JP3285302B2 - 減衰器 - Google Patents

減衰器

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JP3285302B2
JP3285302B2 JP27506195A JP27506195A JP3285302B2 JP 3285302 B2 JP3285302 B2 JP 3285302B2 JP 27506195 A JP27506195 A JP 27506195A JP 27506195 A JP27506195 A JP 27506195A JP 3285302 B2 JP3285302 B2 JP 3285302B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/516Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics resulting in the damping effects during contraction being different from the damping effects during extension, i.e. responsive to the direction of movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
    • F16F9/465Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall using servo control, the servo pressure being created by the flow of damping fluid, e.g. controlling pressure in a chamber downstream of a pilot passage

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減衰力を制御可能にし
た減衰器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車や自動二輪車等の車輛に用いられ
る減衰器では、走行条件によって減衰力を自由に変更で
きるのが望ましい。そこで出願人は、減衰器の伸縮量お
よび伸縮速度を検出し、減衰器のピストンに設けた油路
を開閉する切換弁の作動圧をリニヤソレノイドによって
変化させるものを提案した(例えば特開平2−8553
5号、特開平2−182514号参照)。
【0003】ここに用いた減衰器は、シリンダ内に2つ
の主油室を画成するピストンと、このピストン内に設け
られピストンに第1・第2副油室を画成する制御弁と、
これら第1・第2副油室間に介在するオリフィスとを備
え、第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く一方、第2
副油室内圧がリニヤソレノイドにより設定される圧力を
超えることによりパイロット弁を開いて第2副油室を減
圧し、両副油室の差圧により前記制御弁を移動させて両
主油室間の油路を開き減衰力を制御するようにしたもの
である。
【0004】しかしこのものは電源が切れた時や制御回
路の異常などによりリニヤソレノイドが非励磁になる
と、減衰力を発生できなくなるという問題がある。すな
わちパイロット弁が開いたままになるから、第1副油室
からオリフィスを介して、第2副油室へ連続して作動油
が流れ、このオリフィスを通る際に発生する第1・第2
副油室間の差圧が大きくなるため、制御弁が第2副油室
側へ移動したままとなるからである。この結果両主油室
間の油路が開いたままとなり、減衰力を発生しなくなる
のである。
【0005】そこでこのような問題を解決するものとし
て特開平3−4046号に示すものが提案された。これ
は第1副油室と第2副油室とを画成する制御弁をダイヤ
フラムで形成したものである。すなわちこのダイヤフラ
ムの一方の面を第2副油室に臨ませ、他方の面に接触す
る環状の土手の内外をそれぞれ第1副油室としたもので
ある。
【0006】そして第2副油室内圧をリニヤソレノイド
の励磁力に対応する所定圧にするパイロット弁に第2の
弁を一体に設け、リニヤソレノイドの非励磁によってパ
イロット弁がパイロット通路を開く方向に移動するとこ
の第2の弁が逆にパイロット通路を閉じるようにしたも
のである。
【0007】この時第2の弁を迂回する第2のオリフィ
スを介して作動油をパイロット通路に導くことにより、
第2副油室の圧力を一定以上に保ち、第1・第2副油室
