JPH02213607A - 触媒燃焼装置の製造法 - Google Patents
触媒燃焼装置の製造法Info
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- JPH02213607A JPH02213607A JP1030674A JP3067489A JPH02213607A JP H02213607 A JPH02213607 A JP H02213607A JP 1030674 A JP1030674 A JP 1030674A JP 3067489 A JP3067489 A JP 3067489A JP H02213607 A JPH02213607 A JP H02213607A
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Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、触媒燃焼装置およびその製造法に係り、特に
特別の予熱装置を設けることなく安定した起動、燃焼を
継続できる触媒燃焼装置およびその製造法に関する。
特別の予熱装置を設けることなく安定した起動、燃焼を
継続できる触媒燃焼装置およびその製造法に関する。
ガス状燃料を燃焼させる方式としては、これまでバーナ
による燃焼がよく知られている。この方式による燃焼で
は、燃料と空気を予めまたはバーナ先端で混合し、適切
な空気と燃料の混合割合に調整することにより、火炎を
保持し、安定に燃焼を継続させている。したがって、燃
料の種類により適切な空燃比があり、例えばメタン、プ
ロパンでは1.0〜1.2程度、−酸化炭素では1.0
〜2.0程度と言われている。また燃料の発熱について
も、火炎を保持し、自燃しかつ安定燃焼させるためには
、最低800〜1000 Kc a l−/rrfN以
上は必要であるとされている。
による燃焼がよく知られている。この方式による燃焼で
は、燃料と空気を予めまたはバーナ先端で混合し、適切
な空気と燃料の混合割合に調整することにより、火炎を
保持し、安定に燃焼を継続させている。したがって、燃
料の種類により適切な空燃比があり、例えばメタン、プ
ロパンでは1.0〜1.2程度、−酸化炭素では1.0
〜2.0程度と言われている。また燃料の発熱について
も、火炎を保持し、自燃しかつ安定燃焼させるためには
、最低800〜1000 Kc a l−/rrfN以
上は必要であるとされている。
一方、近年触媒を用いた触媒燃焼方式が提案され、自動
車用浄化触媒等で実用化されている。この触媒燃焼方式
の代表的なシステムを第6図に示す。図において、燃料
配管4から供給された燃料は、空気配管7から熱交換器
19を経て供給される空気と混合された後、触媒層2に
供給されて燃焼が行われる。この触媒燃焼方式は、(1
)100〜200Kcaffi/mN以下というような
低カロリーガスの燃焼が可能、(2)低酸素、すなわち
理論酸素での燃焼が可能、(3)火炎がなくNOxが低
い等の優れた特徴を有している。
車用浄化触媒等で実用化されている。この触媒燃焼方式
の代表的なシステムを第6図に示す。図において、燃料
配管4から供給された燃料は、空気配管7から熱交換器
19を経て供給される空気と混合された後、触媒層2に
供給されて燃焼が行われる。この触媒燃焼方式は、(1
)100〜200Kcaffi/mN以下というような
低カロリーガスの燃焼が可能、(2)低酸素、すなわち
理論酸素での燃焼が可能、(3)火炎がなくNOxが低
い等の優れた特徴を有している。
触媒燃焼方式においては、燃焼を完全に行うために、触
媒層の温度を一定温度以上に保持する必要があり、この
ため燃料と酸素含有ガスの混合ガスをあらかじめ触媒の
燃焼開始温度まで予熱する予熱方式や、起動時のみ触媒
層を加熱し、安定に触媒燃焼できる温度(約400〜6
00°C)まで触媒層が昇温されたら予熱なしに前記混
合ガスを供給する自燃方式が知られている(特開昭58
−81427号、特願昭60−24690号、特願昭5
9−106238号、特開昭57−21716号、特開
昭58−86314号等)。
媒層の温度を一定温度以上に保持する必要があり、この
ため燃料と酸素含有ガスの混合ガスをあらかじめ触媒の
燃焼開始温度まで予熱する予熱方式や、起動時のみ触媒
層を加熱し、安定に触媒燃焼できる温度(約400〜6
00°C)まで触媒層が昇温されたら予熱なしに前記混
合ガスを供給する自燃方式が知られている(特開昭58
−81427号、特願昭60−24690号、特願昭5
9−106238号、特開昭57−21716号、特開
昭58−86314号等)。
一方、都市ガス等のバーナに用いられる炎口板に触媒を
