JPH02212052A - 生産ライン構造 - Google Patents
生産ライン構造Info
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- JPH02212052A JPH02212052A JP3323189A JP3323189A JPH02212052A JP H02212052 A JPH02212052 A JP H02212052A JP 3323189 A JP3323189 A JP 3323189A JP 3323189 A JP3323189 A JP 3323189A JP H02212052 A JPH02212052 A JP H02212052A
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Landscapes
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はワークに加工等を施して製品を得るための生産
ライン構造に関する。
ライン構造に関する。
(従来の技術)
一般に、ワークに複数の加工や組付作業を施して多数の
製品を得る場合、ワークをパレットに固定して一定の搬
送ライン上で流し、この搬送ライン上の各加工部1組付
部(ステーション)で所定の加工ないしは組付作業を行
なっていく生産ラインが組まれている。
製品を得る場合、ワークをパレットに固定して一定の搬
送ライン上で流し、この搬送ライン上の各加工部1組付
部(ステーション)で所定の加工ないしは組付作業を行
なっていく生産ラインが組まれている。
しかして、上記搬送ラインは工場でのスペース上の関係
からL字状やコ字状等に形成されることがある。その場
合、ワークはその特定の面が搬送方向の前方を向くよう
にして搬送され、この搬送ラインの横に配置した加工機
や部品組付機でワークに対して作業を行なうのが通常で
ある。また、ワークを位置決めして固定するパレットに
は、加工用と部品組付用とで別のものが用いられている
のが通常である。
からL字状やコ字状等に形成されることがある。その場
合、ワークはその特定の面が搬送方向の前方を向くよう
にして搬送され、この搬送ラインの横に配置した加工機
や部品組付機でワークに対して作業を行なうのが通常で
ある。また、ワークを位置決めして固定するパレットに
は、加工用と部品組付用とで別のものが用いられている
のが通常である。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上述の如き生産ライン構造においては、例えば
それぞれ直線状に延びる第1搬送ラインと第2搬送ライ
ンとをL字状に組んだものでは、第1搬送ラインと第2
搬送ラインのいずれにおいても、ワークの特定の面、例
えば側面がラインの側方を向くことになる。従って、加
工機を搬送ラインの横に置いた場合、ワークの側面の加
工には支障がないものの、ワークの前面や後面の加工部
では、加工機の工具を上記前面や後面に回り込ませると
いうように工具の向きを変更するか、ワークの向きを変
更する必要がある。しかし、前者の手段では当該加工部
に広い作業スペースを必要とし、後者の手段でもワーク
の姿勢変更手段を別途準備しなければならないとともに
、当該加工部でワ−りを姿勢変更手段に位置決めして固
定する必要がある。
それぞれ直線状に延びる第1搬送ラインと第2搬送ライ
ンとをL字状に組んだものでは、第1搬送ラインと第2
搬送ラインのいずれにおいても、ワークの特定の面、例
えば側面がラインの側方を向くことになる。従って、加
工機を搬送ラインの横に置いた場合、ワークの側面の加
工には支障がないものの、ワークの前面や後面の加工部
では、加工機の工具を上記前面や後面に回り込ませると
いうように工具の向きを変更するか、ワークの向きを変
更する必要がある。しかし、前者の手段では当該加工部
に広い作業スペースを必要とし、後者の手段でもワーク
の姿勢変更手段を別途準備しなければならないとともに
、当該加工部でワ−りを姿勢変更手段に位置決めして固
定する必要がある。
一方、第1.第2.第3の搬送ラインをコ字状に組んで
第1搬送ライン及び第2搬送ラインを加工用とし、第3
搬送ラインを部品組付用とした場合、第1と第3の搬送
ラインでは共にワークの一側面がコ字状ラインの内側も
しくは外側のいずれかを向くことになる。従って、第1
搬送ラインで加工した部分に第3搬送ラインで部品の組
付を行なう場合、加工機と部品組付機とは共にコ字状ラ
インの内側もしくは外側のいずれか一方に配置する必要
がある。しかし、加工機と部品組付機とを共に内側に配
置する場合には第1搬送ラインと第2搬送ラインとがな
す角部と、第3搬送ラインとT42搬送ラインとがなす
角部との双方で、加工機同士あるいは加工機と部品組付
機との干渉防止を図る必要があり、このために、この両
角部に比較的広いアイドル部が必要になったり、あるい
は加工機の位置の制約が大きくなる。また、加工機と部
品組付機とを共に外側に配置する場合には、それだけコ
字状ラインの外側に広いスペースを確保する必要が生じ
てくる。
第1搬送ライン及び第2搬送ラインを加工用とし、第3
搬送ラインを部品組付用とした場合、第1と第3の搬送
ラインでは共にワークの一側面がコ字状ラインの内側も
しくは外側のいずれかを向くことになる。従って、第1
搬送ラインで加工した部分に第3搬送ラインで部品の組
付を行なう場合、加工機と部品組付機とは共にコ字状ラ
インの内側もしくは外側のいずれか一方に配置する必要
がある。しかし、加工機と部品組付機とを共に内側に配
置する場合には第1搬送ラインと第2搬送ラインとがな
す角部と、第3搬送ラインとT42搬送ラインとがなす
角部との双方で、加工機同士あるいは加工機と部品組付
機との干渉防止を図る必要があり、このために、この両
角部に比較的広いアイドル部が必要になったり、あるい
は加工機の位置の制約が大きくなる。また、加工機と部
品組付機とを共に外側に配置する場合には、それだけコ
字状ラインの外側に広いスペースを確保する必要が生じ
てくる。
そうして、部品の組付部でワークを位置決めして固定す
るパレットとして、加工部のものと異なるものを使用す
