JPH02212604A - 流体回路 - Google Patents

流体回路

Info

Publication number
JPH02212604A
JPH02212604A JP3405589A JP3405589A JPH02212604A JP H02212604 A JPH02212604 A JP H02212604A JP 3405589 A JP3405589 A JP 3405589A JP 3405589 A JP3405589 A JP 3405589A JP H02212604 A JPH02212604 A JP H02212604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
spool
spring
supply
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3405589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Ogawa
小川 和典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Seiki Co Ltd filed Critical Teijin Seiki Co Ltd
Priority to JP3405589A priority Critical patent/JPH02212604A/ja
Publication of JPH02212604A publication Critical patent/JPH02212604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ユ −の1 この発明は、例えばクローラ車両の駆動走行に用いられ
る流体回路に関する。
え米立且遣 従来の流体回路としては、例えば第2図に示すようなも
のが知られている。このものは、切換弁61と、一対の
給排通路62.63を介して切換弁61に接続された、
例えばクローラ車両の駆動走行用の流体モータ64と、
給排通路62.63間に設けられたリリーフ弁65と、
給排通路62.83に接続され高圧側の給排通路62.
63から高圧流体を選択して取出しリリーフ弁65に導
くカウンタバランス機能を有する選択弁66と、を備え
ている。そして、前記リリーフ弁65は、ケーシング8
7と、ケーシング67内に軸方向に移動可能に収納され
、軸方向一端部68が軸方向他端部69より大径で、一
端方向へ移動したときリリーフ弁85を解放するスプー
ル70と、スプール70の一端面71に対向するようケ
ーシング67内に設けられたスプリング室72と、該ス
プリング室72に収納されスプール70を常時他端方向
に付勢してリリーフ弁65を閉止させるスプリング73
と、ケーシング67に設けられ連通路78を介してスプ
ール70の他端面74および段差75に一方および他方
の給排通路62.63の流体圧をそれぞれ導く第1、第
2通路76.77と、前記切換弁61が流れ位置にある
とき、選択弁66において取出された給排通路82.6
3からの高圧流体を前記一端面71に導く高圧通路78
と、を備えている。
そして、このものは、切換弁61が中立位置から流れ位
置、例えば平行流位置に切換えられると、給排通路62
を通じて高圧流体が流体モータ64に供給される。この
とき、選択弁66から取出された給排通路62の高圧流
体は、高圧通路78を通じてスプリング室72に導かれ
てスプール70を他端方向に押圧し、しかも、スプリン
グ73がスプール70を常時他端方向に付勢しているの
で、スプール70は閉止側に移動した状態で停止し、リ
リーフ弁65は閉止した状態を維持する。
が  しようと る しかしながら、このような流体回路にあっては、切換弁
61が中立位置から流れ位置に切換えられた極〈初期、
即ち流体モータ64を起動するときに、流体モータ64
およびクローク車両の慣性による抵抗を受けて給排通路
62の内圧が急上昇するが、このときにはリリーフ弁6
5は前述のように流体ロックおよびスプリング付勢力を
受けて閉止したままでリリーフ機能を全く果さず、この
ため、流体モータ64の回転が急速に増大して衝撃が発
生するという問題点がある。
この発明は、切換弁が中立位置から流れ位置に切換えら
れた極〈初期にリリーフ弁を通じて急上昇した給排通路
の内圧を他の給排通路に逃がし、流体モータの回転の急
速な増大およびこれに基ずく衝撃を防止することを目的
とする。
るための このような目的は、切換弁と、一対の給排通路を介して
切換弁に接続された流体モータと、給排通路間に設けら
れたリリーフ弁と、給排通路に接続され高圧側の給排通
路から高圧流体を選択して取出しリリーフ弁に導く選択
弁と、を備えた流体回路であって、前記リリーフ弁は、
ケーシングと、ケーシング内に軸方向に移動可能に収納
され、流体モータが慣性回転していずれか一方の給排通
路の内圧が設定圧以上となったとき該内圧を受けて一端
方向へ移動しリリーフ弁を解放するスプールと、スプー
ルの一端面に対向するようケーシング内に設けられたス
プリング室と、該スプリング室に収納されスプールを常
