JPH02218299A - 電気音響変換器とその製造方法 - Google Patents

電気音響変換器とその製造方法

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JPH02218299A
JPH02218299A JP3914789A JP3914789A JPH02218299A JP H02218299 A JPH02218299 A JP H02218299A JP 3914789 A JP3914789 A JP 3914789A JP 3914789 A JP3914789 A JP 3914789A JP H02218299 A JPH02218299 A JP H02218299A
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JP
Japan
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voice coil
vibration system
magnetic circuit
magnetic
electroacoustic transducer
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Pending
Application number
JP3914789A
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English (en)
Inventor
Sadaichi Morigaki
森垣 定一
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、動電型電気音響変換器の構造と組立て方法
に関し、特に組立てに際し、磁気空隙とボイスコイルの
相互位置を設定するギャップゲージが使用できない構造
の電気音響変換器に於いて、振動系の組立てが容易であ
って且つ高精度である電気音響変換器とその製造方法に
関する。
[従来の技術] 従来における一般的な電気音響変換器のボイスコイルは
周知のごとく円形であって、このボイスコイルが挿入さ
れる磁気空隙も同時に円形であった。
又、このような構造の電気音響変換器を製造するに際し
、ボイスコイルが磁気空隙壁に接触すること無く振動し
得るようにするため、振動系の組立て時に両者の相互位
置を設定するのにボイスコイルと磁気回路の隙間にギャ
ップゲージと称する治工具を挿入して振動系を組立て、
振動系の接着剤等が乾燥後ギャップゲージを抜去して完
成させていた。
[解決しようとする課題] 上記従来例の電気音響変換器及びその製造方法は、それ
ぞれの部品並びに治工具に高精度が要求されるため電気
音響変換器が高価となるだけでなく、ギャップゲージの
存在が自動組立装置の能率を阻害する要因となっていた
。又、構造によっては、例えばドーム型スピーカとかマ
イクロホン等ギャップゲージが使用できない電気音響変
換器ではボイスコイルと磁気空隙の相互位置を完全に且
つ正確に保持することは極めて困難で、量産性に乏しい
という欠点があった。
そこで本発明は、非円形のボイスコイルとこれに適合す
る磁気回路を組合わせることによって、上記従来例の有
する欠点や課題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するための本発明に係る電気音響変
換器とその製造方法を、非円形図形の一例として楕円形
を採用した実施例について、第1図〜第2図を用いて説
明すると、本発明は、非円形ボイスコイル1と、当該非
円形ボイスコイル1と相似な非円形磁気空隙2aが形成
された磁気回路2と、当該磁気回路2の中心軸と前記ボ
イスコイル1を含む振動系3の中心軸とが一致して共通
の中心軸αを形成するごとくに磁気回路2に回動可能に
結合された振動系支持手段4とを有することを特徴とす
る電気音響変換器であり、この様な構造の電気音響変換
器に於いて、上記非円形ボイスコイル1を上記非円形磁
気空隙2aの内壁面に接触させた状態で挿入して電気音
響変換器の振動系3を組立で、しかる後磁気回路2若し
くは振動系支持手段4を前記双方の共通の中心軸αの周
囲に回動させてボイスコイル1と磁気空隙2aの内壁面
との接触を解除し、両者の接触が解除された状態で磁気
回路2と振動系支持手段4を相互に固定することを特徴
とする電気音響変換器の製造方法である。
[作 用] そして、此の様な構成の電気音響変換器並びに製造方法
では、第2図に於いて振動系3組立時に、ボイスコイル
1の内面は磁気回路2のボール2bの外側面と最大2点
で接触し、この時のボイスコイルの長軸βは、前記中心
軸αにおいて当該ボイスコイルと相似形の磁気空隙2a
を形成するボール2b又は上部プレート2Cの長軸γと
角度0で交差している。
この場合、ボイスコイル1の内外面における磁気空隙内
壁面とのギャップの大小関係によっては、ボイスコイル
外側面が上部プレート2Cの内側面と2点で接触するこ
ともあるが、本発明の原理としでは同一であるから実施
例についてはボール2bとの接触関係を主体として説明
する。
この状態で、磁気回路2に回動可能に結合された振動系
支持手段4により振動系3の組立てを行い、振動系3が
完成して振動系支持手段4に固定されてから、当該振動
系支持手段4または磁気回路2をθだけ中心軸αの回り
に回動させて、長袖βと長軸γとの方向を一致させるこ
とにより第3図のごとくボイスコイル1は磁気空隙2a
の内部に、磁気回路2に接触すること無く保持される。
しかる後振動系支持手段4と磁気回路2とを相互に固定
することにより、電気音響変換器の組立ては完了する。
[実施例] 第1図〜第2図により、本発明の実施例を詳述すると、
1はボイスコイルで、本実施例では楕円形をなし、上端
部にドーム型の振動板3aとエツジ3bが接着されて振
動系3を構成している。
2は磁気回路で、中心軸αに対する垂直断面が楕円形の
ボール2bと中心に楕円形の磁極穴が穿設されている上
部プレート2Cとリング状マグネット2dと下部プレー
ト2eとからなり、ボール2bの上部側面と上部プレー
ト2Cの磁極穴内面との間に前記ボイスコイル1と相似
でボイスコイル1が接触すること無く挿入される磁気空
隙2aが形成されている。又、上部プレート2Cの上面
には後述する支持手段4を固定する組立ネジ4Cを螺合
するネジ穴21が、中心軸αを中心とする円弧上に所定
数穿設されている。
4は振動系3の支持手段で、スペーサ4aと押えリング
4b及び支持手段4全体を前記磁気回路2の上部プレー
)2cに固定する組立ネジ4c並びに振動系3を支持手
段4に固定する止ネジ4dからなり、スペーサ4aには
上記止ネジ4dが螺合されるネジ穴4eと、当該支持手
段4が磁気回路2に対して中心軸αの周囲に回動すると
きガイドとなる円弧状のガイド穴4]が形成されている
。又押えリング4bにはスペーサ4aのガイド穴4[と
同一形状のガイド穴4gと前記止ネジ4dが貫通する穴
4hとが穿設されている。
なお、図面には省略されているが、一般には電気音響変
換器をキャビネット等に取付けるためのフレームが磁気
回路に取付けられている。
電気音響変換器組立ては、磁気回路2の上面にスペーサ
4aを載置し、ボイスコイル1を磁気空隙2aの内部に
挿入させて振動系3をスペーサ4a上に載置する。この
時、第2図の様にボイスコイルの長軸βとポール2b又
は上部プレート2cの長軸γとが前記中心軸αにおいて
有る角度即ちθて交差し、同図に点線で示すごとくボイ
スコイル1の内面と磁気回路2のポール2bの外側面と
が2点で接触する。この状態で押えリング4bを前記エ
ツジ3bの上に、ガイド穴41. 4gを一致させて載
置し、止ネジ4dによって振動系3をスペーサ4aと押
えリング4bとに固定する。
次に組立ネジ4cを、ガイド穴41. 4gを貫通させ
て上部プレート2cのネジ穴21に仮止めし、支持手段
4を組立ネジ4Cに沿って回動させ、ボイスコイルの長
軸βとポール2bの長軸γの方向を一致させてから組立
ネジ4Cを締めて振動系を磁気回路に固定する。この工
程後は、ボイスコイル1は第3図に点線で表現されてい
るように、磁気空隙の内部に最適の状態で保持される。
この時振動系と磁気回路とに夫々の長袖方向を示すマー
クを記載しておくか、夫々の長袖方向が一致したときに
組立ネジ4cがガイド穴41又は4gの端部に当接する
ようにガイド穴41又は4gの大きさを設定しておけば
、作業効率を極端に向上させることが出来る。
又、ボイスコイルの形状は楕円以外に、一般に多角形で
あれば、本発明の効果を得ることが出来る。例えば、五
角形であれば磁気空隙2aの形状も五角形となり、上記
支持手段を仮止めするときにはポールと磁気空隙の内面
とは五点で接触することになる。
一般にこの様なボイスコイルの非円形形状は平板型振動
板の駆動には駆動点が振動板に対し非対象となるため周
波数特性の改善効果を得る上で有利であり、本発明の製
造方法はギャップゲージを使用する必要がないので、特
に平板型スピーカ組立てには好都合である。
上記実施例では、支持手段の回動に組立ネジ4cを回動
用のガイドとして利用したが、この他にも例えば磁気回
路上面にスペーサの外周を誘導するガイド部を形成した
構造等が考えられる。
さらに、ボイスコイル等の非円形形状は、当該ボイスコ
イルと磁気空隙とを相互に回動させたとき、両者が必ず
接触する範囲内で円形に近い方が回動する角度θが大き
くなるので、両者の相互関係を細かく調節することが可
能となる。
以上、本発明に係る電気音響変換器とその製造方法とに
ついて代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本発
明の実施態様は上記実施例の構造ならびに方法に限定さ
れるものではなく、前記したクレーム記載の構成要件を
具備し、本発明にいう作用を呈し、以下に述べる効果を
有する限りにおいて、適宜改変して実施しうるものであ
る。
[効 果] 本発明に係る電気音響変換器とその製造方法は以下に述
べる効果を有する。
(1)ギャップゲージを使用すること無く、動電型変換
器を組立てることができる。従って平板型スピーカやマ
イクロホンの様に特殊な構造の振動系でも容易に且つ精
密に組立てることができる。
(2)組立てに際し熟練を必要としない。
(3)組立工程の自動化が容易であり、生産性が向上す
る。
以上の利点によって組立不良が減少して変換器の品質が
安定し、組立経費が減少することで製品価格を引下げる
ことを可能とする効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の分解斜視図、第2図はボイスコ
イルと磁気回路との関係図である。 1はボイスコイル、2は磁気回路、3は振動系、4は支
持手段である。 特許出願人 オンキヨー株式会社 手続補正指令却 平成 1年 6月7 日 1−6事件の表示 平成 1年特  許  願第039147号2、発明の
名称 電気音響変換器とその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 住所 〒572