る場合、このパレットの相違によりワークは加工用の位
置決め基準と組付用の位置決め基準とが異なるものにな
り、加工した部分に部品を組付ける際に位置ずれを生じ
易くなる。そして、部品組付部でその組付不良が発生し
た場合、その原因が加工側にあるのか組付側にあるのか
直に判断することができない。
るパレットとして、加工部のものと異なるものを使用す
る場合、このパレットの相違によりワークは加工用の位
置決め基準と組付用の位置決め基準とが異なるものにな
り、加工した部分に部品を組付ける際に位置ずれを生じ
易くなる。そして、部品組付部でその組付不良が発生し
た場合、その原因が加工側にあるのか組付側にあるのか
直に判断することができない。
すなわち、本発明の第1の課題は、上述のワークの異な
る面の加工にあたっては加工機の工具の向きもしくはワ
ークの姿勢の変更を要するという問題を解消することに
あり、第2の課題は、加工用のラインに部品組付用のラ
インを組み込む場合に、そのレイアウトスペースをでき
るだけ小さくし、且つ部品組付不良を少なくするととも
に、この不良発生時に素早く対応できるようにすること
にある。
る面の加工にあたっては加工機の工具の向きもしくはワ
ークの姿勢の変更を要するという問題を解消することに
あり、第2の課題は、加工用のラインに部品組付用のラ
インを組み込む場合に、そのレイアウトスペースをでき
るだけ小さくし、且つ部品組付不良を少なくするととも
に、この不良発生時に素早く対応できるようにすること
にある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記第1の課題に対しては、ワークをその搬
送方向の如何に拘らず特定の向きにしたままで搬送する
ことにより、搬送方向が変わった場合には搬送ラインの
側方へ向くワーク面が変わるようにし、各搬送ラインで
は工具の向きやワークの向きを変えなくともそのライン
の側方からワークの異なる面を加工できるようにするも
のである。
送方向の如何に拘らず特定の向きにしたままで搬送する
ことにより、搬送方向が変わった場合には搬送ラインの
側方へ向くワーク面が変わるようにし、各搬送ラインで
は工具の向きやワークの向きを変えなくともそのライン
の側方からワークの異なる面を加工できるようにするも
のである。
すなわち、その手段は、ワークがパレットに固定されそ
の向きを一定にして搬送される第1搬送ラインと、この
第1搬送ラインに接続されワークが上記パレットに固定
されその姿勢変更を行わず第1搬送ラインでの向きと同
じにし且つこの第1搬送ラインと異なる方向に搬送され
る第2R送ラインとを備え、上記第1搬送ラインと第2
搬送ラインとに、それぞれ搬送ラインの側方から上記パ
レットに固定されているワークに加工を施す加工機が配
設されていることを特徴とする請求項(1)に記載の生
産ライン構造の発明である。
の向きを一定にして搬送される第1搬送ラインと、この
第1搬送ラインに接続されワークが上記パレットに固定
されその姿勢変更を行わず第1搬送ラインでの向きと同
じにし且つこの第1搬送ラインと異なる方向に搬送され
る第2R送ラインとを備え、上記第1搬送ラインと第2
搬送ラインとに、それぞれ搬送ラインの側方から上記パ
レットに固定されているワークに加工を施す加工機が配
設されていることを特徴とする請求項(1)に記載の生
産ライン構造の発明である。
また、本発明は、上記第2の課題に対しては、加工ライ
ン側と部品組付ライン側とでワークの向きを変えること
なくその搬送方向のみを逆にして、加工ライン側での加
工方向と部品組付ライン側での組付方向とを同じにする
ことにより、加工機と部品組付機のいずれか一方のみを
両ラインの間に配置できるようにして、レイアウトスペ
ースを小さくできるようにするとともに、加工ライン側
と部品組付ライン側とでパレットを共用することにより
、ワークの加工基準と組付基準とを同じにして、部品組
付位置のずれを防止し、且つ組付不良の原因を直に知る
ことができるようにするものである。
ン側と部品組付ライン側とでワークの向きを変えること
なくその搬送方向のみを逆にして、加工ライン側での加
工方向と部品組付ライン側での組付方向とを同じにする
ことにより、加工機と部品組付機のいずれか一方のみを
両ラインの間に配置できるようにして、レイアウトスペ
ースを小さくできるようにするとともに、加工ライン側
と部品組付ライン側とでパレットを共用することにより
、ワークの加工基準と組付基準とを同じにして、部品組
付位置のずれを防止し、且つ組付不良の原因を直に知る
ことができるようにするものである。
すなわち、その手段は、請求項(1)に記載の生産ライ
ン構造において、第211I送ラインに接続されワーク
が上記パレットに固定されたままその姿勢変更を行わず
第1搬送ライン及び第2搬送ラインでの向きと同じにし
、且つ第1搬送ラインと第2搬送ラインとの少なくとも
一方の搬送方向との逆方向に搬送される部品組付用の搬
送ラインを備え、この搬送ラインの側方もしくは上方か
らワークに部品を組付ける組付機が配設されていること
を特徴する請求項(2)に記載の生産ライン構造の発明
である。
ン構造において、第211I送ラインに接続されワーク
が上記パレットに固定されたままその姿勢変更を行わず
第1搬送ライン及び第2搬送ラインでの向きと同じにし
、且つ第1搬送ラインと第2搬送ラインとの少なくとも
一方の搬送方向との逆方向に搬送される部品組付用の搬
送ラインを備え、この搬送ラインの側方もしくは上方か
らワークに部品を組付ける組付機が配設されていること
を特徴する請求項(2)に記載の生産ライン構造の発明
である。
(作用)
請求項(1)の生産ライン構造においては、第1搬送ラ
インと第2搬送ラインとは、そのワーク搬送方向は異な
るが、ワーク自体の向きは同じであるから、ワークがラ
インの側方を向く面は互いに相違する。よって、第11
1E!送ラインと第2搬送ラインとでは、いずれも加工
機をライン様に配置した状態で、工具の向きやワークの
向きを変えずに、そのラインの側方から互いにワークの
異なる面を加工できることになる。
インと第2搬送ラインとは、そのワーク搬送方向は異な
るが、ワーク自体の向きは同じであるから、ワークがラ
