JP4421530B2 - バルブガイドおよびバルブシートの圧入装置 - Google Patents

バルブガイドおよびバルブシートの圧入装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドにバルブのステムを摺動自在に案内するバルブガイドと、バルブのフランジが着座するバルブシートとを圧入するバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置に関する。
エンジンのシリンダヘッドには燃焼室に新気を供給するための吸気ポートつまりインテークポートと、燃焼排ガスを外部に排出するための排気ポートつまりエキゾーストポートとが形成されており、インテークポートを開閉するための吸気弁つまりインテークバルブと、エキゾーストポートを開閉するための排気弁つまりエキゾーストバルブとがシリンダヘッドに装着されることになる。シリンダヘッドには、それぞれのバルブの軸部つまりステムを摺動自在に案内するバルブガイドと、弁本体つまりフランジが着座するバルブシートとがシリンダヘッドに圧入される。
特許文献1には、シリンダヘッドを支持する治具台の下方に配置されるバルブシート圧入機と、上方に配置されるバルブガイド圧入機とを有し、バルブガイド圧入機によりバルブガイドを圧入した後にバルブガイド圧入機によりシリンダヘッドを治具台にクランプしながらバルブシート圧入機を上昇移動させてバルブシートを圧入するようにした圧入装置が記載されている。また、特許文献2には、シリンダヘッドを支持するパレットが装着される送り台の一方側にバルブガイド圧入機を配置し、他方側にバルブシート圧入機を配置するようにした圧入装置が記載されている。
特開平7−136865号公報 特開2000−52161号公報
上記従来の圧入装置においては、上下にバルブシート圧入機とバルブガイド圧入機とを上下に対向させて配置する場合であっても、左右に対向させて配置する場合であっても、バルブシート用とバルブガイド用のそれぞれの圧入機をシリンダ機構により駆動するようにしているので、圧入装置の構造が複雑化するとともに大型化するという問題点がある。しかも、シリンダヘッドを支持するための治具台にはそれぞれの圧入機の推力が加わるので、治具台や送り台の強度や剛性を高める必要があり、治具台や送り台を大型化する必要がある。また、所望の圧入力を得るために圧入機を油圧式のシリンダ機構を用いる場合には、シリンダ機構内のピストンに所定の圧力の油圧を所定時間加えたときに圧入操作の完了と判定しており、バルブガイドやバルブシートが取付孔に傾斜して圧入されたときには圧入操作が完了しても、完全に圧入されていないことがあり、作業者が目視により完全に圧入されたか否かを判定する必要がある。
本発明の目的は、バルブガイドを圧入する可動パンチの駆動によってバルブガイドとバルブシートを共に圧入するようにしたバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、可動パンチの圧入推力がシリンダヘッドに加わることなく、シリンダヘッドを支持するワーク支持治具を低剛性とし得るバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ワーク支持治具にシリンダヘッドを小さな締結力により固定することができるバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置を提供することにある。
本発明のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置は、エンジンのシリンダヘッドにバルブのステムを摺動自在に案内するバルブガイドと、バルブのフランジが着座するバルブシートとを圧入するバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置であって、前記バルブシートを支持する固定パンチが立設されるとともに、前記バルブガイドを支持する可動パンチが前記固定パンチに対向して上下方向に往復動自在に装着された基台と、当該基台に上下方向に移動自在に設けられ、前記可動パンチにより下降移動するフローティング台と、当該フローティング台に装着され、前記シリンダヘッドを支持し前記シリンダヘッドの長手方向の回動中心軸回りに回動するワーク支持治具が設けられた支持ユニットと、前記バルブガイドが支持された前記可動パンチを、前記バルブシートが支持された前記固定パンチに向けて前記シリンダヘッドを下降移動させながら接近移動させ、前記バルブシートと前記バルブガイドとを共に前記シリンダヘッドに圧入する駆動手段とを有することを特徴とする。