担持させ、この触媒担持炎口板の貫通口に混合ガスを通
過させ、炎口板の出口で点火せしめ、炎口板出口表面に
火炎を形成させ、炎口板を直接昇温赤熱させ触媒担持層
(炎口板)を予熱する方法(特開昭57〜70309号
)、さらに炎口板の形状について、混合ガスの炎口板前
流への逆火防止のため入口側の面積を小さくした構造が
提案されている(特開昭59−70307号、特開昭5
8−62416号)。
担持させ、この触媒担持炎口板の貫通口に混合ガスを通
過させ、炎口板の出口で点火せしめ、炎口板出口表面に
火炎を形成させ、炎口板を直接昇温赤熱させ触媒担持層
(炎口板)を予熱する方法(特開昭57〜70309号
)、さらに炎口板の形状について、混合ガスの炎口板前
流への逆火防止のため入口側の面積を小さくした構造が
提案されている(特開昭59−70307号、特開昭5
8−62416号)。
また、上記の触媒層の製造法は一最に公知のように、ハ
ニカム状、または球状のサポート基材の表面に高比表面
積のT−アルミナ等の触媒担体をコーティング、吹付は
付着または塗布し、これに触媒成分を含浸し、または触
媒成分を予め触媒担体に混合し担持させている。またコ
ニティング等の担体を基材表面に付着させるに際しては
、付着層の厚みを一定とし、余分な付着物を除去するよ
う空気等でブローし均一に付着させている。
ニカム状、または球状のサポート基材の表面に高比表面
積のT−アルミナ等の触媒担体をコーティング、吹付は
付着または塗布し、これに触媒成分を含浸し、または触
媒成分を予め触媒担体に混合し担持させている。またコ
ニティング等の担体を基材表面に付着させるに際しては
、付着層の厚みを一定とし、余分な付着物を除去するよ
う空気等でブローし均一に付着させている。
〔発明が解決しようとする課題]
上記の自燃方式における従来技術では、炎口板をそのま
ま用いた場合、触媒燃焼時は貫通穴の径が小さく開口面
積が小さいため、混合ガス炎目板通過時の圧力を員失が
大きくなり、さらに投入混合ガス量が少ないという問題
があった。また、炎口板の貫通穴径を大きくしたり、ま
たはいわゆるハニカム状触媒を用い、開口面積を大きく
すると圧力損失は小さくなるが、起動時の炎口板出口表
面での火炎の保持が困難となり、火炎が表面から剥離し
て予熱時間が長くなってしまう。さらに表面燃焼から触
媒燃焼へ移行する際、特に水素等のよく燃焼するガスを
含有したガス燃料を用いた場合、しばしば逆火を引き起
こす欠点があった。
ま用いた場合、触媒燃焼時は貫通穴の径が小さく開口面
積が小さいため、混合ガス炎目板通過時の圧力を員失が
大きくなり、さらに投入混合ガス量が少ないという問題
があった。また、炎口板の貫通穴径を大きくしたり、ま
たはいわゆるハニカム状触媒を用い、開口面積を大きく
すると圧力損失は小さくなるが、起動時の炎口板出口表
面での火炎の保持が困難となり、火炎が表面から剥離し
て予熱時間が長くなってしまう。さらに表面燃焼から触
媒燃焼へ移行する際、特に水素等のよく燃焼するガスを
含有したガス燃料を用いた場合、しばしば逆火を引き起
こす欠点があった。
一方、炎口板の入口の面積を小さくした場合、圧力損失
は若干増すものの、逆火は起こしにくく改善されてはい
るが、表面燃焼時の火炎の保持は困難であり、予熱時間
が長くなる欠点は改善されなかった。
は若干増すものの、逆火は起こしにくく改善されてはい
るが、表面燃焼時の火炎の保持は困難であり、予熱時間
が長くなる欠点は改善されなかった。
さらに、従来の触媒燃焼装置の製造法では、触媒層が特
殊形状の場合は、所望の形状の触媒層を得ることが困難
である。
殊形状の場合は、所望の形状の触媒層を得ることが困難
である。
本発明の第1の目的は、燃焼容量を大きくするとともに
起動時間を短くし、また逆火が生じることなく安定な燃
焼を維持することができる触媒燃焼装置を提供すること
にある。
起動時間を短くし、また逆火が生じることなく安定な燃
焼を維持することができる触媒燃焼装置を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、上記触媒燃焼装置を容易に得る
ことができる触媒燃焼装置の製造法を提供することにあ
る。
ことができる触媒燃焼装置の製造法を提供することにあ
る。
本発明の第3の目的は、さらに触媒燃焼装置の触媒層出
口のガス流路の径を均一にするとともに、任意の長さに
することが容易な触媒燃焼装置の製造法を提供すること
にある。
口のガス流路の径を均一にするとともに、任意の長さに
することが容易な触媒燃焼装置の製造法を提供すること
にある。
本発明の第1は、複数のガス流路を有する担体に触媒成
分を担持させて形成した触媒層に、燃料と酸素含有ガス