インの側方を向く面は互いに相違する。よって、第11
1E!送ラインと第2搬送ラインとでは、いずれも加工
機をライン様に配置した状態で、工具の向きやワークの
向きを変えずに、そのラインの側方から互いにワークの
異なる面を加工できることになる。
請求項(2)の生産ライン構造においては、第1搬送ラ
インと第2搬送ラインとの少なくとも一方の加工用の搬
送ラインと、部品組付用の搬送ラインとは、ワークの向
きを同じにして搬送方向を逆にしているから、加工機と
組付機のいずれか一方を上記加工用と部品組付用の両搬
送ラインの外側に、他方を両搬送ラインの間に配置しな
がら、この両搬送ラインではワークの特定の面を加工機
並びに組付機に向けることができ、ワークの特定の面を
加工し、そこに部品を組付ける場合に、他の搬送ライン
の加工機等との干渉を少なくしながら、上記両搬送ライ
ンの間を加工機や組付機の設置スペースに利用して、全
体のレイアウトスペースを小さくすることができる。
インと第2搬送ラインとの少なくとも一方の加工用の搬
送ラインと、部品組付用の搬送ラインとは、ワークの向
きを同じにして搬送方向を逆にしているから、加工機と
組付機のいずれか一方を上記加工用と部品組付用の両搬
送ラインの外側に、他方を両搬送ラインの間に配置しな
がら、この両搬送ラインではワークの特定の面を加工機
並びに組付機に向けることができ、ワークの特定の面を
加工し、そこに部品を組付ける場合に、他の搬送ライン
の加工機等との干渉を少なくしながら、上記両搬送ライ
ンの間を加工機や組付機の設置スペースに利用して、全
体のレイアウトスペースを小さくすることができる。
一方、加工ライン側と部品組付ライン側とでパレットを
共用することができるから、ワークの加工基準と組付基
準とを同じにして、部品組付位置のずれを防止し、且つ
組付不良の原因を直に知ることができるようになる。
共用することができるから、ワークの加工基準と組付基
準とを同じにして、部品組付位置のずれを防止し、且つ
組付不良の原因を直に知ることができるようになる。
(発明の効果)
従って、請求項(1)の発明によれば、第1搬送ライン
と第2搬送ラインとでワークの向きを変えることなく異
なる方向に搬送するようにしたから、いずれも加工機を
ライン様に配置した状態で、工具の向きやワークの向き
を変えずに、つまり、加工部での必要な作業スペースを
最小限にしながら、ワークの姿勢変更手段を設けること
なく、ラインの側方から互いにワークの異なる面を加工
できるようになる。
と第2搬送ラインとでワークの向きを変えることなく異
なる方向に搬送するようにしたから、いずれも加工機を
ライン様に配置した状態で、工具の向きやワークの向き
を変えずに、つまり、加工部での必要な作業スペースを
最小限にしながら、ワークの姿勢変更手段を設けること
なく、ラインの側方から互いにワークの異なる面を加工
できるようになる。
また、請求項(2)の発明によれば、加工ライン側と部
品組付ライン側とでワークの向きを変えることなくその
搬送方向のみを逆にして、加工方向と部品組付方向とを
同じにすることにより、加工機と部品組付機のいずれか
一方のみを両ラインの間に配置できるようにし、且つ加
工ライン側と部品組付ライン側とでパレットを共用する
ようにしたから、レイアウトスペースを小さ(できると
ともに、部品組付位置のずれを防止し、また組付不良の
原因を直に知ることができるようになり、生産性の向上
を図ることができる。
品組付ライン側とでワークの向きを変えることなくその
搬送方向のみを逆にして、加工方向と部品組付方向とを
同じにすることにより、加工機と部品組付機のいずれか
一方のみを両ラインの間に配置できるようにし、且つ加
工ライン側と部品組付ライン側とでパレットを共用する
ようにしたから、レイアウトスペースを小さ(できると
ともに、部品組付位置のずれを防止し、また組付不良の
原因を直に知ることができるようになり、生産性の向上
を図ることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図にはワークに加工及び部品の組付を行なう生産ラ
インの全体構成が示されている。
インの全体構成が示されている。
すなわち、このラインは、図面上右回りになっていて、
ワークWの搬入山部5を配設した第1搬送ライン1.こ
の第1搬送ライン1に直角に接続された第2搬送ライン
2.この第2搬送ライン2に直角に接続された第3搬送
ライン3.並びにこの第3搬送ライン3に直角に接続さ
れた第4搬送ライン4とからなり、矩形の閉ループを構
成している。また、本例のワークWは、エンジンの吸気
マニホールドであり、パレット6に位置決めして固定し
、搬入時の姿勢及び向きを変えることなく上記各搬送ラ
イン1〜4の各接続部で搬送方向のみを変えてパレット
6と共に上記生産ラインを一周して搬出されるようにな
っている。
ワークWの搬入山部5を配設した第1搬送ライン1.こ
の第1搬送ライン1に直角に接続された第2搬送ライン
2.この第2搬送ライン2に直角に接続された第3搬送
ライン3.並びにこの第3搬送ライン3に直角に接続さ
れた第4搬送ライン4とからなり、矩形の閉ループを構
成している。また、本例のワークWは、エンジンの吸気
マニホールドであり、パレット6に位置決めして固定し
、搬入時の姿勢及び向きを変えることなく上記各搬送ラ
イン1〜4の各接続部で搬送方向のみを変えてパレット
6と共に上記生産ラインを一周して搬出されるようにな
っている。
上記第1搬送ライン1においては、上記搬入山部5に続
いて、フライス盤11でワークWの前面のフライス削り
を行なう第1前面加工部12.ボール盤13で上記前面
に穴開は加工を施す第2前面加工部14.フライス盤1
5でワークWの上面のフライス削りを行なう第1上面加
工部16.それぞれ垂直旋回方式のターレット型工作機
械17゜18で上記上面にターレット削りを行なう第2
及び第3の上面加工部19,20.ボール盤21でワー
クWに斜め上方から穴開は加工を行なう第4上面加工部
22.及びドリル装置23でワークWの下面に穴開は加
工を行なう第1下面加工部24が配設されている。そし
て、この第1搬送ライン1と第2搬送ライン2との角に
はアイドル部25が設けられている。
