追加のポリマーは米国
特許4,522.992号及び同3.723.375号
に開示されているターポリマーを含む、これらは根本的
には環状アルファ、ベーター不飽和ジカルボン酸無水物
と、芳香族モノ−アルケニルモノマーと、−層高板の1
−アルケンとのターポリマーである。かかるターポリマ
ーはスチレン、無水マレイン酸及び炭素原子10或はそ
れ以上を有するアルファーオレフィンを含むのが好まし
い、ターポリマーを製造するのに純アルケン及び混合ア
ルケンの両方を用いることができる。
交互コポリマーは、ラウロイルペルオキシドのような遊
離基開始剤を使用してバルク或は溶融状態で容易に作ら
れる(英国特許1,117.515号参照)、低、中及
び高分子量グレー、ドが市販されている。商用グレード
はGantrez (商標)樹脂(ゼネラルアニリンア
ンドフィルムから入手し得る)を含む0本発明に適した
アルキルビニルエーテルは下記を含む:メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
アミル、イソアミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ドデシル、ヘキ
サデシル及びオクタデシルビニルエーテル。
(e)   マレイン   ボ1オレフ ン本発明にお
いて用いるポリマー難燃剤を生成することができる無水
マレイン酸改質ポリマーは下記の一般式■を有する: アルキルビニルエーテルと無水マレイン酸とのここで、
p−はCI”” Csオレフィンポリマー残基であり: pはポリマー価であり; G、R1及びR2は前に規定した通りである。
p−はエチレン、プロピレン、ブテン或はこれらの組合
せを含むのが好ましい。
このようなオレフィンポリマーは下記にすることができ
る:高或は低密度ポリエチレン残基、ポリプロピレン残
基或はエチレンと1−ブテンとのコポリマーの残基、エ
チレンとプロピレンとのコポリマーの残基、プロピレン
/ブテンコポリマーの残基或は炭素原予約6までを有す
るオレフィンとのかかるプロピレンコポリマーの残基。
無水マレイン酸改質ポリオレフィンは当分針で知られて
おり、結合無水マレイン酸を通常約0.2〜約9重量%
、好ましくは約2〜約5重量%含有する。このようなポ
リオレフィンの一例はプラウエア、ウイルミントン、ハ
ーキュレスインコーボレーテ(”/ドが販売している 
’)lercoprime」(商標)である、加えて、
無水マレイン酸で改質したポリエチレン及びポリプロピ
レンはエンロン(εnron)ケミカルカンパニーから
’Plaxar」(商標)の名で市販されている。エチ
レン、プロピレン或はl−ブテンの任意のポリマー或は
コポリマーが無水マレイン酸成分によって改質されて基
剤(gubstrate)分子を形成することができ、
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/プロ
ピレンコポリマー、プロピレン/ブテン−1コポリマー
或はブテン−1/エチレンコポリマーを含む、現時点で
好ましい無水マレイン酸改質ポリオレフィンは■式(式
中、Pはポリプロピレンであり、R1及びR2は水素で
あり、pはPにおいてプロピレン反復単位当り約o、o
os〜0.04である)を有する。
無水マレイン酸改質ポリプロピレンの製法は、例えば米
国特許3.483.276号に記載されている。簡潔に
言うと、その製法はオレフィンポリマーを処理して無水
マレイン酸が反応することができる活性な遊離基部位の
形成を引き起すことからなる。活性なオレフィンポリマ
一部位は例えば下記によって引き起すことができるコポ
リマーに高エネルギー電離線、例えばガンマ線、X線或
は高速電子の作用を受けさせることにより;ポリマーに
遊離基生成物質、例えばジベンゾイルペルオキシド、ジ
ラウロイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド或はt
−ブチルペルベンゾエートを固体状で或は溶解状で接触
させることにより:或は単にポリマーを空気の存在にお
いて微粉砕することによる。ポリオレフィンを遊離基開
始剤の存在において無水マレイン酸と溶解状で反応させ
るのが好ましい。
発明のオレフィンポリマーベースのマレイミドは、適当
なポリマー主鎖を無水マレイン酸でグラフト改質し、次
いで無水物改質したオレフィンポリマーとヒドラジド官
能基を含有するハロゲン化芳香族化合物とを反応させて
作る。
ジクミルペルオキシド及びベンゾイルペルオキシドの存
在における無水マレイン酸によるEPDMのグラフト改
質については、トビ、ド(DeVito)、等がPol
ym、 Chew、編、J、 Polym、 Sci、
、22:1335頁(1984年)に記載している。
グラフト操作は更に米国特許4.506.056号に記
載されている。この特許では、遊離基触媒を用いて無水
マレイン酸を溶融ポリマー或はコポリマーにグラフトさ
せており、ポリマーの架橋或は分解を、無水マレイン酸
の単独重合を抑制するスキャベンジャ−の存在において
調節或は排除している。
EPDMの無水マレイン酸付加体は、実質的に飽和した
炭化水素主鎖及び不飽和の炭化水素側鎖を有するエチレ
ンとプロピレンとのエラストマーコポリマーに無水マレ
イン酸を熱付加して作る。
これらの付加体の製法は米国特許3,884,882号
に記載されている。
他の適した無水物コポリマーの例は下記を含み、これら
に限定されない:(1)ビニルアセテート/無水マレイ
ン酸コポリマー:(2)エチレン/ビニルアセテート/
無水マレイン酸ターポリマー ; (3)イソブチレン
/無水マレイン酸コポリマー; (4)グラフト鎖中に
スチレン/無水マレイン酸コポリマーを含有するグラフ
トポリオール:(5)スチレン/無水マレイン酸−2,
4,6−ドリブロモフエニルアクリレートターボリマー
=(6)無水マレイン酸/ジビニルベンゼン/スチレン
ターポリマー (7)エチレン/無水マレイン酸/スチ
レングラフトコポリマー−(8)メチルメタクリレート
/無ホマレイン酸コボリマ一二(9)ブチルメタクリレ
ート/無水マレイン酸/スチレンコポリマー、 (10
)エチレン/無水マレイン酸コポリマー(モノサンドケ
ミカルカンパニー製)。
他の適した無水マレイン酸コポリマーは下記を含む:米
国特許4.522.992号に記載されている無水物と
、芳香族モノ−アルケニルモノマーと、−暦高級の1−
アルケンとのターポリマー二米国特許4,108,94
3号に記載されているトリブロモフェニルアクリレート
/エビクロロヒドリン/無水マレイン酸−スチレンコ、
ポリマー;特願昭59−221,314号(CA102