との混合ガスを供給して燃焼するものにおいて、前記触
媒層は、ガス流れ方向に順次、触媒を担持しない無触媒
層部および触媒を担持した触媒層部を有し、該触媒層部
のガス出口側にガス流路の径を小さくした断面積縮小部
を設けたことにより達成される。
分を担持させて形成した触媒層に、燃料と酸素含有ガス
との混合ガスを供給して燃焼するものにおいて、前記触
媒層は、ガス流れ方向に順次、触媒を担持しない無触媒
層部および触媒を担持した触媒層部を有し、該触媒層部
のガス出口側にガス流路の径を小さくした断面積縮小部
を設けたことにより達成される。
本発明の第2の目的は、触媒担体スラリ液の濃度を15
〜50重量%に調整し、該スラリ液にサポート基材を、
ガス人口側無触媒層部の所定高さより2〜3mm下面ま
で浸した後、サポート基材を引き上げて静置し、無触媒
層部と触媒層部を一体的に形成することにより達成され
る。
〜50重量%に調整し、該スラリ液にサポート基材を、
ガス人口側無触媒層部の所定高さより2〜3mm下面ま
で浸した後、サポート基材を引き上げて静置し、無触媒
層部と触媒層部を一体的に形成することにより達成され
る。
本発明の第3の目的は、触媒担体スラリ液の濃度を15
〜50重量%に調整し、該スラリ液にサポート基材を、
ガス入口側無触媒層部の所定高さより2〜3 mm下面
まで浸した後、サポート基材を引き上げて一次乾燥した
後、再度ガス出口側から2〜3mmまでの高さを前記ス
ラリ液に浸した後、スラリ液より引き上げて静置するこ
とにより達成される。
〜50重量%に調整し、該スラリ液にサポート基材を、
ガス入口側無触媒層部の所定高さより2〜3 mm下面
まで浸した後、サポート基材を引き上げて一次乾燥した
後、再度ガス出口側から2〜3mmまでの高さを前記ス
ラリ液に浸した後、スラリ液より引き上げて静置するこ
とにより達成される。
本発明の触媒燃焼装置の製造法に用いる触媒担体スラリ
液の濃度は15〜50重量%、好ましくは20〜30重
量%である。スラリ濃度が15重量%未満では、スラリ
液中にサポート基材を所定の長さまで浸しても、サポー
ト基材の吸水性による毛細管現象のため無触媒層とすべ
き部分までスラリか付着し、またより下面まで浸したと
しても触媒層本体部のコーティング厚みが一定せず、さ
らに触媒層をスラリ液から引き上げたとき、出口部の面
積縮小部が形成されないかまたは不十分となる。またス
ラリ濃度が50%を超えると、スラリ液の粘性、表面張
力が大きくなりすぎるため、ハニカム状サポート基材の
開口部上部へスラリ液が上昇せず、安定したコーティン
グが達成されない。
液の濃度は15〜50重量%、好ましくは20〜30重
量%である。スラリ濃度が15重量%未満では、スラリ
液中にサポート基材を所定の長さまで浸しても、サポー
ト基材の吸水性による毛細管現象のため無触媒層とすべ
き部分までスラリか付着し、またより下面まで浸したと
しても触媒層本体部のコーティング厚みが一定せず、さ
らに触媒層をスラリ液から引き上げたとき、出口部の面
積縮小部が形成されないかまたは不十分となる。またス
ラリ濃度が50%を超えると、スラリ液の粘性、表面張
力が大きくなりすぎるため、ハニカム状サポート基材の
開口部上部へスラリ液が上昇せず、安定したコーティン
グが達成されない。
〔作用]
触媒層の出口面を絞り、開口面積を小さくすることによ
り触媒層出口面の噴出口部に渦流を生じ、火炎が保持さ
れるので、火炎が炎口板出口面より剥離することがない
。また、出口部のみを絞っているので炎口板通過時の圧
力損失も比較的小さくてすむ。
り触媒層出口面の噴出口部に渦流を生じ、火炎が保持さ
れるので、火炎が炎口板出口面より剥離することがない
。また、出口部のみを絞っているので炎口板通過時の圧
力損失も比較的小さくてすむ。
また、触媒層は、無触媒層部と触媒層部からなる構成と
なっており、触媒層部では、燃料ガスが燃焼し触媒層そ
のものを加熱昇温することとなるが、この熱量の一部は
触媒層入口側の無触媒層部に伝導により伝えられ、無触
媒層部も昇温される・こととなる。一方、燃焼装置に供
給される低温の混合ガスは、触媒層入口側から触媒層部
に到るまでの無触媒層部において輻射、対流によって昇
温されるので、反対に無触媒層部は冷却されることとな
る。このため第5図に示すように、触媒層入口面の温度
は低下し、入口面前流の混合ガスは、無触媒層部のない
従来の場合(破線)に較べ無駄に昇温されることかない
。したがって、炎口板入口面側にハニカム状または炎口
板により細分化された無触媒層部を形成することにより
、前記触媒層入口前流の混合ガスの温度は、自然発火温
度以下となり、さらに無触媒層部の混合ガスの通路は細
