JPH02214066A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野］ 本発明は、カラー画像信号を磁気記録媒体に記録する磁
気記録装置に関するものである。 ［従来の技術］ 画像信号を磁気記録媒体に記録し、再生する磁気記録再
生装置としては、例えば塗布型メタル媒体を用いて、静
止画像信号の記録再生を行う電子スチルビデオ装置等が
知られている。前記メタル媒体は電磁変換時に高域周波
数成分の出力が低下する電磁変換特性を有しており、Ｆ
Ｍ変調された画像信号該メタル媒体を用いて記録再生時
におけるＦＭ復調時にいわゆる反転現象が発生する場合
がある。そこで従来は該反転現象の発生を防止するため
’ｅ　Ｆ　Ｍ変調画像信号の高域周波数成分を強調する
ような周波数特性を有するイコライザー回路（等化器）
を設けていた。 しかし、このイコライザー回路はもともとＣ／Ｎ　（キ
ャリア対雑音）比の悪い周波数帯域（すなわち、高域周
波数成分）を強調しているので、その結果ＦＭ復調後の
信号のＳ／Ｎ　（信号対雑音）が劣化してしまうという
欠点があった。 そこで、最近では高域周波数特性のよいＣ６−Ｃ，（コ
バルト−クロム）を主体とした磁気記録媒体とを用いて
画像信号をフェライト磁気ヘッドにより該磁気記録媒体
に記録再生することが考えられている。この磁気記録媒
体を用いて、画像信号の記録再生を行なうと、前記反転
現象に対する余裕度が増し、そのためＦＭ復調時の信号
のＳ／Ｎが向上するという利点がある。

【発明が解決しようとする課題】

しかしながら、Ｃ０−Ｃ，を主体とした磁気記録媒体は
、従来の塗布型メタル媒体に比べて低域周波数帯域の出
力が低下する電磁変換特性を有しているので、特に周波
数帯域の低いＦＭ変調色差信号のレベルの低下を招き、
ひいてはＦＭ復調後の色差信号のＳ／Ｎを劣化させてし
まうという欠点があった。 そこで、本発明の目的は、上述の欠点を除去し、カラー
画像信号を劣化させることなく、磁気記録媒体に記録す
ることができる磁気記録装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段１ かかる目的を達成するために、本発明の磁気記録装置は
、磁気記録媒体に画像信号の記録を行う装置であって、
色差信号を高域周波数帯域に変換して、輝度信号と色差
信号とを前記磁気記録媒体上の別々のトラックに記録す
る記録手段を具備したものである。 ［作　用］ 本発明は、上記構成により、輝度信号と色差信号とを磁
気記録媒体上の別々のトラックに記録し、かつその記録
に際して色差信号を高域周波数帯域に変換して記録する
ようにしたので、色差信号の出力低下を防止し、カラー
画像信号を劣化させずに記録することができる。 ［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 第１図は本発明の一実施例としての磁気記録再生装置の
回路構成を示す図である。本図において、１１は輝度信
号Ｙの入力端子、１２は輝度信号のプリエンファシス回
路、１３は輝度信号のＦＭ変調器、１９は記録増幅器で
ある。１５．１４はそれぞれ色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙの
入力端子、１６は色差信号の線順次化スイッチ、Ｉ７は
色差線順次信号用のプリエンファシス回路、１８は色差
線順次信号のＦＭ変調器、２０は記録増幅器である。 また、２１は記録動作と再生動作との切替を行う記録・
再生切替スイッチ、２２は記録・再生磁気ヘッドのヘッ
ドブロック、２３は第１磁気ヘツド、２４は第２磁気ヘ
ツドである。 また、２５は第１磁気ヘツド２３により再生される再生
輝度信号を増幅する前置増幅器（プリアンプ）、２７は
第１磁気ヘツド２３により再生された再生輝度信号用の
イコライザー回路、２８はＦＭ復調器、２９はデイエン
ファシス回路である。２６は第２磁気ヘツト２４により
再生される再生色差線順次信号を増幅する前置増幅器（
プリアンプ）、３０は第２磁気ヘツド２４により再生さ
れた再生色差線順次信号用のイコライザー回路、３１は
ＦＭ復調器、３２はデイエンファシス回路、３３はＩＨ
