JPH0221238A - 金相試料作製用樹脂注入装置 - Google Patents

金相試料作製用樹脂注入装置

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Publication number
JPH0221238A
JPH0221238A JP63170277A JP17027788A JPH0221238A JP H0221238 A JPH0221238 A JP H0221238A JP 63170277 A JP63170277 A JP 63170277A JP 17027788 A JP17027788 A JP 17027788A JP H0221238 A JPH0221238 A JP H0221238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
resin
phase sample
vacuum pump
preparing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63170277A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Ukai
重治 鵜飼
Sadayoshi Nukaga
額賀 貞芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication date
Application filed by Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp filed Critical Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication of JPH0221238A publication Critical patent/JPH0221238A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、原子力施設等における照射済燃料セラミック
ス、鉱物及び電子部品等の多孔性物質の組織観察や機器
分析を行うための金相試料作製用の樹脂注入装置に関す
る。
〔従来の技術] 従来、セラミックス、鉱物及び電子部品等の多孔性物質
の金相試料を作製する場合、試料が跪く破壊し易いため
内部のクランクや気孔等の中空部分に樹脂注入装置を用
いて樹脂を浸透させた後、硬化させ、試料の欠落や欠け
を防止するようにしている。
従来の樹脂注入装置は常温硬化樹脂に浸した金相試料を
入れた樹脂注入容器を真空容器内に置き、油回転真空ポ
ンプを作動させ真空容器内を減圧することにより、試料
内のクラックや気孔等の中空内部にあるガスを気胞とし
て放出させる。この状態を数分間持続させた後、油回転
真空ポンプを停止させるとともに、手動によりバルブを
開いて真空容器内を大気圧にすることにより樹脂を試料
内部の中空部に浸透させるようにしている。
〔発明が解決すべき課題〕
このように従来の樹脂注入装置は油回転真空ポンプで真
空容器内を減圧し、次に大気圧へ回復するためにバルブ
の開閉を手動で操作する必要があった。そのため樹脂の
注入操作が煩雑となり、特に原子力施設においては、マ
ニピュレータを用いた遠隔操作により行う必要があり非
能率的であった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、自動的に
、真空容器内に減圧と大気圧の圧力差を繰り返し投入す
ることにより、金相試料内の中空部への樹脂注入を能率
良く、かつ、確実に行うことのできる金相試料作製用樹
脂注入装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、真空容器内において樹脂中に試料
を浸し、減圧状態で試料中の気泡を放出させ、加圧状態
で試料に樹脂注入を行うようにした金相試料作製用樹脂
注入装置であって、真空容器と真空ポンプとを真空破壊
弁を介して配管で接続し、真空破壊弁は、真空ポンプの
起動、停止と連動して開閉するようにすること、また真
空ポンプの起動、停止をマニピュレータを用いた遠隔操
作により行い、さらに真空容器、真空破壊弁、真空ポン
プは架台上に設置されると共に、真空容器は押さえ板に
より固定され、スライド式に取り付け、取り外しが可能
であり、真空ポンプを油回転ポンプとしたとき、真空破
壊弁が油回転ポンプ停止時の油の逆流を防止する機能を
有するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、真空容器と真空ポンプとを真空破壊弁を介し
て配管により接続し、真空破壊弁の開閉を真空ポンプの
起動、停止と連動させて開閉可能にし、マニピュレータ
を用いた遠隔操作により真空容器内を繰返し減圧、加圧
状態にして真空容器内にセットされた樹脂中に浸した金
相試料の内部に樹脂を効率良く、確実に注入することが
でき、欠落やカケの生じない試料を作成することができ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による金相試料作製用樹脂注入装置の平
面図、第2図は第1図のA−A’断面図である。なお、
図中1は真空容器、2は油回転真空ポンプ、3は真空破
壊弁、4はスイッチ、5はゴムホース配管、6は架台、
7は真空容器押え板、8は樹脂注入容器、9は常温硬化
樹脂、10は金相試料である。
図において、真空容器1、油回転真空ポンプ2及び真空
破壊弁3は架台6に固定しである。真空容器1内には常
温硬化樹脂9中に金相試料IOを浸した樹脂注入容器8
がセットされている。油回転真空ポンプ2の吸気口は、
真空破壊弁3を介してゴムホース配管5により真空容器
lの排気口と接続している。スイッチ4は油回転真空ポ
ンプ2の起動、停止を行うとともに真空破壊弁3に内蔵
のタイミングバルブ(図示せず)の開閉も同時に行う。
すなわち、スイッチ4をONすると油回転真空ポンプ2