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非円形のボイスコイルと、当該ボイスコイルと相似
    な非円形の磁気空隙が形成された磁気回路と、当該磁気
    回路の中心軸と前記ボイスコイルを含む振動系の中心軸
    とが一致するごとくに磁気回路に回動可能且つ固定可能
    に結合された振動系支持手段とを有することを特徴とす
    る動電型の電気音響変換器。 2、上記非円形のボイスコイルを上記非円形の磁気空隙
    内壁面に接触させた状態で挿入して電気音響変換器の振
    動系を組立て、振動系組立後に磁気回路又は振動系支持
    手段を前記双方の共通の中心軸の周囲に回動させてボイ
    スコイルと磁気空隙内壁面との接触を解除し、両者の接
    触が解除された状態で磁気回路と振動系支持手段とを相
    互に固定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電気音響変換器の製造方法。
JP3914789A 1989-02-17 1989-02-17 電気音響変換器とその製造方法 Pending JPH02218299A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145186A (en) * 1996-09-06 2000-11-14 Northrop Grumman Corporation Wafer fabricated electroacoustic transducer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145186A (en) * 1996-09-06 2000-11-14 Northrop Grumman Corporation Wafer fabricated electroacoustic transducer
US6308398B1 (en) 1996-09-06 2001-10-30 Northrop Grumman Corporation Method of manufacturing a wafer fabricated electroacoustic transducer

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