からパイロット通路に流れる油量を規制するものであ
る。この結果第1・第2副油室間の差圧を制限し、制御
弁の移動量を制限し、両主油室間の油路を絞って減衰力
を発生させるものである。
【0008】
【従来技術の問題点】このようにパイロット弁に第2の
弁を設け、この第2の弁を迂回する第2のオリフィスを
設けるものにおいては、第2のオリフィスを作動油が通
過する際に第2の弁の両側に差圧が発生する。このため
電源が投入されたり制御回路の一時的な異常が無くなっ
てリニヤソレノイドが正常に戻った時に、パイロット弁
が速やかに正常な位置に戻りにくくなる。すなわち動作
の異常状態からの復帰が遅れるという問題がある。
【0009】またリニヤソレノイドの非励磁時において
は、第2のオリフィスの寸法により減衰力特性が決まる
が、この第2のオリフィスの僅かな加工のばらつきはこ
の減衰力特性の大幅な変動を招く。このためこの加工精
度を上げなければならず生産性が悪くなったり長期使用
により特性が変化するという問題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、電源が入ったり制御回路の一時的な異常が
無くなってリニヤソレノイドが正常に戻った時に、パイ
ロット弁が速やかに正常な動作に復帰させることができ
る減衰器を提供することを第1の目的とする。また減衰
特性のばらつきを小さくして生産性を良くし長期使用に
よる特性変化を少なくすることができる減衰器を提供す
ることを他の目的とする。
【0011】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、高圧側主
油室内圧が導かれる副油室と、リニヤソレノイドにより
閉方向に付勢されこの副油室内圧が設定圧を越えると開
いてパイロット通路を介してこの副油室から低圧側主油
室に作動油を逃がすパイロット弁と、この副油室内圧と
高圧側主油室内圧との差圧によって両主油室間をつなぐ
主油路を開閉する制御弁とを備える減衰器であって、前
記パイロット弁の弁体に一体的に設けられこの弁体を収
容する弁室を2つに仕切ると共にリニヤソレノイドの非
励磁状態ではその外周面で前記パイロット通路を前記パ
イロット弁より下流側で閉じる円盤と、前記円盤に設け
られ前記円盤で仕切られた2つの弁室を連通する油路
と、この円盤がパイロット通路を閉じた状態で円盤を迂
回してパイロット弁の下流側からパイロット通路へ作動
油を導く一方向弁とを備え、前記一方向弁は副油室を設
定圧に保持することを特徴とする減衰器、により達成さ
れる。また他の目的は、一方向弁を設定圧で開くリリー
フ弁とすることにより達成できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例であるピストンを一部
断面した図、図2はその要部の拡大断面図、図3はその
正常動作状態を簡略化して示す図、図4はリニヤソレノ
イドが非励磁になった異常動作状態を簡略化して示す図
である。
【0013】これらの図において符号10はシリンダ、
12はこのシリンダ10内に上下2つの主油室14、1
6を画成するピストンである。ピストン12にはピスト
ンロッド18が接続され、このピストンロッド18はシ
リンダ10から上方へ突出している。
【0014】ピストン12は図1、2に示すように、下
方が開いた外ケース12Aと、この外ケース12A内に
下方から順に装填された上ボデー12B、中間ボデー1
2C、下ボデー12Dとを有する。下ボデー12Dには
上下にスライド可能に制御弁20が装填されている。
【0015】外ケース12Aおよび下ケース12Dには
両主油室14、16間をつなぐ主油路22が形成され、
制御弁20は両主油室14、16間をつなぐ主油路22
をその下降位置で閉じ、その上昇位置で開く。すなわち
制御弁20は上方が開き下部が略きのこ形略有底円筒状
に形成され、その外周の逆傘状の突起下縁が主油路22
の主油室14側開口22aに上から係合する。また制御
弁20の外周には段部20aが形成され、この段部20
aには主油路22を介し上の主油室16の圧力が上向き
に作用する。
【0016】またこの制御弁20の上部開口の内周面に
は樹脂製または金属製の防振リング24が対向する。そ
して制御弁20とこの防振リング24との間にコイルば
ね26が縮装されている。このコイルばね26は防振リ
ング24をピストン12の中間ボデー12C下面に押圧
固定すると共に、制御弁20を下向きに付勢する。
【0017】ここにコイルばね26は図2に示すように
2つのコイルばね26Aおよび26Bで形成される。コ