分化されているので、水平面方向へ火炎が伝播すること
がなく、水素等の易触媒燃焼性ガス燃料でも逆火が生じ
にくい。
なっており、触媒層部では、燃料ガスが燃焼し触媒層そ
のものを加熱昇温することとなるが、この熱量の一部は
触媒層入口側の無触媒層部に伝導により伝えられ、無触
媒層部も昇温される・こととなる。一方、燃焼装置に供
給される低温の混合ガスは、触媒層入口側から触媒層部
に到るまでの無触媒層部において輻射、対流によって昇
温されるので、反対に無触媒層部は冷却されることとな
る。このため第5図に示すように、触媒層入口面の温度
は低下し、入口面前流の混合ガスは、無触媒層部のない
従来の場合(破線)に較べ無駄に昇温されることかない
。したがって、炎口板入口面側にハニカム状または炎口
板により細分化された無触媒層部を形成することにより
、前記触媒層入口前流の混合ガスの温度は、自然発火温
度以下となり、さらに無触媒層部の混合ガスの通路は細
分化されているので、水平面方向へ火炎が伝播すること
がなく、水素等の易触媒燃焼性ガス燃料でも逆火が生じ
にくい。
また、上記触媒層の製造においては、該触媒層がガス人
口側に無触媒層部を、出口側に断面積縮小部をもつとい
う特殊形状であるため、通常は2〜10重量%程度であ
るスラリ濃度を15〜50重量%にすることにより、ス
ラリ液の粘度が上昇し、表面張力も大きくなるので、毛
細管現象の作用が小さく抑えられ、スラリ液に浸す高さ
に応じ触媒担体がコーティングされ、無触媒層部が形成
される。また、表面張力が大きくなることから、触媒層
をスラリ液より引き上げたとき、出口部下端が雨滴状を
なしく第9図)、充分なる断面積縮小が達成される。さ
らに、引き上げた触媒層を出口部を下端として、例えば
ハトロン紙等の油性紙上に置くことにより、触媒層から
水分の急速なる除去がなく、徐々に吸水していくので断
面積縮小部の形状が破壊されず残留し、また紙等の平面
上に置くことにより出口部端面が平面となるので、焼成
後の加工が不要となる。
口側に無触媒層部を、出口側に断面積縮小部をもつとい
う特殊形状であるため、通常は2〜10重量%程度であ
るスラリ濃度を15〜50重量%にすることにより、ス
ラリ液の粘度が上昇し、表面張力も大きくなるので、毛
細管現象の作用が小さく抑えられ、スラリ液に浸す高さ
に応じ触媒担体がコーティングされ、無触媒層部が形成
される。また、表面張力が大きくなることから、触媒層
をスラリ液より引き上げたとき、出口部下端が雨滴状を
なしく第9図)、充分なる断面積縮小が達成される。さ
らに、引き上げた触媒層を出口部を下端として、例えば
ハトロン紙等の油性紙上に置くことにより、触媒層から
水分の急速なる除去がなく、徐々に吸水していくので断
面積縮小部の形状が破壊されず残留し、また紙等の平面
上に置くことにより出口部端面が平面となるので、焼成
後の加工が不要となる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す燃焼装置の全体構成
図である。
図である。
この触媒燃焼装置1は、触媒層2と、触媒層2の前流に
混合ガスの偏流を防止する偏流防止部材3と、偏流防止
部材3の前流側に混合ガスを供給する燃料配管4および
空気配管7とから主として構成される。燃料配管4には
制御弁5および燃料遮断弁6が、燃焼用空気配管7には
制御弁8および必要に応じ送風機9が設置される。第2
図は触媒層2の詳細断面図、第4図は第2図のA−A断
面図である。第2図において、触媒層2は、混合ガス入
口側の触媒を担持しない無触媒層部16と、中央部以降
の触媒を担持した触媒層部17と出口側断面積縮小部1
8とからなる。
混合ガスの偏流を防止する偏流防止部材3と、偏流防止
部材3の前流側に混合ガスを供給する燃料配管4および
空気配管7とから主として構成される。燃料配管4には
制御弁5および燃料遮断弁6が、燃焼用空気配管7には
制御弁8および必要に応じ送風機9が設置される。第2
図は触媒層2の詳細断面図、第4図は第2図のA−A断
面図である。第2図において、触媒層2は、混合ガス入
口側の触媒を担持しない無触媒層部16と、中央部以降
の触媒を担持した触媒層部17と出口側断面積縮小部1
8とからなる。
上記構成において、燃料ガスは単独で(または燃焼用空
気と予混合され)燃料配管4より、また燃焼用空気(酸
素含有ガス)は空気配管7より触媒燃焼装置1の偏流防
止部材3の前流側に導入される。混合ガスが触媒燃焼装
置1に導入されると同時に点火装置15が作動し、混合
ガスは触媒層出口側の断面積縮小部18の端面で火炎を
形成し自燃する。この際、触媒層流出口の面積縮小の効
果により、混合ガスの流出速度が高められて流出口より
噴出するが、このとき第3図に示すように、周辺の大気
