JPH02218033A - 情報記録ディスク用スタンパ判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はバーコード、カルラフード等の印刷、その他の
手段により形成された印刷コードを付した記録情報ディ
スク用スタンパ判別方法に関する。

背景技術 記録情報ディスク用スタンパは例えば、次の如く製造さ
れる。先ず、ガラス基板１上にフォトレジスト２を塗布
し、露光記録装置により記録すべき信号がレーザ光線の
オンオフとしてフォトレジスト２に照射されることによ
りフォトレジスト２を露光し、そして現像して第４図（
Ａ、　）に示すようにビット３が形成される。これがガ
ラス原盤となり、そのガラス原盤上に第４図（Ｂ）に示
すように導電膜層４をスパッタ等によって付着した後、
電鋳を行なってガラス基板１より剥離することにより第
４図（Ｃ）に示すようにマスタースタンパ５が製造され
る。マスタースタンパ５を第４図（Ｄ）に示すように表
面に不働態化処理を施し、更に表面に電鋳を行なって剥
離することにより第４図（Ｅ）に示すようにサブマスタ
ースタンパ６が製造される。サブマスタースタンパ６は
上記のマスタースタンパ５と同様に表面に不働態化処理
が施され、更に第４図（Ｆ）に示すように表面に電鋳が
行なわれて第４図（Ｇ）に示すようにベビースタンパ７
が製造される。

ところで、このように製造されたマスタースタンパ、サ
ブマスへスタンパ、ベビースタンパを特に記録信号の内
容が同一のものでは外見だけで区別することは困難であ
る。従って、予め製造中に人手によりけがいて印を付け
て判別できるようにしたり、各スタンパの微妙な寸法の
違い（マスタースタンパ、サブマスタスタンパ、ベビー
スタンへ バの順に直径で２〜１０＋ｍ程度小さくなる）を計１ｌ
ＩＬで判別していた。

しかしながら、かかる従来のスタンパの判別では人手を
要するため時間が掛かるだけでなく製造工程の自動化を
困難にしていた。

発明の概要 そこで、本発明の目的は、容易に判別できかつスタンパ
判別工程を自動化可能なディスク用スタンパ判別方法を
提供することである。

本発明のディスク用スタンパ判別方法は、記録信号のビ
ットと共に記録内容に関連する情報を示す印刷コードを
円周方向に形成した第１スタンパと該第１スタンパから
複製された第２スタンパとを判別する情報記録ディスク
用スタンパ判別方法であって、特徴とするところはスタ
ンパの印刷コードを所定方向に沿って読み取り、印刷コ
ードのスタート部及びストップ部のいずれを先に読み取
ったかを判別し、その判別結果に応じて第１及び第２ス
タンパを区別することである。

実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図は情報記録ディスクにおける印刷コードとしての
バーコード記録位置を示しており、バコード１１は信号
記録部１２の外周部の２箇所に同一円周方向、例えば、
時計回り方向に向って形成される。このバーコードはガ
ラス原盤に記録すべき信号と共に露光されて形成される
ので、マスタースタンパ、サブマスタースタンパ及びベ
ビースタンパも同様の位置にバーコードが形成される。

しかしながら、ガラス原盤及びサブマスタースタンパと
、マスタースタンパ及びベビースタンパとはバーコード
の方向が互いに逆となる。

第２図は本発明によるスタンパ判別方法を適用したバー
コード読み取り装置を示している。第２図においては、
スタンパ１４に形成されたバーコードはバーコードリー
ダ１うによって読み取られ、読み取られたバーコードは
バーコードリーダ１５から信号としてデコーダ１６に供
給される。デコーダ１６はバーコード信号を所定の複数
ビットを１バイトとするシリアルデータ信号にコード変
換して処理装置１７に出力する。処理装置１７はプロセ
ッサ、入出力インターフェース、ＲＡＭ及びＲＯＭを含
むマイクロコンピュータからなり、製造時の各処理工程
における制御をなす。例えば、所定位置に搬送されたス
タンパ１４がどの種類のスタンパであるかをかかるバー
コード読み取り装置を用いて判別する。

