JPH02217353A - 精錬用取鍋 - Google Patents
精錬用取鍋Info
- Publication number
- JPH02217353A JPH02217353A JP1035460A JP3546089A JPH02217353A JP H02217353 A JPH02217353 A JP H02217353A JP 1035460 A JP1035460 A JP 1035460A JP 3546089 A JP3546089 A JP 3546089A JP H02217353 A JPH02217353 A JP H02217353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesia
- ladle
- smelting
- natural
- durability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003723 Smelting Methods 0.000 title abstract description 8
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 94
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 claims abstract description 47
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims abstract description 21
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 239000001095 magnesium carbonate Substances 0.000 claims abstract description 6
- 235000014380 magnesium carbonate Nutrition 0.000 claims abstract description 6
- ZLNQQNXFFQJAID-UHFFFAOYSA-L magnesium carbonate Chemical compound [Mg+2].[O-]C([O-])=O ZLNQQNXFFQJAID-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 6
- 229910000021 magnesium carbonate Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 238000007670 refining Methods 0.000 claims description 8
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 3
- 235000012245 magnesium oxide Nutrition 0.000 abstract description 45
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 9
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- VTHJTEIRLNZDEV-UHFFFAOYSA-L magnesium dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Mg+2] VTHJTEIRLNZDEV-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000000347 magnesium hydroxide Substances 0.000 description 1
- 229910001862 magnesium hydroxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004901 spalling Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、取鍋精錬法などにおいて用いられる耐火煉瓦
を施工する精錬用取鍋に関するものである。 [従来の技術] 従来、取鍋精錬法、例えばASEA−5KF法などで使
用する精錬用取鍋においては、操業時間が長いこと、操
業温度が高いこと、および塩基度の高いスラグ下での操
業であることなどから、苛酷な操業に耐え、耐スポーリ
ング性、耐溶損性等の点で優れたマグネシアカーボン煉
瓦が用いられている。なお、その場合の骨材としては、
海水から製造される水酸化マグネシウムを焼成して得ら
れるマグネシアクリンカ−を原料とした焼結マグネシア
が用いられるのが一般的である。
を施工する精錬用取鍋に関するものである。 [従来の技術] 従来、取鍋精錬法、例えばASEA−5KF法などで使
用する精錬用取鍋においては、操業時間が長いこと、操
業温度が高いこと、および塩基度の高いスラグ下での操
業であることなどから、苛酷な操業に耐え、耐スポーリ
ング性、耐溶損性等の点で優れたマグネシアカーボン煉
瓦が用いられている。なお、その場合の骨材としては、
海水から製造される水酸化マグネシウムを焼成して得ら
れるマグネシアクリンカ−を原料とした焼結マグネシア
が用いられるのが一般的である。
しかしながら、この海水から得られる焼結マグネシアを
原料とし、これを焼成させ得られる焼結マグネシアを使
用して形成させたマグネシアカーボン煉瓦は安価である
反面、マグネシア粒を形成するペリクレース結晶が小さ
いために、このマグネシアカーボン煉瓦を取鍋精錬用炉
に使用すると、精錬用に用いられるスラグによって、比
較的容易にペリクレース結晶同志が崩壊されるために、
耐スラグ性、耐溶損性の点で十分ではなかった。 また、取鍋精錬炉においては、スラグライン部に用いた
マグネシアカーボン煉瓦の耐用が、取鍋精錬炉の耐火物
原単位を支配しており、したがって耐用が悪いと、操業
後、中間修理にて、取鍋煉瓦の一部を取替補修する必要
が°あり、施工費が高くなるだけでなく、上部煉瓦を残
して、下部煉瓦のみを取替えしなければならない場合も
発生するため、旧煉瓦と新煉瓦の境界部に溶鋼が差し込