:150317x)及び同59−221,315号(C
AIO2:1503183/)に開示されているメチル
メタクリレート/無水マレイン酸−ス、チレンコボリマ
ー; Adica Labs (ビバン(Pivan)
 )からのジビニルエーテル−無水マレイン酸コボリマ
一二コロラドケミカルスペシアルティーズ、インコーボ
レーティッドの製品である、Ricon  (商標)1
84/MAというポリブタジェン−ポリスチレン−無水
マレイン酸ターポリマー;三菱化成工業側の製品である
Modic  E 310 Kのような無水マレイン酸
でグラフトしたエチレン−ビニルアセテートコポリマー
:チバーガイギーの製品であるBe1cene  のよ
うなポリ(無水マレイン酸)。
ポリマー難燃剤は例えば下記のような不活性ポリマーの
存在において作ることができる:HrPS(ポリブタジ
ェン/スチレンクラフトコポリマー)、ABS(ポリブ
タジェン/アクリロニトリル−スチレングラフトコポリ
マー)、MBS(メチルメタクリレート/ブタジェン/
スチレンターポリマー)、5AN(スチレン/アクリロ
ニトリルコポリマー)、ASA(アクリリック−スチレ
ン−アクリロニトリルターポリマー)、ポリスチレン、
ポリオレフィン、ポリスチレンとゴム状物質との種々の
コポリマー、ポリ(フェニレンオキシド)、ポリ(フェ
ニレンエーテル)及びこれらの種々の組合せ。
これらの安定化ポリマーアロイ或はブレンドはバンバリ
ーミキサ−或は押出機のような任意の慣用の溶融混合装
置中溶解状態で或は溶融ブレンディング段階で作ること
ができる。加えて、−担、難燃剤を無水物ポリマー或は
コポリマーに結合或は付着させたら、改質した無水物ポ
リマー或はコポリマー(或は改質した無水物ポリマー或
はコポリマーブレンド)に反応性カルボニル基を含有す
るポリマー或はコポリマー、例えばナイロン、ポリカー
ボネート、ポリエステル、ポリアリ−レートをブレンド
することができる。
無水物ポリマー或はコポリマーをアンモニア、第一アル
キル或は芳香族アミンで部分イミド化し、残留する無水
物基を全部或は一部反応性難燃剤と反応させてマレイミ
ド基を形成してもよい。
同様に、無水物ポリマー或はコポリマーを初めにヒドラ
ジド難燃剤と反応させ、次いで残留する無水物基を全部
或は一部アンモニア、第一アルキル或は芳香族アミンと
反応させてもよい、加えて、無水物コポリマーを反応性
難燃剤及び第一アミンと同時に反応させてもよい、また
、残留カルボキシル或は無水物基を水性塩基或は金属酸
化物と反応させてアンモニウム或は金属塩をポリマーに
沿って形成してもよい、しかし、難燃性基をケン化する
のを避けるように注意しなければならない。
これらの反応はポリマー系の種々の性質を増進すること
が望まれ得る0例えば無水物ポリマー或はコポリマーを
他の官能化アミン或はヒドラジドで部分イミド化して追
加の性質をポリマー或はコポリマーに付与し得る。この
ような例に下記がある: Jeffamines (商
標)(テキサコケミカルカンパニー製のエチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドとの第一アミンを末端基とする
ブロックコポリマー)はポリマー或はコポリマーに有利
な離型性を付与する;トリアルコキシシリルアルキルア
ミン、例えばアミノメチルトリメトキシシラン、3−ア
ミノ−プロピルトリエトキシシラン或は3−アミノプロ
ピルトリ(n−プロピルオキシ)シラン(米国特許3,
755,354号に開示されている)はポリマー或はコ
ポリマー系の充填剤を受は入れる能力を高める;3−ジ
メチルアミノプロピルアミンは、無水物コポリマーと反
応した場合、3−ジメチルアミノプロピルイミドを形成
し、次いでジメチルアミノプロピル基をヨウ化メチルの
ようなアルキルハライドで第四級化した場合(米国特許
3,555.001号に記載されている通りに)、帯電
防止性をポリマー系に導入する。
ポリマー難燃剤は改質するポリマー系の組成に応じて別
様に最終用途適用に加入してよい。例えば、限られた数
のポリマー結合環状無水物基を含有するポリマー、コポ
リマー或はブレンドを難燃性にすることを望む場合、単
にヒドラジド官能化された難燃剤を加え、ポリマー系を
配合、酸形成は硬化する間にポリマー難燃剤を形成させ
ることによって、利用可能な無水物基の一部を本発明の
ポリマー難燃剤に変えることができる。これは、ポリマ
ー難燃剤を最少の有効な使用レベルで作ると考えられる
別法として、無水物含有ポリマー、コポリマー或はブレ
ンドをヒドラジド官能化された難燃剤により高いレベル
で改質(存在する利用可能な無水物基の100%までを
反応させる)してもよい。
次いで、このポリマー難燃剤をコンセントレート或はマ
スターバッチと呼ぶことができ、これを添加剤として使
用して別のポリマー系に難燃性を与えることができる。
これの例はヒドラジド含有難燃剤と無水マレイン酸とア
ルファーオレフィンとの交互コポリマー(無水物含量が
高いレベルのコポリマー)との反応である。ポリマー難
燃剤は、無水物基の80〜100%をハロゲン化芳香族
官能価を含んだイミドに転化することによって形成する
ことができる。このようにして形成したポリマー難燃剤
を、次いで、初めから無水物基を含有しなかったポリマ
ー系、例えばアクリロニトリル/ブタジェン/スチレン
ターポリマーにおいて添加剤として用いることができる
。ポリマー結合無水物がポリマー難燃性種を形成するた
めの十分な部位をもたらす他の系においてこの技術につ
いての可能性が多数存在することは、本開示に鑑みて当
業者にとって明らかであると思う。
ポリマー難燃剤及び本発明のポリマー難燃剤を含むポリ
マー組成物の難燃性特性は、ハロゲンを選定することに
より及び難燃性ヒドラジドのハロゲン化度を調節するこ
とによって調整することができる。ポリマー難燃剤に導
入するハロゲンの量は、更に無水物基のN−(アシルア
ミノ)イミド基への転化量によって調整することができ
る。本発明に従えば、最終使用ポリマー コポリマー或
はブレンドは、ポリマー難燃剤をポリマー系の難燃特性
を向上させる程の量で加入して易燃性を低下させる。
例えば、本発明の一実施態様では、無水物含有或は無水
物生成ポリマー或はコポリマーを、ハロゲンをポリマー
の全重量に対して約2〜約30重量%含有するように改
質する。コポリマーはハロゲンを約3〜約12%含有す
るのが一層好ましい。
本発明のポリマー難燃剤を熱可塑性樹脂にブレンドして
熱可塑性樹脂用難燃性添加剤として作用させる。ポリマ
ー難燃剤(難燃向上剤を有し或は有さない)を熱可塑性
樹脂にブレンドする場合、それの使用量は、成形する際
の熱可塑性樹脂の難燃性をポリマー難燃剤の不存在にお
