JPH0221863A - 車椅子のフレームおよびその製造方法 - Google Patents

車椅子のフレームおよびその製造方法

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JPH0221863A
JPH0221863A JP63171673A JP17167388A JPH0221863A JP H0221863 A JPH0221863 A JP H0221863A JP 63171673 A JP63171673 A JP 63171673A JP 17167388 A JP17167388 A JP 17167388A JP H0221863 A JPH0221863 A JP H0221863A
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JP
Japan
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pipe
joint
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frame
wheelchair
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JP63171673A
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JPH0367696B2 (ja
Inventor
Fukuzo Jinno
神野 福三
Hisashi Furukawa
久四 古川
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Nissin Medical Industries Co Ltd
Original Assignee
Nissin Medical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は大ぎさの異なる車椅子を容易に製造すること
ができる車椅子のフレームの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、病身者、障害者等のための車椅子が多用されてい
る。
この車椅子のフレームは、一般には管材を切断してパイ
プ部材を形成し、そのバイブ部材の溶着によるパイプフ
レームの形成、パイプフレームのめつき加工等の工程を
経て、そのパイプフレームと折畳み機構とを組合せて製
造されていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来の車椅子のフレームの製造方法
にあっては、溶着によるパイプフレーム形成後にめっき
加工が行われるため、製造工程でのめつき作業や、めっ
き設備の設置等、工程が輻快し、フレーム寸法の多様な
要求に、柔軟かつ迅速に対応することが難しいという問
題があった。
この発明は上記問題にかんがみてなされたものであり、
大きさの異なる車椅子の製造に、柔軟に対応することが
できる車椅子のフレームの製造方法の提供を目的とする
ものである。
く課題を解決するための手段〉 この発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、左右に相対した1対のバイブフレームと、左右端が
上記1対のパイプフレームに枢着されて折畳み可能に設
けられた各1対の前、後スイング部材を有する折畳み機
構と、を備えた車椅子のフレームの製造方法であって、
上記パイプフレームを構成するバイブ部材とそのバイブ
部材を連結するジヨイント部材とを車椅子使用者の体格
に対応する長さに調製した後、それらを連結固着して1
対のパイプフレームを形成するとともに、上記前、後ス
イング部材の左右の差渡し長さおよび枢着部の軸線長を
調製して折畳み機構を形成し、次いで、その折畳み機構
を長さ調製された上記1対のパイプフレームに枢着する
ことを特徴とする車椅子のフレームの製造方法である。
く作用〉 この発明は上記のように構成されたものであり、バイブ
部材とジヨイント部材と前、後スイング部材を、所定長
に調製して組立てることにより、大きさの異なる車椅子
のフレームを、容易にかつ迅速に製造することができる
〈実施例さ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は、この車椅子のフレームの製造方法に
より得られた車椅子のフレームの一例を示すものである
。このフレームは1対のパイプフレーム1と、各1対の
前、後スイング部材21゜22を主体とする折畳み機構
20等とから構成されている。
パイプフレーム1は、以下に記すバイブ部材とジヨイン
ト部材とからなり、バイブ部材の一つであるサイドバイ
ブ2の前、後端部には、ジヨイント部材の一つであるシ
ートジヨイント10.下ジヨイント12が各々固着され
、その中間部には枢着子17が固着されている。また、
サイドバイブ3の前、後端部には角ラックジヨイント1
1゜キャスタジヨイント13が各々固着され、その中間
部には枢着子18が固着されている。
そして、シートジヨイント10と角ラックジヨイント1
1との間、およびニージヨイント12とキャスタジヨイ
ント13との間には、垂直方向に各々ジヨイントバイブ
5および6が嵌入固着されている。また、シートジヨイ
ント10には、シート用バイブ4および背もたれ用バイ
ブ7が固着され、シートジヨイント10とサイドバイブ
2との間にはアームジヨイント16を介してアームバイ
ブ8が固着されている。
更に、ニージヨイント12およびキャスタジヨイント1
3には、足載台30を有するフロントバイブ9が、上、
下ジヨイント14および15を介して回動可能に配設さ
れている。なお、シートジヨイント10および角ラック
ジヨイント11には、1対の後スイング部材22の枢着
のための枢着子(図示せず)が各々設けられている。
折畳み機構20は、前ジヨイントブロック23に、左右
対称的に枢着された1対の前スイング部材21と、後ジ
ヨイントブロック24に、左右対称的に枢着された1対
の後スイング部材22とを備え、各1対の前1後スイン
グ部材21.22は各々枢着子17.18およびシート
ジヨイント10、角ラックジヨイント11の枢着子に、
それぞれ軸25により枢着されている。また、前、後ジ
ヨイントブロック23.24間は連結部材26により連
結され、連結部材26には前後方向に移動可能なストッ
パージヨイント27が設けられている。
そして、ストッパージヨイント27と角ラックジヨイン
ト11の枢着子との間には、1対のサポート部材28が
設けられており、1対のパイプフレーム1の折畳み時に
前、後スイング部材21゜22とともに水平方向に回動
するように構成されている。
なお、31は車椅子の主車輪であり、32はキャスタ車
である。
この製造方法においては、バイブ部材は、予じめめっき
仕上げされた長尺の管材を用い、第1図に示すジヨイン
トバイブ5,6の斜線部Hの長さ、およびアームバイブ
8.フロントバイブ9の長さ調製により、所定長のジヨ
