JPH02218496A - 固定化微生物を用いる廃水処理装置 - Google Patents
固定化微生物を用いる廃水処理装置Info
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- JPH02218496A JPH02218496A JP1037521A JP3752189A JPH02218496A JP H02218496 A JPH02218496 A JP H02218496A JP 1037521 A JP1037521 A JP 1037521A JP 3752189 A JP3752189 A JP 3752189A JP H02218496 A JPH02218496 A JP H02218496A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、活性汚泥を固定化材に包括固定した固定化微
生物を用いて廃水を処理する装置に関する。
生物を用いて廃水を処理する装置に関する。
固定化微生物を用いる廃水の処理方法は、余剰汚泥の発
生量が少ないこと及び難分解性有機物の分解が可能であ
る等の利点を有するため、注目されている（角野ら著、
「固定化微生物による下水再利用技術」、日本工業用水
協会第１９回研究発表会要旨集、昭和５９年３月発行）
。
生量が少ないこと及び難分解性有機物の分解が可能であ
る等の利点を有するため、注目されている（角野ら著、
「固定化微生物による下水再利用技術」、日本工業用水
協会第１９回研究発表会要旨集、昭和５９年３月発行）
。
この方法を実施する従来の装置は、固定化微生物ベレッ
トと廃水とを接触させる廃水曝気槽と浮遊汚泥を処理水
から分離する沈殿池とから成る。
トと廃水とを接触させる廃水曝気槽と浮遊汚泥を処理水
から分離する沈殿池とから成る。
この装置を用いて廃水処理を行う場合には、沈殿池に固
定化微生物ベレットが流出しないように曝気槽の出口に
網等を備えておく方法が採られている。
定化微生物ベレットが流出しないように曝気槽の出口に
網等を備えておく方法が採られている。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、前記の従来の方法では、網に活性汚泥が
付着し、目詰まりを起こし、運転が不能となったり、さ
らに、沈殿池の活性汚泥を曝気槽へ返送する運転を行う
と、網に付着した活性汚泥が大量になり、スカムが生じ
、処理水が悪化してしまう。
付着し、目詰まりを起こし、運転が不能となったり、さ
らに、沈殿池の活性汚泥を曝気槽へ返送する運転を行う
と、網に付着した活性汚泥が大量になり、スカムが生じ
、処理水が悪化してしまう。
そこで、網を使用せず、固定化微生物ベレットを沈殿池
に流出させ、その固定化微生物ペレットを活性汚泥と一
緒に曝気槽へ返送する方式が考えられる。しかしながら
、この方式では、固定化微生物ペレットと活性汚泥が沈
殿池で混在して沈殿しているため、余剰汚泥を引き抜く
と、固定化微生物ペレットも一緒に引き抜かれてしまい
、固定化微生物ペレットの損失を招く。
に流出させ、その固定化微生物ペレットを活性汚泥と一
緒に曝気槽へ返送する方式が考えられる。しかしながら
、この方式では、固定化微生物ペレットと活性汚泥が沈
殿池で混在して沈殿しているため、余剰汚泥を引き抜く
と、固定化微生物ペレットも一緒に引き抜かれてしまい
、固定化微生物ペレットの損失を招く。
したがって、本発明は、上記の従来技術の欠点を解消し
、余剰汚泥を引き抜くときに固定化微生物ペレットを引
き抜かず、活性汚泥のみを引き抜くことができる廃水処
理装置を提供することを目的とする。
、余剰汚泥を引き抜くときに固定化微生物ペレットを引
き抜かず、活性汚泥のみを引き抜くことができる廃水処
理装置を提供することを目的とする。
本発明は、沈殿池に攪拌装置を設け、活性汚泥引き抜き
時に固定化微生物ペレットと活性汚泥の混在物を攪拌し
、攪拌停止後に沈降速度の差によって活性汚泥層と固定
化微生物ペレット層との２層を形成させ、活性汚泥層か
ら余剰汚泥を引き抜き、固定化微生物ペレットは曝気槽
へ返送しうるように構成することによって上記の課題を
解決したものである。
時に固定化微生物ペレットと活性汚泥の混在物を攪拌し
、攪拌停止後に沈降速度の差によって活性汚泥層と固定
化微生物ペレット層との２層を形成させ、活性汚泥層か
ら余剰汚泥を引き抜き、固定化微生物ペレットは曝気槽
へ返送しうるように構成することによって上記の課題を
解決したものである。
すなわち、本発明による廃水処理装置は、固定化微生物
と浮遊汚泥とを浮遊させる曝気槽と沈殿池とから成る廃
水処理装置において、沈殿池に攪拌装置と活性汚泥引き
抜き装置を付設し、さらに沈殿池の下部から固定化微生
物を引き抜き、曝気槽へ返送する返送管を付設したこと
を特徴とする。
と浮遊汚泥とを浮遊させる曝気槽と沈殿池とから成る廃
水処理装置において、沈殿池に攪拌装置と活性汚泥引き
抜き装置を付設し、さらに沈殿池の下部から固定化微生
物を引き抜き、曝気槽へ返送する返送管を付設したこと
を特徴とする。