（１水平走査期間）のデイレーライン、３４はデイエン
ファシス回路３２の出力とＩＨのデイレーライン３３の
出力とを用いて色差線順次信号を同時化する同時化スイ
ッチである。 さらに、記録増幅器２０の前段に設けた３５は３ｆｓｃ
（ｆｓｃは色副搬送波周波数）、すなわち、１０．７帽
（２の周波数を持つバイアス１８号を発生するＡＣバイ
アス発生回路、３６は前記ＡＣバイアス発生回路３５よ
り発生される３　ｆｓｃのバイアス信号とＦＭ変調器１
８の出力信号とを加算する加算器であり、加算器３６の
出力は記録増幅器２０に供給される。 第１図において、記録動作時に入力端子１１から人力さ
れる輝度信号Ｙは、プリエンファシス回路１２により高
域周波数成分が強調された後、ＦＭ変調器１３によりＦ
Ｍ変調され、ＦＭ変調輝度信号として出力される。 そして、ＦＭ変調器１３より出力されるＦＭ変調輝度信
号は記録増幅器１９で増幅された後、不図示のシステム
コントローラからの指示により記録動作時には図中のＲ
側に接続されている記録・再生切替スイッチ２１を介し
て、フェライト磁気ヘッドである第１磁気ヘツド２３に
よりＣ８−〇ｒを主体とする不図示の磁気記録媒体上の
所定のトラックに記録される。 一方、記録動作時に入力端子１４と１５より人力される
２つの色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−ＹはＩＨ期間毎にＲ−Ｙ、
Ｂ−Ｙを切換えて出力する線順次化スイッチ１６により
周知の色差線順次（ｉ号に変換された後、プリエンファ
シス回路１７により高域周波数成分が強調され、さらに
ＦＭ変調器１８によりＦＭ変調され、ＦＭ変調色差線順
次信号として出力される。そして、ＦＭ変調器１８より
出力されるＦＭ変調色差線順次信号は加算器３６により
ＡＣバイアス発生回路３５より出力される３　ｆｓｃの
バイアス信号と加算され、記録増幅器２０で増幅された
後、前述のように図中のＲ側に接続されている記録・再
生切替スイッチ２１を介してフェライト磁気ヘッドであ
る第２６１１気へラド２４により、前記磁気記録媒体上
の前記第１磁気ヘツド２３により記録するトラックとは
別のトラック上に記録される。 上述のようにして、磁気記録媒体に記録される信号の周
波数アロケーションを第２図に示す。第２図に示すよう
に第１６ｉ１気ヘツド２３は、輝度信号のシンクチップ
周波数が６．０ＭＨｚ、デビエーションが１．５ＭＨｚ
となるようにＦＭ変調して記録し、第２磁気ヘツド２４
は、２種類の色差信号であるＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号
のＦＭ中心周波数がそれぞれ４．７９５ＭＨ２と、４．
８９５Ｍ１ｌＺとなるようにＦＭ変調して記録する。こ
れは従来の電子スチルビデオカメラのフォーマットにお
けるＲ−Ｙ信号およびＢ−Ｙ信号のＦＭ中心周波数の１
．２Ｍｆｌｚおよび１．３ＭＨｚに比べて、色副搬送波
周波数ｆ　ｃ　＝３．５７９５Ｍ）Ｉｚ分だけ高い周波
数となっている。 次に、上述のように輝度信号と色差信号とを記録再生す
る磁気ヘッド２３．２４の構造例について、第３図を参
照して説明する。第３図において、１０１、１０３．１
０４，１０６はフェライトで形成される磁性体、１０２
．１０５は非磁性体である。１０１．１０２゜１０３　
により第１磁気ヘツド２３を形成する。　１０７は第１
磁気へラド２３のギャップを示す。また１０４゜１０５
、１０６により第２１ｉｉ！気へラド２４を形成する。 １０８は第２磁気ヘツド２４のギャップを示す。 なお、ＦＭ変調色差線順次信号は、ＡＣバイアス発生回
路３５から出力されるｌｏ、７ＭＨｚのバイアス信号と
加算器３６において加算されることにより、第２磁気ヘ
ツド２４に同時に印加され、磁気記録媒体にＡＣバイア
ス記録される。このとき、磁気記録媒体上に形成される
トラック幅は１００μｍである。 上述のようにして磁気記録媒体上に色差線順次信号が記
録された後、第３図に示すように６０μｍの幅を持ち、
所定のアジマス角のついた第１磁気ヘツド２３によりＦ
Ｍ変調輝度信号が記録される。 なお、前述のようにして磁気記録媒体上に記録された色
差線順次信号のうち輝度信号が重ね記録される部分は消