イルばね26Aは強いばねでありストロークSに対する
ばね力Fの増加率が大きい。すなわちばね定数が大き
い。
【0018】これらのコイルばね26Aと26Bとは略
ハット状のスペーサを26Cを挾んで直列に重ねられ、
制御弁20と防振リング24との間に装填される。ここ
にコイルばね26Aの下端はスペーサ26Cのフランジ
部26Dに上方から係合する。またコイルばね26Bは
スペーサ26Cの内側に装填され、その上端がスペーサ
26Cの内底に、その下端が制御弁20にそれぞれ当接
している。スペーサ26Cにはこのコイルばね26Bの
内側を通る作動油の流動を許容する油孔26Eが形成さ
れている。なお制御弁20が主油路22を閉じた図2の
状態では、スペーサ26Cのフランジ部26Dは制御弁
20より間隔Lだけ離隔している。
【0019】制御弁20の内側は副油室28となり、こ
の副油室28にはチェック弁30または32を介して主
油室14または16のうちいずれか高圧側の内圧が導か
れる。ここにチェック弁30、32は、副油室28の底
に形成した凹部とスペーサ26Cのフランジ部26Dと
の間に収容されたボールを持つ。すなわちフランジ部2
6Dはこれらのボール(すなわちチェック弁30、3
2)のストッパともなっている。
【0020】副油室28はパイロット弁34を介してパ
イロット通路36に連通し、パイロット通路36はさら
にチェック弁38および40を介してそれぞれ主油室1
4および16に連通する。パイロット通路36は、パイ
ロット弁34の下流側から、半径方向に伸びる2つの放
射路部36aと、各放射路部36aをつなぐ環状部36
bとを持つ。この環状部36bがチェック弁38、40
に連通する。
【0021】ここにパイロット弁34はピストン12側
の弁座34aと、ここに上方から当接する円錐面を持つ
弁体34bとで形成され、この弁体34bはリニヤソレ
ノイド42によって下向きに付勢される。すなわちリニ
ヤソレノイド42は励磁されるとその励磁力に対応した
下向きの力をプランジャ42aを介して弁体34bに付
与し、パイロット弁34の開き始める副油室28の内圧
を変化させることができる。なお弁体34bは、板ばね
34d(図2)によってパイロット弁34を開く方向へ
付勢されている。
【0022】この板ばね34dは、円環状の板の外周付
近3カ所に切れ目を入れて軸方向に爪状に折り起こした
3つの爪を持ち、これら爪の弾力性を利用したものであ
る。この板ばね34dは、リニヤソレノイド42の非励
磁時にパイロット弁34を開く方向へ弁体34bを押し
上げ、後記円盤44がパイロット通路36を閉じる位置
に移動させる。
【0023】パイロット弁34の弁体34bには、パイ
ロット弁34より下流側に位置する円盤44が一体に形
成されている。この円盤44は、リニヤソレノイド42
の非励磁状態で弁体34bと共に図4の位置に板ばね3
4dの復元力と副油室28の内圧によって押上げられ
る。この時に円盤44の外周面がパイロット通路36を
完全または不完全に閉じる。すなわちこのパイロット通
路36はこの円盤44よりも下流側でパイロット弁34
の弁室に開口する。また弁体34bにはこの円盤44を
迂回してパイロット弁34下流側と円盤44下流側とを
つなぐ油路34cが形成されている。
【0024】なおこのパイロット弁34の弁体34b
は、リニヤソレノイド42の非励磁状態で図4に示すよ
うに押上げられるが、その停止位置は図2に示す環状凸
部60aにより設定される。すなわちピストン12の中
間ボデー12Cにはリニヤソレノイド42側から環状の
スぺーサ60が嵌合され、このスぺーサ60の内周面に
この環状凸部60aが形成されている。従ってリニヤソ
レノイド42の非励磁時に弁体34bが上昇すると、円
盤44の上面外周縁がこの環状凸部60aに下方から係
接し弁体43b上方への移動が制限される。
【0025】なおこの環状凸部60aの下面すなわち円
盤44の上面に係接する面60bは、円盤44の上面に
面接触しないように傾斜面となるように加工されてい
る。これはリニヤソレノイド42の励磁が始まった瞬間
に弁体34bが速やかに図2、3の状態に復帰できるよ
うにするためである。
【0026】すなわち環状凸部60aの下面と円盤44
の上面とが面接触する場合には、リニヤソレノイド42
が励磁されて弁体34bを押下げる際に、弁体34bの
上面に加わる液体圧力の加圧面積がこの面接触した面積
分だけ減る。また面接触した2つの面を引き離すのに、
作動油の粘性の影響もあって大きな力を必要とする。そ
こでこの加圧面積の減少を少なくし、小さい力で弁体3
4bを環状凸部60aから引き離せるようにするために