いて、フライス盤11でワークWの前面のフライス削り
を行なう第1前面加工部12.ボール盤13で上記前面
に穴開は加工を施す第2前面加工部14.フライス盤1
5でワークWの上面のフライス削りを行なう第1上面加
工部16.それぞれ垂直旋回方式のターレット型工作機
械17゜18で上記上面にターレット削りを行なう第2
及び第3の上面加工部19,20.ボール盤21でワー
クWに斜め上方から穴開は加工を行なう第4上面加工部
22.及びドリル装置23でワークWの下面に穴開は加
工を行なう第1下面加工部24が配設されている。そし
て、この第1搬送ライン1と第2搬送ライン2との角に
はアイドル部25が設けられている。
第2搬送ライン2においては、上記アイドル部25に続
いて、それぞれドリル装r1126.27で、ワークW
の下面に穴開は加工を行なう第2と第3の下面加工部2
8,29.それぞれ水平旋回式ターレット型工作機械3
0.31でワークWの左側面にターレット削りを行なう
第1と第2の側面加工部32.33.及びドリル装置3
4でワークWの下面に穴開は加工を行なう第4下面加工
部35、が配設されている。そして、この第2搬送ライ
ン2と第3搬送ライン3との角にはアイドル部36が設
けられている。
いて、それぞれドリル装r1126.27で、ワークW
の下面に穴開は加工を行なう第2と第3の下面加工部2
8,29.それぞれ水平旋回式ターレット型工作機械3
0.31でワークWの左側面にターレット削りを行なう
第1と第2の側面加工部32.33.及びドリル装置3
4でワークWの下面に穴開は加工を行なう第4下面加工
部35、が配設されている。そして、この第2搬送ライ
ン2と第3搬送ライン3との角にはアイドル部36が設
けられている。
第3搬送ライン3においては、上記アイドル部36に続
いて、フライス盤37でワークWの後面のフライス削り
を行なう第1後面加工部38.それぞれ水平旋回式ター
レット型工作機械39〜41で上記後面にターレット削
りを行なう第2〜第4の後面加工部42〜44.ばり取
り機45を備えたぼり取り部46.洗浄水循環機47を
備えた洗浄部48.熱風発生機49を備えた乾燥部50
゜及び未加工検出部51が配設されている。そして、こ
の第3搬送ライン3と第4!11送ライン4との角には
アイドル部52が設けられている。
いて、フライス盤37でワークWの後面のフライス削り
を行なう第1後面加工部38.それぞれ水平旋回式ター
レット型工作機械39〜41で上記後面にターレット削
りを行なう第2〜第4の後面加工部42〜44.ばり取
り機45を備えたぼり取り部46.洗浄水循環機47を
備えた洗浄部48.熱風発生機49を備えた乾燥部50
゜及び未加工検出部51が配設されている。そして、こ
の第3搬送ライン3と第4!11送ライン4との角には
アイドル部52が設けられている。
第4搬送ライン4においては、それぞれ部品圧入機53
〜56と圧入時のバックアップ手段57〜60とを備え
た第1〜第4の部品組付部61〜64と、アイドル部6
5とが設けられているとともに、上記第1〜第4の部品
組付部61〜64のためのパーツストッカー66、パー
ツフィーダ67、マテハン68〜70が設けられている
。そして、この第4搬送ライン4と第1搬送ライン1と
の角にはリーク検出部71になされ、上記第1搬送ライ
ン1には上記リーク検出部71と搬入山部5との間に朱
組付検出部72.クリーニング部73が設けられている
。
〜56と圧入時のバックアップ手段57〜60とを備え
た第1〜第4の部品組付部61〜64と、アイドル部6
5とが設けられているとともに、上記第1〜第4の部品
組付部61〜64のためのパーツストッカー66、パー
ツフィーダ67、マテハン68〜70が設けられている
。そして、この第4搬送ライン4と第1搬送ライン1と
の角にはリーク検出部71になされ、上記第1搬送ライ
ン1には上記リーク検出部71と搬入山部5との間に朱
組付検出部72.クリーニング部73が設けられている
。
そうして、上記第1搬送ライン1では各加工機は閉ルー
プの内側に配設され、第2搬送ライン2では、側面加工
部32.33の工作機械30,31が閉ループの外側に
配設され、第3搬送ライン3では加工機等は閉ループの
内側に配設されている。そして、第4搬送ライン4にお
いては、第1部品組付部61では閉ループの外側に部品
圧入機53が配設されていて、’MS2搬送ライン2の
第2下面加工部28で形成された穴に部品の圧入を行な
うようになっている。また、第2部品組付部62では、
閉ループの内側に部品圧入機54が配設されていて、第
2搬送ライン2の側面加工部32゜33で形成された穴
に部品の圧入を行なうようになっている。また、第3部
品組付部63では閉ループの外側に、第4部品組付部6
4では閉ループの内側にそれぞれ部品圧入機55.56
が配設されていて、他の加工穴に部品の圧入を行なうよ
うになっている。
プの内側に配設され、第2搬送ライン2では、側面加工
部32.33の工作機械30,31が閉ループの外側に
配設され、第3搬送ライン3では加工機等は閉ループの
内側に配設されている。そして、第4搬送ライン4にお
いては、第1部品組付部61では閉ループの外側に部品
圧入機53が配設されていて、’MS2搬送ライン2の
第2下面加工部28で形成された穴に部品の圧入を行な
うようになっている。また、第2部品組付部62では、
閉ループの内側に部品圧入機54が配設されていて、第
2搬送ライン2の側面加工部32゜33で形成された穴
に部品の圧入を行なうようになっている。また、第3部
品組付部63では閉ループの外側に、第4部品組付部6
4では閉ループの内側にそれぞれ部品圧入機55.56
が配設されていて、他の加工穴に部品の圧入を行なうよ
うになっている。
また、ワークWの搬送には、上記搬入山部5からばり取
り部46に至る間では、フリーフローコンベヤにピッチ
送りを行なうシャトル方式の搬送爪を適用し、ぼり取り
部46から洗浄部48への搬送、乾燥部50から未加工
検出部51への搬送。
り部46に至る間では、フリーフローコンベヤにピッチ
送りを行なうシャトル方式の搬送爪を適用し、ぼり取り
部46から洗浄部48への搬送、乾燥部50から未加工