ける熱可塑性樹脂の難燃性に比べて有効に高めるのに要
する量にするのが普通である1本発明のポリマー難燃剤
は、熱可塑性組成物において難燃性成分として用いる場
合、全組成物の重量に対して約5〜約95重量%の量で
存在させるのが好ましい、ポリマー難燃剤を約30〜約
70gg%の量で存在させるのが一層好ましい、ポリマ
ーに結合した臭素、フッ素及び/又は塩素は全組成物の
約5〜約30重量%の量で存在させるのが代表的である
ポリマー難燃剤と熱可塑性樹脂との均質混合物或はブレ
ンドを形成する方法の一例は、化合物とポリマーとを微
細な状態でトライブレンドすることを含む0次いでこの
ブレンドを酸形成は押出して実施的に均一な組成物にす
ることができる。ポリマー難燃性ポリマーを適当な熱可
塑性樹脂に、ポリマーのほぼ融点の温度〜ポリマーの分
解温度よりすぐ下の温度の溶融状態でブレンドするのが
好ましい、これは、溶融混合装置、例えば押出機或はバ
ンバリーミキサ−で達成することができる。
本発明のポリマー難燃剤を有効量ブレンドして難燃性を
高めることができる熱可塑性樹脂の例は下記を含み、そ
れらに限定されない: (1)ポリオレフィン、例えば高、低及び線状低密度ポ
リエチレン(随意に架橋してもよい)、ポリプロピレン
、ポリイソブチレン、ポリ(メチルブテン−1)、ポリ
アセチレン及び炭素原子約2〜約10を有するモノマー
から誘導されるポリオレフィン及びこれらの混合物; (2)ジオレフィンから誘導されるポリオレフィン、例
えば、ポリブタジェン、ポリイソプレン;(3)モノ或
はジオレフィンのコポリマー、例えばエチレンプロピレ
ン、プロピレン/ブテン−1、プロピレン/イソブチレ
ン及びエチレン/ブテン−1コポリマー; (4)エチレン及びプロピレンとジエン、例えばブタジ
ェン、ヘキサジエン、ジシクロペンタジェン、エチリデ
ンノルボルネンとのターポリマー(すなわち、EPDM
): (5)アルファーオレフィンとアクリル或はメタクリル
酸或はそれらの誘導体とのコポリマー、例えばエチレン
/アクリル酸、エチレン/メタクリル酸及びエチレン/
エチルアクリレートコボリマ(6)スチレン系ポリマー
、例えばポリスチレン(PS)、ポリ(p−メチルスチ
レン)=(7)スチレン系コポリマー及びターポリマー
例えばスチレン/ブタジェン(SBR)、スチレン/ア
リルアルコール及びスチレンアクリロニトリル(SAN
) 、スチレン/アクリロニトリル/メタクリレートタ
ーポリマー、スチレン/ブタジェン/スチレンブロック
コポリマー(SBR)。
(8)ゴム改質スチレン樹脂、例えばアクリル系エステ
ルポリマーで改質したスチレン/アクリロニトリルコポ
リマー(ASA); (9)スチレンのゴムへのグラフトコポリマー例えばポ
リブタジェン(HIPS)、ポリイソプレン或はスチレ
ン/ブタジェン/スチレンブロックコポリマー(ファイ
ヤストン シンセチックラバー アンド ラテックス 
カンパニーから入手し得る製品5tereon) (10)スチレン/アクリロニトリルのゴムへのグラフ
トコポリマー、例えばブタジェン(ABS)(11)ス
チレン/メチルメタクリレートのゴムへのグラフトコポ
リマー、例えばポリブタジェン、ブタジェン/スチレン
ラジアルブロックコポリマー(例えば、フィリップス 
ベト、ロリウム カンパニーのKRO3) 、選択水素
化したブタジェン/スチレンブロックコポリマー(例え
ば、シェルケミカル カンパニーのにraton  G
 )及びこれらの混合物: (12)アルファ、ベーター不飽和酸、無水物、エステ
ル、アミド及びニトリル或はこれらの組合わせから誘導
されるポリマー及びコポリマー、例えばアクリル及びメ
タクリル酸、アルキル及び/又はグリシジルアクリレー
ト及びメタクリレート、アクリルアミド及びメタクリル
アミド、アクリロニトリル、無水マレイン酸、マレイミ
ドのポリマー或はコポリマー、これらの種々のブレンド
及び混合物、並びにそれらのゴム改質変種を含む:(1
3)不飽和アルコール或はそれらのアシル化誘導体から
誘導されるポリマー及びコポリマー、例えばポリ(ビニ
ルアルコール)、ポリ(ビニルアセテート)、ポリ(ビ
ニルステアレート)、ポリ(ビニルベンゾエート)、ポ
リ(ビニルマレエート)、ポリ(ビニルブチラール)、
ポリ(アリルフタレート)、ポリ(アリルジエチレング
リコールカーボネート)(ADC) 、エチレン/ビニ
ルアセテートコポリマー、エチレン/ビニルアルコール
コポリマー; (14)不飽和アミンから誘導されるポリマー及びコポ
リマー、例えばポリ(アリルメラミン);(15)エポ
キシドから誘導されるポリマー及びコポリマー、例えば
ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド及びそ
れらのコポリマー、並びにビスグリシジルエーテルから
誘導されるポリマ(16)ポリ(フェニレンオキシド)
、ポリ(フェニレンエーテル)及びグラフトポリスチレ
ン或はゴムを含有するそれらの変種、並びにそれらのポ
リスチレン、ゴム改質ポリスチレン或はナイロンとの種
々のブレンド; (17)ポリカーボネート、特に芳香族ポリカーボネー
ト、例えばホスゲン及びビスフェノール、例えばビスフ
ェノール−A、テトラブロモビスフェノール−A5テト
ラメチルビスフェノール−Aから誘導されるもの; (18)ジカルボン酸及びジオール及び/又はヒドロキ
シカルボン酸或はそれらの対応するラクトンから誘導さ
れるポリエステル、例えばポリアルキレンフタレート(
備えば:ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ
ブチレンテレフタレート(PBT)及びポリ(1,4−
ジメチロールシクロヘキサンテレフタレート或はこれら
のコポリマー)及びポリラクトン、例えばポリカプロラ
クトン: (19)ビスフェノール(例えばビスフェノール−A)
及び種々の芳香族酸、例えばイソフタル酸、テレフタル
酸或はこれらの混合物から誘導されるポリアリ−レート
; (20)カーボネート並びにエステル結合をポリマーの
主鎖中に存在させて有する芳香族コポリエステルカーボ
ネート、例えばビスフェノール、イソ及びテレフタロイ
ルクロリド及びホスゲンから誘導されるもの; (21)ポリウレタン及びポリウレア;ポリアセタール
、例えばポリオキシメチレン及びエチレンオキシドをコ
モノマーとして含有するポリオキシメチレン; (22)ポリスルホン、ポリエーテルスルホン及びポリ
イミドスルホン; (23)ジアミン及びジカルボン酸から及び/又はアミ
ノカルボン酸或は対応するラクトンから誘導されるポリ
アミド及びコポリアミド、例えばナイロン6.6/6.