が起動すると同時にタイミングバルブが開いて真空破壊
弁3とゴムホース配管5の空気路は連通状態となり真空
容器1内の減圧を開始する。また、スイッチ4をOFF
すると油回転真空ポンプ2は停止すると同時にタイミン
グバルブが閉じて真空破壊弁3とゴムホース配管5の空
気路間は遮断され、真空容器l内は自動的に大気圧にな
ると共に、油回転真空ポンプ2の油の逆流を防止する。
このように、スイッチ4のON、、OFF操作により、
油回転真空ポンプ2の起動、停止を行って真空容器1内
の減圧と加圧を繰り返し行うことができる。なお、真空
容器1は押え板7により架台6に固定するスライド式と
しマニピュレータ操作によっても取り付け、取り外しを
容易に行えるようにしである。
次に作用を説明する。
液状の常温硬化樹脂9に浸した金相試料10を入れた樹
脂注入容器8を真空容器1内に設置し、真空容器1を気
密にする。スイッチ4をONにするとタイミングバルブ
が開いて、空気路が連通状態になると同時に油回転真空
ポンプ2が起動し、真空容器1内が減圧される。真空容
器1内の減圧に伴って金相試料10内のクラックや気孔
等の中空内部にあるガスが液状の樹脂を通して気泡とし
て放出される。この状態を数分間保持した後、スイッチ
4をOFFして油回転真空ポンプ2を停止させると、タ
イミングバルブは閉じて空気路は遮断状態となる。この
状態で自動的に真空容器1内は大気圧になり、大気圧に
よる加圧状態で常温硬化樹脂9を金相試料10内部の中
空部に浸透させることができる。そして、このような減
圧、加圧を試料から気泡がなくなるまで数回繰り返すこ
とにより中空内部への樹脂注入を完全に行うことができ
る。
なお、上記実施例では加圧を大気圧で行うようにしたが
、必ずしも大気圧でなくても減圧状態に比して一定程度
大きければよく、高いほど速やかに注入を行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、手動によることなく自動
的に真空容器内に減圧と加圧の圧力差を繰り返し投入す
ることにより金相試料内の中空部への樹脂の注入を行う
ことができ、特に原子力施設においては照射法燃料セラ
ミックス等への樹脂注入がマニピュレータを用いた遠隔
操作により能率良く、かつ、確実に行うことが可能とな
り、欠落やカケの生じない試料を作成することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による金相試料策西洋樹脂注入装置の平
面図、第2図は第1図のA−A’断面図である。 1・・・真空容器、2・・・油回転真空ポンプ、3・・
・真空破壊弁、4・・・スイッチ、5・・・ゴムホース
配管、6・・・架台、7・・・真空容器押え板、8・・
・樹脂注入容器、9・・・常温硬化樹脂、10・・・金
相試料。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空容器内において樹脂中に試料を浸し、減圧状
    態で試料中の気泡を放出させ、加圧状態で試料に樹脂注
    入を行うようにした金相試料作製用樹脂注入装置であっ
    て、真空容器と真空ポンプとを真空破壊弁を介して配管
    で接続し、真空破壊弁は、真空ポンプの起動、停止と連
    動して開閉するようにしたことを特徴とする金相試料作
    製用樹脂注入装置。
  2. (2)真空ポンプの起動、停止をマニピュレータを用い
    た遠隔操作により行う請求項1記載の金相試料作製用樹
    脂注入装置。
  3. (3)真空容器、真空破壊弁、真空ポンプは架台上に設
    置されると共に、真空容器は押さえ板により固定され、
    スライド式に取り付け、取り外しが可能である請求項1
    記載の金相試料作製用樹脂注入装置。
  4. (4)真空ポンプは油回転ポンプであり、真空破壊弁は
    油回転ポンプ停止時の油の逆流を防止する機能を有する
    請求項1記載の金相試料作製用樹脂注入装置。
JP63170277A 1988-07-08 1988-07-08 金相試料作製用樹脂注入装置 Pending JPH0221238A (ja)

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JP63170277A JPH0221238A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 金相試料作製用樹脂注入装置

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JP63170277A JPH0221238A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 金相試料作製用樹脂注入装置

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JPH0221238A true JPH0221238A (ja) 1990-01-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022534465A (ja) * 2019-03-22 2022-08-01 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 真空埋込システムの流体流量制御

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988640A (ja) * 1982-11-08 1984-05-22 ビユ−ラ−・リミテツド 材料評価のための多孔質サンプルの含浸装置
JPS6129734A (ja) * 1984-07-21 1986-02-10 Akashi Seisakusho Co Ltd 試料浸透処理装置

Patent Citations (2)

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