検出部51への搬送。
クリーニング部73から搬入用部5への搬送にはそれぞ
れブツシャ−を適用し、また、未加工検出部51から第
4搬送ライン4を経てクリーニング部73に至る間では
天井吊り下げ型の搬送ロボットを適用している。
れブツシャ−を適用し、また、未加工検出部51から第
4搬送ライン4を経てクリーニング部73に至る間では
天井吊り下げ型の搬送ロボットを適用している。
第2図には上記ワークWが示されている。本実施例の場
合、ワークWのシリンダヘッドに対する取付面(前面)
75のフライス加工、上記取付面75のボルト孔加工、
上面のねじ孔76の加工、上部、側部及び後部のバイブ
77の穴加工とこのバイブの圧入、後面や下面のねじ孔
加工等が行われることになる。
合、ワークWのシリンダヘッドに対する取付面(前面)
75のフライス加工、上記取付面75のボルト孔加工、
上面のねじ孔76の加工、上部、側部及び後部のバイブ
77の穴加工とこのバイブの圧入、後面や下面のねじ孔
加工等が行われることになる。
第3図には上記パレット6の具体的構成が示されている
。
。
すなわち、同パレット6は、コンベア、加工部または組
付部の基準ビンが嵌合する4隅の位置決め基中孔80と
、ワークWを下から受ける3か所の受は部材81,82
.82と、ワークWをその中心がパレット6のワーク載
置部の中心に一致するようにする、つまり、ワークWの
左右の位置決めをなすセンタリング手段83と、ワーク
Wの前後の位置決めをなす前後位置決め手段93と、ワ
ークWを上記骨は部材81,82.82に上から保持す
る3か所のクランプ手段94.95. 95とを備えて
いる。
付部の基準ビンが嵌合する4隅の位置決め基中孔80と
、ワークWを下から受ける3か所の受は部材81,82
.82と、ワークWをその中心がパレット6のワーク載
置部の中心に一致するようにする、つまり、ワークWの
左右の位置決めをなすセンタリング手段83と、ワーク
Wの前後の位置決めをなす前後位置決め手段93と、ワ
ークWを上記骨は部材81,82.82に上から保持す
る3か所のクランプ手段94.95. 95とを備えて
いる。
1つの受は部材81はパレット6の略中央部のブラケッ
トに螺合されたボルトの頂部で構成されている。他の2
つの受は部材82.82は、パレット6の両側部に間隔
をおいて配置されている。
トに螺合されたボルトの頂部で構成されている。他の2
つの受は部材82.82は、パレット6の両側部に間隔
をおいて配置されている。
この両受は部材82は、第4図及び第5図に示す如くワ
ークWを下から支える受は面82aと、この受は面82
aの後端(第3図の上側)からの立上り面82bとを備
えている。
ークWを下から支える受は面82aと、この受は面82
aの後端(第3図の上側)からの立上り面82bとを備
えている。
センタリング手段83は、上記骨は部材82゜82の近
傍に配置されワークWをその中心が上記ワーク載置部の
中心にくるようにパレット6の中央へ寄せる寄せアーム
84.84と、この寄せアーム84.84を支持した一
対の平行な支軸85゜85と、それぞれ上記寄せアーム
84.84を回動せしめる一対の回動軸86.86と、
この回動軸86.86を回動せしめる一対のロッド87
゜87と、この両ロッド87.87を押動する作動ロッ
ド88と、この作動ロッド88を進退せしめるシリンダ
装置89とを備えている。
傍に配置されワークWをその中心が上記ワーク載置部の
中心にくるようにパレット6の中央へ寄せる寄せアーム
84.84と、この寄せアーム84.84を支持した一
対の平行な支軸85゜85と、それぞれ上記寄せアーム
84.84を回動せしめる一対の回動軸86.86と、
この回動軸86.86を回動せしめる一対のロッド87
゜87と、この両ロッド87.87を押動する作動ロッ
ド88と、この作動ロッド88を進退せしめるシリンダ
装置89とを備えている。
すなわち、上記両支軸85.85は、上記骨は部材82
.82の下方で前後方向に配置され、上記寄せアーム8
4.84をその上端の当て部が受は面82a、82aの
両外側から内方へ回動するように支持している。また、
上記寄せアーム84゜84には上記支軸85.85より
も下方へ突出した下端部を備えている。一方、上記回動
軸86゜86は、上記両支軸85.85と平行に設けら
れていて、前端に上記寄せアーム84の下端部にリンク
90を介して連結した第1アーム91を備え、後端に第
2アーム92を備えている。
.82の下方で前後方向に配置され、上記寄せアーム8
4.84をその上端の当て部が受は面82a、82aの
両外側から内方へ回動するように支持している。また、
上記寄せアーム84゜84には上記支軸85.85より
も下方へ突出した下端部を備えている。一方、上記回動
軸86゜86は、上記両支軸85.85と平行に設けら
れていて、前端に上記寄せアーム84の下端部にリンク
90を介して連結した第1アーム91を備え、後端に第
2アーム92を備えている。
また、上記両ロッド87.87は、それぞれ外端を上記
各第2アーム92.92に当接せしめて内端が互いに対
向する方向に、つまり、パレット6の左右方向に延びて
いて、この内端にそれぞれ斜め前方を向いた傾斜面が形
成されている。そして、上記作動ロッド88は、その前
端に上記両ロッド90,90の各内端の傾斜面に当接す
るそれぞれ逆方向に傾斜した一対の傾斜面88a、88
aが形成されていて、後端がシリンダ装置89のピスト
ンロッドに結合されている。
各第2アーム92.92に当接せしめて内端が互いに対
向する方向に、つまり、パレット6の左右方向に延びて
いて、この内端にそれぞれ斜め前方を向いた傾斜面が形
成されている。そして、上記作動ロッド88は、その前
端に上記両ロッド90,90の各内端の傾斜面に当接す
るそれぞれ逆方向に傾斜した一対の傾斜面88a、88
aが形成されていて、後端がシリンダ装置89のピスト
ンロッドに結合されている。
前後位置決め手段93は、パレット6に固定のブラケッ
ト96に枢支した当て部材97と、この当て部材97を
前後に回動せしめるシリンダ装置98(第6図参照)と
からなり、当て部材をワークWの一部に前方から当接せ
しめてワークWを後方へ押動させ、上記骨は部材82.