本発明のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置は、前記基台に固定される第1のガイドレールおよび当該第1のガイドレールに沿って搬入位置と圧入位置との間を移動する移動台を備える第1のスライドユニットと、前記第1の方向に対して直角をなす第2の方向に前記移動台に取り付けられる第2のガイドレールおよび当該第2のガイドレールに沿って移動する摺動台を備える第2のスライドユニットとを有し、前記摺動台に前記フローティング台を装着することを特徴とする。
本発明のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置は、インテークバルブ用のバルブシートを支持するインテーク用の固定パンチと、エキゾーストバルブ用のバルブシートを支持するエキゾースト用の固定パンチとを前記基台に立設することを特徴とする。
本発明のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置は、前記インテーク用の固定パンチに対向してインテークバルブ用のバルブガイドを支持するインテーク用の可動パンチと、前記エキゾースト用の固定パンチに対向してエキゾーストバルブ用のバルブガイドを支持するエキゾースト用の可動パンチとを前記基台に上下方向に往復動自在に装着することを特徴とする。
本発明のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置は、前記駆動手段は電動モータであることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダヘッドをフローティング台により上下方向に移動自在に支持し、可動パンチを固定パンチに向けて下降移動することにより、シリンダヘッドを下降移動しながら可動パンチに支持されたバルブガイドと、固定パンチに支持されたバルブシートとをシリンダヘッドに圧入するようにしたので、可動パンチの一度の下降移動によりバルブガイドとバルブシートとを共に圧入することができる。
本発明によれば、シリンダヘッドを支持するワーク支持治具には圧入の荷重が加わらないので、シリンダヘッドをワーク支持治具に強固に固定する必要がなく、油圧シリンダによりシリンダヘッドを固定することなく、空気圧シリンダのように小さな締結力によりシリンダヘッドを固定することができる。これにより、ワーク支持治具を剛性を高めることなく低剛性とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はシリンダヘッドの一例を示す断面図であり、図2は本発明の一実施の形態であるバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置の一部切り欠き正面図であり、図3は図2の一部省略左側面図であり、図4は図2の一部切り欠き平面図である。
図1に示すようにシリンダヘッド1はシリンダブロック(図示省略)に取り付けられてエンジンを構成する。シリンダヘッド1にはシリンダブロックに形成されたシリンダボアとともに燃焼室2を形成する凹部が形成されるとともに、燃焼室2に新気を供給するためのインテークポート3と、燃焼排ガスを外部に排出するためのエキゾーストポート4とが形成されており、インテークポート3を開閉するためのインテークバルブ5と、エキゾーストポート4を開閉するためのエキゾーストバルブ6とがシリンダヘッド1に装着されることになる。インテークバルブ5のステムを摺動自在に案内するバルブガイド7aと、エキゾーストバルブ6のステムを摺動自在に案内するバルブガイド7bとがそれぞれシリンダヘッド1に組み付けられるとともに、インテークバルブ5のフランジが着座するバルブシート8aと、エキゾーストバルブ6のフランジが着座するバルブシート8bとがそれぞれシリンダヘッド1に組み付けられることになる。図1に示すシリンダヘッド1は、4気筒エンジン用のものであり、シリンダヘッド1には燃焼室2を形成するための凹部が4つ形成され、それぞれの燃焼室に対応させてインテークバルブ5とエキゾーストバルブ6とが4本ずつ装着されるので、シリンダヘッド1にはバルブガイド7a,7bとバルブシート8a,8bが合計8つ圧入により組み付けられることになる。
バルブガイド7a,7bとバルブシート8a,8bをシリンダヘッド1に圧入する圧入装置は、図2〜図4に示すように基台11を有し、基台11にはバルブシート8aを支持するインテーク用の固定パンチ12aと、バルブシート8bを支持するエキゾースト用の固定パンチ12bとが図2に示すように上下方向を向いて立設されている。基台11には図3に示すように門形の支持フレーム13が固定され、支持フレーム13には図2に示すようにバルブガイド7aを支持するインテーク用の可動パンチ14aが固定パンチ12aに対向して上下方向に往復動自在に装着されるとともに、バルブガイド7bを支持するエキゾースト用の可動パンチ14bが固定パンチ12bに対向して上下方向に往復動自在に装着されている。
