JPH02215431A - 浴室ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、浴室壁面に浴室鏡を備えた浴室ユニットに
関するものである。

従来の技術 従来の浴室鏡は、第３図に示すように、洗い場１７に面
する壁面１８に、洗い場１７でイスに腰かけての身体洗
い作業時の目の高さの位置に、はぼ顔部分だけが映るよ
うな大きさの鏡１９を設置したり、あるいは第４図に示
すように、特に、トイレ付浴室の場合には、はぼ壁面全
体を覆うような大きな浴室鏡を備えたものも提案されて
いる。

発明が解決しようとする課題 ところが上記従来の前者の構成のものは、実用的ではあ
るが、浴室内の広がり観を向上させる効果はない。逆に
後者のものは、広がり観は向上するものの、落ちつき観
が阻害されるという欠点がある。すなわち、照明・タオ
ルかけ・ハンドシャワーといったような浴室備品が多く
写される形となり、逆に雑多観を持ち、落ちつき観が低
下するのである。

本発明はこのような問題点を解決するもので、落ちつき
観を阻害することなく、広がり観を演出するようにした
ものである。

課題を解決するだめの手段 上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、洗い場で
の身体洗い作業時に首から上の部分が写る程度の高さで
、洗い場と浴槽の相方にまたがって、浴室の一辺とほぼ
等しい長さの鏡を設けるものである。

作用 この技術的手段における作用は次のようになる。

すなわち、帯状に長い鏡を、はぼ目の高さの位置に設け
ているので、広がり感が向上するとともに、雑多観は低
レベルに押さえられるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

図に示すように、浴槽１と洗い場２、および浴槽１に面
する壁３、洗い場に面する壁４および５、窓６、天井７
、ドア（図示せず）等により浴室は形成される。さらに
浴室備品として天井７には照明器具８、壁４にはハンド
シャワー９と収納パネル１ｏ、壁６にはタオルかけ１１
が備えられる。１２は水栓つまみ１３を取りつける水栓
パネルであシ、その水栓パネル１３のすぐ真上には、浴
室鏡１４が、上下２つの鏡受け１６で固定されている。

浴室鏡１４の大きさは、洗い場２での身体洗い作業時に
首から上の部分が写る程度の高さで、幅は、浴槽に面す
る壁３と洗い場に面する壁４の両方にまだがり、浴室の
一辺とほぼ等しい長さである。また浴室鏡１４が設置さ
れる位置は、洗い場２での身体洗い作業時の目の位置が
浴室鏡１４のほぼセンターにくる所である。

上記構成において、浴槽内での入浴時、および洗い場で
椅子に腰かけての身体洗い作業時に、目の高さに浴室鏡
１３があるため広かシ観が演出され、かつ、照明器具８
、ハンドシャワー９、収納パネル１０．タオルかけ１１
、水洗つまみ１３といったような備品類が、浴室鏡１４
に写りにくい。

以上のように、この実施例によれば、狭い浴室空間を雑
多観を感じさせることなく、広く演出させることが出来
るのである。

なお、本実施例では、浴室鏡を一枚もので設定したがこ
れに限定されるものではなく、たとえば、壁３と壁４と
のつぎめの部分で、浴室鏡を２分割して、２枚構成にし
ても良いのである。また第２図に示すように、浴槽側の
コーナ一部に、たとえばテレビ受像機１６等が組込まれ
る場合は、浴室鏡の幅は、当然、テレビ受像機１６の右
端までになるのである。

発明の効果 以上の前記実施例の説明で明らかなように本発明によれ
ば、洗い場で身体洗い作業時の目の高さの位置に、浴室
鏡を洗い湯温から浴槽側まで、ずっと通して設置してい
るため、浴室備品が浴室鏡に映ることにより落ちつき感
がなくなることを防ぎつつ、狭い浴室空間が広く演出さ
れ、快適なパスライフを得ることができるという効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の浴室ユニットの外観斜視図
、第２図は本発明の他の実施例を示す外観斜視図、第３
図、第４図は従来例の浴室ユニットの外観胴視図である
。 １・・・・・・浴槽、２・・・・・・洗い場、１４・・
・・・・浴室鏡。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
図 １−一一三跳槽 ２−−う先■４ 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗い場と浴槽の相方にのぞむ側壁の浴槽上端部付近レベ
   ルに、所望の高さで、幅が浴室の一辺のほぼ全長に等し
   い長さの浴室鏡を配設した構成とした浴室ユニット。