JPH02217177A - 結束用帯金の多点溶接接合法 - Google Patents

結束用帯金の多点溶接接合法

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JPH02217177A
JPH02217177A JP1039144A JP3914489A JPH02217177A JP H02217177 A JPH02217177 A JP H02217177A JP 1039144 A JP1039144 A JP 1039144A JP 3914489 A JP3914489 A JP 3914489A JP H02217177 A JPH02217177 A JP H02217177A
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JP
Japan
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welding
bands
strength
band
nuggets
Prior art date
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Pending
Application number
JP1039144A
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English (en)
Inventor
Teruo Iwamura
岩村 照夫
Kazunori Fukada
深田 一徳
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Kohan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kohan Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品結束用の帯金(鋼帯、ステンレス帯、銅
帯その他の結束用金属帯をいう〕を用いて物品を結束す
るに際しての帯金の重合部を溶接接合する方法の改善に
関し、より詳しくは、多点スポット溶接におけるナゲツ
トの配列に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、強固な結束を必要とする物品に対して帯金を
用いた結束が実施され、近代物流過程で大きな役割を果
たしてきたが、帯金で部品を回周結縛し強力に引き締め
て、その重合部を接合する方法の1つとして、スポット
溶接による接合が採用され、他の接合法とし、て一般的
にはむしろ多く用いられてきたシールノ゛lチ接合法の
難点、すなわち、帯金の重合部に覆い被ぶせる封緘用シ
ールのコスト的負担増、さらに、重合部に前記シールお
よび該シールに切り込むノ゛ソチの凹凸の好ましくない
介在物としての存在による被結束物品揚湯等の難点が生
じないことから、その接合特性の良好さが見直されて、
現在では相当広く使用されるようになってきた。
一方、近代産業が軽小短薄化の傾向にあるといわれなが
ら、なお重厚長大型産業の衰退は必ずしも影を見せず、
したがって、物流界における結束の強度向上は大きな関
心事であって、結束用帯金の抗張力増大等材質的改善は
可成りの進展が見られるところである。
このような背景から、帯金を用いた結束における溶接接
合技術、特に接合強度の向上に関する技術は、当業者に
とって重要な研究課題として浮上してきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
スポット溶接による帯金結束の強度向上は、抗張力の大
きな帯金の開発と相俟って、溶接接合強度の向上が必要
であるが、従来、その対策としてスボ・シト溶接を多点
化することによって対処してきた。
この多点化は、帯金の長平方向への適用であるため、帯
金スポ・シト溶接に必要な下電極およびバックバーの帯
金下面への介入という機構上の問題から、スポット2点
溶接が最大限であった。なぜならば、帯金の長手方向へ
3点、4点と溶接ナゲツトを形成するためには、帯金で
結縛した物品と該帯金との間に幅広いバ・ツクバーを介
在せしめることになり(帯金引き締め後1点用バックバ
ーを順次移動させることはできない)、結束後前記バッ
クバーを抜去したとき、強力に引き締めた帯金の引締力
を大きく弛緩させることになるがらである。したがって
、バックバーの幅は極カ狭く、でき得れば長平方向に対
して1点スポットと同じ幅に押えて、且つ多点スポット
溶接を実現させることが望まれるものである。
本発明者等は、このような観点から鋭意研究を重ね、遂
に本発明の溶接方法を提供するに至ったものである。
〔問題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、物品を回周して引き締め結束する
帯金の多点溶接接合において、溶接ナゲツトを帯金の幅
方向に多数配列し、スポット溶接でありながら極力シー
ム溶接の概念に近づけることにより帯金溶接接合強度を
ほぼ帯金母材強度まで向上させる方法を採用し、従来の
帯金の長平方向にナゲツトを配列することのスポット点
数増加の限界を打破したことである。
〔作用〕
一般的に多点スポット溶接の引張剪断強さは、帯金幅と
ピッチが強さの飽和する値になっていれば、0行m列に
配置したナゲツトにおいて、1点あたりの引繰剪断強さ
のnxm倍になるとされている。
一方5シーム溶接においては、スポ・シト溶接を連続的
に重ねたものと考えてよい訳で、しかも、その引張剪断
強さは、母材に対し2て100%をまず確保できる点で
ある。
本発明が、帯金の幅方向に、可能な形でスポ・ソト点数
を増加して、スポ・ソト多点溶接を実質的にシーム溶接
に近づけた訳で、その接合強さは、後で実施例において
詳しく説明するけれども、帯金母材強度の98%を達成
し、従来の帯金長手方向への多点スポ・シト溶接が爾後
の帯金引締力の低下を招来する欠陥から達し得ない多点
スポット溶接接合の給金強度向上を、兄事達成したもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施例の1部を、図面とともに詳
しく説明する。
第1図は、帯金8の引締カ弛緩による弊害を無視して実
施した従来方法による帯金8長手方向への3点配列スポ
ット溶接接合の状態を斜視図で示し、第2図は本発明の
方法による帯金8の幅方向への3点スポ・シト溶接の状