6/10.11及び12;(24)ポリイミド、ポリエ
ーテルイミド、ポリアミドイミド及びコポリエーテルエ
ステル:(25)アルデヒド、フェノール、尿素、メラ
ミンから誘導される架橋されたポリマー、例えばフェノ
ール/ホルムアルデヒド、尿素/ホルムアルデヒド、メ
ラミン/ホルムアルデヒド樹脂;(26)アルキル樹脂
、例えばグリセロールフタル酸樹脂及び該樹脂とメラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂との混合物: (27)飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価アルコール
とのコポリエステルから、並びに架橋剤としてのビニル
化合物から誘導される。不飽和ポリエステル樹脂かつま
た該樹脂のハロゲン含有難燃性変種; (28)天然ポリマー、例えば天然ゴム、セルロース及
びその化学的に改質した同族誘導体、例えばセルロース
アセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブ
チレート及びセルロースエーテル、例^ばメチル及びエ
チルセルロース。
また、本発明のポリマー難燃剤を用いて上述したポリマ
ー或はコポリマーの種々の組合せ或はブレンドな難燃化
させることもできる。
本発明のポリマー難燃剤はポリオレフィン、アクリル系
コーティング、スチレン樹脂、ゴム改質スチレン樹脂、
ポリ(フェニレンオキシド)及びそれらとスチレン樹脂
、ゴム改質スチレン樹脂或はナイロンとの種々のブレン
ドを難燃化させるのに特に有用である。
本発明の環状無水物含有(或は環状無水物形成)ポリマ
ー或はコポリマーに結合した難燃性基は、結合した難燃
剤をもたない対応するポリマー或はコポリマーに比べて
向上し、実質的に恒久的難燃性をポリマー或はコポリマ
ーに付与する0本発明に従って反応性ヒドラジド基を含
有するハロゲン化芳香族基とポリマー或はコポリマーの
無水物基のうちのいくつか或は全部とを反応させてペン
ダント置換されたイミド基(或は本発明に従う温度加工
条件下で環化してイミド基になることができるアミド酸
基)を形成して作るポリマー結合難燃剤は、高い温度に
おいてさえ、揮発、移行或は抽出によってポリマー系か
ら失なわれないのが普通である。加えて、難燃性基はポ
リマーの無水物機能にN−(アシルアミノ)イミド或は
ジアシルヒドラジド官能基によって結合され、かかる結
合は実質的に恒久的熱安定性及び金属奪活性をポリマー
に付与する。
加えて、本発明に従う難燃性ポリマーはエンジニアリン
グ熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート、スチレン/
ポリ(フェニレンオキシド)ブレンドに関して用いられ
る高温加工条件下で熱安定性でありかつ耐破砕性である
最終ポリマーの性質を更に高め、るために、他の添加剤
を所望するかもしれない0本発明の難燃剤と共に使用す
ることができる他の添加剤の例は下記を含む:酸化防止
剤、例えばアルキル化モノフェノール、アルキル化ヒド
ロキノン、ヒドロキシル化チオシフエルエーテル、アル
キリデンビス(フェノール)、ヒンダードフェノリック
ベンジル化合物、アシルアミノフェノール、3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オン酸のエステル、3− (5−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸のエステル
、3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオン酸アミド;紫外線吸収剤及び光安定剤
、例えば2−(2゜ヒドロキシフェニル)−2H−ベン
ゾトリアゾール、2−ヒドロキシベンゾフェノン、ベン
ジリデンマロネートエステル、置換された或は未置換の
安息香酸のエステル、ジフェニルアクリレート、ニッケ
ルキレート、シュウ酸ジアミド、ヒンダードアミン光安
定剤:下記を含む他の添加剤:金属奪活剤、ホスフィツ
ト及びホスホニット、過酸化物分解剤、充填剤及び補強
剤、可塑剤、潤滑剤、腐食防止剤、錆止め添加剤、乳化
剤、離型剤、カーボンブラック、顔料、蛍光増白剤、追
加の有機及び無機難燃剤、不滴下剤、メルトフロー向上
剤及び帯電防止剤、上記タイプの適した添加剤の多数の
例がカナダ特許1,190.038号に挙げられている
。当業者ならば、本開示に鑑みて、特定の生成物につい
てどの添加剤が望ましいかを容易に決めることができ、
かつかかる添加剤を当分野で知られている方法及び技法
を用いて容易に加入することができる。
更に本発明に従えば、難燃性相乗剤或は増進剤を本発明
のポリマー難燃剤に加えて更に難燃性を増進させること
が望ましいかもしれない、増進剤を用いれば、難燃性基
を結合させる無水物ポリマー或はコポリマーの有効な難
燃性を得るのに必要とする難燃性基の盟を減少させるの
が普通である。よって、難燃性ヒドラジドによる無水物
コポリマーの改質度は、難燃増進剤を加入することによ
って低減され得るのが普通である。このような増進剤の
例は下記を含むコニ酸化アンチモン、五酸化アンチモン
、三酸化ヒ素、五酸化ヒ素、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、ホウ
酸亜鉛、酸化ビスマス、酸化モリブデン、酸化タングス
テン、酸化第一スズ、等及びこれらの混合物、特に好ま
しい1つの増進剤は三酸化アンチモンである。
所望の場合、下記を加えて難燃性を更に増進させること
ができる:ハロゲン化難燃剤、例えば塩素化パラフィン
、Dechlorane Plus及びデカブロモジフ
ェニルオキシド(−殻内にキルクーオスマ、エンサイク
ロペディアオブケミカルテクノロジー、第3版、10巻
、384−87頁参照);少量のアルカリ金属スルホン
酸塩;或はアルカリ金属カルボン酸塩(米国特許4.5
78.409号参照)。
増進剤は全組成物に対して約1〜約10重量%の量で存
在させるのが好ましい、増進剤は全組成物に対して約1
〜約5重量%の量で存在させるのが一層好ましい。
例えば、増進剤を使用する場合、新規な難燃性ポリマー
を作るために本発明に従ってポリマーに結合させる難燃
性基は約5〜約95重量%、−層好ましくは約10〜約
30重量%の量で存在することができる。ポリマー難燃
剤及び本発明のポリマー難燃剤を作るのに用いる随意の
増進剤の最適レベルは、特定のポリマー基剤並びに所望
の難燃性のレベルに依存することに注意すべきである。
ポリマーに結合した臭素、フッ素及び/又は塩素は全組
成物の約2〜約20重量%の量で存在するのが代表的で
ある。
発明を、今、下記の特定例によって更に詳細に説明する
が、例は発明を限定するものではない。
、    Aのi′ 水酸化カリウム(13g、0.02モル)及び酢酸カリ
ウム(2,0g、0.02モル)を250m1フラスコ
内の酢酸75rr+12中に入れた。この混合物を暖め
て塩を溶かした。グリシンメチルエステルヒドロクロリ