去されてしまうので、最終的には輝度信号が記録される
トラックはトラック幅が６０μｍで、かつアジマスが付
いた状態で、また、色差線順次信号が記録されるトラッ
クはトラック幅が４０μｍでかつ、アジマスが付いてい
ない状態で形成される。 次に、再生動作について説明する。 第１磁気ヘツド２３で再生された信号は、不図示のシス
テムコントローラからの指示により再生動作時には図中
のＰ側に接続されている記録再生切替スイッチ２１を介
して前置増幅器２５に供給され、増幅される。前置増幅
器２５の出力はイコライザー回路２７によって再生等化
された後、ＦＭ復調器２８においてＦＭ復調され、デイ
エンファシス回路２７において記録時に行われたエンフ
ァシス処理とは逆の特性を持つデイエンファシス処理が
施されることによって、再生時に発生される雑音が抑圧
され、もとの輝度信号に復元され、出力される。 一方、第２磁気ヘツド２４で再生された信号は上記と同
様に図中のＰ側に接続されている記録再生切替スイッチ
２１を介して前置増幅器２６に供給され、増幅された後
、イコライザー回路３０で再生等化されてからＦＭＭ調
器３１においてＦＭ復調される。そして、ＦＭ復復調暮
夏１ＦＭ復調された信号はデイエンファシス回路３２に
おいて、記録時に行われたエンファシス処理とは逆の特
性を持つデイエンファシス処理が施されることによって
、再生時に発生される雑音が抑圧される。そしてデイエ
ンファシス回路３２の出力は、同時化スイッチ３４に供
給されると共にＩＨデイレーライン３３にも供給される
。同時化スイッチ３４はＩＨ前の信号であるＩＨデイレ
ーライン３３の出力とデイエンファシス回路３２の出力
とを用いて前置補間による色差線順次信号の同時化を行
ない、もとの色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙを出力する。 以上説明したように、本実施例においては、Ｃ，−Ｃ，
を主体とした磁気記録媒体と比較的廉価なフェライトヘ
ッドとを用いることにより電磁変換特性の高域周波数特
性を改善するとともに、輝度信号と色差信号とを別々の
トラックに記録するようにしたので、特性の悪い低域周
波数帯域を使用することなく、画像信号を記録再生する
ことができ、ＦＭ復調後の輝度信号と色差信号のＳ／Ｎ
を改善することがで参るという効果が得られる。 また、第３図に示すようなコンビネーションリングヘッ
ドを用いれば、磁気記録媒体上に精度よく２本のトラッ
クのトラックパターンを形成することができる。 ［発明の効果］ 以上説明してきたように、本発明によれば、カラー画像
信号を劣化させることなく、磁気記録媒体に記録するこ
とができる磁気記録装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としての磁気記録再生装置の
回路構成を示すブロック図、 第２図は第１図に示した回路で磁気記録媒体上に記録さ
れる信号の周波数アロケーションを示す図、 第３図は第１図の第１磁気ヘツドと第２磁気ヘツドの構
造例を示す平面図である。 １０１．１０３４０４．１０６・・・フェライト磁性体
、１０２　、１０５・・・非磁性体、 １０７．１０８−・・ギャップ。 １６・・・線順次化スイッチ、 １２．１７・・・プリエンファシス回路、１３．１８・
・・ＦＭ変調器、 １９．２０−・・記録増幅器、 ２１・・・記録・再生切替スイッチ、 ２３．２４・・・磁気ヘッド、 ２５．２６・・・前置増幅器、 ２７．３０・・・イコライザー回路、 ２８．３１・・・ＦＭ復調器、 ２９．３２・・・デイエンファシス回路、３３・・・Ｉ
Ｈのデイレーライン、 ３４・・・同時化スイッチ、 ３５・・・ＡＣバイアス発生回路、 ３６・・・加算器、 第 図 叡化イＪｉＪ　／）磁気へ・ドρ祷逢ａ”盲１をホーａ
−子“ｉ図第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）磁気記録媒体に画像信号の記録を行う装置において
   、 色差信号を高域周波数帯域に変換して、輝度信号と前記
   色差信号とを前記磁気記録媒体上の別々のトラックに記
   録する記録手段を具備したことを特徴とする磁気記録装
   置。