を巻込む渦流20が噴出口周辺に発生し、前記流出口部
1日に火炎が確実に保持される。
気と予混合され)燃料配管4より、また燃焼用空気(酸
素含有ガス)は空気配管7より触媒燃焼装置1の偏流防
止部材3の前流側に導入される。混合ガスが触媒燃焼装
置1に導入されると同時に点火装置15が作動し、混合
ガスは触媒層出口側の断面積縮小部18の端面で火炎を
形成し自燃する。この際、触媒層流出口の面積縮小の効
果により、混合ガスの流出速度が高められて流出口より
噴出するが、このとき第3図に示すように、周辺の大気
を巻込む渦流20が噴出口周辺に発生し、前記流出口部
1日に火炎が確実に保持される。
燃料ガス量および空気量は、触媒層出口温度検出端10
からの信号により調節計11を介し、制御弁5および8
を制御することにより調整される。
からの信号により調節計11を介し、制御弁5および8
を制御することにより調整される。
また緊急時には、触媒層出口温度および触媒層入口温度
検出端12.12′、またはガス分析器13からの異常
信号により調節計14を介し、遮断弁6が閉じられる。
検出端12.12′、またはガス分析器13からの異常
信号により調節計14を介し、遮断弁6が閉じられる。
本実施例によれば、上記の火炎保持効果により触媒層2
への熱の伝達が速(なり、短時間で触媒層2を昇温する
ことができ、触媒燃焼への移行時間を短くすることがで
きる。また、無触媒層部を配置したことにより、触媒層
入口前面の温度を低く押さえることができるので逆火が
押さえられる。
への熱の伝達が速(なり、短時間で触媒層2を昇温する
ことができ、触媒燃焼への移行時間を短くすることがで
きる。また、無触媒層部を配置したことにより、触媒層
入口前面の温度を低く押さえることができるので逆火が
押さえられる。
次に、本発明の触媒燃焼装置の製造法について説明する
。
。
第7図に、触媒燃焼装置に用いられる触媒層製造のフロ
ー図を示す。
ー図を示す。
触媒および担体を平均1μ以下の粒径まで微粉砕し、水
を加えてスラリ濃度が15〜50重量%以下、好ましく
は20〜30重景%になるよう調整する。次に第8図略
こ示すように、このスラリ液21中にサポート基材23
をガス出口側を下面として触媒を担持させる部分の上端
より数mm (約2〜3mm)下まで浸した後、引き上
げ、そのまま空気ブローをせず第1O図に示すように油
性紙25上に静置する。約1時間そのまま放置した後、
焼成し触媒層2とする。この触媒層2を燃焼装置1の燃
焼部に配置する。
を加えてスラリ濃度が15〜50重量%以下、好ましく
は20〜30重景%になるよう調整する。次に第8図略
こ示すように、このスラリ液21中にサポート基材23
をガス出口側を下面として触媒を担持させる部分の上端
より数mm (約2〜3mm)下まで浸した後、引き上
げ、そのまま空気ブローをせず第1O図に示すように油
性紙25上に静置する。約1時間そのまま放置した後、
焼成し触媒層2とする。この触媒層2を燃焼装置1の燃
焼部に配置する。
触媒成分は、あらかじめ担体に混合しておいてもよいし
、担体をコーテイング後含浸させてもよいが、含浸させ
た場合には、無触媒部にも若干触媒成分が担持されるの
で、好ましくはあらかじめ担体に触媒成分を混合してお
くのがよい。
、担体をコーテイング後含浸させてもよいが、含浸させ
た場合には、無触媒部にも若干触媒成分が担持されるの
で、好ましくはあらかじめ担体に触媒成分を混合してお
くのがよい。
本発明の装置に用いられる触媒層製造法の他の実施例を
第11図に示す。
第11図に示す。
本実施例においては、あらかじめ上記と同様に調整され
たスラリ液により、触媒層本体部まで均一にスラリをコ
ーティングし空気ブローした後、出口側先端部のみを再
度スラリ液に浸し、その後空気ブロー廿ずに油性紙上に
静置して断面積縮小部を形成する゛ようにしたものであ
る。この実施例によれば、出口側先端部の形成を後工程
で行うようにしたので、断面積縮小部の口径制御を容易
に行なうことができる。
たスラリ液により、触媒層本体部まで均一にスラリをコ
ーティングし空気ブローした後、出口側先端部のみを再
度スラリ液に浸し、その後空気ブロー廿ずに油性紙上に
静置して断面積縮小部を形成する゛ようにしたものであ
る。この実施例によれば、出口側先端部の形成を後工程
で行うようにしたので、断面積縮小部の口径制御を容易
に行なうことができる。
以下、本発明の具体的実施例を述べる。
実施例1
触媒層寸法を150mm四角の厚さ20mmとし、1、
811′mピッチ、壁厚0.25 m++のハニカム状
であり(200セル/インチ)、ガス前流側10mmが
無触媒層部、流出側面積縮小部の孔径が0.5 mmの