ド(2,8g、0.022モル)を、著しく発熱させず
に加えた。この混合物を短時間攪拌し、次いでテトラブ
ロモフタル酸無水物(9,3g、0.02モル)を加え
た。この混合物を還流下で加熱して濁り度が著しく少な
くなり、次いで生成物の沈殿によって不透明になった。
更に酢酸(50mβ)を加えて攪拌を容易にさせた。
混合物を1時間還流させた。混合物をわずかに冷却して
水70mI2に加えた。不溶性生成物を清適して分離し
、テトラヒドロフランでスラリー化し、再び濾過した。
高い真空を用いて揮発性成分の最終的な除去を行なった
。酢酸メチル(テトラブロモフタルイミド)は収量が9
.8gであり、融点240゜〜243℃を有していた。
上記で作ったエステル(2,0g、 0.004モル)
をエタノール30mI2でスラリー化した。これに、ヒ
ドラジン水和物20mJ2を加えた。生成した混合物を
窒素雰囲気中室温で4時間攪拌した。沈殿をか過によっ
て分離し、テトラヒドロフラン100mβと共に暖めて
再び濾過した。生成物の(テトラブロモフタルイミド)
アセチルヒドラジド(ll燃剤A)(1,8g)は白色
固体であった。融点を測定しようとした際に、サンプル
は170℃で黄変し始め、280℃を越えて分解した。
臭素含量に基づいて、アセイは99+%であった。この
化合物の赤外スペクトルは、イミドカルボニルバンドが
1630〜1680cm”’の領域でヒドラジドカルボ
ニルと合同したことを示した。出発原料についてのエス
テルカルボニル(1740cm−’)は生成物スペクト
ルにおいて観測されなかった。
臨l コ中で混合した。この混合物を30分間還流させてポリ
マーを乾燥した。混合物をわずかに冷却し、難燃剤A(
例1c7))(5,1g、0.01モル)を加えた。混
合物を2時間還流さ、せ、水が生成するとこれを共沸除
去した。アスピレータ−及び高真空系を用いて溶媒をス
トリップして黄色結晶10.4gを生じた。この化合物
の赤外スペクトルは1710cm’″′における没入し
たN−(アシルアミノ)イミドカルボニルバンド及び1
770cm−’における小さい残留無水物カルボニルバ
ンドを示した。出発原料についてのヒドラジドカルボニ
ルは生成物スペクトル中に観測されなかった。
例]− PA−185,6g(無水マレイン酸としての当量、本
明細書中以降「無水物当量40.02)及びキシレンL
oomβを、窒素雰囲気及びデイーンスタークトラップ
を装置した2 50mI2.フラスDy1ark (商
標)232 10.0g(無水物当量0.011)及び
キシレン100mβを、窒素雰囲気及びディーンスター
クトラップを装備した250mI2フラスコ中で混合し
た。この混合物を30分間還流させてポリマーを乾燥し
た。混合物をわずかに冷却し、難燃剤A(例1の)(4
,8g、0.009モル)を加久た。混合物を1時間還
流させ、水が生成するとそれを共沸除去した。この期間
中に、反応混合物は凝固し、追加のキシレン350mβ
と共に1リツトルフラスコに移した。この混合物を前の
通りにして更に2時間還流させた。アスピレータ−及び
高い真空を用いて溶媒をストリップした。・生成した生
成物を数時間風乾し、次いで乳鉢及び乳棒で粉砕した。
結果は淡褐色固体14.8gであった。この物質を更に
真空オーブン中で5時間乾燥し、淡褐色固体14.6g
を生じた。この化合物の赤外スペクトルは1700cm
−’において没入したN−(アシルアミノ)イミドカル
ボニルバンド及び1775cm−’における小さい残留
無水物カルボニルバンドを示した。出発原料についての
ヒドラジドカルボニルは生成物スペクトル中に観測され
なかった。
匠A Aとスチレン   マレイン コポリ 5MA3000 20.0g(無水物当量0.05)及
びキシレ、ン300mJ2.を、窒素雰囲気及びディー
ンスタークトラップを装備した1′リツトルフラスコ中
で混合した。この混合物を30分間還流させてポリマー
を乾燥した。混合物をわずかに冷却し、難燃剤A(例1
の)(3,6g、0、 OO7モル)を加えた。混合物
を2時間還流させ、水が生成するとそれを共沸除去した
。冷却した反応混合物をペンタン600m℃に注入し、
ポリマーを沈殿した。沈殿した固体を濾過して分離し、
高真空下で乾燥してわずかに黄色の結晶15.6gを生
じた0反応フラスコの側面に付着した物質を分離して重
さが7.4gあった(全部で23.0g)、両方の化合
物の赤外スペクトルは1710cm−’において没入し
たN−(アシルアミノ)イミドカルボニルバンド及び1
770cm−’における小さい残留無水物カルボニルバ
ンドを示した。出発原料についてのヒドラジドカルボニ
ルは生成物スペクトル中に観測されなかつた。
匠二 店  11、斉Bの゛ ″ 2.4.6−ドリブロモアニリン(66,0g%0.2
モル)及びとリジン(24,0g、0.3モル)を、磁
気攪拌器、温度計、凝縮器及び滴下漏斗を装着した2リ
ツトルの三ツロフラスコ中で混合し、塩化メチレン60
0mj2で希釈し、透明な褐色溶液となった。エチルオ
キサリルクロリド(27,5g、0.2モル)を塩化メ
チレン40m℃に溶解して出発アミン溶液におよそ7分
かけて加え、その間温度を冷水浴で24゜〜35℃に保
った。反応を更に2時間攪拌した後に10%塩酸(水性
)200m12分で2回、水200rnJ2で1回及び
飽和重炭酸ナトリウム溶液200mI2で1回洗浄した
。塩化メチレン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾
過し、塩化メチレンな減圧下でストリップして除いた。
残分は明るいピンクがかった淡褐色粉末で、重さが85
.5gあり、融点1110〜114℃を有していた。生
成物の赤外スペクトルは3375cm−’において鋭い
NHビーク、1720cm−’において強いカルボニル
バンド及び1760cm−’において弱い力、ルポニル
ビークを示した。
生成物のエチルN−(2,4,6−ドリブロモフエニル
)オキサメートを、機械的攪拌器、温度計、凝縮器及び
滴下漏斗を装着した三ツ口の2リツトルフラスコ中のメ
タノール600mβに溶解した。85%ヒドラジン水和
物(12,0g、0.204モル)を攪拌メタノール溶
液に12分かけて滴下し、その間温度は22℃から28
℃に上がった。添加の中途で、固形分が形成し始めた。
添加を終えるまでに濃厚なスラリーが生成した。メタノ
ールを更に150m!2加え、反応を25゜〜28℃で
1時間攪拌した後に濾過した。
フィルターケークを、アスピレータ−減圧を用いて半乾
燥し、メチルt−ブチルエーテル300mI2でスラリ
ー化し、再び濾過した。フィルターケークを40゜〜5
0℃で真空乾燥した。生成物のN−(2,4,6−ドリ
ブロモフエニル)−No−アミノオキサミド(難燃剤B
)は白色粉末で、重さが69.8gあり、融点250’
〜254℃を有していた。生成物の赤外スペクトルは3
280cm−’において鋭いNHダブレット、1675
cm−’において強いカルボニルビーク及び1708及