図4における基台11の左端部には多数のローラを有するコンベア16が図2および図3に示す台座15により取り付けられ、シリンダヘッド1は図4に示すように、長手方向つまりクランク軸やカムシャフトの回転中心軸の方向を搬送方向としてコンベア16によりワークローディング位置まで矢印Aで示すように搬送される。ワークローディング位置まで搬送されたシリンダヘッド1を上昇させるためにコンベア16にはワークリフタ17が図2に示すように設けられている。なお、図3においては、コンベア16のワークローディング位置の部分は図示省略されている。支持フレーム13には図2に示すようにコンベア16のワークローディング位置の上方にまで延びる支持梁材18が取り付けられており、ワークリフタ17によりコンベア16から持ち上げられたシリンダヘッド1を掴んで圧入装置の搬出入位置まで搬送するために、支持梁材18にはワーク搬送機19が図2において符号Xで示すように、コンベア16の搬送方向に対して直角方向に往復動自在に設けられている。
基台11には第1のスライドユニット21が設けられており、このスライドユニット21は図3および図4に示すようにそれぞれ第1のガイドレール22が設けられた2つの支持台23a,23bを備えている。図4に示すように、2つの固定パンチ12a,12bは符号Xで示す方向(ワーク搬送機19の搬送方向)に隣り合って基台11に固定され、それぞれの支持台23a,23bのガイドレール22は符号Xで示す第1の方向に延びている。2つの支持台23a,23bは、固定パンチ12a,12bの両側に一台ずつ配置され、それぞれの支持台23a,23bのガイドレール22には移動台24a,24bがガイドレール22に沿って第1の方向に往復動自在に設けられており、それぞれの移動台24a,24bは、図2に示すワーク搬出入位置と、門形の支持フレーム13内に入り込んで固定パンチ12a,12bに対応した位置となる圧入位置との間を往復動する。
それぞれの移動台24a,24bにはガイドレール22に対して直角方向であり図3において符号Yで示す第2の方向に延びる第2のガイドレール25が取り付けられており、それぞれの移動台24a,24bにはガイドレール25に沿って移動自在に摺動台26a,26bが装着されている。それぞれの摺動台26a,26bにはフローティング台27a,27bが設けられており、ガイドレール25と摺動台26a,26bとフローティング台27a,27bとにより第2のスライドユニット28が構成されている。
図3に示すように、2台のフローティング台27a,27bを連結するようにスライドユニット28には、シリンダヘッド1を支持する支持ユニット31が取り付けられ、この支持ユニット31を介して2つのフローティング台27a,27bは相互に連結されるとともに2つの移動台24a,24bも相互に連結されている。
図5は図2の要部を拡大して示す一部切り欠き正面図であり、図6は第2のスライドユニット28を示す一部切り欠き側面図であり、図7は図6における7−7線に沿う方向の断面図であり、図8は支持ユニット31を拡大して示す一部切り欠き側面図であり、図9は図8における9−9線に沿う断面図である。
支持ユニット31を図4に示す搬出入位置と圧入位置との間で符号Xで示す第1の方向に往復動するために、図4および図5に示すように、支持台23aには電動モータ32により回転駆動される送りねじ33が回転自在に取り付けられ、この送りねじ33にねじ結合される雌ねじブロック34が移動台24aに固定されている。したがって、電動モータ32により第1のスライドユニット21は搬出入位置と圧入位置との間でX方向に往復動される。
支持ユニット31を図3において符号Yで示す第2の方向に往復動するために、図3および図6に示すように、移動台24aには電動モータ35により回転駆動される送りねじ36が回転自在に取り付けられ、この送りねじ36にねじ結合される雌ねじブロック37が摺動台26aに固定されている。したがって、電動モータ35により第2のスライドユニット28の摺動台26aは符号Yで示す方向に駆動され、摺動台26aに対して支持ユニット31を介して連結される摺動台26bも同時に符号Yで示す方向に駆動され、支持ユニット31により支持されるシリンダヘッド1は長手方向に位置決め移動される。