イントバイブ5.6(5s、as)およびアームバイブ
8(8s)、フロントバイブ9(9s)を形成し、車椅
子のシートの高さ寸法への対応が行われる。また、車椅
子の長さ寸法はサイドバイブ2.3の長さ調製により対
応が行われる。
ジヨイント部材は、各々が所定形状に成形、仕上げされ
ており、シートジヨイント10は長さ調製可能な調製部
10a(斜線Hで示す)を備えて形成されており、この
調製部10aの長さ調製により所定長のシートジヨイン
ト10(10s)を形成し、シート高さ寸法への対応が
行われる。
また、折畳み機構20の主体をなす前、後スイング部材
21.22は、各々同一金型により成形されている。そ
して、シート高さ寸法には、第2図に示す斜線部Hの長
さ調製(枢着部の軸線長の調製に相当)により、また車
椅子の幅寸法には斜線部Wの長さ調製(左右の差渡し長
の調製に相当)により、所定長の前、後スイング部材2
1.22 (21s、22s)を形成し、それらの寸法
変更への対応が行われる。なお、上記に対応して軸25
(25S)およびサポート部材28 (28s)が調製
される。
第5図は、この車椅子のフレームの製造方法の工程を示
すものである。
工程1では、長尺の管材より、特定の車椅子使用者の体
格に適応可能な車椅子の各部寸法により、所定長のバイ
ブ部材であるサイドパイプ2.3シート用バイブ4、ジ
ヨイントバイブ5.6(5s、6s)、背もたれ用バイ
ブ7、アームバイブ8(8s)、フロントバイブ9(9
s)を切断、調製する。なお、サイドパイプ2,3、シ
ート用バイブ4、背もたれ用バイブ7の長さは、シート
高さ、幅寸法の大小に対しては寸法の変更がなく、共用
材として製造することができる。
工程2では、ジヨイント部材であるシートジヨイント1
0の調製部10aを上記寸法により調製して、所定長の
シートジヨイント10(10s)として形成する。
工程3では、折畳み機構を構成する各部材を、上記寸法
により所定長の前、後スイング部材2122 (21s
、22s)および軸25(25s)、サポート部材28
 (28s)として調製する工程4では、折畳み機構2
0 (20s)の組立てを行う。
工程5では、各パイプ部材を各ジヨイント部材で連結し
、各連結部は接着剤等により固着されてバイブフレーム
1(is)を形成する。
工程6では、1対のバイブフレーム1(is)と折畳み
機構20(20S)とを、各枢着部において枢着して一
体化する。
以上の工程によって車椅子のフレームが完成される。
第1図、第2図は上記工程により製造されたシート高さ
H2幅寸法Wの大形の車椅子のフレームを示し、第3図
、第4図は同じくシート高さHs幅寸法Wsの小形の車
椅子のフレームを示す。
このフレーム寸法の大小は、シートジヨイント10の調
整部10a1前、後スイング部材21゜22の斜線部H
,Wの範囲内で、上記工程により容易に対応することが
可能である。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の製造方法によれば従来のよ
うに、パイプ部材の溶着によるバイブフレーム形成後の
めつき加工を必要としない。そのため、製造工程にめっ
き作業やめっき設備の設置が不要となり、工程を簡潔に
構成できるとともに、異なる大きさの車椅子のフレーム
製造に、柔軟かつ迅速に対応できるという効果が得られ
る。従って、車椅子使用者の個々の体格に合せた特注寸
法の車椅子のフレームを容易に製造することができる。
また、パイプ部材の材質は、鉄、アルミニウム、ステン
レス、チタン、ガラスファイバーカーボンバイブ等好み
の材質を選定することができる。
更に、前、後スイング部材は、多様な要求寸法に対して
1金型で対応できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により得られた車椅子のフレームの
一例を示す側面図、 第2図は同じく折畳み機構を示す正面図、第3図は同じ
く車椅子のフレームの他の例を示す側面図、 第4図は同じく第3図の折畳み機構を示す正面図、 第5図は本発明の一実施例における車椅子のフレームの
製造方法の工程図である。 1 1s・・・バイブフレーム、 5 5s、8.6s・・・ジヨイントバイブ、10.1
0s・・・シートバイブ、 20.20s・・・折畳み機構、 21.21s・・・前スイング部材、 22.22s・・・後スイング部材。 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 左右に相対した1対のパイプフレームと、 左右端が前記1対のパイプフレームに枢着されて折畳み
    可能に設けられた各1対の前、後スイング部材を有する
    折畳み機構と、を備えた車椅子のフレームの製造方法で
    あつて、 前記パイプフレームを構成するパイプ部材とそのパイプ
    部材を連結するジョイント部材とを車椅子使用者の体格
    に対応する長さに調製した後、それらを連結固着して1
    対のパイプフレームを形成するとともに、前記前、後ス
    イング部材の左右の差渡し長さおよび枢着部の軸線長を
    調製して折畳み機構を形成し、次いで、その折畳み機構
    を長さ調製された前記1対のパイプフレームに枢着する
    ことを特徴とする車椅子のフレームの製造方法。
JP63171673A 1988-07-09 1988-07-09 車椅子のフレームおよびその製造方法 Granted JPH0221863A (ja)

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JP63171673A JPH0221863A (ja) 1988-07-09 1988-07-09 車椅子のフレームおよびその製造方法

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JP63171673A JPH0221863A (ja) 1988-07-09 1988-07-09 車椅子のフレームおよびその製造方法

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JPH0221863A true JPH0221863A (ja) 1990-01-24
JPH0367696B2 JPH0367696B2 (ja) 1991-10-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155689A (en) * 1978-03-15 1979-12-07 Yerverton Williams Patrick Folding wheelchair

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155689A (en) * 1978-03-15 1979-12-07 Yerverton Williams Patrick Folding wheelchair

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