び1630cm−’において弱いショルダーを示した。
臭素分析は臭素57.2%(理論57.6%)を示した
匠互 磁気攪拌器、温度計、ディーンスタークトラップ及び還
流凝縮器を装着した三ツ口の250m!フラスコにキシ
レン100mβを加え、油浴中で加熱しておよそ130
℃にした。熱攪拌キシレンに、Dy1ark  232
10 g (無水物当量0.01)を少しずつ加えた。
ポリマーが溶解した後に、難燃剤B(例5の)(3,1
5g、0.0075モル)を小さい増分で5分かけて加
えた。アミノオキサミドは還流キシレンに不溶性であっ
たが、反応するにつれてゆっくり溶解した0反応を還流
下で加熱して4.5時間共沸させた。ゲル化物質が生成
した0反応混合物を冷却し、メタ人−ル800mI2ヲ
加えた。キシレン−メタノール混合物をデカントして除
き、粘着生成物をウォーリングブレンダーに移し、フレ
ッシュメタノール400mβ中で粉砕した。形成した微
細粒子を濾過して除き、風乾した。乾燥生成物は重さが
12.9gあった。生成物の赤外スペクトルは、出発コ
ポリマーの無水物ピークが約75%減小されておりかつ
174゜及び1710cm−’における新しいカルボニ
ルビークが生成していることを示した。
5MA3000 (13,4g、無水物当量0、032
7 )及びキシレン300m12を、磁気攪拌器、温度
計及び還流凝縮器を有するディーンスタークトラップを
装着した三ツ口の250mβフラスコ中で混合した。混
合物をおよそ100℃に加熱してポリマーを溶解した。
難燃剤B(例5の)(8,4g、0.02モル)を増分
で約5分かけて熱溶液に加えた0反応を還流に加熱して
2時間共沸させた0反応混合物を室温に冷却し、単一口
の500mβ丸底フラスコに移し、キシレンを減圧下で
ストリップして除いた。残分をフラスコからこすり落し
、ヘキサンにスラリー化し、濾過し、時計皿上で風乾し
た。乾燥生成物は重さが21.0gあった。生成物のク
ロロホルムにおける赤外スペクトルは、1775cm−
’において中位の無水物カルボニルバンド、1730c
m−1(イミド)及び1710cm−’ (アミド)に
おいて−層強いカルボニルバンドを示した。
週1 PA −18(9,1g、無水物当量0.0327)及
びキシレン130mnを、磁気攪拌器、温度計、還流凝
縮器を有するディーンスタークトラッブを装着した三ツ
口の250m!2フラスコ中で混合した。混合物を加熱
しておよそ110℃にした。H燃剤B(例5(7)) 
 (8,4g、 0.02−11−ル)を小増分で約5
分かけて熱溶液ζ加えた0次いで、反応混合物を還流に
加熱して2時間共沸させた0反応混合物を100℃に冷
却し、存在する固形分を炉別し、風乾した(重さ1−4
g)、tF液を単一口の500mβ丸底フラスコに移し
、キシレンを減圧下でストリップして除いた。残分は重
さが115.3gあった。残分の赤外スペクトルは、1
775cm−’における無水物カルボニルバンドが約7
0%減小されており、1730cm−’(イミド)及び
1705cm−’(アミド)における強いカルボニルバ
ンドが存在することを示した。熱キシレンから濾過した
不溶性物質は無水物バンドもイミドバンドも有しておら
ず、廃棄した。
匠ユ 難燃剤B(例5の)とDy1ark 232とを下記の
3つの異なる濃度でガラスジャー中でブレンドした: 
(i) Dy1ark  232284.25 g (
無水物当量0.312)及び難燃剤B15.75g (
0,038モル)  : (ii) Dy1ark 2
32268.5 g (無水物当量0、295 )及び
難燃剤B 31.5 g (0,076t−ル)  :
 (iii) Dy1ark  232247.5g(
無水物当量0.272)及び難燃剤B52.5g (0
,127モル)。
難燃剤Bのポリマーへの結合は、スクリュー直径1.2
5インチ(3,18cm)、長さ対直径比25:1を有
するブラベンダープレブセンターイクスクルーダーモデ
ル番号1340で行なった。押出機はスクリュー速度2
5 r pmで作動させ、加熱域は全て260℃に設定
した。初めに、Dy1ark  232を押出機に通さ
せ、未改質Dy1ark232の対照サンプルを得た。
  Dy1ark 232の押出しを止めた後に、濃度
(j)を押出機ホッパーに加えて押出した。ブレンドは
押出機グイかう出ると水蒸気の発生によって発泡した0
発泡した押出物の初めの部分は、均一な押出物が得られ
るまで廃棄した。押出しが止むまで押出物をとっておい
た。濃度(i i)及び(iii)を同じようにして押
出した。対照及び3つの濃度混合物からの押出物を粉砕
機で別々に粉砕した。
粉砕した押出物のサンプル(0,5g)を暖かいクロロ
ホルム20mgに溶解し、赤外スペクトルをとった。濃
度(i)は透明なりロロホルム溶液となり、赤外スペク
トルは1775cm−’において強い無水物カルボニル
バンド、1735及び1705cm−’において弱いカ
ルボニルバンドを含有した。濃度(ii)はクロロホル
ムの曇った溶液となり、赤外スペクトルは1775cm
−’における強い無水物カルボニルバンド及び1735
及び1705cm−’における中位のカルボニルバンド
を示した。濃度(iii)もまた曇ったクロロホルム溶
液を生じ、赤外スペクトルにおいて、1735及び17
05cm″lにおけるカルボニルバンドは1775cm
6’における無水物とほぼ同じ強さであった。押出物の
臭素を分析した。濃度(i)からの押出物はBr2.4
8%を含有し、濃度(ii)からの押出物はBr6.0
2%を含有し、濃度(i i i)からの押出物はBr
8.99%を含有した。濃度(i)からの押出物は7g
120.0℃を有し、濃度(i i)からの押出物は7
g122.6℃を有し、濃度(i i i)からの押出
物はTg124.0℃を有していた。未改質のDy1a
rk 232は7g120.6Cを有する。
反応を押出機に代えてブラベンダープレブセンターミキ
サーで220゜〜240℃において行った他は、難燃剤
B(例5の)をDy1ark 232に例9の通りにし
て結合させた。  Dy1ark 232を2200の
ミキサーに加え、完全に融解するまで5分混合した。難
燃剤Bを5分かけて加え、更に1分混合した。添加する
間に、温度は220℃から235゜〜240℃に上昇し
た0次いで、三酸化アンチモンを全重量の4%に相当す
る量で3分かけて加え、樹脂を230゜〜240℃にお
いて更に10分間混合した。混合期間が終わった後に、
樹脂をミキサーから戻し、冷却した。樹脂をグラインダ
ーで粉砕し、臭素をアセイし、Tgを求めた。
臭素をおよそ6%含有する調製、■及び臭素をおよそ1
0%含有する調製IIの2つの異なる樹脂組成物を作っ
た。また、比較するために対照を実施し、口ylark
 232それ自体をミキサー中で220℃において15
分間加熱した。
調製I及びIIからの粉砕した樹脂及び対照をニューバ
リ−25トン射出成形機で射出成形して73/8−X3
/4”Xl/8− (18,7cmX1.9cmX0.