時他端方向に付勢してリリーフ弁を閉止させるスプリン
グと、スプールの他端面に対向するようケーシング内に
設けられ前記選択弁から選択された高圧流体が導かれる
導入室と、スプリング室と導入室とを接続し途中に絞り
が設けられた通路と、を有し、かつ、前記スプリング室
を容積が増減可能なアキュムレータ室に連通路を介して
接続することにより達成することができる。
1」 切換弁が中立位置から流れ位置に切換えられると、例え
ば一方の給排通路を通じて高圧流体が流体モータに供給
され該流体モータが起動される。ここで、前記切換えが
行なわれた極く初期においては、流体モータの慣性およ
びこの流体モータに連結されたクローラ車両等の慣性が
抵抗となって流体モータの回転が阻止されるため、前記
一方の給排通路の内圧が急上昇しようとする。このとき
、前記一方の給排通路から高圧流体が選択弁により選択
されて取出された後導入室に導かれ、さらに通路を通じ
てスプリング室に導かれる。そして、この導入室に導か
れた高圧流体はスプールの他端面に作用して該スプール
に一端方向の押圧力を付与し、一方、スプリング室に導
かれた流体はスプールの一端面に作用して該スプールに
他端方向の押圧力を付与する。ここで、スプリング室は
連通路を介して容積が増減可能なアキュムレータ室に接
続されているため、スプリング室内の流体はアキュムレ
ータ室に該室の容積を増大させながら流入し、これによ
り、通路を通じての導入室からスプリング室への流体の
流れが発生する。このとき、通路の途中には絞りが設け
られているため、該絞りを通過する際流体は圧力降下し
、スプリング室の圧力が導入室の圧力より低くなる。こ
の結果、前記導入室内の高圧流体がスプールに付与する
流体力は、スプリング室内の流体がスプールに付与する
流体力とスプリングの旧勢力との合計力より大きくなり
、スプールが一端方向に移動する。このようにスプール
が一端方向に移動すると、リリーフ弁が開放し、前記急
上昇しようとした一方の給排通路の流体がリリーフ弁を
介して他方の給排通路に逃がされ、該一方の給排通路の
内圧が所定の圧力に抑制される。これにより、流体モー
タの回転が急速に増大して衝撃が生じる喜態が防止され
る。そして、このようにリリーフ弁が開放するのはアキ
ュムレータ室に流体が流入してその容積が最大容積に増
大するまでの極〈短期間であり、それ以後は通路におけ
る流れがなくなるため、導入室とスプリング室との圧力
差がなくなる。このため、スプールは他端方向に移動し
、リリーフ弁が閉止する。なお、この時点で流体モータ
は回転を開始しているが、その回転速度は未だ小さい値
であるため、一方の給排通路の内圧が以後さらに上昇す
る場合もある。
支差1 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、 1は流体ポンプ2およびタンク 3
に接続された切換弁であり、この切換弁1とクローラ車
両駆動用の流体モータ4とは途中で二股に分流した一対
の給排通路5.6により接続されている。これら給排通
路5.6の分流部には逆止弁7、8およびカウンターバ
ランス機能を有する選択弁9が介装され、この選択弁8
は高圧側の給排通路5、6から高圧流体を選択して取出
す。また、前記選択弁8と前記流体モータ 4との間の
給排通路5、6間士は、リリーフ弁1oが途中に設けら
れた接続通路11により互いに接続されている。前記リ
リーフ弁10はケーシング14を有し、このケーシング
14内には軸方向に移動可能なスプール15が収納され
ている。このスプール15には大径ランド16、中径ラ
ンド17および小径ランド18が軸方向一端部から他端
に向かって順次形成され、中径ランド17と小径ランド
18との間には周溝19が形成されている。20はケー
シング14に形成され接続通路11に連通している第1
通路であり、この第1通路20は一方の給排通路5の流
体圧を大径ランド16と中径ランド17との間の段差面
21に導く。また、22もケーシング14に形成され接
続通路11に連通している第2通路であり、この第2通
路22は他方の給排通路6の流体圧を周溝19の一端側
段差面23に導く。そして、前記給排通路5、6の内圧
が設定圧未満の場合には、前記スプール15は閉止側、
即ち他端方向に移動してその中径ランド17が第1、第
2通路20.22間のケーシング14の内面にオーバー
ラツプし、給排通路5、6間を遮断している。25はケ
ーシング14内に設けられたスプリング室であり、この
スプリング室25には前記スプール15の一端部が挿入
され、この結果、スプール15の一端面はスプリング室
25に対向している。
前記スプリング室25内には受はロッド26が収納され
、この受はロッド2Bと前記スプール15との間にはス
プール15を常時閉止方向、即ち他端方向に付勢してリ
リーフ弁10を閉止させるスプリング27が介装されて
いる。30は選択弁8から選択して取出された高圧流体
が流入する高圧通路であり、この高圧通路30内の高圧
流体は第3通路31を通じてケーシング14内に設けら
れた導入室32に導かれる。この導入室32はスプール
15の他端部が挿入され、この結果、スプール15の他
端面は導入室32に対向している。前記スプール15内