触煤層を用いた触媒燃焼装置により、燃料量および空気
量を変えて試験を行ない、装置の起動時間、触媒層の圧
力損失、触媒燃焼容量および前流空間温度を測定した。
811′mピッチ、壁厚0.25 m++のハニカム状
であり(200セル/インチ)、ガス前流側10mmが
無触媒層部、流出側面積縮小部の孔径が0.5 mmの
触煤層を用いた触媒燃焼装置により、燃料量および空気
量を変えて試験を行ない、装置の起動時間、触媒層の圧
力損失、触媒燃焼容量および前流空間温度を測定した。
比較例1
触媒層として、150mm四角の厚さ10mmの200
セル/インチハニカム状で全層に触媒成分を担持させ、
ガス流出側の縮小部のないものを用い、実施例1と同様
の試験を行なった。
セル/インチハニカム状で全層に触媒成分を担持させ、
ガス流出側の縮小部のないものを用い、実施例1と同様
の試験を行なった。
比較例2
無触媒で厚み10mm、0.8 mmの小孔を2.5鵬
ピツチで千鳥状に開孔した炎口板を用い、実施例1と同
様の試験を行なった。
ピツチで千鳥状に開孔した炎口板を用い、実施例1と同
様の試験を行なった。
比較例3
比較例2の炎口板に触媒を担持させて実施例1と同様の
試験を行なった。
試験を行なった。
実施例2
触媒層として200セル/インチハニカム状で厚み10
+++n+、全層に触媒成分を担持させ、流出側を実施
例1と同様0.5胴孔径まで縮小したものを用い、この
触媒層の前流に101!1ffi厚みの無触媒ハニカム
を触媒層と隙間を極力小さくして設置し、実施例1と同
様の試験を行なった。
+++n+、全層に触媒成分を担持させ、流出側を実施
例1と同様0.5胴孔径まで縮小したものを用い、この
触媒層の前流に101!1ffi厚みの無触媒ハニカム
を触媒層と隙間を極力小さくして設置し、実施例1と同
様の試験を行なった。
実施例3
実施例2において、無触媒ハニカムの厚みを5印とした
以外は実施例2と同様に試験を行なった。
以外は実施例2と同様に試験を行なった。
結果を第1表に示す。第1表から明らかなように、本発
明の触媒燃焼装置は起動時間が短くまた触媒燃焼容量は
その範囲も最大負荷も太き(とれ、さらに触媒層前流の
温度が低く逆火を生じにくく、圧力損失も従来のハニカ
ム状触媒より若干高いがほぼ同等である。また実施例2
の無触媒層と触媒層を独立に配置した場合は、それらを
一体とした場合に較べ、触媒層と無触媒層間の微小隙間
により若干逆火は生じ易いが、実施例1とほぼ同等の効
果が得られた。実施例3では無触媒層前流空間の温度が
約200°C上昇したが、逆火は比較的生じにくかった
。また実施例2および3によれば、無触媒層と触媒層を
独立に配置するので触媒層を容易に製造することができ
る。
明の触媒燃焼装置は起動時間が短くまた触媒燃焼容量は
その範囲も最大負荷も太き(とれ、さらに触媒層前流の
温度が低く逆火を生じにくく、圧力損失も従来のハニカ
ム状触媒より若干高いがほぼ同等である。また実施例2
の無触媒層と触媒層を独立に配置した場合は、それらを
一体とした場合に較べ、触媒層と無触媒層間の微小隙間
により若干逆火は生じ易いが、実施例1とほぼ同等の効
果が得られた。実施例3では無触媒層前流空間の温度が
約200°C上昇したが、逆火は比較的生じにくかった
。また実施例2および3によれば、無触媒層と触媒層を
独立に配置するので触媒層を容易に製造することができ
る。
請求項(1)の触媒燃焼装置によれば、触媒層のガス流
出口部の断面積を縮小したことにより、圧力損失は通常
のハニカム状触媒より若干高いもののほぼ同等であり、
燃焼容量も大きくとれ、さらに起動時の火炎保持ができ
るので、非常に短時間で起動できる。また、ガス入口部
に無触媒層部を設けたことにより、触媒層前流空間の温
度を低下させられるので逆火が生じにくく、安定な燃焼
を維持することができる。
出口部の断面積を縮小したことにより、圧力損失は通常
のハニカム状触媒より若干高いもののほぼ同等であり、
燃焼容量も大きくとれ、さらに起動時の火炎保持ができ
るので、非常に短時間で起動できる。また、ガス入口部
に無触媒層部を設けたことにより、触媒層前流空間の温
度を低下させられるので逆火が生じにくく、安定な燃焼
を維持することができる。
請求項(2)の触媒燃焼装置の製造法によれば、触媒層
の断面積縮小部と無触媒層部を容易に形成することがで
き、しかもガス出口部は水平に仕上がるので、複雑な加
工をすることなく安価に製造することができる。
の断面積縮小部と無触媒層部を容易に形成することがで
き、しかもガス出口部は水平に仕上がるので、複雑な加
工をすることなく安価に製造することができる。
請求項(3)の触媒燃焼装置の製造法によれば、請求項