32cm)の引張試験片にした。立ち代って、引張試験
片を帯のとで切断して70mmX6.5m m X 1
/8”試験片にした0次いで、各々の組成物の酸素指数
をASTMプロシジュアD2863を用いて求めた。出
発原料の量で示す樹脂の組成及び試験結果を下記の表工
にまとめる。
結合臭素パーセントが増大するにつれて酸素指数は大き
くなり、このことは燃焼を持続させるのに要する酸素濃
度が高くなることを示し、よってDy1ark 232
の改質度が増大するにつれてサンプルの易燃性は低下し
た。加えて、改質度が増大するにつれてDy1ark 
232のTgは増大した。このことは、立ち代って、改
質したポリマーは未改質のDy1ark 232に比べ
て大きい熱安定性及び高い加熱撓み温度を有し、未改質
のDy1ark 232に比べて高温で有用なことを示
す。
表  I 難燃剤B 三酸化アンチモン 23.5’g (0,057モル) 9.3g Tg 酸素指数 124、2  ℃ 難燃剤B 三酸化アンチモン 42.4g (0,102モル) 10、1g Tg 酸素指数 127.8  ℃ 対照Dy1ark 232 Tg 酸素指数 00g 118.7  ℃ 本発明は発明の精神或は本質的属性から逸脱しないで他
の特定の態様で具体化し得よう。
より 平成2年3月8日 て、 明細書よりもむしろ発明の範囲を示す通りの特許請求の
範囲の記載を参照すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N−(アシルアミノ)アミド酸或は環状N−(アシ
    ルアミノ)イミド或は両方の反復単位を含み、反復単位
    はアシルアミノ基及びアシルアミノ基に結合したハロゲ
    ン化芳香族難燃性基を含むポリマー難燃剤。 2、単位が環状イミドをハロゲン化芳香族基にアシルア
    ミノ結合によって結合させて含む特許請求の範囲第1項
    記載のポリマー難燃剤。 3、更に、反復スチレンモノマー単位をポリマー主鎖中
    に、ペンダント単位として或は両方として含む特許請求
    の範囲第1項記載のポリマー難燃剤。 4、下記の I 或はII式を有する反復単位を含むポリマ
    ー難燃剤: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、単位はポリマー主鎖中に、ペンダント単位とし
    て或は両方として現われ、 R^1及びR^2は独立に水素、炭素1〜6のアルキル
    ラジカル、炭素5〜7のシクロアルキルラジカル、フェ
    ニルラジカル、塩素或は臭素であり;Gはハロゲン化芳
    香族環を結合させたアシルアミノ官能基によって単位に
    結合した難燃性基である。 5、Gが下記のIV或はV式の難燃性基である:▲数式、
    化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 mは1〜4の整数であり; nは1〜5の整数であり; zは0〜2の整数であり; Qは炭素原子1〜4のアルキルラジカル或は炭素原子1
    〜4のアルコキシラジカルであり;Xは塩素、臭素、フ
    ッ素或はこれらの組合せであり; Yは炭素1〜12の置換された或は未置換のアルキレン
    ジラジカル、炭素5〜8の置換された或は未置換のシク
    ロアルキレンジラジカル、或は炭素7〜12の置換され
    た或は未置換のアラルキレンジラジカルであり、Y基の
    置換基は炭素1〜4のアルキルラジカル、カルボキシラ
    ジカル、炭素1〜4のアルキルメルカプトラジカル、フ
    ェニルラジカル、ハロゲン置換されたフェニルラジカル
    、炭素2〜5のアルケニルラジカル或はヒドロキシラジ
    カルであり; Zは直接結合、炭素1〜4のアルキレンジ ラジカル、−W−、−W−R4−或は−W−C(=O)
    −R5−であり、 ここで、Wは−O−、−S−、−N(R6−或は−N(
    R6)−R7−N(R6)−であり、Zの配置は上記の
    Zについてのジラジカル表示式の左端がハロゲン化芳香
    族難燃性基に結合されかつ右端がアシルアミノ基のカル
    ボニル炭素に結合されるようにし; R3は水素、炭素1〜8の第一アルキルラジカル、炭素
    3〜8の第二アルキルラジカル、炭素7〜12のアラル
    キルラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカ
    ルであり; R4は炭素1〜4のアルキレンジラジカルであり; R5は直接結合、炭素1〜14のアルキレンジラジカル
    、炭素4〜10のオキシジアルキレンジラジカル、炭素
    4〜10のチオジアルキレンジラジカル、炭素2〜10
    のアルケニレンジラジカル、或はo−、m−或はp−フ
    ェニレンラジカルであり; R6は水素、炭素1〜10のアルキルラジカル、炭素6
    〜12のアリールラジカル、炭素7〜12のアラルキル
    ラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカルで
    あり; R7は炭素2〜12のアルキレンジラジカルである特許
    請求の範囲第4項記載のポリマー難燃剤。 6、GがIV式の難燃性基であり;nが2或は3であり;
    zが0であり;Xが臭素或は塩素であり;R3が水素或
    はメチルであり;Zが−W−R4−或は−W−C(=O
    )−R5−であり;ここでWは−N(R6)−或は−O
    −であり;R4はメチレンジラジカル或はエチレンジラ
    ジカルであり;R5が直接結合或はエチレンジラジカル
    であり;R6が水素或はメチルラジカルである特許請求
    の範囲第5項記載のポリマー難燃剤。 7、nが3であり;R3が水素であり;Xが臭素であり
    ;Zが−W−C(=O)−R5−であり;ここでWは−
    N(R6)−であり;R5が直接結合であり;R6が水
    素である特許請求の範囲第6項記載のポリマー難燃剤。 8、GがV式の難燃性基であり;mが3或は4であり;
    zが0であり;R3が水素或はメチルであり;Xが臭素
    或は塩素であり;Yが炭素1〜6のアルキレンジラジカ
    ルである特許請求の範囲第5項記載のポリマー難燃剤。 9、mが4であり;R3が水素であり;Yがメチレンジ
    ラジカルである特許請求の範囲第8項記載のポリマー難
    燃剤。 10、更に、反復スチレン単位をポリマー主鎖中に、ペ
    ンダント単位として成は両方として含み、スチレンモノ
    マー単位が I 或はII式のモノマー単位に対して非等モ
    ル量で存在する特許請求の範囲第4項記載のポリマー難
    燃剤。 11、全スチレンモノマー単位及び I 或はII式のモノ
    マー単位に対して、スチレンモノマー単位が92重量%
    の量で存在しかつ I 或はII式のモノマー単位が8重量
    %の量で存在する特許請求の範囲第10項記載のポリマ
    ー難燃剤。 12、更に、IX式の改質ポリオレフィンを含む:▲数式