82の立上り面82b、82bに当接せしめることによ
り、ワーク載置部でのワークWの前後の位置決めを行な
うようになっている。
ト96に枢支した当て部材97と、この当て部材97を
前後に回動せしめるシリンダ装置98(第6図参照)と
からなり、当て部材をワークWの一部に前方から当接せ
しめてワークWを後方へ押動させ、上記骨は部材82.
82の立上り面82b、82bに当接せしめることによ
り、ワーク載置部でのワークWの前後の位置決めを行な
うようになっている。
また、1つのクランプ手段94は、パレット6の中央部
付近に配置されていて、クランブアーム99をシリンダ
装置100により上下に回動せしめてワークWの後部を
上から押さえるようになっている。また、他の2つのク
ランプ手段95.95は、上記寄せアーム84.84の
両外側に配置されていて、第4図に示すように、ブラケ
ット101に枢支したクランプアーム102をシリンダ
装置103にて上下動せしめてワークWの両側部を上か
ら押さえるようになっている。
付近に配置されていて、クランブアーム99をシリンダ
装置100により上下に回動せしめてワークWの後部を
上から押さえるようになっている。また、他の2つのク
ランプ手段95.95は、上記寄せアーム84.84の
両外側に配置されていて、第4図に示すように、ブラケ
ット101に枢支したクランプアーム102をシリンダ
装置103にて上下動せしめてワークWの両側部を上か
ら押さえるようになっている。
また、第3図において、104はエア圧を油圧に変換し
て上記各シリンダ装置に作用させるための逆止弁付きの
変換装置であり、エア供給管のジヨイント105と、エ
ア圧解除レバー106とを備えている。この場合、エア
圧の解除時には、各シリンダ装置による可動部材はそれ
ぞれリターンスプリングによって元位置に復帰するよう
になされている。また、第3図及び第6図において、1
07はワークWの下面を加工するためにパレット6に形
成された貫通孔である。
て上記各シリンダ装置に作用させるための逆止弁付きの
変換装置であり、エア供給管のジヨイント105と、エ
ア圧解除レバー106とを備えている。この場合、エア
圧の解除時には、各シリンダ装置による可動部材はそれ
ぞれリターンスプリングによって元位置に復帰するよう
になされている。また、第3図及び第6図において、1
07はワークWの下面を加工するためにパレット6に形
成された貫通孔である。
従って、上記生産ライン構造においては、ワークWをパ
レット6に載せてエア圧の供給により各シリンダ装置に
油圧を作用させることにより、センタリング手段83及
び前後位置決め手段93を作動せしめてワークWの位置
決めを行ない、クランプ手段94,95.95を作動せ
しめてワークWをクランプする。その後は、上記エア圧
解除レバー106をロック位置としてエア供給管を外し
、ワークWとパレット6とを第1搬送ライン1の搬入小
部1に搬入することになる。しかして、パレット6は、
コンベア、加工部または組付部においては、それぞれに
設けた基阜ピンに4隅の位置決め基準孔80を嵌合せし
めて位置決めがなされるようになっている。
レット6に載せてエア圧の供給により各シリンダ装置に
油圧を作用させることにより、センタリング手段83及
び前後位置決め手段93を作動せしめてワークWの位置
決めを行ない、クランプ手段94,95.95を作動せ
しめてワークWをクランプする。その後は、上記エア圧
解除レバー106をロック位置としてエア供給管を外し
、ワークWとパレット6とを第1搬送ライン1の搬入小
部1に搬入することになる。しかして、パレット6は、
コンベア、加工部または組付部においては、それぞれに
設けた基阜ピンに4隅の位置決め基準孔80を嵌合せし
めて位置決めがなされるようになっている。
未加工のワークWは、前面加工部12.14で第1搬送
ライン1の側方からフライス盤11とボール盤13で前
面にフライス削り及び穴開は加工が施され、上面加工部
16,19,20.22で上面にフライス削り、ターレ
ット削り及び斜め上方からの穴開は加工が施され、下面
加工部24で下面に穴開は加工が施されてアイドル部2
5に至る。上面加工部19.20に配置したターレット
型工作機械17.18は、夕ごレットの旋回軸を水平に
したものであるが、ワークWの上面のみの加工を受は持
つものであるから、ワークWの姿勢を変更する必要はな
い。
ライン1の側方からフライス盤11とボール盤13で前
面にフライス削り及び穴開は加工が施され、上面加工部
16,19,20.22で上面にフライス削り、ターレ