(2)の効果に加えて、さらに触媒層出口のガス流路の
径を均一にでき、しかも任意の長さに制御できる。
(2)の効果に加えて、さらに触媒層出口のガス流路の
径を均一にでき、しかも任意の長さに制御できる。
第1図は、本発明の触媒燃焼装置の一実施例を示す全体
構成図、第2図は、本発明に用いられる触媒層の一実施
例を示す断面図、第3図は、本発明のガス流出口部の起
動時の保炎効果を説明する図、第4図は、第2図のA−
A断面図、第5図は、本発明による触媒層前後の軸方向
の温度分布を示す図、第6図は、従来の触媒燃焼装置の
代表的フロー図、第7図は、触媒層製造のフロー図、第
8図は、サポート基材をスラリ液に浸したときの触媒担
体の付着状況を示す図、第9図は、触媒層をスラリ液か
ら引き上げたときの状況を示す図、第10図は、スラリ
液から引き上げた触媒層を油性紙上に静置したときの状
況を示す図、第11図は、触媒層の他の実施例を示す断
面図である。 1・・・触媒燃焼装置、2・・・触媒層、3・・・偏流
防止部材、4・・・燃料配管、5.8・・・制御弁、6
・・・遮断弁、7・・・空気配管、10,12・・・温
度検出器、11.14・・・調節計、15・・・点火装
置、16・・・無触媒層部、17・・・触媒層部、18
・・・面積縮小部、20・・・渦流、21・・・スラリ
液、22・・・スラリ液槽、23・・・サポート基材、
24・・・触媒担体、25・・・油性紙、26・・・均
−担持部、27・・・再コーテイング部。 出願人 バブコック日立株式会社 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 第5図 触媒燃焼装置 触媒層 偏流防止部材 燃料配管 制御弁 しゃ新井 空気配管 送風機 温度検出器 調節計 ガス分析器 点火装置 (−) O(+) 触媒層入口面からの距離 18賞i偵縮小部 20:渦流 第 図 し。 笛 図 第8 図 第10 図 25:油性紙 第9 図 第11 図 27: 再コーティング部
構成図、第2図は、本発明に用いられる触媒層の一実施
例を示す断面図、第3図は、本発明のガス流出口部の起
動時の保炎効果を説明する図、第4図は、第2図のA−
A断面図、第5図は、本発明による触媒層前後の軸方向
の温度分布を示す図、第6図は、従来の触媒燃焼装置の
代表的フロー図、第7図は、触媒層製造のフロー図、第
8図は、サポート基材をスラリ液に浸したときの触媒担
体の付着状況を示す図、第9図は、触媒層をスラリ液か
ら引き上げたときの状況を示す図、第10図は、スラリ
液から引き上げた触媒層を油性紙上に静置したときの状
況を示す図、第11図は、触媒層の他の実施例を示す断
面図である。 1・・・触媒燃焼装置、2・・・触媒層、3・・・偏流
防止部材、4・・・燃料配管、5.8・・・制御弁、6
・・・遮断弁、7・・・空気配管、10,12・・・温
度検出器、11.14・・・調節計、15・・・点火装
置、16・・・無触媒層部、17・・・触媒層部、18
・・・面積縮小部、20・・・渦流、21・・・スラリ
液、22・・・スラリ液槽、23・・・サポート基材、
24・・・触媒担体、25・・・油性紙、26・・・均
−担持部、27・・・再コーテイング部。 出願人 バブコック日立株式会社 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 第5図 触媒燃焼装置 触媒層 偏流防止部材 燃料配管 制御弁 しゃ新井 空気配管 送風機 温度検出器 調節計 ガス分析器 点火装置 (−) O(+) 触媒層入口面からの距離 18賞i偵縮小部 20:渦流 第 図 し。 笛 図 第8 図 第10 図 25:油性紙 第9 図 第11 図 27: 再コーティング部
Claims (3)
- (1)複数のガス流路を有する担体に触媒成分を担持さ
せて形成した触媒層に、燃料と酸素含有ガスとの混合ガ
スを供給して燃焼するものにおいて、前記触媒層は、ガ
ス流れ方向に順次、触媒を担持しない無触媒層部および
触媒を担持した触媒層部を有し、該触媒層部のガス出口
側にガス流路の径を小さくした断面積縮小部を設けたこ
とを特徴とする触媒燃焼装置。 - (2)触媒担体スラリ液の濃度を15〜50重量%に調
整し、該スラリ液にサポート基材を、ガス入口側無触媒
層部の所定高さより2〜3mm下面まで浸した後、サポ
ート基材を引き上げて静置し、無触媒層部と触媒層部を
一体的に形成することを特徴とする触媒燃焼装置の製造
法。 - (3)触媒担体スラリ液の濃度を15〜50重量%に調
整し、該スラリ液にサポート基材を、ガス入口側無触媒
層部の所定高さより2〜3mm下面まで浸した後、サポ
ート基材を引き上げて一次乾燥した後、再度ガス出口側