フローティング台27a,27bには、図5および図6に示すように摺動台26a,26bに固定されたガイドスリーブ41に摺動自在に案内されるガイドロッド42が取り付けられており、図7に示すようにガイドロッド42はフローティング台27aに4本取り付けられている。他のフローティング台27bにも同様に4本のガイドロッド42が取り付けられ、それぞれのガイドロッド42は摺動台26bに固定されたガイドスリーブ41に摺動自在に案内される。それぞれの摺動台26a,26bには空気圧シリンダ43a,43bが取り付けられ、空気圧シリンダ43a,43bにより駆動されるピストンロッド44の先端がフローティング台27a,27bの下面に当接しており、先端面は円弧状となっている。
それぞれのフローティング台27a,27bの上昇限位置は、摺動台26a,26bに固定されたストッパ45により規制されており、支持ユニット31に可動パンチ14a,14bの加圧力がシリンダヘッド1を介して加わると、その加圧力によりそれぞれの空気圧シリンダ43a,43b内の圧縮空気が収縮してそれぞれのフローティング台27a,27bは下降移動することになる。このように、スライドユニット28のフローティング台27a,27bはフローティング構造となっている。
図8に示すように、支持ユニット31はそれぞれフローティング台27a,27bに固定される軸受ブロック46a,46bを有し、それぞれの軸受ブロック46a,46bに回動自在に組み込まれる回動軸47a,47bには、ワークであるシリンダヘッド1を支持するワーク支持治具48が取り付けられている。一方の軸受ブロック46bには回動軸47a,47bを回動するための図示しない電動モータが装着されており、この電動モータによりワーク支持治具48は図8に示すようにY方向の回動中心軸Oを中心に、図5において角度θで示す範囲において回動する。ワーク支持治具48にはシリンダヘッド1を支持する受け駒49が複数個取り付けられ、支持ユニット31の下降移動に伴って固定パンチ12a,12bが入り込む貫通孔50がワーク支持治具48に形成されている。さらにワーク支持治具48には、受け駒49の先端面よりも上方の位置と下方の位置の間を上下動するワーク受け台51が設けられており、ワーク搬送機19により搬送されるシリンダヘッド1はこのワーク受け台51に乗せられるようになっている。
ワーク支持治具48の一方端には図9に示すように2つのガイドスリーブ52が取り付けれ、それぞれのガイドスリーブ52に摺動自在に案内されるガイドロッド53の上端部にはシリンダヘッド1をクランプするクランプアーム54が設けられている。ガイドロッド53の下端部にはワーク受け台51を下側から支持する支持部材55が設けられている。ワーク支持治具48に取り付けられた空気圧シリンダ57のピストンロッド58はクランプアーム54に連結され、空気圧シリンダ57によりクランプアーム54と支持部材55とが同期して上下動するようになっている。ワーク支持治具48の他方端にも同様に2つのガイドスリーブ52が取り付けられ、それぞれのガイドスリーブ52に摺動自在に案内されるガイドロッド53の上端にはクランプアーム54が設けられ、ガイドロッド53の下端部には支持部材55が設けられている。したがって、シリンダヘッド1がワーク受け台51に乗せられた状態のもとで空気圧シリンダ57を駆動すると、シリンダヘッド1の下面が受け駒49に接触するまでワーク受け台51が支持部材55とともに下降移動することにより、ワーク受け台51がシリンダヘッド1から離れるとともにクランプアーム54によりシリンダヘッド1はワーク支持治具48との間で締結される。
図2に示すように、支持フレーム13には2本の可動パンチ14a,14bを上下動するために2台の電動プレスユニット61a,61bが取り付けられている。それぞれの電動プレスユニット61a,61bは、図3に示すように、駆動手段の一例として電動モータからなるサーボモータ62が取り付けられたユニット本体63を有し、ユニット本体63にはサーボモータ62により駆動される回転軸の回転を可動パンチ14a,14bの上下動に変換する変換機構が組み込まれている。
それぞれのバルブガイド7a,7bは同一サイズとなっており、図4に示すように基台11にはバルブガイドをそれぞれの両方の可動パンチ14a,14bに供給するためのガイドパーツフィーダ65が設けられている。さらに、図4に示すように、インテークバルブ用のバルブシート8aを固定パンチ12aに供給するためのシートパーツフィーダ66と、エキゾーストバルブ用のバルブシート8bを固定パンチ12bに供給するためのシートパーツフィーダ67とが基台11に設けられている。それぞれのパーツフィーダ65〜67のパーツ取り出し部65a〜67aからバルブシート8a,8b等の部品を固定パンチ12a,12bと可動パンチ14a,14bに装填するために、図2および図4に示すように、基台11にはパーツ供給機68が設けられている。