ット削り及び斜め上方からの穴開は加工が施され、下面
加工部24で下面に穴開は加工が施されてアイドル部2
5に至る。上面加工部19.20に配置したターレット
型工作機械17.18は、夕ごレットの旋回軸を水平に
したものであるが、ワークWの上面のみの加工を受は持
つものであるから、ワークWの姿勢を変更する必要はな
い。
次に第2搬送ライン2においては、下面加工部28.2
9でワークWの下面に穴開は加工が施され、側面加工部
32.33で水平旋回式ターレット型工作機械30.3
1によりワークWの左側面にターレット削りが施され、
下面加工部35でワークWの下面に穴開は加工が施され
てアイドル部36に至る。そして、上記ターレット型工
作機械30.31は、ターレットの旋回軸を垂直にした
ものであるが、ワークWの側面のみの加工を受は持つも
のであり、ターレットの各工具を横向きにした状態で水
平に旋回せしめてワークWの側面の加工位置に位置決め
することができるから、ワークWをパレット6を介して
加工部に下から支えた状態でも、ワークWやパレット6
の治具に干渉することなくその側面を加工することがで
き、ワークWの姿勢を変更する必要はない。
9でワークWの下面に穴開は加工が施され、側面加工部
32.33で水平旋回式ターレット型工作機械30.3
1によりワークWの左側面にターレット削りが施され、
下面加工部35でワークWの下面に穴開は加工が施され
てアイドル部36に至る。そして、上記ターレット型工
作機械30.31は、ターレットの旋回軸を垂直にした
ものであるが、ワークWの側面のみの加工を受は持つも
のであり、ターレットの各工具を横向きにした状態で水
平に旋回せしめてワークWの側面の加工位置に位置決め
することができるから、ワークWをパレット6を介して
加工部に下から支えた状態でも、ワークWやパレット6
の治具に干渉することなくその側面を加工することがで
き、ワークWの姿勢を変更する必要はない。
つまり、第1搬送ライン1と第2搬送ライン2とは、そ
のワーク搬送方向は異なるが、ワークWの向き自体は同
じであるから、ワークWがラインの側方を向く面は互い
に相違する。よって、第1搬送ライン1の前面加工部1
2.14と第2搬送ライン2の側面加工部32.33と
では、いずれも加工機をライン横に配置した状態で、工
具の向きやワークWの向きを変えずに、そのラインの側
方から互いにワークWの異なる面を加工できることにな
る。
のワーク搬送方向は異なるが、ワークWの向き自体は同
じであるから、ワークWがラインの側方を向く面は互い
に相違する。よって、第1搬送ライン1の前面加工部1
2.14と第2搬送ライン2の側面加工部32.33と
では、いずれも加工機をライン横に配置した状態で、工
具の向きやワークWの向きを変えずに、そのラインの側
方から互いにワークWの異なる面を加工できることにな
る。
次に第3搬送ライン3においては、後面加工部38.4
2〜44でワークWの後面のフライス削り、ターレット
削りが施され、ぼり取り部46でのワークWのぼり取り
、洗浄部48での洗浄水によるワークWの洗浄、乾燥部
50での熱風によるワークWの乾燥、及び未加工検出部
51での未加工部分や加工不良部分の検出が行われてア
イドル部52に至る。
2〜44でワークWの後面のフライス削り、ターレット
削りが施され、ぼり取り部46でのワークWのぼり取り
、洗浄部48での洗浄水によるワークWの洗浄、乾燥部
50での熱風によるワークWの乾燥、及び未加工検出部
51での未加工部分や加工不良部分の検出が行われてア
イドル部52に至る。
そして、この第3搬送ライン3では、そのワーク搬送方
向は先の第2の搬送ライン2と異なるが、ワークWの向
き自体は同じであるから、ワークWがラインの側方を向
く面は第2の搬送ライン1゜2と違ってワークWの後面
となる。そうして、後面加工部42〜44の水平旋回式
ターレット型工作機械39〜41は、ターレットの旋回
軸を垂直にしたものであるが、ワークWの後面のみの加
工を受は持つものであり、側面加工用の工作機械30.
31と同様にワークWやパレット6の治具に干渉するこ
となくその後面を加工することができ、ワークWの姿勢
を変更する必要はない。
向は先の第2の搬送ライン2と異なるが、ワークWの向
き自体は同じであるから、ワークWがラインの側方を向
く面は第2の搬送ライン1゜2と違ってワークWの後面
となる。そうして、後面加工部42〜44の水平旋回式
ターレット型工作機械39〜41は、ターレットの旋回
軸を垂直にしたものであるが、ワークWの後面のみの加
工を受は持つものであり、側面加工用の工作機械30.
