JPH02214864A - レジスト硬化方法およびその装置 - Google Patents

レジスト硬化方法およびその装置

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JPH02214864A
JPH02214864A JP3682589A JP3682589A JPH02214864A JP H02214864 A JPH02214864 A JP H02214864A JP 3682589 A JP3682589 A JP 3682589A JP 3682589 A JP3682589 A JP 3682589A JP H02214864 A JPH02214864 A JP H02214864A
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JP
Japan
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resist
temperature
heating
contact conduction
curing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3682589A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inami
敬 井波
Hirozo Takegawa
武川 博三
Ryutaro Akutagawa
芥川 龍太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH02214864A publication Critical patent/JPH02214864A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶テレビ、固体撮像素子等に用いる着色フォ
トレジストなどのレジストの硬化方法および装置に関す
る。
従来の技術 従来、ガラス基板上に液状の着色フォトレジストを塗布
した後、このレジストを乾燥硬化しかつレジストのガラ
ス基板への接着性を確保する工程では80℃〜100℃
の比較的高温のホットプレート上にガラス基板を置いて
接触伝導加熱していた。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記の様な硬化方法では、硬化後のレジスト
表面に第4図に示すようなりレータ状の凹凸が発生し表
面平滑性が損なわれ、その結果分光透過率が低下すると
いう問題点があった。  第4図において、1はガラス
基板、2はレジスト、3はレジスト2の膜表面にできた
クレータである。
クレータ3の直径は0.5〜1.0ミクロンで、約0.
2ミクロン程度周囲の正常な膜面よりへこんでおり、ク
レータ3の縁は僅かに盛り上がっている。  これはレ
ジスト2を塗布したガラス基板1を高温のホットプレー
トにのせた時に急激な加熱が行われてレジスト2中に存
在していた微小な気泡が急膨張して突沸現象を呈し、そ
のとき未硬化のレジストの流動を同時に引き起こし、突
沸が終った後表面のレベリングが充分行われないまま硬
化してしまい、その結果クレータ状の凹凸が生成したと
考えられる。レジスト2中の気泡は、スピンナーによる
レジスト塗布時に空気を巻き込んだり、あるいは大気中
に浮遊するダストがその表面に空気を保持したままレジ
スト膜中に侵入することによって存在する。
このように、従来のレジスト硬化方法ではレジスト硬化
後に表面の平滑性が損なわれ、分光透過率が低下する問
題点があった。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解消するため、レジストをガラス
基板上に塗布後、前記基板の裏面ら先ず低温で接触伝導
加熱しレジストに流動性を失わせた後、高温で再び接触
伝導加熱するものである。
又、低温加熱から高温加熱への切り換えは、レジストに
含まれている溶剤濃度又はレジストの膜厚を検出して行
うことができる。
作   用 本発明は上記した方法により基板上に塗布したレジスト
を先ず低温で接触伝導加熱するため、溶剤を徐々に蒸発
させ、レジスト中の気泡の急膨張による突沸現象が起こ
らず、表面の平滑性を保持したまま流動性を失って硬化
し、その後品温で再び接触伝導加熱してレジスト中溶剤
の蒸発除去とレジストのガラス基板に対する接着性を確
保することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。なお、第1図〜第4図において共通する構成要素には
同一番号を付している。
第1図(a)〜(C)は本発明の一実施例におけるレジ
スト硬化方法の工程を示した図である。
第1図(a)  において、4はアルミニウム、銅、鉄
等の熱の良導体よりなり、低温に設定した低温用レジス
ト硬化用ホットプレートであり、ホットプレート表面の
温度を60°Cに設定している。2は、感光性樹脂に顔
料を分散した着色フォトレジストで、例えば富士ハント
エレクトロニクステクノロジー(株)製のカラーモザイ
クCBVである。第1図(a)はこのレジスト2をガラ
ス基板1上にスピンナにより均一に塗布し、かつホット
プレート4上に載せた直後の状態を示している。このと
きレジスト2は未硬化で溶剤成分を多く含んでおり流動
性を有している。
レジスト2はガラス基板1を介してホットプレート4か
ら加熱される。しかし、ホットプレート4の温度が低い
ためガラス基板1の温度上昇はゆるやかである。従って
レジスト2に対する熱流束も小さく、レジスト2中に含
まれた気泡の成長は緩慢で突沸現象も起こらずレジスト
表面の平滑性は保たれたまま硬化する(第1図(b))
次に、このガラス基板1を高温に設定した高温用レジス
ト硬化用ホットプレート5上に置いてレジスト2の再加
熱を行う(第1図(C))。ホットプレート5の温度は
100℃に設定されている。この高温での再加熱は低温
のホットプレート4で充分蒸発しきれなかった溶剤をほ
ぼ完全に除去し、さらに現像時にレジスト膜がガラス基