には軸方向に延ひる貫通孔33が形成され、この貫通孔
33の一端部には前記受はロッド2Bの他端部が常時挿
入されている。34は受はロッド26内に形成され一端
に絞り35を有する孔であり、この孔34はスプリング
室25と貫通孔33とを連通している。前述した貫通孔
33、孔34は全体として、スプリング室25と導入室
32とを接続し途中に絞り35が設けられた通路36を
構成する。38は流体モータ 4に連結されたネガティ
ブブレーキであり、このネガティブブレーキ38はピス
トン38が収納され該ピストン39が移動することによ
り容積が増減するアキュムレータ室としてのピストン室
40を有する。41は前記ピストン39を制動プレート
(図示していない)に向かつて付勢し流体モータ 4に
制動力を付与するスプリングであり、このスプリング4
1はピストン室40内に流体が供給されたとき収縮し、
流体モータ 4を制動から開放する。前記スプリング室
25とピストン室40とは連通路42を介して接続され
、この連通路42はケーシング14内に形成されスプリ
ング室25に連通ずるとともに途中に制御弁43が設け
られた第4通路44と、この第4通路44とピストン室
40とを接続する連通通路45と、から構成されている
。前記制御弁43はスプリング室25からピストン室4
0への流体の流れのみを許容するとともに、その内部に
制御弁43よりピストン室40側の連通路42内の流体
を僅かずつタンク 3に漏洩させる絞り46が設けられ
ている。前記導入室32内には軸方向に移動可能なピス
トン48が収納され、このピストン49の一端面はスプ
ール15の他端面に当接している。5oはケーシング1
4に形成され制御弁43よリピストン室40側の第4通
路44に連通ずる第5通路であり。この第5通路50は
第4通路44内の流体をピストン48の他端面を導く。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、切換弁1は中立位置にあり、流体モータ4は停止し
ているとする。このとき、ネガティブブレーキ38のス
プリング41はピストン39を制動プレートに押付けて
流体モータ4に制動力を付与しており、一方、ピストン
室40はピストン39の移動によって最小容積となって
いる。次に、切換弁1が中立位置から流れ位置、例えば
平行流位置に切換えられると、流体ポンプ2から吐出さ
れた高圧流体は給排通路5を通じて流体モータ 4に供
給される。このとき、選択弁9は給排通路5からの高圧
流体を受けてA位置に切換わり、高圧側の給排通路5か
ら高圧流体が高圧通路30に選択されて取出される。そ
して、この選択弁8によって取出された高圧流体は高圧
通路30、通路36、連通路42を通じてピストン室4
0に流入し、スプリング41を圧縮しながらピストン3
θを制動プレートから離隔させる。これにより、流体モ
ータ 4はネガティブブレーキ38の制動から開放され
る。このように流体モータ 4が制動から開放され、ま
た、流体モータ4に高圧流体が供給されることで、流体
モータ 4の起動が開始される。ここで、前記切換えが
行なわれた直後の極く初期においては、流体モータ 4
の慣性およびこの流体モータ 4に連結されたクローラ
車両の慣性が抵抗となり、流体モータ 4の回転が阻止
される。このため、流体モータ 4に供給された高圧流
体は流体モータ 4にせき止められ、給排通路5の内圧
が急上昇しようとする。しかしながら、この実施例では
以下に説明するようにこの時点から極〈短時間だけリリ
ーフ弁1oが開放し、給排通路5の内圧が所定の圧力に
抑制されるのである。即ち、前述の選択弁9から取出さ
れた高圧流体は、高圧通路3oを通じてまず導入室32
に導かれ、続いて、通路36を通じてスプリング室25
に導かれる。この導入室32に導かれた高圧流体はスプ
ール15の他端面に作用して該スプール15に一端方向
に向かう押圧力を付与し、一方、スプリング室25に導
かれた流体はスプール15の一端面に作用して該スプー
ル15に他端方向に向かう押圧力を付与する。ここで、
スプリング室25は連通路42を介して容積が増減可能
なピストン室40に接続されているため、・スプリング
室25内の流体は制御弁43を押し開きピストン室40
の容積を増大させながら該ピストン室40内に流入する
ことができ、これにより、通路36内において導入室3
2からスプリング室25に向かう流体の流れを発生させ
る。このとき、前記通路36の途中には絞り35が設け
られているため、前述した流体はこの絞り35を通過す
る際に圧力降下し、スプリング室25の圧力が導入室3
2の圧力より格段に低くなる。この結果、スプリング室
25内の流体がスプール15を他端方向に押圧する力は
、導入室32内の流体がスプール15を一端方向に押圧
する力より格段に小さくなる。これによリ、導入室32
内の高圧流体がスプール15に伺与する流体力が、スプ
リング室25内の流体がスプールI5に付与する流体力
とスプリング27の付勢力との合計力を上回り、スプー
ル15が一端方向に移動するのである。そして、このよ
うにスプール15が一端方向に移動すると、第1通路2
oと第2通路22とが連通してリリーフ弁10が開放し