したがって、パーツ供給機68により固定パンチ12aの先端にバルブシート8aが装着され、固定パンチ12bの先端にバルブシート8bが装着されて、それぞれの固定パンチ12a,12bにバルブシート8a,8bが支持された状態となる。また、パーツ供給機68により可動パンチ14aの先端にバルブガイド7aが装着され、可動パンチ14bの先端にバルブガイド7bが装着されて、それぞれの可動パンチ14a,14bにバルブガイド7a,7bが支持された状態となる。
バルブガイド7aとバルブシート8aとをシリンダヘッド1に圧入するには、図5において二点鎖線1aにより示すように、シリンダヘッド1をインテークバルブ用のバルブガイド7aとバルブシート8aのそれぞれの中心軸が垂直方向を向くとともに固定パンチ12aと可動パンチ14aの中心軸と一致するようにワーク支持治具48を回動させるとともに電動モータ32により支持ユニット31を圧入位置に移動させる。この状態のもとで可動パンチ14aを下降移動させると、可動パンチ14aに支持されたバルブガイド7aがシリンダヘッド1に当接することになる。可動パンチ14aの引き続く下降移動によって、フローティング構造のワーク支持治具48が空気圧シリンダ43a,43b内の圧縮空気の圧力に抗してシリンダヘッド1とともに可動パンチ14aにより下方に押し付け移動され、固定パンチ12aに支持されたバルブシート8aがワーク支持治具48の貫通孔50を介してシリンダヘッド1に当接する。さらに引き続く可動パンチ14aの下降移動によって、まず、バルブシート8aが固定パンチ12aによりシリンダヘッド1の取付孔の中に圧入され、次いでバルブガイド7aが可動パンチ14aによりシリンダヘッド1の取付孔の中にバルブシート8aに引き続いて連続的に圧入される。
このように、可動パンチ14aをシリンダヘッド1に押し付けると、まずバルブシート8aが圧入されてその後引き続いてバルブガイド7aが圧入されるのは、バルブシート8aはバルブガイド7aよりも小さい推力により圧入されるからであり、圧入力が同じであれば、同時に圧入されることになる。圧入完了時の圧入力は、可動パンチ14a,14bに設けられたロードセルにより検出されてディスプレイに点灯表示されるとともに圧入荷重が適正であるか否かが自動的に判定される。圧入完了後に可動パンチ14aを上昇移動させると、可動パンチ14aはシリンダヘッド1から離れるとともにシリンダヘッド1がフローティング台27a,27bにより上昇されて固定パンチ12aから離れ、バルブガイド7aおよびバルブシート8aはシリンダヘッド1に取り付けられる。
次いで、バルブガイド7bとバルブシート8bとをシリンダヘッド1に圧入するには、図5において二点鎖線1bにより示すように、シリンダヘッド1を二点鎖線1aに示す状態に対して回動中心軸Oを中心に角度θだけワーク支持治具48を回動させるとともに電動モータ32により支持ユニット31を圧入位置に移動させる。これにより、エキゾーストバルブ用のバルブガイド7bとバルブシート8bのそれぞれの中心軸が垂直方向を向くとともに固定パンチ12bと可動パンチ14bの中心軸が一致することになり、その状態のもとで上述と同様の手順によりバルブガイド7bとバルブシート8bとがシリンダヘッド1に圧入される。
1つの気筒に対するバルブガイド7aとバルブシート8aの圧入が終了した後には、同様にして、エキゾーストバルブ用のバルブシート8bとバルブガイド7bの圧入が行われる。
このように、シリンダヘッド1をワーク支持治具48によりフローティング支持した状態のもとで、可動パンチ14aを固定パンチ12aに向けて接近移動させることよって、固定パンチ12aを圧入駆動することなく、可動パンチ14aの一度の下降移動工程によってバルブシート8aとバルブガイド7aとを共に圧入することができる。この圧入工程においては、シリンダヘッド1をフローティング支持するワーク支持治具48には可動パンチ14aの圧入推力が加わらないので、支持ユニット31の強度や剛性を高める必要がなく、支持ユニット31を小型化することができる。
油圧シリンダにより可動パンチ14a,14bを駆動することなく、サーボモータ62により駆動するので、サーボモータ62の回転数をエンコーダ等により検出することによって可動パンチ14a,14bが下降限位置まで圧入移動したことを検出することができ、バルブガイド7aとバルブシート8a、バルブガイド7bとバルブシート8bの圧入完了を自動的に検出することができる。油圧シリンダにより可動パンチ14a,14bを駆動する場合には、作業者が圧入完了を目視により検出する必要があるが、サーボモータ62により可動パンチ14a,14bを駆動することにより目視検査が不要となり、自動的に圧入完了を検出することができる。しかも、圧入完了位置をディスプレイに点灯表示することによりそれを数値で把握することができ、シリンダヘッド1の取付孔の加工誤差等により圧入完了時の数値に基づいて、バルブガイドとバルブシートが適正に圧入されたか否かを自動的に判定することができる。