む結果、操業が不安定になるという問題もあった。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、天然マグネサイトを出発原料とする電融マグ
ネシアを骨材として用いたマグネシアカーボン煉瓦で施
工したことを特徴とする精錬用取鍋である。 従来の問題点を解決するためには、マグネシアカーボン
煉瓦の耐用を向上させる必要があるが、その耐用を向上
させる方法として、海水マグネシアクリンカ−を電融さ
せた電融マグネシアを骨材としたマグネシアカーボン煉
瓦とする方法がある。 この場合、電融化によって、ペリクレース結晶が大きく
なるために、取鍋精錬炉で用いるスラグに対しても、結
晶同志の結合が強くなり、耐用が伸びる。しかしながら
、海水マグネシア自体がコスト的に高い上に、そのマグ
ネシアを電融させる結果、焼結マグネシアに比べて、コ
ストが1.5〜2.0倍にまで高くなるにも係らず、耐
用は1.3〜1.5倍位までしか伸びないために、コス
トを考えた耐用の点では利益がなく、使用する意義が少
ない。 発明者は、海水マグネシアに比べて安価な天然マグネサ
イトを出発原料とし、これから得られる天然マグネシア
を使用することを検討した。ただし、天然マグネシアを
そのまま使うだけでは耐用が非常に悪いため、従来は各
メーカーとも着目しなかったものである。ところが、従
来敬遠されていた天然マグネシアをそのまま使用せずに
、これをさらに電融化させることにより、ペリクレース
結晶粒径を大きくすることができるため、従来の天然マ
グネシアの欠点を完全に解消することができ、その結果
、従来の耐用に比較して大幅な向上を見出したものであ
る。 また、海水マグネシアを電融した電融マグネシアを用い
た場合よりも大幅なコスト低減となり、しかも耐用は海
水マグネシアの電融マグネシアを用いた場合とほぼ同様
のものとすることができ、精錬用取鍋の耐火物原単位が
大幅に向上した。 〔実施例〕 50T取鍋精錬炉(ASEA−8KF炉)のスラグライ
ン部に各煉瓦を施工し、使用した結果から、耐用指数等
を求めて、第1表に示した。 第1表 第1表に示すように、海水マグネシアを原料として形成
させた焼結マグネシアカーボン煉瓦の指数を100とし
て示すと、海水マグネシアを原料とした電融マグネシア
カーボン煉瓦については耐用がかなり良いが(指数=1
41)、コストがそれ以上に高くなるため(指数=19
5)、結果的にはメリットにならないのに対して、天然
マグネシアを原料とした電融マグネシアカーボン煉瓦で
は、耐用も良<((指数=138)、コストもそれほど
上がらないため(指数= 121)、結果的にメリット
となった。 〔発明の効果〕 本発明によれば、天然マグネシアクリンカ−を原料とし
て、電融化させた電融マグネシアカーボン煉瓦をASE
A−5KF炉に用いることによって、従来、ASEA−
5KF鍋の耐用が平均32チヤージであったものが、平
均40チヤージにまで伸ばすことができると共に、それ
ほどコストが上がらず、ASEA−3KF操業における
耐火物の耐用向上及びコスト低減を図ることができた。 また、操業も安定化した。
原料とし、これを焼成させ得られる焼結マグネシアを使
用して形成させたマグネシアカーボン煉瓦は安価である
反面、マグネシア粒を形成するペリクレース結晶が小さ
いために、このマグネシアカーボン煉瓦を取鍋精錬用炉
に使用すると、精錬用に用いられるスラグによって、比
較的容易にペリクレース結晶同志が崩壊されるために、
耐スラグ性、耐溶損性の点で十分ではなかった。 また、取鍋精錬炉においては、スラグライン部に用いた
マグネシアカーボン煉瓦の耐用が、取鍋精錬炉の耐火物
原単位を支配しており、したがって耐用が悪いと、操業
後、中間修理にて、取鍋煉瓦の一部を取替補修する必要
が°あり、施工費が高くなるだけでなく、上部煉瓦を残
して、下部煉瓦のみを取替えしなければならない場合も
発生するため、旧煉瓦と新煉瓦の境界部に溶鋼が差し込
む結果、操業が不安定になるという問題もあった。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、天然マグネサイトを出発原料とする電融マグ
ネシアを骨材として用いたマグネシアカーボン煉瓦で施
工したことを特徴とする精錬用取鍋である。 従来の問題点を解決するためには、マグネシアカーボン
煉瓦の耐用を向上させる必要があるが、その耐用を向上
させる方法として、海水マグネシアクリンカ−を電融さ
せた電融マグネシアを骨材としたマグネシアカーボン煉
瓦とする方法がある。 この場合、電融化によって、ペリクレース結晶が大きく
なるために、取鍋精錬炉で用いるスラグに対しても、結
晶同志の結合が強くなり、耐用が伸びる。しかしながら
、海水マグネシア自体がコスト的に高い上に、そのマグ
ネシアを電融させる結果、焼結マグネシアに比べて、コ
ストが1.5〜2.0倍にまで高くなるにも係らず、耐
用は1.3〜1.5倍位までしか伸びないために、コス
トを考えた耐用の点では利益がなく、使用する意義が少
ない。 発明者は、海水マグネシアに比べて安価な天然マグネサ
イトを出発原料とし、これから得られる天然マグネシア
を使用することを検討した。ただし、天然マグネシアを
そのまま使うだけでは耐用が非常に悪いため、従来は各
メーカーとも着目しなかったものである。ところが、従
来敬遠されていた天然マグネシアをそのまま使用せずに
、これをさらに電融化させることにより、ペリクレース
結晶粒径を大きくすることができるため、従来の天然マ
グネシアの欠点を完全に解消することができ、その結果
、従来の耐用に比較して大幅な向上を見出したものであ
る。 また、海水マグネシアを電融した電融マグネシアを用い
た場合よりも大幅なコスト低減となり、しかも耐用は海
水マグネシアの電融マグネシアを用いた場合とほぼ同様
のものとすることができ、精錬用取鍋の耐火物原単位が
大幅に向上した。 〔実施例〕 50T取鍋精錬炉(ASEA−8KF炉)のスラグライ
ン部に各煉瓦を施工し、使用した結果から、耐用指数等
を求めて、第1表に示した。 第1表 第1表に示すように、海水マグネシアを原料として形成
させた焼結マグネシアカーボン煉瓦の指数を100とし
て示すと、海水マグネシアを原料とした電融マグネシア
カーボン煉瓦については耐用がかなり良いが(指数=1
41)、コストがそれ以上に高くなるため(指数=19
5)、結果的にはメリットにならないのに対して、天然
マグネシアを原料とした電融マグネシアカーボン煉瓦で
は、耐用も良<((指数=138)、コストもそれほど