、急上昇しようとしだ給排通路5の流体がこのリリーフ
jjlOを通じて他方の給排通路6に逃がされるのであ
る。このようにして給排通路5の内圧が所定の圧力に抑
制されるため、流体モータ4はこの抑制された圧力を受
けて滑らかに回転を開始し、回転の急上昇に伴なう衝撃
が生じるようなことはない。そして、このようにリリー
フ弁1oが開放するのはピストン室40に流体が流入し
ている間の極〈短時間であり、ピストン39がストロー
クエンドに到達してピストン室40の容積が最大容積と
なると、この時点以後は通路36における流体の流れが
なくなるため導入室32とスプリング室25との圧力差
がなくなる。このため、スプール15はスプリング室2
5内の流体による流体力およびスプリング27の付勢力
を受けて他端方向に移動し、リリーフ弁1oが閉止する
。なお、この閉止時点で流体モータ 4は回転を開始し
ているが、その回転速度は定常速度に比べ未だ小さい値
であるため、給排通路5の内圧が以後さらに上昇する場
合もある。この場合にあっても流体モータ 4が既に回
転を開始しているので、上昇最高圧力は低い値で終わり
、流体モータ 4の急速な回転上昇はない。そして、流
体モータ 4が定常速度で回転するようになると、クロ
ーラ車両は所定の速度で前進する。
次に、このような前進中に切換弁1を平行流位置から中
立位置に切換えると、給排通路5、6がタンク 3に接
続されるため導入室32、スプリング室25がタンク圧
まで低下し、スプールI5はスプリング室25内の流体
による流体ロックから開放される。このように切換弁1
を切換えると、この切換え直後から短時間だけクローラ
車両が慣性走行するため、流体モータ 4は慣性回転し
て給排通路6に流体を吐出するが、このとき、選択弁9
が中立位置Bに向かって移動し流路面積が狭くなるため
、給排通路Bの内圧が」二昇する。このため、流体モー
タ 4に背圧が作用し、流体モータ 4に流体ブレーキ
力が与えられる。一方、ネガティブブレーキ38は、ピ
ストン室40に高圧流体が供給されなくなるため、その
スプリング41がピストン38を制動プレートに向かっ
て移動させ、ピストン室40内の流体を連通通路45に
排出する。このとき、制御弁43はスプリング室25が
タンク圧まで低下することにより閉止するため、連通通
路45に杉1出された流体は基本的に閉じ込められ、僅
かに絞り46を通じてのみタンク 3への排出が許容さ
れる。この結果、連通通路45に排出された流体はスプ
リング41の押圧力を受けて圧力が」−昇するが、この
圧力が上昇した流体はピストン49の他端面に作用し該
ピストン49に一端方向に向かう押圧力を与える。この
押圧力は、前記スプリング27の付勢力より小さい値で
あるため、スプール15が開放側に移動することはない
が、スプリング27の付勢力をこの押圧力分だけ相殺し
て結果的にスプリング27の付勢力を弱める。この結果
、給排通路6の内圧がリリーフ設定圧以下の所定圧とな
ったとき、スプール15は段差面23に作用する給排通
路6の内圧を受けてスプリング27を圧縮しながら開放
側(−端方向)に移動し、リリーフ弁10を開放する。
この結果、給排通路5.6同士が連通し、給排通路6内
の所定圧の流体が給排通路5に逃がされる。
このようにリリーフ開始時の圧力を従来のリリーフ設定
圧より低い値とすることができるため、クローラ車両の
停止時における衝撃を緩和することができる。しかも、
前述のようにリリーフ開始時の圧力を低い値とすること
ができるため、給排通路6の内圧が短時間で該低い値ま
で上昇し、この結果、リリーフ直前における給排通路5
内のキャビテーションの発生を防止することもできる。
ここで、連通路42、第5通路50内の流体は絞り48
を通じて僅かずつタンク3に漏洩するため、第5通路5
0の内圧は、ピストン39がストロークエンドまで移動
してピストン室40内の流体の排出が終了すると、タン
ク圧まで低下する。このとき、ビストン39は制動プレ
ートをスプリング41の付勢力により押圧して流体モー
タ 4に制動力を与える。そして、第5通路50がタン
ク圧となりピストン49が押圧力を発生しなくなると、
力のバランスが崩れてスプール15は閉止側に移動しよ
うとするため、給排通路8内は設定圧までさらに上昇す
る。そして、このとき以後はスプール15は段差面23
に作用する給排通路6内の設定圧によって開放状態を維
持する。このようにして、流体回路が異常高圧まで上昇
するのが阻止されるのである。
一方、切換弁1が中立位置から交差流位置へ切換えられ
たとき、また、交差流位置から中立位置へ切換えられた
ときも前述と同様に作動する。
なお、前述の実施例においては、アキュムレータ室とし
てネガティブブレーキ38のピストン室40を使用し構
造を簡単かつ安価としたが、この発明においては容積が
増減可能な特別な室を設けてもよい。さらに、前述の実
施例においては通路36をスプール15および受はロッ
ド26内に形成したが、この発明においてはケーシング
14に設けるようにしてもよい。
先1ゑ皇】 以上説明したように、この発明によれば、切換弁が中立
位置から流れ位はに切換えられた極く初期にリリーフ弁
を通じて急上昇した給排通路の内圧を他の給排通路に逃