環状凸部60aの下面60bを傾斜面とするものであ
る。
【0027】従ってリニヤソレノイド42の励磁状態で
は円盤44は図2のようにパイロット通路36を開き、
作動油は板ばね34dの間を通り油路34cを通してパ
イロット通路36に流れる。この状態では油路34cは
パイロット通路36の一部を形成する。またリニヤソレ
ノイド42の非励磁状態では弁体34bは板ばね34d
の復元力と副油室28の内圧とにより押し上げられ、円
盤44はパイロット通路36を閉じる。
【0028】またピストン12の中間ボデー12Cには
一方向弁46が設けられている。この一方向弁46は、
円盤44がパイロット通路36を閉じた状態で、パイロ
ット弁34下流側から円盤44を迂回して作動油をパイ
ロット通路36に導くものである。ここに一方向弁46
は作動油圧が設定圧以上になると開くボールリリーフ弁
で構成される。すなわち弁となるボールを押圧するコイ
ルばね46aのばね力により、この設定圧は設定され
る。一方向弁46はリリーフ弁に代えてチェック弁と固
定絞りとで形成してもよいが、リリーフ弁にすればばね
46aにより正確に作動圧を設定でき、精度向上に適す
る。また長期使用による特性変化も少なくなる。
【0029】図3、4において50は制御回路、52は
センサである。センサ52はピストン12のシリンダ1
0に対する相対移動速度や位置などを検出するものであ
る。センサ52はこの減衰器を車両に取付けた場合には
車両の走行速度、操舵角、加減速度などの走行条件を示
すデータを検出するものであってもよい。またセンサ5
2に代えて、手動スイッチなどにより好みの減衰力特性
を入力するようにしてもよい。
【0030】制御回路50はピストン12の移動速度・
位置あるいは車両の走行条件を示すデータなどに基づい
て、予め入力した制御特性から必要な減衰力を演算す
る。そしてこの減衰力を発生するためのリニヤソレノイ
ド42の励磁電流を求め、この電流でリニヤソレノイド
42を励磁するものである。この励磁電流はピストンロ
ッド18内に通された電気配線54により供給される。
【0031】
【作用】圧縮時においては、ピストン12が図1、2で
下向きに押される。このため下の主油室14が昇圧し、
作動油がチェック弁30を通って副油室28に入るか
ら、副油室28が昇圧する。一方パイロット弁34の弁
体34bはリニヤソレノイド42で設定された設定圧で
弁座34aを閉じているから、副油室28の内圧がこの
パイロット弁34の設定圧を越えるとパイロット弁34
が開き、作動油は板ばね34dの間、油路34c、パイ
ロット通路36を通り、さらにチェック弁40を通って
上の主油室16に逃げる。
【0032】このため副油室28が減圧するから、制御
弁20は下の主油室14の圧力により押上げられ、主油
路22が開き、主油室14から主油室16へ油が流れ
る。両主油室14、16の差圧が一定以下になると制御
弁20がコイルばね26により戻されて主油路46を閉
じる。以上の動作を繰り返すことによりピストン12は
下降してゆく。以上の圧縮時の作動油の流れは図3に実
線の矢印で示されている。
【0033】伸長時においては、ピストン12は上向き
に引かれる。このため上の主油室16が昇圧し、その圧
力は主油路22を介して制御弁20のチェック弁32を
介して副油室28に導かれる。副油室28の内圧が、リ
ニヤソレノイド42で設定された設定圧を越えるとパイ
ロット弁34が開き、油は油路34c、パイロット通路
36、チェック弁38を経て下の主油室14に逃げる。
このため副油室28が減圧し、制御弁20の段部20a
に作用する主油室16の圧力と副油室28の圧力との差
圧により制御弁20が上昇して主油路22が開く。
【0034】従って主油室16から主油室14へ油が流
れ、両主油室14、16の差圧が一定以下になると主油
路22が閉じ、以上の動作を繰り返しながらピストン1
2は上昇してゆく。以上の伸び時の作動油の流れは、図
3に破線の矢印で示されている。
【0035】以上はリニヤソレノイド42が正常に機能
している時の動作であるが、電源が切れている時や、制
御回路52に一時的な異常が発生したり、電気配線54
などに一時的な接触不良が発生した時にはリニヤソレノ
イド42が非励磁になることがある。このような時には
パイロット弁34の弁体34bを下方へ押圧する力が無
くなる。このため弁体34bは板ばね34dの伸び力に
より押し上げられ、円盤44がパイロット通路36を閉
じる。
【0036】従って副油室28の内圧が一方向弁46の
設定圧になると一方向弁46が開いて作動油をパイロッ
ト弁34の弁室からパイロット通路36に逃がす。この
