JPH022129Y2 - - Google Patents

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JPH022129Y2
JPH022129Y2 JP1984092401U JP9240184U JPH022129Y2 JP H022129 Y2 JPH022129 Y2 JP H022129Y2 JP 1984092401 U JP1984092401 U JP 1984092401U JP 9240184 U JP9240184 U JP 9240184U JP H022129 Y2 JPH022129 Y2 JP H022129Y2
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JP
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valve
opening
main body
flow
flow path
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JP1984092401U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空圧作動機のピストン速度の制御に使
用される流量制御弁に関するものである。
この流量制御弁は本体内に逆止弁を備え、一方
向の流れは流量を調整せず、自由流として流出さ
せ、反対方向の流れのみ流量を調整して制御流と
して流出し、これによりピストンの一方向の移動
速度を制御するもので、出願人は先に、小型化さ
れしかも精確に流量制御を行い得る制御弁を得る
ため、筒状の本体外周面にねじを刻設してこれを
調整ナツトを螺合せしめると共にこの本体内に針
弁等、流量制御手段を有する弁体を摺動自在に嵌
装し、該弁体の所定位置に係合部材を保持せし
め、この係合部材を本体長手方向に穿設した長孔
を通して上記調整ナツトに係合せしめ、該調整ナ
ツトを捻回することにより上記弁体を長手方向に
移動せしめて流量を調整し得るようにした流量制
御弁を提案したが(実開昭58−30087号参照)、本
考案においては上記流量制御手段として弁体と弁
座の間に連泡性発泡プラスチツク等、適度の弾力
性および連通性のある多孔質部材を介在せしめて
これに流体を通し、この多孔質部材の圧縮度を調
節することによりさらに微細な流量制御を行い得
るようにしたものである。
以下その詳細を図示の実施例について説明する
と、本体1は両端が開口する筒状体に作られ、内
部に弁室2を有し、外周面にはねじ3が刻設され
ていて該ねじ3に調整ナツト4と該調整ナツトを
所定の位置に固定するロツクナツト5が螺合して
いる。該本体1の内周面右側には外端部開口から
長手方向に穿設された流路9、内端部に弁頭7お
よび上記流路9を弁室2に連通する通孔8をそれ
ぞれ有する弁体6が右端部を本体1の右端開口か
らやや突出して摺動自在に嵌装され、突出端部に
は導管接続部6′が形成されており、弁体6の外
周面所定位置には環状の嵌合溝13が刻設され、
これに鋼球11が保持され、鋼球11は本体1の
長手方向に穿設した長孔10を貫通して上記調整
ナツト4の右端寄り内周面に刻設した環状の案内
溝12に係合している。
本体1の右端部はやや肉薄に形成されており、
上記鋼球11を案内溝12にセツトするには、弁
体6の嵌合溝13の一部に鋼球11が没入する程
度の凹陥部14を形成し、この凹陥部14を長孔
10の位置まで回動し、この凹陥部14に鋼球1
1を入れた後、調整ナツト4を捻回してその案内
溝12が鋼球11に対応するところまで移動さ
せ、次に弁体6を回動して鋼球11を凹陥部14
から外せば、鋼球11は嵌合溝13と案内溝12
に係合保持される。鋼球11のセツト後は図では
本体1の開口部の端縁18,19を屈曲して弁体
6の平面段部16,17にそれぞれ係止すること
により弁体6の回動を阻止するようになつている
(第1図、第2図)。
本体1の内周面左側には上記弁頭7に対向して
弁室2に開口する弁座21を有する受部材20が
その肩部22を本体1の段部23に係止して嵌装
され、その左端開口部28が円錐形状の固定部材
24の縁部を介し、本体1の左端開口に螺着25
したエンドナツト26により固定されており、弁
座21の開口は受部材20に穿設した通孔27お
よび受部材20とエンドナツト26の間隙32お
よび受部材20に設けた横孔42、受部材左端の
開口部28、固定部材24の通孔40,40′等
を経てエンドナツト26の開口41に連通してい
る。
受部材20にはまた弁室2に開口する流路29
が設けられ、これが、受部材20左端の開口28
に嵌装され、ばね31で弾発して同流路29を閉
じるようにしたニトリルゴムその他の弾性体から
なる逆止弁30および通孔40,40′等を介し
てエンドナツト26の開口41に連通している。
図中、33はエンドナツト26開口部の接続ね
じ、34はパツキン、35,35′および15は
受部材20、エンドナツト26および弁体9と本
体1の間にそれぞれ設けたシール部材である。
而して弁体6の弁頭7には上記弁座21の開口
に嵌合する支軸38が設けられ、これにはウレタ
ンフオームその他の発泡プラスチツク、或はスポ
ンジゴム等、適度に弾力性を有する連泡性の多孔
質部材36,37が望ましくはワツシヤ39を介
して嵌装されている。この支軸38、ワツシヤ3
9等の表面には条溝その他流路を形成するものを
設けてもよく、またワツシヤ39の表面には適当
間隔に小孔等を設けてもよい。またこのワツシヤ
は複数個設けてもよい。
この流量制御弁の作用を説明すると、先ず弁体
6の右端開口から流路9に導入された流体は通孔
8を通り弁室2に入り、流路29を通り逆止弁3
0をばね31に抗し押し開いて通孔40,40′
等を通り、左端の開口41から流量制御されない
自由流として流出する。
また開口41から導入された流体は流路29が
逆止弁30により閉塞されているため、通孔4
0′,40および42、間隙32、通孔27等を
経て弁座21の開口から多孔質部材36,37等
を通り弁室2に入り、通孔8を経て流路9から制
御流として流出するが、その際の流量は調整ナツ