    、化学式、表等があります▼ ここで、PはC_1〜C_6オレフィン残基であり;p
    はポリマー価でありニR1及びR2は独立に水素、炭素
    1〜6のアルキルラジカル、炭素5〜7のシクロアルキ
    ルラジカル、フェニルラジカル、塩素或は臭素である特
    許請求の範囲第4項記載のポリマー難燃剤。 13、ポリオレフィンがエチレン、プロピレン、ブテン
    或はこれらの組合せのモノマー単位を含む特許請求の範
    囲第12項記載のポリマー難燃剤。 14、易燃性熱可塑性樹脂及び特許請求の範囲第1項記
    載のポリマー難燃剤を含み、ポリマー難燃剤がポリマー
    組成物の易燃性を低下させるのに有効な量で存在するポ
    リマー組成物。 15、熱可塑性樹脂がポリスチレン、ポリオレフィン、
    ナイロン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアク
    リレート或はポリアミドである特許請求の範囲第14項
    記載のポリマー組成物。 16、熱可塑性樹脂と、熱可塑性樹脂に難燃性を付与す
    るのに有効な量の難燃性ポリマーとを混合することを含
    む特許請求の範囲第14項記載のポリマー組成物の製造
    方法。 17、N−(アシルアミノ)アミド酸或は環状N−(ア
    シルアミノ)イミド或は両方を含む反復単位を有し、N
    −(アシルアミノ)アミド酸或はN−(アシルアミノ)
    イミドは反応性ヒドラジド基を有するハロゲン化芳香族
    難燃性基と環状無水物基或は環状無水物基を生成するこ
    とができるジカルボン酸基を含有するポリマーとをN−
    (アシルアミノ)アミド酸或は環状N−(アシルアミノ
    )イミド或は両方を生成するのに有効な条件下で反応さ
    せて生成されるポリマー難燃剤。 18、下記の I 或はII式或は両方: ▲数式、化学式、表等があります▼ の反復単位を有し、単位はポリマー主鎖中に、ペンダン
    ト単位として或は両方として現われるポリマー難燃剤の
    製造方法であって、下記のVII或はVIII式或は両方: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する反復単位を含有するポリマーと反応性ヒドラジ
    ド官能基を有する難燃性化合物とを単位とアシルヒドラ
    ジド結合を形成するのに有効な条件下で反応させること
    を含み、 I 、II、VII、及びVIII式において、R1及びR2は独
    立に水素、炭素1〜6のアルキルラジカル、炭素5〜7
    のシクロアルキルラジカル、フェニルラジカル、塩素或
    は臭素であり; I 及びII式におけるGはアシルアミノ結合によって単
    位に結合された難燃性基である前記製造方法。 19、反応性難燃性化合物が下記のVI或はIII式を有す
    る: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 mは1〜4の整数であり; nは1〜5の整数であり; zは0〜2の整数であり; R3は水素、炭素1〜8の第一アルキルラジカル、炭素
    3〜8の第二アルキルラジカル、炭素7〜12のアラル
    キルラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカ
    ルであり; Qは炭素原子1〜4のアルキルラジカル或は炭素原子1
    〜4のアルコキシラジカルであり;Xは塩素、臭素、フ
    ッ素或はこれらの組合せであり; Yは炭素1〜12の置換された或は未置換のアルキレン
    ジラジカル、炭素5〜8の置換された或は未置換のシク
    ロアルキレンジラジカル、或は炭素7〜12の置換され
    た或は未置換のアラルキレンジラジカルであり、Y基の
    置換基は炭素1〜4のアルキルラジカル、カルボキシラ
    ジカル、炭素1〜4のアルキルメルカプトラジカル、フ
    ェニルラジカル、ハロゲン置換されたフェニルラジカル
    、炭素2〜5のアルケニルラジカル及びヒドロキシラジ
    カルであり; Zは直接結合、炭素1〜4のアルキレンジ ラジカル、−W−、−W−R4−或は−W−C(=O)
    −R5−であり、 ここで、Wは−O−、−S−、−N(R6−或は−N(
    R6)−R7−N(R6)−であり、Zの配置は上記の
    Zについてのジラジカル表示式の左端がハロゲン化芳香
    族難燃性基に結合されかつ右端がアシルアミノ基のカル
    ボニル炭素に結合されるようにし; R4は炭素1〜4のアルキレンジラジカルであり; R5は直接結合、炭素1〜14のアルキレンジラジカル
    、炭素4〜10のオキシジアルキレンジラジカル、炭素
    4〜10のチオジアルキレンジラジカル、炭素2〜10
    のアルケニレンジラジカル、或はo−、m−或はp−フ
    ェニレンラジカルであり; R6は水素、炭素1〜10のアルキルラジカル、炭素6
    〜12のアリールラジカル、炭素7〜12のアラルキル
    ラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカルで
    あり; R7は炭素2〜12のアルキレンジラジカルである特許
    請求の範囲第18項記載の方法。 20、混合物を加熱して125゜〜275℃にする特許
    請求の範囲第18項記載の方法。 21、難燃性基及び無水物含有ポリマーを30秒〜48
    時間の期間混合する特許請求の範囲第18項記載の方法
    。 22、下記のIII式の難燃剤: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 mは1〜4の整数であり; zは0〜2の整数であり; R3は水素、炭素1〜8の第一アルキルラジカル、炭素
    3〜8の第二アルキルラジカル、炭素7〜12のアラル
    キルラジカル或は炭素5〜12のシクロアルキルラジカ
    ルであり; Qは炭素原子1〜4のアルキルラジカル或は炭素原子1
    〜4のアルコキシラジカルであり;Xは塩素、臭素、フ
    ッ素或はこれらの組合せであり; Yは炭素1〜12の置換された或は未置換のアルキレン
    ジラジカル、炭素5〜8の置換された或は未置換のシク
    ロアルキレンジラジカル、或は炭素7〜12の置換され
    た或は未置換のアラルキレンジラジカルであり、Y基の
    置換基は炭素1〜4のアルキルラジカル、カルボキシラ
    ジカル、炭素1〜4のアルキルメルカプトラジカル、フ
    ェニルラジカル、ハロゲン置換されたフェニルラジカル
    、炭素2〜5のアルケニルラジカル及びヒドロキシラジ
    カルである。 23、mが4であり;R3が水素であり;Xが臭素であ
    り;Yがメチレンジラジカルである特許請求の範囲第2
    2項記載の難燃剤。
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