態を示す斜視図である。
溶接ナゲツト7の配列が、第1図では長平方向、第2図
においては幅方向ということであるが、実用上この差異
は次の説明によって充分理解されると思う。
すなわち、第3図に従来方法に基づく溶接機構の溶接部
断面(実用上問題があるが説明上掲載)を示し、第4図
に本発明の方法実施のための溶接機構の溶接部断面を第
3図と対比して示し、第5図に第4図の5−5矢視図を
示したが、第3図で判るように、従来例ではバックバー
4が帯金8の長手方向に、スポット打点に応じて広く設
けられ、帯金8と被結束物6との間に介在することを要
しく1点ずつ溶接するものとしても、上電極2の移動は
可能であるがバックパー4および下電極3の移動は、帯
金8の引締後であって不可能である)、溶接完了後のバ
ックバー4抜去に際して大きな力を必要とするとともに
、抜去後帯金8の折角の強い引締力が大きく弛緩により
弱められるものであリ、実用は困難で、従って、更に溶
接ナゲ・ソト4の4点、5点と増加することは不可能で
ある。この現象は被結束物6が円弧状である場合特に顕
著である。
これに対してg4′J4図および第5図で判るように実
施例では帯金8の長手方向に対してバ・ソクバ4の幅は
スポット1点相当分を要するのみで、溶接後のバックパ
ー4抜去による帯金8の弛緩への影響は極めて小さいも
のであり、帯金8への幅方向の溶接ナゲツト7形成は、
図示では3点であるが、帯金8の幅の広さに応じて更に
4点、5点と増加することは容易にでき、溶接接合強度
の増加は、それが飽和するまで可能であり有意である。
実施例における帯金8の幅方向への溶接ナゲ・ソト7形
成は、同時多点の方法でもよく、また上電極2を必要数
設けて1点ずつ順次溶接形成してもよく、更に、上電極
を1点とし、順次移動して溶接形成してもよい。
また、溶接ナゲツト7の径は、本実施例では一般的な6
 ynyn径を採用したが、帯金8の材質、厚みおよび
幅、溶接機構上等の関係から適切なものを選べばよい。
更に、帯金8の材質は、本実施例では鋼帯を使用したが
、ステンレス帯、銅帯、アルミ帯等、溶接可能な金属帯
であれば、結束の要求に応じて何を用いてもよい。
次に、銅帯を用いて、鋼帯厚み0.9 wn 、鋼帯幅
15mm、  19m、  25mm、  32mm 
(以上結束作業に一般的に多く用いられるサイズ)にお
ける溶接ナゲツト数と、接合部の引張剪断強さの対母材
強度比率との関係を第6図に、その引張剪断強さ(絶対
値)との関係を第7図にそれぞれ線図として示し、溶接
ナゲツト7の、銅帯長手方向および幅方向への形成にお
ける溶接接合部の強さの比較を試みた。
画線図で判るように、幅方向への溶接ナゲツト形成が、
極めて高い接合力をもつことが明確に判明するものであ
る。
なお、幅方向と長手方向への溶接ナゲツト配列が、同一
溶接ナゲツト数の場合でも幅方向配列においてやや強い
接合力を持つ傾向が伺われるが、このことは、確立され
た多点スポ・ソト溶接のセオリーを覆すだけの確たる説
明はできないけれども、本発明者において思考するに、
長手方向配列の溶接ナゲツト7は、帯金8の引張荷重の
方向に一直線上に集中配列するため、両端にある溶接ナ
ゲツト7に、瞬間的に負荷集中があり、このため、各1
点の溶接ナゲツト7の持つ引張剪断強さのナゲツト数倍
の実質的発揮がむづかしい状態を生ずるものではないだ
ろうか。これに対して、幅方向配列0) 溶接ナゲツト
7においては、各溶接ナゲツト7が同時に負荷を分担す
るので、溶接ナゲツト数に比例した総合引締剪断強さが
発揮できるものではないだろうか。このように考えられ
なくもないので、駄足ながら付記した。
〔効果〕
本発明の方法を実施することにより、次のような効果が
期待できる。
■ 強固な結束の要求に対して、引締力を弛緩せしめる
ことなく、且つ、被結束物を揚湯することなく達成でき
、帯金強度の向上と相俟って、その母材強度を活かして
強力な結束が可能となった。
■ 帯金の母材強度をほぼ満足する形で溶接接合できる
ので、必要結束強度に対して、帯金の厚み2幅を適切に
選ぶことができ、帯金費用の節減か可能となった。
■ 結束界の渇望する結束強度向上が達成され今後の流
通業界に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、実施困難な従来移11と、本発明の実施例を共
に示し、第1図は従来例のナゲツト配列斜視図、第2図
は実施例におけるナゲツト配列斜視図、第3図は実施困
難な従来例の溶接部機構説明断面図、第4図は実施例に
おける溶接部機構説明断面図、第5図は第4図の5−5
矢視断面図を示す。 第6図および第7図は実施例および従来例における溶接
強度(引張剪断強さ)と帯金幅との関係を示す線図であ
る。 2・・上電極      3・・・下電極・・ ノく 
・ソ り ノく − 6・・被結束物 7・・・溶接ナゲツト 8・・帯金。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 物品を回周して引き締め結束する帯金の多点溶接接合に
    おいて、溶接ナゲットを帯金の幅方向に多数配列し、ス
    ポット溶接でありながら極力シーム溶接の概念に近づけ
    ることにより帯金溶接接合強度をほぼ帯金母材強度まで
    向上させることを特徴とする結束用帯金の多点溶接接合
    法。
JP1039144A 1989-02-17 1989-02-17 結束用帯金の多点溶接接合法 Pending JPH02217177A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5118916A (en) * 1990-11-13 1992-06-02 General Electric Company Cable mounting and removal in fluid flow environment
JP2006198676A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Daihatsu Motor Co Ltd 抵抗溶接用電極、及び、シリーズスポット溶接装置又はインダイレクトスポット溶接装置
CN107914083A (zh) * 2016-10-11 2018-04-17 丰田自动车株式会社 焊接方法和焊接结构

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