ため副油室28は一方向弁46の設定圧に保持される。
この結果一定の減衰力を発生させることができる。
【0037】なお弁体34bの油路34cはパイロット
弁34の弁室の上壁に対向しているから、弁体34bは
円盤44の両側が常に同一圧力に保たれる。一方向弁4
6はその前後の作動油に設定圧の圧力差を発生させる
が、この実施例ではこの一方向弁46下流側の圧力は弁
体34bの上面に導かれていないから、弁体34bはこ
の圧力差により上方へ強く押し付けられることがない。
【0038】従って切れていた電源が入ったり、制御回
路52や配線54などの一時的な異常がなくなってリニ
ヤソレノイド42が正常動作に戻った時には、弁体34
bは速やかに図2、3に示す正常位置に戻ることができ
る。すなわち正常動作状態への復帰が速やかに行われ
る。また一方向弁46はコイルばね46aの設定により
作動圧を正確に管理することができる。
【0039】以上の実施例は制御弁20、パイロット弁
34、パイロット通路36、リニヤソレノイド42等を
ピストン12に設けたものである。しかし本発明はこれ
らをピストン以外の位置、例えばシリンダ側に設けるこ
とができる。また作動油を収容するリザーブタンクを有
するものでは、このリザーブタンクに設けてもよい。
【0040】円盤44は実施例のようなスライド弁に限
定されるものではないが、本発明ではこの円盤44がパ
イロット通路36を閉じた状態で弁体34bの裏側(パ
イロット弁34と反対側)の面に、一方向弁46で減圧
されたパイロット通路36の低い圧力が導かれないよう
にすることが重要である。この実施例では油路34cに
よって弁体34bの裏側へパイロット弁34側の圧力を
導いているが、同様の機能を持つものであればこの油路
34cに代えて他の構成を採用してもよいのは勿論であ
る。
【0041】またリニヤソレノイドの非励磁時には、弁
体34bを板ばね34cで押し上げているが、減衰器を
上下逆向きに設置する場合には、弁体の重力を利用する
ことによりこの板ばね34cを省くことが可能である。
【0042】
【他の実施例】図5は他の実施例であるピストンを一部
断面した図である。この実施例の基本的構成は前記の図
1〜4に示した実施例と同じであるから、同一部分に同
一符号を付しその説明は繰り返さない。
【0043】前記実施例と異なる点について以下に説明
する。まずこの図5の実施例においては、パイロット弁
34Aのストッパ構造が異なる。すなわちリニヤソレノ
イド42の電源が切れた時に、パイロット弁34Aをパ
イロット通路36(36a,36b)を閉じる位置に停
止させるため、リニヤソレノイド42のプランジャ42
aをブロック部材70に当接させるようにしたものであ
る。
【0044】ここにブロック部材70はリニヤソレノイ
ド42のガイド筒42bを上方(パイロット弁34Aの
反対側)から塞ぐよう装填される。そしてこのブロック
部材70のプランジャ42a側の対向面にストッパとな
る凸部72が突設されている。
【0045】従ってリニヤソレノイド42の電源が切れ
た時にパイロット弁34Aが図5で上方へ移動すると、
プランジャ42aがこの凸部72に当接して停止する。
この状態でパイロット弁34Aの円盤44がパイロット
通路36の放射路部36aを塞ぐように凸部72の高さ
およびプランジャ42aの長さが設定されるのは勿論で
ある。
【0046】この実施例によればリニヤソレノイド42
が非励磁の時にプランジャ42aが凸部72に当接して
弁体34bの上昇が制限されることになる。すなわちこ
の時弁体34bには何も係接することがない。このため
弁体34bの円盤44が移動中に傾くことがなく、常に
円滑に移動することができる。なお前記図2〜4に示し
た実施例の場合には円盤44の外周が環状凸部60aの
傾斜した下面60bに係接するため、弁体34bの復帰
が円滑でなくなったり、この状態で発生する減衰力が不
安定になる問題があった。その理由を次に説明する。
【0047】弁体34bをスムースに摺動させるため、
通常この弁体34bとプランジャ42aとの係合部分7
4には径方向に合計約100から150μmのクリヤラ
ンスが設けられ、また円盤44の外周面と中間ボデー1
2Cとの摺動面間には同様に径方向に約100μmのク
リヤランスが設けられている。このため弁体34bは径
方向に約100μm遊動することになる。しかしこの弁
体34bの半径方向の遊動は、前記図2で説明したよう
な環状凸部60aをストッパとした場合には、この傾斜
した下面60bに当接した円盤44を傾かせることにな
る。
【0048】このため円盤44がこの傾斜面60bに咬