がすことができるため、起動時における流体モータの回
転の急速な増大およびこれに基ずく衝撃を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部が記号で表わさ
れた正面断面図、第2図は従来の流体回路を示す一部が
記号で表わされた正面断面図である。 1・・・切換弁 5.6・・・給排通路 10・・・リリーフ弁 15・・・スプール 27・・・スプリング 35・・・絞り 4・・・流体モータ 8・・・選択弁 14・・・ケーシング 25・・・スプリング室 32・・・導入室 36・・・通路 40・・・アキュムレータ室 42・・・連通路 特許出願人   帝人製機株式会社 代理人 弁理士 多 1)敏 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 切換弁と、一対の給排通路を介して切換弁に接続された
    流体モータと、給排通路間に設けられたリリーフ弁と、
    給排通路に接続され高圧側の給排通路から高圧流体を選
    択して取出しリリーフ弁に導く選択弁と、を備えた流体
    回路であって、前記リリーフ弁は、ケーシングと、ケー
    シング内に軸方向に移動可能に収納され、流体モータが
    慣性回転していずれか一方の給排通路の内圧が設定圧以
    上となったとき該内圧を受けて一端方向へ移動しリリー
    フ弁を解放するスプールと、スプールの一端面に対向す
    るようケーシング内に設けられたスプリング室と、該ス
    プリング室に収納されスプールを常時他端方向に付勢し
    てリリーフ弁を閉止させるスプリングと、スプールの他
    端面に対向するようケーシング内に設けられ前記選択弁
    から選択された高圧流体が導かれる導入室と、スプリン
    グ室と導入室とを接続し途中に絞りが設けられた通路と
    、を有し、かつ、前記スプリング室を容積が増減可能な
    アキュムレータ室に連通路を介して接続したことを特徴
    とする流体回路。
JP3405589A 1989-02-14 1989-02-14 流体回路 Pending JPH02212604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405589A JPH02212604A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 流体回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405589A JPH02212604A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 流体回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02212604A true JPH02212604A (ja) 1990-08-23

Family

ID=12403597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3405589A Pending JPH02212604A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 流体回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02212604A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3285302B2 (ja) 減衰器
JP4602335B2 (ja) 圧力供給弁
JP2776505B2 (ja) 流体装置及び該流体装置に使用する弁アセンブリ
JP2010101336A (ja) スプール弁
JP3065108B2 (ja) カウンターバランス弁
JP3531758B2 (ja) 圧力補償弁を備えた方向制御弁装置
EP0693408B1 (en) Hydraulic booster
JPH02212604A (ja) 流体回路
JPH02212605A (ja) 流体回路
JP2007064271A (ja) ディテント付き制御弁
JPS63502606A (ja) 時限圧力減少装置を有する油圧制御システム
US3391708A (en) Valve
JP2558115Y2 (ja) 弁装置
JP2845165B2 (ja) 流体制御弁
JP3162841B2 (ja) リリーフ弁
JP2571928B2 (ja) 油圧モ−タのリリ−フ弁
JPH02212684A (ja) リリーフ弁
JP3707840B2 (ja) モータ駆動用流体回路
JP3666975B2 (ja) リリーフバルブ
JP4875548B2 (ja) 油圧モータのブレーキ回路装置、及びそれに用いられるリリーフ弁
JP3046384B2 (ja) 圧力制御弁
JPH01224504A (ja) 流体回路
JPH07190002A (ja) 油圧駆動装置
JPS608504A (ja)
JPH02134477A (ja) リリーフ弁