板1から剥離しないようにレジスト2をガラス基板1と
の接着性を向上させるために必要である。
表は、低温用ホットプレート4(温度TI)と高温用ホ
ットプレート5(温度T2)の設定温度の組合せと、そ
のときのクレータ発生状況を示している。
ホットプレート上に保持する時間は低温用が30秒、高
温用が60秒である。レジスト2は前述のCBVで、膜
厚は硬化後で約2ミクロンである。
(シズ下仔b) 表 クレータ発生状況 表かられかるように、低温用ホットプレート4の温度T
1が70°C以下でクレータは発生していない。低温用
ホットプレート4で加熱する時間は30秒で、この間に
レジスト2は硬化を終了し流動性がなくなり、高温用ホ
ットプレート5 (100°C)で再加熱してもクレー
タは発生しない。
なお、低温用ホットプレート4の温度はここでは70℃
以下が適していたが、この温度はレジスト2に含まれる
溶剤の種類、レジスト2の膜厚によって種々に変わりう
る数値である。また、本実施例では低温用と高温用と二
つホットプレート4.5を設けたが、一つのホットプレ
ートで低温と高温を時間的に変化させてもよい。
第2図はレジスト2に含まれる溶剤濃度を検出する機能
を付加したレジスト硬化装置の一例である。溶剤濃度を
検出する方法として溶剤の成分分子の赤外線に対する吸
収特性を利用するF’r−IR(フーリエ変換赤外吸収
分析法)をここでは用いている。
第2図において、6はFT−IR光学系で、赤外線7を
レジスト膜2に照射し反射光7′を受光し、FT−IR
演算処理部8で溶剤成分分子による吸収度合から溶剤濃
度を計測する。9は設定温度が可変のホットプレートで
、レジスト2を塗布されたばかりのガラス基板1を置く
ときは低温に設定されている。溶剤濃度の値はコントロ
ーラ10に入力され、規定値以下の溶剤濃度になった場
合、即ちレジストに流動性がなくなったことを検知して
、ホットプレート9に埋め込まれたヒータ11に供給す
る電力を変化させホットプレート9の温度を高温にして
再加熱を行う。
また第3図はレジストの流動性がなくなったことの判定
手段として、レジスト2の膜厚変化を利用するレジスト
硬化装置の一例である。レジスト2は重量割合で75%
の溶剤を含んでおり、従ってレジスト2を硬化させる前
と、加熱が始まり溶剤が蒸発してレジスト2の流動性が
失われたときとでは膜厚が1/4に減少することになる
。12はレーザ変位計で、レーザ光13をレジスト2の
表面に照射しその表面からの反射光13゛を検出し、演
算処理器14でレジスト2の膜厚を計算するもので、レ
ジスト2の膜厚が約1/4に減少したとき、演算処理器
14と接続されたコントローラ15はホットプレート9
に埋め込まれたヒータ11に供給する電力を変化させ、
ホットプレート9の温度を高温にして再加熱を行う。レ
ジストの流動性が失われる時間はレジストの溶剤種類、
塗布膜厚等により変化するが、これら第2図および第3
図に示した硬化装置を用いた方法によれば自動的にしか
も効率的に低温加熱と甚温による再加熱が行える。
発明の効果 本発明はガラス基板等の上に均一にレジストを塗布した
後、ガラス基板裏面より低温で接触伝導加熱するため、
レジスト表面にクレータを生じることなく硬化すること
ができ、さらに高温で再び接触伝導加熱することにより
レジストとガラス基板との接着性も確保することができ
、安定で信頼性のあるレジスト膜を基板上に形成できる
また、レジストの流動性がなくなったことを溶剤濃度の
減少あるいは膜厚の減少によって判定し、低温での接触
伝導加熱時間を制御することができ、レジスト硬化を効
率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は本発明の一実施例におけるレジ
スト硬化方法を示す工程図、第2図はレジスト中の溶剤
濃度を検出しホットプレート温度を制御する機能を付加
したレジスト硬化装置の一例の構成図、第3図はレジス
トの膜厚を検出しホットプレート温度を制御する機能を
付加したレジスト硬化装置の一例の構成図、第4図は従
来の硬化方法による場合のレジスト表面のクレータを示
す断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・レジスト、3・・・クレ
ータ、4・・・低温用ホットプレート、5・・・高温用
ホットプレート、6・・・FT−IR光学系、9・・・
設定温度可変ホットプレート、12・・・レーザ変位計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レジストを基板上に塗布し、前記基板の裏面から
    先ず低温で接触伝導加熱しレジストの流動性を失わせた
    後、高温で再び接触伝導加熱を行うことを特徴とするレ
    ジスト硬化方法。
  2. (2)低温で接触伝導加熱する際に、レジストに含まれ
    ている溶剤濃度を検出することを特徴とする請求項1記
    載のレジスト硬化方法。
  3. (3)低温で接触伝導加熱する際に、レジスト膜の膜厚
    を検出することを特徴とする請求項1記載のレジスト硬
    化方法。
  4. (4)レジストを塗布された基板の裏面に接触して伝導
    加熱する加熱温度調節可能な加熱手段と、レジストに含
    まれている溶剤濃度を検出する手段とを備えたことを特
    徴とするレジスト硬化装置。
  5. (5)請求項4記載のレジスト硬化装置における溶剤濃
    度検出手段に代えて、レジストの膜厚を検出する手段を
    備えたことを特徴とするレジスト硬化装置。
JP3682589A 1989-02-15 1989-02-15 レジスト硬化方法およびその装置 Pending JPH02214864A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07135171A (ja) * 1993-05-20 1995-05-23 Tokyo Electron Ltd 塗膜の処理方法及び処理装置
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