本発明に用いる固定化微生物において、微生物は細菌、
放線菌、カビ、酵母等、任意の微生物を純粋培養もしく
は混合培養したもの、活性汚泥又は土壌に付着した微生
物であってよい。また、固定化材としては、ポリウレタ
ン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、
ポリアクリルアミドあるいはその他の公知固定化材を使
用することができる。
放線菌、カビ、酵母等、任意の微生物を純粋培養もしく
は混合培養したもの、活性汚泥又は土壌に付着した微生
物であってよい。また、固定化材としては、ポリウレタ
ン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、
ポリアクリルアミドあるいはその他の公知固定化材を使
用することができる。
本発明に使用する固定化微生物は、前記のような各種の
微生物を常法で前記のような固定化材に包括固定するこ
とによって製造される。固定化微生物は、円柱、立方体
、長方体、球形等の様々な形に成形されるが、球相当径
０．５〜１０ｍｍ、比重１．０１〜１．０６の範囲の粒
径のペレットに成形されるのが好ましい。
微生物を常法で前記のような固定化材に包括固定するこ
とによって製造される。固定化微生物は、円柱、立方体
、長方体、球形等の様々な形に成形されるが、球相当径
０．５〜１０ｍｍ、比重１．０１〜１．０６の範囲の粒
径のペレットに成形されるのが好ましい。
本発明の廃水処理装置において、沈殿池に付設される攪
拌装置は、攪拌翼又は送気管であってよい。このような
攪拌装置によって活性汚泥と固定化微生物ペレットの混
在する沈降物を一旦、浮遊状態にする。その後、攪拌を
停止すると、固定化微生物ペレットは活性汚泥より沈降
速度が速いので、先に沈降し、活性汚泥層と固定化微生
物ペレット層の２層を形成する。これにより、活性汚泥
層から余剰汚泥として活性汚泥を引き抜き、固定化微生
物ペレットは曝気層へ循環して再使用に供することが可
能となる。
拌装置は、攪拌翼又は送気管であってよい。このような
攪拌装置によって活性汚泥と固定化微生物ペレットの混
在する沈降物を一旦、浮遊状態にする。その後、攪拌を
停止すると、固定化微生物ペレットは活性汚泥より沈降
速度が速いので、先に沈降し、活性汚泥層と固定化微生
物ペレット層の２層を形成する。これにより、活性汚泥
層から余剰汚泥として活性汚泥を引き抜き、固定化微生
物ペレットは曝気層へ循環して再使用に供することが可
能となる。
次に、図面に示した本発明の廃水処理装置の実施態様に
基づいて、本発明をさらに詳しく説明する。
基づいて、本発明をさらに詳しく説明する。
第１図は、本発明の一実施ｗ４様である廃水処理装置を
曝気処理の運転状態で示す系統図である。
曝気処理の運転状態で示す系統図である。
第１図に示す処理装置は、主として曝気槽１と沈殿池２
から成る。曝気槽２中には、原水供給管３から原水が流
入し、固定化微生物ペレット６と活性汚泥が浮遊し、送
気管８から吹き込まれる空気によって原水が曝気され、
原水中の基質が分解される。
から成る。曝気槽２中には、原水供給管３から原水が流
入し、固定化微生物ペレット６と活性汚泥が浮遊し、送
気管８から吹き込まれる空気によって原水が曝気され、
原水中の基質が分解される。
基質が分解され、浄化された処理水は、次に、固定化微
生物ペレット６及び活性汚泥と共に沈殿池２に導入され
、処理水と固液分離され、処理水は処理水出口５から流
出する。固定化微生物ペレットは、比重１．０１．−？
１．０６であるので、活性汚泥より早く沈降するが、連
続的に沈殿池に流入するため、固定化微生物ペレットと
活性汚泥は混在した状態で堆積する。
生物ペレット６及び活性汚泥と共に沈殿池２に導入され
、処理水と固液分離され、処理水は処理水出口５から流
出する。固定化微生物ペレットは、比重１．０１．−？
１．０６であるので、活性汚泥より早く沈降するが、連
続的に沈殿池に流入するため、固定化微生物ペレットと
活性汚泥は混在した状態で堆積する。
そこで、次に、余剰汚泥を引き抜くときには、原水の供
給を停止し、攪拌翼７を回転させる。攪拌翼７を一定時
間回転させ、活性汚泥と固定化微生物ペレットを浮遊状
態にした後、回転を止め、沈降させる。攪拌翼を回転さ
せる時間及び沈降に要する時間は、沈殿池の容量、活性
汚泥と固定化微生物ペレットの量などによって変動する
が、−般には、攪拌翼を２〜３分回転させ、回転を止め
た後、３０分程度静置すればよい。
給を停止し、攪拌翼７を回転させる。攪拌翼７を一定時
間回転させ、活性汚泥と固定化微生物ペレットを浮遊状
態にした後、回転を止め、沈降させる。攪拌翼を回転さ
せる時間及び沈降に要する時間は、沈殿池の容量、活性
汚泥と固定化微生物ペレットの量などによって変動する
が、−般には、攪拌翼を２〜３分回転させ、回転を止め
た後、３０分程度静置すればよい。
固定化微生物ペレットは、活性汚泥より沈降速度が早い
ため、第２図に示すように固定化微生物ペレットは下部
に、活性汚泥は上部に堆積する。
ため、第２図に示すように固定化微生物ペレットは下部