上がらないため(指数= 121)、結果的にメリット
となった。 〔発明の効果〕 本発明によれば、天然マグネシアクリンカ−を原料とし
て、電融化させた電融マグネシアカーボン煉瓦をASE
A−5KF炉に用いることによって、従来、ASEA−
5KF鍋の耐用が平均32チヤージであったものが、平
均40チヤージにまで伸ばすことができると共に、それ
ほどコストが上がらず、ASEA−3KF操業における
耐火物の耐用向上及びコスト低減を図ることができた。 また、操業も安定化した。
Claims (1)
- 1 天然マグネサイトを出発原料とする電融マグネシア
を骨材として用いたマグネシアカーボン煉瓦で施工した
ことを特徴とする精錬用取鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1035460A JPH02217353A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 精錬用取鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1035460A JPH02217353A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 精錬用取鍋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217353A true JPH02217353A (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=12442397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1035460A Pending JPH02217353A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 精錬用取鍋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02217353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110002885A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-12 | 辽宁科技大学 | 一种用电弧炉制备含镁铝锆尖晶石电熔镁砂的方法 |
CN110563449A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-13 | 瑞泰马钢新材料科技有限公司 | 一种rh炉用环境友好型镁碳质喷补料及其制备方法 |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1035460A patent/JPH02217353A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110002885A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-12 | 辽宁科技大学 | 一种用电弧炉制备含镁铝锆尖晶石电熔镁砂的方法 |
CN110563449A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-13 | 瑞泰马钢新材料科技有限公司 | 一种rh炉用环境友好型镁碳质喷补料及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Racher et al. | Magnesium aluminate spinel raw materials for high performance refractories for steel ladles | |
Dubreuil et al. | Use of andalusite refractories in ferrous metallurgy | |
JPH02217353A (ja) | 精錬用取鍋 | |
AU648652B2 (en) | Mud for tap hole of blast furnace | |
MXPA02003438A (es) | Resistor para cuerpos de moldeo refractarios y cuerpos de moldeo de ellos. | |
JP2006513125A (ja) | 耐熱性セラミック成形体の製造のための組成物、これから形成される成形体およびその用途 | |
JP4408552B2 (ja) | 炭酸マグネシウムをマグネシア源とするアルミナ−マグネシア質キャスタブル耐火物 | |
JP4347952B2 (ja) | マグネシア・カルシアクリンカーを用いた塩基性不定形耐火物 | |
JPS6142672Y2 (ja) | ||
JPS6143305B2 (ja) | ||
Richmond | Doloma refractories | |
JP2004059390A (ja) | 高炉樋用キャスタブル耐火物 | |
JPH11278918A (ja) | 塩基性耐火物原料ならびに塩基性耐火物およびその製造方法ならびにそれを使用した金属精錬窯炉および焼成炉 | |
JP2003226583A (ja) | 溶銑用不定形耐火物 | |
JP2000128624A (ja) | 塩基性耐火物 | |
JPH11147776A (ja) | 不定形耐火物 | |
Naruse et al. | Progress on Carbon‐Bearing Refractories for the BOF | |
Biswas et al. | Refractories for Iron and Steel Plant | |
JP2003306388A (ja) | 電融スピネル原料及びこれを用いた耐火物 | |
JPS61183175A (ja) | 高密度の耐火物の製造方法及び耐火物 | |
JPH11147755A (ja) | 定形耐火物 | |
JP3354213B2 (ja) | 高耐用性非鉄金属用耐火物 | |
JPS61269968A (ja) | 取鍋の内張り構造 | |
JPH06107451A (ja) | 耐火物 | |
JP3400494B2 (ja) | 溶融金属用塩基性耐火物 |