処理装置１７においては、所定位置にスタンパ１４が搬
送されると、第３図に示すスタンパ判別ルーチンが実行
され、先ず、バーコードリーダ１５に対してスタンパ１
４に形成されたバーコードを読み込み指令を発生する（
ステップ３１）。バーコードリーダ１５はスタンパ１４
のバーコードを所定方向から読み込みその読み込み順に
順次バーコード信号を出力する。バーコード信号はデコ
ーダ１６によってコード変換さもて処理装置１７に供給
される。処理装置１７においてはコード変換されたバー
コード信号が供給されるとバーコード信号を取り込み内
蔵のバッファ（図示せず）に順次保持させる（ステップ
３２）。そして、取り込んだバーコード信号の最初のコ
ードデータがスタートビットに対応するか否か、又はス
トップビットに対応するか否かを判別する（ステップ３
３゜３４）。すなわち、バーコードの両端の一方にスタ
ートビットが形成され、他方にストップビットが形成さ
れ、スタートビットとストップビットの間に情報が書き
込まれる。従って、マスタースタンパ及びベビースタン
パとサブマスタースタンパとはバーコードの向きが互い
に反対となるので、バーコードリーダ１５によってバー
コードを所定方向から読み込むと、例えば、マスタース
タンパ及びベビースタンパではストップビットから読み
込まれるが、サブマスタースタンパではスタートビット
から読み込まれることになる。

ステップ３３においてバーコード信号の最初のコードデ
ータがスタートビットに対応するならば、サブマスター
スタンパと判断してサブマスタースタンパであることを
示すためにフラグＦを１にセットしくステップ３５）、
またステップ３４においてバーコード信号の最初のコー
ドデータがストップビットに対応するならば、マスター
スタンパ又はベビースタンパと判断してフラグＦを０に
リセットする（ステップ３６）。このスタンパ判別ルー
チンの実行後、フラグＦの内容に基づいてその後の動作
、例えば、マスタースタンパ及びベビースタンパについ
ては保護膜を塗布する処理動作が行なわれる。

なお、ステップ３３．３４においてスタートビット及び
ストップビットのいずれでもない場合には読み込み誤動
作であるので、ステップ・３１に戻ってバーコードを再
度読み込むことが行なわれる。

また、上記した実施例においては、印刷コードとしてバ
ーコードが付されたスタンパについて説明したが、カラ
ムコード等の他の印刷コードを付したスタンパにも本発
明は適用できる。

更に、上記した実施例においては、デ７ノーダ１６では
コード変換しているだけであるが、デコーダ１６におい
才上記したスタンパ判別動作を行ない、処理装置１７に
おいＣはその判別結果に応じてスタンパ製造処理動作を
行なうようにしても良い。

また、上記した実施例においては、処理装置１７の制御
によりバーコードリーダ１５がスタンパ上を移動してバ
ーコードを読み取るが、バーコードリーダ１５を固定し
てスタンパの方を動かしてバーコードを読み取るように
しても良い。

発明の効果 以上の如く、本発明の情報記録ディスク用スタンパ判別
方法においては、スタンパに形成されたバーコード等の
印刷コードを所定方向に沿って読み取り、印刷コードの
スタート部及びストップ部のいずれを先に読み取ったか
を判別するので、マスタースタンパ及びベビースタンパ
とサブマスタースタンパとを短時間で人手を要すること
なく自動的に区別することができる。よって、スタンパ
の製造工程における完全自動化を容易にすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は情報記録ディスクにおけるバーコードの記録位
置を示す図、第２図は本発明のスタンパ判別方法を適用
したバーコード読み取り装置を示すブロック図、第３図
は第２図の装置中の処理装置の動作を示すフロー図、第
４図は各スタンパの製造方法を示す図である。 主要部分の符号の説明

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録信号のピットと共に記録内容に関連する情報
   を示す印刷コードを円周方向に形成した第１スタンパと
   該第１スタンパから複製された第２スタンパとを判別す
   る情報記録ディスク用スタンパ判別方法であって、スタ
   ンパの前記印刷コードを所定方向に沿って読み取り、前
   記印刷コードのスタート部及びストップ部のいずれを先
   に読み取ったかを判別し、その判別結果に応じて前記第
   １及び第２スタンパを区別すること特徴とする情報記録
   ディスク用スタンパ判別方法。
2. （２）前記所定方向は円周方向に沿った時計回り又は反
   時計回りの方向であることを特徴とする請求項１記載の
   情報記録ディスク用スタンパ判別方法。