シリンダヘッド1が4気筒エンジンのものであり、それぞれの気筒に対応させてバルブガイドとバルブシートを圧入するために、シリンダヘッド1は図3および図8にY方向に位置決め移動される。例えば、図8において10a〜10dに示す位置に圧入する場合には、電動モータ35により支持ユニット31は長手方向に位置決め移動される。支持ユニット31はその両端部が軸受ブロック46a,46bを介してフローティング台27a,27bに取り付けられているので、圧入位置が10a〜10dと変化すると、両方の空気圧シリンダ43a,43bに同一の圧力空気を供給したのではワーク支持治具48が傾くことになる。そこで、圧入位置10a〜10dに応じて両方の空気圧シリンダ43a,43bに対しては相互に相違した圧力空気を供給するように、空気圧源とそれぞれの空気圧シリンダ43a,43bとの間には、電気信号に基づいて供給圧力を変化させる電空比例弁(図示省略)が設けられている。それぞれの電空比例弁に対しては、圧入位置に応じてそれぞれの空気圧シリンダ43a,43bに供給する空気圧が予め実験により設定された圧力となるように制御信号が送られる。
上述したサーボモータ62等の制御、電空比例弁の制御および空気圧シリンダ57への圧縮空気の供給制御は、図2および図4に示す制御盤69からの信号により制御される。
次に、上述した圧入装置によるシリンダヘッド1に対するバルブガイド7a,7bとバルブシート8a,8bの圧入手順について説明する。
シリンダヘッド1は、図4に示すコンベア16により長手方向が搬送方向となって搬送され、ワークリフタ17によりコンベア16の上方に押し上げられた後に、搬出入位置の支持ユニット31のワーク受け台51にワーク搬送機19により載置される。ワーク受け台51に載置されたシリンダヘッド1は、空気圧シリンダ57の駆動により支持部材55を下降移動させて受け駒49に乗せられるとともにクランプアーム54と受け駒49とにより固定される。
次いで、スライドユニット21の電動モータ32を駆動して移動台24a,24bをガイドレール22に沿って摺動することにより支持ユニット31は圧入位置に移動されることになる。例えば、1番目の燃焼室2に対してバルブガイド7aとバルブシート8aを先に圧入する場合には、固定パンチ12aに対応させてシリンダヘッド1が図5において符号1aで示す位置となるように支持ユニット31は移動されるとともに、バルブガイド7aの取付孔とバルブシート8aの取付孔とが垂直方向となり固定パンチ12aと可動パンチ14aの中心軸と一致するようにワーク支持治具48は回動される。この状態のもとで可動パンチ14aをサーボモータ62により下降移動させると、フローティング状態のワーク支持治具48が下降移動しつつバルブシート8aとバルブガイド7aとがシリンダヘッド1に圧入され、圧入作業終了後には可動パンチ14aは上昇限位置まで待避移動する。
一方、バルブガイド7bとバルブシート8bとを圧入するには、ワーク支持治具48を角度θ回動させるとともに電動モータ32によりシリンダヘッド1が図5において符号1bで示す位置となるように支持ユニット31を移動させる。これにより、バルブガイド7bの取付孔とバルブシート8bの取付孔とが垂直方向となり固定パンチ12bと可動パンチ14bの中心軸と一致した状態となり、この状態のもとで可動パンチ14bを下降移動させることにより、バルブガイド7bとバルブシート8bがシリンダヘッド1に圧入される。圧入作業終了後には可動パンチ14bは上昇限位置まで待避移動する。
次いで、電動モータ35を駆動して摺動台26a,26bをガイドレール25に沿って移動することにより第2番目の燃焼室2の位置が固定パンチ12bと可動パンチ14bの位置となるように支持ユニット31を長手方向に移動し、上述した場合と同様にバルブガイド7a,7bとバルブシート8a,8bとを順次圧入する。シリンダヘッド1が4気筒エンジン用のものであれば、それぞれの燃焼室2に対応させて所定数のバルブガイドとバルブシートとを圧入する。1気筒についてインテークバルブとエキゾーストバルブとが1本ずつ装着される場合には、4気筒エンジンであればバルブガイド7a,7bは合計8つ装着され、バルブシート8a,8bは合計8つ装着される。なお、1気筒について複数のインテークバルブやエキゾーストバルブが装着される場合には、それぞれの本数に応じてバルブガイドとバルブシートとが装着される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、この圧入装置は単気筒のガソリンエンジンのシリンダヘッドにバルブガイド7a,7bとバルブシート8a,8bとを圧入する場合にも適用することができる。