から2〜3mmまでの高さを前記スラリ液に浸した後、
スラリ液より引き上げて静置することを特徴とする触媒
燃焼装置の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030674A JP2892027B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 触媒燃焼装置の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030674A JP2892027B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 触媒燃焼装置の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213607A true JPH02213607A (ja) | 1990-08-24 |
JP2892027B2 JP2892027B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=12310264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1030674A Expired - Fee Related JP2892027B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | 触媒燃焼装置の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2892027B2 (ja) |
Cited By (10)
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---|---|---|---|---|
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CN113195975A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-07-30 | 伯格制品股份有限公司 | 用于将催化剂施加至催化燃烧器表面的方法 |
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JPS57174608A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Catalytic burning device |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP1030674A patent/JP2892027B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US5511972A (en) * | 1990-11-26 | 1996-04-30 | Catalytica, Inc. | Catalyst structure for use in a partial combustion process |
JP2006282471A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 水素燃料供給システム |
JP4564392B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2010-10-20 | 株式会社豊田中央研究所 | 水素燃料供給システム |
US9835327B2 (en) * | 2006-09-06 | 2017-12-05 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Gas burner for cooking appliances |
CN113195975A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-07-30 | 伯格制品股份有限公司 | 用于将催化剂施加至催化燃烧器表面的方法 |
CN113195975B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-09-19 | 伯格制品股份有限公司 | 用于将催化剂施加至催化燃烧器表面的方法 |
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---|---|
JP2892027B2 (ja) | 1999-05-17 |
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