に、活性汚泥は上部に堆積する。
したがって、下部に堆積した固定化微生物ペレットを返
送管４によって曝気槽１へ返送し、上部の活性汚泥層１
１から活性汚泥を余剰汚泥引き抜き管９によって引き抜
くことができる。
送管４によって曝気槽１へ返送し、上部の活性汚泥層１
１から活性汚泥を余剰汚泥引き抜き管９によって引き抜
くことができる。
さらに、本発明の別の実施態様として、第３図に示すよ
うに送気管１０を攪拌装置に用いることもできる。
うに送気管１０を攪拌装置に用いることもできる。
本発明の廃水処理装置によれば、沈殿池において固定化
微生物と活性汚泥とを分離することができ、活性汚泥だ
けを余剰汚泥として容易に引き抜くことができ、固定化
微生物ペレットは曝気槽に返送して循環使用することが
できる。
微生物と活性汚泥とを分離することができ、活性汚泥だ
けを余剰汚泥として容易に引き抜くことができ、固定化
微生物ペレットは曝気槽に返送して循環使用することが
できる。
第１図は本発明の一実施Ｂ様である廃水処理装置の系統
図、第２図は第１図の装置の沈殿池を、撹拌停止後に２
層を形成した状態で示す系統図、第３図は本発明の別の
実施態様である廃水処理装置の沈殿池部分の系統図であ
る。 符号の説明 １・・・曝気槽、２・・・沈殿池、３・・・原水供給管
、４・・・返送管、５・・・・処理水出口、６・・・固
定化微生物ペレット、７・・・攪拌翼、９・・・余剰汚
泥引き抜き管、８及び１０・・・送気管
図、第２図は第１図の装置の沈殿池を、撹拌停止後に２
層を形成した状態で示す系統図、第３図は本発明の別の
実施態様である廃水処理装置の沈殿池部分の系統図であ
る。 符号の説明 １・・・曝気槽、２・・・沈殿池、３・・・原水供給管
、４・・・返送管、５・・・・処理水出口、６・・・固
定化微生物ペレット、７・・・攪拌翼、９・・・余剰汚
泥引き抜き管、８及び１０・・・送気管
Claims (2)
- （１）固定化微生物と浮遊汚泥とを浮遊させる曝気槽と
沈殿池とから成る廃水処理装置において、沈殿池に攪拌
装置と活性汚泥引き抜き装置を付設し、さらに沈殿池の
下部から固定化微生物を引き抜き、曝気槽へ返送する返
送管を付設したことを特徴とする固定化微生物を用いる
廃水処理装置。 - （２）攪拌装置が攪拌翼又は送気管である請求項１記載
の廃水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1037521A JP2600885B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 固定化微生物を用いる廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1037521A JP2600885B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 固定化微生物を用いる廃水処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02218496A true JPH02218496A (ja) | 1990-08-31 |
| JP2600885B2 JP2600885B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=12499851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1037521A Expired - Fee Related JP2600885B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 固定化微生物を用いる廃水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600885B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021107082A (ja) * | 2013-10-22 | 2021-07-29 | ヌヴォダ エルエルシー | 天然産生物増殖媒体を用いた汚染流体中の物質の低減 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1037521A patent/JP2600885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021107082A (ja) * | 2013-10-22 | 2021-07-29 | ヌヴォダ エルエルシー | 天然産生物増殖媒体を用いた汚染流体中の物質の低減 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600885B2 (ja) | 1997-04-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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