み込み、リニヤソレノイド42の励磁の復帰時に円盤4
4が速やかに環状凸部60aから離脱できなくなること
があり得る。またこのように円盤44が傾いて環状凸部
60aに係接していると、円盤44によるパイロット通
路36の放射路部36aの閉塞が不安定になり、作動油
に作用する抵抗が不安定になるのである。これに対して
図5の実施例によれば、円盤44が傾くことがないから
弁体34bの復帰動が円滑となり、またリニヤソレノイ
ド42の非励磁時に得られる減衰力が安定する。
【0049】またこの図5の実施例の図2〜4の実施例
に対する他の相違点は、図2〜4の実施例におけるチェ
ック弁30、32を1つのチェック弁30Aで形成した
点である。すなわち制御弁20Aには1つのチェック弁
30Aを挟んで対向する油路80,82を形成し、これ
らの油路80,82を介して両主油室14または16の
一方から副油室28に作動油を導くようにした。従って
この構成によればチェック弁30Aは1個で足り、制御
弁20Aの軽量化が図れる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、パイロ
ット弁(34、34A)の弁体(34b)に円盤(4
4)を一体的に設け、リニヤソレノイド(42)の非励
磁時にこの円盤(44)がパイロット通路(36)を閉
じると共にこの弁体(34b)のパイロット弁(34、
34A)と反対側の面にパイロット弁(34、34A)
下流側の圧力を油路(34c)により導くようにし、さ
らにこのパイロット弁(34、34A)の下流側から円
盤(44)を迂回し一方向弁(46)を通してパイロッ
ト通路へ作動油を導くようにしたから、弁体(34b)
には一方向弁(46)の両側の差圧が作用することがな
い。このためリニヤソレノイド(42)が正常に復帰し
た時に弁体(34b)は速やかに正常位置に移動するこ
とができる。
【0051】ここに用いる一方向弁はチェック弁と固定
絞りの組合せで構成することができるが、一定の設定圧
で開くリリーフ弁とするのが望ましい(請求項2)。こ
の場合には設定圧をばね(46a)により設定するか
ら、このばねの特性を揃えることによりリニヤソレノイ
ド(42)の非励磁時の特性を揃えることができ、生産
性が向上する。また固定絞りは長期使用による摩滅によ
り特性が変化し易いが、ばね(46a)はこのようなこ
とがないから長期使用に対し特性が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を一部断面した図
【図2】その要部の拡大断面図
【図3】本発明の一実施例の正常動作時を簡略化して示
す図
【図4】同じく非励磁時を簡略化して示す図
【図5】他の実施例を一部断面した図
【符号の説明】
10 シリンダ 12 ピストン 14、16 主油室 20 制御弁 22 主油路 28 副油室 30、32、38、40 チェック弁 34、34A パイロット弁 34a 弁座 34b 弁体 34c 油路 36 パイロット通路 42 リニヤソレノイド 44 円盤 46 一方向弁 46a コイルばね 50 制御回路 52 センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧側主油室内圧が導かれる副油室と、
    リニヤソレノイドにより閉方向に付勢されこの副油室内
    圧が設定圧を越えると開いてパイロット通路を介してこ
    の副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイロット
    弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差圧によ
    って両主油室間をつなぐ主油路を開閉する制御弁とを備
    える減衰器であって、前記パイロット弁の弁体に一体的
    に設けられこの弁体を収容する弁室を2つに仕切ると共
    にリニヤソレノイドの非励磁状態ではその外周面で前記
    パイロット通路を前記パイロット弁より下流側で閉じる
    円盤と、前記円盤に設けられ前記円盤で仕切られた2つ
    の弁室を連通する油路と、この円盤がパイロット通路を
    閉じた状態で円盤を迂回してパイロット弁の下流側から
    パイロット通路へ作動油を導く一方向弁とを備え、前記
    一方向弁は副油室を設定圧に保持することを特徴とする
    減衰器。
  2. 【請求項2】 一方向弁は設定圧で開くリリーフ弁であ
    る請求項1の減衰器。
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