31と同様にワークWやパレット6の治具に干渉するこ
となくその後面を加工することができ、ワークWの姿勢
を変更する必要はない。
また、上記第1と第3の搬送ライン1,3においては、
ワークWの向きが同じで搬送方向が逆であるから、第1
搬送ライン1ではワークWの前面が閉ループの内側を向
き、第3搬送ライン3とではワークWの後面が閉ループ
の内側を向くことになり、この両ライン部1.3では加
工機等を全て閉ループの内側に配置しながらワークWの
異なる面を加工することができ、閉ループ内のスペース
を加工機等の設置に利用することができて、生産ライン
全体の必要スペースを少なくすることができる。
ワークWの向きが同じで搬送方向が逆であるから、第1
搬送ライン1ではワークWの前面が閉ループの内側を向
き、第3搬送ライン3とではワークWの後面が閉ループ
の内側を向くことになり、この両ライン部1.3では加
工機等を全て閉ループの内側に配置しながらワークWの
異なる面を加工することができ、閉ループ内のスペース
を加工機等の設置に利用することができて、生産ライン
全体の必要スペースを少なくすることができる。
次に、第4搬送ライン4においては、上記第1〜第3の
搬送ライン1〜3で加工されたワークWの加工部分に必
要な部品の組付けが行われ、リーク検出部71、朱組付
検出部72.クリーニング部73を経て搬入山部5に至
る。この場合、第4搬送ライン4と先の加工用の第2搬
送ライン2とは、搬送方向が逆になっているが、第1と
第2の部品組付部61.62と、第2搬送ライン2の第
2下面加工部28.側面加工部32.33とでは、ワー
クWの向き自体は同じであるから、それぞれ対応する加
工機26,30.31と部品圧入機53.54とは、一
方を閉ループの内側に、他方を閉ループの外側に配設す
ることができるものである。つまり、これにより、他の
搬送ライン1,3の加工機等との干渉を少なくしながら
、上記両搬送ライン2,4の間を加工機や組付機の設置
スペースに有効に利用することができるようになり、全
体のレイアウトが容品になっているとともに、スペース
も小さくて済んでいる。
搬送ライン1〜3で加工されたワークWの加工部分に必
要な部品の組付けが行われ、リーク検出部71、朱組付
検出部72.クリーニング部73を経て搬入山部5に至
る。この場合、第4搬送ライン4と先の加工用の第2搬
送ライン2とは、搬送方向が逆になっているが、第1と
第2の部品組付部61.62と、第2搬送ライン2の第
2下面加工部28.側面加工部32.33とでは、ワー
クWの向き自体は同じであるから、それぞれ対応する加
工機26,30.31と部品圧入機53.54とは、一
方を閉ループの内側に、他方を閉ループの外側に配設す
ることができるものである。つまり、これにより、他の
搬送ライン1,3の加工機等との干渉を少なくしながら
、上記両搬送ライン2,4の間を加工機や組付機の設置
スペースに有効に利用することができるようになり、全
体のレイアウトが容品になっているとともに、スペース
も小さくて済んでいる。
また、上記第4搬送ライン4では、ワークWの加工ライ
ン部と同じパレット6が用いられているから、このパレ
ット6により加工基準と組付は基準とが同じものになり
、加工位置と部品の組付位置とのずれを防止することが
容易である。そして、加工不良による組付不良が発生し
た場合、上述の如く加工基準と組付基準とが同じである
から、加工時の状態が組付はライン部で再現できること
にな、1>、加工不良の原因が直ぐにわかることになり
、加工ライン部側に工具交換等の指令を出すことができ
る。
ン部と同じパレット6が用いられているから、このパレ
ット6により加工基準と組付は基準とが同じものになり
、加工位置と部品の組付位置とのずれを防止することが
容易である。そして、加工不良による組付不良が発生し
た場合、上述の如く加工基準と組付基準とが同じである
から、加工時の状態が組付はライン部で再現できること
にな、1>、加工不良の原因が直ぐにわかることになり
、加工ライン部側に工具交換等の指令を出すことができ
る。
なお、上記実施例では第4搬送ライン4の側方に組付機
を設置したが、この組付機は第4搬送ライン4の上方に
設けることもできる。
を設置したが、この組付機は第4搬送ライン4の上方に
設けることもできる。
4、 il!J面の簡単な説明
図面は本発明の実施例を示し、第1図は生産ライン構造
を示す平面図、第2図はワークの平面図、第3図はパレ
ットの平面図、第4図は同正面図、第5図はパレットの
一部分の左側面図、第6図はパレットの一部分の縦断面
図である。
を示す平面図、第2図はワークの平面図、第3図はパレ
ットの平面図、第4図は同正面図、第5図はパレットの
一部分の左側面図、第6図はパレットの一部分の縦断面
図である。
W・・・・・・ワーク、1・・・・・・第1搬送ライン
、2・・・・・・第2搬送ライン、3・・・・・・第3
搬送ライン、4・・・・・・第4搬送ライン(部品組付
用)
、2・・・・・・第2搬送ライン、3・・・・・・第3
搬送ライン、4・・・・・・第4搬送ライン(部品組付
用)
Claims (2)
- (1)ワークがパレットに固定されその向きを一定にし
て搬送される第1搬送ラインと、この第1搬送ラインに
接続されワークが上記パレットに固定されその姿勢変更
を行わず第1搬送ラインでの向きと同じにし且つこの第
1搬送ラインと異なる方向に搬送される第2搬送ライン
とを備え、上記第1搬送ラインと第2搬送ラインとに、
それぞれ搬送ラインの側方から上記パレットに固定され
ているワークに加工を施す加工機が配設されていること
を特徴とする生産ライン構造。 - (2)請求項(1)に記載の生産ライン構造において、
第2搬送ラインに接続されワークが上記パレットに固定
されたままその姿勢変更を行わず第1搬送ライン及び第
2搬送ラインでの向きと同じにし、且つ第1搬送ライン
と第2搬送ラインとの少なくとも一方の搬送方向との逆
方向に搬送される部品組付用の搬送ラインを備え、この
搬送ラインの側方もしくは上方からワークに部品を組付
ける組付機が配設されていることを特徴とする生産ライ
ン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323189A JPH02212052A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 生産ライン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323189A JPH02212052A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 生産ライン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212052A true JPH02212052A (ja) | 1990-08-23 |
Family
ID=12380685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3323189A Pending JPH02212052A (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 生産ライン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02212052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140974A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Kenyu:Kk | 基板の自動分割方法、自動分割装置 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP3323189A patent/JPH02212052A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140974A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Kenyu:Kk | 基板の自動分割方法、自動分割装置 |
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