ト4を捻回して鋼球11を介し弁体6を長手方向
に移動して弁頭7と弁座21の間で多孔質部材3
6,38を押圧し、またはゆるめることにより多
孔質部材内部の連通路を圧縮または緩和して調整
することができる。本考案の流量制御弁は上述の
如き構造で、上記弁体6、受部材20と多孔質部
材36による流量調整装置および上記バイパスの
流路29と逆止弁30により空圧作動機のピスト
ンの一方向の速度を制御できるものであり、この
場合、多数の連通路を有する上記多孔質部材36
を使用しているため、圧縮度に対する連通路断面
の変化が連続的かつ微少であり、従つて微細な流
量の制御を行うことができ、また本考案の流量制
御弁は上述の如く弁体6の移動を本体1の外周に
設けたねじ3に螺合する調整ナツト4で行うよう
にしたから調節用ハンドル等が不要でコンパクト
に構成され、極めて小型に作ることができると共
にねじ径が比較的大きく、微細な調節ができるの
で上記多孔質部材36の使用と相俟つてさらに微
細な流量制御を安定した状態で行い得る等の実用
的な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案流量制御弁の一実施例を示し、第
1図は縦断正面図、第2図は側面図である。 1……制御弁本体、2……弁室、4……調整ナ
ツト、5……ロツクナツト、6……弁体、20…
…受部材、24……固定部材、26……エンドナ
ツト、30……逆止弁、31……ばね、36,3
7……多孔質部材、39……ワツシヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端を開口し内部に弁室2を有する筒状の制御
    弁本体1の外周面にねじ3を刻設してこれに調整
    ナツト4を螺合せしめると共に、上記本体1の内
    周面一側には外端部開口から長手方向に穿設され
    た流路9、内端部に弁頭7および上記流路9を上
    記弁室2に連通する通孔8をそれぞれ有する弁体
    6を摺動自在に嵌装し、該弁体6の外周面所定位
    置には外側方に突出する係合部材11を保持せし
    め、該係合部材11を本体1の長手方向に穿設し
    た長孔10を貫通して上記調整ナツト4に係合せ
    しめ、本体1の内周面他側には上記弁頭7に対向
    して弁室2に開口する弁座21およびこの弁座2
    1の開口を本体1他端の開口41に連通する通孔
    27を有する受部材20を固定し、上記弁室2と
    弁座21の開口間には上記弁頭7と弁座21間に
    介装した適度の弾力性を有し、かつ多数の連通路
    を有する多孔質部材36を設けると共に、上記受
    部材20にはまた弁室2に開口する流路29を設
    け、該流路29を、受部材20他端の開口28に
    嵌装され、ばね31で弾発して同流路29を閉じ
    るようにした逆止弁30を介し上記本体1他端の
    開口41に連通せしめ、上記流路9の外端部開口
    から流入した流体は上記逆止弁30をばね31に
    抗し開いて通過し他端の開口41から自由流とし
    て流出し、上記他端の開口41から流入した流体
    は通孔27から上記多孔質部材36を通過し、そ
    の際上記調整ナツト4を捻回することにより上記
    弁体6を長手方向に移動して上記多孔質部材36
    の圧縮度を調節し、これにより流量が調整されて
    制御流として上記流路9の外端部開口から流出す
    るようにした空圧作動機のピストン速度制御用流
    量制御弁。
JP9240184U 1984-06-20 1984-06-20 空圧作動機のピストン速度制御用流量制御弁 Granted JPS617679U (ja)

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JP9240184U JPS617679U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空圧作動機のピストン速度制御用流量制御弁

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JP9240184U JPS617679U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空圧作動機のピストン速度制御用流量制御弁

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Publication Number Publication Date
JPS617679U JPS617679U (ja) 1986-01-17
JPH022129Y2 true JPH022129Y2 (ja) 1990-01-18

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ID=30649162

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JP9240184U Granted JPS617679U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空圧作動機のピストン速度制御用流量制御弁

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JPS63286191A (ja) * 1987-05-19 1988-11-22 富士車輌株式会社 シヤツプレス機
JP2522804B2 (ja) * 1987-11-02 1996-08-07 富士車輌株式会社 シヤツプレス機
KR20200071545A (ko) * 2018-12-11 2020-06-19 현대자동차주식회사 연료전지 시스템의 배기압력조절장치

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JPS617679U (ja) 1986-01-17

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