シリンダヘッドの一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態であるバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置の一部切り欠き正面図である。 図2の一部省略左側面図である。 図2の一部切り欠き平面図である。 図2の要部を拡大して示す一部切り欠き正面図である。 第2のスライドユニットを示す一部切り欠き側面図である。 図6における7−7線に沿う方向の断面図である。 支持ユニットを拡大して示す一部切り欠き側面図である。 図8における9−9線に沿う断面図である。
符号の説明
11 基台
12a,12b 固定パンチ
14a,14b 可動パンチ
21 第1のスライドユニット
22 第1のガイドレール
23a,23b 支持台
24a,24b 移動台
25 第2のガイドレール
26a,26b 摺動台
27a,27b フローティング台
28 第2のスライドユニット
31 支持ユニット
43a,43b 空気圧シリンダ
48 ワーク支持治具
62 サーボモータ(電動モータ)

Claims (5)

  1. エンジンのシリンダヘッドにバルブのステムを摺動自在に案内するバルブガイドと、バルブのフランジが着座するバルブシートとを圧入するバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置であって、
    前記バルブシートを支持する固定パンチが立設されるとともに、前記バルブガイドを支持する可動パンチが前記固定パンチに対向して上下方向に往復動自在に装着された基台と、
    当該基台に上下方向に移動自在に設けられ、前記可動パンチにより下降移動するフローティング台と、
    当該フローティング台に装着され、前記シリンダヘッドを支持し前記シリンダヘッドの長手方向の回動中心軸回りに回動するワーク支持治具が設けられた支持ユニットと、
    前記バルブガイドが支持された前記可動パンチを、前記バルブシートが支持された前記固定パンチに向けて前記シリンダヘッドを下降移動させながら接近移動させ、前記バルブシートと前記バルブガイドとを共に前記シリンダヘッドに圧入する駆動手段とを有することを特徴とするバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置。
  2. 請求項1記載のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置において、前記基台に固定される第1のガイドレールおよび当該第1のガイドレールに沿って搬入位置と圧入位置との間を移動する移動台を備える第1のスライドユニットと、前記第1の方向に対して直角をなす第2の方向に前記移動台に取り付けられる第2のガイドレールおよび当該第2のガイドレールに沿って移動する摺動台を備える第2のスライドユニットとを有し、前記摺動台に前記フローティング台を装着することを特徴とするバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置。
  3. 請求項1または2記載のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置において、インテークバルブ用のバルブシートを支持するインテーク用の固定パンチと、エキゾーストバルブ用のバルブシートを支持するエキゾースト用の固定パンチとを前記基台に立設することを特徴とするバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置。
  4. 請求項3記載のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置において、前記インテーク用の固定パンチに対向してインテークバルブ用のバルブガイドを支持するインテーク用の可動パンチと、前記エキゾースト用の固定パンチに対向してエキゾーストバルブ用のバルブガイドを支持するエキゾースト用の可動パンチとを前記基台に上下方向に往復動自在に装着することを特徴とするバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置において、前記駆動手段は電動モータであることを特徴とするバルブガイドおよびバルブシートの圧入装置。
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